JPH02149538A - 芳香族1,2―ジケトンの対称的及び非対称的モノアセタールの製法 - Google Patents

芳香族1,2―ジケトンの対称的及び非対称的モノアセタールの製法

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JPH02149538A
JPH02149538A JP1260376A JP26037689A JPH02149538A JP H02149538 A JPH02149538 A JP H02149538A JP 1260376 A JP1260376 A JP 1260376A JP 26037689 A JP26037689 A JP 26037689A JP H02149538 A JPH02149538 A JP H02149538A
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Andreas Boettcher
アンドレアス、ベッチャー
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C49/76Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring
    • C07C49/84Ketones containing a keto group bound to a six-membered aromatic ring containing ether groups, groups, groups, or groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/61Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
    • C07C45/67Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
    • C07C45/68Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms
    • C07C45/70Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms by reaction with functional groups containing oxygen only in singly bound form
    • C07C45/71Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms by reaction with functional groups containing oxygen only in singly bound form being hydroxy groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業」−の+1j用分野] 本発明は、芳6族1.2−ノケトンの対称的及び非対称
的モノアセタールを無極性溶剤中で触媒としての尿素誘
導体の存在下に製造する方法に関ケる。
[従来の技術] 環式及び非環式、対称的ベンジル−1゜lアセタール型
の化合物は公知の光+、l’j合開始剤でありかつ例え
ばドイツ連邦共和国特許出願公開第2232365号、
同第2.337813シシー明細ノY及び欧州特許第8
5031号明細、1冒こ記載されている。9.9’−フ
エナントレンキノンノチルアセクールもしくはアセナフ
テンキノンの誘導体は薬理学的作用効果をイ1−する。
ベンジル及びフェナントレンキノンのモノアセタールを
製造するには、Kuhn l!L al、 (Chcm
Ber、 94.2258(1961))は、ツメデル
ポルムアミド中の酸化バリウム(水酸化バリウム)枝び
ヨウ化メチルを使用した。同じ17等は、無水のニンヒ
ドリンをメタノール中で511tt11%のメタノール
性塩酸の存在Fにジメチルスルフイツトで安定なI、1
−ツメチルアセタールに転化した。この合成原理は、ベ
ンノルのアセクールに転用された。この場合には、芳香
族1.2ジケトノを亜硫酸エステルと無水の酸の存在下
に溶剤として第一モノアルコール又はその場で塩化チオ
ニルから過剰のアルコール中で製造した【ITE硫酸エ
ステルと反応させている、該反応は例えばドイツ連邦共
和国特許出願公開第2337813号、同第23654
97号、同第2365852号明細書、オーストリア共
和図特許第331237号明細占及び欧州特許第508
476壮明細書に記載されている。
その他のトリ付物には、アルキル化剤としてオルト蟻酸
トリメデルエステルが提案されているこの場合には、ベ
ンノルをオルト蟻酸トリメチルエステルと過剰のメタノ
ール中で硫酸の存在トに相応するジメチルケタールに転
化する(Chem、^bstr、 96.3487+、
特公昭56−128729 +;公報) 。K、 C,
Rice (Synthesis 1988233)に
よれば、二!・[lメタン中でトリフルオルメタンスル
ホン酸及びオルトエステルを用いて良好な結果が逓成さ
れる。
アセナフテンキノンはp−トルエンスルホン酸、塩化亜
鉛、塩化亜鉛/ie硫酸又は硫酸鉄(川)/濃硫酸を用
いて無水のアルコール中で相応するケタールに転化させ
ることができる(JTsunctugu、  J、 C
he@、 Soc、 Perkin Trans198
6.1965)。
らうl ッの方法は、G、 1.1Bassi at 
al、 (欧州特許第85031壮明細書)に、J二っ
て提案された。該方法は、ベンゾインをツメデルポルム
アミド中で塩化スルフィノルと反応させて相応4”るジ
クロリドとし、該ジク[ノリドからナトリウムアルコラ
ードを用いてアルコール中で対称的アセタールを形成さ
せることよりなる。
前記の総ての従来方法において共通であることは、 1)専ら対称的アセタールが、 2)酸性触媒を用いて製造される ことにある。
ところで、アセタール及びケタールは酸性触媒の存在下
に良好ないし極めて良好な収率で111応するカルボニ
ル化合物及びアルコールに再分解できることは公知であ
る(例えばIt o u b c n−Ye y 1、
■/1.432; ■/2a、 790 ; Orga
nic 5ynthCoi1. Vol、 II 21
?、731(1955)) 、従って、ケタールの製造
は、アルキル化試薬が過剰で存在しかつ後処理の際に酸
が遊離しない場合にのみ許容される収率で達成される。
史に、前記の総ての従来方法は、大規模工業に転用する
と悪い再現性収率が生じ、高い温度及び長い反応時間を
必要とするという欠点を有する。
これらの問題点は、反応を最初からアルカリ性媒体中で
実施することにより回避される。そのようにして、芳香
族ベンジルは高い収率でアルカリ金属アルコラードの存
在下にアリールスルホン酸エステル又はアルキルスルフ
ェートで1、I−アセタールに転化することができる、
このことはドイツ連邦共和国特許出願公開第26163
82号、同第2616408号及び同第2616588
号明細古から公知である。この方法は特に、別の方法で
は人手されない非対称的ケタールの製造も可能にする。
芳香族1゜2−ジケトンのケタールを製造するだめの従
来記載された方法では、使用される溶剤の特性が特に重
要である:総ての場合、専ら極性溶剤、例えばジオキサ
ン、ジメチルホルムアミド又はメタノールがイj゛利で
ある、それというのらこれらは求核性置換もしくはアル
、キル化反応のために最適であるだけではなく、また反
応バッチを後処理する際にも水と混合することにより便
利に除去することができるからである。しかし、この操
作形式は廃水汚染の見地から満足されずかつ一般に、溶
剤を再び廃水から除去するために、著しい費用のかかる
浄化処理を後続しなければならない。水と混和可能なイ
f機溶剤は、例えば蒸留又は抽出のような費用のかかる
方法を用いてのみ水相から除去するごとができるにすぎ
ないことは一般に周知である。しばしば更に、完全な回
収が不可能である水との共沸混合物が形成される。
溶剤問題のもう1つの観点は、塩化チオニル/メタノー
ルの系で明らかである。この場合には、アルキル化剤は
過剰のメタノール中での反応の際に形成される。腐食性
の酸性ガスSO2及びHClが生成し、更に塩化メチル
の形成は排除されない。
ドイツ連邦共和国特許第2616382号及び同第26
16408号明細、IIこ記載された方法では、腐食性
ガスの形成は排除される。ジオキサン及びツメチルホル
ムアミドの使用が杓゛利である。後者の溶剤は勿論ナト
リウムメチラート/ジメチルスルフェートと高温で反応
しジメチルホルムアミド−ジメチルアセクールを形成す
る。従って、該アルキル化剤はこの反応のために使用さ
れる。
ドイツ連邦共和国特許第2616382号明細書にも、
芳香族溶剤例えばベンゼン、トルエン、キシレン又は0
−ジクロルベンゼンが適当であると記載されている。し
かし、ベンジルから人手されるベンジルジメチルケータ
ルの場合には、溶剤としてのトルエン中での全収率は5
0%未満である。ベンゼン、キシレン又は〇ジクロルベ
ンゼンも類似した挙動を示す。
例えばエチレングリコールジメチルエーテルジエチレン
グリコールモノブチルエーテル、ポリエチレングリコー
ルジメチルエーテル又はPlurioll″’ ([3
ΔS F社のポリエチレングリコール)のようなアルカ
リ金属アルコラード用の溶解助剤を添加も、悪いL(D
 K−収率及びジメチルエーテルの形成を生じる。この
ことは、トルエン中に前記溶解助剤が存在4′るとジメ
チルスルフノートによるナトリウムメチラートのアルキ
ル化が優先されることに起因する。極性溶剤を使用する
と、反応は所望の方向に進行する[発明が解決しようと
する課題] 本発明の課題は、回収可能な無極性有機溶剤中で芳香族
!、2−ジケトンの対称的モノアセタールの製法を見い
出し、しがら−石高い収率で得られる方法を提供するこ
とであった。
[課題を解決するだめの手段] 前記課題は、無極性有機溶剤中でアルキル化反応の際に
触媒として特殊な尿素誘導体を併用することにより解決
される。それにより収率が高められるだけではなく、ま
た副反応も抑制されかつ反応時間も短縮される。
本発明の対称は、一般式I: 01え2 [式中、A1及びA″は同じか又は異なったもしくは相
互に結合され、場合により直鎖状もしくは枝分れ鎖状の
1〜6個の炭素原子をイエするアルキル基又はアルコキ
シ基、ハロゲン原f又はフェニル基を有する曝芳香族基
を表し、かつR1及びR′は同じか又は異なった、場合
により置換された、直鎖状もしくは枝分れ鎖状の1〜l
O個の炭素原子をrr ツ’るアルキル基を表す1L式
中、A1及びA1は1jt記のらのを表ず]で示される
芳香族1,2−ジケトンから製造する方法であって、該
方法は1.2−ジケトンを無極性の中性溶剤中でアルキ
ル化剤: (R’)nX 及びアルコラード: (R′。)mM (4−記式中、 Mは元素周期系の第1〜3属の金属を表す)と触媒とし
ての一般式III又は■ [式中、 n−0〜3でありかっ It3 R’  R5及びR6は同じか又は異なった直
鎖状もしくは枝分れ鎖状の1〜6個の炭素原子を有する
アルキル基又は水素原子を表す1で示される尿素誘導体
又はI■と■の混合物の存在下に−20〜−1100℃
の温度で反応させることを特徴とする。
出発物質には以下のものが該当する: この方法において使用される71″6族ケトンは公知で
ありかつ例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第362
/1146号明細書に記載された方法に基づき相応する
ベンゾインの酸化により製造することができる。
一般式Hの適当な芳香族ジケトンは、特に場合により相
互に結合されたアリール基が相互に無関係にそれぞれ1
つの不飽和又は1〜6個の炭素原子をf了するアルキル
基又はアルコキシ基ハ【1ゲン原子又はフェニル基によ
って最高三置換されたフェニル基を表すものである。こ
の方法のだ−めに使用することができるl、2−′)ケ
トンの例は、ベンノル及び置換されたベンノル例えば4
.4′−ジメチルベンジル、4.4’−シイツブ【1ビ
ルベンジル、4.4′ −ノフェニルベンジル、2.2
′ −ジメトキシベンジル4−メチルベンジル、3−メ
トキシベンジル2.2′ジメチルベンジル、4−クロル
−4′クロル−フェニルベンジル、4.4′ −ジクロ
ルベンジル、3.3′ −ノブロムベンジル、2.4.
2’ 、4’  −テトラメチルベンジル、2.4.6
−)ジメチルベンジル、2.4−ジクロル−4′−メチ
ルベンジルである。アリール基が相互に結合されかつこ
の方法のために使用できる芳香族1.2−ジケトンの例
は、場合により置換されたフエナントレキノン、アセナ
フチキノン又は1.2−アセナフトレキノンである。こ
れらの0−キノンは文献から公知の方法に基づきかツJ
、 Chew、 Soc、、 Perkin Tran
s。
1 1986.1965に記載された方法に基づき製造
可能である。
該方法のために好適なアルキル化剤は、前記の式: (
R’)nXを有しかつ、特に硫黄、燐又はハロゲン原子
を含(iする酸の1〜3塩基性酸である。硫酸、亜硫酸
、燐酸及び亜燐酸のエステル、ハロゲン過水素酸例えば
塩化物、臭化物及びヨウ化物並びに脂肪族及び芳香族ス
ルホン酸のエステル例えばメンレート、トンレート、ブ
aル−ト及びベンゼンスルボネートが該当する。特に好
適であるのは、スルフェ−1・、ハ[ノゲン化物及びス
ルホン酸エステルであり、これらのうちでもスルフェー
トがイ1゛利である。エステルy、R’は場合により置
漢基を担持する1〜IO個の炭素原子をイfする炭化水
素基である。
好適な基及び置換基はドイツ連邦共和国特許出願公開第
2616588号明細書に記載されている。
本方法のために使用することができるアルキル化剤の例
は、ツメチルスルフェート、ジエチルスルフJ、−ト、
ノヘキシルスルフェート、ジアリルスルフェート、ノク
ロヂルスルフェートジ(β−メトキシエメチ)スルフェ
ート、ジ(β−フェノキンエメチ)スルフェート、ノ(
メチルチオエチル)スルフェート又はジ(βフェニルチ
オメチル)スルフェート、ヘンノルプロミド、アリルブ
【lミド、ベンゼンスルホン酸メチルエステル、ベンゼ
ンスルホン酸メチルエステル、p−トルエンスルホン酸
メチルエステル、p−トルエンスルポン酸エチルエステ
ル又は相応するトルエンスルホン酸エステルのOp 混
合物である。例えば容易に人手されるトルエンスルホン
酸メチルエステル又はツメチルスルフェートのo−、p
−混合物が<4−利である。
アルコラードとしては、選択的に基R2を(1゛ケるア
ルキル化剤に相当する(対称的アセクールのためには)
ないしは相当しないアルコラード(非対称的アセクール
のためには)、即ち例えばツメチルスルフェートを使用
する際にはエチラート、例えばナトリウムメチラートら
しくはカリウムエチラート、又はアリルプロミドを使用
する際には例えばナトソウ11メチラートを使用する。
さもなければ、基R′の種類に関して基R1に関する前
記定義が該当する。【f利であるのは、特に固体の結晶
形で又は相応する有機溶剤中に@濁させて使用されるす
l・リウム及びカリウムのアルコラードである。
触媒としては、一般式In又は■の尿素誘導体が使用さ
れる。式10の誘導体の適当な例は、ジメチル尿素、ジ
メチル尿素、テトラメチル尿素デトラエチル尿素、テト
ラブチル尿素又はこれらの混合物である。有利であるの
はジメチル尿素、テトラメチル尿素又はテトラブチル尿
素である。
式■の誘導体の適当な例は、N、N’−プロピレン尿素
、N−メチルブロビレン尿累、N。
N′ −ツメチルエチレンプロピレン尿素、N。
N′ −エチレン尿素、N−メチルエチレン尿素N、N
′ −ジメチルエチレン尿素並びにそれらの混合物であ
る。(f利であるのはN−メチルブロビレン尿素及びN
、N’ −ツメチルエチレンプロピレン尿素である。
しかし、弐■と弐■の尿素誘導体の混合物を使用するこ
ともできる。尿素誘導体は、その都度使用されるノケト
ンに対して 0.5〜50重量%、fJ゛利には5〜3
0重jn%のrilで使用する有機溶剤又は溶剤混合物
のうらでは、専ら無極性溶剤が該当する。tlandb
ook or Chemistryand Physi
cs (62nd F、d、)、 p、 C−700に
例が記載されている。これらのうちでも、60〜140
℃の範囲内の沸点を有する芳香族溶剤が有利である。溶
剤の量は好ましくは、反応混合物が全ての反応成分を組
み合わせた後も尚十分に撹拌可能であるように決定すべ
きである。このことは一般に、溶剤が少なくとも反応混
合物の約半分である場合に生じる。
1.2−ジケトンとアルキル化剤及びアルコラードとの
本発明による反応は、一般に一20〜100℃、有利に
は20〜40℃の温度で行う。内:1り温度の高さ及び
維持は反応の結果にとって重要である。これはジケトン
及びアルコラードから形成されるアニオンの反応に依存
する。中間的反応性をイj゛するジケトン、例えば44
′ −ジメチルベンジルの場合には、該温度は35〜4
0℃を上回るべきではない。極めて緩慢にアルコラード
/アルキル化剤と反応するケトンの場合には、温度を制
御して配tItすべきである。しかしながら、一般には
該反応は数分間以内で終了しかつ大抵の場合には既に、
反応成分が配合されると直らに終rする。この点で、本
発明による方法はドイツ連邦ノ(和国特許出願公開第2
616382号、同第2616408号及び同第261
6508号明細占に記載された長時間の後撹拌時間を伴
う方法とは明らかに区別される。
理論的には、前記に説明した式:(R’)nXのアルキ
ル化剤1 / nモルを1.2−ジケトン1モル及び同
様に前記に説明した式・(rt’o)mMのアルコラー
ドと反応させる、この場合n及びmは、芳古族l、2−
ジケトンの非対称的Il−アセタールを製造するために
は、使用したアルキル化剤ないしはアルコラードの式中
のn枝びmに一致する。しかしながら一般に、完全な反
応を達成°4“るために、反応成分は過剰で使用するこ
とか推奨される。例えば1.2−ジケトン1モル当りア
ルキル化剤1 / n = 10 / nモル又はそれ
以−に、イ丁利にはl / n−1/ n モル、及び
アルコラードl / m −10/ m又はそれ以に、
ff利にはI/m〜47mモルを使用するごとができる
本発明の14利な実施態様では、該方法は、アルコラー
ドを芳香族1.2−ジケトン、アルキル化剤、触媒及び
溶剤からなる反応混合物に装入する形式で実施する。こ
の際、アルコラードは直接固体物質として又は例えばト
ルエン、キンレンもしくは0−ジク〔1ルベンゼン中の
懸濁液の形で添加することができる。
該方法は最も有利には、粉末状、結晶質アルコラードを
温度を制御して連続的に調合する。
水又は極性溶剤、例えばアルコールの添加はアルキル化
を妨害ないしは抑制する。
反応の終了(このことは例えば薄層又はガスクロマトグ
ラフィーにより容易に確認可能である)後に、場合によ
り残留するジメチルスルフェート分を塩基、例えばエタ
ノールアミン、水酸化アンモニウム、苛性ソーダ水溶液
の添加、又は過剰のナトリウム−又はカリウムアルコラ
ードの加水分解により分解する。その際勿論、反応混合
物が酸性p II値には達しないように配慮すべきであ
る、それというのもさもなければ1.1−アセタールの
相応するジケトンを加水分解が惹起されることがあるか
らである。
反応混合物の後処理及び反応生成物のrn離は、従来の
方法例えば沈澱、抽出又は蒸留に基づき行うことができ
る。もう1つの可能な操作法は、例えば過剰のアルキル
化剤を除去した後にトルエンを回路から排除し、相分離
を実施しかつ水と混和不能なアセタールを結晶化又は蒸
留によって精製することよりなる。しかしながらこの操
作法の萌堤条件は、反応のために使用される溶剤か水と
混和されておらずかつ水と共沸混合物を形成することで
ある。そうしてry離されたアセタールは分析的に純粋
な形で生成する。該方法は、反応に使用される溶剤及び
触媒を相応する相から古典的方法に基づき再び回収する
ことができるという利点を有する。
[実施例] 実施例1 ベンジルジメチルケタールの製造 方法A: トルエン400m(中に、室温でベンジル849 、N
、N′ −プロピレン尿素15g及びジメチルスルフェ
ート65MQを溶かした。次いで、清澄な黄色の溶液に
ナトリウムメチラート7゜59を、内部温度が30℃を
越えないように添加した。添加終了後に、20重!11
%の苛性ソーダ溶液2011Q、を適用しかつ反応混合
物を常圧で60℃で加熱した。20分後に、300ミリ
バールの真空をかけかつまず共沸混合物水20重jIt
%/トルエン801ri量%及び引続き純粋なトルエン
を留去した。10重Ia%の苛性ソーダ水溶液400x
Qを添加した後に、残留トルエンを留去した。引続き、
70℃で相分離を実施しかつ有機相をイソプロパツール
/水から再結晶させた。
収らt:融点63〜65℃の無色の針状結晶96Sl(
94%) 方法B: 相分離の際に得られた組成ベンノルジメチルケタールを
短い充填塔で10ミリバールの圧力で分留した。残留水
の僅かな+7Q留後に、純粋なベンジルジメチルケター
ルが沸点165℃/IOミリバールを有する油状物とし
て移行し、該油状物は放置すると無色の針状結晶に結晶
した収量:98y(96%) 方法C 相分離で得られた粗製のベンジルジメチルケタールを溶
融物として徐々に水720峠及びメタノール80xf2
からなる混合物に撹拌混入したその際無色の微細なプリ
ズム状結晶の形で生成した。吸引濾過及び水/メタノー
ル−20:lで洗浄した後に真空中で乾燥した。
我町+t:95f/(93%) 実施例2〜15 触媒の変更 実施例11方法八を変更して、触媒N、N’ブ〔1ピレ
ン尿素を弐■に基づく第1表に記載の触媒と換えた。以
下の収量が得られた。
第   1   表 実施例  触    媒              
 単離したBDKの番号              
         収率[%]エチレングリコールジメ
チルエーテル ジエチレングルコールモノメチルエーテルノエヂレング
リコールモノエチルエーテルジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル1.2−プロパンジオール Pluriol”’E 100G ジメチルホルムアミド N、N′−ジメチルプロピレン尿素 N−メチルプロピレン尿素 N、N’−エチレン尿素 N−メチル−エチレン尿素 N、N′−ジメチルエチレン尿素 テトラメチレン尿素 実施例2〜8では、2倍の反応時間を選択した。実施例
3〜6では、異なった長さの禁止期間後に自発的な発熱
反応が発生した、該反応は8及び9では強度のガス発生
と結び付いていた実施例16 ベンジルー!−メチルー1−エチルアセクールの製造 実施例1、方法へに類似して、ベンジルをジメチルスル
フェート及びナトリウムメヂラートとN、N′−ジメチ
ルプロピレン尿素の存在下に反応させた。相分離後に、
純粋な有価物質が黄色の油状物として得られ、該油状物
は1週間放置した後に漸進的結晶した。
収率、79%、融点53〜54℃ 実施例17〜19 別のジアルキルアセタールの製造 実施例1に記載の方法に類似して、以下のジアルキルア
セタールが合成された: 第  2  表 宋施倒−−フ−71−を次世1 17       フ1ナントレンAノンジメチル7セ
タール 方法 ^ l¥駿エステル/へAサン 触媒 N−メfルブof’ルレンに息 収率 2.2−ジメトAノ7セト       ^す7fレン
−1−(2+1)     へAサンオン 2−エトAンー2−メトNシ   イ1プ1uτノール
/水Iセトナフfレン−1 (2+1)−オン テトラメチル尿r N、N′−ツメチル10ピレン!業

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、A^1及びA^2は同じか又は異なったもしく
    は相互に結合され、場合により直鎖状もしくは枝分れ鎖
    状の1〜6個の炭素原子を有するアルキル基又はアルコ
    キシ基、ハロゲン原子又はフェニル基を有する、芳香族
    基を表し、かつR^1及びR^2は同じか又は異なった
    、場合により置換された、直鎖状もしくは枝分れ鎖状の
    1〜10個の炭素原子を有するアルキル基を表す]で示
    される芳香族1,2−ジケトンの対称的及び非対称的1
    ,1−アセタールを相応する一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、A^1及びA^2は前記のものを表す]で示さ
    れる芳香族1,2−ジケトンから製造する方法において
    、1,2−ジケトンを無極性の中性溶剤中でアルキル化
    剤: (R^1)_nX 及びアルコラート: (R^2^0)_mM (上記式中、 n及びmは1〜3の整数を表し、 Xは1〜3塩基性酸基及び Mは元素周期系の第1〜3属の金属を表す )と触媒としての一般式III又はIV: ▲数式、化学式、表等があります▼III ▲数式、化学式、表等があります▼IV [式中、 n=0〜3でありかつ R^3、R^4、R^5及びR^6は同じか又は異なっ
    た、直鎖状もしくは枝分れ鎖状の1〜6個の炭素原子を
    有するアルキル基又は水素原子を表す]で示される尿素
    誘導体又はIIIとIVの混合物の存在下に−20〜+10
    0℃の温度で反応させることを特徴とする、芳香族1,
    2−ジケトンの対称的及び非対称的1,1−アセタール
    の製法。
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