JPH02150476A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPH02150476A
JPH02150476A JP30404088A JP30404088A JPH02150476A JP H02150476 A JPH02150476 A JP H02150476A JP 30404088 A JP30404088 A JP 30404088A JP 30404088 A JP30404088 A JP 30404088A JP H02150476 A JPH02150476 A JP H02150476A
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JP
Japan
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epoxy
resin
acid
epoxy resin
bisphenol
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Application number
JP30404088A
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English (en)
Inventor
Yujiro Sakaguchi
坂口 勇次郎
Hiroshi Asajima
浅島 宏
Toshihiko Nakamichi
中道 敏彦
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、鉄およびアルミニウム等の金属材料に対し、
高度な防錆性、付着性を有し、かつ熱硬化性にすぐれた
塗料組成物に関する。
〈従来の技術〉 近年、自動車、二輪車、家電製品、船外機、その他種々
の産業分野において、耐久寿命を延長させるために、す
ぐれた防食性を有する塗料の開発要請が高まっている。
従来より、工業塗料において、鉄、アルミニウム等の金
属素材の防錆プライマー用樹脂としては。
付着力、塗膜強度にすぐれるエポキシ樹脂が広く用いら
れている。しかしながらエポキシ樹脂単独で使用する場
合には、分子量が高い程塗膜強度及び付着力を十分発揮
することができるものの、その反面、塗装作業時の固型
分が低くなるので、膜厚を塗装しなければならないとい
う問題が生ずる。
また前記エポキシ樹脂が熱可塑性であるため、焼付直後
、被塗装物が高温の場合、゛塗膜が軟化又は粘着し、取
扱い作業性に劣るという欠点がある。
これらの欠点を解決するために、熱硬化性を有するメラ
ミン樹脂、尿素樹脂、ペンゾクアナミン樹脂等のアミノ
樹脂の併用が行なわれている。しかしながらエポキシ樹
脂が含有する水酸基は2級であるため、反応性に劣り、
30分程度の焼付時間では、約180℃以上の高温焼付
が必要である(「プラスチック材料講座(1)」エポキ
シ樹脂p、171〜p、179.日刊工業新聞社発行)
また熱容量の大きな被塗装物では、しばしば焼付不足を
生じて品質の不安定を招くなどの問題があり1缶コーテ
ィング等の熱容量のノ」1さな被塗装物に限られて使用
しているのが現状である(特公昭63−12908号公
報)。
また、エポキシ樹脂のエポキシ基と当モル量のジメチロ
ールプロピオン酸を反応させて得られる1級の水酸基を
含有したエポキシ樹脂変性物は。
反応性にすぐれるものの、分子量が高くなるため一般に
塗装時の固型分が低下して高膜厚が得られず、塗装作業
性にも劣るという問題がある。
一方、従来よりポリエステル樹脂とアミノ樹脂とから成
る塗料も知られているが、該塗料は、低温硬化性1作業
性等に優れているものの、防錆性に劣る欠点が生じる。
該欠点を解決するために、エポキシ樹脂をブレンドする
試みがなされているが、ポリエステル樹脂とエポキシ樹
脂とは相溶性に乏しいので、低分子量のエポキシ樹脂し
か使用できないという欠点がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、高い付着力及び防錆力を有し、且つ低
温硬化性及び作業性に優れた塗料組成物を提供すること
にある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明によれば、(a)エポキシ当量1650〜350
0gのビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/又は該エ
ポキシ樹脂のエポキシ基にモノカルボン酸を反応させて
得られるモノカルボン酸変性エポキシ樹脂30〜80重
量%と、(b)エポキシ当量175〜700gのビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂をエポキシ変性ポリエステル
樹脂中30〜60重量%含有し、水酸基価30〜200
;、wKOH/g及び酸価5〜40 mgKOH/ g
のエポキシ変性ポリエステル樹脂10〜70重量%と、
(Q)アミノ樹脂5〜45重量%とを樹脂成分とし、前
記(a)成分、(b)成分及び(Q)成分の合計量を1
00重量%として含む塗料組成物が提供される。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明の塗料組成物は、(a)特定のビスフェノールA
型エポキシ樹脂及び/又は特定のモノカルボン酸変性エ
ポキシ樹脂と、(b)特定のエポキシ変性ポリエステル
樹脂と、(C)アミノ樹脂とを必須の構成成分として含
有する。
本発明に用いる前記(a)成分であるビスフェノールA
型エポキシ樹脂は、エポキシ当量が1650〜3500
 gの範囲であり、該エポキシ当量が1650 g未満
の場合には、十分な塗膜強度が得られず、また3500
gを超える場合には、塗装作業時の固型分が低くなり、
厚膜塗装が困難となる。前記ビスフェノールエポキシ樹
脂としては、例えば商品名[アラルダイトGT7097
J 、r同6097J、「同7018J、「同6099
J  (日本チバガイギー株式会社製)等を好ましく挙
げることができる。また本発明に用いる前記(、)成分
であるモノカルボン酸変性エポキシ樹脂は、エポキシ樹
脂に可どう性を与え、塗料の貯蔵時の安定性を向上させ
るために、該エポキシ樹脂のエポキシ基と当モル量のモ
ノカルボン酸を反応させて用いることができる。前記エ
ポキシ樹脂の変性に用いるモノカルボン酸としては、炭
素数1〜22のギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草
酸、カプロン醜。
カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸
、リルン酸、シクロヘキサンカルボン酸等の飽和又は不
飽和脂肪族モノカルボン酸、サーフラワー油脂肪酸、ア
マニ油脂肪酸、ダイズ油脂肪酸、ゴマ油脂肪酸、ケシ油
脂肪酸、二ノ油脂肪酸、−麻実油脂肪酸、ブドウ酸油脂
肪酸、トウモロコシ油脂肪酸、トール油脂肪酸、ヒマワ
リ油脂肪酸、綿実油脂肪酸、クルミ油脂肪酸、ゴム油脂
肪酸、キリ油脂肪酸、オイチシカ油脂肪酸、説水ヒマシ
油脂肪酸、ハイジエン油脂肪酸、ヌカ油脂肪酸、ヒマシ
油脂肪酸等の油脂脂肪酸、あるいはフェニル酢酸、安息
香酸、トルイル酸、パラターシャリブチル安息香酸等の
芳香族モノカルボン酸等を好ましく挙げることができる
前記モノカルボン酸変性エポキシ樹脂を調製するには、
エポキシ樹脂のエポキシ基と当モル量のモノカルボン酸
を合成釜等に仕込み、好ましくはジメチルベンジルアミ
ン等の3級アミン化合物を触媒として、120〜170
℃の温度範囲で。
3〜10時間反応させることによって得ることができる
本発明の塗料組成物において、前記(a)ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂及び/又は前記モノカルボン酸変性
エポキシ樹脂の含有割合は、樹脂成分に対して30〜8
0重量%である。30重量%未満の場合には、十分な防
錆力及び付着力が得られず、また80重量%を超える場
合には、熱可塑性の性質が高くなり、焼付直後に被塗装
物の温度が上昇して塗膜の粘着性が高くなるので、取扱
い作業性に欠点が生じる。
本発明に用いる前記(b)成分であるエポキシ変性ポリ
エステル樹脂は、エポキシ当量175〜700gのビス
フェノールA型エポキシ樹脂を30〜60重量%含有す
る。前記エポキシ当量が175g未満ではビスフェノー
ルA型として実用性に乏しく市販されていない。またエ
ポキシ当量が700gを超える場合には、ポリエステル
化した際の分子量が増大し、塗装時の塗料固型分が低く
なり実用的でない。一方前記エポキシ当量が175〜7
00gのビスフェノールA型エポキシ樹脂の含有量が3
0重量%未満の場合、前記エポキシ当量1650〜35
00gのビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/又はモ
ノカルボン酸変性エポキシ樹脂との相溶性が低くなり、
60重量%を超える場合には、得られるエポキシ変性ポ
リエステル樹脂の分子量が高くなり、塗装時の固型分が
低くなる6前記工ポキシ当量175〜700gのビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂としては、例えば商品名「エ
ピコート819」、「エピコート828J、rエピコー
ト100J  (シェル化学株式会社製)等を好ましく
挙げることができる。
前記エポキシ変性ポリエステル樹脂の水酸基価は、30
〜200 mgKOH/ gの範囲、好ましくは50〜
180 mgKOH/ gの範囲である。水酸基価が3
0 mgKOH/ g未満の場合には、アミノ樹脂との
十分な架橋反応が行われないために、耐溶剤性の低い塗
膜となり、また、200 mgKOR/ gを超える場
合には、耐水性が低下する。一方、酸価は5〜40 m
gKOH/ gの範囲、好ましくは、10〜30 mg
KOH/ gの範囲である。酸価が5■未満の場合には
、アミノ樹脂との十分な架橋反応が行われないために、
耐溶剤性の低い塗膜となり、また、40 mgKQH/
 gを超える場合には、貯蔵安定性が悪くなり、実用性
が乏しくなる。
本発明の塗料組成物において、前記(b)エポキシ変性
ポリエステル樹脂の含有割合は、樹脂成分に対して10
〜70重量%、好ましくは20〜60重量%である。1
0重量%未満の場合には、アミノ樹脂との架橋反応が十
分行なわれないために、耐溶剤性が低い塗膜となり、一
方、70重量%を超える場合には、防錆力が低くなる。
本発明において、前記エポキシ変性ポリエステル樹脂を
製造するには、例えば前記エポキシ当量175〜700
gのビスフェノールA型エポキシ樹脂に好ましくは、過
剰の前記脂肪族、芳香族モノカルボン酸及び/又は脂肪
酸を100〜180℃の温度で数時間反応させた後、残
りの多価カルボン酸、多価アルコール七ツマ−を仕込み
通常の合成法に従って、120℃〜230℃の温度で3
〜15時間反応させる二段法で行うか、あるいは、前記
エポキシ樹脂と、モノカルボン酸、脂肪酸、多価カルボ
ン酸及び多価アルコールモノマーとを同時に仕込んで、
120〜230℃の温度で3〜15時間反応させて行う
一段法で行うか、どちらかの方法を用いてもよい、前記
多価アルコールとしては、例えばエチレングリコール、
プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリ
ン、1,5−ベンタンジオール、ブチレンゲリコール、
ヘキサンジオール、■、6−ヘキサンジオール、ヘキシ
レンジオール、トリメチロールプロパン、ネオペンチル
グリコール、ペンタエリスリトール、ジグリセロール、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ソルビトール等のポリオール又は前記ポリオールにプロ
ピレンオキサイド等のアルキレンオキサイドを付加した
ポリエーテルポリオール等を好ましく挙げることができ
る。また前記アミンとしてはジメチルベンジルアミン等
が好ましい。更に前記多価カルボン酸モノマーとしては
、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒド
ロフタル酸、メチルテトラヒドロフタル酸、エンドメチ
レンテトラヒドロフタル酸、メチルエンドメチレンテト
ラヒドロフタル酸、マレイン酸、イタコン酸、コハク酸
、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、トリメリット酸、トリメシ
ン酸、ピロメリット酸、シクロペンタンテトラカルボン
酸、無水フタル酸、無水トリメリット酸、これらのハロ
ゲン置換化合物等を挙げることができ、前記モノカルボ
ン酸モノマーとしては、前記モノカルボン酸変性エポキ
シ樹脂に用いる炭素数が1〜22の飽和又は不飽和脂肪
族又は芳香族モノカルボン酸等を用いることができる。
本発明に用いる(Q)成分であるアミノ樹脂としては、
メラミン樹脂、尿素樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等、通
常の塗料用アミノ樹脂を使用することができる。具体的
には例えば、メラミン樹脂類として、商品名「サイメル
325」、「ニーパン20SE−60J  [三井東圧
化学(株)製コ等を、尿素樹脂類として、商品名「ベッ
カミンP−138」、rP−196−Ml  [大日本
インキ化学工業(株)製]等を、ベンゾグアナミン樹脂
類として、商品名「メラン81」 [日立化成工業(株
)製]等を好ましく挙げることができ、使用にあたって
は、単独若しくは混合物として用いることができる。
本発明の塗料組成物において、前記(c)アミノ樹脂の
含有割合は、樹脂成分に対して5〜45重量%、好まし
くは10〜40重量%である。前記アミノ樹脂量が5重
量%未満の場合には、十分な架橋反応が行われないため
に、脆弱な塗膜となり、また45重量%を超える場合に
は、防錆性が低くなるという欠点が生じる。
本発明の塗料組成物を製造するには、前記必須の構成成
分であるエポキシ当量1650〜3500 gのビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂及び/又はモノカルボン酸変
性エポキシ樹脂と、エポキシ変性ポリエステル樹脂と、
アミノ樹脂とを、例えばデインルバー、アトライター、
サンドグラインドミル、ボールミル等の公知の分散機に
よって分散、混合することにより得ることができる。ま
た前記必須の構成成分の他に、顔料、有機溶剤等を用い
ることも可能であり、顔料としては例えばジンククロメ
ート等の防錆顔料、タルク、クレー等の体質顔料、酸価
チタン、カーボンブラック、酸化鉄、フタロシアニンブ
ルー等の着色顔料等を好ましく挙げることができる。前
記有機溶剤は、塗装時の粘度調整に有効であり、各成分
の溶解性を許容する範囲内で使用することができる。具
体的には、例えばキシレン、セロソルブアセテート、ト
ルエン等を好ましく挙げることができる。また必要に応
じて更に例えば界面活性剤、表面調整剤、硬化促進剤、
顔料沈降防止剤等の塗料において通常用いられる各種の
添加剤をそのまま使用することができる。
本発明の塗料組成物を塗装するには1通常のエアースプ
レー、エアレススプレー塗り、静電塗り、はけ塗り、ロ
ーラーコート塗り等の塗装方法によって塗装でき、鉄、
アルミニウム等の金属素材へ好ましくは3〜100μm
の膜厚に塗装し、通常110℃〜180℃の温度で、1
0分〜50分過熱乾燥させることが望ましい。また必要
に応じて、美粧のために、アルキド・メラミン、アクリ
ル・メラミン、アルキド・ウレタン、アクリル・ウレタ
ン樹脂等のソリッドカラー及びメタリックカラー等から
成る群の1種又は2種以上より選択される上塗り塗装剤
を使用することも可能であり、該上塗り塗装剤とのウェ
ットオンウェット塗装を行うこともできる。
〈発明の効果〉 本発明の塗料組成物は、防食性、耐溶剤性及び上塗り塗
料への密着性に優れているので、鉄、アルミニウム等の
金属表面等に塗装することができる。また、反応性にも
優れているので、従来に比して低温焼付が可能であり、
路済的である。更に高固型分であるので、塗装作業性に
優れ、厚膜化が可能である。
〈実施例〉 次に、製造例、実施例および比較例により、本発明を具
体的に説明する0例中における部は重量部、%は重量%
である。
l1M上 商品名「アラルダイトGT6097J  (チバガイギ
ー株式会社製、エポキシ当量約1950g)60部をセ
ロソルブアセテート40部に溶解し、エポキシ当量約1
950gのビスフェノールA型エポキシ樹脂を60%含
有するワニスAを得た。
l遺■又 反応容器に商品名「アラルダイトGT6099J(チバ
ガイキー株式会社製、エポキシ当量約2950g)92
部、ダイズ油脂肪酸8部及びジメチルベンジルアミン0
.02部を仕込み130℃で6時間反応させた後、キシ
レンとセロソルブアセテートとの1/1の混合溶液に溶
解し、モノカルボン酸変性エポキシ樹脂を60%含有す
るワニスBを製造した。
i産叢ユ 反応容器にラウリン酸15部、アジピンW132部、ジ
メチルベンジルアミン0.02部及び商品名「エピコー
ト828J  (シェル化学株式会社製。
エポキシ当量約189g)35部を仕込み、1時間で1
40℃に昇温させた。更に140℃で4時間反応させた
後、ネオペンチルグリコール13部及びトリメチロール
プロパン5部を仕込み、2時間かけて190℃に昇温し
、さらに190℃で3時間反応させた。共沸脱水後、酸
価10mgKON/g、水酸基価140■KO)l/ 
gの樹脂を得た。さらにキシレンとセロソルブアセテー
トとの1/1混合溶液に溶解し、エポキシ当量約189
gのビスフェノールA型エポキシ樹脂を60%含有する
エポキシ変性ポリエステル樹脂のワニスCを製造した。
11J1L−ヱ 表1に示す七ツマ−を使用する以外は製造例3と同様に
エポキシ変性ポリエステル樹脂ワニスD〜Gを製造した
。各ワニスの特性を表1に示す。
(以下余白) 去遣Jり一 下記に示す各成分をアトライターに仕込み、20時間混
合撹拌して均一分散し塗料を調製した。各成分量を表2
に示す。
く各成分〉 エポキシ樹脂ワニスA            40部
エポキシ変性ポリエステル樹脂ワワニス    30部
セロソルブアセテート           20部ト
ルエン                 20部得ら
れた塗料を脱脂処理したアルミニウムダイキャスト板に
、膜厚が15〜30μmとなるようにエアースプレーし
、10分間室温で保持した後。
140℃で30分間過熱乾燥を行って、試験板を作製し
た1次いで下記に示す粘着性及び耐溶剤性試験を行った
く粘着性試験〉 試験板を120℃まで加熱した際の塗膜の粘着性を、塗
膜をガーゼでこすることによって試験した。評価は、ガ
ーゼでこすっても粘着しない場合を「良好」、ガーゼで
こすると粘着し、塗膜が付着する場合をr不良」とした
〈耐溶剤性試験〉(ラビングテスト) 試験板の塗膜に、キシレンを浸み込ませたガーゼを6枚
重ね、試験板に対し、垂直方向に力が加わらないように
、塗膜を連続8回こすった。評価は、塗膜が軟化せず、
ガーゼへの著しい着色が認められなかった場合を「良好
」、逆に軟化し、着色が認められた場合をr不良」とし
た、その結果を表3に示す、前記試験の結果1本発明の
塗料組成物を用いた場合には、被塗装物の温度が、12
0℃であっても、粘着性がなく、取扱い作業性が良好で
あり、耐溶剤性にも優れていることが判った。
更に前記塗装した塗料を過熱乾燥した後、室温まで被塗
装物を冷却させ、日本油脂(株)製アミノアクリル型上
塗り塗料「ベルコートNQ5000ブルーメタリック」
 (登録商標)を、膜厚が20〜30μmとなるように
エアースプレーし、10分間室温で保持した後、140
℃で30分間加熱乾燥させた。次いでJIS−に−54
007,8塩水噴霧試験に準じて、1000時間試験を
行った。
評価は、試験前、試験板にカッタナイフでクロスカット
を施こし、試験後、テープ剥離を行い、そのふくれ巾が
ほとんど認められない場合を「良好」、著しく認められ
た場合をr不良」とした、その結果を表3に示す。
去m二」− 各成分を表2に示す配合割合とした以外は、実施例1と
同様に塗料を調製し、各試験を行った。
各成分の配合量を表2に、試験結果を表3に示す。
迄較■よ二l 各成分を表2に示す配合割合とした以外は、実施例1と
同様に塗料を調製し、各試験を行った。
各成分の配合量を表2に、試験結果を表3に示す。
以上より、比較例1では、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂を30%未満しか含有しないエポキシ変性ポリエス
テル樹脂を使用したため、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂ワニスAとの相溶性が悪く、塗料の製造が不可能で
あった。またビスフェノールA型エポキシ樹脂ワニスA
単独とメラミン樹脂ワニスとを用いた比較例2では、各
実施例に比して粘着性が劣り、取り扱い作業性に問題が
あった。更に(a)成分であるビスフェノールA型エポ
キシ樹脂の含有量が5部、即ち樹脂成分に対して30%
未満であり、(b)成分であるエポキシ変性ポリエステ
ル樹脂が75部、即ち樹脂成分に対して70%を超えた
比較例3では、防錆力が低く使用が困難であった。これ
らに対し1本発明の塗料組成物は、粘着性、耐溶剤性及
び防食性に優れていることが判った。
部怖 表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)エポキシ当量1650〜3500gのビスフェノ
    ールA型エポキシ樹脂及び/又は該エポキシ樹脂のエポ
    キシ基にモノカルボン酸を反応させて得られるモノカル
    ボン酸変性エポキシ樹脂30〜80重量%と、 (b)エポキシ当量175〜700gのビスフェノール
    A型エポキシ樹脂をエポキシ変性ポリエステル樹脂中3
    0〜60重量%含有し、水酸基価30〜200mgKO
    H/g及び酸価5〜40mgKOH/gのエポキシ変性
    ポリエステル樹脂10〜70重量%と、 (c)アミノ樹脂5〜45重量%とを樹脂成分とし、前
    記(a)成分、(b)成分及び(c)成分の合計量を1
    00重量%として含む塗料組成物。
JP30404088A 1988-12-02 1988-12-02 塗料組成物 Pending JPH02150476A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102850906A (zh) * 2012-09-14 2013-01-02 中华制漆(深圳)有限公司 一种耐水洗环氧涂料及其制备方法和应用

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CN102850906A (zh) * 2012-09-14 2013-01-02 中华制漆(深圳)有限公司 一种耐水洗环氧涂料及其制备方法和应用

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