JPH02155305A - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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Publication number
JPH02155305A
JPH02155305A JP1271885A JP27188589A JPH02155305A JP H02155305 A JPH02155305 A JP H02155305A JP 1271885 A JP1271885 A JP 1271885A JP 27188589 A JP27188589 A JP 27188589A JP H02155305 A JPH02155305 A JP H02155305A
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JP
Japan
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circuit
frequency
signal
value
filter
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Pending
Application number
JP1271885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenneth W Moulding
ケネス ウイリアム モールディング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH02155305A publication Critical patent/JPH02155305A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/04Frequency selective two-port networks

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、周波数弁別器に設けられている共振回路の共
振周波数に対する、該周波数弁別器に供給される入力信
号の周波数の偏差がある場合に、この偏差を表わす出力
信号を生じ、前記の共振周波数は共振回路の素子の電気
的パラメータの値の関数であり、この共振周波数は、調
整信号を前記の共振回路の調整債−号入力つ:1;に供
給して前記の電気的パラメータの値をJl 整すること
により調整しうるよ・うになっている当該周波数弁別器
と、前記の周波数弁別器の出カシ・:8を前記の調整信
号入力端に結合し、前記の偏差に応じて信号を前記の調
整は月入力端に供給して[1;I記の共1辰周波数を前
記の入力信号の周波数の方向に調整する結合手段と、フ
ィルタ回路であって、このフィルタ回路の周波数応答特
性の極点及び零点の双方又はいずれか−方の位置がこの
フィルタ回路の素子の4’H気的パラメータの値の関数
であり且−つ前記の位置はこのフィルタ回路の調整信ぢ
入力端に調整信号を供給することにより調整でき、これ
によりこのフィルタ回路の素子の前記の電気的パラメー
タの値を調整するようになっている当該フィルタ回路と
、前記の周波数弁別器の出力端を11?1記のフィルタ
回路の調整信号入力端に結合し、この調整信号入力端に
調整信号を供給して前記の位置を前記の共振回路の共振
周波数の調整に応じて調整する結合手段とを具えるフィ
ルタ装置に関するものである。
(従来の技術) この−殻内種類の装置は例えば英国特許第GR−AI4
21093号明細書に記載されており既知である。
この既知のフィルタ装置では、共振回路及びフィルタ回
路の各々が、各ボートにまたがって接続されている可変
キャパシタを有するジャイレータ回路の形態をしている
。調整信号は(いわゆるハリキャップの形態の)可変キ
ャパシタの値を制御し、従って(これらの値の関数であ
る)共振周波数を制御する。数個のこのような装置の各
々が集積回路の形態で構成されている場合には、共振周
波数を調整することにより、回路毎にこれら周波数に生
じる不可避な製造」二の広がりを補償しうる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、共振周波数の相対的な比が節IIな整数でない
場合には、この既知の回路で満足な結果を得るのが困難
で2)る。共振周波数の相】・j比が例えば2:1のよ
うなITi単な整数比である場合には、例えば同しよう
に制御される同一のキャパシタの月を一方の共振回路で
並列に1妾続することにより一方の共振回路における−
1−ヤパシタの値を節中に他方の共振回路における一ト
ヤパシタの値の2化にしうる。(集積回路上の複数のバ
リギヤノブを同じ値にすることは比較的容易なことであ
り、一方単一のキャパシタの対をti1以外の特定のキ
ャパシタンス比をtrするように)1!I成することは
極めて困難である。)しかし、共振周波数が例えば1.
7  :t、oの−・層複雑な比にある場合には、一方
の共振回路における各キャパシタを17個の並列接続し
たキャパシタを以って構成する必要があり、他方の共振
回路におけるその対応部分は10個の並列接続したキャ
パシタを以ってtj4成する必要があり、このようにす
ることによりIC千ノブの占a表面積を大きくすること
明らかである。必要とするキャパシタンス比を達成する
他の方法は、−力の共振回路のパリキャンプに供給する
調整信号を他方の共振回路に供給する調整信号に対して
適切に減衰させるようにすることである。しかしこの方
法は、逆バイアスp−n接合のキャパシタンスと逆バイ
アスの値との関係が非直線である為に実際上実行不可能
であるということを確かめた。本発明の目的はこの問題
を軽減することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、周波数弁別器に設けられている共振回路の共
振周波数に対する、該周波数弁別器に供給される入力信
号の周波数の偏差がある場合に、この偏差を表わす出力
信号を生じ、irI記の共振周波数は共振回路の素子の
電気的パラメータの値の関数であり、この共振周波数は
、調整信号を前記の共振回路の調整信号入力端に供給し
て前記の電気的パラメータの値を調整することにより調
整しうるようになっている当該周波数弁別器と、前記の
周波数弁別器の出力端を前記の調整信号入力端に結合し
、前記の偏差に応じて信号を前記の調整信号入力端に供
給して前記の共振周波数を前記の入力信号の周波数の方
向に調整する結合手段と、フィルタ回路であって、この
フィルタ回路の周波数応答特性の極点及び零点の双方又
はいずれか−方の位置がこのフィルタ回路の素子の電気
的パラメータの値の関数であり且つiiI記の位置はこ
のフィルタ回路のAJI整信分信号入力端整信号を供給
することにより調整でき、これによりこのフィルタ回路
の素子の1111記の電気的パラメータの値を調整する
ようになっている当該フィルタ回路と、前記の周波数弁
別器の出力n1を前記のフィルタ回路の調整信号入力端
に結合し、この調整信号入力端に調整信号を供給して前
記の位置を前記の共振回路の共振周波数の調整に応じて
調整する結合手段とを具えるフィルタ装置において、前
記の周波数弁別器の出力端を前記のフィルタ回路の調整
信号入力端に結合する前記の結合手段が補助回路を有し
、この補助回路が、前記の共振回路の前記の素子及び前
記のフィルタ回路の前記の素子のそれぞれの対応部分で
ある第1及び第2の他の素子と、前記の補助回路の入力
端を前記の第1の他の素子の調整信号入力端に結合し、
調整信号をこの第1の他の素子の調整信号人ツノ端に供
給してこの第1の他の素子の対応するパラメータを前記
の共振回路の前記の素子の電気的パラメータの調整に応
じて調整する結合手段と、前記のフィルタ回路の11?
■記の素子の電気的パラメータに対応する前記の第2の
他の素子のパラメータの値に対する前記の第1の他の素
子の前記の対応するパラメータの値の比の、特定値から
の偏差がある場合にこの偏差に依存する信号を前記の第
1及び第2の他の素子から取出し、この信号を前記の第
2の他の素子の調整信号入力端に供給してこの第2の他
の素子の前記のパラメータを調整し、これにより前記の
比を前記の特定値の方向に調整する調整手段と、この調
整手段の出力端を前記の補助回路の出力端に結合し、前
記のフィルタ回路の前記の素子のパラメータの値を前記
の第2の他の素子のパラメータの値の調整に応じて調整
する結合手段とを具えていることを特徴とする。
前述した非直線関係による悪影習は、周波数弁別器の出
力端をフィルタ回路の調整信号入力端に結合する結合手
段で特定した種類の補助回路を設けることにより殆ど)
+!i (’;’t シうる七いうことを認識した。前
記の第1及び第2の他の素子の前記のパラメータ間の比
を補助回路により特定値の方lii] Qこ調整するこ
とにより共振回路及びフィルタ回路の関連の素子の対1
cmのパラメータ間の比が所定値(この所定値は必ずし
も上記の′11定値と同じにする必要はない)の方向に
同1毛に調整される。後者の回路の周波数応答特性の極
点及び零点の双方又はいずれか一方の位置はこれらの対
応パラメータの値の関数である為、これらの位置間の所
望の関係を自動的に保つことができる。
各対応部分素子は、その011記のパラメータの値と」
(振回路或いはフィルタ回路に設けられている対応部分
素子の前記のパラメータの値との間の比が関連の調整信
号の値に殆ど依存しないようなものとする必要がある。
これを達成するのは、前記の共振回路の前記の素子及び
前記の第1の他の素子が同一の半導体チップ上に集積化
され、前記のフィルタ回路の前記の素子及び前記の第2
の他の素子が同一の半導体チップ上に集積化されている
ようにすることにより容易にしうる。
また、前記の調整手段が、交流信号を前記の第1及び第
2の他の素子に供給する手段と、前記の第1及び第2の
他の素子から、前記の第1の他の素子の前記のパラメー
タの値及び前記の第2の他の素子の前記のパラメータの
値のそれぞれの関数である振幅を有する対応の交流信号
をそれぞれ取出す手段と、前記の交流信号に、一方の成
分が他方の成分に対し逆相である前記の対応の交流信号
の少くとも実質的な組合せを実質的に乗算する信号マル
チプライヤ回路とを具えているようにするのが好ましい
。この場合、もとの交流信号の位相に対する前記の対応
の交流信号の組合せの位相はいずれの振幅が大きいかに
依存し、従って前記の第1及び第2の他の素子の前記の
パラメータ間の比が所定量よりも大きいか小さいかに依
存し、この情報は°フルチプライヤ回路の出力信号中に
含まれている為、これを用いて前記の振幅を互いにほぼ
等しくし、従って前記の比をほぼ11fI記の所定量に
調整しうる。このような場合、前記のもとの交流信号は
周波数弁別器への入力信号を以って構成するのが仔利で
ある。
各々の前記の素子はトランスコンダクタンス増幅器を以
って構成することができ、この場合前記のパラメータは
関連の増幅器のトランスコンダクタンスより成る。
(実施例) 以下図面につき説明するに、第1図に示す本発明による
フィルタ装置は、周波数弁別器1と、フィルタ回路2と
、補助回路3とを・r−r シている。周波数弁別器1
の入力端4には周波数f、、の入力信号が供給され、こ
の周波数弁別器はこれに応答して出力端5に出力信号を
生じる。この出力信号は、周波数f1の、例えば周波数
弁別器lに設りられている共振回路6の共振周波数から
の偏差(もしあれば)を表わす。従って、出力信号の値
は例えばK(f、−f、)に等しくなりうる。ここにK
は定数である。共振周波数f0は共振回路6の素子8の
電気的パラメータの値の関数であり、出力端5は共振回
路6の調整信号入力端7に結合されている為、前記の出
力信号は前記の電気的パラメータの値を調整する。この
調整は周波数差(frf、)を減少させる方向で行なわ
しめる為、共振周波数f0は入力信号の周波数f、にほ
ぼ等しくなるように制御される。この種類のトラッキン
グフィルタは周知である。
出力端5はフィルタ回路2の調整信号入力端9にも結合
れ、このフィルタ回路2の素子10の電気的パラメータ
の値を調整する。フィルタ回路2の周波数応答特性の極
点及び零点の双方又はいずれか一方の位置は上記の電気
的パラメータの値の関数であり、その結果上記の位置は
共振周波数r。
の調整に応じて調整される。素子8及び10は例えば前
記の英国特許第GB−A−1421093号明細書にお
けるようにそれぞれ共振回路6及びフィルタ回路2に含
まれている可変容量キャパシタとすることができる。フ
ィルタ回路2が例えば共振回路6に公称的に等しい共振
回路である場合には、出力端5から入力端9・\の結合
を英国特許第GB−へ一1421093号明細書の場合
のように原理的に単なる直接接続とすることができ、こ
の場合フィルタ回路2の共振周波数が自動的に周波数「
、にほぼ等しく調整される。しかし、上述した場合と異
なる場合には、前述したように、素子8及び10の特性
決定パラメータの値が出力端5に生じろ調整信号の値に
直線的に関連しない際にフィルタ回路2の調整に許容し
えない誤差が導入されるおそれがある。
従って、出力端5から入力端9への結合路中に補助回路
3を設け、この補助回路の入力端11を出力端5に、こ
の補助回路の出力07ii12を入力端9に接続する。
補助回路3は素子8及び10のそれぞれの対応部分であ
る第1及び第2の他の素子13及び14を1了する。補
助回路3の入力端11は素子13の調整信号入力端15
に結合され、素子8の周波数特性決定パラメータに対応
する素子13のパラメータの値をこの周波数特性決定パ
ラメータの調整に合せて調整する。素子14も調整信号
入力端16を有し、この入力端16を介して素子10の
周波数特性決定パラメータに対応する素子14のパラメ
ータの値を調整しうる。
素子13及び14のそれぞれの出力端17及び18は同
しく補助回路3に設けられている他の手段21の入力端
19及び20にそれぞれ結合されている。この手段21
は、素子14の前記のパラメータの値に対する素子13
の前記のパラメータの比の、特定値からの偏差(ある場
合)に依存する信号をその出力端22に発生するように
構成されている。この信号は素子14の調整信号入力端
16に供給され、この素子14のパラメータの値を、上
述した偏差を減少させて前記の比が前記の特定の値にほ
ぼ等しく調整されるように調整するとともに、フィルタ
回路2の信号入力端9にも供給され、素子10の周波数
特性決定パラメータの値が素子14のパラメータの値に
合せて調整されるようにする。従って、全体的な結果と
して、素子8及び素子10の周波数特性決定パラメータ
の値開の比が自動的に所定の値にほぼ等しくなるように
調整され、フィルタ回路2の周波数特性の極点及び零点
の双方又はいずれか一方の位置が共振周波数「。、従っ
て基C坊周波数1.に対しく前記の所定の値によって決
定される)特定の関係となるように調整される。素子8
及び13は素子IO及び14と同じ半導体チップ−にに
集積化するのが好ましい。
第2図は、第1図の周波数弁別器1の構成例を示す。こ
の弁別器1は並列共振回路6と、4りτノドラントL 
号マルチプラ・イヤ24と、低域通過フィルタ回路25
とを有する。共振回路はそれぞれ各ボートにまたがって
接続されたキャパシタ26及び27をイj゛するジャイ
レータ回路の形態とする。ごのジャイレータ回路は一月
の1−ランスコンダクタンス増幅27;8n及び811
を有し、これらの一方(8B)が反転用であり、他方(
8A)が非反転用であり、それぞれの出力端が他方の入
力端に接続されている。反転用の増幅器8++は同一の
トランジスタ28及び29より成るロングテールトペア
ーを有し、これらトランジスタのコレクタ負荷はそれぞ
れ同一の電流源トランジスタ30及び31の形態をして
おり、ごの口ングテールドベアーのテールは電流源トラ
ンジスタ32を以って構成されている。この増幅器8B
の入力端はトランジスタ28のベースを以って構成され
、出力端はトランジスタ28のコレクタを以って構成さ
れている。トランジスタ29のベースには直流電圧源3
3から一定電圧が供給される。非反転用の増幅2i8A
も同様に同一のトランジスタ34及び35より成るロン
グテールドペアーを有し、これらトランジスタのコレク
タ負荷はそれぞれ同一の電>k源トランジスタ36及び
37の形態をしており、このロングテールドペアーのテ
ールは電流’EX l・ランジスク38を以って構成さ
れている。この増幅器8Aの入力端はトランジスタ35
のベースを以って構成され、出力端はトランジスタ34
のコレクタを以って構成されでいる。この周波数弁別器
の入力端はトランジスタ34のベースに接続されている
。1−ランスコンダクタンス増幅器8B (28〜33
)及び8A (3/l〜38)の各々はそのパラメータ
、本例の場合そのI・ランスコンダクタンスが可変であ
る点で第1図の素子8に類似する素子を構成し、共振回
路の共振周波数はごのトランスコンダクタンスの(本例
の場合このトランスコンダクタンスの平方[艮に比例す
る)関数となる。l・ランスコンダクタンスはテールト
ランジスタ32及び3)(の−、−スハイアス電圧を、
従ってトランジスタベアー28.2!:l及び34.3
5のテール電流を二周整することによりシ用整しうる。
テールトランジスタ32及び3Bのへ−)、は調整信号
人力・瑞7に接続されている。コレクタ負荷トランジス
タ30及び31により供給される合計の電流をテールト
ランジスタ32におりる電流に等しく保つとともに、コ
レクタ負荷トランジスタ36及び37によって供給され
る合羽の電流をテールトランジスタ38における電流に
等しく保つために、他のトランジスタ41を設け、この
トランジスタ41のベースーエミック通路をトランジス
タ32及び38のベース−エミッタ通路と並列に接続す
る。このトランジスタ41はトランジスタ32及び38
と同一とし、これら3つのトランジスタのコレクタ電流
が互いに等しくなるようにする。トランジスタ41のコ
レクタ電流は並列の2つのダイオード接続トランジスタ
42及び43に供給される。これらトランジスタ42及
び43の各々はトランジスタ30.3136及び37と
同一であり、]′I:j 者のトランジスタのベースー
エミック通路は後者のトランジスタのベースーエミノタ
通路と並列に接続されている。その結果として得られる
電流ミラー作動により結果を所望通りにする。
入力端4はマルチプライヤ24の一方の人力※;;、 
3 gにも接続され、このマルチプライヤの他方の入力
端40にはトランジスタ35のコレクタから信号が供給
される。共振時には、トランジスタ35の:]コレクタ
おける信号が入力端4における信号に対し90゜位相外
れとなり、共振時以外ではこの値は異なり、マルチプラ
イヤ24は、入力端4に供給される信号の周波数の、回
路6の共振周波数からの偏差を表わす出力信号を生じ、
この出力信号が低域通過フィルタ25により平滑化され
て出力端5に供給される。所望に応じ、入力端4に供給
される信号を帯域通過処理したものをトランジスタ29
のコレクタから他の出力端41を介して取出すことがで
きる。
第1図のフィルタ回路2は例えば、第2図の共振回路6
に類似させて構成することができ、この場合フィルタ回
路2の人力う:;;が入力端4 (トランジスタ34の
ベース)に対応し、調整信弓入力端9が入力端7に対応
する。このようにする場合には、増幅器28〜33及び
34〜38に対応するトランスコンダクタンス増幅器の
各々は、そのパラメータ、本例の場合そのトランスコン
ダクタンスが可変であり、フィルタ(本例の場合帯域通
過フィルタ)の周波数応答特性の極点及び零点の双方又
はいずれカ一方の位置がこのlランスコンダクタンスの
(本例の場合このトランスコンダクタンスの平方根に比
例する)関数となるという点で第1し1の素子10に類
似する素子を構成する。変形例としては、フィルタ出力
を例えば、第2図の1−ランジスタ35のコレクタに対
応する点から取出すことができ、また適切な値の減衰抵
抗を第2図の−1−ヤパシタ26及び27に対応するキ
ャパシタの両端間に接続することができ、この場合も極
点及び零点の双方又はいずれか一方が第2図の増幅器2
8〜33及び34〜38に対応する増幅器のトランスコ
ンダクタンスの平方根に比例する低域通過特性が得られ
る。
第1図の周波数弁別器1を第2図のように構成し、第1
図のフィルタ2を上述のように構成する場合には、第1
図の補助回路3は例えば第3図に示すように構成しうる
。第3図の回路3は、これが可変のトランスコンダクタ
ンス増幅器13及び14を有するという点で、第2図の
トランスコンダクタンス増幅器8八及び8Bの対応部分
及び第1図のフィルタ2につき説明した構成中の対応す
るトランスコンダクタンス増幅器の対応部分を有する。
トー7:/スDンダクタンス増幅器13は例えばトラン
スコンダクタンス増幅器8Bに類似して、同一のトラン
ジスタ44及び45より成るロングテールトベアーを有
し、これらトランジスタのコレクタ負荷はそれぞれ、同
一の電流源トランジスタ46及び・17の形態とし、こ
のロングテールトペアーのテールは電流源トランジスタ
48を以って構成する。トランスコンダクタンスは、テ
ールトランジスタ48のベースハイアス電圧、従ってト
ランジスタベアー・1445のテール電流を調整するこ
とにより調整しうる。
トランジスタ48と同一のトランジスタ49と、トラン
ジスタ4G及び47と同一の2つの他のトランジスタ5
0及び51とは、これらがコレクタ負荷トランジスタ4
6及び47によってfJ(給される合31の電流をチル
トランジスタ48におりる電流と等しく保つとい・)点
で第2図のトランジスタ41〜43と同し機能を達成す
る。1−ランスコンダクタンス増幅器■4も同様に同一
・の]・ラランジッタ52び53より成るUングテール
トベアーを有し、これらトランジスタのコレクタ負荷は
それぞれ、同一の電流源トランジスタ54及び55の形
態をしており、この11ングテルトペアーのテールは電
流源トランジスタ56を以って構成されている。トラン
スコンダクタンスは、テールトランジスタ56のベース
ハイアス電圧、従ってトランジスタペアー52153の
テール電流を調整することにより調整しうる。トランジ
スタ56と同一のトランジスタ57と、トランジスタ5
4及び55と同一の他の2つのトランジスタ58及び5
9とは、これらがコレクタ負荷トランジスタ58及び5
9によって供給される合計電流をテールトランジスタ5
6における電流に等しく保つという点でトランジスタ4
9〜51と類似の機能を達成する。補助回路3の入力端
11は[・ランジスタ48のベースに接続されている。
トランジスタ45及び53のベースにはそれぞれ、直流
電圧560及び61により直流基準電圧が供給され、ト
ランジスタ411及び52のベースには補助交流電圧源
62の出力が供給され、この出力はトランジスタ52の
ベースには可変減衰器或いは分圧器63を介して供給さ
れる。補助交流電圧源62は実際には、周波数f、の信
号を第2図の周波数弁別器1の入力端4に供給する電圧
源を以って構成でき、この電圧源の出力信号は4クワト
ラント信号マルチプライヤ65の第1入力端64にも供
給され、このマルチプライヤの第2入力端66にはトラ
ンジスタ45及び52の共通コレクタから信号が供給さ
れる。増幅器65の出力信号は低域通過フィルタ67に
より平滑化されて補助回路の出力端12とトランジスタ
56のベースとの双方に供給される。
増幅器13はトランジスタ44の・\−スからトランジ
スタ45のコレクタへ信号反転を行なわず(非反転用)
であり、増幅器14はトランジスタ52のベースからそ
のコレクタに信号反転を行なう(反転用)であり、従っ
て増幅器13及び14をそれぞれ経てマルチプライヤの
入力端66に供給される電圧源62の出力信号は互いに
逆相となることに注意すべきである。電圧源62から増
幅器13を経てマルチプライヤの入力端66に供給され
る信号の利得が増幅器14を経てこの人力5Hg 66
に供給される信号の利得よりも大きい場合には、マルチ
プライヤ65の2つの入力端に供給される信号は互いに
同和となり、従ってマルチプライヤの出力信Σが正とな
り、これによりトランジスタ56の順方向バ・イアスを
、従って増幅器14のトランスコンダクタンスを増大さ
せる。
これとは逆に、増幅器13による利得が増幅器14によ
る利得よりも小さい場合には、マルチプライヤ65の出
力を負とし、従って増幅器14のトランスコンダクタン
スを減少せしめる。(マルチプライヤの出力信号は例え
ば差動形態を有し、差動−シングルエンドコンバータを
経てフィルタ67に結合するように構成することができ
る。)従って、マルチプライヤ及びフィルタ67を含む
ループは増幅器13及び14を介する利得を等しくする
作用をする。
従って、分圧器(ポテンショメータ)63のタップを、
これにより生ぜしめる減衰を増大させる方向に調整する
ことにより、増幅器14のトランスコンダクタンスを増
大させるとともに出力端12を経てフィルタ回路2のト
ランスコンダクタに供給される制御信号をも増大させ、
一方、タップを逆方向に調整することにより前記のトラ
ンスコンダクタンスを減少せしめるとともにフィルタ回
路2に含まれているトランスコンダクタに供給される制
御信号を減少せしめる。従って、増幅器13及び14の
トランスコンダクタンス間の比は分圧器63の設定によ
り決定され、マルチプライヤ65及びフィルタ67を含
む制御ループによりほぼ設定値に保たれる。
トランスコンダクタンス増幅器(トランスコンダクタ)
13は共振回路6におけるトランスコンダクタを調整す
るのと同し信号により調整され、フィルタ回路2におけ
るトランスコンダクタはトランスコンダクタンス増幅器
(トランスコンダクタ)14を調整するのと同し信号に
より調整される為、共振回路6における1ランスコンダ
クタのトランスコンダクタンスに対するフィルタ回路2
におけるトランスコンダクタのトランスコンダクタンス
の比も分圧器63の設定により決定される。従って、極
点及び零点かフィルタ回路2の周波数応答中に生しる周
波数が共振回路6の共1辰周波数に対し、従って入力周
波数r、に対しほぼ一定の比に保たれ、この比は(例え
ば電気的に可変としうる)分圧器63の設定により決定
される。
トランスコンダクタンス増幅器(1−ランスコンダクタ
) 8A、 8iI及び13は互いに同一にする必要は
なく、これと同じことはトランスコンダクタンス増幅器
14及びフィルタ回路2に含まれているトランスコンダ
クタについても曾えることに注意すべきである。必要と
することは、これらトランスコンダクタを、トランスコ
ンダクタ8八及び8Bのトランスコンダクタンスとトラ
ンスコンダクタ13のトランスコンダクタンスとの比が
これらの共通の調整信号の値に殆ど依存せず、フィルタ
U路2に含まれているトランスコンダクタのトランスコ
ンダクタンスとトランスコンダクタ14のトランスコン
ダクタンスとの比も同様にこれらの共通の調整信号の値
に殆ど依存しないように構成することである。
本発明はこれまで、ジャイレータ−キャパシタ共振回路
とフィルタとを用い、ジ、トイレータをトランスコンダ
クタンス増幅器を以って構成し、周波数応答特性の極点
及び零点の双方又はいずれか一方の位置を増幅器のトラ
ンスコンダクタンスの調整により調整するようにした回
路配置の関係で説明してきたが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。第1の変形例としては、共振回路及
びフィルタの双方又はいずれか一方をいわゆるトランス
コンダクタ−キャパシタ共振回路又はフィルタとするこ
とができ、その簡単な一実施例を第4図に略図的に示す
第4図に示す共振回路又はフィルタ回路は可変トランス
コンダクタンスの2つの非反転トランスコンダクタンス
増幅器68及び69と3つの高利得反転電圧増幅器70
.71及び72とを有する。増幅器7゜はその出力端及
び入力端間に接続したキャパシタ73及び抵抗74を有
し、従って実際上能動漏れキャパシタ回路を構成する。
増幅器71はその出力端及び入力端間に接続したキャパ
シタ75を有し、従って実際上能動キャパシタ回路を構
成する。増幅器72はその入力端と直列に接続された抵
抗76と、その出力端及び入力、5:j、j間に接続さ
れ前記抵抗76と同じ値の抵抗77とをCfシ、従って
全体として単位利得インバータが形成される。トランス
コンダクタンス増幅器68、漏れキャパシタ回路70.
73.74、トランスコンダクタンス増幅器69、キャ
パシタ回路71.75及び単位利得反転増幅回路72.
76、77は図示のようにループに接続される。信号入
力端78は直列抵抗79を経て回路?0.73.74の
入力端に接続され、増幅器68及び69のそれぞれのト
ランスコンダクタンスiIi整信号入力端80及び81
には調整信号入力端82から信号が供給される。第4図
の回路を第2図の共振回路6と置き換える場合には、出
力端83をマルチプライヤ24の入力端40に接続し、
(Q決定用の)抵抗74の値は比較的大きく選択する必
要がある。また信号入力端78は入力端4に接続する必
要があり、入力端82は入力端7に相当する。第4図の
回路を第1図の共振或いはフィルタ回路2として用い、
低域通過特性を必要とする場合にも、端子83を出力端
子として用いる必要があり、この場合抵抗74の値を比
較的低く選択する必要がある。この場合端子82は第1
図の入力端9に相当する。一方、帯域通過特性を必要と
する場合には、端子84(破線で示す)を出力端子とし
て用いる必要がある。補助回路3はいかなる場合にも第
3図につき説明したように構成でき、トランスコンダク
タンス増幅器13が共振回路6に含まれている増幅器6
8及び69に対する対応部分を構成し、トランスコンダ
クタンス増幅器14がフィルタ回路2に含まれている増
幅器68及び69に対する対応部分を構成する。
第4図の可変トランスコンダクタンス増幅器68及び6
9の各々は事実上、後続の能動キャパシタ回路に対する
信号入力端と直列に設けられた能動形態の可変抵抗を構
成し、従って可変の直列抵抗の特性を有する他の回路素
子と置き換えることができる。従ってこれら可変トラン
スコンダクタンス増幅器の各々は例えば、ソース・ドレ
・イン通路が関連の能動キャパシタ回路に対する信号入
力端と直列に設けられゲートが入力端82に供給される
調整信号によゲて制御される電界効果トランジスタ(F
IET)  と置き換えることができる。このようにす
る場合には、これらトランジスタの対応部分を補助回路
3に設ける必要があり、その補助回路の一例を第5図に
示す。
第5図に示す補助回路3は共振回路6に設けた前記のF
IETに対する対応部分を構成するFET85と、フィ
ルタ回路2に設けた前記のFETに対する対応部分を構
成するFIET86とを具える。これらFRTのソース
は接地し、これらFEETのFレインは可変抵抗88及
び固定抵抗89をそれぞれ経て交流信号源87の出力端
に接続する。交流信号源87は第3図の交流電圧源62
と同様に、周波数f、の信号を第1図の周波数弁別器l
の入力端4に供給する信号源を以って構成することがで
きる。第5図の回路3は第3図に示す構成と同様に、4
クヮドラント信号マルチプライヤ90を有し、その出力
端は低域通過フィルタ91を経て出力端12に結合され
ている。マルチプライヤ90の第1入力端92には信号
源87がら信号が供給され、マルチプライヤ9oの他の
入力端、この場合差動入力0i93A、 93Bにはト
ランジスタ85及び抵抗88の相互接続点とトランジス
タ86及び抵抗89の相互接続点とから信号が供給され
る。入力端11はトランジスタ85のゲートに接続され
、トランジスタ86のゲートには低域通過フィルタ91
の出力端から信号が供給される。抵抗88の抵抗値に)
・jするトランジスタ85の抵抗値の比が例えば、抵抗
89の抵抗値に対するトランジスタ86の抵抗値の比よ
りも大きい場合には、マルチプライヤ入力端93Bにお
ける信号に対するマルチプライヤ入力端93Aにおける
信号はマルチプライヤ入力端92における信号と同相に
なる。マルチプライ()90ばこれらの条件の下で負の
出力を生じるように構成し、この負の出力によりトラン
ジスタ86のゲート?a圧を減少せしめ、従ってこのト
ランジスタ86の抵抗値を増大せしめ、これにより前記
のi&汗の比を増大U″しめ、これとは逆ζこ、抵抗8
8の抵抗値に対するトランジスタ85の抵抗値の比が抵
抗89の抵抗値に対するトランジスタ86の1氏抗値の
比よりも小さい場合には、マルチプライヤ入力端93B
におりる信号に対するマルチブラ・イヤ入力端93Aに
おLJる(3号はマルチプライへ・入力端92における
(ご可に対し逆用となる。従って、マルチプラ、(−1
・90はこれらの条件の下で正の出力を生じ、この正の
出力によりトランジスタ86のゲート電圧を増大させ、
これにより前記のt’A iBの比を減少せしめる。従
って、マルチプライヤ90及び低域通過フィルタ91合
金むループは前記の双方の比を互いに等しくし、従って
トランジスタ85及び86のソース・トレイン通路自体
の抵Ifc値を可変抵抗88の設定により決定される特
定の比に保つ作用をする。従って、共振回路6に含まれ
るFETのソース・ドレイン通路の抵抗値自体はフィル
タ回路2に含まれるI’ETのソース・ドレイン通路の
抵抗値に対し特定の比に保たれろ。
それ故、フィルタ回路2の周波数応答特性の極点及び零
点の双方又はいずれか一方の位置は必要とする共振回路
6の共振周波数に対し特定の比に保たれる。その理由は
、前記の位置及び前記の井原周波数は関連の抵抗値の(
実際にはこの場合も各々の平方根に比例する)関数とな
る為である。
共振回路6及びフィルタ回路2に対し上述した典型的な
構成(及びこれらの多くの他の可能な構成)から明らか
なように、周波数応答特性の極点及び零点の双方又はい
ずれか一方の位置もこれらの構成の容置性素子のキャパ
シタンスの関数となる。従って、これらの位置はこれら
キャパシタンスの値を調整することにより、例えばキャ
パシタを既知のように逆バイアスの半導体接合を以って
構成し逆バイアスの値を3PI Vすることによっても
調整しうる。フィルタをこのように同調させることはこ
の技術分野において周知のことである。このうよな調整
手段を951述した調整手段の代りに用いる場合には、
補助回路3を第6図に示す形態にするごとができる。
第6図に略図的に示す構成は第5図に略図的に示ず構成
に極めて類似しており、これらの双方の図で対応する素
子には同一符号−を付した。第6図は、I?l’jT8
5の代りにハリ=t−トップ(可変−トヤパシタ)94
を用い、このハリキャップがこれと直列に比較的大きな
キャパシタンスの;成結合キャパシタ95を有し、これ
ら素子9,1及び95の共通接続点に調整信号人力5:
1illから減結合風!j’c9Gを経て信号を供給す
るようにし、またFl:T8Ciの代りにハリ;1−ヤ
ング97を用い、このバリー1−ヤング97がこれと直
列に比較的大きなキャパシタンスの減結合、1−ヤバシ
ク98を有し、これら素工97及び98の共通接続点−
こ低域通過フィルタ91の出力◇:tから酸結合抵抗9
9を経て信号を供給し、マチルプレクIJ−90への入
力接続ライン93A、 93Bを逆にした点で第5図と
相違する。
ハリキャップ94はこの喝合共1辰回路6に含められる
同調用バリキャンプの対応部分を構成し、ハリキャンプ
97はこの場合フィルタ回路2に含められる同調用バリ
キャップの対応部分を構成する。−12ヤバシタ95及
ヒ9Bのキャパシタンスが大きい為に、直列回路94.
95のキャパシタンスはハリ:1−ヤング94のキャパ
シタンスにほぼ等しく、直列回路9798のキャパシタ
ンスはハリキャンブ97のキャパシタンスにほぼ等しく
なる。マルチプライヤ90に対する人力接続ライン93
A、 93Bは第5図に対して逆とした。その理由は1
例えば抵抗88のインピーダンスに対スる直列回路94
.95のインピーダンスの比が抵抗89のインピーダン
スに対する直列回路9798のインピーダンスの比より
も大きい場合には、バリキャップのインピーダンスを増
大させる。すなわちその陰極に印加する逆バイアス電圧
をより一層正にする必要がある為である。マルチプライ
t90の入力端93A、 93Bに対する信月路中に生
じる移相の点でマルチプライヤ90の入力端92に供給
される信号の移相を減少させるために、入力端92と直
列に抵抗100を設け、この抵抗の出力側をキャパシタ
101を経て接地する。
第6図のハリキャンプ94は第3図の可変トランスコン
ダクタ及び第5図のFETと同様に必ずしも共振回路6
におけるその対応部分と同しにする必要はなく、714
4曙1−ヤバンクンス間の比をこれに供給される共通A
整信最の値にソliど依存しないようにする必要がある
だむ」である。これと同様なことがハリキャンプ97及
びフィルタ回路2におけるその対応部分に対しても当て
はまる。
しばしばそうであるように、共振回路6及びフィルタ回
路2にお番Jる可変キャパシタの各々を既知のように逆
並列)妾続された一対のパリキャンプを以って形成し、
可変の逆バイアス電圧を各対のハリキャップの共通接続
点に印加する場合には、第6図の回路を、各減結合;ト
ヤバシタ95.98を陽極がンヤシに(妾続されるよう
な祐H生としたハリキャンプと置き換えるごとにより変
更する必要がある。
各共振回路6及び各フィルタ回路2が2つのトランスコ
ンダクタンス増幅2 i&いは電界効果トランジスタと
2つのキャパシタンスとを有する上述した本発明の実施
例では、双方の増幅器又は電界効果トランジスタ或いは
双方のキャパシタンスを共通の調整信号により制御する
。このようにすることは好ましいことであるが、必ずし
もこのうよにする必要はない。すなわち、2つの増幅器
又は電界効果トランジスタの一方のみ或いは2つのキャ
パシタンスの一方のみを所望に応じ関連の調整信月によ
って制御するように構成することができる。更に、本発
明は、共振回路6及びフィルタ回路2の双方又はいずれ
か一方が2つのトランスコンダクタンス増幅器又は電界
効果トランジスタや2つのキャパシタンスを有するもの
とは異なる形態をしている回路配置にも適用しうること
明らかである。例えばフィルタ回路2が簡単な直列R−
並列Cの低域通過フィルタを有し、直列のR及び並列の
Cの値を関連の調整信号によって調整し、直列のRを例
えば制御FET或いはFfiTの組合せを以って構成す
るか、或いは並列のCを所望に応じ制御バリキャンプ或
いはパリキャンプの組合せを以って構成するようにする
ことができる。(接続の仕方によって生じるおそれのあ
るひずみを減少−已しめるように相互接続した制御FE
Tの組合せ自体は既知である。) 本発明は上述した例のみに限定されず、幾多の変更を加
えうろこと勿論である。この変更には、設計、製造及び
フィルタやくの構成部品の使用において既知であり前述
した特徴の代りに又はこれらの11徴に加えて用いうる
他の′)Y(致を含めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明フィルタ装置の第1実施例を示すブロ
ック線図、 第2及び3図は、第1図のブロックの構成例を詳細に示
す回路図、 第4図は、第2図の部分の変形例を示す回路図、第5及
び6図は、第1図のブロックの1つの他の構成例を示す
回路図である。 I・・・周波数弁別器    2・・・フィルタ回路3
・・・補助回路      6・・・共振回路7.9・
・・調整信号入力端 8A、 8B、 13.1.4.68.69・・・トラ
ンスコンダクタンス増幅2″:t(トランスコンダクタ
ンス)24、64.90・・・4クヮドラント信号マル
チプライヤ25、67、91・・・低域通過フィルタ3
3、60.61・・・直流電圧源 62・・・補助交流電圧源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.周波数弁別器に設けられている共振回路の共振周波
    数に対する、該周波数弁別器に供給される入力信号の周
    波数の偏差がある場合に、この偏差を表わす出力信号を
    生じ、前記の共振周波数は共振回路の素子の電気的パラ
    メータの値の関数であり、この共振周波数は、調整信号
    を前記の共振回路の調整信号入力端に供給して前記の電
    気的パラメータの値を調整することにより調整しうるよ
    うになっている当該周波数弁別器と、 前記の周波数弁別器の出力端を前記の調整 信号入力端に結合し、前記の偏差に応じて信号を前記の
    調整信号入力端に供給して前記の共振周波数を前記の入
    力信号の周波数の方向に調整する結合手段と、 フィルタ回路であって、このフィルタ回路 の周波数応答特性の極点及び零点の双方又はいずれか一
    方の位置がこのフィルタ回路の素子の電気的パラメータ
    の値の関数であり且つ前記の位置はこのフィルタ回路の
    調整信号入力端に調整信号を供給することにより調整で
    き、これによりこのフィルタ回路の素子の前記の電気的
    パラメータの値を調整するようになっている当該フィル
    タ回路と、 前記の周波数弁別器の出力端を前記のフィ ルタ回路の調整信号入力端に結合し、この調整信号入力
    端に調整信号を供給して前記の位置を前記の共振回路の
    共振周波数の調整に応じて調整する結合手段と を具えるフィルタ装置において、前記の周波数弁別器の
    出力端を前記のフィルタ回路の調整信号入力端に結合す
    る前記の結合手段が補助回路を有し、この補助回路が、 前記の共振回路の前記の素子及び前記のフ ィルタ回路の前記の素子のそれぞれの対応部分である第
    1及び第2の他の素子と、 前記の補助回路の入力端を前記の第1の他 の素子の調整信号入力端に結合し、調整信号をこの第1
    の他の素子の調整信号入力端に供給してこの第1の他の
    素子の対応するパラメータを前記の共振回路の前記の素
    子の電気的パラメータの調整に応じて調整する結合手段
    と、 前記のフィルタ回路の前記の素子の電気的 パラメータに対応する前記の第2の他の素子のパラメー
    タの値に対する前記の第1の他の素子の前記の対応する
    パラメータの値の比の、特定値からの偏差がある場合に
    この偏差に依存する信号を前記の第1及び第2の他の素
    子から取出し、この信号を前記の第2の他の素子の調整
    信号入力端に供給してこの第2の他の素子の前記のパラ
    メータを調整し、これにより前記の比を前記の特定値の
    方向に調整する調整手段と、 この調整手段の出力端を前記の補助回路の 出力端に結合し、前記のフィルタ回路の前記の素子のパ
    ラメータの値を前記の第2の他の素子のパラメータの値
    の調整に応じて調整する結合手段と を具えていることを特徴とするフィルタ装置。
  2. 2.請求項1に記載のフィルタ装置において、前記の共
    振回路の前記の素子及び前記の第1の他の素子が同一の
    半導体チップ上に集積化され、前記のフィルタ回路の前
    記の素子及び前記の第2の他の素子が同一の半導体チッ
    プ上に集積化されていることを特徴とするフィルタ装置
  3. 3.請求項1又は2に記載のフィルタ装置において、前
    記の調整手段が、交流信号を前記の第1及び第2の他の
    素子に供給する手段と、前記の第1及び第2の他の素子
    から、前記の第1の他の素子の前記のパラメータの値及
    び前記の第2の他の素子の前記のパラメータの値のそれ
    ぞれの関数である振幅を有する対応の交流信号をそれぞ
    れ取出す手段と、前記の交流信号に、一方の成分が他方
    の成分に対し逆相である前記の対応の交流信号の少くと
    も実質的な組合せを実質的に乗算する信号マルチプライ
    ヤ回路とを具えていることを特徴とするフィルタ装置。
  4. 4.請求項3に記載のフィルタ装置において、前記の交
    流信号を前記の周波数弁別器への入力信号を以って構成
    するようになっていることを特徴とするフィルタ装置。
  5. 5.請求項1〜4のいずれか一項に記載のフィルタ装置
    において、各々の前記の素子はトランスコンダクタンス
    増幅器を以って構成され、各々の前記の電気的パラメー
    タは関連の増幅器のトランスコンダクタンスであること
    を特徴とするフィルタ装置。
  6. 6.請求項1〜4のいずれか一項に記載のフィルタ装置
    において、各々の前記の素子は1つの電界効果トランジ
    スタ或いは複数個の電界効果トランジスタの組合せを有
    し、各々の前記の電気的パラメータは前記の1つの電界
    効果トランジスタ或いは電界効果トランジスタの前記の
    組合せの実効抵抗値であることを特徴とするフィルタ装
    置。
  7. 7.請求項1〜4のいずれか一項に記載のフィルタ装置
    において、各々の前記の素子が1つの可変容量ダイオー
    ド又は複数の可変容量ダイオードの組合せを有し、各々
    の前記の電気的パラメータが前記の1つの可変容量ダイ
    オード又は可変容量ダイオードの前記の組合せの実効キ
    ャパシタンスであることを特徴とするフィルタ装置。
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