JPH02154042A - すくい上げ方式の編機用選針装置 - Google Patents

すくい上げ方式の編機用選針装置

Info

Publication number
JPH02154042A
JPH02154042A JP29942088A JP29942088A JPH02154042A JP H02154042 A JPH02154042 A JP H02154042A JP 29942088 A JP29942088 A JP 29942088A JP 29942088 A JP29942088 A JP 29942088A JP H02154042 A JPH02154042 A JP H02154042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle selection
piezoelectric body
rear end
piezoelectric
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29942088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07109048B2 (ja
Inventor
Sadao Saito
斎藤 定雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATSUKU DATA SERVICE KK
Original Assignee
WATSUKU DATA SERVICE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WATSUKU DATA SERVICE KK filed Critical WATSUKU DATA SERVICE KK
Priority to JP29942088A priority Critical patent/JPH07109048B2/ja
Publication of JPH02154042A publication Critical patent/JPH02154042A/ja
Publication of JPH07109048B2 publication Critical patent/JPH07109048B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knitting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業−1−の利用分野] 本発明は編機用選針装置ηに関し、詳しくは圧電素子に
よ−)て編成針の選針を行わせるすくい一トげ方式の選
針装置の改良技術に関する。
[従来の技術]及び[その解決すべき課題]柄編み丸編
機や柄編み横編機等の柄編み編機において、ビンドラム
、テープ又はフロッピーディスク等の記憶装置に記憶さ
れた柄編成手順を編成針の上下動に伝達するために選針
装置が用いられているに のような電子柄出し丸編機、電子柄出し靴下編機等にお
ける選針装置には、針筒(シリンダ)に装着される、編
機の選針要素である選針ジャックのバットを、選針フィ
ンガ(選針レバー)でプレスして選針するブレヌ方式の
他に、バットを選針レバーで「1−〈い1″げ」して選
針するすくいl−げ方式とがある。
当該すくい−1−げによる選針方式の一例を、第14図
〜第16図により説明する。第14図および第15図に
示すように、編機シリンダ16は軸心(図示せず)を中
心として矢印の方向に回転1゛る。シリンダ16の外周
には、編成要素である針(図示せず)、ジャック用の満
(図示せず)が円周I−に設けられ、この構内に、針、
ジャック14がシリンダ16のlニド方向に摺動自在に
配設されている。ジャック14は多段式の場合、そのバ
・ノド140はある間隔を以ってシリンダI6の外周に
突出して配列されている。
ここで同車した選針レバー21は、第16図に示1−よ
うに、゛ビ面1.型を早しており、その先端部にはジャ
ック14のバラh I 40を作111させる傾斜部2
1△を有し、その後端基部21Bには3個の永久磁石2
2.23.24を有している。
これら永久磁石22.23.24を、ヨーク25と右電
磁コイル26と左電磁コイル27と右コア28と左コア
29とを備えて成る電磁石30のこれらコア28.29
に対向させ、両電磁コイル26.27に、編機の電子柄
出し制御装置から編機柄に応じた交番励磁信号を送出し
て、励磁させ、これら図に示1−ように、選針レバー2
1の先端部の傾斜部21△によりすくい1−げしである
いはずくい−1−げずして、ジャック14のバット14
0を選択せしめる。
ところで2近来、ずくい1−げ方式であれプレス方式で
あれ柄編み編機の高速化が要望されている6 高速化に対するためには選針装置の応答も又高速化する
必要がある。
応答速度が高速化されないままで編機を高速化するには
選針レバーの枚数を増やせば良い、しかしその枚数を増
やせば選針装置が大きくなり2選針装置を設[ηするた
めの空間トの問題が発生ずる。
11;j述したずくい」−げ方式による選針装置では、
選針レバーによる選択作用が電磁石3oの吸引または反
発力を利用して与えられる。すなわち゛上磁石:30の
両極(S極3N極)に+、−逆転するように電流を与え
ることによって行われる。このような、電磁石二30を
用いている場合には電磁石:30自体の機能面から応答
速度の、X′Ji速化に限界が生じる。一方電磁石では
電力消費効率が低いI+tiに留まるので、消費電力が
大きくなるという問題を有する。
従って、従来の電磁石を用いた編機用選針装置ではその
高速化に限界があると共に消費電力が大きい。
したがって、現在する選針装置の応答速度に合せて、該
当する編機の回転速度を柄−編成に際して上げているの
が実情である。
本発明者らは、従来から、このような電磁石を用いた編
機用選針装置nに代えて、フィンガを圧電素子によって
湾曲させることによって編成針の選針を行わせる圧電方
式の選針装置を各種堤案じてきた。この圧電素子を用い
たフィンガによる選針装置によれば、その圧電素子は応
答速度が迅速であるので高サイクルのパルスを印加する
ことができる。例えば240サイクルのパルスを印加す
れば従来公知の電磁石利用の選針装置(通常80サイク
ル)に比し3倍の速度で選針作用を行うことができる。
この事は同一の柄編組線を編成する編機に対して、プレ
ートの数を児にすることができることを意味1−る、又
同じ枚数のプレートを有する通針装置では3倍の複雑な
柄編M1礒を編成すること、すなわち針本数と編成シリ
ンダの回転数(丸編機の場合)の積が3倍に対して柄−
編成をさせることができる。また、この圧電11式によ
る選針装置では薄いプレートと圧電素子で構成されてい
るので従来の電磁石利用のフィンガに比し、1枚当りの
所要高さを小さくし、且つ横方向も小さくすることがで
きる。したがって同一−枚数のフィンガを用いた場合で
も選針装置自体の大きさを一段と小型にすることができ
る。このように小型で、且つ応答速度が速い選針装置で
あるので、従来、機構−にのスペースの関係で選針装置
nを配置して柄−編成させることが困難であったパンテ
ィストッキング用編機に対、してもこの選針装置を用い
て柄編機能を付51−ることが容易になった。
次に、本発明者らにより提案されてきた、圧電方式によ
る選針装置(プレス方式による)の−例を、第12図お
よび第13図に基づいて説明する(特願昭6 :3−2
49967号)。
この発明による選針装置rtは、第12図および第:3
図に小されるように、プレート8に圧電体r9を貼着し
てなる圧電体2にフィンガ5を取付けし、前記圧電体r
に電圧を印加してnii記フィンガ5を作動させ、当該
フィンガ5の作動により編機の編成針の選針を行い所定
の柄組織の編地の編成を01能とする編磯用選針装置6
であって、前記圧電体2の後端部2Δを、支持体Ift
またはハウジングでもよい)の圧電体の後端部支持部1
5満部17に、当該溝部17内において可動弓部に支持
させるとともに、当該圧電体2の先端部2Bを、当該用
を体2とは一直線−にとなるように配設し、かつ、その
i&端部5Aを支持体11(またはハウジング)のフィ
ンガ固定部18に支持したフィンガ5の当該後端部5△
に、当該後端部5A内において「す動弓部に連結させ、
かつ、当該圧電体2の後端部2△と先端部2Bとの中途
位inを、支持体(またはハウジング)の途中支点部1
3に回転可能に付設した回転体3に挟持させて成ること
を特徴と(子し、好ましい実施態様として、I」;電体
2の後端部2△を、支持体11の溝部17に、当該溝部
17内において1動弓部に支持させるに、当該圧電体2
の後端部2Aにこれら図に小すように球状体IAを取付
け、当該球状体IAを支持体11の溝部I7内に11x
挿して成る。
また、圧電体2の先端部2 [3を、フィンガ5の後端
部5△に、当該後端部5△において可動iJ能に図示の
ように連結させるに、当該圧電体2の先端部2Bに前記
球状体1△と同様の球状体IBを取付け、当該球状体I
Bをフィンガ5の後端部内5Aに挿入して成る。
この発明によれば、次のような利点を奏することかでき
た。すなわち、 (1)この発明によれば、圧電体2の先端部2 Bや後
端部2△を、当該圧電体2の湾曲運動に追従して1動し
?16ようにし、当該圧電体2の湾曲運動を1i11害
しないようにし、また、圧電体2の先端部2Bと後端部
2△との中途位i行についても回転体3の同転により当
該湾曲運動をphi害しないようにし、かつ、当該回転
体3により圧電体2の中途(I7置を挟持して、途中支
点をもつようにしたので、従来に比して格段に選針スピ
ードの速い選針装:6を得ることができた。
(2)また、このように圧電体2の湾曲運動をlIn害
しないようにしたので、圧電体2の寿命も長くすること
ができた。
(3) さらに、この発明によれば、フィンガ5を、当
該圧電体2と同一直線トになるように連結したので2本
発明者が別途特許出願した従来の圧電体2の両端部をハ
ウジングの溝部に支持させ、圧電体2の圧電素子9にフ
ィンガ5の端部を取着する場合に比して圧電体2にフィ
ンガ5の負荷がかからず、この点からも圧電体2の圧電
素子9の寿命も長くすることができた。
(4)この発明によれば、フィンガ5の後端部5Δをフ
ィンガ固定部18で固定しているので、フィンガ5の先
端部5Bがバットと当接した際の衝撃が、圧7Ti素子
9にかかることをバッファすることができ、この点から
も圧電体2の寿命を長く1−ることかできた。
(5)この発明によれば、フィンガ5を圧電体2のプレ
ート8の先端部に、当該圧電体2と同一直線上になるよ
うに連結したので、本発明者が別途特許出願した従来の
丁字形にフィンガ5を圧電体2に取付けする場合に比し
て、横方向幅をとらず、選針装置を小型化することがで
きた。
また、上記のように同一・直線上に連結されているので
、従来の平行にフィンガ5を圧電素子9に取付けする場
合に比して、縦方向にも選針装置を小型化することがで
きた。
(6)従来では、フィンガ5を短くすると選針スピード
は速くなっても、フィンガ5の先端yA5Bがバットな
どと当接するとバウンドしてしまい、適iEな選針を行
なうことができなかった。
しかし、この発明によれば、フィンガ5を従来に比して
短くし、フィンガの質…を減少させるようにしスピード
を上昇させても、上記バウンド現象が起こらず、極めて
優れた選針装置であることが評価された。
(7)この発明によれば、フィンガ5のトルクが上界す
るので、印加電圧も低くて済ますことができ小さな印加
電圧で選針作用を行うことかでき、極めて゛11.力消
費効率が高いものであった。
[5?!明が解決しようとする課題] 本発明はかかる技術的背景の下、従来の電磁式の選針装
置に比して優れた利点を有する圧電方式による選針装置
であって、かつ、」二連した数々の利点を有する第12
図および第13図に示すプレス方式による選針装置i’
(の当該利点を活用しつつ、すくい上げ方式に適した圧
電式選針装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、プレートに圧電素子を貼着してなる圧電体に
選針レバーを取付けし、11」記圧電素子に電圧を印加
して11;I記選針レバーを作動させ、当該選針レバー
の作動により編機の編成針の選針を行い編地の編成な可
能とするすくい上げ方式の編機用選針装置において、前
記圧電体の後端imを、支持体またはハウジングの1部
に、当該溝部内において=iJ動司能弓部持させ、当該
圧電体の先端部を、支持体またはハウジングに支持した
選針レバーの後端部に6J動可能に連結させるとともに
、当註選針レバーの後端部に斜行部を連接して設け。
さらに、当該斜行部に連接して当該選針レバーの先端部
にジャックすくい上げ用の傾斜部を設けて、当該選針レ
バーの先端部が円弧上を可動可能となるように構成し、
支持体またはハウジングに当該すくい上げ用の傾斜部の
ストッパー部を設け、かつ、当該圧電体の後端部と先端
部との中途位置を、支持体またはハウジングに回転可能
に付設した回転体に挟持させて成ることを特徴とするす
くい上げ方式の編機用選針装置に存する。
[作用] 本発明においては1.記した手段を採ることにより、1
1コ述した先行発明によるプレス方式の圧電選針袋;6
の優れた利点を活用しつつ、これをすくい」−げ方式に
適した圧電式選針装置とすることができた。
すなわち5本発明では、圧電体の後端i’Zに球状体を
取付け5当該球状体を、支持体またはハウジングの溝部
内に、当該球状体が当該溝部内で回転できるように、嵌
挿するとか、スリット部を有する棒を当該溝j■内に回
転可能に嵌込し、当該棒のスリット部に圧電体の後端部
を嵌挿するなどして、″5該圧電体の後端部が当該溝部
内において可動可能となるように、当該圧電体の後端部
を当該溝部に支持させる。
方、圧電体の先端部に上記と同様の球状体を取付け、当
課球状体を、その後端部が支持体またはハウジングに支
持された選針レバーの後端部に挿入するなどして、当該
圧電体の先端部が当課選針レバーの後端部において可動
可能となるように、当該圧電体の先端部と選針レバーの
後端部とを連結させる。
これにより、圧電体の圧を素rに電圧を印加し、圧電体
に湾曲運動を起させた時に、圧電体の先端部や後端部が
上を向いたりあるいは下を向いたりするが、これら先端
部や後端部には球状体が取イ・1けられ、これら球状体
が」−記溝部や選針レバーの後端部内で回動するので、
圧電体の先端部や後端部は、 FE圧電体湾曲運動に追
従して1向きあるいはF向きに回動し得る。前記スリッ
ト部を有する棒を溝部に入れ回動し得るようにした場合
も同様である。
さらに、本発明では、圧電体の後端部や先′4部との中
途位置を、支持体またはハウジングに回転τj1能に付
設した回転体に挟持させる。
これにより、途中支点を設けることができ、圧電体は回
転体に挟持されているので、圧電体の湾曲運動に従い回
転体が回転するようになっている。
この様に圧電体の先端部や後端部や中途位iなは2圧電
体の湾曲運動をできるだけ阻?チしないようにしている
ので、圧電体の圧電素子はその寿命を長くすることがで
きる。
また、圧電体は自由に湾曲運動を竹なうことができ、か
つ、…j記の如く途中支点を設けたことにより、格段に
選針スピードを向」−させることができた。
さらに、本発明では、選針レバーにおいて、選針レバー
の後端部に、」二方向に向って上り傾斜面なイfする斜
行部を連接し1て設け、 さらに、当該斜行部に連接し
て、選針レバーの先端部に、ジャックのすくい8にげが
可能なように傾斜面を有するジャックすくい土げ用の傾
斜部を延在させ、当該M+ 斜*t+は、円弧1・、を
回動させるようにした。これにより、1−<いトげ方式
の圧電式の選針装置に適した選針レバーとなすことがで
きた。
さらに、本発明では、支持体などの先端部側にストッパ
ー部を付設した。これにより5選針レバーの先端部に設
けた傾斜部が4二記のように円弧運動を行うときに、ジ
ャックのバットに対し、一定のストロークを(すさせる
ことができる。すなわちこのように、ストッパー部を設
けることにより1選針レバーのIF確な位置のfill
 Wを可能とすることができる。
さらに、本発明では、圧電体の後端部に、当該選針レバ
ーを連結し、当該選針レバーの後端部を支持体またはハ
ウジングに固定し支持させた。
従って、選針レバーの先端部がバットなどと当接した際
の衝〒が、当該選針レバーの後端部を支持体またはハウ
ジングに固定していることによりバッハアされ、圧電素
子の方に衝撃が伝わらないようになっていので、圧電体
の圧電素子の寿命を長くすることができる。
[実施例] 次に1本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を示す選針装置の斜視図である
8第2図は第1図中央縦断面図である。
これら図に示すように、支持体IIの圧電体の後端部支
持部15の溝部17に5圧電体2の球状体1△を取付け
た後端部2Aを嵌挿する。
第7B図に当該球状体1△の斜視図を示す。
球状体】Δの端部には溝部が構設されており、1詠溝部
に圧電体2の一端部を挿入し、固定する。 第7A図に
示すように、当該球状体IAの球状部が支持体11の溝
部17内で回動できるので、圧電体2の後端部2△は、
同図失標に示すよりに、上向きにあるいはド向きに可動
し得る、圧電体2の′に、端部2Bには上記と同様の球
状体IBが取付けられており、当該球状体I Bが選針
レバー5の後端部5Δの開放端部により挟持連結されて
いる。当該球状体IBは当該選針レバー5の後端部5△
内で回動することができ、第9A図に示すように、圧電
体2の先端部2Bは同図矢標に示すように、上向きにあ
るいは下向きに可動し得る。
選針レバー5の後端部5Aには、当該レバーの幅方向に
孔50が孔設されており、支持体11のレバー固定部1
8の左右両端壁+8A、18Bにも孔が孔設されている
。第9B図に示すように、選針レバー5の孔に、軸6を
通し、当該軸6の両端部を左右両側壁+8A、18Bの
孔に入れ、軸6の両端からネジ7.7を入れ、当該レバ
ー5の後端部5△をレバー固定1■18にて支持する。
第9C図に示すように、選針レバー5の後端部5△にそ
の幅方向に長めの軸6を固定し、当註軸6の両端部を上
記両側壁+8A、+813の孔に入れ、支持させる形式
でもよい。その際には、軸6の両端部にネジを切り、−
・方、これら両側壁18△、18Bの孔の壁面にもネジ
を切っておく。
選針レバー5の後端部5Δは、長方形状の圧電体2と 
−直線ト(同一方向)にくるように、当該lj電体2と
連結する。
選針レバー5の後端部5Δは、−h方向に向って」ユリ
傾斜面を有する斜行部5Bを連接して設ける。
さらに、当該斜行部5Bに連接して、選針レバー5の先
端部に、ジャックすくい上げ用の#fi斜部5Cを延在
させる。
当該傾斜部5Cは5図示のように、手前側が高く、向こ
う[+11が低く構成されている。すなわち、ジャック
のすくい1.げが可能なように傾斜面をその幅に有して
いる。
上記斜行部5 Bも、当該111’l斜部5Cに相応す
る傾斜面をその幅に有している。
当該選針レバー5の111I′i斜部50は、その傾斜
面で、圧電素子9によるプレート8の湾曲運動に追従し
て編成針または該編成針の下端に当接して配置された選
針用ジャック14におけるバット140をすくい1−げ
、編成レバルに針にニードル)を入れ、あるいは、当該
バット140に作用しないで、ニードルを体止レベルに
おき、編目の編成を行なわない選針作動を行う。
第4図に示すように、当該傾斜部5Cは、点線て小すよ
うな円弧十を部分的に沖1動する。
選針レバー5は、シリンダ16の外周面に対し、I N
−01J ’I’の方向(第4図参照)で動作を行い、
また、その傾斜部5Cは上記のように円弧運動を行うが
、ジャック14のバット140に対し2一定のストロー
クを得させるために、第1図などに示すように、支持体
11の先端部側にストンバ一部12を立設する。
第:3図に示すように、当該ストッパー部13の4二端
而は1選針レバー5の傾斜部5Cの幅方向の傾斜に合せ
である。
このように、ストッパー部−13を設けることにより1
選針レバー5の正確な位置の制御を可能とすることがで
きる。
圧電体2の後端部2Aと先端部2Bとの中途位置を、支
持体Aの途中支点部13に付設された回転体3により挟
持させる。
この実施例で使用される回転体3の一例断面図を第8A
図に示す。回転体3には第8A図に示すように、圧電体
2を挿通できる程度の大きさのn適宜30が設けられて
いる。圧電体2を回転体3のn適宜30に挿通し、圧電
体2を回転体3に挟持させる0回転体3の両端部は、途
中支点部13に孔設された孔にネジを通し、当該ネジに
より回転可能に架設されている。圧電体2は、191転
体3のt′を適宜30内で、接着剤などにより固定した
ツノがよいが、固定せずに、噴に挟持させておくだけで
もよい、いずれにしても2回転体:うば、後で述へる第
8B図にも示すように、回転する。
当該圧電体2の先端部2 Bと後端部2Δとの上記の如
く回転体;3により挟持させる中途位置については、I
p要であり、圧′ポ体2はここを支点として湾曲しよう
とし7、選針レバー5に近づく+7当該選針レバー5の
スピードが〒くなり、振幅も小さく、かつ、トルクも出
、印加電圧も下げることができるが、近づき過ぎるとト
ルクが出なくなっりする。
ずなわち1選針レバー5から遠ざかると逆の現象が起こ
り、振幅が人となるが、トルクが減少したりする。
従って、適宜位置を選択することが必要であり、″!!
U藷位置を適宜選択できるような形態にしておくと良い
次に、本発明の他の実施例を第5図および第6図に基づ
いて説明する。
当該実施例では、支持体11の圧電体の後端部支持部1
5の溝部17に、第7 F図に示すようなスリ・ソト部
40をイjする棒4を直伸する。
第7C図〜第7F−図に示すように、I−E型素子9に
電圧を印加するOiJは、圧電体2と棒4のスリット部
40とは1′−行であるが、電圧を印加すると、圧°、
jz体2は湾曲運動をして、その際、棒4が回動し、圧
電体2を第7D図に示すように、上向きにしたりあるい
は圧電体2を第71−、図に示すように、」−向きにし
たり1−る。
また、この実施例では、0;I記実弛例のようにFト電
体2の先端部213には球状体I+3を取付けせずに、
第6図に示すよりに、フィンガ5の後端部5△の端部を
ド力向に東直に突出して、当該突出部で圧電体2の先端
部213を挟持させている。
第9D図に示すように、フィンガ5の後一部5A内にス
トッパーIQを設け、圧電体2の後端部213の図示右
方向への動きをコントロールするようにするとよい、前
記実施例でも同様にストッパーIOを設け、圧電体2の
後端部2Bの図示右ツノ向への動きを1(It +l−
するよつにするとよい。
さらに、当該実施例で使用の回転体3の斜視図を第8C
図に示す。
回転体3の端部には切欠部が設けられている。
回転体:3の他端部は、途中支点部13に孔設された孔
にネジを通し、当該ネジにより回転i1能に付設されて
いる。
第8F3図および第81)図に示すように、途中支点部
1:3に回転i+J能に付設された両側の回転体3、コ
3のそれぞれの切欠部内部に、圧電体2の両側41部を
挟持させる。
IF圧電体の両側端部は、回転体3の切欠部内で 接着
剤などにより固定した方がよいが2固定せずに、1Fに
挟持させておくだけでもよい、いずれにしても、各回転
体3は、第813図に示すように、回転する。
木発明に使用される圧電体2は、プレート8と該プレー
ト8に取付けた圧電素子(圧電シート)9とを(j し
て成る。
−」−記圧電体2において、プレート8にはキャビティ
部(空間部)(図示せず)設け、このキャビティ部内に
圧電素F9.9を貼着するとよい。すなわも、このよう
にキャビティ部を設けることにJ:す、プレート9の喝
B litを軽くすることができるので、プレート9が
湾曲し9〈なり、圧電素子9へ電圧(・パルス)を印加
する際に低い”1を圧でブレト8を湾曲させることがで
きる。
圧電素r9は例えば、エポキシ系接着剤などの接着剤を
用いてプレート8に貼着することができる。″′I該接
着接着剤いて圧電素子9をプレート8に接着する際に、
1−記キャビティ部があると確実な接着をj1′)こと
ができる、当該キャビティ部はプレート8のトート而に
設けるとよいが、いずれか片面でもよい、しかし両面に
圧′、に素子を貼合せた力が圧電素子に印加する電圧を
怪にすることができるのでより好ましい、なお2枚の圧
電素子の止棒と一極を同一方向にして貼合せる必要があ
る。
圧電素子9としては逆圧電効果を(iする素子であれば
どのような圧電素子でも用いることができる。
しかしJ二叉的に安定した品質を有する圧電素rを人f
ilに供給するためにはチタン酸バリウム専がら成るセ
ラミック圧電素f−を用いるとよい、圧電素r9は薄い
)Jが電界を高めることができるので、好ましくは、1
00μから200μ程度のものがIllいられ、[tつ
プレート8の長ト方向に細長く形成される。圧電素f9
の両面には、図示していないが、電極用に、ペースト等
が焼付かれ、その電極にはそれぞれ導線が取付けられ、
これら導線の他端に電r−柄出しを制御するコントロー
ラが接続され、圧電素子9に電圧を印加する。
1.1電素子9は応答速度が迅速であるので高サイクル
のパルスを印加するjiTができる。
I−記プレート9は例えば金属により構成されているゆ 選針レバー5は、プレート9と同様に例えば金属により
構成されている。
゛i該レバー5は例えばI m/m厚程度の薄板に橘成
しであるが、均一な厚さでなく、バットとの衝甲を緩和
するためには、その傾斜部5cを厚く構成してもよい。
以−F説明した実施例は、第1図および第5図に示すよ
うに、−枚の圧1u体2および選針レバー5を支持体1
1に組込みし、カートリッヂ式としたものであり、当該
カートリッヂ式の選針装:rCを、仕切棚をイJする第
11同断面に示すようなハウジング20の仕切棚200
上に&li置し、適宜個数をハウジング20内に収納し
、編地の編成を行なうことができるが、第10同断面に
示すような当該装置用のハウジング11を構築して、第
10図に模式的に示すように、圧電体2および選針レバ
ー5をそのハウジング内に組込みするようにしてもよい
当該ハウジング20内には圧電体2およびレバー5が多
段に収納される。
当該選針装置の作動に際し、」−記のごとく、ハウジン
グ内に収納後、前述のように、導線により電気的に接続
したコントローラから、谷圧電素子9にパルスを印加す
る。
当該コントローラは、柄編組織を記憶し、その記憶され
た編成T′−順に基き、?Si数の圧電素rにパルスを
印加する装置である。このような装置は公知の構造であ
るので詳細な説明は省略する。
このようにしてコントローラから印加されたパルスに基
いて、各プレート8は湾曲し、各レバ5は、1−記コン
トローラの編成手順に基づき、作動する。
以−1本発明者によってなされた発明を実施例にもとづ
き具体的に説明したが、本発明はl−記失施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
史nl能であることはいうまでもない。
本発明による選針装置は各種の編機に適用することがで
きる。
丸編機では針仮、すなわち編成シリンダは丸編機の機台
にχ・1して同転し1選針装置は丸編機の機台に対して
固定して設けられる。丸編機に本発明による選針装置が
用いられる場合には、機台に固定されている選針装置の
個りの選針レバーが作動した時に、回転している編成シ
リンダ中の編成針のレバー用バットあるいは編成針のT
:端に当接するように構成することが必要である。
−・当木発明による選針装置ηは横−磯にも用いること
ができる。横編機では、針仮が横編機の機台に固定して
設けられ、選針装置nと糸供給装置nとを含んで成るス
ライドが針仮に沿って摺動することによって柄編地が編
成されるので、前記スライドが摺動する際に、前記選針
装置の選針レバーの先端部が作動して、固定している針
板中の編成針のフィンガ用バットあるいは前記編成針の
下端にh接して配:nされたジャックの選針レバー用バ
ットに当接するように構成されていることが必要である
[発明の効果] 以」−本発明によれば、従来の電磁式の選針装置に比し
て優れ、かつ、先の発明になる圧電式の選針装置の次の
ような利点を生かした、すくい上げ方式の選針装置を得
ることができた。
(1)すなわち、本発明によれば、圧電体の先端部や後
端部を、当該圧電体の湾曲運動に追従してiiJ動し得
るようにし、当該圧電体の湾曲運動をlit害しないよ
うにし、また、圧電体の先端部と後端部との中途位in
についても回転体の回転により゛1該湾曲運動をβ■害
しないようにし、かつ、当該回転体により圧電体の中途
位’、’fiを挟持して、途中支点をもつようにしたの
で、従来に比して格段に選針スピードの速い選針装置を
i′lることかできた。
(2)また、このよ′)に川′1は体の湾曲i!li勅
をμm1害しないようにしたので、圧電体の寿命も長く
することかできた。
(3)本発明によれば、選針レバーを圧電体のプレート
の先端部に、当該圧電体と同一直線1になるように連結
したので、従来の圧電体の両端部をハウジングの溝部に
支持させ、[「電体の圧電素子に選針レバーの端部を取
着する場合に比して圧電体に選針レバーの負何がかから
ず、この点からも圧電体の寿命も長くすることができた
(4)本発明によれば、選8(レバーのi&端部をレバ
−固定部で固定しているので、選針レバーの先端部かバ
ットと当接した際の衝撃が、圧電素rにかかることをバ
ッファすることができ、この点からも[1−電体の寿命
も長くすることができた。
(5)本発明によれば、選針レバーを圧電体のプレート
の先端部に、当該圧電体と同一直線−1−になるように
連結したので、従来の′I゛字形にフィンガを圧°電体
に取付けする場合に比して、横方向に幅をとらず、選針
装置を小型化することかできた。
【図面の簡単な説明】
第1閏は本発明の実施例を示す選針装置の斜視図、第2
図は同中央縦断面図、第3図は本発明の実施例を示す要
部側面図、第4図は本発明の実施例を示す選針レバーの
動作図、第5図は本発明の他の実施例を示す選針装置の
斜視図、第6図は同装置の中央縦断面図、第7Δ図は本
発明の実施例を示す要部拡大断面図、第7B図は本発明
に使用される球状体の斜視図、第7C図〜第71五図は
各々本発明の実施例を示す要部拡大断面図、第71・図
は本発明に使用される棒の斜視図、第8Δ図は本発明に
使I11される回転体の断面図、第8B図は本発明の実
施例を示す要部斜視図、第8C図は本発明に使用される
回転体の斜視図、第8D図は本発明の実施例を示す要部
斜視図、第9A図は本発明の実施例を示す要部側面図、
第913図は本発明の実施例を示す要部断面図、第9C
図は本発明に使用される選針レバーの別の例を示す斜視
図、第91)図は本発明に使用される選針レバーの別の
例を示ず′皮部断面図、第10図および第11図は本発
明に使用されるハウジングの一例断面図、第12図は従
来例の選針装置6の斜視図、第13図は同温針装置の断
面図、第14図および第15図はそれぞれ従来例を示す
゛ト面図、第16図は同斜視図である。 Δ、II’3・・・球状体 2・・・圧電体 2 A ・ ・圧電体後端部  B :3 5 Δ  C ・圧電体先端部 ・回転体 棒 ・棒のスリット部 ・選針レバ ・選針レバー後端部 ・選針レバー斜行部 ・選針レバー傾斜部 ・プレート ・圧電素子 ・支持体 ・ハウジング 第3図 1K 4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プレートに圧電素子を貼着してなる圧電体に選針レ
    バーを取付けし、前記圧電素子に電圧を印加して前記選
    針レバーを作動させ、当該選針レバーの作動により編機
    の編成針の選針を行い編地の編成を可能とするすくい上
    げ方式の編機用選針装置において、前記圧電体の後端部
    を、支持体またはハウジングの溝部に、当該溝部内にお
    いて可動可能に支持させ、当該圧電体の先端部を、支持
    体またはハウジングに支持した選針レバーの後端部に可
    動可能に連結させるとともに、当該選針レバーの後端部
    に斜行部を連接して設け、さらに、当該斜行部に連接し
    て当該選針レバーの先端部にジャックすくい上げ用の傾
    斜部を設けて、当該選針レバーの先端部が円孤上を可動
    可能となるように構成し、支持体またはハウジングに当
    該すくい上げ用の傾斜部のストッパー部を設け、かつ、
    当該圧電体の後端部と先端部との中途位置を、支持体ま
    たはハウジングに回転可能に付設した回転体に挟持させ
    て成ることを特徴とするすくい上げ方式の編機用選針装
    置。 2、圧電体の後端部を、支持体またはハウジングの溝部
    に、当該溝部内において可動可能に支持させるに、当該
    圧電体の後端部に球状体を取付け、当該球状体を支持体
    またはハウジングの溝部内に嵌挿して成る、請求項1に
    記載の編機用選針装置。 3、圧電体の後端部を、支持体またはハウジングの溝部
    に、当該溝部内において可動可能に支持させるに、当該
    溝部内に、スリット部を有する棒を当該溝部内で回動可
    能に嵌込し、当該棒のスリット部に前記圧電体の後端部
    を嵌挿して成る、請求項1に記載の編機用選針装置。 4、圧電体の先端部を、フィンガの後端部に、当該後端
    部内において可動可能に連結させるに、当該圧電体の先
    端部に球状体を取付け、当該球状体をフィンガの後端部
    内に挿入して成る、請求項1に記載の編機用選針装置。 5、圧電体の後端部と先端部との中途位置を、支持体ま
    たはハウジングに回転可能に付設した回転体に挟持固定
    させて成る、請求項1に記載の編機用選針装置。
JP29942088A 1988-11-29 1988-11-29 すくい上げ方式の編機用選針装置 Expired - Lifetime JPH07109048B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29942088A JPH07109048B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 すくい上げ方式の編機用選針装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29942088A JPH07109048B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 すくい上げ方式の編機用選針装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02154042A true JPH02154042A (ja) 1990-06-13
JPH07109048B2 JPH07109048B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=17872331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29942088A Expired - Lifetime JPH07109048B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 すくい上げ方式の編機用選針装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07109048B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07109048B2 (ja) 1995-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0299649A (ja) 編機用選針装置
JPS6228451A (ja) 編機用選針装置
TW297841B (ja)
JPH02154042A (ja) すくい上げ方式の編機用選針装置
US5042274A (en) Piezoelectric needle selector in a circular knitting machine
EP0544527A1 (en) Warp control apparatus for a loom
JP4116251B2 (ja) 編機用選針装置
JP2860333B2 (ja) 丸編機用圧電式選針装置
JPH0770892A (ja) ソックス、ストッキング等を製造する円形編機用ニードル選択装置
US4972686A (en) Electromagnetic needle selector for circular knitting machines
US5317294A (en) Electromagnetic relay
JP2881654B2 (ja) 繊維機械用制御装置
TW457312B (en) Sewing or embroidery machine
CN201155017Y (zh) 打刀式电磁保持选针装置
JPH01201558A (ja) 編機用選針装置
JPH0342065Y2 (ja)
JPS59199850A (ja) 電子柄出し丸編機の電磁選針装置
JP2683982B2 (ja) 圧電体の三点支持方法
KR100931340B1 (ko) 응답성이 향상된 선침장치
JPH0342064Y2 (ja)
JPH01250452A (ja) 製織機械の針用のバイモル圧電素子型選針装置
JP4003896B2 (ja) ジャカード機の選針装置
TWI328626B (en) Selection device for jacquard machine
JPS63182442A (ja) 部材の選択移動装置
JP2759886B2 (ja) アジャスト機能付編機用選針装置