JP2009514036A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. コンピュータ実装方法であって、
   ハッシュ関数への入力に従ってエクスパンダグラフを探索し、前記エクスパンダグラフは入力メッセージのそれぞれのサブセットを使用して探索されるステップであって、前記入力メッセージはセグメントに分割され、前記セグメントの少なくともサブセットについて、エクスパンダグラフの中の次のそれぞれの頂点への経路が、サブセットの特定のセグメントの態様に基づいて判定され、前記エクスパンダグラフは、特性ｐの有限フィールド上での超特異楕円曲線のグラフを備えるステップと、
   最後に探索された頂点のラベルを判定するステップと、
   ハッシュ関数の結果として前記ラベルを出力するステップであって、前記ハッシュ関数は衝突に対する耐性を有しているステップと
   を備えたことを特徴とするコンピュータ実装方法。
2. 前記エクスパンダグラフはRamanujanグラフをさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記エクスパンダグラフはLubotzky-Phillips-Sarnakエクスパンダグラフをさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の方法。
4. 前記結果は暗号ハッシュであることを特徴とする請求項１に記載の方法。
5. 前記ハッシュ関数の衝突を見つけることは計算量的に困難であることを特徴とする請求項１に記載の方法。
6. 前記入力メッセージは一定のエントロピー度を有していることを特徴とする請求項１に記載の方法。
7. 前記エクスパンダグラフはｎ個の頂点を含み、前記入力メッセージはエントロピー度を有し、前記方法は、
   それぞれのラベルを前記グラフの頂点に割り当てるステップと、
   前記エントロピー度を判定するステップと
   をさらに備え、
   前記探索するステップが、前記エントロピー度を使用して前記ｎ個の頂点を探索して、完全にランダムな頂点出力を特定するステップをさらに備え、
   前記出力が前記ｎ個の頂点の最後に探索された頂点のそれぞれの割り当てられたラベルであり、前記最後の頂点のラベルはハッシュ関数の結果である
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
8. 前記エントロピー度を判定するステップは、エクストラクタ関数を使用して前記入力メッセージに関連するランダム度を判定するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項７に記載の方法。
9. メッセージをセグメントに分割するステップと、
   ハッシュ関数への入力に従ってエクスパンダグラフを探索し、前記エクスパンダグラフが前記エクスパンダグラフの中のｎ個の頂点の次の頂点への経路を判定するために前記セグメントのそれぞれを使用して探索されるステップであって、前記エクスパンダグラフはLubotzky-Phillips-Sarnakエクスパンダグラフであるステップと、
   最後に探索された頂点のラベルを判定するステップと、
   前記ハッシュ関数の結果として前記ラベルを出力するステップと
   について、プロセッサにより実行可能なコンピュータプログラムの命令を備えたコンピュータ可読記憶媒体。
10. 前記エクスパンダグラフはRamanujanグラフであることを特徴とする請求項９に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
11. 前記結果は暗号ハッシュであることを特徴とする請求項９に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
12. 前記ハッシュ関数の衝突を見つけるステップは計算量的に困難であることを特徴とする請求項９に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
13. 前記メッセージは、前記メッセージから抽出されたエントロピー度に基づいて前記セグメントに分割されることを特徴とする請求項９に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
14. 前記エクスパンダグラフはｎ個の頂点を備え、前記メッセージはエントロピー度を有し、前記コンピュータ可読命令は、
    前記グラフの頂点にそれぞれのラベルを割り当てるステップ、
    前記エントロピー度を判定するステップと
    についての構造をさらに備え、
    探索するステップは、完全にランダムな頂点出力を特定するために前記エントロピー度を使用して前記ｎ個の頂点を探索するステップをさらに備え、
    前記出力は前記ｎ個の頂点の最後に探索された頂点のそれぞれの割り当てられたラベルであり、前記最後の頂点のラベルはハッシュ関数の結果である
    ことを特徴とする請求項９に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
15. 前記エントロピー度を判定するためのコンピュータプログラムの命令は、エクストラクタ関数を使用して前記メッセージに関連するランダム度を判定するための命令をさらに備えることを特徴とする請求項９に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
16. プロセッサに結合されたメモリであって、
    エクスパンダグラフの中のｎ個の頂点のそれぞれの頂点にそれぞれのラベルを割り当てるステップと、
    入力メッセージをセグメントに分割するステップと、
    ハッシュ関数への入力として前記エクスパンダグラフを探索するステップであって、前記エクスパンダグラフが前記エクスパンダグラフの中のｎ個の頂点の次の頂点への経路を判定するために前記セグメントのそれぞれを使用して探索され、前記探索における次の頂点への経路の判定は、次のセグメントからビットを読み取ってどの辺が現在の頂点から通り抜けたかを判定することで実行され、前記エクスパンダグラフは、特性ｐの有限フィールド上での超特異楕円曲線のグラフ、Ramanujanグラフ、及びLubotzky-Phillips-Sarnakエクスパンダグラフからなるグループから選択されるステップと、
    前記頂点の最後に探索された頂点のラベルを判定するステップと、
    前記ハッシュ関数の結果として前記ラベルを出力するステップと
    についての前記プロセッサにより実行可能なコンピュータプログラム命令を備えたメモリ
    を備えることを特徴とするコンピューティングデバイス。
17. 前記結果は暗号ハッシュであることを特徴とする請求項１６に記載のコンピューティングデバイス。