JPH0215134A - 非晶質合金ブロックの製造方法 - Google Patents

非晶質合金ブロックの製造方法

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JPH0215134A
JPH0215134A JP62189803A JP18980387A JPH0215134A JP H0215134 A JPH0215134 A JP H0215134A JP 62189803 A JP62189803 A JP 62189803A JP 18980387 A JP18980387 A JP 18980387A JP H0215134 A JPH0215134 A JP H0215134A
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    • B22F3/00Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、非晶質合金の粉末を用いて非晶質合金ブロッ
クを製造する非晶質合金ブロックの製造方法に関するも
ので、その用途は種々の磁性材料として用いて有用であ
る。
〔従来の技術〕
従来の非晶質合金の作製法には、液体角、冷淡、スパッ
タリング法等公知の方法があるが、それらの方法から得
られる非晶質合金の形状は、テープ状、ワイヤー状、粉
末、薄膜の形でしか得られず、そのためその応用用途が
制約されていた。一方、この用途制約をなくすため、非
晶質合金粉末や細線(フィラメント)から非晶質合金ブ
ロックを製造することも従来からみられていた。
ところで、非晶質合金は他の結晶質金属に比べその強度
が非常に高く、更に、結晶化温度という温度の制約があ
るため、通常の粉末冶金学的手法が適用できず、非晶質
合金粉末や細線から非晶質合金ブロックを製造すること
は非常に困難である。
また、非晶質合金ブロックを製造する方法としては、衝
撃成形法、高圧温間プレス、温間押出し成形法もある。
衝撃成形法、高圧温間プレス法では、密度99%以上の
非晶質合金ブロックが得られているという報告もあるが
、これらの方法は数GPa〜数1OGPaという高圧力
を必要とするため、その成形設備が非常に特殊で又大型
となり、非常にコスト高となり、産業上利用する場合に
は実用上多く問題が残っていた。
温間押出し成形法としては、例えば米国特許第4377
622号明細書の発明がある。この従来方法は、金属製
容器に細線状の非晶質合金を理論密度の約50〜60%
になるように充填し、容器を栓で密閉して押出し用ビレ
ットとし、このビレットを塑性遷移温度と結晶化温度の
間の加工温度に加熱し、この加工温度で断面減少率を少
なくとも3.5月1 (約70%)の割合で押出し加工
をし、円柱状の非晶質合金ブロンクを得るものである。
また他の例として、容器の中心に芯材を据え、容器と芯
材の間に非晶質合金細線を充填し、容器を密閉後間しよ
うに塑性遷移温度と結晶化温度の間の加工温度で押出し
加工し、芯材を機械加工で除去して円筒状の非晶質合金
ブロックを得る方法も一例として開示されている。しか
し、その成形条件は詳細に開示されていない。
(F  ) 一方、この従来の押出し成形法では、非晶質合金として
、細線状(フィラメント)のからまったものを用いるた
め、容器内に前記フィラメン1−を均一に充填すること
が非常に困難であるという問題点がある。更に、50〜
60%という初期充填密度を達成するため、細線状非晶
質合金の充填時に予備圧縮をする必要があり、また、複
雑な形状の容器内に前記フィラメントを均一に充填する
ことは非常に困難性が伴うという問題点がある。
また、従来の押出し成形法では、押し出し加工における
断面減少率を少なくとも約70%以上必要とするため、
加工時に相当大きな押出し荷重を付与しなければならず
、大掛かりな装置を必要とする。更に、断面減少率が約
70%以上と大きいため、加工時の成形に伴う加工発熱
量が大きくなる。このため、加工発熱による温度上昇が
、結晶化未満となるためには、成形温度範囲が限られて
おり、実用上の問題点がある。
更に、押出し成形法においては、非晶質合金部分の加工
率(断面減少率)は、例えば容器の肉厚のように、ピレ
ン)〜の構造や形状が変われば変化してしまう。ところ
が、従来の押出し成形法では非晶質合金ブロック製造時
に重要となる非晶質合金部分の加工率に関しては、何ら
考慮されていない。
また、磁性材料として使う場合、X線回折で判定して1
00%非晶質状態が保たれていないと、その非晶質合金
の優れている磁気特性が劣化してしまう。ところが、従
来の押出し技術では、X線回折の判定により50%未満
が結晶化してしまうため、その非晶質合金ブロックを磁
性材料として使うには実用上問題があった。
更に磁性材料として使う場合、その非晶質合金ブロック
の密度が少なくとも理論密度の99%以上ないと、その
非晶質合金本来の優れている磁気特性が発揮できない。
しかし、従来の押出し技術では理論密度の20%未満の
空隙がブロック内に残存してしまうため、その非晶質合
金ブロックを磁性材料として使うには実用上問題があっ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記問題点を解消するものであって、密度が
理論密度の99%以上を有する非晶質合金ブロックを形
成するための形成条件を特定した非晶質合金ブロックの
製造方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、延性を有する金属容器内に非晶質合金
粉末を充填して成形ビレットを作製し、前記成形ビレッ
トを塑性遷移温度以上、かつ結晶化温度未満の温度で塑
性加工して、非晶質合金ブロックを製造方法であって、
前記成形ビレット内の非晶質合金粉末部に、約0.7以
上1.8未満のせん断ひずみ、及び約90 kg f 
/mm2以上400kgf/mm2未満の静水圧応力を
作用せしめる押出し成形であることを特徴とする非晶質
合金ブロックの製造方法。
〔作用〕
本発明の上記方法によると、前記成形ビレット内の非晶
質合金の粉末が結晶化せず、かつ強固に固着し、その密
度が理論密度の99%以上である磁性材料として利用価
値のある磁性非晶質合金ブロックを作製することができ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、非晶質合金粉末から容易にかつ工業的
に磁性材料として優れた非晶質合金ブロックが作成でき
るという効果がある。
〔実施例] 本発明の実施例について詳細に説明し、本発明の効果を
明らかにする。
(実施例1) 第1図の断面図の示すような外径29m、内径26mm
、延性を有する345C製の円筒形の容器10を用意し
、この容器10の中心に、直径12mm(12mmφ)
の5KD61QT材の芯材(コア)14を固定した。ま
た、容器10の先端16は90°の角度に加工した。次
いで容器10と芯材工4との間に、非晶質合金粉末(組
成: F etIIB+sS+、、粒径:54〜105
μmのフレーク状粉末)18を振動を加えながら充填し
た。その時の充填率は同組成の非晶質合金リボンの約5
0%であった。非晶質合金18を充填後、容器10を約
1O−5Torrの真空度で6時間真空引きし、アルゴ
ン置換を行い、直ちに栓20 (345C材)を嵌挿し
セラミック系接着剤でシールして容器10を密閉し成形
ビレット22を作成した。
次に成形ビレット22に黒鉛潤滑剤を塗布し、第1表に
示す成形予熱温度に加熱し、それを第2図に示す押し出
し型24に挿入し、温間押し出し成形を行って、第3図
に示すように芯材14の表面に非晶質合金の被覆層26
の形成された非晶質合金ブロック28を得た。ビレット
の予熱速度は250度まで約12に/minで、それ以
上は約3に/minであった。押し出し型(ダイス)2
4は予め加熱コイル30で260°に加熱した。
また、押し出し型24の断面減少率は40%、進大角度
は90°、押し出し速度は約5mm/secであった。
また、押し出し型24の入口部の直径りは、成形ビレッ
ト22の直径とほぼ等しく設定しである。
得られた非晶質合金ブロックを切断し、ブロックの非晶
質層の密度、クランクの有無、非晶質合金含有量につい
て検査し結果を第1表に示した。
この実施例は、第6図(a)に示す様に、全体に均一で
、かつ密度99.8%の高密度の成形体が得られた。こ
の成形ブロックの非晶質部分のX線回折を行ったところ
、非晶質状態を完全に維持していた。
この条件における非晶質合金部に作用するせん断ひずみ
を測定するため、第4図に示す様に、厚さ約0.1 m
mの黄銅板30を非晶質合金粉末18と交互に配設して
前記実施例と同じような成形ビレッ1〜22′を作製し
、そのビレッh 22 ’を前記実施例と同じ条件及び
同じ方法で押出し成形を行った。成形後のビレッ1〜を
その中心軸に沿って縦に切断し、その部分断面図を第5
図に示す。この黄銅板30の変形状態から次式によって
せん断ひずみを定義した。また成形時の非晶質合金部に
作用するせん断ひずみを求めた結果を第1表に示した。
せん断ひずみ−Δb/Δa ただし、Δaば成形後のビレッI−の径方向の単位長さ
、Δbは成形後のビレットの縦方向の黄銅板30の変形
長さである。
また、この条件における非晶質合金粉末部に作用する静
水圧応力を測定するため、図示せぬ押出し装置のパンチ
にひずみゲージを取り付け、押出し成形時のパンチにか
かる平均応力を求めた。このパンチにかかる平均応力が
非晶質合金部分にも同じように作用していると仮定して
、成形時の非晶質合金部分に作用する静水圧応力を求め
た。その結果を表1に示した。
次に、参考例として、芯材14の直径を小さくしてせん
断ひずみを小さくした参考例1、及び芯材14の材質と
してロックウェル硬さ(HRC)の小さいものを用いて
静水圧応力を小さくした参考例2を説明する。
(参考例1) 参考例1では、芯材14として、5KD61Q工材でで
きた直径8Mのものを使用した。それ以外の成形条件及
び成形方法は実施例1と同じ条件で押出し成形を行った
。第6図(b)に示す様に、得られたブロックの非晶質
合金部分は、全体にポーラスであり、良好な成形ブロッ
クは得られなかった。尚、成形でブロックの非晶質合金
部分のX線回折を行ったところ、非晶質状態が完全に維
持されていた。
参考例1において非晶質合金部分に作用するせん断ひず
み及び静水圧応力を実施例1と同じように測定した。そ
の結果は、第1表に示した様に、せん断ひずみが0.6
5と小さい値であった。
(参考例2) 参考例2では、芯材14として、S 45 CQT材で
できた直径12IIIInものを使用した。それ以外の
成形条件及び成形方法は実施例1と同じ条件で押出し成
形を行った。第6図(C)に示す様に、得られたブロッ
クの非晶質合金部分は全体にポーラスであり、良好な成
形ブロックは得られなかった。
尚、成形ブロックの非晶質合金部分のX線回折を行った
ところ、非晶質状態が完全に維持されていた。
参考例2において非晶質合金部分に作用するせん断ひず
み及び静水圧応力を実施例1と同じように測定した。そ
の結果は第1表に示した様に、静水圧応力が84 kg
 f /mm2と小さい値であった。
次に、非晶質合金粉として、コバルト系を用いた場合を
、第2実施例として説明する。
(実施例2) 実施例2では、非晶質合金粉末としてコバルト系(組成
: Cobq、  F e4. N t +、M 02
. B1251121 粒径54〜105μmのフレー
ク状粉末)を用い、実施例1と同様な成形ビレッi・2
2を作成し、425°Cの成形予熱温度押出し成形を行
った。粉末組成と成形温度以外の成形条件及び成形方法
は実施例1と同じにした。
実施例2で得られた成形ブロックき非晶質合金部分は、
全体に均一で高密度(密度99.6%)の成形ブロック
が得られた。成形ブロックの非晶質合金部分のX線回折
を行ったところ、非晶質状態が完全に維持されていた。
実施例2において非晶質合金部分に作用するせん断ひず
み及び静水圧応力を実施例1と同しように測定した。そ
の結果を第1表に示した。
(参考例3) 参考例3では、実施例1と同じような成形ビレット22
を作成した。そのビレットを450°Cの成形予熱温度
に加熱した後、他の成形条件は実施例1と同じように押
出し成形を行った。得られた成形ブロックは、実施例1
で得られた成形体と同じように均一で高密度(99,8
%)であったが、成形ブロックの非晶質合金部分のX線
回折を行ったところ、結晶化していた。これは、成形に
伴う成形発熱により、成形中に粉末の温度が結晶化温度
以上となったものと考えられる。
次に、容器10内に芯+、11,1を設けなかった場合
の参考例4を説明する。
(参考例4) 外径29肛、内径26mmの545C材の容器10に、
粒径54〜105μmのF e 7oBH3s I q
フレーク状粉末の非晶質合金を約5gずつ冷間圧縮を加
えながら充填した。その時の充填率は同組成非晶質合金
リボンの約62%であった。この容器を約10−5To
 r rの真空度で6時間引いた後に、アルゴンで満た
した。その後345C材のキャップ20に、セラミック
ス系接着剤を塗布して栓をして、成形ビレット22を作
成した。このビレット22に潤滑剤を塗布した後、成形
予熱温度325 ’Cに加熱した後、直ちに約260°
Cに加熱された押し出し装置により、温間押し出し成形
を行った。ビレット22の加熱速度は250°Cまでは
約12に/minで、それ以上は約3に/minであっ
た。また、押し出し型24の入口型の直径りは成形ビレ
ットの直径とほぼ等しく、断面減少率は60%であり、
進入角度は90°、押し出し速度は約6mm/secで
あった。成形後のビレット22は空冷した。得られた成
形ブロックは、第6図(d)に示す様に、その断面にお
いて非晶質合金部分の外周部は高密度に粉末が接合して
いたが、中心部は粉末の接合が不十分で良好でないため
、切断及び研磨中にはがれ落ちてしまった。成形ブロッ
クの非晶質合金部分のX線回折を行ったところ、完全に
非晶質状態が維持されていた。
この参考例4における非晶質合金部分に作用するせん断
ひずみを測定するため、実施例1と同じように黄銅板を
入れた成形ビレットをこの参考例と同し条件及び方法で
作製し、その後、参考例と同じ条件及び方法で押出し成
形を行い、せん断ひずみを求めた。結果を表1に示した
。参考例4で得られたブロックで粉末が十分に接合して
いなかった中央部分のせん断ひずみはOから0.58の
範囲であり、接合が十分な外周部分のせん断ひずみは0
.58〜1.19の範囲であった。
また、非晶質合金部分の静水圧応力を実施例1と同じよ
うに求め表1に示した。
以上の実験より非晶質合金粉末部のせん断ひずみ量とし
て約0.7以上、かつ静水圧応力として90 kg f
 /mm2以上という2つの条件を満たして、密度99
%以上、非晶質度100%(X線回折)の良好な非晶質
合金ブロックを得られることがわかる。更に、実用的な
範囲としては、せん断ひずみは1.8未満が好ましく、
かつ押し出し型24の強度を考慮して、静水圧応力は4
00 kg f /mm2が好ましい。よって、せん断
ひずみ量としては約0.7〜1.8、かつ静水圧応力と
しては90kgf/mm2〜400 kg f /mm
2が好まシイ。
また、参考例4からは、断面減少率と初期充填率を高く
しても、芯材を設けない場合は、中心部分の線断ひすみ
量が0.7未満となってしまい、全体に良好な非晶質合
金ブロックを得られないことがわかる。
(以下余白) (l 8) 尚、上述のデータにおいて、アモルファス部の断面減少
率は次式によって求めた。
(A2  B2)   (CZ〜1)2)(A2  B
2) A;押し出し前の容器の内径 B:押し出し前のコアの外径 C:押し出し後の容器の内径 D=押し出し後のコアの外径
【図面の簡単な説明】
第1図は成形ビレットの断面図、第2図は押し出し型の
断面図、第3図は非晶質合金ブロックの断面図、第4図
はせん断ひずみ測定用ピレン1−の断面図、第5図(a
)はせん断ひずみ測定ビレットの成形後の断面図、第5
図(b)は、第5図(a)の丸印部分の拡大断面図、第
6図(a)〜(e)は非晶質合金ブロックの断面の金属
組成を表す顕微鏡写真である。 10・・・容器、14・・・芯材、18・・・非晶質合
金20・・・栓、22・・・成形ピレンl−,26・・
・非晶質合金部分、28・・・非晶質合金ブロック、3
0・・・黄銅板。 」 又 (21G O)+Po o o oの Cつ (C) (b) (d) 第 手続補 正 書(自発) 平成 1年 6月/S日 昭和62刷翁鴨鴻189803号′ 発 明 の 名 称 非晶質合金ブロックの製造方法 補正をする者 事件との関係

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)延性を有する金属容器内に非晶質合金粉末を充填
    して成形ビレットを作製し、前記成形ビレットを塑性遷
    移温度以上、かつ結晶化温度未満の温度で塑性加工して
    、非晶質合金ブロックを製造する方法であって、前記成
    形ビレット内の非晶質合金粉末部に、約0.7以上1.
    8未満のせん断ひずみ、及び約90kgf/mm^2以
    上400kgf/mm^2未満の静水圧応力を作用せし
    める押出し成形であることを特徴とする非晶質合金ブロ
    ックの製造方法。
  2. (2)前記塑性加工は、前記成形ビレット全体の断面減
    少率が60%以下で、かつ非晶質合金粉末部の断面減少
    率が50%〜70%の範囲の前方押出し成形であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非晶質合金ブ
    ロックの製造方法。
  3. (3)前記成形ビレットは、筒状金属容器内に、その中
    心部分に所定強度及び所定径の芯材を固定するとともに
    、前記金属容器と前記芯材との間に非晶質合金粉末を充
    填して作製することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の非晶質合金ブロックの製造方法。
  4. (4)前記芯材は、加工時の前記非晶質合金粉末部に、
    せん断ひずみ量として約0.7以上1.8未満かつ静水
    圧応力として約90kgf/mm^2以上400kgf
    /mm^2未満を作用させるに必要な硬度及び径を有し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非
    晶質合金ブロックの製造方法。
  5. (5)前記成形ビレットは、前記金属製器内の非晶質合
    金粉末に単に振動を加えることにより充填作製されるこ
    とも特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非晶質合金
    ブロックの製造方法。
  6. (6)製造後の非晶質合金ブロックの密度が理論密度の
    99%以上であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項〜第5項のいずれか記載の非晶質合金ブロックの製造
    方法。
  7. (7)前記非晶質合金ブロックはX線回折によって十分
    非晶質状態が保たれていると判断されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の非晶質合金ブロックの製
    造方法。
  8. (8)前記非晶質合金粉末の組成が、磁性材料としてそ
    の特性が優れているFe系及びCo系であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の非晶質合金ブロック
    の製造方法。
  9. (9)前記非晶質合金粉末の粒径は、200μm以下で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の非晶
    質合金ブロックの製造方法。
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