JPH02156590A - 半導体レーザの製造方法 - Google Patents

半導体レーザの製造方法

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JPH02156590A
JPH02156590A JP31117188A JP31117188A JPH02156590A JP H02156590 A JPH02156590 A JP H02156590A JP 31117188 A JP31117188 A JP 31117188A JP 31117188 A JP31117188 A JP 31117188A JP H02156590 A JPH02156590 A JP H02156590A
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JP
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JP31117188A
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English (en)
Inventor
Noboru Hamao
浜尾 昇
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光デイスク用光源等に用いられる高出力半導体
レーザの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来から、不純物を導入することにより量子井戸構造が
無秩序化されることが知られているが、これを利用した
量子井戸構造を有するウィンドウストライプ半導体レー
ザの製造方法の一例がジャパニーズ・ジャーナル・オブ
・アプライドフィジックス(Jpn、J、Appl、P
hys )の1985年、第24巻、L647頁に報告
されている。この半導体レーザの製造方法においては第
2図(a)(b)に示すようにp型GaAs基板10上
にp型クラッド層4を約3μmとp型ガイド層11を約
0.1μmと、GaAs量子井戸層とA、R62Gao
、aAsバリア層とからなる量子井戸活性層3と厚さ約
0.1μrnのn型ガイド層12と厚さ約1μmのn型
クラッド層2と厚さ約1μmのGaAsキャップ層5と
をそれぞれ順次形成し、その後長方形状マスクを用いて
Zn拡散をp型クラッド層4まで行い不純物導入領域7
を形成し、量子井戸活性層3を選択的に無秩序化して埋
め込み構造及びウィンドウ領域8(第2図(b))を形
成する。次に、上記長方形状マスクに合わせてSi○2
ストライプ電極を形成し、Zn拡散を施こした部分をへ
き関することによりウィンドウ構造半導体レーザが完成
する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上述した従来の半導体レーザの製造方法で
は、ウィンドウ領域の長さはへき開によって決るので約
10μm必要となる。ところがウィンドウ領域はZn拡
散のために正孔濃度が高く自由キャリア吸収が大きいた
め、ウィンドウ領域が10μmもあると閾値電流が上昇
し微分量子効率低減するという問題点があった。また、
へき開のバラツキのためにウィンドウ領域の長さの制御
性が悪いという問題点があった。
本発明の目的は、ウィンドウ領域が短くかつ制御性よく
形成出来る半導体レーザの製造方法を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の製造方法は、第1のクラッド層、少くとも1つ
の量子井戸を含む量子井戸活性層、第2のクラッド層を
少くとも順次積層した積層構造体を形成する工程と、前
記積層構造体の最上層上に矩形状のマスクを形成する工
程と、前記積層構造体に不純物を導入して前記量子井戸
活性層の一部を無秩序化する工程と、前記積層構造体の
前記マスクに覆われていない部分を少くとも前記第1ク
ラッド層の深さまで除去する工程とを少くとも備えてい
る構成になっている。
〔作用〕
拡散工程と共振器面形成工程とに同一のマスクを用いる
ことにより、ウィンドウ領域を制御性良く形成出来る。
しかも、マスクにおおわれた領域の拡散範囲は数μmで
あるのでウィンドウ領域の長さを短くできる。このため
、この領域における吸収損失が少くレーザ特性の劣化を
まねかずにウィンドウ構造半導体レーザを製造すること
が出来る。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。第1図(a)、(b)、(c)。
(d)は本発明の詳細な説明するための半導体レーザの
斜視図及び部分断面図である。
まず、n型GaAs基板1上に第1のクラッド層として
不純物濃度が1〜3 X 1018cm−’でA、R組
成比Xが0.5〜0.7であるA I X G a 1
−xAsからなるn型クラッド層2を約1μm形成する
。次にこのn型クラッド層2の上に不純物濃度が約I 
X 1017cm−3でn型のA II 0.3 G 
a O,7As閉じ込め層約1000Aと厚さ約100
AのGaAs量子井戸層と不純物濃度が約I X 10
17C1l−3でp型のAff閉込め層約1000Aと
の積層構造からなる量子井戸活性層3を形成する。この
量子井戸活性層3の上に第2のクラッド層として不純物
濃度が1〜3 X 1018cm−’でAJ組成比Xが
0.5〜0.7であるA j’ +1 G a l−x
 A sからなるn型クラッド層4を約1μm形成する
。このn型クラッド層4の上に不純物濃度が約1×10
110l9’でp型のGaAsキャップ層5を約100
0〜5000A形成する。これまでの工程は成長室にお
いて分子線エピタキシー(MBE)法により行う。次に
成長したキャップ層全面に5i02膜を厚さ3000A
〜5oooA形成する。このS i 02膜をフォトリ
ングラフィ法により幅約2〜10μm、長さ約100〜
300μmの長方形状に加工してストライプマスク6を
形成する。その後不純物としてZnをn型クラッド層2
に達するまで拡散し、不純物導入領域7を形成する(第
1図(a))。
この時Znはストライプマスク6の内側にも約0.5〜
1μm(最大でも拡散深さと同じ長さ程度)拡散するの
でストライプマスク6の長手方向の断面は第1図(b)
のようになる。ここで不純物導入領域7の部分の量子井
戸活性層3は無秩序化し混晶となるので量子井戸活性層
3の禁制帯幅より大きくなり、発振光に対して透明にな
るのでウィンドウ領域8が形成される。また、ストライ
プの横方向でも量子井戸活性層3は無秩序化し混晶とな
るのでストライプ状の埋め込み構造が形成される。その
後ストライプマスク6をそのままマスフとして用い、C
β2プラズマにより反応性イオンビームエツチング(R
IBE>法により不純物導入領域7の下側まで基板に垂
直にエツチングし、共振器端面9を形成する(第1図(
c)(d)〉。このときのエツチングマスクは不純物導
入領域7を形成する際に用いたストライプマスク6であ
るので上記工程をセルファラインに行え、また、ライ・
ンドウ領域8の長さは拡散によって決まるので制御性よ
くウィンドウ領域8を形成することが出来る。しかも、
ウィンドウ領域8の長さは最大でも拡散深さ(約2μm
)程度であるので、この領域での自由キャリア吸収はほ
とんど無視出来、レーザ特性の劣化は起こらない、その
後ストライプマスク6を除去し、再びSiO2膜を形成
し、ストライプ状にS i 02膜を除去して開口部を
形成する。最後にSiO□膜の開口部にCr / A 
uから成るp側電極を形成し、基板裏面研磨後AuGe
Ni/AuNiから成るn側電極を基板に形成し、半導
体レーザを完成する。
上記実施例において、ストライプ構造はZn拡散による
無秩序化を用いた埋め込み構造としたが、これに限らず
他のストライプ構造、例えばSi○2ストライブ構造、
プレーナストライプ構造などにおいても本発明は適用で
きる。
上記実施例において不純物種はZnとしたが、これにか
ぎらず例えばSi等の不純物でも本発明は適用でいる。
また上記実施例において量子井戸活性層は単一量子井戸
としたがこれにかぎらず多重量子井戸であっても本発明
は適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればウィンドウ領域を
制御性良く形成することができる。またウィンドウ領域
における吸収損失が少くレーザ特性の劣化をまねかずに
ウィンドウ構造半導体レーザを製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a>、(b)、(c)、(d)は本発明の一実
施例を説明するための半導体レーザの斜視図及び部分断
面図、第2図(a)、(b)は従来の製造方法による半
導体レーザの斜視図及び部分断面図である。 図中、1・・・n型GaAs基板、2・・・n型クラッ
ド層、3・・・量子井戸活性層、4・・・p型クラッド
層、5・・・GaAsキャップ層、6・・・ストライプ
マスク、7・・・不純物導入領域、8・・・ウィンドウ
領域、9・・・共振器端面、10・・・p型GaAs基
板、11・・・p型ガイド層、12・・・n型ガイド層
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1のクラッド層、少くとも1つの量子井戸を含む量子
    井戸活性層、第2のクラッド層を少くとも順次積層した
    積層構造体を形成する工程と、前記積層構造体の最上層
    上に矩形状のマスクを形成する工程と、前記積層構造体
    に不純物を導入して前記量子井戸活性層の一部を無秩序
    化する工程と、前記積層構造体の前記マスクに覆われて
    いない部分を少くとも前記第1クラッド層の深さまで除
    去する工程とを少くとも備えていることを特徴とする半
    導体レーザの製造方法。
JP31117188A 1988-12-08 1988-12-08 半導体レーザの製造方法 Pending JPH02156590A (ja)

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