JPH02154743A - 採液管 - Google Patents

採液管

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Publication number
JPH02154743A
JPH02154743A JP63310590A JP31059088A JPH02154743A JP H02154743 A JPH02154743 A JP H02154743A JP 63310590 A JP63310590 A JP 63310590A JP 31059088 A JP31059088 A JP 31059088A JP H02154743 A JPH02154743 A JP H02154743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood
piece
tube
bottomed tube
extracting
Prior art date
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Pending
Application number
JP63310590A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahito Murashita
尊人 村下
Sakae Yamazaki
山崎 栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02154743A publication Critical patent/JPH02154743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J 本発明は血液等の液体の採取に用いられる採液管に関し
、特に剥離開始片を備え、封止部材を必要に応じて剥離
可能なようにした採液管の改良に関する。
[従来の技術] 従来、この種の採液管、例えば血液検査に用いられる採
血管は、例えば第3図に示されるように、ガラスあるい
はプラスチック製の有底管体11と、この有底管体11
の開口部を封止する封止部材12とから構成されている
。そして、この封止部材12は、例えばアルミニウム箔
により形成されたガスバリヤ−性のフィルム部材12a
と、このフィルム部材12a上に接着固定された再シー
ルゴム部材12bとにより構成されている。
ところで、このような所謂フィルムシール型の採血管で
は、封止部材■2を必要に応じて剥離可能なようにフィ
ルム肌付12aの一部に剥離開始片(ビールタブ)13
を一体に設け、この剥離開始片13を有底管体11の外
側壁に沿って折曲げるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来の採血管にあっては、剥離開
始片13は、フィルム部材12aとともに薄いアルミニ
ウム箔により形成されているため、有底管体11の外側
壁に沿って折曲げてあっても、簡単に外側壁から離れて
しまい上方にめくれ易い、したがって、採血時において
、当該採血管を採血ホルダーに装着させるときに、この
めくれた剥離開始片13が邪魔になり採血に支障がある
という問題があった。また、採血管を搬送する際には、
一般に複数個積重ねて箱に収納するが、このときにめく
れた剥離開始片13が邪魔になる。さらに、採血管は採
血の後、採取した血液を撹拌させるために転倒混和器具
により横にした状態で転がされるものであるが、このと
きに同じくめくれた剥離開始片13が邪魔になり、採血
管が転がらなくなるという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
有底管体の外側壁に沿って折曲げた剥離開始片が容易に
め(れることがなく、したがって採血時、搬送時および
撹拌時等に邪魔になることがなく、取扱いに便利な採液
管を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記従来の課題を解決するために、本発明による採液管
は、一端が開口した有底管体と、該有底管体の開口部を
封止するとともに剥離開始片を有し、必要に応じて剥離
可能な封止部材とを備え、前記剥離開始片は前記有底管
体の外側壁部に仮接着されてなることを特徴とする・。
ここで、前記有底管体の開口部の周縁にフランジ部を設
け、該フランージ部に前記剥離開始片の基部の対応面を
接着させることが好ましく、この場合、特に剥離開始片
の基部をフランジ部に対してスポット融着させ、さらに
剥離開始片の全体を有底管体の外側壁に沿って位置させ
ることが好ましい。
[作 用] 上記構成により本発明による採液管においては、剥離開
始片は前記有底管体の外側壁に仮接着されているため、
外側壁から簡単に離れてめくれるようなことがなくなる
。したがって、採血時において、当該採血管を採血ホル
ダーに装着させるときに剥離開始片が邪魔になることが
なく、容易に採血を行うことができる。また、搬送時に
おいて、採血管を複数個積重ねて箱に収納するときや、
採血の後、採取した血液を撹拌させる際に転倒混和器具
上で転がすときにも剥離開始片が邪魔になることがなく
、このため搬送および撹拌作業を内肩に行うことができ
る。
なお、特に、剥離開始片の基部を有底管体の開口部周縁
に設けたフランジ部にスポット融着させるようにすれば
、封止部材を開口部から剥離させる際に、当該剥離開始
片の有底管体側壁からの離脱が容易になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例に係る減圧採血管を示す断面
図である。図中、lは例えばポリエチレンテレフタレー
ト(PET)等のプラスチック材料により形成され、一
端部に開口部2を有する有底管体である。この有底管体
lの開口部2周縁にはフランジ部3が一体的に設けられ
ている。
また、有底管体1の開口部2は、封止部材4により内部
に抗凝固剤としてEDTA−2Na (エチレンジアミ
ンテトラアセテート2ナトリウム)5を封入した状態で
、かつ所定の減圧状態を維持するように封止されている
。この封止部材4は、例えばアルミニウムにより形成さ
れるとともに有底管体lのフランジ部3に接着され開口
部2を覆うガスバリヤ−性のフィルム部材4aと、この
フィルム部材4a上で開口部2に対応させて接着固定さ
れた再シールゴム部材4bとにより構成され、血液の採
取時にはこれらの再シールゴム部材4b及びフィルム部
材4aには、図示しない採血ホルダーに設けられた中空
の穿刺針が穿刺され、有底管体lの内部に刺通されるこ
ととなる。
すなわち、穿刺針の先端から導入された血液は、有底管
体1の内部の減圧状態により、穿刺針の中空部を通って
採血管の内部に流入し、これにより採血が行われるもの
である。
上記フィルム部材4aの周縁の一部には、有底管体1の
外側壁に沿って折曲げ可能なように延出した剥離開始片
6が一体的に設けられている。この剥離開始片6にはフ
ィルム部材4aと同様に裏面側に接着剤が塗布されてい
る。すなわち、有底管体lの開口部2をフィルム部材4
aで封止した後、この剥離開始片6は当該有底管体lの
外側壁に沿って折曲げられ、さらにその基部がフランジ
部3の側面に対して部分的に融着、所謂スポット融着が
なされ、これにより仮接着部6aが形成されるとともに
剥離開始片6全体が有底管体1の外側壁に沿って位置す
るようになっている。このスポット融着は例えば熱金型
により行うことができる。
このような構成により、本実施例による減圧採血管にお
いては、剥離開始片6はその基部が有底管体1のフラン
ジ部3に仮接着部6aを介して仮接着されているため、
簡単に上方にめくれるようなことがなく、全体が有底管
体1の外側壁に沿った状態を維持することができる。し
たがって、採血時において、当該採血管を採血ホルダー
に装着させるときに剥離開始片6が邪魔になることがな
く、容易に採血を行うことができる。また、搬送時にお
いて、採血管を複数個債重ねて箱に収納するときや、採
血の後、採取した血液を撹拌させるために、採血管を転
倒混和器具上で転がすときにも剥離開始片6が邪魔にな
ることはない。
以上に実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変
更しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施
例においては、剥離開始片6を有底管体lに設けたフラ
ンジ部4にスポット融着させるようにしたが、有底管体
1自体に直接融着させるようにしてもよく、また仮接着
部6aを複数設けるようにしてもよい。また、有底管体
lはプラスチック製のものに限らず、ガラス製のもので
もよく、さらに上記実施例においては血液を採取するた
めの採血管を例にして説明したが、その他の体液や液体
の採取に用いられる採液管についても適用できることは
勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明による採液管によれば、封止
部材の一部に剥離開始片を設け、該剥離開始片を、前記
有底′管体の外側壁部に仮接着させることにより、有底
管体の外側壁に沿って位置させるようにしたので、当該
剥離開始片が有底管体の側壁面から簡単に離れてぬ(れ
るようなことがなく、したがって採血時、搬送時および
撹拌時の取扱いに支障がなくなるという効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る採血管を示す斜視図、
第2図は第1図のI[−If線に沿う部分断面図、第3
図は従来の採血管の部分斜視図である。 l・・・有底管体、2・・・開口部 3・・・フランジ部、4・・・封止部材4a・・・フィ
ルム部材 4b・・・再シールゴム部材 6・・・剥離開始部材 6a・・・仮接着部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端が開口した有底管体と、該有底管体の開口部
    を封止するとともに剥雌開始片を有し、必要に応じて剥
    離可能な封止部材とを備え、前記剥離開始片は前記有底
    管体の外側壁部に仮接着されてなることを特徴とする採
    液管。
  2. (2)前記有底管体は開口部の周縁にフランジ部を有し
    、該フランジ部に前記剥離開始片の基部の対応面が接着
    されてなる請求項1記載の採液管。
  3. (3)前記剥離開始片の基部はフランジ部に対してスポ
    ット融着されてなる請求項2記載の採液管。
  4. (4)前記剥離開始片の全体が有底管体の外側壁に沿っ
    て位置してなる請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    採液管。
JP63310590A 1988-12-07 1988-12-07 採液管 Pending JPH02154743A (ja)

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JPH02154743A true JPH02154743A (ja) 1990-06-14

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