JPH02147103A - 意匠鋼板の製造方法及び装置 - Google Patents

意匠鋼板の製造方法及び装置

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JPH02147103A
JPH02147103A JP29968488A JP29968488A JPH02147103A JP H02147103 A JPH02147103 A JP H02147103A JP 29968488 A JP29968488 A JP 29968488A JP 29968488 A JP29968488 A JP 29968488A JP H02147103 A JPH02147103 A JP H02147103A
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JP
Japan
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paper
patterned
steel plate
designed
rolling
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JP29968488A
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English (en)
Inventor
Yasuo Konishi
小西 康夫
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エンボス模様が付された意匠鋼板の製造方法
及び装置に関する。
[従来の技術] 従来、特公昭52−24508号公報、又は特公昭55
−88801号公報に記載される如くの意匠鋼板の製造
方法が提案されている。
第4図は最終仕上パスの冷間圧延機を用いて意匠鋼板を
製造する従来例であり、■は鋼板、2はワークロール、
3はバックアップロール、4はデフレクトロールである
第5図は調質圧延機を用いて意匠鋼板を製造する従来例
であり、lは鋼板、5はワークロール6はデフレクトロ
ールである。
第4図、第5図のいずれにおいても、ワークロール2.
5の表面にエツチング加工、放電加工、レーザー加工、
ショツトブラスト加工等により所用のエンボス模様を加
工し、この模様を圧延により鋼板lの表面に転写する。
[発明が解決しようとする課′MJ] 然しながら、上記従来の意匠鋼板の製造方法にあっては
、冷間圧延機、i質圧延機のいずれを用いる場合にも、
以下の■〜■の問題点がある。
■ロール表面に施すエンボス模様の加工が容易でなく、
ロールコストが高い。
■ロールの使用経過に対し、そのエンボス模様の痒耗管
理が必要であり、ロールコストが高い。
■ユーザーの要求による模様及びサイズに応じて、それ
に適合するロールを準備する必要があり、上記■、■と
の関係もあり、少量多品種生産、建材等の多様化に不向
きである。
又、冷間圧延機を用いる場合には以下の■の問題点もあ
る。
■エンボス模様を転写された鋼板が冷延にて硬化するた
め、次工程で焼鈍が必要となり、焼鈍時のスケール及び
酸洗が転写された模様を変化させてしまうことがあり、
均一模様を得ることに困難がある。
又、調質圧延機を用いる場合には以下の■、■の問題点
もある。
(引調質圧延機のロール径は大きいため、エンボス模様
を付すべきロール表面の加工面積が大きく、加工困難且
つ加工コストも高い。
■調質圧延機はロールバイトの扁平部(幅)が広いため
、スリップによるロール摩耗が激しく、均一模様を得る
ことに困難がある。
本発明は、エンボス模様が付された意匠鋼板を簡便にし
て多品種少量生産でき、且つ高品質な意匠鋼板を安定的
に製造することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の請求項1に記載の意匠鋼板の製造方法は、鋼板
の7A質圧延時に、当該鋼板に意匠紙を重ねて圧延し、
鋼板表面にエンボス模様を付加するようにしたものであ
る。
本発明の請求項2に記載の意匠鋼板の製造装置は、請求
項1に記載の意匠鋼板を製造するために用いる調質圧延
機に、意匠紙の送給速度を圧延速度に一致させる意匠紙
送給装置を設けてなるようにしたものである。
[作用] 本発明によれば、以下の■〜■の作用効果がある。
■意匠鋼板を構成するエンボス模様と長さとを備えた意
匠紙を準備するのみにて、所要の模様と長さを備えた鋼
板を製造できる。換言すれば、エンボス模様を備えたロ
ールや該ロールの摩耗管理が必要なく、意匠鋼板を簡便
にして多品種少量生産できる。尚、意匠紙は多種類のも
のが市販されており、ユーザーニーズの意匠紙を容易に
選択採用できる。
■冷間圧延機を用いるものでないため、エンボス模様転
写時に鋼板の加工硬化を生ずることがなく、転写後の焼
鈍、酸洗をともなわないから、均一模様を得ることがで
きる。又、調質圧延機を用いるものであっても、ロール
にエンボス模様を備えるものでないから、ロール摩耗に
よる転写性能の低下がなく、均一模様を得ることができ
る。即ち、均一模様の付された高品質な意匠鋼板を得る
ことができる。
■又、調質圧延機に、意匠紙の送給速度を圧延速度に一
致させる意匠紙送給装置を設けることにより、意匠紙の
破断等の不都合を招くことなく。
常に安定的に意匠鋼板を製造できる。
以上の■〜■により、エンボス模様が付された意匠鋼板
を簡便にして多品種少量生産でき、且つ高品質な意匠鋼
板を安定的に製造することができる。
[実施例] 第1図は意匠鋼板製造装はの一例を示す模式図、第2図
は意匠紙送給装置の一例を示す模式図、第3図は、意匠
紙の厚み差と圧下刃とが意匠鋼板の転写結果に及ぼす影
響を示す線図である。
意匠鋼板製造装置10は、第1図に示す如く。
調質圧延機11を用いて構成される。調質圧延機11は
、ステンレス鋼板等の鋼板1の製造に際し、降伏点伸び
の除去、表面粗さの調整、平坦度の改善等のために鋼板
に軽度の圧下を与えるものであり、ハウジング12.上
下のワークロール13、入側と出側のデフレクトロール
14を有している。鋼板1は、不図示の巻出機から巻出
され、入側デフレクトロール14、ワークロール13、
出側デフレクトロール14を経て不図示の巻取機に巻取
られる。
意匠鋼板製造装HIOは、意匠紙15を調質圧延機11
に供給し、且つ意匠紙15の送給速度を調質圧延機11
の圧延速度に一致させる意匠紙送給袋M16を上記31
1質圧延機11に設けている。
意匠紙送給装置16は、巻出機17、巻取機18及び入
側と出側の二キスパー、トロール19を有している。
意匠紙送給装置16の巻出機17、巻取fi18は、第
2図に示す如く、支軸20、軸受21、可撓継手22、
原動機23を有し、支軸20に設けられる左右のセット
コーン24により意匠紙15のコイルを挟み、意匠紙1
5を巻出し、巻取り可能としている。軸受21は移動ベ
ツド25に設置されて移動でき、これにより意匠紙15
を取付け/取外し可能としている。
即ち、上記意匠鋼板製造装置10にあっては、鋼板lを
調質圧延機11により調質圧延するに際し、ワークロー
ル13の周速と鋼板lの通板速度とを路間等とする状態
下で、意匠紙送給装置16にて供給される意匠紙15を
鋼板lに重ね、ロールバイトで重ね圧延し、意匠紙15
に予め付されているエンボス模様を適正圧下刃にて鋼板
lに転写する。
ここで、意匠紙送給装置16の原動機23は。
■直流モータにて構成され、意匠紙15の送給速度を鋼
板1の通板速度に一致させ、或いは■トルクモータにて
構成され、意匠紙15の張力を適正値に制御する。即ち
、■、■により、意匠紙15の送給速度を圧延速度に一
致させ、意匠紙15の破断を防IFするものである。
次に、上記実施例の作用について説明する。
■意匠鋼板を構成するエンボス模様と長さとを備えた意
匠紙15を準備するのみにて、所要の模様と長さを備え
た鋼板を製造できる。換言すれば、エンボス模様を備え
たロールや該ロールの摩耗管理が必要なく、意匠鋼板を
簡便にして多品種少量生産できる。尚、意匠紙15は多
種類のものが市販されており、ユーザーニーズの意匠紙
15を容易に選択採用できる。
■冷間圧延機を用いるものでないため、エンボス模様転
写時に鋼板lの加工硬化を生ずることがなく、転写後の
焼鈍、酸洗をともなわないから、均一模様を得ることが
できる。又、調質圧延機11を用いるものであっても、
ロールにエンボス模様を備えるものでないから、ロール
摩耗による転写性能の低下がなく、均一模様を得ること
ができる。即ち、均一模様の付された高品質な意匠鋼板
を得ることができる。
■又、rA質圧延機11に、意匠紙15の送給速度を圧
延速度に一致させる意匠紙送給装置16を設けることに
より、意匠紙15の破断等の不都合を招くことなく、常
に安定的に意匠鋼板を製造できる。
以上の■〜■により、エンボス模様が付された意匠鋼板
を簡便にして多品種少量生産でき、且つ高品質な意匠鋼
板を安定的に製造することができる。
以下、本発明の具体的実施結果について説明する。
(1)使用圧延機仕様 使用圧延機の型式は2段式非可逆Xgl賀圧延機であり
、使用ワークロールのロール外径は780膳■φ、ロー
ル材質は5UJ−2である。又、圧延条件は圧延速度が
1Ol1分〜 100■/分、鋼板張力が6トン〜9ト
ン(全張力)、圧下刃が300トン〜1000トン(全
圧下刃)である。
(2)適用鋼板 適用鋼板は5O9−430(BA仕上)、板厚1.0m
m、板幅1010璽■C011である。
(3)使用意匠紙 模様はサミダレ模様と花模様の2種である。
又、意匠紙の紙厚は無意匠部40色、意匠部Bogのも
のと、無意匠部Bog、意匠部80トのものの2種であ
る。
(4)意匠紙の厚み寸法と圧下刃とが意匠鋼板の転写結
果に及ぼす影響を調査した結果、第3図を得た。第3図
の横軸は全圧下刃F(百トン)、縦軸は意匠部の紙厚か
ら無意匠部の紙厚(11!厚)を差し引いた厚み差Δt
 (g)である。
領域Aは意匠紙の模様が明瞭に転写された領域、領域B
は意匠紙の模様がぼかし状態で転写された領域である。
即ち、第3図の結果を利用することにより、今回意匠鋼
板の製造に際し、使用意匠紙の厚み差Δtに基づいて、
領域A又は、領域Bのいずれの仕トり状態を所望するか
により、重ね圧延時の適正川下刃を選定できる。
マ、ヒ記実施結果によれば、意匠鋼板の製造にあたり、
■圧延速度依存性、及び■張力依存性はともにないこと
が認められた。
又、意匠紙の無意匠部の紙厚(地厚)が40w未満のも
のは、引張強度不足の点から不適当と認められる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、エンボス模様が付された
意匠鋼板を簡便にして多品種少量生産でき、且つ高品質
な意匠鋼板を安定的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は意匠鋼板製造装置の一例を示す模式図、第2図
は意匠紙送給装置の一例を示す模式図、第3図は、意匠
紙の厚み差と圧下刃とが意匠鋼板の転写結果に及ぼす影
響を示す線図、第4図は従来例を示す模式図、第5図は
他の従来例を示す模式図である。 1・・・鋼板、 10・・・意匠鋼板製造装置。 11・・・調質圧延機、 13・・・ワークロール。 15・・・意匠紙、 16・・・意匠紙送給装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼板の調質圧延時に、当該鋼板に意匠紙を重ねて
    圧延し、鋼板表面にエンボス模様を付加する意匠鋼板の
    製造方法。
  2. (2)請求項1に記載の意匠鋼板を製造するために用い
    る調質圧延機に、意匠紙の送給速度を圧延速度に一致さ
    せる意匠紙送給装置を設けてなる意匠鋼板の製造装置。
JP29968488A 1988-11-29 1988-11-29 意匠鋼板の製造方法及び装置 Pending JPH02147103A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120137498A1 (en) * 2009-06-03 2012-06-07 Thyssenkrupp Steel Europe Ag Hot Forming with Inlay Material
KR101505268B1 (ko) * 2013-03-28 2015-03-24 현대제철 주식회사 조질압연 롤 및 이를 이용한 용융아연도금강판 제조 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135385A (ja) * 1974-09-20 1976-03-25 Hitachi Ltd Ekitaishiryonobunshu mataha bunpaihoho oyobi sonosochi

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