JPH0215536Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0215536Y2
JPH0215536Y2 JP1985074447U JP7444785U JPH0215536Y2 JP H0215536 Y2 JPH0215536 Y2 JP H0215536Y2 JP 1985074447 U JP1985074447 U JP 1985074447U JP 7444785 U JP7444785 U JP 7444785U JP H0215536 Y2 JPH0215536 Y2 JP H0215536Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame member
frame
filter support
filter
support unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985074447U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61191117U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985074447U priority Critical patent/JPH0215536Y2/ja
Publication of JPS61191117U publication Critical patent/JPS61191117U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0215536Y2 publication Critical patent/JPH0215536Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば半導体集積回路の製造工場等
のように空気の清浄度が高い室を形成する場合の
フイルタを支持するフイルタ支持ユニツトに関す
る。
「従来技術」 天井部分に高性能フイルタを装着し、天井裏に
空気を圧送することにより、フイルタを通じて清
浄化された空気を室内に導びき、室内を清浄化し
た状態に維持するようにしたいわゆるクリーンル
ームが既に実用化されている。
天井部分に高性能フイルタを支持するには従来
より第10図に示すように天井面から所定の間隔
だけ下つた位置に格子状の枠1を組付け、この枠
1が形成する窓口2に第13図に示すように高性
能フイルタ3を乗せ、上部から空気を送給する構
造とされる。
従来格子状の枠1は第10図及び第13図に示
すように十字状、T字状及びL字状の結合部材4
A,4B,4Cに骨部材6を差し込んで嵌合さ
せ、結合部材4A,4B,4Cによつて骨部材6
の相互を結合し、格子状の枠1を形成している。
各結合部材4A〜4Cは吊ボルト7によつて天井
面から吊り下げられ、格子状の枠1が天井面から
所定の距離だけ下がつた位置に支持される。7A
はその吊り下げ位置を調整するためのターンバツ
クルを示す。枠1の四周は第10図及び第12図
に示すように壁8にアングル9A及び9Bをボル
トによつて取付け、このアングル9A及び9Bに
骨部材6を結合させ壁8に対して固定する構造と
している。尚第11図は第10図に示すA−A線
上の断面図、第12図は第10図に示すB−B線
上の断面図である。
「考案が解決しようとする問題点」 従来はこのように結合部材4A,4B,4Cを
利用して骨部材6をその設置場所で結合しながら
格子状の枠1を組立てるものであるから組立に時
間が掛る欠点がある。
また骨部材6を結合部材4A,4B,4Cに対
して第13図に示すように差し込みによつて嵌合
させるため格子状枠1の外形寸法は室の壁8で囲
まれる寸法より差し込みに必要な寸法Dだけ小さ
くなつてしまう欠点がある。第10図に示す間隙
Dはそのための間隙である。この間隙Dを塞ぐた
めに第12図に示すような取付構造を採らなくて
はならない。
また吊ボルト7を予め結合部材4A,4B,4
Cに取付けておかなければならない。この取付け
は溶接によつて行うため手間が掛る欠点がある。
「問題点を解決するための手段」 この考案ではコ字状断面を持つ枠部材によつて
予め枠を形成し、この枠の内部を骨部材によつて
複数の区分に仕分けし、フイルタの面積よりわず
かに小さい窓口を形成し一つのフイルタ支持ユニ
ツトを構成する。各フイルタ支持ユニツトの枠部
材はコ字状断面の凹面を外向にして四角形の枠を
構成し、枠の相互はコ字状の凹面を互に噛合せて
係合させることによつて連結する。更に枠部材及
び骨部材の上面側に吊ボルトの頭部と係合する凹
溝を設けておき、この凹溝に吊ボルトの頭部を係
合させる構造としている。
このような構造とすることにより予め室の寸法
から算出した短形寸法を有するフイルタ支持ユニ
ツトを用意し、このフイルタ支持ユニツトを現場
で吊ボルトによつて天井面から吊り下げるだけで
格子状の枠を組立ることができる。この結果工事
に必要な時間を短かくすることができる。
更にこの考案では各フイルタ支持ユニツトを構
成する枠部材は外方面が凹面となつている。この
凹面を利用してフイルタ支持ユニツトの相互を結
合するため、結合のためにフイルタ支持ユニツト
の相互が重なり合う寸法を小さくすることができ
る。よつて室の壁で囲まれる内面積と格子状の枠
の外形面積をほゞ等しくすることができ、無駄な
間隙Dが発生することはない。
更にこの考案ではフイルタ支持ユニツトを構成
する枠部材及び骨部材の双方に吊ボルトの頭部と
係合する凹溝を形成したから、吊ボルトをフイル
タ支持ユニツトに取付ける作業を簡単に行うこと
ができる。
「実施例」 第1図にこの考案によるフイルタ支持ユニツト
UNを示す。フイルタ支持ユニツトUNは四周を
枠部材100によつて構成し、この枠部材100
によつて形成された枠の内部を骨部材200によ
つて仕切ることにより枠の内部を複数の窓口11
に区分けする。この窓口11は高性能フイルタの
形状よりわずかに小さい程度の形状に選定する。
第1図では枠部材100及び骨部材200の細部
構造は省略して示しているが、少なくとも枠部材
100はコ字状断面を有し、コ字状の凹面を外向
にして枠を構成する。各部の詳細構造については
第3図乃至第9図を用いて説明する。
第1図に示したフイルタ支持ユニツトUNは第
2図に示すように壁8で囲まれた室内の空間に架
設される。つまりこの例では10個のフイルタ支持
ユニツトUN1〜UN10により格子状のフイルタ支
持枠1を構成した場合を示す。
第2図において300は壁8に取付けた支持具
を示す。この支持具300によつて格子状のフイ
ルタ支持枠1は四周が壁8に固定される。第2図
に示すA−A線上の断面を第3図に、また第2図
に示すB−B線上の断面を第4図に、第2図に示
すC−C線上の断面を第5図に、第2図に示すD
−D線上の断面を第6図に、第2図に示すE−E
線上の断面を第7図に、第2図に示すF−F線上
の断面を第8図に、第2図に示すG−G線上の断
面を第9図にそれぞれ示す。
これら各断面図から明らかなように枠部材10
0は二種類の第1枠部材100Aと第2枠部材1
00Bが用いられる。
第1枠部材100Aは第3図、第4図、第6図
乃至第9図に示すように上面板12が下面板13
より長く突出し、その長く突出した上面板12の
上面に突条14Aと14Bを形成し、この突条1
4Aと14Bによつて凹溝14を構成する。
第2枠部材100Bは第4図に示すように上面
板15が下面板16より短かく形成され、この第
2枠部材100Bの上面板15と第1枠部材10
0Aの上面板12が係合し、第2枠部材100B
の下面板16と第1枠部材100Aの下面板13
が係合して角筒状体を構成する。第1枠部材10
0Aと第2枠部材100Bは上面板側においてビ
ス17によつて結合し、下面板側では突起18と
凹溝19を係合させる。このような結合によつて
フイルタ支持ユニツトUNの相互が連結され、ま
たフイルタ支持ユニツトUNと壁8に取付けた支
持具300とが連結される。
骨部材200は第5図に示すように角筒状部材
で構成され、その上面に突条14A及び14Bが
形成され、これら突条14Aと14Bによつて溝
14を形成する。
これら第1枠部材100Aと第2枠部材100
B及び骨部材200は例えばアルミニユームの押
出型材によつて作ることができる。
ここで各フイルタ支持ユニツトUN1〜UN10
枠部材100の組合せについて説明する。第2図
に示したフイルタ支持ユニツトUN1〜UN4は一
つの長辺と一つの短辺が第1枠部材100Aによ
つて構成され、他の一つの長辺と短辺が第2枠部
材100Bによつて構成される。この形式のフイ
ルタ支持ユニツトをここではM形ユニツトと称す
ることとする。
フイルタ支持ユニツトUN5は二つの長辺と一
つの短辺が第1枠部材100Aで構成され、他の
一つの短辺が第2枠部材100Bで構成される。
この形式のフイルタ支持ユニツトをN形ユニツト
と称することとする。
フイルタ支持ユニツトUN6〜UN9は一つの長
辺と二つの短辺が第1枠部材100Aで構成さ
れ、他の一つの長辺が第2枠部材100Bで構成
される。この形式のフイルタ支持ユニツトをO形
ユニツトと称することとする。
フイルタ支持ユニツトUN10は四辺全てが第1
枠部材100Aで構成される。この形式のフイル
タ支持ユニツトをP形ユニツトと称することとす
る。
各フイルタ支持ユニツトUN1〜UN10は第3図
乃至第9図に示すように各枠部材100A及び1
00Bと骨部材200のそれぞれに形成した凹溝
14に吊りボルト7の頭部を係合させ、ターンバ
ツクル7Aを介して建物の天井面に結合する。タ
ーンバツクル7Aが回転することによつてフイル
タ支持ユニツトUN1〜UN10のレベルを調整する
ことができる。
尚第3図乃至第9図に示すボルト400はフイ
ルタ500を抑え付けるボルトを示す。つまりフ
イルタ500の枠をフイルタ支持ユニツトUNを
構成する各枠部材100A,100B及び骨部材
200にパツキング501を介して押し付け、フ
イルタ500とフイルタ支持ユニツトの間に間隙
が生じないようにしている。
フイルタ支持ユニツトUN1〜UN10の相互の結
合部分及び壁8に結合するための支持具300と
の結合部にはシール材600を充填し、フイルタ
500以外に空気が流通しないようにしている。
「考案の作用効果」 上述した実施構造によれば予めM形ユニツト
UN1〜UN4、N形ユニツトUN5、O形ユニツト
UN6〜UN9、P形ユニツトUN10をそれぞれ用意
しておくことにより取付現場ではこれら各ユニツ
トを天井面から吊り下げ、また壁8と接触する部
分では壁8に取付けた支持具300に各ユニツト
の第1枠部材100Aを結合すれば格子状の枠1
を架設することができる。よつて短時間に格子状
の枠1を組付けることができ工期を短縮すること
ができる。
然も各フイルタ支持ユニツトUN1〜UN10の各
結合は第1枠部材100Aと第2枠部材100B
との係合によつて行うものであり、また壁8への
結合も支持具300との係合で行われる。これら
の係合は枠部材100A及び100Bの相互また
は支持具300と枠部材100Aとの相互で行わ
れる。これらは互に凹面同士の結合であり、凹面
が最終的な結合位置より相互に深く係合でき、凹
面同士を深く係合させた状態で最終的な結合位置
に合致させることができるから第10図で説明し
た無駄な間隙Dが生じることはない。
また各フイルタ支持ユニツトUN1〜UN10の各
部材には上面側に凹溝14を有していることか
ら、この凹溝に吊りボルト7の頭部を挿入すれば
吊りボルト7をフイルタ支持ユニツトに取付ける
ことができる。よつて吊りボルトの取付けを簡単
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるフイルタ支持ユニツト
の既略の構造を説明するための斜視図、第2図は
この考案によるフイルタユニツトによつて格子状
の枠を組立てた状態を示す平面図、第3図乃至第
9図は第2図に示すA−A線、B−B線、C−C
線、D−D線、E−E線、F−F線、G−G線上
の各断面構造を説明するための断面図、第10図
は従来のフイルタ支持用枠の構造を説明するため
の平面図、第11図及び第12図は第10図に示
したA−A線及びB−B線上の断面図、第13図
は従来のフイルタ支持用枠の細部構造を説明する
ための斜視図である。 UN1〜UN10:フイルタ支持ユニツト、10
0:枠部材、100A:第1枠部材、100B:
第2枠部材、200:骨部材、300:支持具、
400:フイルタ抑えボルト、500:フイル
タ、8:壁、7:吊りボルト、7A:ターンバツ
クル、11:窓口、12:第1枠部材の上面板、
13:第1枠部材の下面板、14:凹溝、15:
第2枠部材の上面板、16:第2枠部材の下面
板、17:ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ字状断面を有する枠部材をコ字状の凹面を外
    向に向けて枠を形成すると共に、この枠の内部を
    骨部材によつて複数の区分に仕切つてフイルタ支
    持ユニツトを形成し、各フイルタ支持ユニツトの
    相互の結合を上記枠部材の凹面を互に噛合せて係
    合し、上記枠部材と上記骨部材の上面側に吊ボル
    トの頭部と係合する凹溝を設けた構造のフイルタ
    支持ユニツト。
JP1985074447U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0215536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985074447U JPH0215536Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985074447U JPH0215536Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61191117U JPS61191117U (ja) 1986-11-28
JPH0215536Y2 true JPH0215536Y2 (ja) 1990-04-26

Family

ID=30614753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985074447U Expired JPH0215536Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0215536Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213777U (ja) * 1975-07-17 1977-01-31
JPS5912988U (ja) * 1982-07-15 1984-01-26 三菱電機株式会社 冷蔵庫箱体
JPS5915414B2 (ja) * 1973-12-22 1984-04-09 株式会社東芝 テレビジヨン受像機の検波装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020413Y2 (ja) * 1982-07-20 1985-06-19 近藤工業株式会社 フイルタ−セルの組立装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915414B2 (ja) * 1973-12-22 1984-04-09 株式会社東芝 テレビジヨン受像機の検波装置
JPS5213777U (ja) * 1975-07-17 1977-01-31
JPS5912988U (ja) * 1982-07-15 1984-01-26 三菱電機株式会社 冷蔵庫箱体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61191117U (ja) 1986-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5010702A (en) Modular wall system
US5140792A (en) Modular wall system
US9347218B2 (en) Modular wall nesting system
JP2755900B2 (ja) カーテンウォール
BR102012007799A2 (pt) sistema modular para forros falsos
JP2002371658A (ja) カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部構造
US20050102931A1 (en) Glass block frame
JPH0215536Y2 (ja)
JPS6326492Y2 (ja)
JPS61225527A (ja) クリ−ンル−ム
JP2001311251A (ja) カーテンウォール構造
JPH0247124Y2 (ja)
JP2900984B2 (ja) 下り壁パネルの取付構造
JPH0443525Y2 (ja)
JPH0323921Y2 (ja)
JP2514036Y2 (ja) クリ―ンル―ムの天井フレ―ムへの機器取付構造
JP2688122B2 (ja) クリーンルームの天井フレーム施工方法及び天井フレーム構造
JPS63233144A (ja) ユニツト式カ−テンウオ−ル
KR200355084Y1 (ko) 유리벽 구조
JP3837305B2 (ja) カーテンウォールの出隅コーナー部構造
JPS5820078Y2 (ja) 格子体
JPH0446005Y2 (ja)
JPH0754542Y2 (ja) ガラリ羽根の取付構造
RU153197U1 (ru) Универсальный узел для крепления несущего профиля
JPH0243927Y2 (ja)