JPH02153685A - 撮像画像の傾き制御装置 - Google Patents

撮像画像の傾き制御装置

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Publication number
JPH02153685A
JPH02153685A JP63307428A JP30742888A JPH02153685A JP H02153685 A JPH02153685 A JP H02153685A JP 63307428 A JP63307428 A JP 63307428A JP 30742888 A JP30742888 A JP 30742888A JP H02153685 A JPH02153685 A JP H02153685A
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JP
Japan
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image pickup
imaging
axis
angle information
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP63307428A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsushi Ueda
上田 悦史
Toshihiko Kaneshige
敏彦 兼重
Mineharu Uchiyama
峰春 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63307428A priority Critical patent/JPH02153685A/ja
Publication of JPH02153685A publication Critical patent/JPH02153685A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ビデオカメラや電子スチルカメラで撮影を
行なう場合、撮像画の垂直方向、水平方向の傾きを制御
できるようになされた撮像画像の傾き制御装置に関する
(従来の技術と発明が解決しようとする課題)例えば、
ビデオカメラで撮影を行なう場合、カメラは水平に安定
して保持されることが望ましい。あるいは、カメラの仰
角を決めた場合、その角度が安定して維持されることが
望ましい。
第2図(a)は、ビデオカメラ11が例えば水平に保持
され、被写体(例えば人物)を撮像している状態である
。ここでビデオカメラ11が、図示の矢印の方向のいず
れかに傾くと、例えば同図(b)に示すように本来なら
ば垂直(Y i11方向)に起立している人物が、傾い
て撮像される。この傾きは、ビデオカメラのビューファ
インダー12を覗くことにより確認でき、また撮像映像
信号をデイスプレィにより再生した場合にも確認できる
撮影者は、通常は、ビデオカメラを肩にかつぎ、ビデオ
カメラを安定させて撮影を行なうが、その撮影技術には
熟練を要する。また、いかに熟練者であっても、例えば
動く被写体を自分自身も移動しながら撮影したり、ある
いは、撮影条件によりビューファインダーを覗くことが
できずに、手で持上げたまま撮像したり、あるいは膝の
付近までカメラを下げて撮像したような場合、上述した
ような傾きが頻繁に生じ、撮影した画像を見にくいもの
としてしまうことがある。
さらに、撮像技術として特殊効果を持たせるために、わ
ざわざ第2図(b)のように、画像を撮像面に対して左
あるいは右へ傾斜させた状態で撮影したい場合もある。
しかし、カメラの配置状態や保持状態、使用環境、空間
によっては、カメラ全体を傾けることができない場合が
ある。
そこでこの発明は、光軸に対する撮像画の中心軸を高精
度で安定化させたまま、簡単な構成にょり撮像体の撮像
面の姿勢を自由に所望の姿勢にすることができる撮像画
像の傾き制御装置を提供することを目的とする。
またこの発明は、撮像体の傾き検出手段及び傾き修正の
ための駆動機構を簡単な構成で実現できる撮像画像の傾
き制御装置を提供することを目的とする。
さらにまたこの発明は、上記傾き検出手段の誤動作を簡
単な構成で低減できる撮像画像の傾き制御装置を提供す
ることを目的とする。
またこの発明は、上記傾き検出手段の機能を簡単な構成
により増大して、傾き制御を高速で得ることができる撮
像画像の傾き制御装置を提供することを目的とする。
またこの発明は、上記傾き検出手段を簡単な構成により
、制御動作の安全性を実現させることができる撮像画像
の傾き制御装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、撮像部の撮像面の中心に垂直な軸と光学系
の光学軸を一致させて一体化された撮像体を構成し、回
転駆動装置により、前記撮像面に垂直な軸を回転軸とし
て前記撮像体全体を回転駆動できるようにする。そして
、この回転駆動装置に対しては、操作あるいは角度情報
検出手段からの信号を処理する回転制御回路から、該撮
像体の回転位置を所望の位置に制御する制御信号を供給
するように構成するものである。
(作用) 上記の手段により、撮像部の撮像画の中心軸と光学系の
光軸とは精度良く合せられたままの状態で、撮像体全体
が前記回転駆動装置により前記軸を中心に回転駆動され
る。そして、操作部あるいは角度情報検出手段からの信
号を用いて、回転制御回路において制御信号を作り、こ
れにより回転駆動装置を制御し、前記撮像面で得られる
画像の傾きを所望の角度に制御することができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である。第1図において、
21は、光学系と撮像部とが一体になった撮像体であり
、撮像部の撮像面の中心を垂直に通る軸2と光学系の光
軸とは予め高精度に一致されてユニット化されている。
この撮像体21には、前記軸Zと同軸的にウオームギア
29が一体に取付けられており、このギア29を回転さ
せることにより、軸2を中心にして撮像体21を矢印A
あるいはB方向へ回転させることができる。
この撮像体21自身あるいは、この撮像体21と一体に
回転するウオーム軸28には、角度情報検出器22が取
付けられている。角度情報検出器22は、軸2と直交す
る方向(図示X軸と平行な方向)へ細長い溝を内部に有
したケースと、このケース内の溝に収納されら鋼球と、
ケースに取付けられた複数の光センサーとからなり、鋼
球の転がり位置を光センサーにより検出するように構成
されている。この角度情報検出器としては種々の実施例
が可能であり、具体的な構成に付いては更に後で説明す
る。
角度情報検出器22から得られた検出信号は、回転制御
回路23に入力される。回転側g!J回路23は、操作
部24からのモード指定信号が例えば自動になっている
と、検出信号に基づいて制御信号を出力し、これを回転
駆動袋FIt25に供給する。
検出信号は、例えば角度情報検出器22の姿勢が水平で
あるときは、検出信号は論理“1°であり、角度情報検
出器22が傾いて、内部の鋼球が左あるいは右の光セン
サーに検出されているときは、左あるいは右検出端子が
論理“0″となるように設定されている。この検出信号
に基づいて、回転制御回路23は、回転駆動装置25の
モータ27の回転方向を決定した制御信号を出力する。
回転#御回路23の具体的構成例については更に後で説
明する。
回転駆動装置25は、制御信号を増幅する増幅器26と
この出力で回転駆動されるモータ27を有する。モータ
27の回転軸は、ウオーム軸28と連結されており、オ
ウーム軸28は、ウオームギア29と噛合している。こ
れにより、撮像体21は、角度情報検出器22からの検
出信号に基づいて、現在の回転位置を維持されたり、ま
たは図示の矢印A、あるいはB方向へ回転駆動されたり
、また停止されることができる。
例えば、被写体が、図示のY軸方向に起立している人物
であった場合、撮像体21全体がY軸に対して左側へθ
l傾いていたとする。すると被写体は、撮像面に対して
、第2図(b)のようになり、傾いた像となる。このと
きは、角゛度情報検出器22もθl傾くので、その内部
の鋼球が左側に転がる。すると角度情報検出器22の光
センサ−(左側のセンサー)が鋼球を検出し、検出信号
を出力する。これにより制御回路23は、回転駆動装置
25に対して撮像体21を右側(矢印A方向)へ回転さ
せるための制御信号を供給する。これにより、角度情報
検出器22も右側に回転し、その回転途中で、内部の鋼
球が左右の光センサーの中央に転がると、両方の光セン
サーから出力“1“が得られ、制御信号がオフとなり、
モータ27が停止される。このときは、被写体である人
物の起立方向は、撮像面のY方向と一致することになる
撮像体21が、右側へ傾いていた場合は、角度情報検出
器22の右側の光センサーから検出信号が得られ、撮像
体21は、先の例とは逆に左方向(矢印B方向)へ回転
駆動され、姿勢が水平になると停止される。
上記のように、この装置は、撮像面のY軸が、常に垂下
(重力)方向となるように自動的に動作することができ
る。したがって、自動動作モードに設定しておけば、カ
メラに右あるいは左回転方向への傾きが生じても、撮像
した画像は、カメラを安定して左右水平に保持して撮像
した場合と同様な画像となる。
この装置の場合、撮像体21の内部には、光学系及びC
CDを用いた半導体撮像デバイスが光軸と撮像面の中心
軸とを精度良く予め合致されて固定内蔵されており、こ
の撮像体21の全体が軸2を中心に回転駆動される構造
である。従って、回転駆動されても撮像デバイスと光学
系は常に安定した軸Z上に配置されている。この構造は
特に小形の撮像体としては有利であり、撮像体内部を複
雑にすることがない。
第3図(a)は、角度情報検出器22の構成例を示して
いる。
31はほぼ矩形状の両面開口を有したケース本体であり
、その内部に鋼球36が入れられる。ケース本体31の
底壁311の内面は、水平状態では、鋼球36がその長
手方向中心に転がり寄るように微小な窪みあるいは湾曲
して形成されても良い。ケース本体31の前後の開口は
、長平方向の一方側が発光素子基板32と受光素子基板
33が対向することにより塞がれ、他方側が発光素子基
板34と受光素子基板35が対向することにより塞がれ
る。各基板32と34には、電圧供給用の端子が設けら
れ、基板33.34には電圧供給用及び出力取出し用の
端子が設けられている。
上記のように角度情報検出器22は構成され、この検出
器が水平状態にあるときは、鋼球36がケース本体31
の内部に形成された溝の長手方向中心に位置する。この
ために、鋼球は、左右の光センサーのいずれの光をも遮
ることはないので、各受光素子からは論理“1°の出力
が得られる。
また検出器が傾いて、鋼球36が例えば発光素子基板3
4ど受光素子基板35間の光を遮断すると、受光素子基
板35の出力端子には論理“0”の出力を得ることがで
きる。
第3図(b)は、第1図に示したようにカメラが通常の
上下関係を保って使用された場合、角度情報検出器22
内部で鋼球36が取り得る位置と、発光素子基板32と
34の発光素子32aと24aの光軸との関係を示して
いる。この図かられかるように、カメラが一般的な姿勢
で使用される場合には、光センサーに対して鋼球36が
作用して、傾き検出信号を得ることができる。
しかし、カメラは常に第1図に示したような姿勢で使用
されるとはかぎらない。上下関係が第1図とは全く逆様
の姿勢で使用されることもある。
このような使用状態の元で、水平軸の傾き検出信号が得
られると、実際の傾き方向とは逆の方向へ傾いた古して
誤り検出信号を出力してしまう。
そこで、この発明の角度情報検出器22は、第3図(C
)に示すように、光センサーの取付は位置を選定して、
カメラが上下関係を逆転して使用されている状態のとき
は、鋼球36の移動があっても、発光素子32aと34
aの光軸を鋼球36が遮断しないように鋼球36の径D
iとケース本体31の空間の高さMとを選定している。
これにより、逆様でカメラを使用しても、誤った方向へ
撮像体21が回転されることはない。
第4図はこの発明の他の実施例である。
第1図に示した実施例の場合、角度情報検出器22は、
左右方向の水平軸Xよりも上側に取付けられている。し
かし第4図の実施例は、角度情報検出器22が、左右方
向の軸Xと上下方向の軸Yとの交点に、角度情報検出器
22の溝の長手方向中心位置が一致するように、例えば
ギア29の背面に取付けられた例である。他の部分は、
第1図のものと同じであるから第1図と同一符号を付し
ている。第4図のように、角度情報検出器22の取付は
位置を選定した理由を第5図及び第6図を参照して説明
する。
第5図(a)は、傾きがない場合であり、同図(b)は
カメラが図示矢印B方向(左側)に傾いた場合、同図(
C)はカメラが図示矢印A方向(右側)に傾いた場合を
示している。第4図の実施例の場合、このときの回転軸
は、ケース本体31の左右中心に一致しているので、鋼
球36に不要な慣性モーメントが作用することはなく、
誤りのない検出信号を得ることができる。
ところが、第6図に示すように、角度情報検出器22が
、水平軸Xと軸Zの交点よりも上側に位置すると、検出
器22は、第6図のように軸Zを中心にして回転するこ
とになる。同図(a)は、カメラの傾きがない場合であ
り、同図(b)はカメラが図示矢印B方向(左側)に傾
いた場合、同図(c)はカメラが図示矢印A方向(右側
)に傾いた場合を示している。このように、角度情報検
出器22が回転軸Zから離れた位置に取付けられていた
場合、鋼球36は、カメラが傾き始めた直後には、現在
の静止位置を保とうとする慣性モーメントを持つために
、第6図(b)あるいは同図(C)に示すように本来遮
断すべき光センサーとは異なる光センサーの光を遮断す
ることになる。
カメラが比較的ゆっくりと回転する場合には、鋼球36
は自重により下方方向に転がるが、カメラが素早く回転
したときは第6図(b)あるいは(c)に示したような
問題が生じる。
従って、第4図の実施例のように、左右方向の軸Xと上
下方向の軸Yとの交点に、角度情報検出器22の溝の長
手方向中心位置が一致するように角度情報検出器22を
配置すれば一層正確な検出信号を得ることができる。
第7図は更にこの発明の他の実施例である。
この実施例は、角度情報検出器22が、左右方向の水平
軸Xよりも下側に位置し、例えばギア29の下部に取付
けられている。従って、この実施例では、ウオーム軸2
8は、ギア29の上側で噛合している。他の部分は、第
1図のものと同じであるから第1図と同一符号を付して
いる。
第7図の実施例は、角度情報検出器22の内部の鋼球3
6が慣性モーメントを有することを有効に活用したもの
で、その意義を、第8図を嘗照して説明する。
今、第8図(a)に示すように第7図の実施例のカメラ
が矢印へ方向に大きく傾いており、矢印B方向へ修正す
る必要が生じたとする。
第8図<a)の状態では、鋼球36により角度検出器2
2の発光素子32aの光が遮断されているので、その検
出信号により撮像体21は図示矢印B方向へ回転駆動さ
れ、これにともない角度情報検出器22も矢印B方向へ
回転する。このとき、角度情報検出器22は、回転軸Z
から離れているので、鋼球36はその慣性モーメントに
よりその場に禮残ろうとする。従って、角度情報検出器
22が矢印B方向へ回転すると、第8図(a)に破線で
示すように、鋼球36は、光センサーの検出領域から離
れてしまう。この結果、−旦、撮像体21の回転が停止
される。しかし、第8図(b)に示すように、撮像体2
1(角度情報検出器22)は、本来の位置まで回転して
いないのであるから、鋼球36は、再び下方に転がり発
光素子32aの光を遮断することになる。これにより、
再度、撮像体21が矢印B方向へ回転駆動される。この
様な動作を繰返しながら、第8図(c)、(d)の状態
を経過し、最終的には第8図(e)に示す本来の状態に
なる。
ここで、着目すべき点は、第8図(a)から第8図(d
)に移行する過程で、鋼球36が転がるケース本体の溝
の傾斜角は、最初は水平面に対して急であるが、次第に
緩やかになっている点である。従って、第8図(a)の
状態において、鋼球36が慣性モーメントにより取り残
された時点から再び下方に転がりセンサーにより検出さ
れるまでの時間は、第8図(b)における同様な時間よ
りも短いことになる。この結果、角度情報検出器22の
取付は位置を、この実施例のように選択した場合、撮像
体21の回転速度(修正速度)は、大きく傾いていれば
いる程早く、正常な回転角度に近付けば近付く程ゆっく
りとなる。よって、傾き調整の速度を、簡単な構成によ
り迅速で、しかも安定した特性とすることができる。こ
の説明では、カメラが矢印A方向に傾いていた場合を説
明したが、矢印B方向へ傾いていた場合でも同様な動作
を得ることができる。
第9図は更にこの発明の他の実施例である。
この実施例は、角度情報検出器22のケース本体の左右
側壁に、それぞれ穴22a、22b(22bは第10図
参照)を設け、外部から鋼球を操作できるようにしたも
のである。つまり、撮像体21が矢印B方向へ回転され
て、ある限度以上に来ると、カメラケース(図示せず)
内部の固定位置に設けられたピン41が、穴2,2bを
介してケース内部に進入し、第10図(a)に示すよう
に、鋼球36を先センサーの検出領域から解除するよう
に構成されている。このようにすると、光センサーが鋼
球36を検出しなくなるのでモータが停止され、設定さ
れた限度以上の無理な回転が行われなくなる。第10図
(b)は、撮像体21が矢印A方向に回転して、回転限
度に至った状態を示しており、固定位置のビン42が穴
22aを記してケース本体内部に進入して鋼球36の位
置を規制し、先センサーの検出領域から解除した状態を
示している。他の部分は、第1図のものと同じであるか
ら第1図と同一符号を付している。
上記の第9図の実施例によれば、撮像体21からの撮像
信号をカメラ内部の映像信号処理回路に機体21が不用
意に回転されつづけることも防止できる。
第11図はさらにまたこの発明の他の実施例である。
先の実施例では、角度情報検出器としては、ケース本体
に鋼球を入れた構造のものを使用したが、この実施例で
は、振り子50と角度センサー51を利用した検出手段
を、例えば撮像体21の後部に設けている。振り子50
は、常に垂下方向へ垂れるので、予め定めた基準角度方
向(例えば、垂直走査方向)とのずれを角度センサー5
1により検出することができる。この検出信号は、回転
制御回路23の比較器23aに導かれ、角度偏差設定回
路23bの出力と比較される。これにより、比較器23
aからは両比較信号(電圧)の差信号が得られ、これが
出力回路23cを介して、モータ27の制御信号として
利用される。従って、撮像体21の垂直走査方向の軸が
、振り子50の垂下方向と一致するように制御ループを
働かせることができる。この場合、角度偏差設定回路2
3の出力を調整することにより、撮像体21の垂直走査
方向の軸と振り子50の垂下方向とが一致する精度を緩
和したりあるいは厳格にしたりすることができる。
第12図はさらにまたこの発明の他の実施例であり、マ
ニュアルにより撮像体21を回転させて意識的に画像を
傾けて、特殊効果を得る場合に有効な実施例である。
上記の実施例と同じ部分には、同一符号を付して説明す
る。この実施例の場合、回転制御回路23は、操作部2
4からの操作によりマニュアルモードに設定される。す
ると、操作部24の操作信号により、モータ27を左あ
るいは右回転方向に自由に制御することができる。操作
部には、操作スイッチSW2及びSW3が有り、このい
ずれかをオンすることによりモータ27を回転させるこ
とができる。従って、カメラは正常に載置されているに
も係わらず、例えば意識的に画像を傾けて特殊効果を持
たせる場合に有効となる。
第13図は、撮像体21の撮像出力をカメラ内部の映像
信号処理回路に導く経路に使用される接続手段の例を示
している。
この実施例においては、撮像体21が回転するので、単
純に撮像体21の撮像出力端子と、カメラ内部の映像信
号処理回路の入力端子とを接続することができない。そ
こで、この実施例では、両端にコネクタ基板55と57
を有したフレキシブル配線基板56を用い、コネクタ基
板55を撮像体21の撮像出力端子に接続し、コネクタ
基板57をカメラ内部の映像信号処理回路の入力端子に
接続するものである。この場合、フレキシブル基板56
は、軸Zを中心のスパイラルに巻かれており、撮像体2
1が容易に回転できるようになされている。
第14図は、第1図の角度情報検出器22の光センサー
と、回転制御回路23と、操作部24と、回転駆動装置
25の電気的回路を取出して示している。
角度情報検出器22は、発光素子32aと34aを有し
、発光素子32aは受光素子33aに対向し、発光素子
34aは受光素子35aに対向している。
受光素子33aの出力端子は、回転制御回路23のナン
ド回路230の一方の端子とインバータ231に接続さ
れている。また受光素子35aの出力端子は、回転制御
回路23のナンド回路230の他方の端子とインバータ
232に接続すれている。
ナンド回路230の出力端子は、R−Sフリップフロッ
プ234のリセット端子に接続されており、このフリッ
プフロップ234のセット端子には、操作部24のスイ
ッチSWIの出力端子が接続されている。フリップフロ
ップ234のQ出力端子は、アンド回路235と236
の各一方の端子に接続され、アンド回路235の他方の
端子には前記インバータ231の出力端子が接続され、
アンド回路236の他方の端子にはインバータ232の
出力端子が接続されている。
アンド回路235と236の出力端子は、それぞれオア
回路237と238の各一方の入力端子に接続されてい
る。ここで、オア回路237の他方の端子には操作部2
4のスイッチSW3の出力端子が接続され、オア回路2
38の他方の端子にはやはり操作部24のスイッチSW
2の出力端子が接続されている。
オア回路237と238の各出力端子は、それぞれアン
ド回路241と242の各一方の入力端子に接続され、
アンド回路241と242の他方の入力端子には、共通
端子240からモータドライブ用のパルス列が供給され
ている。
アンド回路241と242の各出力端子は、それぞれ電
圧変換回路243と244に接続されている。電圧変換
回路243は、入力が“1° (ハイレベル)のとき正
の電圧(+V)を発生し、入力が“0” (ローレベル
)のとき零電位を出力する。電圧変換回路244は、入
力が“0” (ローレベル)のとき負の電圧(−■)を
発生し、人力が“1″ (ハイレベル)のとき零電位を
出力する。
電圧変換回路243と244の出力は、加算器245に
入力され、この加算器245の出力は、電圧制御増幅器
246に入力される。またこの電圧制御増幅器246の
利得切換え端子には、前記スイッチSW2及びSW3の
出力が供給されている。そしてこの電圧制御増幅器24
6の出力は、モータ26の駆動信号として用いられる。
なおこの図では、第1図に示した増幅器26は省略して
示している。
上記の回路の動作を説明する。
■、(全自動モード)操作部24のスイッチSWIがオ
ン、スイッチSW2とSW3がオフの場合、システムは
、自動的に撮像体の傾きを制御し、左右方向の軸Xが水
平になるように動作する。
今、受光素子33a経の光が鋼球により遮断されたする
と、受光素子33aの出力は、“0°となる。受光素子
35aの出力は“1”である。このときは、インバータ
231の出力が“1”、アンド回路235の出力も“1
“となる。フリップフロップ234は、ノア回路230
の出力が“1”となるのでQ出力は“1”となっている
従って、オア回路237の出力が“1”となり、端子2
40からパルス“1”が入力する毎に、アンド回路24
1が“1°が得られ、電圧変換回路243から、正の電
圧が出力され、モータ26が例えば入方向へ回転駆動さ
れる。
逆に、鋼球36が受光素子35aへの光を遮断すると、
インバータ232.アンド回路236、オア回路238
の経路で“1”が得られ、端子240からパルス“1°
が入力する毎に、アンド回路242から“1”が得られ
る。この出力を電圧変換回路244が負電圧を出力する
。これによリモータ26がB方向へ回転駆動される。
鋼球36がいずれの受光素子33a、35aの光を遮断
しない状態(撮像体の左右軸Xが水平)になると、電圧
変換回路243と244の出力は零電位となり、モータ
26は停止する。
■、(半自動モード)操作部24のスイッチSW1がオ
フ、スイッチSW2とSW3がオフの場合、システムの
動作は、スイッチSWIがオンされている期間のみ、自
動的にカメラの傾きを制御し、左右方向の軸Xが水平に
なる方向に制御する。
スイッチSWIがオフされていると、フリップフロップ
234のQ出力が強制的に“0°となるために、この状
態ではインバータ231や232の出力が“1”となっ
てもアンド回路235や236からは1′が得られない
。したがって、モータ26は制御されない。
ところが、例えば受光素子33aへの光が鋼球36によ
り遮断されている状態において、ユーザが瞬間的にスイ
ッチSWIをオンして離す(オフ)すると、自動的にモ
ータ26の制御が開始され、撮像体を水平にする方向へ
作用する。そして撮像体が水平になったところでモータ
26が停止される。
これは、フリップフロップ234の働きにより実現され
る。すなわち、スイッチSW2がオンのときは、フリッ
プフロップ234はセット状態にありQ出力は“1”で
ある。従って、このときは、鋼球が光センサーの光を手
段すれば、フリップフロップ234はリセットされ出力
が“1°となり、自動的なモータ制御が開始される。
つぎに、スイッチSWIがオフのときはフリップフロッ
プ234はリセット状態にありQ出力は“0”である。
このために鋼球が光センサーの光を遮断しても(カメラ
が傾いた状態でも)、モータの制御は行われない。とこ
ろが、スイッチSWlが、ユーザの操作により瞬間的に
オンされると、フリップフロップ234は、セット状態
となりQ出力が“1”となるのでモータ制御が開始され
る。そして、撮像体が水平になるまで、つまり光センサ
ーが鋼球を検出しなくなるまで回転制御が行われる。
■、(完全マニュアル)操作部24のスイッチSWlが
オフ、スイッチSW2とSW3がオフに設定され、スイ
ッチSW2とSW3とが選択的にユーザによりオン、オ
フ操作される。
例えば、スイッチSW3がオンされると、オア回路23
7の出力が“1″となるために、端子240からパルス
“1“が入力する毎に、アンド回路242から“1′が
得られる。これにより、電圧変換回路243の出力が得
られ、モータ26はA方向へ回転駆動される。スイッチ
SW3をユーザが離す(オフする)と、モータ26は停
止する。またスイッチSW2がオンされると、モータ2
6はB方向へ回転する。このときは、角度情報検出器2
2からの検出信号とは無関係の、ユーザの好みに応じて
撮像体を回転させて、例えば特殊効果を持つ画像を得る
ことができる。
この場合、マニュアルモードのときと、自動のときとで
は、モータ26の応答速度を切換えても良い場合が有る
。これは、自動のときに応答速度を早くすると、細かい
調整のときにオーバーランすることがあり、回転の振動
を発生することがある。これを防ぐには、応答速度を遅
く設定したほうが有利である。これに対して、マニュア
ルモードのときは、応答速度を早くしてもよく、瞬間的
に調整する場合に便利である。したがって、スイッチS
W2とSW3がオンされたとき、電圧制御増幅器246
の利得をあげるようになされている。
これにより、マニュアルのときは、高速で傾きの調整や
特殊効果のための意ぷ的な傾きを得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、光軸に対する
撮像面の中心軸を高精度で安定化させたまま、簡単な構
成により撮像体に撮像面の姿勢を自由に所望の姿勢にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における基本構成説明図、
第2図はビデオカメラの外観と撮像画像の説明図、第3
図は第1図に示した角度情報検出器の構成と動作を説明
するために示した説明図、第4図はこの発明の他の実施
例を示す構成説明図、第5図は第4図の実施例における
角度情報検出器の動作説明図、第6図は第1図の実施例
における角度情報検出器の動作説明図、第7図はさらに
この発明の他の実施例を示す構成説明図、第8図は第7
図の実施例における角度情報検出器の動作説明図、第9
図は更にまたこの発明の他の実施例を示す構成説明図、
′m10図は第9図の実施例における角度情報検出器の
動作説明図、第11図及び第12図はそれぞれ更にこの
発明の他の実施例を示す構成説明図、第13図はこの発
明に係わる撮像体と映像信号処理回路の接続構成例を示
す図、第14図はこの発明に利用される回転制御回路の
具体例を示す回路図である。 21・・・撮像体、22・・・角度情報検出器、23・
・・回転制御回路、24・・・操作部、25・・・回転
駆動装置、26・・・増幅器、27・・・モータ、28
・・・ウオーム軸、29・・・ウオームギア、31・・
・ケース本体、32.34・・・発光素子基板、33.
35・・・受光素子基板、36・・・鋼球、41.42
・・・ビン、56・・・フレキシブル基板。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (C) 第3図 露顕@栄 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 b 第 13図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮像部の撮像面の中心に垂直な軸と光学系の光学
    軸を一致させて一体化された撮像体と、前記撮像面に垂
    直な軸を回転軸として前記撮像体全体を回転駆動できる
    回転駆動装置と、 この回転駆動装置に対して、該撮像体の回転位置を所望
    の位置に制御する制御信号を供給する回転制御回路と、 を具備したことを特徴とする撮像画像の傾き制御装置。
  2. (2)前記回転制御回路は、特殊効果の撮影のために操
    作される操作部からの操作信号に基づいて前記制御信号
    を発生する手段を備えたことを特徴とする請求項第1項
    記載の撮像画像の傾き制御装置。
  3. (3)撮像部の撮像面の中心に垂直な軸と光学系の光学
    軸を一致させて一体化された撮像体と、前記撮像面に垂
    直な軸を回転軸として前記撮像体全体を回転駆動できる
    回転駆動装置と、 前記撮像体もしくはこの撮像体と一体に回転する部材に
    取付けられ、該撮像体の基準回転角度位置からの回転角
    度情報を得る角度情報検出手段と、この角度情報検出手
    段からの検出情報が入力され、前記撮像体の基準回転角
    度位置からのずれ情報を演算して、その演算結果に基づ
    いて該撮像体の回転位置を所望の位置に制御する制御信
    号を前記回転駆動装置に供給する回転制御回路と、を具
    備したことを特徴とする撮像画像の傾き制御装置。
  4. (4)前記撮像体もしくはこの撮像体と一体に回転する
    部材に取付けられた前記角度情報検出手段は、球と、こ
    の球を収納しこの球が前記軸と直交する方向に移動可能
    な空間を有するケースと、このケースに取付けられてお
    り前記球の移動位置を検出して前記検出信号を得る複数
    の光センサー手段とを具備したことを特徴とする請求項
    第3項記載の撮像画像の傾き制御装置。
  5. (5)前記撮像体もしくはこの撮像体と一体に回転する
    部材に取付けられた前記角度情報検出手段は、前記撮像
    面の垂直方向で前記軸の位置よりも上部に取付けられて
    いることを特徴とする請求項第4項記載の撮像画像の傾
    き制御装置。
  6. (6)前記撮像体もしくはこの撮像体と一体に回転する
    部材に取付けられた前記角度情報検出手段は、前記撮像
    面の前記軸と前記溝の長手方向中心位置とが一致するよ
    うに取付けられていることを特徴とする請求項第4項記
    載の撮像画像の傾き制御装置。
  7. (7)前記撮像体もしくはこの撮像体と一体に回転する
    部材に取付けられた前記角度情報検出手段は、前記撮像
    面の垂直方向で前記軸の位置よりも下部に取付けられて
    いることを特徴とする請求項第4項記載の撮像画像の傾
    き制御装置。
  8. (8)前記撮像体もしくはこの撮像体と一体に回転する
    部材に取付けられた前記角度情報検出手段は、前記ケー
    スの前記溝の長手方向両側に、それぞれ球の転がりを規
    制する固定位置のピンが進入する穴を有したことを特徴
    とする請求項第4項記載の撮像画像の傾き制御装置。
  9. (9)前記撮像体もしくはこの撮像体と一体に回転する
    部材に取付けられた前記角度情報検出手段は、前記溝の
    空間が拡大されており、その空間に前記球が位置する場
    合には前記光センサーによる前記球の検出が解除される
    ように構成したことを特徴とする請求項第4項記載の撮
    像画像の傾き制御装置。
  10. (10)回転自在な前記撮像体の撮像出力を固定位置の
    映像信号処理回路に導く接続手段としては、前記軸を中
    心にスパイラル状に巻かれた、フレキシブル配線基板を
    用いたことを特徴とする請求項第1項または第3項記載
    の撮像画像の傾き制御装置。
  11. (11)前記回転制御回路は、操作部からのマニュアル
    切換え操作信号が入力したときに、該操作部に設けられ
    た回転方向切換えスイッチの出力を前記制御信号に変換
    して出力する手段を有したことを特徴とする請求項第3
    項記載の撮像画像の傾き制御装置。
JP63307428A 1988-12-05 1988-12-05 撮像画像の傾き制御装置 Pending JPH02153685A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6266090B1 (en) * 1998-01-02 2001-07-24 Umax Data Systems Inc. Device for controlling a rotation of a lens in a digital camera
JP2019020467A (ja) * 2017-07-12 2019-02-07 日本電産サンキョー株式会社 振れ補正機能付き光学ユニット

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