JPH02157581A - 引出し式扉開放装置 - Google Patents
引出し式扉開放装置Info
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- JPH02157581A JPH02157581A JP31323388A JP31323388A JPH02157581A JP H02157581 A JPH02157581 A JP H02157581A JP 31323388 A JP31323388 A JP 31323388A JP 31323388 A JP31323388 A JP 31323388A JP H02157581 A JPH02157581 A JP H02157581A
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- motor
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Links
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Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
この発明は例えば家庭用冷蔵庫の野菜室扉等として適用
される引出し式扉の自動開放装置に関するものである。
される引出し式扉の自動開放装置に関するものである。
(従来の技術)
従来の引出し式扉開放装置としては、扉側にラックを装
着し、このラックに噛合うピニオンをキャビネット側に
軸着して、このビニオンの駆動回転により引出し式扉を
キャビネット前方へ押出すように構成したものや、ベル
ト又はワイヤーの無端体をキャビネット側に掛装し、こ
の無端体に引出し式扉を連結して、回転駆動される無端
体の移動により前記扉をキャビネット前方へ押出すよう
に構成したものが知られている。
着し、このラックに噛合うピニオンをキャビネット側に
軸着して、このビニオンの駆動回転により引出し式扉を
キャビネット前方へ押出すように構成したものや、ベル
ト又はワイヤーの無端体をキャビネット側に掛装し、こ
の無端体に引出し式扉を連結して、回転駆動される無端
体の移動により前記扉をキャビネット前方へ押出すよう
に構成したものが知られている。
これらのものは駆動源であるモータのトルクが変わらな
い限り一定の力で扉を押出すため、例えば家庭用冷蔵庫
の野菜室扉のように扉内周縁にマグネットパツキンが取
付けられた引出し式扉では、開扉初期にマグネットパツ
キンの着磁力解除に最も大きな力を必要とし、その後は
僅かな力で開扉できるので、この間扉動作を効率よく行
なわせるためには、開扉初期にモータ入力を上げるなど
して、モータの出力を高くする方式がとられていた。
い限り一定の力で扉を押出すため、例えば家庭用冷蔵庫
の野菜室扉のように扉内周縁にマグネットパツキンが取
付けられた引出し式扉では、開扉初期にマグネットパツ
キンの着磁力解除に最も大きな力を必要とし、その後は
僅かな力で開扉できるので、この間扉動作を効率よく行
なわせるためには、開扉初期にモータ入力を上げるなど
して、モータの出力を高くする方式がとられていた。
しかながら、この方式では例えばDCモータの場合、電
源電圧が2fi類必要となり、その制御も複雑になる問
題があった。また、変速クラッチを使う方式もあるが、
これは装置構造が大形になるという問題があった。
源電圧が2fi類必要となり、その制御も複雑になる問
題があった。また、変速クラッチを使う方式もあるが、
これは装置構造が大形になるという問題があった。
(発明が解決しようとする課題)
前記のように従来の引出し式扉開放装置では、開扉初期
に大きな開扉力を必要とじ開扉後は僅かな力で開くマグ
ネットパツキン付きの引出し大扉に適用する場合におい
て、複数の電源電圧とm雑な制御が必要となったり、ま
た装置構造が大きくなったりする問題があった。
に大きな開扉力を必要とじ開扉後は僅かな力で開くマグ
ネットパツキン付きの引出し大扉に適用する場合におい
て、複数の電源電圧とm雑な制御が必要となったり、ま
た装置構造が大きくなったりする問題があった。
この発明の目的は従来の如き特別な制御を必要とせず、
また構造も簡単でコンパクトにすることができる引出し
大扉の開放装置を提供することにある。
また構造も簡単でコンパクトにすることができる引出し
大扉の開放装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段)
前記の目的を達成するために、本発明の引出し式扉開放
装置は、扉開放信号により作動するモータ及び該モータ
の回転を減速しトルクを上げる減速歯車機構と、この減
速歯車機構の回転が遅い高トルクギヤ段の高トルク出力
軸に連動し該出力軸の回転によって短ストロークの扉押
出し動作を行なう短ストローク扉押出し手段と、前記減
速歯車機構の回転が早い低トルクギヤ段の低トルク出力
軸に過負荷防止形クラッチを介して連動し該クラッチの
過負荷解除連結によって長ストロークの扉押出し動作を
行なう長ストローク扉押出し手段とを具備したことを特
徴とするものである。
装置は、扉開放信号により作動するモータ及び該モータ
の回転を減速しトルクを上げる減速歯車機構と、この減
速歯車機構の回転が遅い高トルクギヤ段の高トルク出力
軸に連動し該出力軸の回転によって短ストロークの扉押
出し動作を行なう短ストローク扉押出し手段と、前記減
速歯車機構の回転が早い低トルクギヤ段の低トルク出力
軸に過負荷防止形クラッチを介して連動し該クラッチの
過負荷解除連結によって長ストロークの扉押出し動作を
行なう長ストローク扉押出し手段とを具備したことを特
徴とするものである。
(作用)
本発明の引出し式扉開放装置では、駆動源であるモータ
を扉開放信号により作動させると、減速歯車機構の駆動
によって短ストロークの扉押出し手段が最初に作動しく
この時、長ストロークの扉押出し手段は過負荷防止形ク
ラッチの働きによって空転している)、閉扉状態にある
引出し大扉を高トルクで短ストローク押出して、マグネ
ットパツキンの着磁力を解除する。そうすると、前記引
出し大扉は僅かな力で開扉可能な過負荷解除状態になる
ので、この過負荷解除により過負荷防止形クラッチが連
結され、該クラッチ連結により長ストロークの扉押出し
手段が作動して、前記扉を低トルクで開放させるように
なる。このため、前記モータの回転は一定でよく特別な
制御は必要としない。また、その装置構造も従来の扉開
放装置の駆動系に小サイズの高トルク・短ストロークの
扉押出し手段を付加しただけであるので、構造が簡単で
且つコンパクトである。
を扉開放信号により作動させると、減速歯車機構の駆動
によって短ストロークの扉押出し手段が最初に作動しく
この時、長ストロークの扉押出し手段は過負荷防止形ク
ラッチの働きによって空転している)、閉扉状態にある
引出し大扉を高トルクで短ストローク押出して、マグネ
ットパツキンの着磁力を解除する。そうすると、前記引
出し大扉は僅かな力で開扉可能な過負荷解除状態になる
ので、この過負荷解除により過負荷防止形クラッチが連
結され、該クラッチ連結により長ストロークの扉押出し
手段が作動して、前記扉を低トルクで開放させるように
なる。このため、前記モータの回転は一定でよく特別な
制御は必要としない。また、その装置構造も従来の扉開
放装置の駆動系に小サイズの高トルク・短ストロークの
扉押出し手段を付加しただけであるので、構造が簡単で
且つコンパクトである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に従い説明する。この実
施例は家庭用冷蔵庫の野菜室扉を引出し大扉2とした適
用例を図示しており、野菜入れボックスBの収納部(野
菜室)を有する冷蔵庫本体がキャビネット1とされてい
る。
施例は家庭用冷蔵庫の野菜室扉を引出し大扉2とした適
用例を図示しており、野菜入れボックスBの収納部(野
菜室)を有する冷蔵庫本体がキャビネット1とされてい
る。
前記引出し大扉2は幅方向の左右端位置に取付けられた
左右一対の扉アーム3を有し、この扉アーム3がキャビ
ネット1内の両側ガイド(図示せず)に移動案内されて
、キャビネット1から引出し入れ自在となっている。ま
た、この引出し大扉2の内側周縁にはマグネットパツキ
ン4が取付けられており、このマグネットパツキン4の
青磁力によって引出し大扉2がキャビネット1の収納部
開口端面に第1図、第2図の如く閉扉密着するようにな
っている。
左右一対の扉アーム3を有し、この扉アーム3がキャビ
ネット1内の両側ガイド(図示せず)に移動案内されて
、キャビネット1から引出し入れ自在となっている。ま
た、この引出し大扉2の内側周縁にはマグネットパツキ
ン4が取付けられており、このマグネットパツキン4の
青磁力によって引出し大扉2がキャビネット1の収納部
開口端面に第1図、第2図の如く閉扉密着するようにな
っている。
前記キャビネット1内には駆動源であるモータ5と、こ
のモータ5の回転を減速しトルクを上げる減速歯車機構
6が設けられている。この減速歯車機構6のうち回転が
最も遅くて出力トルクが最も高い終段ギヤ6aには高ト
ルク出力軸7が取付けられ、この高トルク出力軸7の軸
端部には短ストロークの扉押出し手段8を構成するピニ
オン8aと、このビニオン8aに噛合し前記扉2を短ス
トローク押出す噛合離脱可能な移動ラック8bが設けら
れている。また、前記減速歯車機構6のうち回転が速く
て出力トルクが低いギヤ8bには低トルク出力軸9が取
付けられ、この低トルク出力軸9の軸端部には長ストロ
ークの扉押出し手段13に回転を伝達する原動プーリ1
0が短ストローク扉押出し手段8の押出し速度と長スト
ローク扉押出し手段13の押出し速度を調整するための
過負荷防止形クラッチ10aを介して第1図の如く取付
けられている。なお、過負荷防止形クラッチloaは原
動プーリlOの軸受部に取付けられるもので、従来の変
速クラッチのように大型のものではない。
のモータ5の回転を減速しトルクを上げる減速歯車機構
6が設けられている。この減速歯車機構6のうち回転が
最も遅くて出力トルクが最も高い終段ギヤ6aには高ト
ルク出力軸7が取付けられ、この高トルク出力軸7の軸
端部には短ストロークの扉押出し手段8を構成するピニ
オン8aと、このビニオン8aに噛合し前記扉2を短ス
トローク押出す噛合離脱可能な移動ラック8bが設けら
れている。また、前記減速歯車機構6のうち回転が速く
て出力トルクが低いギヤ8bには低トルク出力軸9が取
付けられ、この低トルク出力軸9の軸端部には長ストロ
ークの扉押出し手段13に回転を伝達する原動プーリ1
0が短ストローク扉押出し手段8の押出し速度と長スト
ローク扉押出し手段13の押出し速度を調整するための
過負荷防止形クラッチ10aを介して第1図の如く取付
けられている。なお、過負荷防止形クラッチloaは原
動プーリlOの軸受部に取付けられるもので、従来の変
速クラッチのように大型のものではない。
前記長ストロークの扉押出し手段13は原動プーリ10
と従動プーリ12に掛装された無端ベルト11と、従動
プーリ12の回転軸に同軸的に固定されたビニオン13
aと、扉アーム3に固定され前記ビニオン13aに噛合
するラック13bとから構成され、前記ビニオン13a
の回転によるラック13bの移動で引出し大扉2を長ス
トローク押出して開放できるようになっている。
と従動プーリ12に掛装された無端ベルト11と、従動
プーリ12の回転軸に同軸的に固定されたビニオン13
aと、扉アーム3に固定され前記ビニオン13aに噛合
するラック13bとから構成され、前記ビニオン13a
の回転によるラック13bの移動で引出し大扉2を長ス
トローク押出して開放できるようになっている。
前記扉アーム3aには検知器操作突起14が設けられ、
この突起14により引出し大扉2の全閉状態を検知する
全閉位置検知器16と全開状態を検知する全開位置検知
器15がキャビネット1内に設けられている。また、前
記引出し大扉2には駆動源モータ5に扉開放信号を与え
る操作スイッチ17が設けられている。
この突起14により引出し大扉2の全閉状態を検知する
全閉位置検知器16と全開状態を検知する全開位置検知
器15がキャビネット1内に設けられている。また、前
記引出し大扉2には駆動源モータ5に扉開放信号を与え
る操作スイッチ17が設けられている。
なお、短ストローク扉押出し手段8のビニオン8aはマ
グネットパツキン4の着磁力が解除された後も回転を続
けるため、このビニオン8aに噛合する移動ラック8b
はマグネットパツキン4の着磁力解除時点で前記ビニオ
ン8aから噛合離脱するようになり、また引出し大扉2
を閉じる際には前記ラック8bが押戻されて再びビニオ
ン8aと噛合うようになっている。
グネットパツキン4の着磁力が解除された後も回転を続
けるため、このビニオン8aに噛合する移動ラック8b
はマグネットパツキン4の着磁力解除時点で前記ビニオ
ン8aから噛合離脱するようになり、また引出し大扉2
を閉じる際には前記ラック8bが押戻されて再びビニオ
ン8aと噛合うようになっている。
次に、前記の如く構成された引出し大扉開放装置の動作
を説明する。先ず、引出し大扉2が閉じた状態で操作ス
イッチ17を入力操作すると、モータ5が回転して減速
歯車機構6の各段ギヤが回転駆動される。この場合、モ
ータ5に近いギヤ6bは減速が少ないため、モータ5か
ら離れた終段ギヤ6aよりも速く回転し、その回転は低
トルク出力軸9に伝達されて、原動プーリlOを回転さ
せようとする。しかし、前記ギヤ6bは回転は速いが出
力トルクは小さいので、原動プーリ10はマグネットパ
ツキン4の着磁力に抗しきれず過負荷状態になり、それ
によって過負荷防止形クラッチlOaが切れ、低トルク
出力軸9と原動プーリlOの結合が離れて低トルク出力
軸9は空回りする。
を説明する。先ず、引出し大扉2が閉じた状態で操作ス
イッチ17を入力操作すると、モータ5が回転して減速
歯車機構6の各段ギヤが回転駆動される。この場合、モ
ータ5に近いギヤ6bは減速が少ないため、モータ5か
ら離れた終段ギヤ6aよりも速く回転し、その回転は低
トルク出力軸9に伝達されて、原動プーリlOを回転さ
せようとする。しかし、前記ギヤ6bは回転は速いが出
力トルクは小さいので、原動プーリ10はマグネットパ
ツキン4の着磁力に抗しきれず過負荷状態になり、それ
によって過負荷防止形クラッチlOaが切れ、低トルク
出力軸9と原動プーリlOの結合が離れて低トルク出力
軸9は空回りする。
一方、前記終段ギヤ6aに回転が伝達されると、高トル
ク出力軸7が回転し、これに取付けられたビニオン8a
も回転して、移動ラック8bを前方へ押出すようになる
。この場合、前記ギヤ6aは回転は遅いが出力トルクは
大きいので、ビニオン8aが高トルクで回転されてマグ
ネットパツキン4の着磁力に抗して引出し式n2を押出
し、マグネットパツキン4の着磁力が解除される。家庭
用冷蔵庫の場合、引出し大扉2を20n程度押出すと、
マグネットパツキン4の青磁力が解除されるようになる
ので、前記ラック8bの移動ストロークは短くて良く、
従ってラック8bの動きが遅くても実用上なんら差支え
ない。
ク出力軸7が回転し、これに取付けられたビニオン8a
も回転して、移動ラック8bを前方へ押出すようになる
。この場合、前記ギヤ6aは回転は遅いが出力トルクは
大きいので、ビニオン8aが高トルクで回転されてマグ
ネットパツキン4の着磁力に抗して引出し式n2を押出
し、マグネットパツキン4の着磁力が解除される。家庭
用冷蔵庫の場合、引出し大扉2を20n程度押出すと、
マグネットパツキン4の青磁力が解除されるようになる
ので、前記ラック8bの移動ストロークは短くて良く、
従ってラック8bの動きが遅くても実用上なんら差支え
ない。
而して、前記短ストローク扉押出し手段8の作動により
マグネットパツキン4の着磁力が解除されると、その後
引出し大扉2は僅かな力で開扉可能な過負荷解除の状態
になるので、この過負荷解除により過負荷防止形クラッ
チ10aが繋がって、低トルク出力軸9と原動プーリ1
0が一体回転するように結合され、原動プーリ10が回
転するようになる。そして、この原動プーリlOの回転
により無端ベルトllが回動し、この無端ベルト11の
回動で従動プーリ12と同軸のビニオン13aが回転さ
れて、このピニオン回転により扉アーム3に固定された
ラック13bが押出され引出し大扉2が開放される。
マグネットパツキン4の着磁力が解除されると、その後
引出し大扉2は僅かな力で開扉可能な過負荷解除の状態
になるので、この過負荷解除により過負荷防止形クラッ
チ10aが繋がって、低トルク出力軸9と原動プーリ1
0が一体回転するように結合され、原動プーリ10が回
転するようになる。そして、この原動プーリlOの回転
により無端ベルトllが回動し、この無端ベルト11の
回動で従動プーリ12と同軸のビニオン13aが回転さ
れて、このピニオン回転により扉アーム3に固定された
ラック13bが押出され引出し大扉2が開放される。
この場合、前記ラックHbが押出される速度は短ストロ
ーク扉押出し手段8のラック8bが押出される移動速度
よりも速いため、開扉動作が遅くて使い勝手が悪いとい
った問題はない。そして、前記引出し大扉2が全開状態
になると、扉アーム3に設けた突起14が全開位置検知
器15に当たって、この全開位置検知′515の検知信
号によりモータ5が作動停止する。
ーク扉押出し手段8のラック8bが押出される移動速度
よりも速いため、開扉動作が遅くて使い勝手が悪いとい
った問題はない。そして、前記引出し大扉2が全開状態
になると、扉アーム3に設けた突起14が全開位置検知
器15に当たって、この全開位置検知′515の検知信
号によりモータ5が作動停止する。
なお、前記実施例は引出し大扉2をモータ5の正転によ
って自動開放させるものについて説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば前記モータ5を
可逆モータとして該モータ5の逆方向の回転により閉扉
動作を行なうにしてもよい。この場合、引出し大扉2が
全開になると、扉アーム3aにある突起14が全閉位置
検知器1Bに当たって、全開になったことを検知し前記
モータ5の作動を停止させる。そして、前述したように
短ストローク扉押出し手段8のビニオン8aと移動ラッ
ク8bは再び噛合い、全開状態への閉扉動作が行なえる
状態になる。なお、ビニオン8aと移動ラック8bが噛
合すると、閉扉速度はラック8bの移動速度に規制され
るが、過負荷防止形クラッチ10aが作動するため、長
ストロークの扉押出し手段13が過負荷になることはな
い。また、開扉途中や閉扉途中で前記モータ5を外部か
らの信号で任意に停止させるようにしてもよく、これに
より使い勝手の向上が図られる。
って自動開放させるものについて説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば前記モータ5を
可逆モータとして該モータ5の逆方向の回転により閉扉
動作を行なうにしてもよい。この場合、引出し大扉2が
全開になると、扉アーム3aにある突起14が全閉位置
検知器1Bに当たって、全開になったことを検知し前記
モータ5の作動を停止させる。そして、前述したように
短ストローク扉押出し手段8のビニオン8aと移動ラッ
ク8bは再び噛合い、全開状態への閉扉動作が行なえる
状態になる。なお、ビニオン8aと移動ラック8bが噛
合すると、閉扉速度はラック8bの移動速度に規制され
るが、過負荷防止形クラッチ10aが作動するため、長
ストロークの扉押出し手段13が過負荷になることはな
い。また、開扉途中や閉扉途中で前記モータ5を外部か
らの信号で任意に停止させるようにしてもよく、これに
より使い勝手の向上が図られる。
なお、本発明においては長ストロークの扉押出し手段1
3であるビニオン13aとラック13bは単に噛合うだ
けであり、扉アーム3を引出し大扉2と一体に持上げる
ことにより両者の分離は容易に行なえる。従って、引出
し大扉2をキャビネット1内から容易に取出すことがで
き、掃除やメンテナンスも容易に行なうことができる。
3であるビニオン13aとラック13bは単に噛合うだ
けであり、扉アーム3を引出し大扉2と一体に持上げる
ことにより両者の分離は容易に行なえる。従って、引出
し大扉2をキャビネット1内から容易に取出すことがで
き、掃除やメンテナンスも容易に行なうことができる。
本発明の引出し式扉開放装置は、扉開放信号により作動
するモータ5及び該モータ5の回転を減速しトルクを上
げる減速歯車機構6と、この減速歯車機構6の回転が遅
い高トルクギヤ段の高トルク出力軸7に連動し該出力軸
7の回転によって短ストロークの扉押出し動作を行なう
短ストローク扉押出し手段8と、前記減速歯車機構6の
回転が早い低トルクギヤ段の低トルク出力軸9に過負荷
防止形クラッチlOaを介して連動し該クラッチ10a
の過負荷解除連結によって長ストロークの扉押出し動作
を行なう長ストローク扉押出し手段13とを具備したも
のであるから、短ストロークの扉押出し手段8でマグネ
ットパツキン4の着磁力を解除し、長ストロークの扉押
出し手段13で引出し大扉2を開放させることが可能と
なり、このためモータ5の回転は一定でよく特別な制御
を必要としないこと、装置構造が簡単でコンパクトにす
ることができること等の優れた効果を奏する。
するモータ5及び該モータ5の回転を減速しトルクを上
げる減速歯車機構6と、この減速歯車機構6の回転が遅
い高トルクギヤ段の高トルク出力軸7に連動し該出力軸
7の回転によって短ストロークの扉押出し動作を行なう
短ストローク扉押出し手段8と、前記減速歯車機構6の
回転が早い低トルクギヤ段の低トルク出力軸9に過負荷
防止形クラッチlOaを介して連動し該クラッチ10a
の過負荷解除連結によって長ストロークの扉押出し動作
を行なう長ストローク扉押出し手段13とを具備したも
のであるから、短ストロークの扉押出し手段8でマグネ
ットパツキン4の着磁力を解除し、長ストロークの扉押
出し手段13で引出し大扉2を開放させることが可能と
なり、このためモータ5の回転は一定でよく特別な制御
を必要としないこと、装置構造が簡単でコンパクトにす
ることができること等の優れた効果を奏する。
第1図は本発明の一実施例による引出し式扉開放装置の
要部横断面図、第2図は同扉開放装置の要部縦断面図、
第3図は同罪開放装置の斜視図、第4図は開扉動作を説
明するためのブロック図である。 1・・・キャビネット、2・・・引出し大扉、3・・・
扉アーム、4・・・マグネットパツキン、5・・・モー
タ、6・・・減速歯車機構、7・・・高トルク出力軸、
8・・・短ストロークの扉押出し手段、8a・・・ビニ
オン、8b・・・移動ラック、9・・・低トルク出力軸
、IO・・・原動プーリ、10a・・・過負荷防止形ク
ラッチ、11・・・無端ベルト、12・・・従動プーリ
、13・・・長ストロークの扉押出し手段、13a・・
・ビニオン、tab・・・ラック、15・・・全開位置
検知器、1B・・・全閉位置検知器、17・・・操作ス
イッチ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図
要部横断面図、第2図は同扉開放装置の要部縦断面図、
第3図は同罪開放装置の斜視図、第4図は開扉動作を説
明するためのブロック図である。 1・・・キャビネット、2・・・引出し大扉、3・・・
扉アーム、4・・・マグネットパツキン、5・・・モー
タ、6・・・減速歯車機構、7・・・高トルク出力軸、
8・・・短ストロークの扉押出し手段、8a・・・ビニ
オン、8b・・・移動ラック、9・・・低トルク出力軸
、IO・・・原動プーリ、10a・・・過負荷防止形ク
ラッチ、11・・・無端ベルト、12・・・従動プーリ
、13・・・長ストロークの扉押出し手段、13a・・
・ビニオン、tab・・・ラック、15・・・全開位置
検知器、1B・・・全閉位置検知器、17・・・操作ス
イッチ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 扉内周縁に取付けられたマグネットパッキンの着磁力に
よりキャビネットと密着する引出し式扉をモータ動力に
よって自動的に開放させる引出し式扉開放装置において
、扉開放信号により作動するモータ及び該モータの回転
を減速しトルクを上げる減速歯車機構と、この減速歯車
機構の回転が遅い高トルクギヤ段の高トルク出力軸に連
動し該出力軸の回転によって短ストロークの扉押出し動
作を行なう短ストローク扉押出し手段と、前記減速歯車
機構の回転が早い低トルクギヤ段の低トルク出力軸に過
負荷防止形クラッチを介して連動し該クラッチの過負荷
解除連結によって長ストロークの扉押出し動作を行なう
長ストローク扉押出し手段とを具備したことを特徴とす
る引出し式扉開放装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31323388A JPH02157581A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 引出し式扉開放装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31323388A JPH02157581A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 引出し式扉開放装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02157581A true JPH02157581A (ja) | 1990-06-18 |
Family
ID=18038714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31323388A Pending JPH02157581A (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 引出し式扉開放装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02157581A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104949442A (zh) * | 2015-07-07 | 2015-09-30 | 张覃婧 | 一种冰箱的自动开关门装置及使用该装置的冰箱 |
JP2016142506A (ja) * | 2015-02-05 | 2016-08-08 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
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CN112127744A (zh) * | 2019-06-24 | 2020-12-25 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 门体驱动装置及冰箱 |
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-
1988
- 1988-12-12 JP JP31323388A patent/JPH02157581A/ja active Pending
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