JPH0215447A - 磁気テープのブランク検出回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 磁気テープのブランク部（無音部）をジャンル別の基準
値で検出することにより、ブランク部の検出を確実にし
、また曲間のブランク部と曲中のブランク部の区別を確
実にする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、磁気テープのブランク部を検出するブランク
検出回路に関する。

ブランク部が一定時間続いたら曲間と判断して次の曲の
頭まで磁気テープを自動的に早送りするブランクスキッ
プ動作、或いは何曲か先または後の曲の頭出しをする動
作の確実さは、曲間のブランク部を曲中のブランク部と
区別して検出する機能の良否に左右される。

〔従来の技術〕

従来のブランク検出回路は第４図に示すように、磁気テ
ープから再生された音声信号を比較器１で所定の基準レ
ベルＶＲＥＰと比較し、音声信号のレベルが基準レベル
ＶＲＥＰ以下であればブランク部と判定している。この
ブランク部が曲中の一時的なものか、曲間の継続的なも
のかを判断するために、比較器ｌの出力をローパスフィ
ルタ２を通して処理部３に入力し、該処理部３でブラン
ク部の継続時間長を計測している。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、音楽の種類（ジャンル）によってブラン
ク部のレベルと曲中のブランク部の長さに差があるため
、第４図のように固定的な基準レベルＶＲＥＦによる比
較と処理部３による一義的な時間判定をした場合、曲中
でスキップしたり、曲間でもスキップしないという誤動
作が生ずる。

本発明は、音楽の種類に通したブランク検出レベルと曲
間検出時間を用いることで、上述した問題点を解決しよ
うとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、磁気テープから再生された音声信号をブラン
ク検出レベルと比較して該レベルより低い該音声信号の
ブランク部を検出する手段と、該ブランク部の連続時間
を検出し、該連続時間が曲間判定時間に達したときブラ
ンク検出信号を出力する手段とを備え、前記ブランク検
出レベルと前記曲間判定時間をジャンル別に設定するよ
うにしてなることを特徴とするものである。

〔作用〕

ブランク部の検出レベルと曲間の判定時間が、再生する
音楽の種類に応じて最！！設定されれば、ブランク部の
検出ミスや曲間の誤判定は著しく減少し、ブランクスキ
ップや頭出し等の動作の失敗が減少する。

〔実施例〕

第１図は本発明の第１実施例の構成図で、処理部３には
音楽の種類を示す各スイッチＪ、Ｐ、Ｃ。

■の状態（ＯＮｌｏＦＦ）がインターフェイス４を介し
て入力する。Ｊはジャズ、Ｐはホップス、Ｃはクラシッ
ク、■はボーカルの各スイッチである。処理部３はＯＮ
になったスイッチに対応して例えば次の様な基準値ａ、
ｂ、ｃを使用する。

ａニブランク検出レベル ｂ；雑音除去レベル Ｃ：曲間検出時間 ブランク検出レベルａが最も低いのはクララ・ツクであ
る。また、曲間検出時間Ｃが最も長いのもクラシンクで
ある。これは、クラシックの曲中には静かな部分が多く
含まれるからである。これに対してジャズ、ホップス、
ボーカルはａ、Ｃに同じ値を用いている。但し、これら
の雑音除去レベルｂは異なる値としである。

この雑音除去レベルｂは第２の比較器６で用いる。つま
り、第１の比較器１でブランク検出レベルａを用いて音
声信号のブランク部を検出したら、その検出出力を積分
器５で誤差積分する。この積分出力ｅはブランク部の発
生頻度に応じたレベルになるので、−時的なブランク部
を積分した出力は雑音除去レベルｂで除去される。処理
部３は比較器６出力の連続時間ｔを曲間検出時間Ｃと比
較し、ｔ＞ｃとなったら曲間検出信号を出す。７は音声
信号を増幅するアンプである。

第２図は本発明の第２実施例の構成図で、８は音声信号
のアンプとその出力をＡ／ＤＩ換するユニットである。

本例はＡ／Ｄ変換出力ｅｎを処理部３に人力し、第１図
と同様のことをソフトウェアで処理する。第３図はその
処理を示すフローチャートである。

動作を説明する。スタート時にステップＳ１でブランク
部の積分値ｅ　（のレジスタ）をクリアし、またステッ
プＳ２でブランク部連続時間ｔ　（のカウンタ）をクリ
アする。その後は周期的なタイマ割込みを待ち、割込み
時に音声信号のＡ／Ｄ変換値をレジスタｅ。に取り込む
（ステップ３３．Ｓ４）そして、ステップＳ５で誤差積
分する。演算式はｅ　４−ｅ　＋　（ｅ、　−ａ　） であり、これには第１図の比較器１と積分器５の機能が
含まれる。ステップＳ６は第２の比較器６の機能で、積
分出力ｅと雑音除去レジスタｂとの比較である。ここで
ｅｂｂであれば、ステップＳ７でカウンタｔをインクリ
メントし、ステップＳ８でその値を曲間検出時間Ｃと比
較する。ここでｔ＞ｃとなれば曲間と判定されるが、ｔ
≦Ｃである間はステップＳ３へ戻り、以上の動作を繰り
返す。

尚、上述したスイッチＪ、Ｐ、Ｃ，Ｖはジャンル別に音
響特性（周波数特性）を自動設定できるシステムには既
に設けられているので、その場合は兼用することができ
る。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、磁気テープの曲間を
音楽の種類によらず確実に検出できるので、ブランクス
キップ動作等の失敗を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の構成図、第２図は本発明
の第２実施例の構成図、第３図はその処理を示すフロー
チャート、第４図は従来のブランク検出回路の構成図で
ある。 出　願　人　　富士通テン株式会社 代理人弁理士　　青　　柳　　　稔 第１閏 本発明の第２実施例の構成図 第２図 第２図の処理を示す７ｅ＋ 第３図 ｔニアう／り部連続時間

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気テープから再生された音声信号をブランク検出
   レベルと比較して該レベルより低い該音声信号のブラン
   ク部を検出する手段と、 該ブランク部の連続時間を検出し、該連続時間が曲間判
   定時間に達したときブランク検出信号を出力する手段と
   を備え、 前記ブランク検出レベルと前記曲間判定時間をジャンル
   別に設定するようにしてなることを特徴とする磁気テー
   プのブランク検出回路。