JPH02154301A - 光磁気デイスク記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、光磁気デイ′スクを所定速度で回転駆動し
ながらこれに永久磁石を介して外部磁界を印加した状態
で、光ヘッドから上記光ｍｓディスクにレーザビームを
照射して所定の情報信号の記録および再生などを行なう
光磁気ディスク記録再生装はに関するものである。

［従来の技術］ 第５図は従来の光磁気ディスク記録再生装置を示す斜視
図である。

同図において、（１）は円盤状の光磁気ディスク（以下
、ディスクという）で、このディスク（１）はこれの拡
大正面図である第６図に示すように、その厚さ方向に磁
気的な極性をもつように着磁され、その極性は常温で安
定するが、例えば２００〜３００℃の高温になると不安
定になり、外部から磁界が印加されると、その外部磁界
と同一方向の極性に反転される性質を有している。（２
）はシャーシ、（３）はシャーシ（２）上に固定された
駆動モータ、　（３ａ）はこの駆動モータ（３）の出力
軸、（４）はこの出力軸（３ａ）に固定され、かつ上記
ディスク（＋）を載置してこれを回転駆動するターンテ
ーブル、（５ａ）、　（５ｂ）は一対の支持部材で、上
記シャーシ（２）上において所定間隔をあけて互いに対
向してこれに固定され、ガイドロッド（８）の両端部を
支持している。（７）は上記シャーシ（２）上に固定さ
れた軸受支持部材、（８）はこの軸受支持部材（７）に
固着された軸受である。

（９）は」二手シャーシ（２）上に固定されたモータ支
持部材、（１０）はこのモータ支持部材（９）に固定さ
れた送りモータ、（１０ａ）はこの送りモータの出力軸
、（１１）は一端がこの出力４４ｈ（ｌｏａ）に同軸状
に固着され、かつ他端が上記軸受（８）によって回転自
在に支持されたリードスクリュー、（１２）は上記ガイ
ドロツＦ’（６）に摺動自在に嵌合するスライド軸受部
（１２ａ）と、上記リードスクリュー（１１）に螺合す
る雌ねじ部（＋２ｂ）とを有するキャリッジである。

（１３）は］二二手ャリッジ（１２）上に搭載され、か
つ上面所定位置に光ヘッド（１３ａ）を設けた往復移動
の可能な光磁気ヘッド装置で、レーザダイオードやレン
ズ、ミラー等の光学部品およびトラッキングアクチュエ
ータならびにフォーカスアクチュエータ（何れも図示せ
ず）を内蔵して上記ディスク（１）に信号を記録し、ま
たその記録信号を読み取り再生する。この光磁気ヘッド
装置（１３）は、上記キャリッジ（１２）によって上記
ディスク（１）のラジアル方向に所定速度で移送される
。（＋３ａ）はこの光磁気ヘッド装置（１３）から一定
の偏向方向をもつレーザビーム（１４）を照射する光ヘ
ッド、（１５）ｌｊ一端を−に記シャーシ（２）上の所
定位置に固定したほぼＬ字形の磁石支持部材、（１６）
はこの磁石支持部材（１５）の自由端部に固定された角
柱状の永久磁石で、この永久磁石（１６）は上記ディス
ク（１）のラジアル方向に移動する光ヘッド（＋３ａ）
の移動範囲の全域にわたって、この光ヘッド（１３ａ）
と対向するように配置され、かつ上記ディスク（１）の
軸方向に磁力線が流れるよう）こ着磁されている。

（Ａ）、（Ｂ）および（Ｃ）は上記光ヘッド（１３ａ）
　、駆動モータ（３）および送りモータ（ｌＯ）におい
てそれぞれ発生した洩れ磁束である。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

ディスク（１）がローディングメカニズム（図示せず）
によりターンテーブル（４）に・数置され２次に駆動モ
ータ（３）が起動されてこのディスク（１）が所定の回
転数に達すると、ディスク（１）からの信号の再生およ
び記録が可能になるが、この状態で、送りモータ（１０
）が回転し、これにともなってリードスクリュー（１１
）が回転すると、このリードスクリュー（１１）に雌ね
じ部（１２ｂ）が螺合しているキャリッジ（１２）を介
して光磁気ヘッド装置（１３）はディスク（１）のラジ
アル方向、つまり第５図に示す矢印（Ｘ）の方向に往復
移動する。このとき、上記送りモータ（ｌＯ）の回転方
向と回転速度を制御することにより、光磁気ヘッド装置
（１３）を介して光ヘッド（１３ａ）はディスク（１）
上の任意の位置に移送され、それぞれの位置で情報信号
の再生および記録をおこなうことが可１走となる。

ついで、情報信号の記録動作について説明する。

第６図に示すように上向きの極性をもつディスク（１）
に信号を記録する際、永久磁石（１６）は、その直下で
磁力線の向きが第７図に示すように、下向きになり、か
つ磁石（１６）から離れた部分では磁力線が上向きにな
ってディスク（１）を横切るような記録磁界（１７）を
発生させる。

このように永久磁石（１Ｂ）によりディスク（１）に外
部磁界が印加されている状態で、光ヘッド（１３ａ）か
らレーザビーム（１４）をディスク（１）に照射すると
、レーザビーム（！４）が照射された部分が高温になり
、この高温部分の極性のみが上向きから下向きに反転す
る。そして、ディスク（１）が第７図に示す矢印（Ｃ）
方向に回転するにともなって１記録信号に応じてレーザ
ビーム照射のオン・オフを繰り返すことにより、第８図
に示すように、ディスク（１）内に極性の上向き部分と
下向き部分とが生じ、これが記録信号となる。

次に、このディスク（１）から信号を再生する動作につ
いて説明する。

光ヘッド（１３ａ）から再生時にディスク（１）に照射
するレーザビーム（１４）は、上記した記録時よりもパ
ワーを下げてディスク（１）の温度上昇を小さくする。

この照射したレーザビーム（＋４）は一定の偏向方向を
もっているが、ディスク（１）に当たって反射する方向
はディスク（＋）のその部分の極性に応じて変化する。

この現象はカー効果と呼ばれるものであり、光ヘッド（
１３ａ）によりその変化する反射光を捕捉することによ
りその偏向方向の変化から信号を再生することが可能に
なる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の光磁気ディスク記録再生装置おいては、光磁気デ
ィスク（１）と、この光磁気ディスク（１）に外部磁界
を印加する永久磁石（１６）の近傍には、上記光磁気デ
ィスク（１）にレーザビーム（１４）を照射する光ヘッ
ド（１３ａ）および上記光磁気ディスク（１）を所定速
度で回転駆動する駆動モータ（３）ならびに上記光ヘッ
ド（１３ａ）を有する光磁気ヘッド装置（１３）を上記
光磁気ディスク（１）のラジアル方向に所定速度で往復
移送させる送りモータ（１０）等がそれぞれ配置されて
いるため、これら光ヘッド（＋３ａ）　　、駆動モータ
（３）および送りモータ（ｌＯ）のそれぞれには、内蔵
された各磁石等によって、第５図に示すように洩れＩａ
東（Ａ）　、　（Ｂ）および（Ｃ）が発生し情報信号の
記録・再生等に悪影響を及ぼしている。

すなわち、第５図に示すように、上記容性れ磁束（Ａ）
　、　（Ｂ）および（［Ｅ）の合成洩れ磁束（Ｉｌｌ）
が第７図に示すように、ディスク（１）を厚さ方向に横
切る記録磁界（１７）の近傍に到達したとき、ディスク
（］）を横切る上記合成洩れ磁束（Ｗ）の方向が、記録
磁界（１７）の方向と反対方向の場合にはディスク（１
）に加わる実効的な記録磁界（１７）または再生磁界の
磁界強度が弱くなり、また上記合成洩れ磁束（Ｗ）の方
向が、記Ｑ磁界（１７）の方向と同一方向の場合には実
効的な記録磁界（１７）等の磁界強度が強くなってディ
スク（１）に対する情報信号の正確な記録および再生等
が不可能になりやすい欠点がある。

この発明は、上記のような問題点を改善するためになさ
れたもので、光磁気ディスクに印加する記録磁界の磁界
強度を常に一定に保持して情報信号の記録および再生等
を常に正確に行なうようにした光磁気ディスク記録再生
装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明による光磁気ディスク記録再生装置は、光磁気
ディスクに対する永久磁石の間隙を制御して上記光磁気
ディスクに印加する記録磁界の磁界強度を常に一定に保
持する制御手段を設けたものである。

［作用１ この発明によれば、光磁気ディスク面に印加する記録磁
界の磁界強度が常に一定に保持されるので、永久磁石と
光ディスクの近傍に配置されたモータ等の各合成洩れ磁
束によって光磁気ディスクに加える磁界強度が乱れて不
正確になるようなことがなく、この磁界強度を常に最適
値に維持することにより、情報信号の記録および再生等
を常に正確に行なうことが可能となる。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。

第１図は、この発明の一実施例による光磁気ディスク記
録再生装置を示す斜視図であり、同図において２第５図
に示す従来のものと同一または相当部分には、同一の符
号を付してその詳細な説明を省略する。

第１図において、（１Ｂ）はほぼＬ字形の支持部材で、
シャーシ（２）上の一側に直立して固定され、上端の平
坦部（１８ａ）とシャーシ（２）との間には、はぼ垂直
なガイドバー（１９）の両端部が固定状態に支持されて
いる。（２０）は上記ガイドバー（１９）の近傍におい
て上記シャーシ（２）上に設けられた制御モータ、（２
１）はこの制御モータ（２０）によって往復回転駆動さ
れるリードスクリューで、このリードスクリューは上記
ガイドバー（１８）と所定間隔をあけてこれと平行に配
置され、その上端部は上記支持部材（１８）の平坦部（
１８ａ）に回転自在に支持されている。

（２２）は自由端部に上記永久磁石（１Ｂ）を固定した
磁石支持部材で、この支持部材（２２）の基部（２２ａ
）には上記リードスクリュー（２１）が回転自在に螺合
されたねじ孔（２３）と、上記ガイドバー（１９）が可
摺動に挿通されたガイド孔（２４）とが形成されており
、これらリードスクリュー（２１）と、ガイドバー（１
９）と、制御モータ（２０）とによって上記磁石支持部
材（２２）の昇降装Ｗｌ（２５）を構成する。

（２６）は上記ディスク（１）面に印加する記録磁界（
ＩＩ）の磁界強度を常“に一定に保持する制御手段であ
って、光磁気ヘッド装置（１３）上に設けられた光ヘッ
ド（１３ａ）の上面所定位置に取付けられ、ディスク（
１）を厚さ方向に横切る記録磁界（１７）の磁界強度を
測定する磁気センサ（２７）と、この磁気センサ（２７
）が測定した磁界強度の強弱によって昇降装２ｔ（２５
）の制御モータ（２０）を正逆回転させてディスク（１
）に対する永久磁石（１６）の間隙を制御し、ディスク
に対する記録磁界（１７）の磁界強度を常に一定に保持
する制御回路（２８）とによって構成されている。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

いま、情報信号の記録または再生動作時に、光ヘッド（
１３ａ）上の磁気センサ（２７）がディスク（１）の厚
さ方向に横切る記録磁界（１７）の磁界強度を測定し、
その測定値が最適値でなく、基準値より大きいか、また
は小さいときには、第３図のフローチャートに示すよう
に、制御回路（２８）はこれに対応して制御モータ（２
０）を正逆回転させ、支持部材（２２）を介してディス
ク（１）に対する永久磁石（］６）の間隙をル制御して
ディスクに印加する記録磁界（１７）の磁界強度を常に
一定に保持する。

なお、第４図はこの発明の他の実施例を示すもので、特
にディスク（１）に印加する記録磁界（１？）の磁界強
度を一定に保持する制御手段（２Ｂ）を、光磁気ヘッド
装置１　（１３）をディスク（１）のラジアル方向に所
定速度で往復移送させる送りモータ（ｌＯ）に取付けら
れて、この送りモータ（ｌＯ）によって回転駆動さする
リードスクリュー、（１１）の回転量を検出するエンコ
ーダ（２９）と、ディスク（＋）の半径方向の各位置に
おける最適値の磁界強度に対応するディスク（１）と永
久磁石（１Ｂ）との間隙を記憶させたモメリ（３０）と
、このメモリ（３０）の指令により光磁気ヘッド装置（
１３）の送りモータ（１０）と、昇降装置（２５）の制
御モータ（２０）とを正逆回転させてディスク（１）の
半径方向の所定位置゛におけるディスク（１）に対する
永久磁石（１６）の間隙を制御してディスクに印加する
記録磁界（１７）の磁界強度を常に一定に保持させるよ
うにした制御回路（３１）とによって構成するようにし
たもので、その作用効果は上記一実施例と全く同様であ
る。

また、上記実施例は、ディスクに対する情報信号の記録
動作について説明したが、再生および消去についても同
様の動作を行なうことはいうまでもない。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、光磁気ディスクに対
する永久磁石の間隙を制御して上記光磁気ディスクに印
加する記録磁界の磁界強度を常に一定に保持する制御手
段を設けるようにしたので、永久磁石と光ヘッドの近傍
に配置されたモータ等の合成洩れ磁束によって光磁気デ
ィスクに加える磁界強度が乱れて不正確になるようなこ
とがなく、この磁界強度を常に最適値に維持することに
より、情報信号の記録および再生等を常に正確に行なう
ことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による光磁気ディスク記録
再生を示す斜視図、第２図は第１図の■−ＩＩ　ｔｉＡ
に沿う断面図、ｆｆ１３図はディスクと永久磁石の間隙
を制御する制御手段のフローチャート。 第４図はこの発明の他の実施例による光磁気ディスク記
録再生装置を示す斜視図２第５図は従来の光磁気ディス
ク記録再生装置を示す斜視図。 第６図ないし第８図は光磁気ディスクに対する記録動作
説明図である。 （１）・・・光磁気ディスク、（］３）・・・光１ａ気
ヘッド装置、（１３ａ）・・・光ヘッド、　（１４）・
・・レーザビーム、（１Ｇ）・・・永久磁石、　（１７
）・・・記録磁界、（２５）・・・昇降装置、　（２Ｂ
）・・・制御手段、　（２？）・・・磁気センサ、（２
８）・・・制御回路、（２９）・・・エンコーダ、（３
Ｇ）・・・メモリ、（３１）・・・制御回路。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定速度で回転する光磁気ディスクと、この光磁
   気ディスクにレーザビームを照射する光ヘッドを有する
   光磁気ヘッド装置と、上記光磁気ディスクの書き込み位
   置に外部磁界を印加する永久磁石と、上記光磁気ディス
   クに対する上記永久磁石の間隙を制御して上記光磁気デ
   ィスクに印加する記録磁界の磁界強度を常に一定に保持
   する制御手段とを具備してなる光磁気ディスク記録再生
   装置。