JPH02154857A - 自動変速機における油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機における油圧制御装置

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JPH02154857A
JPH02154857A JP63309045A JP30904588A JPH02154857A JP H02154857 A JPH02154857 A JP H02154857A JP 63309045 A JP63309045 A JP 63309045A JP 30904588 A JP30904588 A JP 30904588A JP H02154857 A JPH02154857 A JP H02154857A
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valve
brake
shift
shift valve
gear
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Application number
JP63309045A
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Inventor
Mamoru Niimi
新美 守
Fumitomo Yokoyama
横山 文友
Takemasu Kano
威倍 加納
Haruki Takemoto
竹本 春樹
Isao Takase
高瀬 勲
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動車に搭載される自動変速機における油圧
制御装置に係り、詳しくは前進4速及び5速の変速段に
対して共通化を図った油圧制御装置に関する。
(ロ)従来の技術 近時、本出願人は、例えば特開昭63−13949号公
報に示すように、前進5速又は4速からなる自動変速機
の油圧制御装置を案出した。
該自動変速機は、シングルプラネタリギヤ及びデュアル
プラネタリギヤを組合せてなるプラネタリギヤユニット
を備え、かつ該ギヤユニットは、サンギヤ及びキャリヤ
を共通に用い、かつ該共通キャリヤから出力回転を取出
し、そして入力軸から第1の(フォワード)クラッチを
介してシングルプラネタリギヤのリングギヤ(以下小リ
ングギヤという)に入力すると共にデュアルプラネタリ
ギヤのリングギヤ(以下大リングギヤという)を固定し
て1速を得、また小リングギヤへの入力状態においてサ
ンギヤを固定して2速を得、更に該ギヤユニットを一体
に回転して3速を得、また入力軸から第2のクラッチを
介してサンギヤに入力すると共に大リングギヤを固定し
て後進を得ている。更に、該ギヤユニットにおいて、入
力軸と大リングギヤとを連結する第3のクラッチを付設
し、該クラッチを係合して大リングギヤに入力回転を付
与すると共にサンギヤを固定して、オーバドライブから
なる4速回転を得る。そして、これら3速又は4速の自
動変速機構に、直結及びアンダードライブを切換えるア
ンダードライブ機構を組合せて、前進4速又は5速から
なる自動変速機を得ている。
これにより、前進4速及び5速の自動変速機を、部品及
び製造ラインを共通化して達成し、車種のワイドバリエ
ーション化に対応すべく図っている。
また、油圧制御装置においても、共通化して用い得るよ
うに、第1、第2、第3の3個のソレノイドバルブを用
いて各シフトバルブを切換え制御し、前進4速又は5速
を達成し、更にDレンジにおける車輌停止時、クリープ
現象の発生を防止すると共に1速切換え信号により直ち
にフォワードクラッチを係合するアイドル制御を行い、
また前進状態でシフトレバ−を後進にシフトとしても、
後進係合状態にならないように制御するリバースシフト
制御を行っている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、上述油圧制御装置は、アイドル制御及びリバー
ス制御の外、マニュアルバルブがDレンジにある状態で
の変速パターンと、マニュアルバルブを3レンジ又は2
レンジに操作した状態での変速パターンとを変えるよう
に構成しており、このためダウンシフトコントロールバ
ルブを必要とする等の複雑な構造になっている。従って
、前進4速及び5速の共通化をねらってはいるが、前進
4速と5速とを変更するに際してかなり大きな変更を必
要とし、かつ共通化のためのセパレータ及び無駄な油路
が多くなり、コストアップになる虞れがある。
そこで、本発明は、Dレンジコースト状態の2速、3速
すにもエンジンブレーキを作動するようにし、Dレンジ
及び3レンジにおける各クラッチ及びブレーキの作動を
同じにして、油圧制御装置の簡易化を図り、もって前進
4速及び5速の大幅な共通化を図つた自動変速機におけ
る油圧制御装置を提供することを目的とするものである
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図を参照にして示すと、変速ギヤ機構の所定要素
を係合する摩擦係合要素用の各油圧サーボ(C1)、(
C2)、(COA)(Co)、(Bl)、(B2)、(
B3)、(B4) これら各油圧サーボに作用する油圧
を制御する複数のシフトバルブ(5)、(6)、(7)
、(9)、これらシフトバルブを制御する所定数のソレ
ノイドバルブ(31)、(B2)、(B3)、並びにマ
ニュアルバルブ(10)を備えてなる油圧制御装置であ
って、前記油圧サーボが、前進2速時から4速時におい
て作動するワンウェイクラッチ(F、)を介して所定要
素、(St)〔第6図参照)を係合・停止する第2のブ
レーキ(B2)用油圧サーボ(B2)及び該所定要素(
Sl)を直接係合・停止する第1のブレーキ(B、)用
油圧サーボ(B1)を備え、また、第1の制御油室(l
la)及び第2の制御油室(1ib)を有し、かつ再制
御油室に制御油圧が作用した場合第1の制御油室に基づ
く側に切換えられる第1のブレーキ(B工)用シーケン
スバルブ(11)を設け、該第1の制御油室(lla)
に前記第2のブレーキ用油圧サーボ(B2)に連通ずる
油圧を作用し、かっ該2の制御油室(11b)に前記マ
ニュアルバルブ(10)のDレンジポート(D)からの
油圧を作用し、そして、前記第2のブレーキ用油圧サー
ボ(B2)にライン圧を供給した際、該第2のブレーキ
(B2)係合後に前記第1の制御油室(lla)に作用
する該第2のブレーキ用油圧サーボ(B2)の油圧に基
づき前記シーケンスバルブ(11)を切換えて、ライン
圧が該シーケンスバルブ(11)及び前記2個のシフト
バルブ(5)、(7)を経由して前記第1のブレーキ用
油圧サーボ(B1)に供給され、前進4速時に、前記2
個のシフトバルブの一方(7)が切換えられて該第1の
ブレーキ用油圧サーボ(B1)が速やかにドレーンされ
てなる、ことを特徴とする。
例えば、前記変速ギヤ機構(21)が、前進5速後進1
速を達成するギヤ機構であると、前記複数のシフトバル
ブが、1−2シフトバルブ(5)と、2−3シフトバル
ブ(6)と、3−4シフトバルブ(7)と、4−5シフ
トバルブ(9)とからなり、また前記所定数のソレノイ
ドバルブが、1−2シフトバルブ及び3−4シフトバル
ブを制御する第1のソレノイドバルブ(Sl)と、2−
3シフトバルブを制御する第2のソレノイドバルブ(B
2)と、4−5シフトバルブを制御する第3のソレノイ
ドバルブ(B3)とからなり、そして、前進中速時、ラ
イン圧が前記第1のブレーキ用シーケンスバルブ(11
) 、前記3−4シフトバルブ(7)及び1−2シフト
バルブ(5)を介して前記第1のブレーキ用油圧サーボ
(B1)に供給され、前進直結時、前記3−4シフトバ
ルブ(7)を切換えて該第1のブレーキ用油圧サーボ(
B1)がドレーンされ、更にオーバドライブ時、前記4
−5シフトバルブ(9)を切換えてフォワードクラッチ
用油圧サーボ(C1)がドレーンされると共に前記第1
のブレーキ用油圧サーボ(B1)にライン圧が供給され
る。
また、例えば第2図に示すように、前記変速ギヤ機構(
21)が、シングルプラネタリギヤ(30)とデュアル
プラネタリギヤ(31)とを組合わせてなるプラネタリ
ギヤユニット(23’)を備え、該プラネタリギヤユニ
ット(23’)は、サンギヤ(S、)及びキャリヤ(C
Rt)を共通にしかつ該キャリヤを出力部材となし、そ
して入力軸(29)からシングルプラネタリギヤのリン
グギヤ(R1)に入力すると共にデュアルプラネタリギ
ヤのリンクギヤ(R2)を固定して前進1速を得、該シ
ングルプラネタリギヤ(R8)のリングギヤへの入力状
態においてサンギヤ(Sl)を固定して前進2速を得、
更に該ギヤユニット(23)、を一体に回転して前進3
速を得、そして前記入力軸からデュアルプラネタリギヤ
(31)のリングギヤ(R2)に入力すると共にサンギ
ヤ(Sl)を固定して前進4速を得、また入力軸(29
)からサンギヤ(B2)に入力すると共にデュアルプラ
ネタリギヤのリングギヤ(R2)を固定して後進を得、
そして該プラネタリギヤユニット(23’)の前進4速
と、シングルプラネタリギヤからなるアンタードライブ
又はオーバドライブと直結とを切換える補助ギヤユニッ
ト(25)とを組合せて前進5速、後進1速を達成して
なる。
(ホ)作用 以上構成に基づき、マニュアルバルブ(10)をDレン
ジに操作して、ライン圧(PL、)がDレンジポート(
D)に供給されている場合、前進2速にあっては、Dレ
ンジポート(D)からのライン圧は、1−2シフトバル
ブ(5)(下半位置)のボート(D、)及び(al)を
介して第2のブレーキ用油圧サーボ(B2)に供給され
る。そして、該油圧サーボ(B2)の油圧供給に基づき
第2のブレーキ(B2)が係合し、Dレンジポート(D
)から4−5シフトバルブ(9)を介して供給されてい
る油圧サーボ(C1)に基づく第1の(フォワード)ク
ラッチ(C1)の停台状態と相俟って前進2速が得られ
る。更に、第2のブレーキ(B2)の係合後、油路(c
)を介して油圧サーボ(B2)の油圧が第1ブレーキ(
B、)用シーケンス(11)の第1の制御油室(lla
)に供給され、該バルブ(11)を、Dレンジポート(
D)からの油圧が作用している第2の制御油室(llb
)の油圧に抗してボート(B2)とボート(el)とが
連通するように切換える(上半位置)。従って、第2の
ブレーキ用油圧サーボ(B2)への油路(a)から分岐
された油路(a′)を介してライン圧がシーケンスバル
ブ(11)のボート(B2)、(e、)、(下半位置に
ある)3−4シフトバルブ(7)のボート(C2)(f
l)、更に1−2シフトバルブ(5)のボー) (fz
 ) 、  (gx )を介して第1のブレーキ(B1
)用油圧サーボ(B1)に供給される。これにより、第
2のブレーキ(B2)が係合され、ワンウェイクラッチ
(F工)を介して適正なトルク容量にて所定要素(サン
ギヤSt)の回転を停止した後、第1のブレーキ(B1
)が作動して所定要素(Sl)の回転を更に確実に停止
する。なお、該2速状態及び3速状態にありて、コース
ト状態になると、ワンウェイクラッチ(Fl)が空転し
て第2のブレーキ(B2)は機能しないか、直接作用す
る第1のブレーキ(B工)により所定要素(サンギヤS
□)を停止してエンジンブレーキを作動する。
また、Dレンジ3速時には、第2のソレノイドバルブS
2がオフして2−3シフトバルブ(6)が切換わる(上
半位置)。この状態にあっては、第4のブレーキ用油圧
サーボ(B4)がボート(h+)、(d)を介してドレ
ーンすると共に、ライン圧がボート(p、)(i□)を
介して第3のクラッチ用油圧サーボ(C3)に供給され
、更に油路(1′)を介して1−2シフトバルブ(5)
の後制御油室(12)に供給される。
そして、Dレンジ4速時には、第1のソレノイドバルブ
(Sl)もオフして、1−2シフトバルブ(5)及び3
−4シフトバルブ(7)の制御油室(5a)、(7a)
に制御圧を供給するが、1−2シフトバルブ(5)はそ
の後制御油室(12)にライン圧が供給されているので
切換えられず(下半位置) 3−4シフトバルブ(7)
のみが切換えられる(上半位置)。従りて、油路(a)
を介してのライン圧は第2のブレーキ用油圧サーボ(B
2)に供給し続けられ、かつボート(fl)がドレーン
ボート(d)に連通して、調圧バルブ(11)等により
第1のブレーキ用油圧サーボ(B1)は急速ドレーンさ
れると共に、ボート(B3)と(jl)が連通して、油
路(a)のライン圧がボート(a−)、(J、)  油
路(J)、(k)を介して第3のクラッチ用油圧サーボ
(CO)に供給される。この際、油圧サーボ(B1)の
ドレーンによる第1のブレーキ(B1)の解放が、油圧
サーボ(CO)の供給による第3のクラッチ(Co)の
係合に比して早くなるように設定されており、ワンウェ
イクラッチ(F、)を介する第2のブレーキ(B2)の
作用下の基に第2のクラッチ(C2)が係合して、ワン
ウェイクラッチ(F8)を介して滑らかなシフトアップ
が行われる。
更に、Dレンジ5速時には、第】のソレノイドバルブ(
Sl)及び第2のソレノイドバルブ(B2)はオフ状態
にて維持されるが、1速時から4速時においてオフ状態
となっていた第3のソレノイドバルブ(B3)がオン状
態に切換わる。従って、4−5シフトバルブ(9)は切
換えられ(上半位置)、第1のブレーキ用油圧サーボ(
C1)をドレーンすると共に、該4−5シフトバルブ(
9)のボート(B3)と(m2)が連通し、マニュアル
バルブ(10)のDレンジポート(D)からのライン圧
を第1のブレーキ用油圧サーボ(B1)に供給する。
そして、3レンジにおける1速ないし3速時においては
、前述Dレンジにおける1速ないし3速時と同しパター
ンで各ブレーキ及び各クラッチが作動する。
なお、カッコ内の符号は、図面を対照とするものである
が、同等構成を限定するものではない。
(へ)実施例 以下、本発明を適用した実施例について説明する。
4速自動変速機Aは、第2図に示すように、トルクコン
バータ部22と、3速自動変速機構部23及びアンダー
ドライブ機構部25からなる変速ギヤ機構21を備えて
いる。
トルクコンバータ部22は、トルクコンバータ26及び
ロックアツプクラッチ27を有しており、エンジンクラ
ンク軸28の回転を、トルクコンバータ26による油流
を介して又はロックアツプクラッチ27による機械的結
合により入力軸29に連結する。
3速自動変速機構部23はシングルプラネタリギヤ30
及びデュアルプラネタリギヤ31からなるプラネタリギ
ヤユニットからなり、かつこれら両プラネタリギヤ30
.31のキャリヤCR,同士及びサンギヤS□同士が一
体に連結されている。更に、入力軸29が、第1の(フ
ォワード)クラッチCIを介してシングルプラネタリギ
ヤ30のリングギヤR,(以下小リングギヤという)に
連結すると共に第2の(ダイレクト)クラッチC2を介
してサンギヤS、に連結している。また、サンギヤS2
が第1の(2naコースト)ブレーキB、にて直接制動
されると共に第1のワンウェイクラッチF、を介して第
2の(2nd)ブレーキB2により一方向の回転を規制
され、またデュアルプラネタリギヤユニット31のリン
グギヤR2(以下大リングギヤという)が、第3の(I
Stコースト&Rev)ブレーキB3により直接制動さ
れると共に第2のワンウェイクラッチF2により一方向
の回転を規制されている。更に、キャリヤCR,が該3
速自動変速機構部23の出力部材となるカウンタドライ
ブギヤ32に連結している。
一方、アンダードライブ機構部25はシングルプラネタ
リギヤ33からなり、そのリングギヤR1が前記カウン
タドライブギヤ32に常時噛合しているカウンタドリブ
ンギヤ35に連結し、かつキャリヤCR,が出力ビニオ
ン36に連結している。更に、サンギヤS3が第3のワ
ンウェイクラッヂF3にて一方向の回転を規制されると
共に第4の(アンダードライブ)ブレーキB4にて制動
され、かつ第3の(アンダードライブダイレクト)クラ
ッチC3を介してキャリヤCR3と連結している。
そして、出力ピニオン36はリングギヤ38を介してフ
ロントディファレンシャル装置37に連結されており、
該ディファレンシャル装置37は左右フロントアクスル
39r、39I2を有している。
また、上述4速自動変速機Aは、第3図に示す油圧回路
Uばて制御される。
油圧回路Uにおいて、C1,C2,C3は前記各クラッ
チCI、 C2、C3用油圧サーボBl。
B2.B3.B4は前記各ブレーキB 1. B 2 
B x 、 B 4用油圧サーボである。そして、10
はマニュアルバルブ、5は第1のシフトバルブを構成す
る1−2シフトバルブ、6は第2のシフトバルブを構成
する2−3シフトバルブ、7は第3のシフトバルブを構
成する3−4シフトバルブ、9は第4のシフトバルブを
構成する4−5シフトバルブ、また、Slは1−2及び
3−4シフトバルブ5.7を制御する第1のソレノイド
バルブ、B2は2−3シフトバルブ6を制御する第2の
ソレノイドバルブである。更に、11は第1のブレーキ
用シーケンスバルブである。
そして、60はロックアツプコントロールバルブ、また
B4は該ロックアツプコントロールバルブ60をデユー
ティ制御する第4のソレノイドバルブであり、更に61
は該ソレノイドバルブによるデユーティ制御を安定する
ロックアツプモジュレータバルブである。また、63は
プライマリレギュレータバルブ、65はセカンドレギュ
レータバルブ、66はプレッシャリリーフバルブ、69
はローモジュレータバルブである。更に、70はオイル
クーラ、71はクーラバイパスバルブ、そして72はリ
ニアソレノイドバルブからなり、油圧を自由に制御可能
なスロットルハルツであり、また73は該ソレノイドバ
ルブの制御を安定するソレノイドモジュレータバルブで
ある。また、75はアキュムレータコントロールバルブ
、26はトルクコンバータ、27はロックアツプクラッ
チ、Pは油圧ポンプである。また、第2のクラッチ用油
圧サーボC2、第3のクラッチ用油圧サーボC3及び第
2のブレーキ用油圧サーボB2には調圧バルブ76・・
・及びアキュムレータ77・・・が連通されている。ま
た、第1のブレーキ用油圧サーボB1にはアキュムレー
タ77′及び調圧ハルツ79が作用しているが、該アキ
ュムレータ77′は5速用に備えられているだけで単な
る空洞からなる。更に、第1のクラッチ用油圧サーボC
1及び第4のブレーキ用油圧サーボB4にはそれぞれケ
ース設置型のアキュムレータ80.81が連通されてい
る。
なお、第33図において、油路に介在しているコンデフ
サ様の記号84は、セパレータプレートにて油路が遮断
されていることを示すものであり、また82.83は5
速用に使用するバルブ孔周な塞ぐプラグであり、更に9
は同じく5速用に使用する4−5シフトバルブであるが
、セパレータにて制御油室を閉塞して作用させていない
。これにより、本4速自動変速機用油圧制御装置Uは5
速自動変速機用のバルブボディとしても兼用できるよう
になつている。
また、第3図中、86は適所に配置されているオリフィ
ス付チエツクバルブであり、また87はオリフィス、8
9は3方切換えバルブである。なお、これらオリフィス
付チエツクバルブ86及びオリフィス87は、第1図及
び第4図においては殆ど省略されている。
ついで、本実施例の作動について説明する。
4速自動変速機Aは、マニュアルバルブ10による各レ
ンジにて、油圧制御回路Uの第1及び第2のソレノイド
Sl、32、並びにロックアツプクラッチコントロール
用の第4のソレノイドバルブS4が第5図に示す作動表
のように作動することに基づき、各クラッチ01〜C3
、各ブレーキB1〜B4及び各ワンウェイクラッチF1
〜F。
が作動して、それぞれ各レンジP、R,D、3゜2.1
における各変速段IST〜4THが得られる。
即ち、第4図に示すように、マニュアルバルブ10がD
レンジにある場合、ラインボートP、とDレンジポート
Dとが連通して、ライン圧油路pのライン圧が油路D2
に供給されている。該Dレンジにおける1速状態は第1
のソレノイドバルブS1がオフで供給状態にあり、かつ
第2のソレノイドバルブS2がオンでドレーン状態にあ
り、従って、1−2シフトバルブ5及び3−4シフトバ
ルブ7が上半位置にあり、かつ2−3シフトバルブ6が
下半位置にある。この状態では、マニュアルバルブ10
のボートDからのライン圧が油路D2及びB3を介して
第1のクラッチ用油圧サーボC1に供給され、またライ
ン圧油路pのライン圧PLが2−3シフトバルブ6のボ
ートp□h1及び油路りを介して第4のブレーキ用油圧
サーボB4に供給される。これにより、自動変速機Aは
第1の(フォワード)クラッチC1が接続すると共に第
4のブレーキB4が作動する。すると、入力軸29の回
転は、クラッチCtを介して小リングギヤR□に伝達さ
れ、かつこの状態では、大リングギヤR2は第2のワン
ウェイクラッチF2により回転が阻止されているので、
サンギヤS1を逆方向に空転させながら共通キャリヤC
R1が正方向に大幅減速回転され、該回転がカウンタド
ライブギヤ32からアンダードライブ(U/D)機構部
25のカウンタドリブンギヤ35に伝達される。そして
、該U/D機構部25は第4のブレーキB4及び第4の
ワンウェイクラッチF3が作動してアンダードライブ状
態にあり、従って自動変速機A全体で、3速自動変速機
構部23の1速及びU/D機構部25のアンダードライ
ブか相俟つて1速か得られる。なお、該1速状態にあフ
ては、DレンジポートDからのライン圧が油路り、、D
、を介してB1シーケンスバルブ11の右(第2の)制
御油室11bに作用し、該パル、ブ11を下半位置に切
換えた状態にある。
また、Dレンジにおける2速状ff3 (2ND)は、
1速状態から第1のソレノイドバルブS1がオンしてド
レーンする。すると、1−2シフトバルブ5及び3−4
シフトバルブ7が下半位置に切換えられ、ボートDから
のライン圧が油路D2、該シフトバルブ5のボートD、
、at及び油路aそして調圧バルブ76を介して第2の
ブレーキ用油圧サーボB2に供給される。この際、供給
始めは調圧バルブ76により比較的素早い立上りにて油
圧サーボB2に油圧が供給され、その後にオリフィス8
7及びアキュムレータ77に基づきゆるやかに油圧上昇
して、第2のブレーキBzは滑らかに係合する。従ワて
、この状態では、第1のクラッチC1の接続に加えて第
1(セカンド)ブレーキB2が作動する。すると、サン
ギヤS8がブレーキB2に基づく第1ワンウエイクラツ
チFIの作動により回転が停止され、従って入力軸29
からの小リングギヤの回転は、大リングギヤR2を正方
向に空転させながらキャリヤCR,を正方向に減速回転
し、該回転がカウンタドライブギヤ32からU/D機構
部25のカウンタドリブンギヤ35に伝達される。そし
て、U/D機構部25はアンダードライブ状態にあり、
3速自動変速機構部23の2速とU/D機構部25のア
ンダードライブが相俟って、変速機Aは2速が得られる
そして、第2のブレーキB、の係合後、第2のブレーキ
用油圧サーボB2への油圧が油路Cを介してB1シーケ
ンスバルブ11の左(第1の)制御油室11aに作用す
る。これにより、該シーケンスバルブ11はスプリング
llc及び圧制御油室11aによる付勢力が右制御油室
11bの付勢力に打勝って上半位置に切換えられる。こ
の状態にあっては、油圧サーボB2への油路aから分岐
された油路a を介してシーケンスバルブ11のボ−ト
a、にライン圧が供給され、更にボートe1及び油路e
、そして3−4シフトバルブ7のボートe 2 + f
 s 、油路f1更に1−2シフトバルブ5のボートf
 2 +   1 、そして油路gを介して調圧バルブ
79の供給ボートに供給される。そして、該調圧バルブ
79は、その供給圧に基づき適宜調圧して第1のブレー
キ用油圧サーボB1に供給し、該第1のブレーキB□を
係合する。従って、1−2アップシフト時は、専ら第2
のブレーキB2のみが機能し、適正なトルク容量にてサ
ンギヤSIを停止し、シフトショックの発生を低減して
おり、更にアップシフト完了後に、第1のブレーキB、
が係合してサンギヤS1の停止を確実にして、前進時に
おける過大トルクに備えると共に、コースト時にエンジ
ンブレーキを作動する。
また、Dレンジにおける3速状jli(3RD)は、2
速状態から第2のソレノイドバルブS2がオフして供給
状態に切換わる。すると、2−3シフトバルブ6が上半
位置に切換わり、ライン圧油路pのライン圧PLが2−
3シフトバルブ6のボートpt+it及び油路1を介し
て第3のクラッチ用油圧サーボC3に供給され、かつ第
4のブレーキ用油圧サーボB4はボー)hcからドレー
ンボートdにドレーンされる。これにより、3速自動変
速機構部Aは2速状態のままで、第4のブレーキB4が
解放されると共に第3のクラッチC3が係合し、U/D
機構部25が直結になる。従つて、自動変速機構部23
の2速とU/D機構部25の直結とが組合わさって変速
機A全体で3速が得られる。なおこの際、ボートIIへ
のライン圧供給に基づき、油路1′を介して1−2シフ
トバルブ5の後制御油室12にライン圧が供給される。
また、Dレンジにおける4速状B (4TH)は、3速
状態から第1のソレノイドバルブS1もオフして供給状
態に切換わる。すると、1−2シフトバルブ5及び3−
4シフトバルブ7の頁制御油室5a、7aに制御圧が作
用するが、1−2シフトバルツ5は後制御油室1□に作
用するライン圧及びスプリングにより下半位置に保持さ
れ、3−4シフトバルブ7のみが上半位置に切換える。
従フて、ボートDからのライン圧が油路D ! 、ボー
)D、、a□及び油路a″を経由して3−4シフトバル
ブ7のボートa3に供給され、更にボートコ工及び油路
jを介して3方切換えバルブ89に供給され、そして油
路kを介して第2のクラッチ用油圧サーボC2に供給さ
れる。一方、3−4シフトバルブ7の上半位置への切換
えに基づき、ボートf1がドレーンボートdに連通し、
調圧バルブ79の供給ボートg2に作用していたライン
圧が解放される。これにより、第1の(フォワード)ク
ラッチCI及び第3のクラッチC3の係合並びに第2の
ブレーキB2の作動に加えて、第1のブレーキB8が解
放すると共に第2のクラッチC2が係合する。すると、
入力軸29の回転は第1のクラッチC1を介して小リン
グギヤR□に伝達されると同時に第2のクラッチC3を
介してサンギヤS、に伝達され、従ってプラネタリギヤ
ユニット23の各要素は一体となフて回転し、キャリヤ
CR,からカウンタドライツギャ32に入力軸29と同
速回転が伝達される。そして、該ドライブギヤ32の回
転はU/D機構部25の直結状態と組合わさつて、入力
軸29と同速度からなる4速が出力ビニオン36から出
力され、該ピニオン36とリングギヤ38とのギヤ比に
基づき変速機A全体でオーバドライブ回転が得られる。
またこの際、1−2シフトバルブ5の下半位置での拘束
に基づき、第2のブレーキ用油圧サーボB2は供給状態
にあって該ブレーキB2は係合状態に保持されている。
これにより、上述筒1のブレーキ用油圧サーボB1から
の速やかなドレーンに基づき、該第1のブレーキB1が
解放されかつ第2のブレーキB2が係合状態にある状態
で、第2のクラッチC2が係合され、従って第1のワン
ウェイクラッチF1の作用下にてクラッチC2が滑らか
に係合され、つかみ変えによるシフトショックの発生を
防止している。
また、マニュアルバルブ10をニュートラル(N)レン
ジからリバース(R)レンジに操作すると、ライン圧ボ
ートPt、のライン圧はボートRを介して油路R8に供
給される。更に、核油路R1のライン圧は3方切換えバ
ルブ89及び油路kを介して第2のクラッチ用油圧サー
ボC3に供給される。そして、NレンジからRレンジに
切換えの際、車輌が停止しているか又は微速(7km/
H以下)状態にある場合、第1のソレノイドバルブS1
はオフで供給状態にある。従って、1−2シフトバルブ
5及び3−4シフトバルブ7は上半位置にあり、油路R
3のライン圧は3−4シフトバルブ7のボートR2に導
かれ、更にボートn8及び油路nを介して1−2シフト
バルブ5のボートn2に供給され、そしてボートo1及
び油路Oを介して第3のブレーキ用油圧サーボB3に供
給される。これにより、自動変速機Aは第2のクラッチ
C2が係合しかつ第3のブレーキB、が作動する。する
と、入力軸29の回転はクラッチC2を介してサンギヤ
S、に伝達され、かっこの状態では大リングギヤR1を
逆転させながらキャリヤCRIも逆転し、該キャリヤの
逆転がカウンタドライブギヤ32からU/D状態にある
U/D機構部25に伝達される。
また、NレンジからRレンジに切換える際、車輌が所定
速度(7km/H)以上で前進走行している場合、車速
センサからの信号に基づき1111g1部が第1のソレ
ノイドバルブS1にオン信号を発する。すると、第1の
ソレノイドバルブS1がドレーン状態に切換えられ、1
−2シフトバルブ5及び3−4シフトバルブ7が下半位
置に切換わる。
これにより、3−4シフトバルブ5のボートR2とnl
が遮断され、かつ1−2シフトバルブ5のボートn2と
O,が遮断されると共にボートO1がドレーンボートd
に連通して、第3のブレーキ用油圧サーボB3はライン
圧の供給が断たれると共にドレーンされる。これにより
、第3のブレーキB3が解放され、走行時にRレンジに
入ることが防止される。
また、マニュアルバルブ10をシフトレバ−の操作又は
スイッチの操作により3レンジに切換えると、ライン圧
ボートPLのライン圧はDレンジポートDの外に3レン
ジポート3に連通される。
そして、3レンジポート3からのライン圧は油路3、を
介して3−4シフトバルブ7の後制御油室3、に供給さ
れる。該3レンジにあっては、1速、2速、3速はDレ
ンジのそれと同様である。
しかし、電気系統が断線等によりソレノイドバルブSL
、S2に通電できなくなった場合、即ち第4図にカッコ
で示す[3RD]にあっては、3−4シフトバルブ7が
後制御油室3.へのライン圧の作用に基づき下半位置に
拘束される。この状態にあっては、ボートe 2 + 
f lを連通して第1のブレーキ用油圧サーボB1に油
圧を供給すると共に、ボートjIをドレーンボートdに
連通して第2のクラッチ用油圧サーボC2をドレーンし
、3速状愈とする。
また、マニュアルバルブ10を2レンジに切換えると、
ライン圧ボートPLからのライン圧はDレンジポートD
、3レンジポート3及び2レンジポート2に供給される
が、2レンジポート2からの油路はセパレータ84で閉
塞されており、従って該2レンジにあっては上述3レン
ジの1速、2速と同じである。
また、マニュアルバルブ10をルンジに切換えると、ラ
イン圧ボートPLからのライン圧はDレンジポートD、
3レンジポート3.2レンジポート2及びlレンジポー
トlに供給される。W1ルンジボート1からのライン圧
は油路1.を介して2−3シフトバルブ6の後制御油室
12に供給されると共に、油路13を介して3−4シフ
トバルブ7のボート14に供給される。該ルンジにあっ
ては、1速状態では、第1のクラッチ用油圧す4−ボC
1及び第4のブレーキ用油圧サーボB4への油圧供給に
加えて、ルンジボート1″から油路11,13、下半位
置にある3−4シフトバルブ7のボート14+   I
s及び上半位置にある1−2シフトバルブ5のボートn
、、olを介して第3のクラッチ用油圧サーボB3に供
給される。これにより、第3のブ1ノ−キB3により大
リングギヤR2を直接停止して、コースト時エンジンブ
レーキを作動する。なお、該ルンジにあっては、断線等
により第1及び第2のソレノイドバルブSl、82がオ
フした場合、第2のソレノイドバルブS2が制御油室6
aに制御圧を供給しても、2−3シフトバルブ6は後制
御油室1□へのライン圧の作用に基づき下半位置に拘束
される。
この状態にありては、ボートp1とに1とが連通して第
4のブレーキ用油圧サーボB4にライン圧が供給される
と共に、ボート1がドレーンボートdに連通して第3の
クラッチ用油圧サーボC3がドレーンされ、1速状態に
保たれる。
なお、マニュアルバルブ10のRレンジにあっては、R
レンジポートRから第2のクラッチ用油圧サーボC2に
ライン圧が直接供給されていると共に、第1のソレノイ
ドバルブSlのオフ状態にあって第3のブレーキ用油圧
サーボB3にライン圧が供給される。また、第2のソレ
ノイドバルブS2がオフになってもソレノイドへの供給
油圧がDレンジ油圧のためR時には発生していないため
2−3シフトバルブは下半分の状態でありB4が係合し
U/D部は減速状態で後進が維持される。
従って、電気系統の故障時、シフトレバ−によりマニュ
アルバルブ10をDレンジ、3レンジ、2レンジ、小リ
ングそしてRレンジに切換えると、それぞれ油圧制御装
置Uが4速、3速、3速、1速、後進に切換えられ、フ
ェールセーフとなっている。
次に、自動変速機Aを4速自動変速機構部23′及びア
ンダードライブ機構25からなる前進5速自動変速機A
′とした場合について説明する。
なお、同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
4速自動変速機構部23′は、第6図に示すように前述
3速自動変速機構23の構成に加え、入力軸29と大リ
ングギヤR2とを連結する第3のクラッチco、該クラ
ッチCOの出力側部材と小リングギヤR1との間に介在
する第4のクラッチCOA及び第3のワンウェイクラッ
チFOが付設されている。
また、上述5速自動変速機A′は、第7図に示す油圧回
路U′にて制御される。
本油圧回路U′においては、第3のソレノイドバルブS
3が配置され、4−5シフトバルブ9に作用すると共に
、第1のブレーキ用油圧サーボB1にはアキュムレータ
77及び調圧バルブ76が併設されている。
ついで、本油圧回路U′の作動について説明する。
5速自動変速機A′は、マニュアルバルブ10により各
レンジにて、油圧制御回路U′の第1、第2及び第3の
ソレノイドバルブSl、S2.S3、並びにロックアツ
プクラッチコントロール用の第4のソレノイドバルブS
4が第8図に示す作動機のように作動することに基づき
、各クラッチC3〜C3,各ブレーキB、〜B4及び各
ワンウェイクラッチF1〜F、が作動して、それぞれ各
レンジP、R,D、3,2.1における各変速段IST
〜5THが得られる。
即ち、第1図に示すように、マニュアルバルブ10がD
レンジにある場合、ラインボートP LとDレンジポー
トDとが連通して、ライン圧油路Pのライン圧が油路D
2に供給されている。該Dレンジに招ける1速状態は第
1のソレノイドバルブS1がオフで供給状態にあり、か
つ第3のソレノイドバルブS3がオンでドレーン状態に
ある。従9て、1−2シフトバルブ5及び3−4シフト
バルブ7が上半位置にあり、かつ2−3シフトバルブ6
.4−5シフトバルブ9が下半位置にある。
この状態では、マニュアルバルブ10のボートDからの
ライン圧が油路り、、D、、4−5シフトバルブ9のボ
ートDen qt及び油路qを介して第1のクラッチ用
油圧サーボC1に供給され、またライン圧油路pのライ
ン圧PLが2−3シフトバルブ6のホートル工、h1及
び油路りを介して第4のブレーキ用油圧サーボB4に供
給される。
これにより、自動変速機A′は第1の(フォワード)ク
ラッチCIが接続すると共に第4のブレーキB4が作動
する。すると、入力軸29の回転は、クラッチC1を介
して小リングギヤR8に伝達され、かつこの状態では、
大リングギヤR2は第2のワンウェイクラッチF2によ
り回転が阻止されているので、サンギヤS1を逆方向に
空転させながら共通キャリヤCRtが正方向に大幅減速
回転され、該回転がカウンタドライブギヤ32からアン
ダードライブ(tJ/D)機構部25のカウンタドリブ
ンギヤ35に伝達される。そして、該U/D機構部25
は第4のブレーキB4及び第4のワンウェイクラッチF
、が作動してアンダードライブ状態にあり、従って自動
変速機A′全全体、4速自動変速機構部23′の1速及
びU/D機構部25のアンダードライブが相俟って1速
か得られる。なお、該1速状態にあっては、Dレンジポ
ートDからのライン圧が油路り、、D4を介してB1シ
ーケンスバルブ11の右(第2の)制御油室11bに作
用し、該バルブ11を下半位置に切換えた状態にある。
そして、Dレンジにおける2速状態(2ND)及び3速
状B(3RD)は4速自動変速機Aと同様なシフトパタ
ーンで変速する。この際、4−5シフトバルブ9は第3
のソレノイドバルブ9がオフでドレーン状態にあること
に基づき、下半位置に保持される。
そして、Dレンジにおける4速状態(4TH)は、3速
状態から第1のソレノイドバルブS1がオフして供給状
態に切換わる。これにより、1−2シフトバルブ5及び
3−4シフトバルブ7の前制御油室5a、7aに制御圧
が作用するが、1−2シフトバルブ5は後制御油室12
に作用するライン圧及びスプリングにより下半位置に保
持され、3−4シフトバルブ7のみが上半位置に切換わ
る。従って、ボートDからのライン圧が油路D2、ボー
トD、、   0、油路a 、ボートa3゜jI、油路
J、3方切換えバルブ89、油路kを介して第3のブレ
ーキ用油圧サーボCOに供給される。また、ボートa0
からのライン圧は油路aを介して第2のブレーキ用油圧
サーボB2に供給される。この際、該第2のブレーキ用
油圧サーボB2からの油圧が油路Cを介してB1シーケ
ンスバルブ11の油室11aに作用し、スプリング11
Cの付勢力と相俟フてボートa2とelを連通するよう
に該バルブを切換え、ライン圧が油路eを介して、3−
4シフトバルブ7のボートe2に作用する。しかし、第
1のソレノイドバルブS1のオフに基づく供給状態によ
り、該バルブ7は上半位置に切換わり、ボー)e+とf
、は遮断され、第1のプレ用油圧サーボB1は速やかに
ドレーンされる。また、油圧ポンプから油路pを介して
供給されるライン圧は2−3シフトバルブ6のボートp
、に供給される。そして、第2のソレノイドバルブS2
のオフ(供給状態)に基づき連通伏皿にある2−3シフ
トバルブ6のボートp1゜1□、油路1を介して第5の
クラッチC3に供給される。更に、3速時と同様に、第
3のソレノイドバルブS3のオフ(ドレーン)状態に基
づき、4−5シフトバルブ9は下半位置に保持され、第
1の()オワード)クラッチ用油圧サーボC1にライン
圧が供給される。これにより、第1のブレーキB1が解
離され、第3及び第4のクラッチCo 、 Co Aが
係合すると共に、第2のブレーキB2が係合する。する
と、入力軸29の回転は第1のクラッチC1を介して小
リングギヤR1に伝達されると同時に第3のクラッチC
8を介して大リングギヤR2に伝達され、従って4速自
動変速機構部23′の各要素は一体となフて回転し、キ
ャリヤCR,からカウンタドライブギヤ32に入力軸2
つと同速回転が伝達される。そして、該ドライブギヤ3
2の回転はアンダードライブ機構部25の直結状態と組
合わさって、入力軸29と同速度からなる4速が出力ビ
ニオン36から取出される。
また、Dレンジにおける5速状1(5TH)は、4速状
態から第3のソレノイドバルブs3がオンして供給状態
に切換わる。すると、4−5シフトバルブ9はその制御
油室9aに制御圧が作用し、該バルブ9を上半位置に切
換える。従フて、マニュアルバルブ10のDレンジポー
トDからのライン圧が油路D2.D、、4−5シフトバ
ルブ9のボートD 3 + m 2及び油路mを介して
第1のブレーキ用油圧サーボB1に供給されると共に、
ボートD6と91が遮断されて第1のクラッチ用油圧サ
ーボC1がドレーンされる。また、第1及び第2のソレ
ノイドバルブ31.B2がオフで供給状態にあることに
基づき、1−2シフトバルブ5及び3−4シフトバルブ
7の制御油室5a、7aに制御圧が作用するが、1−2
シフトバルブ5は後制御油室12に作用するライン圧及
びスプリングにより下半位置に保持され、3−4シフト
バルブ7のみが上半位置に切換える。従って、ボートD
からのライン圧が油路D2 ボートD1at、油路a 
 ボートa3.J、、油路J、3方切換えバルブ89、
油路kを介して第3のブレーキ用油圧サーボCOに供給
される。これにより、第1の(フォワード)クラッチC
1が解離され、第3及び第4のクラッチC6,C,Aが
係合し、更に第1及び第2のブレーキB、、B2が係合
する。すると、入力軸29の回転は第3及び第4のクラ
ッチCo、C,A及び第3のワンウェイクラッチF0を
介する経路にて小リングギヤR1に回転が伝達されてお
り、この状態において、第1のブレーキB1が作動する
。すると、サンギヤS1が逆回転に対しても停止され、
入力軸29から第3のクラッチC6を介して伝達される
大リングギヤR2の回転は、ワンウェイクラッチF。を
オーバランして小リングギヤR1を高速空転しながら、
キャリヤCR,からオーバドライブ回転として取出され
る。この際、第1のクラッチC1は解放状態にあって第
3のワンウェイクラッチF。
の作用下にて変速が行われるので、つかみ換えによるシ
フトショックを生ずることなく、滑らかにシフトとする
そして、3レンジにおいては、各クラッチ及び各ブレー
キは前述Dレンジのシフトパターンと同様にシフトされ
る。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によると、1−2シフトアッ
プ時に、シーケンスバルブ(11)により第2のブレー
キ(B2)係合完了後に第1のブレーキ(B1)を作動
するので、第2のブレーキ(B2)のトルク容量及び調
圧バルブ(76)等による適正な係合状態により滑らか
に該ブレーキ(B2)を係合してシフトショックの発生
な防止でき、更に、該第2のブレーキ(B、)が係合し
て2速状態そして3速状態になると、Dレンジにおいて
も第]のブレーキ(B1)が係合し、変速ギヤ機構(2
1)の所定要素(Sl)の停止を確実にし、過大トルク
が作用するような場合もバックアップできると共に、コ
ースト時にエンジンブレーキを作動することができる。
これにより、Dレンジ及び3レンジにおけるシフトパタ
ーンを共通化できるので、第3のソレノイドバルブ(B
3)を取り付ける等の簡単な変更で前進4速を達成する
油圧制御装置(U)を前進5速を達成する油圧制御袋y
l(U’)として用いることができ、従フて、大部分の
部品を共通に用いることができると共に、製造ラインを
共通化でき、かつ無駄な油路を介在することをなくして
、装置の大幅な簡素化及びコストダウンを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油圧制御装置の要部を示す断面図
、第2図は4速自動変速機の概略図、第3図はその油圧
制御回路、第4図はその要部を示す断面図、そして第5
図はその作動衣を示す図である。また、第6図は本発明
に係る自動変速機の概略図、第7図はその油圧制御回路
、更に第8図はその作動衣を示す図である。 5・・・1−2シフトバルブ   6・・・2−3シフ
トバルブ   7・・・3−4シフトバルブ9・・・4
−5シフトバルブ 、  10・・・マニュアルバルブ
   11・・・第1のブレーキ用シーケンスバルブ 
  lla・・・第1の制御油室11b・・・第2の制
御油室   D・・・Dレンジポート   Sl・・・
第1のソレノイドバルブS2・・・第2のソレノイドバ
ルブ   B3・・・第3のソレノイドバルブ   C
1,C2,C3、Bl、B2.B3.B4・・・油圧サ
ーボB1・・・第1のブレーキ用油圧サーボ   B2
・・・第2のブレーキ油圧サーボ   C0・・・第3
のクラッチ   C0A・・・第4のクラッチFo・・
・第3のワンウェイクラッチ   A・・・4速自動変
速機 U・・・ (4速) A′・・・5速自動変速機 油圧制御回路 速) 油圧制御装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、変速ギヤ機構の所定要素を係合する摩擦係合要素用
    の各油圧サーボ、これら各油圧サーボに作用する油圧を
    制御する複数のシフトバルブ、これらシフトバルブを制
    御する所定数のソレノイドバルブ、並びにマニュアルバ
    ルブを備えてなる油圧制御装置であって、 前記油圧サーボが、前進2速時から4速時 において作動するワンウェイクラッチを介して所定要素
    を係合・停止する第2のブレーキ用油圧サーボ及び該所
    定要素を直接係合・停止する第1のブレーキ用油圧サー
    ボを備え、また、第1の制御油室及び第2の制御油室 を有し、かつ両制御油室に制御油圧が作用した場合第1
    の制御油室に基づく側に切換えられる第1のブレーキ用
    シーケンスバルブを設け、 該第1の制御油室に前記第2のブレーキ用 油圧サーボに連通する油圧を作用し、かつ該2の制御油
    室に前記マニュアルバルブのDレンジポートからの油圧
    を作用し、 そして、前記第2のブレーキ用油圧サーボ にライン圧を供給した際、該第2のブレーキ係合後に前
    記第1の制御油室に作用する該第2のブレーキ用油圧サ
    ーボの油圧に基づき前記シーケンスバルブを切換えて、
    ライン圧が該シーケンスバルブ及び所定シフトバルブを
    経由して前記第1のブレーキ用油圧サーボに供給され、
    前進直結時に、前記シフトバルブの少なくとも1個が切
    換えられて該第1のブレーキ用油圧サーボが速やかにド
    レーンされてなる、 自動変速機における油圧制御装置。 2、前記変速ギヤ機構が、前進5速後進1速を達成する
    ギヤ機構であり、かつ前記複数のシフトバルブが、1−
    2シフトバルブと、2−3シフトバルブと、3−4シフ
    トバルブと、4−5シフトバルブとからなり、また前記
    所定数のソレノイドバルブが、1−2シフトバルブ及び
    3−4シフトバルブを制御する第1のソレノイドバルブ
    と、2−3シフトバルブを制御する第2のソレノイドバ
    ルブと、4−5シフトバルブを制御する第3のソレノイ
    ドバルブとからなり、そして、前進中速時、 ライン圧が前記第1のブレーキ用シーケンスバルブ、前
    記3−4シフトバルブ及び1−2シフトバルブを介して
    前記第1のブレーキ用油圧サーボに供給され、前進直結
    時、前記3−4シフトバルブを切換えて該第1のブレー
    キ用油圧サーボがドレーンされ、更にオーバドライブ時
    、前記4−5シフトバルブを切換えてフォワードクラッ
    チ用油圧サーボがドレーンされると共に前記第1のブレ
    ーキ用油圧サーボにライン圧が供給されてなる、 請求項1記載の自動変速機における油圧制御装置。 3、前記変速ギヤ機構が、シングルプラネタリギヤとデ
    ュアルプラネタリギヤとを組合わせてなるプラネタリギ
    ヤユニットを備え、該プラネタリギヤユニットは、サン
    ギヤ及びキャリヤを共通にしかつ該キャリヤを出力部材
    となし、そして入力軸からシングルプラネタリギヤのリ
    ングギヤに入力すると共にデュアルプラネタリギヤのリ
    ングギヤを固定して前進1速を得、該シングルプラネタ
    リギヤのリングギヤへの入力状態においてサンギヤを固
    定して前進2速を得、更に該ギヤユニットを一体に回転
    して前進3速を得、そして前記入力軸からデュアルプラ
    ネタリギヤのリングギヤに入力すると共にサンギヤを固
    定して前進4速を得、また入力軸からサンギヤに入力す
    ると共にデュアルプラネタリギヤのリングギヤを固定し
    て後進を得、そして該プラネタリギヤユニットの前進4
    速と、シングルプラネタリギヤからなるアンダードライ
    ブ又はオーバドライブと直結とを切換える補助ギヤユニ
    ットとを組合せて前進5速、後進1速を達成してなる、 請求項1記載の自動変速機における油圧制 御装置。
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