JPH02155072A - テーブル検索方式 - Google Patents

テーブル検索方式

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JPH02155072A
JPH02155072A JP30781688A JP30781688A JPH02155072A JP H02155072 A JPH02155072 A JP H02155072A JP 30781688 A JP30781688 A JP 30781688A JP 30781688 A JP30781688 A JP 30781688A JP H02155072 A JPH02155072 A JP H02155072A
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slope
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JP30781688A
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Teruji Sekozawa
瀬古沢 照治
Seiju Funabashi
船橋 誠壽
Makoto Shiotani
塩谷 真
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル計算機あるいは論理回路を用いた
制御、方式および装置に係り、特に自11’lJ車エン
ジン制御等において、演算を高速化するに好適なテーブ
ル検索方式に関する。
〔従来の技術〕
自動車エンジン制御装置を例として、テーブル検索する
方法の概略を説明する。
テーブル検索の一例として、センサの出力電圧特性を補
正するテーブル検索を示す。
第2図は、吸入空気量に対するホットワイヤセンサ(吸
入空気量を#を測するセンサ)の出力電圧特性を示すも
のである。ホットワイヤセンサから得られろ信号は第3
図に示すようにアナログ信号でかつ、電圧値である。こ
れをA/D変換し、ディジタル量にする。このディジタ
ル量も電圧値であるので、これを物理量として、低位時
間当りに吸入される空気質量に直す必要がある。空気量
に変換する空気量変換テーブルを用い、その空気量を算
出する。
この空気量変換テーブルは、第4図のように、横軸が電
圧であり、いくつかの格子点において空気量の値を持つ
テーブルになっている。ホットワイヤセンサから得られ
た信号をA/D変換した電圧値(これをKHWとする)
が、前記空気量変換テーブルの電圧軸(第4図の横@I
I)上でどこに位置するかを求めることをサーチすると
いう、つまり、電圧軸上の格子点を(THWIIO≦i
 < n H−1)とすると、KHWがテーブルT H
W tのどこに入るかということである0例えば T HW a < K HW < T HWa+t  
      ・・・(1)となるjを見つけることであ
ると言える(他にもT HW a −t < K HW
 < T HW t    ・・・(2)なる、jを見
つけることなどが代わりに定義できる)。
上記で示したT HW tは、昇順にソートされている
が、THWiとTHWi”zとの間隔は(0くi≦n−
1)、等間隔ではないとする。
このようにサーチした結果に基づき、次のように線形補
間して、i正値KHWに対する空俄猷シ求める。
VQ ・・・(3) ここで、VQ(・)は、テーブルの電圧値に対する空気
量を表わす値である。
第5図に示すように、THWJ+1とT HW J間で
の値の傾きを求め、K HW  T HW a を乗算
して、電圧値KHWに対する物理量VQ (KHW)を
求める。
このように、センサの特性を変換するテーブルを用いる
ものは、ホットワイヤセンサに限らず、広賊空燃比セン
サや冷却水温センサやスロットル開度センサなと多種に
わたる。特に、センサ出力電圧に対する物理量への変換
特性が非線形であるものがほとんどであり、この非線形
特性を有するセンサには上記のようなテーブル検索が用
いられる。
特に自動車制御においては、種々のセンサから得られた
データ群から例えば、エンジン制御であれば、燃料噴射
パルス幅1点火時期など各種の操作量を算出する過程で
多くのテーブル検索がなされる。
一例として、エンジン回転数Nと負荷LD=Qa /N
 (空気敏/エンジン回転数)から基本点火時期を2次
元テーブル上の線形補間により求める演算についてs囃
に説明する。
第6@Iは、点火時期テーブルの一例である。回転数N
が回転数軸上のどこに位置するかをサーチし、 T N J s < N < T N J t ” i
      ・・・(4)となるj sを得る。ここで
、(TNilO<i<nx  1)は、回転数軸で点火
時期の値を持つ格子点の回転数である。一方、負荷LD
が負荷軸上のどこに位置するかをサーチし、 T L Dat< L D<T L D−z+s   
  ・・・(5)なる、i zを得る。ここで(T L
 Di l O< i < n z−1)は1回転数軸
で点火時期の値を持つ格子点の回転数である。このよう
なサーチの後、第7図に示すように、4点補間計算によ
り、G点を求める。G点は例えば次のように求める。
LDat+x−LDaz ここで、A = A D (T N J 1 e L 
D J xす1)。
B −A D  (’1” NJI、L Daz)+C
=AD  (T NJ1÷1p  LDJz)ID =
 A  D  (’1”  N Jl÷1 *   L
  D a z+1)また、AD(α、β)は、テーブ
ルの格子点(α、β)にある基本点火時期の値である。
このように、エンジン制御の演算処理の中には計測され
たデータやそのデータに基づいて加工されたデータ(例
えば、負荷)によって、操作量に寄与する値をテーブル
から検索することが非常に多い、ここで、上記は、2次
元テーブルであったが、1次元テーブルから値を補則計
算によって検索してくることも多い。
[発明が解決しようとするaM) エンジン回転数Nのサーチを例として従来のサーチ演算
を説明する0回転数軸の格子点は、昇順に次のようにソ
ートされている。これを回転数の整列テーブルと呼ぶこ
とにする。
TNi<TNt+xl O<i<n−1−(9)第8図
で示すように、サーチの手順は1回転数の整列テーブル
の値T N + が小さい方から大きい方へ順次、回転
数Nと比較して行き、(4)式が成立する。jを見つけ
るものである。この方法は、例えば、エンジン回転数が
高いときは、回転数整列テーブルとの比較演算回数が増
加し、演算時間が増大する。このようなサーチの手順は
、プロゲラ11としてサブルーチンになっており5回転
数ばかりでなく、他の整列テーブルでのサーチも行う。
特に、エンジン回転数が高いような運転状態のときには
、吸入空気量やスロットル開度、負荷、水温など種々の
データも比較的ダイナミックレンジの高い部分に位置す
るため、これらのテーブル検索をすべて行い、かつ演算
周期毎に、そのつと整列テーブルの先頭から(値が小さ
い方から)比較演算を開始し、データがどこの間に入る
かをサーチするようになる。このように、多種の整列テ
ーブルから多種のデータがサーチされ、しかも毎回の演
算周期で同じ先頭からサーチが開始されるので、サーチ
に要する演算時間が多大になるという問題があった。演
算時間が多大になると、優先順位の低い演算処理(この
まとまりをタスクと呼ぶ)が、実行されなくなり、正常
な制御ができなくなることも発生する。特に前記したよ
うに高回転で回転している時は、一定クランク角の回転
時間が少なくなり、そのため、クランク角周期で行う演
算処理が一定時間内で増大するので、上記問題が顕著に
なる。
以上のような、補間計算を伴うテーブルからの値の検索
において1本発明は、サーチ演算を含むテーブル検索演
算を高速化する方式を提供することを目的としてなされ
たものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、以下のいずれかの手段を用いることによっ
て達成される。
(1)過去に演算されたサーチ結果を保持し、それを現
時刻で行うサーチ演算に反映させる手段。
(2)過去に演算されたテーブル検索におけろ補間計算
結果(特に傾きの計算結果)を保持し、それを現時刻で
行う補間計算に反映させる手段。
(3)テーブル検索を行う場合の格子点間の傾きをあら
かじめ計算し保持しておき、補間計算の一部(割算)を
行わずにテーブル検索する手段。
(4)サーチ演算の手順を降順に行う(整列テーブルの
値の大きい方から小さい方へ比較演算する)よう手段。
(5)あるデータのサーチ結果を、他のデータのサーチ
演算手順に反映させる手段。
(6)いくつかのデータのサーチ結果の組合せを特定の
データのサーチ演算手順に反映させる手段。
ここで、上記の各手段は、論理回路より構成することが
でき、また、整列テーブルの値の間隔が等間隔である場
合、マイクロコンピュータのマイクロプログラムにより
、テーブル検索を行なうこともできる。
〔作用〕
上記第1の手段は、時々刻々変化するデータのサーチ演
算の手順に関するものであって、例えば、1時刻前であ
るデータがサーチされた結果を現時刻まで保持し、現時
刻で同種データをサーチする時、そのサーチされた結果
(整列テーブルのどこに位置していたかの結果)から、
サーチ演算を開始する。これによれば、定常運転時など
のデータは、はぼ同じサーチ位置にあるか、その近傍に
あるので、サーチ演算が短縮され、高速化できる。
また、過渡運転時などでは、データの変化傾向を見て、
サーチ演算を開始するもので、過去にサーチされた位置
の履歴から、現時刻でサーチされるであろうと予想され
る場所を求め、そこからサーチ演算を開始する。こうす
ると、過渡運転時などでもサーチ演算を短縮できる。
第2の手段は、現時刻で行う線形補間演算に過去既に演
算されているものを保持し利用するものであり、例えば
、前記従来例で示した(3)式、(6)式、(7)式に
おける傾きの演算(割算の部分)を行わなくてもよいよ
うにする。こうすると、補間演算を高速にできる。
第3の手段は、前記した補間演算におけろ傾きを、あら
かじめ計算し保持しておき、サーチされた位置の傾きを
読み出し、演算するよう動作する。
第4の手段は、計算の負荷が大きい高回転時などのとき
には、従来方法のように整列テーブルの値の小さい方か
ら大きい方に比較し、サーチ位置を決定するのでなく、
整列テーブルの値の大きい方から小さい方へ降順に比較
しサーチ位置を決めるよう動作する。このようにすると
、サーチ演算においては、高回転時はど計算の負荷が少
なくなり、全体の計算の負荷が一定化できる。
第5.第6の手段は、計測データ間の相関関係、例えば
、エンジン制御におけるスロットル開度と吸′入空気量
など、一つのデータやあるいは、いくつかのデータの組
合せから他のデータの整列テーブル」二の探索範囲を限
定しあるいは、サーチ位置を推定してサーチ演算の手順
に反映させろ(サーチの開始位置を決めるなど)ように
動作する。
また、論理回路により構成した比較器やカウンタを用い
たサーチング回路により、サーチ演算させ、整列テーブ
ルの値とサーチデータとを、逐次比較し、例えばサーチ
データの値が整列テーブルの値より小さくなるまでカウ
ントアツプするよう動作させる。これによって、第8図
の従来技術で示した手順をハードウェアにより実現する
ことができる。
さらに、整列テーブルの値の間隔が等間隔である場合に
は、サーチデータのビット列を整列テーブルの間接アド
レス部と補間比率部に分け、間接アドレス部をサーチ結
果とみなし、サーチデータが位置する両側の値の差を間
接アドレス部のビット列を用いて算出し、それに前記補
間比率を乗算する動作をマイクロプログラムに行なわせ
たのである。
〔実施例〕
エンジン制御における演算装置において、エンジン運転
データからテーブル検索する実施例について、以下説明
する。
ここで、エンジン制御は、一定周期毎に、エンジン運転
データに基づき、燃料噴射量(あるいは燃料噴射パルス
幅)や点火時期などを演算し、それらの演算結果をもと
にして一定クランク角度毎の操作(f1号を出力したり
、一定クランク角毎に演算し、かつ操作信号を出力する
ものがある。本発明はこれらいずれにも適用可能である
テーブル検索の例をここではエンジン回転数について行
うが、エンジン回転数テーブルばかりでなく前記したよ
うに、センサ特性を変換するテーブルや燃料噴射量など
の操作量を算出する過程でテーブルを検索するものにも
適用できる。テーブルは、−次元であれ2次元であれサ
ーチ演算や補間計算の基本が同じであるので適用できる
第1の実施例としてサーチ演算の高速化に関する実施例
を説明する。
テーブル検索において、サーチされるデータとなるエン
ジン回転数Nが、エンジン回転数テーブルのどこに位置
するかを、実験によって調べた結果を第9図に示す。同
図は、前時刻(一定時間毎に演算される場合で、その演
算周期が10m5ecであれば、10m5ec前に演算
されたもの)にサーチされた位置と、現時刻でサーチさ
れた位置が同じであればao、テーブル位置が1つだけ
昇順側にずれたときal、2つずれた時at、降順側に
1つだけずれたときa−i、2つずれた時a−z、(以
下同様に続く)として、縦軸には、ある市街地運転を行
った場合の度数を示したものである。
本図かられかるように、@時刻のサーチ位置は。
前時刻でサーチされた場所を中心に、分布している。つ
まり、(10+asθCのような)微少時間の間では、
現時刻で、サーチされるべきデータ(回転数N)は、前
時刻でサーチした位置の近傍にとどまっていることがわ
かる。このような統計的に得られた知見に基づき次のよ
うにサーチ演算を行う。
次のような定義をしておく。
j(l−1):0丁を時刻(n−1)で回転数NCQ 
−1)が、回転数テー ブルの、jと、j+1の間に位置 していたことを表わす。
つまり。
’l” NJ<N (l −1) <T NJ+1  
  ・・・(10)を表わす。ここで、αは時刻登示し
、2はQf、 [1刻で、Q−1は前時刻である。
サーチ演算のf−順は、第1図に示すように、前時刻で
求めたサーチ結果j(l−1)を保持し。
4時刻でそれを読み出し1.1CQ−1)からサーチを
開始する。これによれば、特にエンジン回転数があまり
変化しない定常運転時などでは、前時刻と同じサーチ位
置にあるか、あるいは、その近傍にあるので、比較演算
回数が少なくなり、高速化できる。
第2の実施例は、第1の実施例と同様に、第1の手段に
含まれるもので、第1の実施例の発展形である。第10
図に示すように過去の時刻であるff1−1時刻および
Q−2時刻のサーチ結果(サーf:4” )から、現在
のサーチ位置を次のように推定しておき、推定したサー
チ位置から、サーチ演算を開始する。
△ j(l)=j(l−4)+(,1(l−1)−jcQ−
2))・・・(11)△△ ここで、j(l)は、現時刻のサーチ位置の推定値であ
り、サーチ演算の位置を示すインデイクス△ iを第10図の104のように、1=j(l)としてサ
ーチを開始する。
この実施例のように現時刻Qか62時刻前までのサーチ
された位置データから現時刻のサーチ位置を推定してい
るが、一般には2時刻前までのサーチ位置データに限ら
ず、過去のサーチ位置の履歴から現時刻のサーチ開始位
置を推定する。このようにすると、サーチ位置が、毎時
刻で変わっているような過渡運転時であっても、その位
置の変化傾向を捕えて推定しているので、サーチの比較
演算回数が少なくなり、高速化できる。
第3の実施例について説明する。これは、前記第2の手
段に対応する。第9図で示したように。
現時刻でのサーチされる位置、1((1)は、統計的に
、前時刻でのサーチ位F2j  (ρ−1)と同じであ
る確率が高い、そこで本実施例では、前時刻で計算した
。icg−i)の位置における傾きを現時刻aまで保持
しておき、Q−1時刻とΩ時刻のサーチ位置が同じ(j
 (L)冨j(l−1))であった場合に、その保持し
ておいた傾きを用いて、補間計算する。この実施例を第
11図に示す0m−1時刻のサーチ位置がjcQ−1)
であり、そのときの傾きは、Q−1時刻で、次のように
計算されている。
T N 7+i   T N J ここでADVは、簡唯のため、従来例で示した2次元テ
ーブル値とは異なり、1次元テーブルであり点火時期補
正値である。 (12)式で求めた傾きADSLを2時
刻まで保持し、Q−1時刻と2時刻(現時刻)のサーチ
位置が同じであれば、八〇SLを用いて、現時刻の回転
数Nに対する点火時期の補間計算を次のように行える9 ADVC=Ar)V(j)+ADSLX(N−TNa)
  川(13)ここでADVCは、点火時期補正値であ
る。 (13)式かられかるように、2時刻で改めて、
線形補間するための傾きを求める必要はない。減算2回
、割算1回を省略でき、補間計算を高速化できる。
第4の実M1例について説明する。これは、前記第3の
手段に対応する。第12図に示すように、値の傾きを、
A D S Lo、 A D S Lx、 ”’、AD
SLn−iのように、あらかじめ求めておき、所定の記
憶場所に保持しておく。第13図は、記憶場嘴の様子を
示すもので、第13図(a)は、回転数の格子点間の傾
きである(ADSLtlO≦j≦ロー1)を記憶する所
を示しており、第】−3図(b)は。
回転数軸のテーブル格子点値(TNIIO≦i≦n−1
)を示し、また、第13図(c、 )は、格子点におけ
る点火進角補正値の値(A D Vi I O≦i≦n
−1)を示している。あらかじめ、格子点間の値の傾き
が計算され保持されているので、補fltl計算は、サ
ーチ演算によりサーチ位置jが決定された後、次の計算
を行えばよい。
ADVC=ADV(、j)+ADSLJX (N−TN
j)”(14)本実施例では、補則計算における傾きを
、あらかじめ計算して保持し、サーチされた位置の傾き
を読み出して、演算するので、傾きを求める演算(減算
2回9割算1回)を省略できる。
第5の実施例について説明する。これは、前記第4の手
段に対応する。
第14図(a)のように従来の整列テーブルは昇順にな
っており、例えば、(9)式のようになっていた。これ
を1次のように降順にするために次のように整列テーブ
ルを改める。
(TNTh=TNn−t−m I O≦に≦n−1) 
  −(15)(T N T h )の整列テーブルは
、第14図(b)に示すようにエンジン回転数の高い値
から順に低い値へ並んでいることになる0本実施例では
このような降順の整列テーブルに対して第15図のよう
に、整列テーブルの値の大きい方から小さい方へサーチ
演算を行う。
従来例でも説明したように、高回転になるほど、一定時
間内に処理すべき演算が大きくなるので。
本実施例のように高回速になるほどサーチ演算量きると
いう効果がある。
第6の実施例について説明する。これは、前記第5の手
段に対応する。スロットル開度テーブルでサーチした結
果に基づいて吸入空気量テーブルのサーチ開始位置を決
める例を示す。
第16図(a)はスロットル開度テーブルであり、(b
)は吸入空気量テーブルであり、また、各々のテーブル
は、n−1の個数のデータ(格子点)があるとする。ス
ロットル開度THRが、スロットル開度テーブル(TH
t l O<i<n+1.)で1.jの位置にサーチさ
れたとすれば、この、jの位置を、吸入空気tKHWが
吸入空気量のテーブル(電圧軸上の格子点(THWi 
l O<i<n−1))のどこに位置するかをサーチす
るときのサーチ開始位置とする。
このサーチ手順を示すフローチャートを第17図に示す
、符号182で、スロットル開度のサーチ位置、jを、
吸入空気量の開始位置として設定している。このように
すれば、スロットル開度が大きい運転状態では、通常、
吸入空気量も多いなど(また、逆も言える)エンジンの
運転データ間の関係により、サーチ位置を他のデータの
サーチ位置からある程度推定できる(あるいはその近傍
に位置する)ので、サーチ演算の比較回数を減少させる
ことができる。
また、第18図のように、スロットル開度をスロットル
開度テーブルでサーチ演算した結果が、5丁とし1回転
数を回転数テーブルでサーチ演算した結果が11%とす
ると、吸入空気量を吸入空気量テーブルからサーチする
サーチ開始位fffjを、次のようにする。
これを前記実施例の第17図の符号171と符号172
を、第19図の符号191,192に置き換えて実行す
る。これは、いくつかのデータのサーチ位置の組合せで
最も可能性の高いサーチ位置を推定し、そのサーチ位置
からサーチ演算を開始しようとするものである。このよ
うにすれば、サーチ演算の比較回数が減少し、高速化で
きる。
第7の実施例について説明する。これは、第20図に示
すように、論理回路により構成した比較器203および
カウンタ204でサーチ演算を行なう。整列テーブルの
値を第20図の202に逐次入力し、符号201にある
サーチデータと逐次比較する。サーチデータの値が整列
テーブルの値より小さくなるまでカウンタ204をカウ
ントアツプする。カウンタ204は、比較器203から
の(,4号が“ON”の場合のみカウントアツプするよ
うにフリップフロップで構成する。
整列テーブルの値を4ビツト、サーチデータの値を4ビ
ツトで表わして比較器を構成した例を第21図に示す。
ここで、Do、D5 I)z+ Daは。
4ビツトのサーチデータの各ビットの入力信号であり、
Moe Mat Mat Maは、整列テーブルのある
1つの値のコンブリメントをとった4ビツトの入力信号
である。出力COMは、M o ” sがD o −s
より大きいときに1を出力する。このように、論理回路
によりサーチ演算を行うことにより高速化を図るもので
ある。
第8の実施例について説明する。これは、整列テーブル
の値の間隔が等間隔である場合に特に用いることができ
る。
第22図(a)のように、整列テーブルの値が等IFH
隔である場合で、ここでは、1ビツトが25rpmのm
位を表わす。従って、ピッl−パターンで、例えば(0
1)Hは25rpa+を表わし、(11) nは、42
5rpmを表わす。()IIのHはHEX(16進数)
を表わす。
こうすると、第22図(b)の8ビツトの上位4ビツト
DHは、整列テーブルの先頭アドレスからの位置を表わ
すことになり(つまり、サーチされる位置を示すことに
なり)、下位4ビツトD+。
は、サーチ位置における値の割合を示すことになる。こ
のような場合の線形補間演算は比較的容易に行えるので
、この補間演算をマイクロプログラムで実行する。
第23図には、本実施例のマイクロプロゲラ11を含む
制御回路を示す。
本回路はA L U (加算器)、MULT(乗算器)
MBR(メモリバッファレジスタ) 、 pc (プロ
グラムカウンタ)、MUX (マルチプレクサ)。
MEM (メモリ)、A(アキュムレータ)、マイクロ
プログラムROM、PAR(プログラムROMアドレス
レジスタ)、MUX等で構成している。
本実施例におけるマイクロプログラムは、第24図に命
令実行のチャートとして示している。
ここで、又は、整列テーブルの先頭アドレスを示すもの
で、DI+は、サーチデータの上位部であり、DLは、
下部である。また、M()は、アドレス〔〕の内容を示
すものである。第24図では、次のような手順を示す。
(1) l?V列テーブルの先頭アドレスとサーチデー
タの上位部を加算し、整列テーブル中のどこに位置する
かを計算する(前記したサーチ演算を行ったことになる
) 、 (2)サーチされた位置の上位端のアドレスを
求めるため、前記で求めたサーチ位Hxをインクリメン
トする。
(3)サーチ位置の上位端の値と下位端の値との差を求
める。これは、整列テーブルが等間隔に倣べであるため
1例えば、(12)式のように割算は必要なく、求めた
結果は、サーチ位置における値の傾きを示している。 
(4) 、傾きとサーチデータの下部を乗算することに
より、例えば、(13)式の右辺第2項に相当する演算
を行ったことになる6(5)、サーチ位置における値と
前記(4)で求めた補間演算結果を加算し、最終的に求
めるべき補間δを算値を得る。
本実施例によれば、補間計算が、マイクロプログラムに
より実行できるので、処理の高速化が可能になる。
〔発明の効果〕
第1の手段によれば、定常運転時などのときは特に、サ
ーチデータがほぼ前回サーチ位置にあるか、あるいはそ
の近傍にあるので、サーチ演算が短縮され、高速化でき
る。また、過渡運転時などでは、データの変化傾向を見
てサーチ演算を行うので、これもサーチ演算が短縮でき
高速化できる。
第2の手段によれば、@時刻の線形補間演算に過去、演
算したものを利用するので、補間演算中における傾きの
演算が省略でき、補間演算が高速化できろ。
第3の手段によれば、補間演算における傾きの演算をあ
らかじめ計算し保持しておき、サーチされた位置の傾き
を読み出して補間演算するので。
そのつど傾きの演算を行う必要がない。つまり、傾き演
算を行う演算時間が省略できるので、補間演算が高速化
できる。
第4の手段によれば、サーチ演算において、高目時はど
サーチするときの比較回数が減少するので、高回速時は
ど計算機の演算負荷が少なくなる。
一般に他の演算において高回速時はど計算機の演算負荷
が増加するので、本手段によれば、全体の演算負荷を平
坦化でき、計算機の能力を有効に活用できる。
第5の手段によれば、データ間の関係により、求めよう
とするデータのサーチ位置を他のデータのサーチ位置か
ら推定することができる。その推定した位置やその近傍
にサーチ位置が存在することが多いので、サーチ演算の
比較回数を減少させ
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のサーチ演算処理のフロー
チャート、第2図はヒートワイヤセンサの電圧対空気量
特性図、ff13図はヒートワイヤセンサからの信号の
変換過程を示す説明図、第4図はデ・−夕の空気量への
変換テーブルの説明図、第5図は線形補間の説明図、第
6図は2次元テーブル図、第7図は2次元線形補間の説
明図、第8図は従来例のサーチ演算のフローチャート、
第9図は自動車走行時のエンジン回転数変化割合の分布
統計図、第1O図は過去のサーチ位置から現在のサーチ
位置を推定しサーチ演算する実施例のフローチャート、
第1.1図は実施例における点火時期補正値の求め方の
説明図、第12図は回転数に対する点火時期補正値の各
々のサーチ位置における傾きを示す図、第13図は前記
12図の記憶場所の様子を示す説明図、第14図は整列
テーブルの説明図および降順に並べたときのテーブルの
説明図、第15図は降順に並べられた整列テーブルに対
してサーチ演算を行う実施例のフローチャート、第16
図はスロットルのサーチ位置の結果を空気量のサーチ演
算におけるサーチ開始位置に利用する実施例の説明図、
第17図は上記第16図に示した実施例を実行するフロ
ーチャート、第18図はスロットルのサーチ位置と[1
転数のサーチ位置から空気量のサーチ開始位置を求める
ための実施例の説明図、第19図は上記第18図に示す
実施例の各々のサーチ位置結果を用いてサーチ演算する
ためのフローチャート、第20図はサーチ演算手段を論
理回路により構成した実施例のブロック図、第21図は
第20図の比較器部分の論理回路図、第22図(a)は
テーブルの値が等間隔である一例を示す説明図、(b)
はサーチデータの上位部と下位部を分ける説明図、第2
3図はマイクロプログラムのデータバス構成を示すブロ
ック図。 第24図はマイクロプログラム命令実行のフローチャー
トである。 犠 ■ 第 第 団 千 目 纂 シ ロ (〜セ〉γ) 口 囁 ? ■ 第 q 図 ρ 〃 凸 不 囁 図 丁々J 丁FJi +−1 某 一口転校 %  r3  口 偵) (し) (C) 第 己 (α) (し) TI’/To Th1T+ フイ丘TpJTs1〜T+
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、過去に演算されたサーチ位置結果を用い、現時刻に
    おけるサーチ演算に利用することを特徴とするテーブル
    検索方式。 2、過去で既に演算した結果を保持し現時刻で行う線形
    補間演算に利用することを特徴とするテーブル検索方式
    。 3、線形補間演算における傾きを、あらかじめ計算し保
    持しておき、サーチされた位置により、該当する傾きを
    読み出して補間演算することを特徴とするテーブル検索
    方式。 4、テーブルの値の大きい方から小さい方へ降順に比較
    しサーチ演算することを特徴とするテーブル検索方式。 5、あるデータのサーチ演算結果を、他のデータのサー
    チ演算手順に利用することを特徴とするテーブル検索方
    式。 6、サーチ演算処理を論理回路により構成したことを特
    徴とするテーブル検索方式。 7、整列テーブルの値の間隔が等間隔である場合に、マ
    イクロコンピュータのマイクロプログラムにより線形補
    間計算を行うことを特徴とするテーブル検索方式。 8、1時刻前に演算されたサーチ位置結果を現時刻のサ
    ーチ開始位置に設定することを特徴とする請求項第1項
    記載のテーブル検索方式。 9、過去に演算されたサーチ位置から現時刻のサーチ位
    置を推定し、該推定結果を現時刻のサーチ演算に利用す
    ることを特徴とする請求項第1項記載のテーブル検索方
    式。 10、1時刻前を(l−1)とし、2時刻前を(l−2
    )とし、上記2時刻のサーチ位置結果をj(l−1)お
    よびj(l−2)とするとき、現在(l)のサーチ開始
    位置、j(l)を次式のように決定することを特徴とす
    る請求項第9項記載のテーブル検索方式。 ■(l)=j(l−1)+(j(l−1)−j(l−2
    ))11、現時刻で行う線形補間演算の中の傾きを、過
    去において同じサーチ位置であつたときに演算した傾き
    により代替することを特徴とする請求項第2項記載のテ
    ーブル検索方式。 12、現時刻で行う線形補間演算の中の傾きを求めると
    き、前時刻で求めた傾きを保持しておき、サーチ位置が
    同じであれば前時刻の傾きを現時刻の傾きとして利用す
    ることを特徴とする請求項第11項記載のテーブル検索
    方式。 13、整列テーブルを降順に、値の大きい方から小さい
    方へ並べたことを特徴とする請求項第4項記載のテーブ
    ル検索方式。 14、いくつかのデータのサーチ演算結果を利用して、
    特定のデータのサーチ演算手順に反映させることを特徴
    とするテーブル検索方式。 15、あるデータのサーチ演算結果を、他のデータのサ
    ーチ開始位置として用いることを特徴とする請求項第5
    項記載のテーブル検索方式。 16、サーチ演算処理手段を、比較器とカウンタによつ
    て構成したことを特徴とする請求項第6項記載のテーブ
    ル検索方式。
JP30781688A 1988-10-19 1988-12-07 テーブル検索方式 Pending JPH02155072A (ja)

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US07/421,783 US5274559A (en) 1988-10-19 1989-10-16 Method for predicting a future value of measurement data and for controlling engine fuel injection based thereon
KR1019890014986A KR900006657A (ko) 1988-10-19 1989-10-18 계측 데이타의 미래값 예측방법과 이것에 따른 엔진 연료분사 제어방법 및 테이블 검색방법
DE68912501T DE68912501T2 (de) 1988-10-19 1989-10-19 Verfahren zum Steuern einer Brennkraftmaschine mit Kraftstoffeinspritzung.
EP89119416A EP0365003B1 (en) 1988-10-19 1989-10-19 Method for controlling an internal combustion engine with fuel injection

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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