JP2014016995A - Ｐｌｃデータログの検索のための装置及び方法 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、ＰＬＣデータログを検索するための装置及び方法を提供するためのものである。
【解決手段】本発明に従うＰＬＣデータログ検索のための装置は、少なくとも１つのデータ検索パラメータに基づいてデータ検索のための線形特性を演算し、演算された線形特性を用いてインデックス値または時計データ値を算出し、算出されたインデックス値または時計データ値のうち、少なくともいずれか１つの値を用いてデータを検索するデータログモジュール、検索要請信号の入力を受けて、データ検索のための少なくとも１つのパラメータ値の入力を受けて、データログモジュールから検索されたデータを出力するインターフェース部、インターフェース部を通じて入力または出力されるデータ及びパラメータ値を格納するメモリ部を含む。
【選択図】図１

Description

本発明は、ＰＬＣデータログを検索するための装置及び方法に関するものである。

データログはＰＬＣ ＣＰＵのデバイス値を入力条件によって収集されるか、メモリカードのような格納装置にデータが格納できる。格納されたデータをユーザのニーズに合うように検索することができる。

データログモジュールはＰＬＣ ＣＰＵで処理する値を損失無しで高速で格納しなければならない。上記のように高速でデータを格納しながら格納されるデータに対する検索を遂行する場合、多くの時間がかかることがあり、誤った値を検索する場合が発生することがある。

図１は、従来のＰＬＣデータログ検索方法を示す動作流れ図である。

図１を参照すると、ＰＬＣデータログ検索装置はユーザから検索対象に対するパラメータの入力を受ける（ステップ１０２）。入力を受けたパラメータに対する検索要請信号の入力を受ける（ステップ１０４）。

ＰＬＣデータログ検索装置は、メモリ領域に既格納されたデータから入力されたパラメータが既格納されたデータのパラメータ範囲の内に含まれたかを確認する（ステップ１０８）。

ＰＬＣデータログ検索装置は、検索対象データが既格納されたデータのパラメータ範囲の内に含まれない場合、持続的な検索を遂行するか、検索動作を任意に終了することができる（ステップ１１２）。

一方、検索対象に対するデータパラメータが既格納されたデータのパラメータ範囲の内に含まれる場合、パラメータ範囲の内で検索対象データを検索する（ステップ１１４）。検索データが存在する場合、該当検索データを出力する（ステップ１１６）。

一方、検索データが存在しない場合、パラメータの範囲を１／２範囲に縮小して検索データの存否を再検索するようになる（ステップ１１８）。

上記のように、従来の場合、検索機能にかかる時間が長くなるようになれば、それに従うデータログを検索するための装置の全体性能の低下が発生することがある。即ち、従来のデータ検索方法はメモリに格納されたデータが大容量の場合、文字列方式を適用して多数回に亘ってデータ検索を遂行しなければならないという問題点がある。文字列比較方式により検索する場合、検索完了する時点が明確でなく、正確に希望するデータを検索するために同一な方式に対する反復的な検索が要求される。したがって、検索時間遅延及び装置の機能の低下に対する問題点が発生することがある。

本発明の目的は、大容量のＰＬＣデータログを検索する場合、ユーザが希望するデータを迅速で、かつ正確に検索して出力できるようにするＰＬＣデータログの検索のための装置及び方法を提供することにある。

本発明の他の目的は、ＰＬＣデータログを検索する場合、線形的特性を用いてユーザが要求するデータを速かに検索できるので、データ検索装置に対する負荷が最小化できるようにするＰＬＣデータログの検索のための装置及び方法を提供することにある。

本発明に従うＰＬＣデータログ検索のための装置は、少なくとも１つのデータ検索パラメータに基づいてデータ検索のための線形特性を演算し、前記演算された線形特性を用いてインデックス値または時計データ値を算出し、前記算出されたインデックス値または時計データ値のうち、少なくともいずれか１つの値を用いてデータを検索するデータログモジュール、検索要請信号の入力を受けて、データ検索のための少なくとも１つのパラメータ値の入力を受けて、前記データログモジュールから検索されたデータを出力するインターフェース部、前記インターフェース部を通じて入力または出力されるデータ及びパラメータ値を格納するメモリ部を含む。

また、本実施形態に従うＰＬＣデータログ検索のための方法は、検索パラメータの入力を受けるステップ、検索対象データに対する線形係数を算出するステップ、前記線形係数から時計データ値またはインデックス値を算出するステップ、及び前記算出された時計データ値またはインデックス値に対応するデータを検索するステップを含む。

本発明によれば、大容量のＰＬＣデータログを検索する場合、ユーザが希望するデータを迅速で、かつ正確に検索して出力できるようにするＰＬＣデータログの検索のための装置及び方法が得られる。

また、本発明によれば、ＰＬＣデータログを検索する場合、線形的特性を用いてユーザが要求するデータを速かに検索できるので、データ検索装置に対する負荷が最小化できるようにするＰＬＣデータログの検索のための装置及び方法が得られる。

従来のＰＬＣデータログ検索方法を示す動作流れ図である。 本発明の実施形態に従うＰＬＣデータログ検索のための検索装置のブロック構成図である。 本発明の実施形態に従うＰＬＣデータログの検索動作流れ図である。 本発明の実施形態に従うＰＬＣデータログの検索時、線形係数算出に従うグラフ例示図である。

本明細書及び請求範囲に使われた用語や単語は通常的または辞典的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者は自分の発明を最善の方法により説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に立脚して本発明の技術的思想に符合する意味と概念として解釈されなければならない。

したがって、本明細書に記載された実施形態と図面に図示された構成は、本発明の最も好ましい一実施形態に過ぎないものであり、本実施形態の技術的思想を全て代弁するものではないので、本出願時点でこれらを代えることができる多様な均等物と変形例がありえることを理解すべきである。

図２は、本発明の実施形態に従うＰＬＣデータログ検索のための検索装置のブロック構成図である。

図２を参照すると、本実施形態に従うＰＬＣデータログ検索装置は、データログモジュール２００、インターフェース部２１０、及びメモリ部２２０を含む。

データログモジュール２００は、ユーザから入力されるデータ検索要請信号を感知及び検索することができる。本実施形態に従うデータログモジュール２００は、制御部２０１及びＲＡＭ２０２を含むことができる。

制御部２０１は、インターフェース部２１０から入力されるデータ検索要請信号を感知し、感知された要請信号に対応する検索対象データに従うパラメータ範囲及び線形特性を演算することができる。制御部２０１は、演算された線形特性を用いてインデックス値または時計データ値を算出する。算出されたインデックス値または時計データ値に基づいて検索しようとするデータを抽出することができる。制御部２０１は演算されたパラメータ値に対応するデータを検索し、検索されたデータをユーザ要請検索データに出力することができる。

ＲＡＭ２０２は、制御部２０１で検索及び算出されたデータを格納することができる。ＲＡＭ２０２は、本実施形態に従って制御部２０１で演算された線形特性に対する情報及び検索されたデータに対して一時格納することができる。または、ＲＡＭ２０２はＰＬＣ制御部１０からデータ要請信号が感知されれば該当データを出力することができる。

インターフェース部２１０は、ユーザからデータ検索要請信号の入力を受けるか、検索されたデータの結果を出力することができる。本実施形態に従うインターフェース部２１０は入力部２１１及び出力部２１２を含むことができる。

入力部２１１は、ＰＬＣデータログの検索要請信号の入力を受けることができる。検索要請信号に従うパラメータ値の入力を受けることができる。また、入力部２１１は外部からＰＬＣデータログの入力を受けてメモリ部２２０に出力することができる。入力部２１１は、検索データのパラメータに対してヘキサ値とワード単位で入力を受けることができる。

出力部２１２は、入力部２１１から入力されたデータ検索要請に対する検索結果を出力することができる。また、出力部２１２はデータ検索要請に従う進行状況または誤謬情報などを含んで出力することができる。

メモリ部２２０は、入力部２１１を通じて入力されるデータ及びデータに対するパラメータ値を格納することができる。メモリ部２２０に格納されるデータは、時計データ値、インデックス値、及び文字列を含む１つのデータを多数個含むことができる。即ち、メモリ部２２０に格納されるデータは、例えば［時計データ（日付、時間）、インデックス値、データ、データタイプ（容量）］で構成できる。

図３は本発明の実施形態に従うＰＬＣデータログの検索動作流れ図であり、図４は本発明の実施形態に従うＰＬＣデータログの検索時、線形係数算出に従うグラフ例示図である。

図３乃至図４を参照すると、データログモジュール２００の制御部２０１は、入力部２１１を通じてデータ検索要請信号及びそれに従うパラメータの入力を受けることができる（Ｓ３０２）。パラメータは「ｈ０００」のような形態のヘキサ値とワード単位で入力を受けることができる。

制御部２０１は、入力を受けたパラメータに対応するデータを検索するための検索要請信号を感知し、それに従う制御信号を生成することができる（Ｓ３０４）。

制御部２０１は、データ検索要請信号に従ってメモリ部２２０に既格納されたデータに該当するパラメータの範囲を確認することができる（Ｓ３０６）。

制御部２０１は、入力を受けたパラメータが既格納されたパラメータの範囲の内に含まれない場合、検索誤謬情報を出力することができる（Ｓ３１０）。

一方、制御部２０１は入力を受けたパラメータが既格納されたパラメータ範囲の内に含まれる場合、下記の＜数式１＞から線形係数を演算することができる（Ｓ３１２）。

制御部２０１は、＜数式１＞から線形係数（ｍ）を算出することができる。＜数式１＞でFirst（Index）とFinal（Index）はメモリ部２２０に既格納されたデータに該当する最初のインデックス値と最後のインデックス値を表す。また、First（RTC）とFinal（RTC）はメモリ部２２０に既格納されたデータに該当する最初の時計データ値と最後の時計データ値を表す。

即ち、制御部２０１は図４に示すように、最後の時計データ値（Final（RTC））と最初の時計データ値（First（RTC））及びインデックス値（Final（Index））と最初のインデックス値（Fist（Index））を用いてリニア特性を有する線形係数を算出することができる。

制御部２０１は、＜数式１＞から算出された線形係数（ｍ）は検索対象データの時計データに対応するインデックス値またはインデックス値に対応する時計データを検索するための一次方程式の傾き（係数）値でありうる。

制御部２０１は、下記の＜数式２＞または＜数式３＞から時計データに対応するインデックス値を算出するか、インデックス値に対応する時計データを算出することができる。

＜数式２＞は、算出された線形係数（ｍ）を適用して検索対象データのインデックス値に対応する時計データ値を算出することができる。また、＜数式３＞は算出された線形係数（ｍ）を適用して検索対象データの時計データ値に対応するインデックス値を算出することができる。この際、最初の時計データ値または最初のインデックス値に従ってオフセット（α）を足すことができる。

制御部２０１は、算出された線形特性に従う検索対象データの時計データ値またはインデックス値に従って入力パラメータを適用し（Ｓ３１４）、検索対象データをメモリ部２２０で検索することができる（Ｓ３１６）。

制御部２０１は、検索されたデータに対する結果を出力部２１２を通じて出力することができる（Ｓ３１８）。また、制御部は検索されたデータに対してＲＡＭ２０２に一時格納し、ＰＬＣ制御部１０からデータ要請信号が入力されればＲＡＭ２０２に格納されたデータを読み取って出力されるようにすることができる。

以上、本発明を好ましい実施形態をもとに説明したが、これは単なる例示であり、本発明を限定するものでなく、本発明が属する分野の通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性を逸脱しない範囲内で、以上に例示していない多様な変形及び応用が可能であることが分かる。例えば、実施形態に具体的に表れた各構成要素は変形して実施することができ、このような変形及び応用にかかわる差異点も、特許請求の範囲で規定する本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。

１０ ＰＬＣ制御部
２００ データログモジュール
２０１ 制御部
２０２ ＲＡＭ
２１０ インターフェース部
２１１ 入力部
２１２ 出力部
２２０ メモリ部

Claims (15)

1. 少なくとも１つのデータ検索パラメータに基づいてデータ検索のための線形特性を演算し、前記演算された線形特性を用いてインデックス値または時計データ値を算出し、前記算出されたインデックス値または時計データ値のうち、少なくともいずれか１つの値を用いてデータを検索するデータログモジュールと、
   検索要請信号の入力を受け、データ検索のための少なくとも１つのパラメータ値の入力を受けて、前記データログモジュールから検索されたデータを出力するインターフェース部と、
   前記インターフェース部を通じて入力または出力されるデータ及びパラメータ値を格納するメモリ部と、
   を含むことを特徴とする、ＰＬＣデータログの検索装置。
2. 前記データログモジュールは、
   少なくとも１つのデータ検索パラメータに基づいて線形特性を演算し、前記演算された線形特性を用いて検索要請データを抽出する制御部と、
   前記制御部で算出される線形特性及びそれに対応するデータを格納するＲＡＭと、
   を含むことを特徴とする、請求項１に記載のＰＬＣデータログの検索装置。
3. 前記ＲＡＭは、前記制御部から検索されたデータを一時格納し、データ出力要請信号が感知されれば該当データを出力することを特徴とする、請求項２に記載のＰＬＣデータログの検索装置。
4. 前記インターフェース部は、
   データ検索要請信号の入力を受けて、前記要請信号に従うパラメータ値の入力を受ける入力部と、
   前記データの検索結果を出力し、データ検索要請に従う進行状況または誤謬情報を出力する出力部と、
   を含むことを特徴とする、請求項１に記載のＰＬＣデータログの検索装置。
5. 前記メモリ部は、前記時計データ値とインデックス値及び文字列を含む少なくとも１つのデータを格納することを特徴とする、請求項１に記載のＰＬＣデータログの検索装置。
6. 前記メモリ部に格納されるデータは、［時計データ、インデックス値、データ、データタイプ（容量）］のフォーマットで構成されることを特徴とする、請求項５に記載のＰＬＣデータログの検索装置。
7. 前記インターフェース部を通じて入力されるパラメータは、ヘキサ値とワード単位で入力されることを特徴とする、請求項１に記載のＰＬＣデータログの検索装置。
8. ＰＬＣデータログ検索方法であって、
   検索パラメータの入力を受けるステップと、
   検索対象データに対する線形係数を算出するステップと、
   前記線形係数から時計データ値またはインデックス値を算出するステップと、
   前記算出された時計データ値またはインデックス値に対応するデータを検索するステップと、
   を含むことを特徴とする、ＰＬＣデータログ検索方法。
9. 前記入力を受けたパラメータに対して、既格納されたパラメータの範囲に含まれるか否かを判断するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項８に記載のＰＬＣデータログ検索方法。
10. 前記入力を受けたパラメータが既格納されたパラメータ範囲に含まれなければ該当検索を中止するか、誤謬情報を出力することを特徴とする、請求項９に記載のＰＬＣデータログ検索方法。
11. 前記検索パラメータの範囲を確認するステップは、メモリ部に既格納された時計データ値またはインデックス値または文字列のうち、少なくとも２種類を含むデータに対して最初の時計データ値またはインデックス値と最後の時計データ値またはインデックス値をリードし、前記リードした範囲の内に前記検索パラメータの時計データ値またはインデックス値が含まれるか否かを確認することを特徴とする、請求項９に記載のＰＬＣデータログ検索方法。
12. 前記検索パラメータは、ヘキサ値とワード単位で入力されることを特徴とする、請求項８に記載のＰＬＣデータログ検索方法。
13. 前記時計データ値またはインデックス値を算出するステップは、下記の数式１により算出された線形係数に基づいて算出されることを特徴とする、請求項８に記載のＰＬＣデータログ検索方法。
    

    

    ここで、ｍは線形係数、First（Index）は最初のインデックス、First（RTC）は最初の時計データ、Final（Index）は最後のインデックス、Final（RTC）は最後の時計データ。
14. 前記数式１により算出された線形係数を用いて下記の数式２の一次方程式から検索対象データに対する時計データ値またはインデックス値を導出することを特徴とする、請求項１３に記載のＰＬＣデータログ検索方法。
    

    

    ここで、ｍは線形係数、αはオフセット値、Search（RTC）はインデックス結果値。
15. 前記検索されたデータをＲＡＭに一時格納し、ＰＬＣ制御部から前記検索データの要請信号が感知されれば、該当データを前記ＰＬＣ制御部に出力するステップをさらに含むことを特徴する、請求項８に記載のＰＬＣデータログ検索方法。

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