JPH0719811U - ディスクドライブ装置 - Google Patents
ディスクドライブ装置Info
- Publication number
- JPH0719811U JPH0719811U JP4841593U JP4841593U JPH0719811U JP H0719811 U JPH0719811 U JP H0719811U JP 4841593 U JP4841593 U JP 4841593U JP 4841593 U JP4841593 U JP 4841593U JP H0719811 U JPH0719811 U JP H0719811U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical pickup
- feed screw
- holding piece
- disk
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】記録/再生用のヘッドを正確な軌跡に沿って移
動させる。 【構成】光ピックアップ8は平行なガイドロッド10
a,10bに摺動自在に取付けられ、ステッピングモー
タ11の送りねじ14にフレキシブル継手20で連結さ
れている。フレキシブル継手20は、断面がL字状の細
長い基部21と、その先端に設けられた下挟持片及び上
挟持片とで構成されている。下挟持片に固定されたピン
をねじ溝内に挿入して、下挟持片と上挟持片とで送りね
じ14が挟持されている。送りねじ14の位置がずれて
いる場合、基部21が捻れて、下挟持片及び上挟持片が
光ピックアップ8の移動方向に対して直角な面内で回転
するので、送りねじ14の位置ずれが吸収される。これ
で対接レンズ8aが正規の軌跡上を移動し、対接レンズ
8aとMOディスク4の間隔が一定に保持されるので再
生/記録処理が正常に行なわれる。
動させる。 【構成】光ピックアップ8は平行なガイドロッド10
a,10bに摺動自在に取付けられ、ステッピングモー
タ11の送りねじ14にフレキシブル継手20で連結さ
れている。フレキシブル継手20は、断面がL字状の細
長い基部21と、その先端に設けられた下挟持片及び上
挟持片とで構成されている。下挟持片に固定されたピン
をねじ溝内に挿入して、下挟持片と上挟持片とで送りね
じ14が挟持されている。送りねじ14の位置がずれて
いる場合、基部21が捻れて、下挟持片及び上挟持片が
光ピックアップ8の移動方向に対して直角な面内で回転
するので、送りねじ14の位置ずれが吸収される。これ
で対接レンズ8aが正規の軌跡上を移動し、対接レンズ
8aとMOディスク4の間隔が一定に保持されるので再
生/記録処理が正常に行なわれる。
Description
【0001】
この考案は、MO(光磁気)ディスクやフロッピーディスクなどのドライブ装 置に関する
【0002】
従来のディスクドライブ装置、例えば図6に示すようなMOディスクドライブ 装置1は、フレーム2内にシャーシ3が取付けられ、その上に各種の電気部品や 回路が設けられたメイン基板(図示せず)が配置されている。シャーシ3の上方 には、MOディスク4を保持するためのディスクホルダー5が配置されている。 MOディスク4は、ディスクホルダー5の挿入口5aから出し入れすることがで きる。このディスクホルダー5には、MOディスク4のシャッター(図示せず) を開けて開口4aからMOディスク4の記録面を露出させるため開蓋機構が設け られている。
【0003】 更に、ディスクホルダー5には、MOディスク4の表面に膜付されている光磁 気記録材料の磁化の方向を変えるために、バイアスマグネット6がスライドプレ ート7に沿って開口4aの上方に移動可能に取付けられている。MOディスク4 に対する情報の記録又は再生はディスクホルダー5の下側に配置された光ピック アップ(記録/再生用ヘッド)8によって行なわれる。光ピックアップ8の中央 部には、MOディスク4の記録面に対向する対接レンズ8aが取付けられている 。この対接レンズ8aを通してレーザ光がMOディスク4に照射されると共に、 反射された光がここから内部に取り込まれる。この光ピックアップ8は、後述す るような機構によって水平移動可能になっている。また、シャーシ3には、MO ディスク4を回転させるための回転駆動部18が取付けられている。
【0004】 このMOディスクドライブ装置1は、MOディスク4に対して情報を記録又は 再生することができる。情報を記録する場合は、光ピックアップ8の対接レンズ 8aからMOディスク4の記録領域にレーザ光をスポット照射する。これによっ て、記録領域内の光磁気記録材料が加熱されて活性化する。このとき、バイアス マグネット6によって光磁気記録材料に磁界を加えれば、記録領域内の光磁気記 録材料の磁化の方向が変えられる。この操作をMOディスク4のトラックに沿っ て繰り返すことによって情報が記録される。
【0005】 このようにして記録された情報の再生は、光ピックアップ8の対接レンズ8a から記録領域に再生用のレーザ光を照射して行なう。反射光の偏向面は光磁気記 録材料の磁化の方向によって回転する(Kerr効果)ので、直線偏向板を通過した 反射光の強度を検出することによって、磁化の状態すなわち記録情報を読み取る ことが可能になる。
【0006】 さて、上述の光ピックアップ8は、図7にも示すようにシャーシ3に支持部9 a,9bで固定されたガイドロッド10に片端側が摺動自在に嵌め込まれている 。また、ガイドロッド10の反対側にはステッピングモータ11が取付板12で 取付けられており、その回転軸13に送りねじ14が形成されている。回転軸1 3の先端は、支持部15で回転自在に支持されている。
【0007】 そして、図8(A)に示すように光ピックアップ8の端部側に取付けられた剛 性の高い挟持部16で回転軸13を挟持することによって、光ピックアップ8が 平行に維持されている。また、同図(B)に示すように挟持部16の上部片16 aに送りねじ14のねじ方向に合わせて固着されたピン17が、送りねじ14の ねじ溝14a内に挿入されている。
【0008】 MOディスク4の記録/再生処理をする場合は、ステッピングモータ11を駆 動して回転軸13を回転させる。これに伴って、挟持部16のピン17が送りね じ14に沿って水平移動し、光ピックアップ8が移動する。これで、MOディス ク4の半径方向に沿って光ピックアップ8の対接レンズ8aが移動し、MOディ スク4の記録範囲全体に亘って情報の記録又は再生が可能になる。
【0009】
ところで、従来のMOディスクドライブ装置1においては、上述のように光ピ ックアップ8の片側がガイドロッド10に摺動可能に取付けられると共に、もう 片側が挟持部16で送りねじ14に連結されていた。つまり、光ピックアップ8 の片側をガイドロッド10で位置規制し、もう片側を送りねじ14で位置規制す ることによって、光ピックアップ8が上下及び左右にずれることなく所定の軌跡 上を移動するようにしていたのである。
【0010】 しかし、実際にはステッピングモータ11の取付け誤差などによって送りねじ 14が上下又は左右に位置ずれを起す場合がある。送りねじ14が左右にずれて いても、ガイドロッド10で反対側が規制されているから、光ピックアップ8の 移動軌跡がずれることはない。しかし、送りねじ14が上下にずれている場合は 、ガイドロッド10を中心にして光ピックアップ8の片側が上下に振れながら移 動することになるので、光ピックアップ8の対接レンズ8aに上下方向の位置ず れが発生する。こうなると、MOディスク4の記録/再生処理に悪影響が出てし まうという問題があった。
【0011】 このような問題は、MOディスクドライブ装置1に限らず、記録/再生用のヘ ッド、例えば磁気ヘッドや光ピックアップなどをディスクの半径方向に沿って移 動させるディスクドライブ装置に共通して発生する。
【0012】 そこでこの考案は、上述したような課題を解決したものであって、記録再生用 のヘッドの位置ずれを防止することが可能なディスクドライブ装置を提案するも のである。
【0013】
上述の課題を解決するため、本考案においては、円盤状の記録媒体に対し情報 を記録又は再生するためのヘッドと、ヘッドの移動方向に沿って平行に配置され た一対のガイドロッドと、ヘッドを移動させるための駆動手段と、駆動手段とヘ ッドとを連結すると共に、ヘッドの移動方向に対して直角方向に変位可能なフレ キシブル継手とを備えたことを特徴とするものである。
【0014】
図1に示すように、光ピックアップ8は両側に配置された平行なガイドロッド 10a,10bに摺動自在に取付けられ、ステッピングモータ11の回転軸13 に設けられた送りねじ14にフレキシブル継手20で連結されている。フレキシ ブル継手20は、図3に示すように断面がL字状の細長い基部21と、その先端 に設けられた下挟持片22及び上挟持片23とで構成されている。そして、図4 (B)に示すように下挟持片22に固定されたピン17をねじ溝14a内に挿入 して、下挟持片22と上挟持片23とで送りねじ14が挟持されている。
【0015】 いま、図5に示すように送りねじ14が例えばステッピングモータ11の取付 け誤差によって上下方向に位置ずれした場合、フレキシブル継手20の基部21 が捻れて、下挟持片22及び上挟持片23が光ピックアップ8の移動方向に対し て直角な面内で回転し、これによって送りねじ14の位置ずれが吸収される。し たがって、位置ずれを起こしたまま送りねじ14が回転しても光ピックアップ8 、したがって対接レンズ8aが正規の軌跡上を移動し、対接レンズ8aとMOデ ィスク4の間隔が一定に保持されるので、再生/記録処理が正常に行なわれるよ うになる。
【0016】
続いて、本考案に係わるディスクドライブ装置の一実施例について、図面を参 照して詳細に説明する。なお、上述と同一の部分には同一の符号を付けて詳細な 説明を省略した。
【0017】 図1は、本考案によるディスクドライブ装置を適用したMO(光磁気)ディス クドライブ装置1の構成を示す。このMOディスクドライブ装置1は、図6と同 様にフレーム2内にシャーシ3が配置され、その上にディスクホルダー5及びバ イアスマグネット6が配置されている。バイアスマグネット6は、スライドプレ ート7に沿ってMOディスク4の開口4aの上部まで移動可能になっている。
【0018】 記録再生用ヘッドの光ピックアップ8は、次に説明するようにMOディスク4 の下側を移動可能に配置されている。すなわち、図2にも示すように光ピックア ップ8の両側に光ピックアップ8の移動方向に沿って平行な一対のガイドロッド 10a,10bが同一の高さに配置され、各ガイドロッド10a,10bの両端 側が支持部9a,9bでシャーシ3に固定されている。そして、光ピックアップ 8の両側にそれぞれ2個ずつ取付けられた軸受け部(図示せず)がガイドロッド 10a,10bに嵌め込まれている。これによって、光ピックアップ8がMOデ ィスク4の径方向に沿って移動可能になっている。このとき、光ピックアップ8 の対接レンズ8aは、MOディスク4の半径上を通過する。
【0019】 光ピックアップ8の後側(図中右側)にはフレキシブル継手20が取付けられ 、これがステッピングモータ11の回転軸13に形成された送りねじ14に連結 されている。フレキシブル継手20は、図3にも示すように板材で形成された断 面がL字状で細長い基部21と、基部21の先端から横に突出した下挟持片22 と、下挟持片22の上側に配置された上挟持片23と、下挟持片22の上面に固 定されたピン17とで構成されている。
【0020】 上挟持片23は板状のバネ材がL字状に形成されたもので、その縦辺部23a が基部21に溶着されている。下挟持片22と上挟持片23には平坦部から直角 に折り曲げられた補強部22b,23bが設けられている。これによって、下挟 持片22は上下方向の剛性が高くなり、上挟持片23は送りねじ14方向の剛性 が高くなっている。
【0021】 下挟持片22には、常時下向きの付勢力が働いており、この付勢力によって送 りねじ14が下挟持片22と上挟持片23との間に挟持されている。また、図4 (A)にも示すように下挟持片22に固定されたピン17は送りねじ14のねじ 方向に沿って配置されており、これが同図(B)に示すようにねじ溝14a内に 挿入されている。
【0022】 したがって、送りねじ14が回転するとピン17、すなわち、フレキシブル継 手20が送りねじ14の長手方向に沿って移動し、これによって光ピックアップ 8がガイドロッド10a,10bに案内されて前後に移動する。このとき、図5 に示すように例えばステッピングモータ11の取付け誤差などによって、送りね じ14が規定の位置から上下方向にずれていたとしても、フレキシブル継手20 の基部21が長手方向に対して直角な面内で捻れる、すなわち、下挟持片22及 び上挟持片23が光ピックアップ8の移動方向に対して直角な面内で変位するこ とによって、送りねじ14の位置ずれを吸収するので、光ピックアップ8はガイ ドロッド10a,10bに案内されて正規の軌跡上を正確に移動する。
【0023】 これによって、再生又は記録処理を行なうためにステッピングモータ11を回 転させて光ピックアップ8を移動させた場合、対接レンズ8aと光ディスク4と の間隔が常に一定に保持されるので、再生/記録処理が正確に行なわれるように なる。
【0024】
以上説明したように、本考案は、円盤状の記録媒体に対し情報を記録又は再生 するためのヘッドと、ヘッドの移動方向に沿って平行に配置された一対のガイド ロッドと、ヘッドを移動させるための駆動手段と、駆動手段とヘッドとを連結す ると共に、ヘッドの移動方向に対して直角方向に変位可能なフレキシブル継手と を備えたものである。
【0025】 したがって、この考案によれば、駆動手段が位置ずれを起こした場合でも、こ の位置ずれがフレキシブル継手で吸収されると共に、ヘッドがガイドロッドに案 内されて正常な軌跡上を移動するので、記録/再生処理が正常に行なわれるよう になるなどの効果がある。
【図1】実施例のMOディスクドライブ装置1の構成図
である。
である。
【図2】光ピックアップ8の駆動機構を説明する図であ
る。
る。
【図3】光ピックアップ8と送りねじ14の連結機構を
説明する図である。
説明する図である。
【図4】フレキシブル継手20の形状を説明する図であ
る。
る。
【図5】送りねじ14の位置がずれている場合のフレキ
シブル継手20の形状を説明する図である。
シブル継手20の形状を説明する図である。
【図6】従来のMOディスクドライブ装置1の構成図で
ある。
ある。
【図7】従来の光ピックアップ8の駆動機構を説明する
図である。
図である。
【図8】従来の光ピックアップ8と送りねじ14の連結
機構を説明する図である。
機構を説明する図である。
1 MOディスクドライブ装置 3 シャーシ 4 MOディスク 8 光ピックアップ 8a 対接レンズ 10a,10b ガイドロッド 11 ステッピングモータ 13 回転軸 14 送りねじ 17 ピン 20 フレキシブル継手 21 基部 22 下挟持片 23 上挟持片
Claims (1)
- 【請求項1】 円盤状の記録媒体に対し情報を記録又は
再生するためのヘッドと、 上記ヘッドの移動方向に沿って平行に配置された一対の
ガイドロッドと、 上記ヘッドを移動させるための駆動手段と、 上記駆動手段と上記ヘッドとを連結すると共に、上記ヘ
ッドの移動方向に対して直角方向に変位可能なフレキシ
ブル継手とを備えたことを特徴とするディスクドライブ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4841593U JPH0719811U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4841593U JPH0719811U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | ディスクドライブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719811U true JPH0719811U (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=12802683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4841593U Pending JPH0719811U (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719811U (ja) |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP4841593U patent/JPH0719811U/ja active Pending
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