JPH02156557A - ヒートパイプ式ヒートシンク - Google Patents

ヒートパイプ式ヒートシンク

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Publication number
JPH02156557A
JPH02156557A JP30980488A JP30980488A JPH02156557A JP H02156557 A JPH02156557 A JP H02156557A JP 30980488 A JP30980488 A JP 30980488A JP 30980488 A JP30980488 A JP 30980488A JP H02156557 A JPH02156557 A JP H02156557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
magnesium
alloy
heat dissipating
pipe type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30980488A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Shoji
了 東海林
Atsuo Takabayashi
高林 篤夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Aluminum Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Aluminum Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Aluminum Co Ltd filed Critical Furukawa Aluminum Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばオーディオ機器等に使われているトラン
ジスタやIC等の発熱素子から発生する熱を放熱させる
ためのヒートパイプ式ヒートシンクに関するものである
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕従来
ヒートパイプ式ヒートシンクの構成は一般に棒状のヒー
トパイプの一端部にA1合金の薄板または押出形材の放
熱フィンを取り付け、他端部に発熱素子であるトランジ
スタやパワーIC等を取り付けたAj7製の吸熱ブロッ
クをネジ止め等の方法によって設けたものである。
ところがこのようなヒートパイプ式ヒートシンクをオー
ディオ用機器などに用いる場合、上記Δ1製の吸熱ブロ
ックに取り付けたトランジスタ、パワーICまたはトラ
ンス等から発生する振動に放熱フィンが共振してしまう
。そしてこの共振音がスピーカーからの音楽音に雑音と
して加わり、音楽鑑賞の妨げとなる場合が多く問題であ
った。特に最近は機器の軽量化、低コスト化の要求に対
して放熱フィンもできるかぎり薄くする方向にあるため
、上記悪影響を益々助長する傾向にある。
このため従来放熱フィンの共振振動を抑えるために、放
熱フィンの一部にガラスクロス等のテープを貼付けるこ
となどが考えられたが十分な効果が得られず、上記雑音
を消すことはできなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこれに鑑み種々検討した結果、素子が発生する
振動によっても共振しない放熱フィンからなるヒートパ
イプ式ヒートシンクを提供するものである。
即ち本発明は熱を吸収する吸熱ブロックと、吸収した熱
を伝達するヒートバイブと、伝達された熱を放熱するマ
グネシウムまたはマグネシウム合金からなる放熱フィン
とにより構成されたことを特徴とするものである。
〔作用〕
このように放熱フィンをマグネシウムまたはマグネシウ
ム合金で作製するのは、振動は放熱フィンで速やかに減
衰されるのでフィン自身が振動することがなく、したが
って雑音が発生しない利点を有するからである。
マグネシウムまたはマグネシウム合金が上記作用を有す
るのは内部摩擦が従来のアルミニウム合金に比べてはる
かに大きいので振動減衰性(制振性)が非常に優れてい
るためである。
このようなマグネシウムまたはマグネシウム合金として
は通常の純度99.8〜99.9%の工業用純マグネシ
ウム、JIS 114204の押出用マグネシウム合金
であるMSI、MS2. MS3. MS4. MS5
. MS6さらラニMg−(0,1〜l0X)St合金
ヤMg−(0,1〜5%)Zr合金等が好適に使用され
る。
また一般にマグネシウムまたはマグネシウム合金は体積
当たりの熱伝導度がアルミニウムとほぼ同等であるため
、従来のアルミニウム製の放熱フィンと比べて熱の放散
性が低下することはない。
さらに放熱フィンの形状は押出形材、薄板の積層フィン
のいずれでも同様な効果を有しているので適宜使い分け
れば良い。
〔実施例〕
次に本発明を実施例により詳しく説明する。
〈実施例1〉 第1図に示すように、ヒートバイブ(1)の−端部にJ
IS MSI合金の押出形材フィン(2)をヒートバイ
ブ(1)の軸方向にフィンを向けて圧入して設け、他端
部にトランジスタ〈3〉を取り付けたAl製吸熱ブロッ
ク(4)を設けたヒートパイプ式ヒートシンクを作製し
た。
このヒートパイプ式ヒートシンクを音響機器に取り付け
たが、共振による雑音は全く発生しなかった。
〈実施例2〉 第2図に示すようにヒートバイブ(1)の一端部に板厚
0.8a+mで純度99.9%の純Mg板材からなる板
状放熱フィフク5)を複数枚を間隔を隔てて圧入して設
け、他端部にはトランジスタ(3)をとりつけたAl製
吸熱ブロック(4)を設けたヒートパイプ式ヒートシン
クを作った。
このヒートパイプ式ヒートシンクを実施例1と同様に音
響機器に取り付けたが、やはり共振による雑音は全く発
生しなかった。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば、オーディオ機器に使用され
る発熱素子から発生する熱を放熱する放熱フィンが、こ
れら発熱素子の振動に共振することがないのでスピーカ
ーからの雑音を皆無とすることができる等顕著な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は本発
明の他の実施例を示す斜視図である。 1〜 ヒートバイブ 2 押出形材フィン 3 トランジスタ 4−A l製吸熱ブロック 5−板状放熱フィン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱を吸収する吸熱ブロックと、吸収した熱を伝達
    するヒートパイプと、伝達された熱を放熱するマグネシ
    ウムまたはマグネシウム合金からなる放熱フィンとによ
    り構成されたことを特徴とするヒートパイプ式ヒートシ
    ンク。
JP30980488A 1988-12-09 1988-12-09 ヒートパイプ式ヒートシンク Pending JPH02156557A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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