JPH0214907B2 - - Google Patents

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JPH0214907B2
JPH0214907B2 JP57214799A JP21479982A JPH0214907B2 JP H0214907 B2 JPH0214907 B2 JP H0214907B2 JP 57214799 A JP57214799 A JP 57214799A JP 21479982 A JP21479982 A JP 21479982A JP H0214907 B2 JPH0214907 B2 JP H0214907B2
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JP
Japan
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carrier
pulley
printing
movement
belt
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JP57214799A
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JPS58124682A (ja
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Rii Doorenmeiyaa Uiriamu
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
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Publication of JPH0214907B2 publication Critical patent/JPH0214907B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J1/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies
    • B41J1/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection
    • B41J1/24Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection the plane of the type or die face being perpendicular to the axis of rotation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S400/00Typewriting machines
    • Y10S400/902Stepping-motor drive for web feed
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S400/00Typewriting machines
    • Y10S400/903Stepping-motor drive for carriage feed

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は、逐次式インパクトプリンタに関し、
特に共通の文字選択手段及び印刷キヤリアのエス
ケープ移動手段を具備する逐次式インパクトプリ
ンタに関する。
〔背景技術〕
単一素子のタイプフオントを用いた従来の逐次
式インパクトプリンタやタイプライタは、印刷行
に沿つてタイプフオントを駆動するのと、印打の
前に特定の文字を選択するようタイプフオントを
駆動するのとに大抵は別個の駆動手段を用いてい
た。また用紙送り(行送り)機能にもまた別個の
駆動手段を用いていた。この技法は一般にはコス
トが高くつく。それは独立の駆動手段を用いるた
めばかりでなく、このような設計技法が総体的な
効率を悪くするような部材を必要とするためであ
る。例えば従来のデイジー(花弁型)ホイール・
プリンタは、文字を適宜選択するためにデイジ
ー・ホイールを回転させるのに、そのデイジー・
ホイールを担持する印刷キヤリア上にモータを位
置付けていた。印刷キヤリアを文字位置から文字
位置へと印刷行に沿つて逐次移動させる必要があ
るし、また上記の選択モータのかなりの重量が印
刷キヤリアのほかにかかることになるので、この
ような印刷キヤリアをエスケープ移動させるには
もつと強力な別のモータと印刷キヤリアの駆動系
とを用いなければならない。
別の従来技法では、文字選択システムを駆動す
るのと、印刷キヤリアのエスケープ駆動システム
を駆動するのとに共通の駆動源を用いたものがあ
る。しかし一般には下記のようなダブルクラツチ
機構を用いている。即ち印刷キヤリアがエスケー
プ移動する間はその駆動源から文字選択手段が切
離され、印刷文字を選択する間はその駆動源から
エスケープ移動手段が切離されるダブルクラツチ
機構を用いており、印刷速度が遅くなる。しかも
精度の高い文字選択手段が必要であるし、またエ
スケープ移動手段の方が文字選択手段よりも一般
にははるかに大きな負荷を駆動源に与えるので、
その共通の駆動源を共用できるようにする複雑な
機構が必要であつた。
IBMテクニカル・デイスクロージヤ・ブレチ
ンの1980年7月号の第437貢に「Impact Printer
With Carrier and Character Selection
Apparatus Driven Off The Same Motor(同じ
モータで駆動されるキヤリアと文字選択装置をも
つインパクトプリンタ)」と題する論文があり、
これが上記とは別の従来技法を開示している。こ
れは、文字選択手段と印刷キヤリアのエスケープ
移動手段との両方の負荷を単一のステツプモータ
で駆動するために1枚のベルトを用いることを開
示している。しかし任意の時刻に両負荷のうちの
一方だけ確実に上記モータに係合させるため、前
述のダブルクラツチ機構を用いている。そしてタ
イミングベルトから文字選択手段を確実に結合し
たり外したりする場合、タイミングベルトと、そ
れに関連する印刷ホイール又はタイプフオントと
の間に同期を維持する上での問題が生じる可能性
があり、印刷速度も遅くなる。
〔発明の概要〕
本願発明の目的は、印刷キヤリアの軽量化によ
る高速印刷のため印刷キヤリアから文字選択用の
駆動手段を外し枠上に設置した逐次式のインパク
トプリンタに於て、印刷キヤリアの移動の影響を
受けずに文字選択動作を行なえるインパクトプリ
ンタを提供することにある。
そのために本発明は、枠上の文字選択用の駆動
手段の駆動を印刷素子に伝えるベルト手段を用
い、印刷キヤリアの移動の影響を相殺する移動を
行う新規なサブキヤリアを提供し、印刷キヤリ
ア、サブキヤリア及びベルト手段が協働して如上
の目的どおりの効果を達成する。又印刷速度の高
速化に影響のある、印刷キヤリアがエスケープ移
動している期間中は、印刷キヤリアとサブキヤリ
アとを常時駆動源に駆動結合したままで印刷キヤ
リアの移動及び文字選択移動の両方を独立して行
なえるので、従来のようにダブルクラツチ機構で
ベルト手段と結合したり外したりする必要がなく
その際に生じがちな同期の問題も生じないという
効果がある。枠に装着された駆動源と、該駆動源
に結合され且つエスケープ移動用の印刷キヤリア
上に位置付けられた選択可能なタイプフオントと
の間には確実に同期された運動が、印刷キヤリア
とサブキヤリアとの互いに協働する運動により得
られる。この駆動源は、文字選択手段と印刷キヤ
リアのエスケープ移動手段とに1枚の駆動ベルト
によつて結合されても良い。尚、この駆動ベルト
の張りは、印刷キヤリアのエスケープ移動手段と
は独立に簡単に調整できるようにしても良い。こ
のエスケープ移動手段は、印刷行に沿う印刷キヤ
リアの位置に拘らず、一様な力を用いて印刷キヤ
リアを移動させる。
第2の実施例(第6図)では、枠に装着された
2個の駆動源が、印刷キヤリアのエスケープ移動
手段と文字選択手段とを駆動するのに用いられ
る。この選択モータは、印刷キヤリアとサブキヤ
リアとに結合された駆動ベルトによりその文字選
択手段を駆動する。駆動源、サブキヤリア及び印
刷キヤリア間の駆動結合構成により、印刷キヤリ
アのエスケープ移動が文字選択には何の影響も及
ぼさない。従つて選択モータは枠に位置づけられ
ているが、文字選択手段に常時結合されている。
他の実施例でも、エスケープ移動中の印刷キヤリ
アの移動に拘らず、文字選択手段(実施例では用
紙送り手段も)を駆動するために、印刷キヤリア
とサブキヤリアとを組合わせた構成を用いてい
る。
〔実施例の説明〕
図面の特に第1図には、印刷文字選択兼エスケ
ープ移動システム13を含むプリンタ11の、後
方から見た斜視図を示す。
プリンタ11は、底板17と側板19及び21
とを有する枠15を含む。側板19及び21はシ
リンダ状のプラテン23を支持する。プラテン2
3の廻りには、第4図に示す印刷媒体即ち用紙2
4が巻きつけられ、これに印刷される。側板19
及び21は、レール25及び27をも支持する。
そのレールの軸は、プラテン23の軸に平行に整
列されている。レール25及び27は、前述のよ
うにプラテン23の長さ方向に沿つて移動する印
刷キヤリア29を支持する。印刷キヤリア29
は、デイジー・ホイール型の印刷ホイール31を
支持し、印刷リボン33を支持し、そして印刷ハ
ンマユニツト35を支持する。更に印刷キヤリア
29はエスケープ移動用磁石37と爪39をも支
持する。後者はレール27の中に位置づけられた
ラツク41と協働作用し、これによつて爪39が
ラツク41と係合するとき印刷キヤリア29をし
つかりと位置決めする。
文字を選択するには、その選択される文字を担
持する印刷ホイール31のペタル(フインガ)4
3が印刷ハンマユニツト35の隣りに整列される
まで印刷ホイール31が回転される。印刷ハンマ
ユニツト35の付勢時に印刷が行なわれる。即ち
印刷ハンマユニツト35はデイジー型の印刷ホイ
ール43を印刷リボン33の中に駆動し、更にプ
ラテン23上の用紙24上に駆動する。
その後、エスケープ移動用磁石37が付勢さ
れ、ラツク41から爪39が除去される。これに
よつて印刷キヤリア29が後述のように次の印刷
位置に向かつてエスケープ移動する。そこで爪3
9がラツク41に再度係合できるようになり、斯
して印刷キヤリア29は次の印刷位置に正確に位
置づけられる。
印刷ホイール31の回転運動を生じさせるため
に、ステツプモータ47が回転される。このステ
ツプモータ47は連続のベルト49によつてホイ
ール・プーリ51に結合される。このホイール・
プーリ51は、印刷キヤリア29上で回転できる
よう軸支された短軸53に固着される。更に印刷
ホイール31も短軸53に固着されており、短軸
53が回転することによつて印刷ホイール31が
回転する。従つて論理システム54がステツプモ
ータ47を回転させ、それに対応する量だけ印刷
ホイール31が回転する。
ベルト49はモータプーリ55、遊びプーリ5
7及び59の廻りにも巻かれている。遊びプーリ
57及び59はサブキヤリア61上に位置づけら
れる。サブキヤリア61は後述するが、印刷キヤ
リア29の移動方向と平行に、それが移動する距
離の半分だけ移動する。モータプーリ55、ホイ
ール・プーリ51及び印刷ホイール31の回転位
置に影響を及ぼさずに印刷キヤリア29及びサブ
キヤリア61のエスケープ移動時の組合せ運動を
可能にしたのは、このベルト49とプーリ51,
55,57及び59との組合せである。サブキヤ
リア61は、側板19及び21に結合された溝状
の案内路63中で移動する。
印刷キヤリア29及びサブキヤリア61がエス
ケープ移動するための偏倚力を与えるには、スプ
リングモータ65が使用される。スプリングモー
タ65は底部板17に装着され、そしてコード6
9を巻きつけたコードドラム67に巻取り用のト
ルクを与える。コード69の自由端69aが、サ
ブキヤリア61上のブラケツト71に取付けられ
る。スプリングモータ65は、斯してサブキヤリ
ア61に、それを図の左方へ向けて引張るような
偏倚力を与える。この偏倚力はベルト49を介し
てプーリ51に伝えられ、延いては印刷キヤリア
29に伝えられる。従つて、エスケープ移動用磁
石37を付勢して爪39をラツク41から釈放す
るとき、スプリングモータ65で与えられる力が
サブキヤリア61及び印刷キヤリア29を、第1
図の左方へエスケープ移動させる。
1つの印刷行が打ち終り、印刷キヤリア29を
図の右方へ戻す必要があれば、復帰用磁石73が
付勢される。この復帰用磁石73は印刷キヤリア
29の張出部75上に位置づけられる。復帰用磁
石73の付勢により、張出部75上に位置付けら
れたクランプ77が、ベルト49に押しつけられ
るようにして係合し、これに印刷キヤリア29を
止める。また印刷キヤリア29が戻る期間中ノイ
ズを減らすためラツチ41から爪39を外すよう
エスケープ移動用磁石が付勢される。ステツプモ
ータ47がそのとき回転され、モータプーリ55
が反時計廻り方向に回転して、印刷キヤリア29
を第1図の右方に向かつて移動させる。印刷キヤ
リア29は左マージン位置を通り越してその少し
先まで駆動され、これによつてエスケープ移動用
磁石37及び復帰用磁石73が滅勢されるときス
プリングモータ65で印刷キヤリア29をその左
マージン位置まで駆動できるようにする。
ベルト49がステツプモータ47によつて移動
されるように位置づけられるので、ホイールプー
リ51も回転され、印刷ホイール31もそれに対
応して回転される。しかし印刷ホイール31のこ
の回転が印刷キヤリアの復帰動作中に生じ、その
間は印刷が行なわれないので、印刷ホイール31
が回転しても差支えない。但し論理システム54
はそのときの印刷ホイール31の回転量を追跡し
ている必要がある。印刷キヤリア29及びサブキ
ヤリア61の復帰動作中はスプリングモータ65
も巻上げられていることに留意されたい。
同様にして、バツクスペース動作が1回必要な
場合、復帰用磁石73が付勢され、ステツプモー
タ47がその後回転されて、印刷キヤリア29に
後方への所望の増分移動を生じさせる。全てのラ
ツク及び爪の構成の場合と同様、その後方への増
分移動量はラツク41で定義される増分量よりも
大きい。従つて印刷キヤリア29は後方に余分に
戻される。しかしステツプモータ47への位置決
め駆動が終り、復帰用磁石73が滅勢されれば、
スプリングモータ65が印刷キヤリア29をその
正確な位置に戻す。エスケープ移動用磁石37
が、バツクスペース動作中は滅勢されたままであ
ることに留意されたい。
印刷キヤリア29のタブ動作(順方向及び逆方
向)が、印刷キヤリア29の復帰動作と同じ態様
で行なわれる。逆方向タブ動作の場合は、ステツ
プモータ47が、タブ位置の一寸先で且つ左マー
ジンよりは手前で停止させられる。それ以外の動
作は前述のと同じである。順方向タブ動作の場合
は、ステツプモータ47が印刷キヤリア29を、
そのタブ位置の直前で停止させる。そこでエスケ
ープ移動用磁石37が釈放され、復帰用磁石73
が滅勢され、これによつてスプリングモータ65
が印刷キヤリア29をそのタブ位置まで進め、そ
こで爪39がラツク41の所定の位置に納まる。
適正な選択の性能を確保するために、スプリン
グモータ65の張りよりも高い張りがベルト49
には必要である。これは、印刷キヤリア29から
反対方向にサブキヤリア61を偏倚することによ
つて得られる。この偏倚力はベルト49中に一様
な力として現われることになるが、コード79に
よつて与えられる。コード79はその一端が調節
可能なプラケツト81に固着され、その他端が印
刷キヤリア29の張出部75に固着される。コー
ド79は、またサブキヤリア61上に位置付けら
れた遊びプーリ83の廻りに巻付けられる。調節
用ねじ85を調節することによつてその偏倚力を
制御する。この偏倚力は、偏倚されている印刷キ
ヤリア29を、サブキヤリア61から遠去かるよ
うに保持し、この結果ベルト49の張りを制御す
る。
第2図には、文字選択兼エスケープ移動システ
ムの後方からの図式図を示す。
この図は、印刷キヤリア29及びサブキヤリア
61が第1の位置(破線)から第2の位置(実
線)へ移動するときのベルト49と種々のプーリ
51,55,57,59,83の関係を示す。更
に、この図は、このベルト系にかかる種々の力を
説明するのにも使用される。
従来のような左から右への印刷を生じさせるた
めに、印刷ホイール31を支持する印刷キヤリア
29が印刷行に沿つて距離100だけ移動され
る。この同じ期間にサブキヤリア61は距離10
0の半分の距離101だけ同じ方向に移動され
る。この図も第1図と同様、後方から見た図なの
で、印刷時のエスケープ移動は、図上では破線の
位置から実線の位置へ向かう左向きである。印刷
キヤリア29及びサブキヤリア61のエスケープ
移動はモータプーリ55及び印刷ホイール31の
回転とは無関係に行なわれるが、これについて下
記で説明しよう。
モータプーリ55は、文字を選択するとき、タ
ブ動作するとき及び印刷キヤリア29が復帰動作
するときしか回転されないので、印刷キヤリア2
9が図の右方の位置から左方の位置へエスケープ
移動するときは回転しない。従つて、この連続の
ベルト49の真直ぐな部分102及び103は動
かず、従つて印刷キヤリア29及びこれと相対移
動するサブキヤリア61に対してあたかも基準面
のように図示される。この結果、サブキヤリア6
1及び印刷キヤリア29の運動が生じるとき、サ
ブキヤリア61上に位置づけられた遊びプーリ5
7及び59はベルト49の部分102及び103
上で効果的に転動する。遊びプーリ57及び59
の夫々の中心57a及び59aはサブキヤリア6
1によつて止められる。従つてそれらは、ベルト
49の真直ぐな部分102及び103に平行な向
きに単体として移動する。従つて点57b及び5
9bは運動の瞬間中心点となり、その瞬間中心点
57b,59bの夫々直径方向で反対側にある点
57c及び59cは中心57a及び59aと常に
平行移動し、しかもその運動は中心57a及び5
9aの運動の2倍となる(これは任意の円が回転
するときの性質である)。斯して、ベルト49の
真直ぐな部分106及び107には、サブキヤリ
ア61の運動の2倍の直線運動が生じる。何故な
らば遊びプーリ57及び59の中心57a及び5
9aがサブキヤリア61と同じ運動をするからで
ある。
同様にして、遊びプーリ83は、点83aが瞬
間中心になるようにして、コード79の、枠21
に取りつけられた真直ぐな部分79c上で転動す
る。遊びプーリ83の中心83bがサブキヤリア
61と同じ運動をするので、点83cはサブキヤ
リア61の2倍の運動を与えられる。これはベル
ト49の部分106及び107と同じ運動であ
る。遊びプーリ57及び59の廻りに、遊びプー
リ83の廻りに巻かれたコード79の巻付け方と
反対にベルト49が巻付けられているので、ベル
ト49の部分106及び107は同じ長さだけ長
くなり、逆にベルト79の部分79dは同じ長さ
だけ短くなつて、エスケープ移動中の印刷キヤリ
ア29の自由な運動を確保する。
ベルト49の部分106及び107が同じ方向
に同じ速度で移動しているので、ホイールプーリ
51は回転せず、代りにサブキヤリア61と同じ
方向にその速度の2倍で並進移動する。ベルト部
分106及び107によつてホイールプーリ51
に与えられるこの原動力は、ホイールプーリ51
が固着された印刷キヤリア29の直線運動を生じ
させる。
第1図で、スプリングモータ65がサブキヤリ
ア61にコード69を介して外力を与えることを
説明した。この外力はベルト49の部分106及
び107を介してプーリ51に伝えられ、更には
印刷キヤリア29に伝えられる。この力は、コー
ド79によつて生じるベルト49の偏倚力に重畳
される。爪39がラツク41との係合から外れる
と、再び係合するまではスプリングモータ65の
力が印刷キヤリア29に運動を生じさせる。印刷
キヤリア29の移動距離の半分だけサブキヤリア
61が移動することは前述のとおりである。この
関係を確実ならしめるため、ベルト49が動的に
も静的にも十分に張つている必要がある。コード
79がベルト49を一様な偏倚力でピンと張らせ
るよう維持している。この偏倚力は調節ねじ85
によつて調節できる。
第2図で判るように、コード79が端板21に
係留され、サブキヤリア61上の遊びプーリ83
の廻りに巻かれ、それから印刷キヤリア29に取
付けられる。コード79が側板21のところで
(例えば、第1図の調節ねじ85によつて)短か
くされると、それは印刷キヤリア29を右方へ強
制的に移動させようとし、同時にサブキヤリア6
1を強制的に左方へ移動させようとする。印刷キ
ヤリア29とサブキヤリア61とを隔てようとす
る、コード79中に生じる力は、ベルト49の部
分106及び107中の等価な張力と対抗する。
ベルト49の各部分106,107中の等価な
張力は、コード79の張力の半分になる。またコ
ード79を外部から引張る印刷キヤリア29及び
サブキヤリア61上の力は、枠に装着されたモー
タプーリ55がベルト49上に与える力と均り合
う。従つてこの張力方式即ち偏倚方式はエスケー
プ移動方向の水平な力を均衡させ、これによつて
印刷キヤリア29とサブキヤリア61とが静的な
平衡状態に維持される。スプリングモータ65に
より得られる外力が、コード79の作用により得
られる偏倚力に重畳されるまでは、ヘツドキヤリ
ア29及びサブキヤリア61には何の動作も生じ
ない。選択ベルト49に偏倚力を与えたり、張力
をかけたりする能力及びヘツドキヤリア29及び
サブキヤリア61を静的な平衡状態にさせる能力
が、スプリングモータ65以外の手段、例えば直
流モータにエスケープ移動動作を生じさせ得るこ
とに留意されたい。
望ましくは、ベルト49とコード79とが共通
の面内で作用し、これによつて印刷キヤリア29
とサブキヤリア61とに捩れ運動が生じないよう
にすることが望ましい。このような捩れ運動が生
じると、印刷キヤリア29とその支持レール27
との間に反作用が生じることになろう。これはサ
ブキヤリア61の場合も同様である。そしてこの
状態が印刷キヤリア29とサブキヤリア61とに
摩擦抗力を生じることにつながり、性能が悪くな
る。斯して、コード79はこの状態を実質上最小
限に喰い止めるようベルト49の出来るだけ近く
に位置づけられる。
図面の第2図を再び参照すると、その破線はヘ
ツドキヤリア29′とサブキヤリア61′とがプリ
ンタの一番左の位置にある状態を示す。
遊びプーリ83は、ヘツドキヤリア29を取付
けている点の左に常時位置づけられていなければ
ならない。従つて、サブキヤリア61が細長い部
材となる。この結果サブキヤリア61はその両端
に非常に緩いスライダ・ベアリング179(第5
図参照)を用いても、ベルト49とコード79と
に必要な平行関係を維持し続け、印刷ホイール3
1がプリンタ11を横切るときの位置づけも正確
さを確保できる。
前述のように、ホイールプーリ51に延いては
印刷ホイール31に回転運動を生じさせるために
モータプーリ55が回転される。この結果、ベル
ト49はその回転方向に対応する距離移動させら
れ、斯してベルト49に結合されたプーリ51,
57,59も回転移動させられる。
また前述のように、図の一番左の位置から一番
右の位置に向かつて印刷キヤリア29を移動させ
ることが望ましい場合、復帰用磁石73が付勢さ
れて、クランプ77がベルト49に係合させられ
る。クランプ77はヘツドキヤリア29の張出部
75(第1図)に固着される。ベルト49の部分
102が図の右方に移動されるとき、クランプ7
7及びヘツドキヤリア29が右方に並進移動す
る。ベルト49の部分106,107,102及
び103がサブキヤリア61に力を加えると、サ
ブキヤリア61はヘツドキヤリア29が距離10
0移動する間にその半分の距離101だけ移動す
る。印刷キヤリア29の図の右方への移動中、印
刷ホイール31は、モータプーリ55からベルト
49に伝えられる運動に従つて回転する。印刷ホ
イール31の回転量は、クランプ77が係合され
なかつた場合に生じるであろう回転量に対応す
る。従つて、前述のように印刷ホイール31の印
刷位置はそのような復帰運動中も追跡される必要
がある。これは印刷キヤリア29が静止状態に保
持され且つベルト49が文字選択を生じさせるよ
う移動されるときと同じ態様で為される。
図面の第1図を再び参照すると、これにはステ
ツプモータ47がベルト49を介して印刷ホイー
ル31にどのようにして回転運動を与えるか、ま
たステツプモータ47がクランプ77と協働して
印刷キヤリア29及びサブキヤリア61を夫々の
一番右の位置へどのようにベルト49を駆動して
戻すかが示される。またサブキヤリア61を左方
に移動させるのにスプリングモータ65が爪39
及びラツク41とどのように協働するか、また印
刷キヤリア29を左方に向かつて移動させる距離
の2倍の運動がベルト49を介してどのように伝
えられるかをその図は示している。そのほか、こ
のステツプモータ47は、プラテン23の書込行
(印刷用紙)を進めるためのインデツクス移動を
生じさせるのにも使用され得る。
ここで第3図を参照する。これは文字選択兼エ
スケープ移動システム13の一部の、用紙送り装
置即ち行送り装置を示す後方からの斜視図であ
る。行送りはプラテン23が回転するとき生じ
る。プラテン23はその図の側板19とその反対
側にある第1図の側板21とに回転可能に軸支さ
れる。その回転運動は、オペレータがプラテンノ
ブ117を従来通り手で廻すことによつて与えて
も良いし、以下で述べるようにステツプモータ4
7を作動して与えても良い。このプラテン23は
IBM72型タイプライタで用いたような、従来の
ラチエツトホイール及び爪の組合せ構成(図示せ
ず)を用いて機械的に戻り止めされる。
ステツプモータ47が回転することにより、ウ
オームギヤ119が駆動され、その運動はウオー
ムピニオン121へ回転運動として与えられる。
ウオームピニオン121は、クラツチ127の駆
動用アーバ125が取付けられているシヤフト1
23に結合される。行送り用磁石129は、クラ
ツチ127の駆動用アーバ125を駆動用アーバ
131に結合させるように付勢される。斯してシ
ヤフト123の回転運動がシヤフト133に結合
されプーリ135の回転を生じさせる。プーリ1
35からはベルト137及びプーリ139を介し
て歯車141にその回転が伝えられる。歯車14
1は歯車145とともに共通の短軸143に装着
され、該歯車145を介してプラテン23を回転
させる。
斯して、行送り動作を生じるためプラテン23
を自動的にインデツクス移動させることが必要な
場合、行送り用の磁石129が付勢されて、歯車
145をクラツチ127を介してウオームギヤ1
19に結合するよう付勢される。そこでステツプ
モータ47が駆動されプラテン23に適正な歩進
運動を生じさせるよう駆動される。この動作中、
モータ・プーリ55が回転してベルト49に運動
を生じさせることに留意されたい。ベルト49が
移動すれば第1図の印刷ホイール31にも対応す
る移動が生じるので、プラテン23のインデツク
ス動作中は、第1図の論理システム54が印刷ホ
イール31を追跡している必要がある。
プラテン23がそのキヤリツジや付随する用紙
給送ローラを有しないように図示されているが、
このようなプラテンキヤリア及び給送手段は
IBM72型タイプライタで用いたのと同じものが
使用されても良い。
第4図には、タイプライタ・プラテン11の一
部を表わす前方からの斜視図が示される。この図
は印刷ホイール31及びプラテン23に対するキ
ーボード151の関係を示す。前述のとおり、印
刷キヤリア29は、レール25及び27上を移動
するとき印刷リボン33、印刷ホイール31及び
印刷ハンマユニツト35を搬送する。リボン板1
53が、リボンキヤリツジ155を支持するが、
後者にはリボン33の供給源を含む。リボン33
は、リボン板153により担持されるリボン15
7及び159を通る。リボン33はカードホルダ
161とリボンシールド163との間を通る。印
刷動作中にリボン33を上昇させたり、リボン案
内部材157及び159を上昇させたりするため
のリボン板153に関連する機構は、IBM72型
タイプライタで使用されたのと同じもので良い。
印刷キヤリア29がプラテン23の軸方向と平行
な方向に移動されるときレール25上で載置され
るように垂下るアーム165及び167によつて
リボン板153は原則的に支持される。垂下りア
ーム165は部材169上にクランプ(係止)さ
れ、印刷キヤリア29の一部を形成する。印刷キ
ヤリア29から印刷板153全体を外すために、
クランプ171が釈放され、その垂下りアーム1
65及び167がレール25を中心として図の反
時計廻り方向に回転されることができるようにな
つている。これにより、リボン板153上の種々
の機構に対する保守サービスが容易にできる。
また、リボン板153の負荷もクランプ171
のところの1つの枢支点に伝えられる。リボン板
153の構成体をそれ自体のベアリング165a
及び支持レール25上で移動させることにより、
印刷キヤリア29の移動中は、それ自体の捩れ運
動がそれ自体のベアリング165a及び支持レー
ル25によつて吸収され、印刷キヤリア29には
伝えられない。このベアリング構成により、リボ
ン板153のアセンブリの質点がクランプ171
のところの質点として現われる。これによりリボ
ン板153のアセンブリの質量がエスケープ移動
動作中に印刷キヤリア29に与える効果は最小限
に抑えられる。
印刷キヤリア29がシヤフト27のまわりに回
転しないようにするため、第5図で下向きに垂下
るシユー173(第5図)が印刷キヤリア29に
取付けられ、枠の案内部材177に形成されたチ
ヤネル175の中に延びている。第1図の溝の付
いた案内路63が枠案内部材177の裏側に支持
されていることに留意されたい。
第5図には、文字選択兼エスケープ移動システ
ム13の含むプリンタ11を第1図の線5−5に
沿つてとつた側方からの断面図を示す。この図
は、枠案内部材177、チヤネル175及び溝の
付いた案内路63の関係を分り易く示している。
その溝付きの案内路63はスライダ・ベアリング
179を摺動運動できるように支持する。このス
ライダ・ベアリング179はサブキヤリア61の
一部を形成する。更にクリツプ181が印刷キヤ
リア29の2個のベアリング182をそのレール
27の廻りに一体的に保持する。クリツプ181
を外せば、ベアリング182が分離でき、印刷キ
ヤリア29を保守サービスのために除去し易くな
る。
第6図には、文字選択兼エスケープ移動システ
ムを含むプリンタ11の別の実施例を示す図であ
る。
本実施例では、印刷キヤリア29のエスケープ
移動機構及び復帰機構を駆動するのに、枠15に
装着された第2のステツプモータ185が使用さ
れる。このステツプモータ185は、プーリ18
7に、延いてはそれに結合された駆動ベルト18
9に回転を生じさせる。駆動ベルト189は、枠
に取付けられたプーリ191の廻りに巻付けら
れ、更にベルトクランプ193にも取付けられ
る。ベルトクランプ193は印刷キヤリア29に
取付けられる。斯してプーリ187が回転すれ
ば、ベルト189に直線運動が生じ、延いては印
刷キヤリア29にプラテン23の軸に平行な直線
運動を生じる。このシステムは印刷キヤリア29
を印刷行に沿う任意の指定された任意に正確に位
置付け、斯して第1図のラツク41、爪39、ク
ランプ77及び復帰用磁石73が不要になる。更
に、ステツプモータ185は、ラツク41のピツ
チで定義される一定増分のものに対し、文字幅に
比例する増分又は任意の所望の印刷増分で印刷キ
ヤリア29を移動させるよう使用できる。
ステツプモータ47が回転することにより、ウ
オーム・ギヤ119を介しての行送り動作が、第
1図及び第3図の実施例に関してこれまで説明し
てきたのと同じ態様で行なわれる。ステツプモー
タ47が回転することにより印刷ホイール31が
第1図の実施例で示すように回転して、文字選択
が行なわれる。
この文字選択システムは第1図で説明したのと
同じものである。即ち、遊びプーリ57及び59
がサブキヤリア61上に位置づけられる。エスケ
ープ移動及び復帰動作中、印刷キヤリア29が横
切る距離の半分だけサブキヤリア61が移動す
る。この連続のベルト49はモータ・プーリ55
から遊びプーリ57の廻りに延び、更に遊びプー
リ59の廻りを通つてモータ・プーリ55に戻
る。ベルト49は、第6図では省略したが、第1
図に示すようなコード79及びプーリ83の組合
せ構成によつて見かけ上偏倚される。ステツプモ
ータ47により生じるモータ・プーリ55の回転
により、ホイールプーリ51が回転し、延いては
印刷ホイール31が回転する。印刷キヤリア29
は駆動ベルト189によつて移動される。ベルト
の部分106及び107に力を与えると、サブキ
ヤリア61は印刷キヤリア29で移動される距離
の半分だけ移動させられる。モータ47を回転さ
せずに生じ得る印刷キヤリア29のエスケープ移
動及び復帰動作中、印刷キヤリア29及びサブキ
ヤリア61の組合せ運動が、最初の実施例の場合
のモータ・プーリ55に対するホイール・プーリ
51の前述の回転運動を防止する。
第7図には、文字選択兼エスケープ移動システ
ム13を含む更に別の実施例を示す。この実施例
では、枠に装着された第2のDCモータ194又
は第1図に示すようなスプリングモータ65が、
ソレノイド195で付勢されるデユアル・ピツ
チ・ロータリ・エスケープ移動システム196と
ともに使用される。上記のシステム196は第1
図のリニア式のデユアル・ピツチラツク41の代
りにエスケープ移動システムを付勢し且つ駆動す
るのに使用される。ソレノイド195を付勢する
と、爪196aをロータリ・ラツク196bから
釈放し、これによつてDCモータ194(又はス
プリングモータ65)がモータ・プーリ197を
図の時計廻り方向に回転させる。モータ・プーリ
197の運動が、ベルト198に対応する運動を
生じさせる。ベルト198はその一端198aが
印刷キヤリア29に、またその他端198bが調
節ねじ85に固着される。調節ねじ85が、第1
図に示す側板21に取付けられる。ベルト198
は第5図の枠案内部177に取付けられた固定の
プーリ199の廻りと、サブキヤリア61上のプ
ーリ200の廻りとを通る。
モータ・プーリ197の時計廻り方向の回転に
より、サブキヤリア61上に装着されたプーリ2
00の図の左方への並進運動が生じる。サブキヤ
リア61が並進移動することにより、これに取付
けられた遊びプーリ57及び59も並進移動させ
られる。ベルト49を介して作用するこれらのプ
ーリは、サブキヤリア61で移動される距離の2
倍、左方に印刷キヤリア29を移動させる。
ベルト198の部分198cが、サブキヤリア
61に固着されたプーリ200に対する基準面と
なるので、ベルト198及びプーリ200は第1
図のコード79及びプーリ83に類似する構成と
なり、前述と同様の機能を実行する。
バツクスペース動作又は印刷キヤリアの復帰動
作が必要となるとき、クランプ77が付勢され、
ステツプモータ47が付勢されて、第1図でこれ
まで説明してきたような復帰動作を生じさせる。
DCモータ194に対する駆動力が遮断され、更
にその時点で反転されるので、ステツプモータ4
7で受ける負荷は第1図に示す実施例の場合の負
荷よりも(スプリング負荷がないため)小さい。
第7図に示す実施例の別の利点は、調節ねじ85
を調節することによつてエスケープ移動用ベルト
198のシステムと選択ベルト49のシステムと
の両方がピンと張られる。更に第1図のラツク4
1よりも小型のロータリラツク196bが使用で
きる。印刷ホイール31を回転させるためステツ
プモータ47によつて駆動される選択システム
が、第1図に説明したものと同じであることに留
意されたい。
第8図には、文字選択兼エスケープ移動システ
ム13を含むプリンタ11の更に参考例の斜視図
を示す。
このシステムは、第7図のと同じエスケープ移
動システムを用いる。しかし、ステツプモータ4
7は印刷キヤリア29にブラケツト201によつ
て直接装着される。ステツプモータ47が回転す
ると、これに直接に結合された短軸53も回転さ
れ、延いては短軸53に結合された印刷ホイール
31も回転される。ステツプモータ47が回転す
ると、ホイールプーリ51′も回転され、遊びプ
ーリ57,59及びプーリ55′も対応する量だ
け回転される。プーリ55′がプリンタの枠15
に取付けられ、更にウオームギヤ119に結合さ
れる。ウオームギヤ119は第3図で説明したの
と同じであり、第3図のプラテン23に、同じ態
様で結合され得る。
この参考例では、ステツプモータ47の出力が
印刷ホイール31の回転位置を正確に与えるのに
使用される。従つてベルト49及びサブキヤリア
61の場合に生じる可能性のある不正確さが避け
られる。更に、ステツプモータ47の回転運動が
行インデツクス(紙送り)機能を生じるが、印刷
キヤリア29の印刷エスケープ移動は行インデツ
クス機能又は選択機能に何の影響も及ぼさない。
何故ならば、サブキヤリア61及びそのプーリ5
7,59及び200が協働作用するからである。
第9図には、第1図の論理システム54のブロ
ツク図を示す。プリンタが最初にオンに切換えら
れるとき、パワー・オン・リセツト(POR、電
力がオンになつたときリセツトを生じる)論理装
置202がホイール・ホーム論理装置203に、
第1図の印刷ホイール31をそのホーム位置へ回
転させる信号を発生させ、更にブロツク25に示
すように、選択カウンタをそのホーム位置に相当
する初期値にリセツトさせるようにする。この印
刷ホイールは本出願人による米国特許第4264220
号に開示したのと似た態様でホーム位置へ復帰さ
れても良い。
その後、ブロツク211で示すように印刷動作
が設定されるとき、選択カウンタ中の値が、印刷
すべき文字位置に対応する値と比較される(ブロ
ツク213)。比較の一致が得られなければ第1
図のステツプモータ47は時計廻り方向又は反時
計廻り方向に回転を生じるよう歩進され、選択カ
ウンタもそれに合わせて増減される(ブロツク2
15)。新しい印刷位置が選択カウンタの値に一
致すると、印刷動作が行なわれる(ブロツク21
7)。この動作中、第1図の印刷ハンマユニツト
35が、第1図の選択されたデイジーペタル43
に印打される。その後、エスケープ移動用磁石3
7がパルス付勢され、印刷キヤリア29が次の印
刷位置まで移動できるようにする。
更に第9図のブロツク219で示すように行イ
ンデツクス動作(紙送り動作)が指定されると、
第1図のステツプモータ47がパルス付勢され、
プラテン23を適当な方向に回転させ、また選択
カウンタもその回転方向に従つて増減される。
印刷キヤリア29の復帰動作がブロツク223
で示すように指定されると、第1図の磁石37及
び73が付勢され、エスケープ移動用カウンタの
中味が左マージン停止位置又はタブ停止位置の設
定位置と比較される(ブロツク225)。そして
両値の比較一致が得られなければ、第1図のステ
ツプモータ47がパルス付勢されてエスケープ移
動用カウンタが増減され且つ選択カウンタが増減
される(ブロツク227)。この動作は、エスケ
ープ移動用カウンタの中味が左マージン停止位置
又はタブ停止位置に一致するまで続けられ、一致
するときその動作が停止される(ブロツク22
9)。この時点で、第1図の磁石37及び73が
滅勢され、第1図の印刷キヤリア29を第1図の
ベルト49から釈放し、爪39がラツク41に落
着けるようにする。
プリンタ11がデイジーホイールのタイプフオ
ントを用いるものとして説明してきたが、
IBM72型タイプライタで使用される「ボール」
型のタイプフオントなど他の型のタイプフオント
や印刷素子を用いるものにも等しく適用できる。
またリボン板153が印刷キヤリア29に装着さ
れ、その一部を形成するものとして示したが、こ
のプリンタが、枠15に装着されたリボンシステ
ムでも同様に動作する。更に、好適な実施例で説
明したサブキヤリア61のプーリ構成が、印刷キ
ヤリア29の移動の半分の長さに等しい部分的な
移動を生じさせているが、他のプーリ構成がサブ
キヤリア61に異なる量の部分的運動を生じるよ
う使用され得ることは当業者に理解されるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は、文字選択手段及びエスケープ移動手
段を含むタイプライタ乃至プリンタの一部を後方
から見た斜視図である。第2図は、文字選択手段
及びエスケープ移動手段を後方から見た図式図で
ある。第3図は、文字選択手段及びエスケープ移
動手段の一部と用紙送り手段とを後方から見た斜
視図である。第4図は、タイプライタ乃至プリン
タの一部を前方から見た斜視図である。第5図は
文字選択手段及びエスケープ移動手段を含むタイ
プライタ乃至プリンタの側立面図である。第6図
及び第7図は、文字選択手段及びエスケープ移動
手段を含むタイプライタ乃至プリンタの、前図ま
でとは別で且つ互いに異なる実施例を示す、後方
からの斜視図である。第8図はステツプモータを
印刷キヤリア上に設けた参考例の斜視図である。
第9図は、タイプライタ乃至プリンタの論理回路
のブロツク図である。 11……インパクトプリンタ、13……文字選
択兼エスケープ移動装置、15……枠、23……
プラテン、24……用紙(印刷媒体)、29……
印刷キヤリア、31……印刷ホイール、37……
エスケープ移動用磁石、39……爪、41……ラ
ツク、47……ステツプモータ、49……ベル
ト、61……サブキヤリア、65……スプリン
グ・モータ、69……コード、100……(印刷
キヤリアの移動範囲に相当する)距離、101…
…(サブキヤリアの移動範囲に相当する)距離。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 枠と、 用紙を支持するため上記枠に装着されたプラテ
    ンと、 上記プラテンに対し印刷方向に所定の距離、移
    動される印刷キヤリアと、 上記印刷キヤリアが上記所定の距離移動される
    とき上記印刷キヤリアと同方向に上記所定の距離
    よりも短い距離案内手段に沿つて移動される第1
    及び第2のプーリを担持するサブキヤリアと、 上記印刷キヤリア及び上記サブキヤリアを移動
    させる移動手段と、 上記印刷キヤリア上にプーリとともに装着さ
    れ、文字選択のため該プーリの回転によつて移動
    可能な印刷素子であつて、複数の文字を有しその
    中の選択された文字が上記用紙に打印され得る上
    記印刷素子と、 上記枠に装着された文字選択のための駆動を与
    える駆動手段と、 上記駆動手段から上記サブキヤリア上の上記第
    1のプーリ、上記印刷キヤリア上のプーリ及び上
    記サブキヤリア上の上記第2のプーリのまわりを
    経て上記駆動手段に至るベルト手段であつて、上
    記駆動手段の駆動により上記印刷素子の文字選択
    を可能ならしめる上記ベルト手段とを具備し、 上記サブキヤリア上の短い距離の移動は、上記
    印刷キヤリア及び上記サブキヤリアが上記移動手
    段により移動されるときも上記駆動手段が駆動さ
    れないときは、上記印刷キヤリア上のプーリの上
    記第1プーリ側のベルト部分及び上記第2プーリ
    側のベルト部分が上記プーリに関し移動しないよ
    うな距離の移動であり、これによつて上記印刷キ
    ヤリアの移動を相殺することを特徴とするインパ
    クトプリンタ。
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