JPH02157838A - 画像複製における原画装着方法 - Google Patents

画像複製における原画装着方法

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JPH02157838A
JPH02157838A JP63312119A JP31211988A JPH02157838A JP H02157838 A JPH02157838 A JP H02157838A JP 63312119 A JP63312119 A JP 63312119A JP 31211988 A JP31211988 A JP 31211988A JP H02157838 A JPH02157838 A JP H02157838A
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政之 笹原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真製版等の画像複製作業において、複製す
べき原画をカラースキャナ等の画像複製装置に、所要の
位置決めをして装着する方法に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、ドラム走査形式のカラースキャナを用いてカ
ラー原画の色分解複製を行う場合に、複数点の原画を並
列させて原画ドラムに装着することが、−数的に行われ
ている。
すなわち、カラー原画は、たとえば6×6CIllとか
、10X13c10X13”)といったサイズであり、
一方、カラースキャナの原画ドラムは、複数点の原画を
並列に装着できる面積があるため、複数原画を装着して
、作業能率を向上させている。
この原画装着に際しては、個々の原画ごとに所要のレイ
アウトに基づくトリミング枠線が走査線の方向に一致す
るように、個々の原画の傾斜角度を決めて装着すれば、
不必要な範囲まで分解せずにすむことになる。すなわち
、トリミング枠の形状は、一般に長方形であるので、設
定したトリミング枠線が主走査方向及び副走査方向に一
致するように、原画の傾斜角度を決めて装着し、トリミ
ング枠線の位置で信号を0N−OFFすると、所望領域
のみの画像データを得ることができ、作業効率がよい。
特に、電子集版を行う場合の入力に適用する場合には、
電子的に画像を回転させるのに時間がかかるため、あら
かじめ原画を上記のように角度付けした上で走査するこ
とが望ましい。
この原画装着の位置及び角度を決める手段として、第5
図に例示するような貼込み台紙(1)を使用して、複数
点の原画を一括して装着する手法が提案されている。こ
れは、適宜の用紙に、個々の原画ごとの装着位置を示す
外枠線(2)(理解の便宜のため点線で示す)、各原画
のトリミング領域を示す副走査方向のトリミング線(3
)(4)、 ゛主走査方向のトリミング線(5)(6)
、及び台紙(1)をカラースキャナの原画ドラムに装着
する際の基準となる基準線(7)を描画したものである
。基準線(7)は、副走査方向のトリミング線(3)(
4)に平行に描かれる。
このような貼込み台紙(1)は、手作業の製図によって
作成することもできるが、近年では第6図示のような投
影型ディジタイザとX−Yプロッタを組合せた描画装置
を使用して、所望のパターンを高精度に、かつ能率よく
作成するようになっている。
このような描画装置は、たとえば特開昭61−29’5
78号公報に記載されているような周知のものである。
投影型ディジタイザ(10)は、写真引伸機に類似した
構成で、被複製原画を原画台(11)に装着して、上部
のランプハウス(12)に内臓した光源により照射し、
レンズ(13)を介して下方の投影台(14)に投影結
像させる。投影台(14)の上面には、X−Yディジタ
イザ(15)が設置してあり、その面に原画の像を投影
し、原画台(11)とレンズ(13)の高さ位置を1!
1節して、複製レイアウトで指定される寸法に結像させ
る。このとき、倍率表示部(16)には、原画台(Il
、)、レンズ(13)とディジタイザ(15)の相互間
の距離及びレンズ(13)の焦点距離の基づいて求めら
れる、複製倍率が表示される。また、投影像における所
望のトリミング枠線が、ディジタイザ(15)のX軸及
びY軸方向に一致するように、原画を水平面内で回転さ
せて、傾斜角度を設定する。
そこでカーソル(17)を、投影像の各隅部及びトリミ
ング枠線の位置に順次設置して、それぞれの位置データ
をX−Y座標値しこより入力し、また、その原画内の所
望位置データをカーソル(17)により入力する。
入力した各位置データは、複製倍率データとともに付設
のコンピュータ(18)で演算されて、原画のサイズに
対応した原画の外枠線及びトリミング枠線のデータを作
成し、CRTディスプレイ(19)にそれらの枠線の形
状を表示する。
この操作を所要の複数点の原画について反復し、貼込む
原画のデータが揃った後、X−Yプロッタ(20)をそ
のデータにより作動させて、所望の原画外枠線(2)、
トリミング枠線(3)(4)(5)(6)、及び基準線
(7)を、それぞれの原画のサイズに対応する寸法で用
紙に描画して、第5図示のような貼込み台紙(1)を作
成する。なお、前記の位置データの演算は、所要の全原
画について、ディジタイザ(15)上での位置データの
入力を行った後にするようにしてもよい。
また、これらのデータは、各原画の走査複製におけるカ
ラースキャナの制御データとしても使用される。すなわ
ち、各原画ごとに、主走査方向にはトリミング枠線(3
)と(4)との間、副走査方向にはトリミング枠線(5
)と(6)との間に含まれる領域を、各原画ごとの被複
製領域として画像信号を出力させ、所望のトリミングを
した複製画像を記録する。
この貼込み台紙(1)を使用して、各原画を指定位置に
貼込む手法は、以下のようなものがある。
まず第1の手法は、描画した各外枠線(2)に沿って貼
込み台紙(1)を切抜いてそれぞれ窓孔を形成し、各原
画を対応する窓孔に整合させて粘着テープにより固定す
る。これにより貼込み台紙(1)には、複数点の原画が
それぞれのトリミング枠線(3)(4)(5)(6)が
一定方向に整合した状態で装着される。
そこで、貼込み台紙(1)をカラースキャナの原画ドラ
ム番q巻着して固定する。その際、原画ドラムには、あ
らかじめ副走査方向(ドラムの軸線方向)に標線を付設
しておき、貼込み台紙(1)に描画した基準線(7)が
、標線に合致するように貼込み台紙(1)の位置を設定
して巻着することにより、各トリミング枠線(3)〜(
6)が主走査方向及び副走査方向に整合する姿勢で、各
原画を原画ドラムに装着することができる。
第2の手法は、各外枠線(2)、 トリミング枠線(3
)〜(6)、基準線(7)を透明シート上に描画し、そ
の透明シート上に、それぞれの原画を整合させて粘着テ
ープにより固定し、上記と同じ要領で原画ドラムに巻着
し固定する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来手法には、下記のような問題がある。
第1の窓孔を切抜く手法は、それぞれの原画ごとに、正
確な寸法と傾斜角度の窓孔を台紙に切抜くのは、熟練者
による精密な手作業が必要であり、かつ、多大の手間が
かかつて、作業コストの増大を招く問題がある。
また、各原画の厚さの相違等により、貼込んだ台紙にゆ
がみを生じて、原画ドラムに巻着したときに完全にドラ
ム面に密着せず1部分的な浮き上がりが生じることがあ
る。カラースキャナの原画ドラムは、稼働時には数百r
、p、m、の高速で回転するため、巻着した台紙にゆが
みや浮きがあると、作業中に剥離して飛散する危険があ
り、また、剥離しないまでも原画面の位置が狂うために
、*製画像の品質が劣化する不都合がある。
また、原画ドラム面と原画との間に、はこり等が存在す
ると、複製画像に白抜はスポット等が記録されて、品質
が著しく低下するため、装着に際して充分にほこりを除
去しなければならないが。
面積が大きい貼込み台紙の領域全面について、完全にほ
こりを除去するにはきわめて時間がかかり、原画ドラム
に原画を1点ずつ装着する場合よりも、かえって時間が
かかることもある。
さらに、各原画の装着位置及び傾斜角度の精度を確保す
るために、貼込み台紙は無伸縮性のシート材料、たとえ
ばマイラーシート等が適用されるが、かかる良質のシー
ト材料は高価であるため、生産コストが増大する。特に
、貼込み台紙に窓孔を切抜く場合、窓孔同士の間隔が小
さすぎると台紙の強度が低下して、大きいゆがみの発生
や破損のおそれがあるため、原画の配置密度を比較的粗
くして、すなわち各原画を適宜間隔を開けて配置する必
要があり、台紙の使用効率並びにカラースキャナの稼働
効率が低下する問題がある。
第2の透明シートを使用する手法では、窓孔を切抜く手
間はないが、透明シートと原画ドラム面との間のほこり
の除去の問題は、第1の手法と同様であり、特に、複数
枚の原画を並列させて装着する場合には、透明シートの
サイズが大きいために、はこりの除去が一層困難となる
。また、第1の手法と同様に、貼込み台紙(1)には各
原画の外枠線(2)の全形を、互いに重ならないように
配置して描画するため、依然として相当な面積を必要と
し、材料コストの問題は、さほど改善されていない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述従来手段における貼込み台紙に代えて、
平面型ディスプレイ装置を使用することにより、貼込み
台紙作成の手間を省略し、かつ。
材料コストを低減することができる原画装着方法に関す
る。
請求項(1)に記載した発明は、被′li袋原画ごとに
求めた所望レイアウトに基づく傾斜角度及びトリミング
枠線の位置の各データに基づいて、平面型ディスプレイ
装置に、原画外枠線、基準線及び所要のトリミング枠線
を、原画のサイズに対応した実寸で表示し、当該原画を
訂記平面型ディスプレイ装置の面に、表示された原画外
枠線に整合させて載置し、原画面もしくは原画に付設し
た透明シートに1表示された基準線とトリミング枠線に
合致する基準線とトリミング枠線を透写して描画した後
、当該原画を画像複製装置の原画装着部に。
描画した基準線により位置決めをして装着する画像複製
における原画装着方法である。
請求項(2)に記載した発明は、請求項(1)の方法に
おいて、平面型ディスプレイ装置の面に載置した原画の
上から、透明粘着テープを、基準線及びトリミング枠線
の少なくとも一部を覆う位置に貼り付け、該透明粘着テ
ープに当該所要の基準線及びトリミング枠線を透写して
描画した後、原画と透明粘着テープとを一体的に平面型
ディスプレイ装置から取り外して、前記描画した基準線
を画像複1装置の原画装着部に表示した基準線に整合さ
せて装着するようにした画像複製における原画装着方法
である。
〔作 用〕
平面型ディスプレイ装置に実寸で表示した原画外枠線に
、対応する原画を整合させて載置すれば、表示されたト
リミング枠線に囲まれた領域は、計画レイアウトに基づ
くトリミング領域に一致しているため、これに合わせて
トリミング枠線を透写により描画し、描画したトリミン
グ枠線を、たとえばカラースキャナの主走査方向ないし
副走査方向に一致するように位置決めをして装着するこ
とにより、原画を所要の傾斜角度で装着することができ
、かつ、描画したトリミング枠線の位置が、被複製領域
を示すことになる。
また、平面型ディスプレイ載置に表示された外枠線に整
合させた原画を、透明粘着テープでデイプレイ装置の面
に固定し、その際、透明粘着テープを4表示された基準
線及びトリミング枠線の少なくとも一部を覆う位置に貼
り付け、該粘着チーブトこ基準線及びトリミング枠線を
透写して描画すれば、原画の汚損を防止しながら、所望
の基準線とトリミング線を表示することができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明を実施するための装置の1例を示す概
略構成図、第2図は、同装置に適用する平面型ディスプ
レイ装置に表示した基準線ないしトリミング枠線を用い
て、原画の位置決めをしてトリミング枠線等を描画する
要領を示す平面図である。
投影型ディジタイザ(10)及びコンピュータ(18)
は、前述第6図示のものと同様で、所望の被複製原画に
ついて、前記手法に準じて、所望レイアウトに基づく所
要傾斜角度の原画の各隅部の位置。
トリミング枠線の位置等を、X−Y座標値で出力する。
これらの位置データは、コンピュータ(18)により処
理されて、たとえば液晶パネルあるいはプラズマ素子等
の平面型ディスプレイ装置(21)に送られ、その表示
面に基準線(22)、原画外枠線(23)、副走査方向
のトリミング枠線(24) (25)及び主走査方向の
トリミング枠線(26) (27)を、実寸で表示する
。図示実施例では、基準線(22)を水平方向に設けて
いるが、これは画像複製装置における原画装着部の基準
線の方向に合致させればよく、また、被複製原画の領域
の最上端の位置に表示することが好ましい。
なお、この表示に際して、投影型ディジタイザ(10)
によるデータ設定時に、yK画を特定するための原画番
号を入力しておき、トリミング枠線等とともに原画番号
を表示させるようにすれば、多数の原画を順次処理する
場合に、個々の原画を容易に確認すること力1できる。
第1図では、理解の便宜のために、原画外枠線(23)
を鎖線で示しているが、実線でもよく、また、必ずしも
原画外枠の全形を表示せずに、各隅部の位置を示すだけ
でもよい。
次いで、被複製原画(28)を投影型ディジタイザ(l
O)の原画台から取りだして、第2図示のようにディス
プレイ装置(21)の表示面に載置し、表示されている
原画外枠線(23)に整合させて位置決めをし、透明ベ
ースの粘着テープ(29)により固定する。
このとき、粘着テープ(29)は、基準線(22)及び
副走査方向の2本のトリミング枠線の中の1本(24)
を覆う位置に貼り付ける。
この状態で、原画(28)及び粘着テープ(29)を透
して視認される基準線(22)、トリミング枠線(24
)、及びこれに交差する主走査方向の2本のトリミング
枠線(26)及び(27)とを、油性インキ等の適宜の
材料を用いて、粘着テープ(29)の表面に透写して描
画する。以下、粘着テープ(29)に描画した基準線及
びトリミング枠線は、各符号に(A)を付記して、 (
22A)(24A)(26A)(27A)と表記するこ
ととする。この透写描画により、所望レイアウトに基づ
く傾斜角度の原画(28)に対して、所望のトリミング
位置を示す基準線(22)及びトリミング枠線(24)
 (26) (27)を付設表示することができる。
そこで、原画(28)と粘着テープ(29)とを一体と
してデイ゛スプレィ装置(21)から取外し、画像複製
装置の原画装着部に装着する。
第3図は、その1例としてカラースキャナ(色分解走査
複製装置)の原画ドラムに装着した状態を示す斜視図で
ある。
原画ドラム(30)には、その表面の適所に、軸線方向
(iiilJ走査方向)の標線(31)が表示してあり
、粘着テープ(29)に表示した基準線(22A)を標
線(31)に整合させて、ドラム面に貼り付ける。この
とき、色分解走査における原画ドラム(30)の回転方
向(矢印R)により、原画(28)の被複製領域を、ト
リミング枠線(24A)に対して主走査方向の下流側に
配置する。また、原画ドラム(30)に巻着した原画(
28)の後端は、適宜の粘着テープ(32)で固定する
第3図では、原画ドラム(30)に原画を1枚だけ装着
した状態を図示したが、複数枚の原画を並列して装着し
てもよく、軸線方向(副走査方向)に並列させる場合に
は標線(31)を共用させ、また、周方向(主走査方向
)に並列させる場合には、複数本の標、ll(31)を
適宜の角度間隔で並列に表示して、それぞれの標線(3
1)を基準として、各原画の位置決めをすればよい。
このようにして、原画ドラム(30)には、各原画(2
8)が所望のレイアウトに合致する傾斜角度で装着され
、かつ、原画ごとに主走査方向のトリミング領域を示す
一対のトリミング枠線(26A)(27A)と、副走査
方向の1つのトリミング枠線(24A )が表示された
ことになる。この原画ドラム(30)をカラースキャナ
に装着し、光電走査に際して、粘着テープ(29)に表
示した各トリミング枠線(24A )(26A ) (
27A )に基づいて、その位置をカラースキャナに入
力指示し、所望にトリミングされた原画領域を走査入力
することができる。
なおこの場合、副走査方向のトリミング枠線が一方のみ
しか表示されてなく、第5図示の従来手段におけるトリ
ミング枠線(4)に相当する線が存在しないが、これは
、前述のように原画(28)の被複層領域をトリミング
枠線(24A )に対して主走査方向の下流側に配置す
ることにより、実用上、差支えない。
すなわち、最初に投影型ディジタイザ(10)により位
置データを入力する際に、下流側のトリミング枠線の位
置データを、カラースキャナの制御データとしてメモリ
装置に入力させておく。そして。
光電走査に際して、各原画ごとに主走査方向のトリミン
グ長さを原画ドラム(30)の回転角度量に換算して、
上流側のトリミング枠線(24A )の位置を走査して
から、原画ドラム(30)が当該角度回転した位置まで
、画像信号を出力するように制御すればよい。
この回転角度量は、たとえば原画ドラム(30)と同期
的に駆動されるロータリーエンコーダが出力するクロッ
クパルスを所要数計数するとか、あるいは適宜の限時手
段により基準線(31)を走査してから所要時間だけ出
力するように構成すればよい。
上述説明では、ドラム走査型のカラースキャナに原画を
装着する場合について記述したが、本発明は、ドラム型
スキャナに適用することに限定されるものではなく、そ
の他の形式の画像複製装置。
たとえば平面走査型スキャナや製版カメラ等、原画を平
面上に装着する形式の装置であっても、それらの原画装
着部に、原画(28)もしくは透明粘着テープ(29)
に描画したトリミング枠線(24A )又は基準線(2
2A)を整合させるための、位置決め基準線を表示して
おくことにより、上述手法に準じて適用することができ
るものである。
また、原画を平面上に装着するための原画ホルダーを適
用する場合は、yK画ホルダーあるいは透明シートを、
平面型ディスプレイの表示面に位置決めをして載置して
、この状態で、あらかじめトリミング枠線(24)がカ
ラースキャナの走査開始位置に一致するように設定して
おき、原画装着に必要な原画外枠線(23)を表示すれ
ばよい。
第4図は、原画ホルダーを使用する場合の実施要領を示
す斜視図で、原画ホルダー(40)は、それぞれガラス
等の透明板を額装した下枠(41)と上枠(42)とを
蝶番(43)により結合してあり、これを平面型ディス
プレイ(21)の各隅角部に突設した当り部材(44)
により位置決めをして、平面型ディスプレイ(21)の
表示面に載置する。原画ホルダーの代わりに透明シート
を使用する場合は、レジスターピンとパンチ孔による位
置決め手段を適用すればよい。
平面型ディスプレイ(21)には、前述の原画外枠線(
23)、必要に応じて基準線(22)、各トリミング枠
線(24)〜(27)を表示し、載置した原画ホルダー
(40)の上枠(42)を開いて、下枠(41)の透明
板上に原画(28)を設置し、表示された原画外枠線(
23)に合わせて位置決めをし、必要に応じて、粘着テ
ープを用いて原画(28)を固定しておく。
次いで、原画ホルダー(40)を平面型ディスプレイ(
21)から取り外して、平面型スキャナあるいは製版カ
メラ等の画像複製装置の原画装着部に、描画した基準線
(22A)により位置決め部材により装着し、そのまま
走査入力をすることができる。このとき、トリミング枠
線(24)は、前述のように、所要の走査開始位置に一
致させであるため、平面型ディスプレイ(21)に表示
した各種の表示線を写しとる手数を省略することができ
る。
〔発明の効果〕
(1)所望レイアウトに基づく原画のトリミング領域を
示すトリミング枠線を原画に表示して、画像複製装置の
原画装着部に、正確かつ容易に位置決めをして装着する
ことができる。
(2)原画を1点ずつ装着するため、原画と装着部との
間のほこりを、容易に除去することできる。
(3)従来手法のような貼込み台紙を使用しないため、
台紙作成の資材と手間を節約でき、生産コストを低減す
ることができる。
(4)窓孔を設けた貼込み台紙を使用する従来手法に比
して、画像複製装置の原画装着部における原画の配置密
度を高くすることができるため、より多数の原画を1度
に複製処理することができ、画像複製装置の稼働率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置の1例を示す概略構成図
、第2図は平面型ディスプレイ装置の表示に基づいて、
原画を位置決めし、トリミング枠線を描画する要領を示
す図、第3図は原画をドラム型スキャナの原画ドラムに
装着した状態を示す斜視図、゛第4図は平面型の画像複
製装置に適用する原画ホルダーを使用して、本発明を実
施する要領を示す斜視図、第5図は従来の原画装着の位
置決めをするための貼込み台紙の例を示す図、第6図は
位置決めデータを得るための投影型ディジタイザである
。 (1)・・・・貼込み台紙、 (2)・・・・原画外枠
線、(3)(4)(5)(6)・・・・トリミング枠線
、(7)・・・・基準線、 (10)・・・・投影型ディジタイザ、(11)・・・
・原画台、(12)・・・・ランプハウス、(13)・
・・・レンズ。 (14)・・・・投影台、 (15)・・・・X−Yデ
ィジタイザ、(16)・・・・倍率表示部、  (17
)・・・・カーソル。 (18)・・・・コンピュータ、(19)・・・・CR
Tモニター(20)・・・・x−yプロッタ、 (21)・・・・平面型ディスプレイ(液晶パネル)、
(22)・・・・基準線、 (23)・・・・原画外枠線(ディスプレイに表示)、
(24) (25) (26) (27)・・・・トリ
ミング枠線(同上)、(28)・・・・原画、    
(29)・・・・透明粘着テープ、(30)・・・・原
画ドラム、 (31)・・・・基準線。 (40)・・・・原画ホルダー、(41)・・・・下枠
。 メ 図 茅 1児

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被複製原画ごとに、所望レイアウトに基づく装着
    時の傾斜角度及びトリミング枠線の位置の各データに基
    づいて、平面型ディスプレイ装置に、原画外枠線、基準
    線及び所要のトリミング枠線を、原画のサイズに対応し
    た実寸で表示し、当該原画を前記平面型ディスプレイ装
    置の面に、表示された原画外枠線に整合させて載置し、
    原画面もしくは原画に付設した透明シートに、表示され
    た基準線及びトリミング枠線に合致する基準線及びトリ
    ミング枠線を透写して描画した後、当該原画を画像複製
    装置の原画装着部に、描画した基準線により位置決めを
    して装着する画像複製における原画装着方法。
  2. (2)平面型ディスプレイ装置の面に載置した原画の上
    から、透明粘着テープを、基準線及びトリミング枠線の
    少なくとも一部とを覆う位置に貼り付け、該透明粘着テ
    ープに所要の基準線及びトリミング枠線を透写して描画
    した後、原画と透明粘着テープとを一体的に平面型ティ
    スプレイ装置から取り外して、前記描画した基準線を画
    像複製装置の原画装着部に表示した基準線に整合させて
    装着するようにした請求項(1)に記載の画像複製にお
    ける原画装着方法。
JP31211988A 1988-12-12 1988-12-12 画像複製における原画装着方法 Expired - Lifetime JPH077205B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533131A (en) * 1978-08-30 1980-03-08 Toppan Printing Co Ltd Method and device for determining reference line for halftone photography
JPS5855931A (ja) * 1981-09-29 1983-04-02 Dainippon Screen Mfg Co Ltd スキヤナの原稿貼り込み装置

Patent Citations (2)

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JPH077205B2 (ja) 1995-01-30

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