JPS63206936A - 光磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光磁気ディスクを使用した光磁気記録再生装
置に関するもので、特に外部磁界付加装置を、小型化す
るとともに、光磁気ディスクの反りなどに影響されるこ
と無く、ディスク面と一定間隔を保って位置制御するこ
とを可能にしたものである。

［発明の概要］ 本発明は光磁気ディスクを使用した光磁気記録再生装置
において、 転動部材に支持されたリンク部材に外部磁界付加装置を
移動可能に支持し、転動部材を情報記録部の［回外に当
接させて、外部磁界付加装置をディスクの回転面の上下
動に倣って揺動させ、ディスクとの離隔間隔を一定に保
って光学ヘッドなどと連動させることにより、 外部磁界付加装置を光磁気ディスクの反りなどに影響さ
れずに高速追従移動できるようにするとともに、メカだ
けで小型に実現できるようにしたものである。

［従来の技術］ 従来より、光磁気効果（磁気カー効果）を持つ記録媒体
を有する消去、再書き込み可能なディスクを用いた光磁
気記録再生装置が知られている。

この光磁気記録再生装置は、磁気記録媒体にその保磁力
以下の磁界を付加しておいて、レーザービームスポット
にてキュリ一温度またはその近傍の温度まで温度を上げ
、その保磁力の減少により垂直磁化させて記録・消去を
行う。一方記録の１１ｆ生は、磁気カー効果による記録
磁区でのレーザー反射光の偏光面の回転を検出して行わ
れる。

」−記記録において磁界を付加するために、外部磁界付
加装置が必要となる。外部磁界付加装置は、！！−ザー
光変調法の場合は、永久磁石などが使用され、最初一定
方向へ磁化することによって消去がなされ後に、逆磁界
を付加して記録位置でレーザービームをスポット照射す
ることにより記録が行われる。また、磁界変調法の場合
は、コイルが使用され、レーザービームは常時照射され
ていて記録情報に従ってコイルによる発生磁界を転極さ
せる。もらろんレーザー変調法でも永久磁石の替わりに
コイルが使用される場合もある。従来の外部磁界付加装
置としては固定のものが多用されていた。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記従来のように外部磁界付加装置が固
定であると、外部磁界付加装置は光学ヘッドの移動範囲
をカバーするように、略ディスクの半径の長さを持たな
ければならず、機器の小型化の障害となっていた。また
コイルの場合には、それが大きな電力を必要としてしま
う問題点となっていた。さらにディスクの回転において
は、理想的には水手面が保たれるのが望ましいが、現実
にはディスクの反りやクランプ状態によってディスクと
外部磁界付加装置の距離が一定しないという機構上、性
能上の問題点があった。

上記の問題点を解決するために、外部磁界付加装置をセ
ンサーなどを用いてディスクから−・定の距離に保持し
ながら、常にビームスポットの上に位置するようにサー
ボ制御によって位置制御する方法も考えられるが、機構
や回路が複雑になる問題点が予想される。

本発明は、以上の問題点を解決するために為されたもの
であり、外部磁界付加装置を光磁気ディスクとの間の距
離を一定に保ちながら、光学ヘッドなどに高速追従移動
可能にするとともに、それを電気回路等を用いることな
くメカだけで小型に実現可能とした光磁気記録再生装置
を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するための本発明の光磁気記録再生装置
の構成は、 磁気光学効果をＣＴする情報記録媒体が情報記録部に設
けられたディスクと、 ｉｊｑ記情報記録部の範囲外に当接し、＋’ｒｒｉ記デ
ィスクの回転に伴って転動する転動部材と、前記ディス
クの一方の面に離隔して配置され、その他方の面に配設
された光学ヘッドまたは光学ピックアップの移動に連動
し、かつそれらに対応する磁界または電磁界を発生し、
前記情報記録媒体に情報の記録または消去を行う外部磁
界付加装置と、 一部分を前記転動部材に支持されるとともに前記外部磁
界付加装置を移動可能に支持し、前記転動部材が前記デ
ィスクの上下動に伴って揺動したとき、前記外部磁界付
加装置も揺動して前記ディスクとの離隔間隔を一定に保
つリンク機構とを備えたことを特徴とする。

［作用コ 上記構成において、転動部材はディスクに倣って揺動す
るので、それに支持される外部磁界付加装置はディスク
との間の距離が一定に保たれる。

また、外部磁界付加装置は、上記ディスクとの間の距離
が一定であることに加えて、連結部材などにより光学ヘ
ッドと連動するので、ビームスポットの当たる小範囲に
磁界を付加すれば良く、小型なもので良い。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例の平面図、第２図はそのＡ−
Ａ’断面図、第３図は第１図のｎ−ｙｎ’断面図である
。１は円盤状に形成された光磁気ディスク（以下ディス
クと略記する）であり、一定の範囲に情報記録部１ａが
形成されている。情報記録部１ａは磁気光学効果を有す
る記録媒体として磁性薄膜が生成されている。このディ
スクｌは光磁気記録再生装置２のスピンドル軸３に水平
に固定されたターンテーブル４にセンターホールを嵌合
されて載１δされ、その反対の而を自在に回転するクラ
ンパ５によってクランプされる。このクランパ５は、支
点Ｐ１を中心に一定角回動可能に設けられたクランパア
ーム６に回転自在に配設される。

クランパアーム６には、その中央部にディスク１の半径
方向が露出可能な開口部６ａが形成される。この開口部
６ａ内にゴムタイヤ７がディスクｌの最外周の無信号部
１ｂに当接し、ディスク１の回転に伴って転動可能な位
置に配設され、そのゴムタイヤ７の支持軸８が、ディス
クｌの径方向に配設されて、一端をクランパアーム６上
の支点Ｐ、を中心に回動可能なレバー８ａに固着される
。

レバー８ａの端部はクランパアーム６に係止された引っ
張りコイルバネ９などにより、前記支持軸８を上方へ回
動させる方向へ付勢し、ゴムタイヤ７がディスク１に軽
く当接するようバランスを取る。クランパアーム６のゴ
ムタイヤ７の外方には、クランパアーム６を上方へ回動
させたとき、ゴムタイヤ７が下方に下がらないように支
持軸８の突端８ｂを規制する受板１０が取り付けられる
。上記においてゴムタイヤ７は転動部材の例であり、支
持軸８．レバー８ａなどは後記する外部磁気付加装置の
リンク機構の例である。外部磁界付加装置である小型マ
グネット（コイルまたは永久磁石）１１はマグネットホ
ルダー１２に取着され、ホルダー１２は支持軸８をスラ
イド可能に配設される。

連結アーム１３は、リニアモータなどで位置制御される
光学ピックアップ（または光学ヘッド、以ト代表して光
学ピックアップと記す）＋４の駆動機構１５ともに移動
する。この連結アーム１３の先端には係合アーム１６の
一端が係合され、その他端がクランパアーム６上のガイ
ド部材！７をスライド可能に配設される。この係合アー
ム＋６とマグネットホルダー１２とは、仮バネ１８によ
り結合され、その結果移動する光学ピックアップ１３の
ビームスポット上に常にマグネット１１が位置するよう
に＋１が成される。クランパアー１１６を１一方に回動
した際には、連結アームＩ３と係合アーム１６の結合は
一時解除される。

以」二の実施例の作用を述べる。ディスク回転時にディ
スクＩの反りなどによって而ぶれが発生したとする。ゴ
ムタイヤ７と支持軸８とは支点■）。

を中心に」二下に追従し、それに伴いマグネット１１も
上下に追従することになり、ディスクｌとマグネット１
１の間の距離は内周から外周まで常に一定に保たれる。

ゴムタイヤ７はディスクｌの最外周の無信号部ｉｂに載
っているため、万が−何らかの原因でそこに傷をつける
ことがあってし情報記録部１ａには何らの影響を及ぼす
ことはない。

またマグネットの移動に伴って情報記録部１ａに傷を付
けることも防止できる。

マグネットホルダー１２は光学ピックアップ１４と連結
アーム１３などでリジッドに結合されており、光学ピッ
クアップ１４の送りに伴ってマグネットら移動し、常に
ビームスポット上にマグネットを位置決めすることがで
きる。これらの可動部はディスクｌに接触していないの
で抵抗が少なく、高速アクセス時にも追従することがで
きる。

この光学ピックアップ１４への追従時にも、ゴムタイヤ
７に、追従して上下方向にマグネット１１が可動できる
ようにマグネットホルダー１２の連結には仮バネを介し
ている。

なお、本発明は上記実施例に限るものではなく、その主
旨に沿って種々に応用され実施態様を取り得るものであ
る。本発明はレーザー光変調方式の場合にも、磁界変調
方式の場合にも適用可能である。転動部材はゴムタイヤ
のほか、ある程度の剛性を有するものであれば良い。

［発明の効果］ 以上の説明で明らかなように、本発明の光磁気記録再生
装置によれば、光磁気ディスクの消去や書き込みをする
ために必要な外部磁界付加装置を、光磁気ディスクとの
間の距離を一定に保ちながら、光学ヘッドなどに高速追
従移動することが可能になるとともに、それを電気回路
を用いることなくメカだけで小型に実現することができ
る。また、ディスクから常に一定の距離に外部磁界付加
装置を位置させることができるので、ディスクの記録耶
分を傷付けることがなく、ディスクの反りの影響などを
無くすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の平面図、第２図はその、Ａ
　−Ａ　’断面図、第３図はそのＢ−Ｂ’断面図である
。 ！・・・光磁気ディスク、ｌ＆・・・情報記録部、７・
・・ゴムタイヤ（転動部材）、８・・・支持軸（リンク
機構）、ｔｉ・・・マグネット（外部磁界付加装置）、
１２・・・マグネットホルダー、Ｉ３・・・連結アーム
、！４・・・光学ピックアップ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 磁気光学効果を有する情報記録媒体が情報記録部に設け
   られたディスクと、 前記情報記録部の範囲外に当接し、前記ディスクの回転
   に伴って転動する転動部材と、 前記ディスクの一方の面に離隔して配置され、その他方
   の面に配設された光学ヘッドまたは光学ピックアップの
   移動に連動し、かつそれらに対応する磁界または電磁界
   を発生し、前記情報記録媒体に情報の記録または消去を
   行う外部磁界付加装置と、 一部分を前記転動部材に支持されるとともに前記外部磁
   界付加装置を移動可能に支持し、前記転動部材が前記デ
   ィスクの上下動に伴って揺動したとき、前記外部磁界付
   加装置も揺動して前記ディスクとの離隔間隔を一定に保
   つリンク機構とを備えたことを特徴とする光磁気記録再
   生装置。