JPH02149482A - 高アルミナ質多孔焼結体及びその製造方法 - Google Patents

高アルミナ質多孔焼結体及びその製造方法

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JPH02149482A
JPH02149482A JP63301876A JP30187688A JPH02149482A JP H02149482 A JPH02149482 A JP H02149482A JP 63301876 A JP63301876 A JP 63301876A JP 30187688 A JP30187688 A JP 30187688A JP H02149482 A JPH02149482 A JP H02149482A
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JP
Japan
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alumina
sintered body
porous sintered
particles
alumina particles
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JP63301876A
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Hiroshi Yorita
寄田 浩
Takao Yamada
隆夫 山田
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Noritake Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、透過性に優れた高アルミナ質多孔焼結体及び
その製造方法に関する。
〔従来技術〕
アルミナ粒子の多孔焼結体は1食品、医薬品。
バイオテクノロジー等の工業分野において、濃縮。
分離、精製等の工程に用いられるなど1種々の分野に利
用されている。
かかる多孔焼結体及びその製造方法は、従来も種への従
業がなされている0例えば、特開昭6126575号公
報に示される多孔質セラミック濾過体は、ガラス質アル
ミナ(電融アルミナ)粉末からなる骨材と、易焼結性の
アルミナ単結晶の凝集体粉末からなる結合材とを混合、
焼成してなるものである。
また、特開昭60−261521号公報に示されるセラ
ミックフィルターの製造方法は、アルミナゾルとセラミ
ック粉末とを混合した後2フィルター形状に成形し、1
000〜1300℃で焼成する方法である。
〔解決しようとする課題〕
しかしながら、結合材として易焼結性のアルミナ単結晶
の凝集体粉末を用いる前者の方法、及びアルミナゾルを
用いる後者の方法いずれにおいても、得られる多孔焼結
体は、その内部に結合材の形骸が残存している。
即ち、第15図に示すごとく、多孔焼結体90において
、上記形骸96は、骨材粒子91の表面に残存し、多孔
焼結体90における透過性を阻害する。即ち、前記のご
とく、多孔焼結体に液体。
気体を透過させた場合、上記形骸96が多孔焼結体の通
孔95に存在し、高抵抗の原因となる。
また、第16図に示すごとく、焼結している骨材粒子9
1自体も、原料粒子のときと同じ破砕された状態のまま
で、互いに焼結しているのみであるため、これら粒子間
に形成される通孔1)5内にも鋭利突起951が多数突
出している。そのため。
前記液体、気体内の夾雑物(浮遊物)等が、上記突起9
51に付着し5通孔閉塞の原因となる。そして、この付
着物は、鋭利突起951に引っ掛けられた状態にあるた
め、逆流洗浄等によって除去することも困難である。
また、上記2種類の結合材の他に、結合材としてガラス
を用いる例もあるが、得られた多孔焼結体中に残存して
いるこのガラスが耐薬品性(耐酸性、耐アルカリ性)に
劣る。そのため、化学プラント等における耐薬品性多孔
焼結体として使用することができない。耐薬品性向上の
ためには1多孔焼結体全体を高アルミナ質とする必要が
ある。
本発明は、かかる問題点に鑑み、形骸の残存がなく透過
性に優れ、夾雑物の付着を生じ難い、高アルミナ質多孔
焼結体及びその製造方法を提供しようとするものである
〔課題の解決手段〕
本発明は、アルミナ粒子が互いに一体的に焼結し合った
高アルミナ質多孔焼結体であって、該アルミナ粒子はそ
の表面が滑らかでかつ丸味を帯びており、更に当該多孔
焼結体の内部には焼結時に用いた結合材の形骸が残留し
ていないことを特徴とする高アルミナ質多孔焼結体にあ
る。
本発明の多孔焼結体において、互いに一体的に焼結し合
っているアルミナ粒子は、その表面が滑らかでかつ丸味
を帯びている。即ち、該アルミナ粒子は、前記従来技術
で示したごとき鋭利突起を有していない。
また、該多孔焼結体は1前記従来技術のごとく。
その内部に結合材の形骸を残存させていない、換言すれ
ば、該多孔焼結体はアルミナ粒子のみによって構成され
ており、その内部には結合材の形骸が含まれないのであ
る。なお、上記アルミナ粒子のみとは、アルミナのみの
他、不純物を含むアルミナの粒子も意味する。また、上
記結合材とはアルミナ粒子を所望形状に成形し、仮焼結
する際に形状保持材としての機能を有すると共に、焼結
により骨材同志を結合せしめる接合材をいう、また、結
合材の形骸とは、焼成後においてアルミナ粒子表面に残
存する無機物をいう。
しかして、上記高アルミナ質多孔焼結体を製造方法とし
ては、骨材としてのアルミナ粒子にアルミナゾルをコー
ティングし、所望形状に成形した後、還元雰囲気中にお
いて1800℃以上で焼成することを特徴とする高アル
ミナ質多孔焼結体の製造方法がある。
上記アルミナ粒子としては8例えば粒径10〜200t
Imの粒子を用いる。かかる粒径を変化させることによ
って1種々の細孔径の多孔焼結体を得ることができる。
また、アルミナ粒子は破砕品球状品、多面体等いずれも
用いることができる。
上記アルミナゾルとは、アルミニウム水酸化物と液体と
の混合物で、アルミン酸ソーダの中和分解により得られ
るアルミニウム水酸化物の沈澱物がある。また、アルミ
ニウムアルコラードの加水分解により生成するアルミニ
ウム水酸化物沈澱物などがある。また、アルミニウム水
酸化物としては、ベーマイト(/M!0OH)I62い
はバイヤライ) (Al2 (OH) s )のように
結晶形の異なるものもあるが、いずれも用いることがで
きる。
また、該アルミナゾルは、骨材としてのアルミナ粒子に
対して、乾燥した固形分換算で、5〜50重量%加える
ことが好ましい。5%未満では十分なコーティングがで
きないため1粒子間に充分な強度を与え難く、アルミナ
粒子成形品の結合材としての役目を果たし難い。一方、
50%を越えても、それに見合う結合材強度の増加が得
られなく、コストも高くなる。なお、更に好ましくは1
0〜20重量%である。また、上記コーティングは1通
常、アルミナ粒子とアルミナゾルとを混合することによ
って行なう。
しかして、該製造方法番こおいて注目すべきことは、還
元雰囲気中において1800℃以上で加熱焼成すること
である。還元雰囲気は、炭素雰囲気を用いることが好ま
しい、かかる炭素雰囲気は例えばカーボン製のヒータを
用いた焼成炉中にアルミナ粒子成形体を配置して、窒素
ガスを流入させて加熱することにより形成することがで
きる。
これにより8炭素を多量に含む雰囲気が形成され上記還
元雰囲気は、焼成時において、アルミナ粒子成形体中及
びその周囲の酸素が雰囲気中の炭素と反応して、該酸素
をCOとして除去する。更に、アルミナ中の酸素が、C
Oとして引き抜かれ0原子の格子欠陥が生じるため1粒
子表面の活性が高くなり焼結反応が促進されると考えら
れる。
また1成形体全体のうちで鋭利突起のある部分が。
炭素雰囲気との接触面積が多いため1選択的に反応が促
進され1熔融、蒸発等が起こり、形状が丸くなる効果が
得られるものと推定される。
また、焼成温度は1800℃以上とする必要がある。1
1100℃未満では、多孔焼結体中のアルミナ粒子の局
部的ン容融・焼結反応が進行せず、鋭利突起を残してお
り、アルミナ粒子の表面が滑らかで丸味を帯びた状態に
ならない。また、1800℃未満ではアルミナゾルの形
骸が残るおそれがある。一方、焼成温度の上限はアルミ
ナ粒子が溶融しない温度である。
(作用及び効果〕 本発明の高アルミナ質多孔焼結体においてはアルミナ粒
子が前記のごとき形状を有しているので、アルミナ粒子
の間に形成される通気孔が丸味を帯び、鋭利な突起を有
しないので2通気孔が透過性に優れている。
この透過性は、従来の多孔焼結体のそれに比して、圧力
損失が約1/3という優れたものである(実施例参照)
、また1通気孔が鋭利突起を有しないので、夾雑物が多
孔焼結体内に付着することがなく、もし付着しても逆流
洗浄によって容品に除去することができる。また、結合
材の形骸も残っていないので、液体、気体の透過により
、この形骸が目詰まりを生じさせることもない。また5
線条孔焼結体は高アルミナ質であるため、耐薬品性、耐
熱性にも優れている。
したがって、該多孔焼結体は化学プラント、醗酵プラン
ト排気ガス浄化装置等における1種々のフィルター、濾
過膜の支持体、多孔性隔膜、触媒担体等多方面に利用す
ることができる。
次に1本発明の製造方法においては、アルミナゾルは、
前記焼成時においてアルミナに変化し骨材であるアルミ
ナ粒子と焼結一体化してしまう。
それ故、結合材としてのアルミナゾルは、多孔焼結体中
に何ら残留することがない。
しかして1本発明の製造方法によれば、前記のごとき優
れた高アルミナ質多孔焼結体を製造することができる。
また、アルミナ粒子として溶融アルミナの破砕品(例え
ば、砥粒として利用される)など、鋭い突起を有する粒
子を用いても、前記のごとき優れた多孔焼結体を得るこ
とができる。
また、かかる破砕品のアルミナ粒子は1球状、多面体の
アルミナ粒子に比べて安価であるため、安価な多孔焼結
体を得ることができる。
〔実施例] 第1実施例 電融アルミナ粒子(WA#320) l O0重量部と
、アルミナゾル(日産化学■製、AS−520)25重
量部とを混合した後、乾燥1解砕した。
更に、この解砕物に上記アルミナゾル25重量部を加え
て混合、乾燥、解砕し、電融アルミナ粒子100重量部
に対して上記アルミナゾル50重世部をコーティングし
た粒子を得た。
次に該コーティング粒子をtooooCで仮焼した後8
解砕した。この解砕粉(平均粒径60μm)100重量
部に対して、有機バインダーとしてメチルセルロース及
び結晶セルロース各4重量部を、更に水30重量部を加
えて、ニーダ−で混練し、押出し用坏土とした。
この坏土を押出し成形機にて、外径20mm肉厚2mm
のパイプに成形した0次いで、これを乾燥後、空気雰囲
気中1700℃で予備焼成した。
次に、該予I焼成品をカーボン製ヒーターを用いた焼成
炉の中に入れ、窒素ガスを封入し、1900℃で焼成し
た。なお、上記焼成には、外側がグラファイト製、内側
が高純度アルミナ製の二重の鞘を用い、内側の鞘の中(
即ち高純度アルミナ製の鞘の中)に、予備焼成品を配!
した。しかして上記加熱によって、予備焼成品の周囲は
炭素’J yチな還元雰囲気が形成される。
上記により、高アルミナ質多孔焼結体を得た。
この多孔焼結体は、第1図に模式図を示すごとく。
アルミナ粒子11がその接触部分12で焼結し合ってお
り、アルミナ粒子11の間に通気孔15が形成されたも
のである。そして、ここに重要なことは、前記従来技術
の第15図及び第16図と比較して知られるように1本
例の多孔焼結体はアルミナ粒子11の表面が滑らかでか
つ丸味を帯びていること、またそのために通気孔15は
滑らかな壁面を有し、鋭利突起を有していないというこ
とである。
この具体的な状態を、第9図に2多孔焼結体破断面にお
ける電子顕微鏡写真(倍率250倍、以下同じ)により
示す。同写真は、上側で得た多孔焼結体の粒子構造を示
している。同図より知られるごとく、該多孔焼結体は1
表面が滑らかで、かつ丸味を帯びているアルミナ粒子に
よって構成されていることが分る。また、結合材として
用いたアルミナゾル、アルミニウム水酸化物の形骸は何
ら残留していないことも分る。即ち、このアルミナゾル
は、上記焼成時にアルミナに変化し、骨材であるアルミ
ナ粒子と一体化してアルミナ粒子の一部となっているた
め、多孔焼結体中には残留していない。
また、上記焼成温度を1700℃、1750’C180
0℃2および1850℃に変え、他は上記と同様にして
得た多孔焼結体につい°ζも、第5図〜第8図の電子顕
微鏡写真に示した。同図より知られるごと<1700℃
(第5図)及び1750’C(第6図)焼成のものは、
これよりも焼成温度の高い1800’c(第7図)、1
850℃(第8図)、1900’C(第9図)焼成のも
のに比して。
アルミナ粒子の表面が鋭利な状態にあることが分る。逆
に1本発明にかかる1 800 ’C以上焼成のものは
、アルミナ粒子の表面が滑らかで、丸味を帯びている。
また、1700’C焼成のものは、アルミナ粒子表面に
アルミナゾルの形骸が見られる(大きい粒子中の小さい
円状のもの)、また、1750″C焼成のものも若干の
形骸が見られる。
次に、記1900℃焼成により得られた多孔焼結体につ
いて、その孔径と空隙量との関係を測定し、その結果を
第2図に曲線A1で示した。この測定には、水銀圧入法
を用いた。同図より知られるごとく、平均細孔径20μ
mのシャープな分布を示し、0.15cc/gの大きな
空隙量を有していることが分る。
更に、上記1900 ’C焼成の多孔焼結体について、
水を透過させ、水の流量(cc/分・+j)と圧力損失
(kgf/cシ)との関係を測定した。その結果を、第
3図に直線A2で示した。また、同図には、前記のごと
<1700”Cで焼成した多孔焼結体についての測定結
果も、直線CIにより併示した。
同図より知られるごとく1本発明の多孔焼結体は、圧力
損失が小さく、透過性に優れていることが分る。かかる
優れた透過性は、前記第1図に示したごとく8通気孔が
滑らかな壁(粒子表面)によって形成されているためで
ある。これに対し。
1700℃焼成の多孔焼結体(C1)は、圧力損失が大
きい、これは1通孔が鋭利突起を有する壁で形成されて
いるためである。
また、ト記した焼成温度と多孔焼結体の曲げ強度に関し
ても測定を行い、その結果を第4図に示した。同図より
知られるごと<、1800℃以上の焼成により、2.8
kgf/am”以上の高い曲げ強度が得られることが分
る。
第2実施例 第1実施例と同様にして、電融アルミナ100重量部に
対してアルミナゾル50重量部をコーティングしたコー
ティング粒子を作成した。該コーティング粒子ioom
i部に、有機バインダーとしてデキストリン2重量部、
5%PVA水溶液5重量部を加えて撹拌混合し、プレス
用坏土とした。
次に、該坏土を圧力400kgf/cdでプレス成形し
、直径70mm、厚み5mmの円板状の成形体を作成し
た。次いで該成形体を乾燥した後、空気雰囲気中で17
00℃で予備焼成した。次いでこれを第1実施例と同様
のカーボンヒータ炉内に入れ、また窒素ガスを封入して
、炭素リンチな還元雰囲気中において、1900℃で焼
成した。
上記により得られた多孔焼結体は、第1実施例で得られ
た1 900 ’C焼成の多孔焼結体(第9図)と同様
であり、透過性にも優れたものであった。
比較例1゜ 第1実施例におけるカーボンヒータ炉に代え“(タング
ステンヒータ炉を用いて、中性雰囲気による焼成を行っ
た。
即ち、予ffl!焼成した成形体を上記炉中に入れ窒素
ガス封入して加熱焼成した。焼成温度は、1800°c
  1050’c  1900℃の3種類行った。その
他は、第1実施例と同様とした。
得られた多孔焼結体の破断面の電子顕微鏡写真を、第1
0〜第12図に示す。同図より知られるごと<、180
0℃(第10図)、1850℃(第11図)IA成の多
孔焼結体は、アルミナ粒子の表面が鋭利な突起を有して
いることが分る(第1実施例における。同温度焼成の第
7図、第8図と比較)。
また、1900’C(第12図)焼成の多孔焼結体は、
アルミナ粒子表面が若干滑らかになっているが、第1実
施例の1800 ’C焼成(第7図)に比して、滑らか
さに劣っている。
また、上記写真では判別し難いがアルミナ粒子表面には
アルミナゾルの形骸が残留していた。
このように9本比較例の多孔焼結体は、アルミナ粒子が
滑らかな表面を形成せず、また粒子表面に形骸が残留し
ている。その理由は5本例では還元雰囲気によらず、中
性雰囲気による焼成を行っているためである。
比較例2゜ 骨材のアルミナ粒子として、比較例1に用いた電融アル
ミナ粒子の破砕粒子に代えて6球状(平均粒径60μm
)のアルミナ粒子を用い、1850℃で焼成した。また
、焼成は比較例1と同じタングステンヒータ炉を用いた
。中性雰囲気焼成を行った。
得られた多孔焼結体の破断面の電子顕微鏡写真を1第1
3図に示す。
同図より知られるごとく、多孔焼結体のアルミナ粒子は
、原料アルミナ粒子が球状であるため丸いが、その表面
には燐片状の形骸が多く見られる。これは1本比較例で
は還元雰囲気による焼成を行っていないためである。
比較例3゜ 比較例1と同様にして、二珪化モリブデンヒータ炉を用
いて、M化雰囲気中において1700℃で焼成した。上
記酸化雰囲気としては、空気を用いた。その他は比較例
1と同様である。
得られた多孔焼結体の破断面の顕微鏡写真を第14図に
示した。同図より知られるごとく、アルミナ粒子は鋭利
突起を有したままであることが分る。なお、酸化雰囲気
中での焼成は、焼成炉の耐酸化性を考慮すると、170
0℃前後の温度までしか上げることができない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は、第1実施例を示し、第1図は多孔焼
結体の模式図、第2図は多孔焼結体の孔径と空隙量との
関係線図、第3図は多孔焼結体の流量と圧力損失を示す
図、第4図は焼成温度と抗折強度との関係線図、第5図
〜第9図は破断面における粒子構造を示す電子顕微鏡写
真(倍率250倍)、第10図〜第12図は比較例1に
おける第13図及び第14図は比較例2及び比較例3に
おける各多孔焼結体の上記と同様の電子顕微鏡写真、第
15図及び第16図は従来の多孔焼結体の模式図である
。 11、91・・・アルミナ粒子。 15、95・・・通気孔。 951  ・・・鋭利突起 96  ・・・形骸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミナ粒子が互いに一体的に焼結し合った高ア
    ルミナ質多孔焼結体であって, 該アルミナ粒子はその表面が滑らかでかつ丸味を帯びて
    おり,更に当該多孔焼結体の内部には焼結時に用いた結
    合材の形骸が残留していないことを特徴とする高アルミ
    ナ質多孔焼結体。
  2. (2)骨材としてのアルミナ粒子にアルミナゾルをコー
    ティングし,成形した後還元雰囲気中において1800
    ℃以上で焼成することを特徴とする高アルミナ質多孔焼
    結体の製造方法。
  3. (3)第2請求項に記載の製造方法において,アルミナ
    ゾルはアルミナ粒子に対して固形分換算で5〜50重量
    %コーティングすることを特徴とする高アルミナ質多孔
    焼結体の製造方法。
  4. (4)第2請求項に記載の製造方法において,焼成は炭
    素による還元雰囲気を用いることにより行なうことを特
    徴とする高アルミナ質多孔焼結体の製造方法。
JP63301876A 1988-11-29 1988-11-29 高アルミナ質多孔焼結体及びその製造方法 Pending JPH02149482A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0778250A1 (en) 1995-12-06 1997-06-11 Sumitomo Chemical Company, Limited Sintered or compacted inorganic porous body and use therof as a filter
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