JPH02150536A - ラック・ピニオン装置 - Google Patents
ラック・ピニオン装置Info
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- JPH02150536A JPH02150536A JP30238488A JP30238488A JPH02150536A JP H02150536 A JPH02150536 A JP H02150536A JP 30238488 A JP30238488 A JP 30238488A JP 30238488 A JP30238488 A JP 30238488A JP H02150536 A JPH02150536 A JP H02150536A
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- JP
- Japan
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- rack
- pinion
- tooth
- pin
- tip
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- Pending
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H19/00—Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion
- F16H19/02—Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion
- F16H19/04—Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion comprising a rack
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H19/02—Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion
- F16H19/04—Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion comprising a rack
- F16H2019/046—Facilitating the engagement or stopping of racks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ０発明の目的
（１）産業上の利用分野
本発明は、ラックとピニオンにより動力伝達を行う装置
に関し、特に、非噛合状態にあるラックとピニオンが噛
合するときに、その歯先どうしが衝突して互いに乗上げ
ることを防止するための機構を備えたラックピニオン装
置に関する。
に関し、特に、非噛合状態にあるラックとピニオンが噛
合するときに、その歯先どうしが衝突して互いに乗上げ
ることを防止するための機構を備えたラックピニオン装
置に関する。
（２） 従来の技術
レール上を走行する台車に物品を搭載して搬送するため
の駆動装置として、ラック・ピニオン装置を備えたもの
が知られている。この駆動装置は、駆動源によって回転
する多数のピニオンをレールに沿って所定間隔で配置す
るとともに、これ等のピニオンの少なくとも１個を台車
の下面に装着したラックに噛合させ、ピニオンからラッ
クに伝達される推進力によって台車を走行させるように
したものである。この駆動装置によれば、走行に伴（３
）発明が解決しようとする課題 って台車のラックが次々に他のピニオンに噛合し、台車
はレール上を連続的に走行することができる。
の駆動装置として、ラック・ピニオン装置を備えたもの
が知られている。この駆動装置は、駆動源によって回転
する多数のピニオンをレールに沿って所定間隔で配置す
るとともに、これ等のピニオンの少なくとも１個を台車
の下面に装着したラックに噛合させ、ピニオンからラッ
クに伝達される推進力によって台車を走行させるように
したものである。この駆動装置によれば、走行に伴（３
）発明が解決しようとする課題 って台車のラックが次々に他のピニオンに噛合し、台車
はレール上を連続的に走行することができる。
ところで、上記ラック・ピニオン式の駆動装置において
は、台車の移動に伴ってラックの先端がピニオンに噛合
するとき、ラックの歯先とピニオンの歯先が衝突してス
ムーズに噛み合うことができず、台車がビニオン上に乗
上げたりピニオンがロックして停止してしまう場合があ
った。
は、台車の移動に伴ってラックの先端がピニオンに噛合
するとき、ラックの歯先とピニオンの歯先が衝突してス
ムーズに噛み合うことができず、台車がビニオン上に乗
上げたりピニオンがロックして停止してしまう場合があ
った。
このような不都合を避けるために、従来はピニオンに歯
先厚さの小さい転位歯車を用いるとともにラックの歯先
形状に修正を加えて両者の衝突の確率を低下させる方法
や、ラックを台車にスプリングを介して弾性的に支持し
て衝突時にラックを逃がす方法が提案されており、これ
により、ラックとピニオンの歯先の衝突による乗上げを
防止することが試みられている。
先厚さの小さい転位歯車を用いるとともにラックの歯先
形状に修正を加えて両者の衝突の確率を低下させる方法
や、ラックを台車にスプリングを介して弾性的に支持し
て衝突時にラックを逃がす方法が提案されており、これ
により、ラックとピニオンの歯先の衝突による乗上げを
防止することが試みられている。
しかしながら、上述の方法は、いずれもある程度の効果
を期待できるものであったが、ラックとピニオンの噛合
時に発生ずる乗上げの問題を完全に解決することはでき
なかった。
を期待できるものであったが、ラックとピニオンの噛合
時に発生ずる乗上げの問題を完全に解決することはでき
なかった。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、非噛合
状態にあるラックとピニオンが噛合するときに、その歯
先とうしが衝突して互いに乗り上げることを防止するた
めの機構を備えたラックピニオン装置を提供することを
課題とする。
状態にあるラックとピニオンが噛合するときに、その歯
先とうしが衝突して互いに乗り上げることを防止するた
めの機構を備えたラックピニオン装置を提供することを
課題とする。
Ｂ１発明の構成
（１）課題を解決するための手段
前記課題を解決するために、本発明のラック・ビニオン
装置は、ラックの先端の歯と非回転状態にあるピニオン
の歯とを、前記ラックの長平方向に相対的に接近させて
噛合させ、然る後に前記ラック又はピニオンの一方を駆
動して動力伝達を行うものにおいて； ラックの先端の歯の前方に、該歯の歯丈よりも低いピン
をその高さ方向に進退自在に装着して弾発部材を介して
突出方向に付勢し、ラックとピニオンの噛合時に前記ピ
ンによってピニオンの歯を押圧し、その後続の歯をラッ
クの先端の歯と噛合可能な角位置に回転させることを特
徴とする。
装置は、ラックの先端の歯と非回転状態にあるピニオン
の歯とを、前記ラックの長平方向に相対的に接近させて
噛合させ、然る後に前記ラック又はピニオンの一方を駆
動して動力伝達を行うものにおいて； ラックの先端の歯の前方に、該歯の歯丈よりも低いピン
をその高さ方向に進退自在に装着して弾発部材を介して
突出方向に付勢し、ラックとピニオンの噛合時に前記ピ
ンによってピニオンの歯を押圧し、その後続の歯をラッ
クの先端の歯と噛合可能な角位置に回転させることを特
徴とする。
（２）作 用
前述の構成を備えた本発明によれば、ラックとピニオン
の相対的な接近によってピニオンの歯の歯側とピンが当
接すると、このピンに押圧されたピニオンは回転し、前
記ピンに当接したピニオンの歯の後続の歯がラックの先
頭の歯と噛合できる位置へ移動する。これにより、ラッ
クとピニオンはスムーズに噛合し、歯先の乗上げが防止
される。
の相対的な接近によってピニオンの歯の歯側とピンが当
接すると、このピンに押圧されたピニオンは回転し、前
記ピンに当接したピニオンの歯の後続の歯がラックの先
頭の歯と噛合できる位置へ移動する。これにより、ラッ
クとピニオンはスムーズに噛合し、歯先の乗上げが防止
される。
また、ラックとピニオンの相対的な接近によってピニオ
ンの歯の歯先とピンの先端が係合した場合には、ピンは
弾発部材の付勢力に抗して後退しなからピニオンを回転
させ、前記ピンに係合した歯の後続の歯がラックの先頭
の歯と噛合できる位置へ移動する。これにより、ラック
とピニオンはスムーズに噛合し、歯先の乗上げが防止さ
れる。
ンの歯の歯先とピンの先端が係合した場合には、ピンは
弾発部材の付勢力に抗して後退しなからピニオンを回転
させ、前記ピンに係合した歯の後続の歯がラックの先頭
の歯と噛合できる位置へ移動する。これにより、ラック
とピニオンはスムーズに噛合し、歯先の乗上げが防止さ
れる。
（３）実施例
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第８図は、本発明の一実施例によるラック・ピニオン装
置を適用した搬送台車を示すものである。
置を適用した搬送台車を示すものである。
同図に示すように、左右の車輪１ａ、Ｉｂを２本の平行
な走行レール２ａ、２ｂ上に載置した搬送台車Ｔは、そ
の下面に装着したガイドローラ３を前記両レール間に沿
設したガイドレール４に案内されて紙面に垂直な方向に
走行するようになっている。台車Ｔの一方の側面には、
その全長にわたって走行レール２ａ、２ｂと平行にラッ
クＲが固着されており、このラックＲは前記走行レール
２ａ、２ｂに沿って所定間隔毎に配置された台車駆動用
のモータ５の出力軸６に固着したピニオンＰに噛合可能
となっている。前記モータ５の設置間隔は台車Ｔに固着
したラックＲの長さよりも僅かに小さく設定されており
、これによりラックＬは常にいずれかのピニオンＰに噛
合して連続的に推進される。
な走行レール２ａ、２ｂ上に載置した搬送台車Ｔは、そ
の下面に装着したガイドローラ３を前記両レール間に沿
設したガイドレール４に案内されて紙面に垂直な方向に
走行するようになっている。台車Ｔの一方の側面には、
その全長にわたって走行レール２ａ、２ｂと平行にラッ
クＲが固着されており、このラックＲは前記走行レール
２ａ、２ｂに沿って所定間隔毎に配置された台車駆動用
のモータ５の出力軸６に固着したピニオンＰに噛合可能
となっている。前記モータ５の設置間隔は台車Ｔに固着
したラックＲの長さよりも僅かに小さく設定されており
、これによりラックＬは常にいずれかのピニオンＰに噛
合して連続的に推進される。
第９図に示すように、ラックＲの両端には欠歯部７ａ、
７ｂが形成されており、この欠歯部７ａ。
７ｂが形成されており、この欠歯部７ａ。
７ｂにはそれぞれ歯先乗上げ防止機構Ｂが装着されてい
る。第１図及び第２図に示すように、歯先乗上げ防止機
構Ｂは、ラックＲの欠歯部７ａを上下に貫通するガイド
孔８の小径部８ａに上下動自在に装着されたピン９を備
えている。前面が平坦に形成された前記ピン９の下部先
端９ａはラックＲの下面より下方に突出しており、その
上部に形成した鍔９ｂをガイド孔の段部８ｂに当接させ
ることによってピン９の突出量が規制されている。
る。第１図及び第２図に示すように、歯先乗上げ防止機
構Ｂは、ラックＲの欠歯部７ａを上下に貫通するガイド
孔８の小径部８ａに上下動自在に装着されたピン９を備
えている。前面が平坦に形成された前記ピン９の下部先
端９ａはラックＲの下面より下方に突出しており、その
上部に形成した鍔９ｂをガイド孔の段部８ｂに当接させ
ることによってピン９の突出量が規制されている。
ガイド孔８の大径部８Ｃにはピン９を突出する方向に付
勢するための弾発部材としてのスプリング１０が装着さ
れており、前記大径部８ｃに螺合されたキャップ１１に
よって保持されている。また、ラックＲの欠歯部７ａの
前端には回り止めネジ１２が螺着されており、その先端
をピン９の側面に穿設した溝９０に係合させることによ
って前記ピッ９０回転を防止している。
勢するための弾発部材としてのスプリング１０が装着さ
れており、前記大径部８ｃに螺合されたキャップ１１に
よって保持されている。また、ラックＲの欠歯部７ａの
前端には回り止めネジ１２が螺着されており、その先端
をピン９の側面に穿設した溝９０に係合させることによ
って前記ピッ９０回転を防止している。
ピン９の最大突出量ａはラックＲの歯丈りよりも小さく
設定されており、その最大突出量ａの値はモジュールＭ
の１〜１．３倍とされている。また、ピン９の先端９ａ
とラックＲの先頭の歯Ｒ１の距離すは、ラックＲ及びピ
ニオンＰのピッチｐ （−πＭ）よりもやや大きな４〜
４．７Ｍに設定されている。
設定されており、その最大突出量ａの値はモジュールＭ
の１〜１．３倍とされている。また、ピン９の先端９ａ
とラックＲの先頭の歯Ｒ１の距離すは、ラックＲ及びピ
ニオンＰのピッチｐ （−πＭ）よりもやや大きな４〜
４．７Ｍに設定されている。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につい
て説明する。第１図において、停止したピニオンＰに矢
印Ｘ方向に移動するラックＲが接近すると、突出したピ
ン９の平坦な前面がピニオンＰの歯Ｐ、の歯側に当接す
る。ラックＲが更に前進すると、このピン９に歯Ｐ１を
押圧されたピニオンＰは第３図の位置へ回転する。この
とき、ピン９の先端９ａとラックＲの先頭の歯Ｒ１の距
離すは、ピニオンＰのピッチｐ （＝πＭ）よりもやや
大きな４〜４．７Ｍに設定されていることから、ピニオ
ンＰの後続の歯Ｐ２はラックＲの先頭の歯Ｒ１の前方に
回り込むことができる。これにより、ラックＲの歯Ｒ，
とピニオンＰの歯Ｐ２は互いに衝突すること無くスムー
ズに噛合し、ピニオンＰをモータ５で回転駆動すること
により台車Ｔを走行させることが可能となる。
て説明する。第１図において、停止したピニオンＰに矢
印Ｘ方向に移動するラックＲが接近すると、突出したピ
ン９の平坦な前面がピニオンＰの歯Ｐ、の歯側に当接す
る。ラックＲが更に前進すると、このピン９に歯Ｐ１を
押圧されたピニオンＰは第３図の位置へ回転する。この
とき、ピン９の先端９ａとラックＲの先頭の歯Ｒ１の距
離すは、ピニオンＰのピッチｐ （＝πＭ）よりもやや
大きな４〜４．７Ｍに設定されていることから、ピニオ
ンＰの後続の歯Ｐ２はラックＲの先頭の歯Ｒ１の前方に
回り込むことができる。これにより、ラックＲの歯Ｒ，
とピニオンＰの歯Ｐ２は互いに衝突すること無くスムー
ズに噛合し、ピニオンＰをモータ５で回転駆動すること
により台車Ｔを走行させることが可能となる。
確率的には前述の場合よりも希であるが、第４図に示ス
ように、移動するラックＲのピン９の先端９ａが停止し
たピニオンＰの歯Ｐ、の歯先に係合する場合がある。こ
の場合、ピニオンＰの歯Ｐ１に押し上げられたピン９は
スプリング１９を圧縮しながらガイド孔８の内部に後退
し、ピニオンＰを回転させながら移動する。そして、第
５図に示す状態となると、前述と同様に、ピニオンＰの
歯Ｐ、がラックＲの先頭の歯Ｒ１の前方に回り込み、こ
れによりラックＲの歯Ｒ１とピニオンＰの歯Ｐ２は互い
に衝突すること無くスムーズに噛合することができる。
ように、移動するラックＲのピン９の先端９ａが停止し
たピニオンＰの歯Ｐ、の歯先に係合する場合がある。こ
の場合、ピニオンＰの歯Ｐ１に押し上げられたピン９は
スプリング１９を圧縮しながらガイド孔８の内部に後退
し、ピニオンＰを回転させながら移動する。そして、第
５図に示す状態となると、前述と同様に、ピニオンＰの
歯Ｐ、がラックＲの先頭の歯Ｒ１の前方に回り込み、こ
れによりラックＲの歯Ｒ１とピニオンＰの歯Ｐ２は互い
に衝突すること無くスムーズに噛合することができる。
第６図及び第７図は本発明の他の実施例を示すもので、
この実施例はピン９の先端９ａとラックＲの先頭の歯Ｒ
８の距離すが、第１の実施例よりも更に大きく設定され
ている点に特徴があり、その他の構成は第１の実施例と
同一である。
この実施例はピン９の先端９ａとラックＲの先頭の歯Ｒ
８の距離すが、第１の実施例よりも更に大きく設定され
ている点に特徴があり、その他の構成は第１の実施例と
同一である。
この実施例によれば、第６図に示すように、停止０
止したピニオンＰにラックＲが接近してピン９の平坦な
前面がピニオンＰの歯Ｐ、の歯側に当接した場合、ピニ
オンＰが回転して歯Ｐ１がピン９から離脱（第７図は離
脱寸前の状態を示す）したときのピニオンＰの後続の歯
Ｐ２の位置は所定の位置（第７図に示す位Ｎ）となる。
前面がピニオンＰの歯Ｐ、の歯側に当接した場合、ピニ
オンＰが回転して歯Ｐ１がピン９から離脱（第７図は離
脱寸前の状態を示す）したときのピニオンＰの後続の歯
Ｐ２の位置は所定の位置（第７図に示す位Ｎ）となる。
この所定の位置に在る歯Ｐ２にラックＲの先頭の歯Ｒ１
が噛合する。すなわち、ピニオンＰはピン９と離脱した
位置において一旦停止して待機しており、そこに僅かな
時間遅れをもってラックＲの先頭の歯ＲＩが到達してピ
ニオンＰの歯Ｐ２とスムーズに噛合することになる。
が噛合する。すなわち、ピニオンＰはピン９と離脱した
位置において一旦停止して待機しており、そこに僅かな
時間遅れをもってラックＲの先頭の歯ＲＩが到達してピ
ニオンＰの歯Ｐ２とスムーズに噛合することになる。
また、移動するラック１ンのピン９の先端９ａが停止し
たピニオンＰの歯Ｐ１の歯先に係合した場合には、ピン
９はスプリング１９を圧縮してガイド孔８の内部に後退
しなからピニオンＰと共に移動する。そして、第７図に
示す位置においてピニオンＰとピン９の先端９ａの接触
が一旦断たれた後、同様に僅かな時間遅れでラックＲの
先頭の歯Ｒ１が到達してピニオンＰの歯Ｐ２と噛合する
ことができる。
たピニオンＰの歯Ｐ１の歯先に係合した場合には、ピン
９はスプリング１９を圧縮してガイド孔８の内部に後退
しなからピニオンＰと共に移動する。そして、第７図に
示す位置においてピニオンＰとピン９の先端９ａの接触
が一旦断たれた後、同様に僅かな時間遅れでラックＲの
先頭の歯Ｒ１が到達してピニオンＰの歯Ｐ２と噛合する
ことができる。
上記他の実施例においては、接触したピニオンＰとピン
９が再び離間した瞬間にラックＲの先頭の歯Ｒ１がピニ
オンＰの後続の歯Ｐ２の手前位置にあればよく、したが
って、ピン９の先端９ａとラックＲの先頭の歯Ｒ１の距
離すは約４．７Ｍ以上のいくら大きな値であってもよい
。
９が再び離間した瞬間にラックＲの先頭の歯Ｒ１がピニ
オンＰの後続の歯Ｐ２の手前位置にあればよく、したが
って、ピン９の先端９ａとラックＲの先頭の歯Ｒ１の距
離すは約４．７Ｍ以上のいくら大きな値であってもよい
。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく種々の小設計変更を行
うことが可能である。
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく種々の小設計変更を行
うことが可能である。
例えば、本発明は搬送台車の駆動装置以外の用途に適用
可能であり、その際、固定されたラックＲに対してピニ
オンＰを移動させて両者を噛合させることも可能である
。また、ラックＲとピニオンＰの歯形は適宜のものを使
用することができるが、歯先厚さの小さな転位歯車を使
用することが好ましい。そして、ラックＲの歯の歯先と
衝突するピン９の先端は焼入れ加工することが望ましく
、これによりピン９の耐久性を向上させることができる
。
可能であり、その際、固定されたラックＲに対してピニ
オンＰを移動させて両者を噛合させることも可能である
。また、ラックＲとピニオンＰの歯形は適宜のものを使
用することができるが、歯先厚さの小さな転位歯車を使
用することが好ましい。そして、ラックＲの歯の歯先と
衝突するピン９の先端は焼入れ加工することが望ましく
、これによりピン９の耐久性を向上させることができる
。
Ｃ０発明の効果
前述の本発明のラック・ビニオン装置によれば、ラック
とピニオンの相対的な接近によりラックの先端に設けた
ピンがピニオンの歯の歯側を押圧して回転させ、前記ピ
ンに当接した歯車の後続の歯をラックの先頭の歯に噛合
可能な位置へ移動させる。また、ピニオンの歯の歯先と
ピンの先端が係合した場合には、ピンは弾発部材の付勢
力に抗して後退しながらピニオンを回転させ、前記ピン
に係合した歯の後続の歯をラックの先頭の歯と噛合可能
な位置へ移動させる。これにより、ラックとピニオンの
歯先は衝突することなくスムーズに噛合し、歯先の乗上
げが防止される。
とピニオンの相対的な接近によりラックの先端に設けた
ピンがピニオンの歯の歯側を押圧して回転させ、前記ピ
ンに当接した歯車の後続の歯をラックの先頭の歯に噛合
可能な位置へ移動させる。また、ピニオンの歯の歯先と
ピンの先端が係合した場合には、ピンは弾発部材の付勢
力に抗して後退しながらピニオンを回転させ、前記ピン
に係合した歯の後続の歯をラックの先頭の歯と噛合可能
な位置へ移動させる。これにより、ラックとピニオンの
歯先は衝突することなくスムーズに噛合し、歯先の乗上
げが防止される。
第１図は本発明の一実施例によるラック・ピニオン装置
を示す部分断面図、第２図は第１図の■■線断面図、第
３図〜第５図はその作用の説明図、第６図及び第７図は
本発明の他の実施例を示す図、第８図は本発明を適用し
た搬送台車の概略図、第９図はその■線矢視図である。 Ｐ・・・ピニオン、Ｒ・・・ラック ９・・・ピン、１０・・・スプリング（弾性部材）特許
出願人 株式会社島津製作所
を示す部分断面図、第２図は第１図の■■線断面図、第
３図〜第５図はその作用の説明図、第６図及び第７図は
本発明の他の実施例を示す図、第８図は本発明を適用し
た搬送台車の概略図、第９図はその■線矢視図である。 Ｐ・・・ピニオン、Ｒ・・・ラック ９・・・ピン、１０・・・スプリング（弾性部材）特許
出願人 株式会社島津製作所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ラックの先端の歯と非回転状態にあるピニオンの歯とを
、前記ラックの長手方向に相対的に接近させて噛合させ
、然る後に前記ラック又はピニオンの一方を駆動して動
力伝達を行う装置において； ラックの先端の歯の前方に、該歯の歯丈よりも低いピン
をその高さ方向に進退自在に装着して弾発部材を介して
突出方向に付勢し、ラックとピニオンの噛合時に前記ピ
ンによってピニオンの歯を押圧し、その後続の歯をラッ
クの先端の歯と噛合可能な角位置に回転させることを特
徴とするラック・ピニオン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30238488A JPH02150536A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ラック・ピニオン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30238488A JPH02150536A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ラック・ピニオン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02150536A true JPH02150536A (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=17908261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30238488A Pending JPH02150536A (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | ラック・ピニオン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02150536A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996005453A1 (en) * | 1994-08-12 | 1996-02-22 | Alliedsignal Limited | Rack and pinion drive |
| EP3378354A1 (en) * | 2017-03-20 | 2018-09-26 | King Slide Works Co., Ltd. | Gear arrangement for furniture system |
| CN108652284A (zh) * | 2017-03-28 | 2018-10-16 | 川湖科技股份有限公司 | 齿轮装置 |
| CN110397708A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-11-01 | 江苏凯德电控科技有限公司 | 一种齿轮齿条机构、推门装置、冰箱及门 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP30238488A patent/JPH02150536A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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