JPH02147003A - 表面から爪と枠を不可視とした貴石および半貴石宝飾品の加工方法および宝飾品 - Google Patents
表面から爪と枠を不可視とした貴石および半貴石宝飾品の加工方法および宝飾品Info
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- JPH02147003A JPH02147003A JP19517388A JP19517388A JPH02147003A JP H02147003 A JPH02147003 A JP H02147003A JP 19517388 A JP19517388 A JP 19517388A JP 19517388 A JP19517388 A JP 19517388A JP H02147003 A JPH02147003 A JP H02147003A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はダイヤモンドを除いた貴石と呼ばれる例えばル
ビー、サファイヤ、エメラルド、アレキサンドライト等
、および半貴石と呼ばれるトルマリン系、水晶系、ガー
ネット系等の石を保持するための爪片が表面から見えず
、且つ確実な固定が図れると共に、これ等を多数個組み
合せて宝飾品とならしめた、所謂表面から爪が不可視と
なる貴石および半貴石よりなる宝飾品の加工方法と、そ
の宝飾品に関する。
ビー、サファイヤ、エメラルド、アレキサンドライト等
、および半貴石と呼ばれるトルマリン系、水晶系、ガー
ネット系等の石を保持するための爪片が表面から見えず
、且つ確実な固定が図れると共に、これ等を多数個組み
合せて宝飾品とならしめた、所謂表面から爪が不可視と
なる貴石および半貴石よりなる宝飾品の加工方法と、そ
の宝飾品に関する。
尚、ダイヤモンドは最硬質物質であるので、本発明の加
工方法には適さない。
工方法には適さない。
(従来の技術)
従来、丸型、角型或いは小判型等の形状を有する貴石ま
たは半貴石を多数個用いて宝飾品として加工する場合、
例えば立爪、角型、ききょう爪、または割り爪等の「石
止め爪」と呼ばれる方法を用いて、その石の表面四隅等
を掛止めして石を表面から確保する固定方法、或いは埋
め込み、枠留め等の所謂多数個の石を埋め込んだり、周
囲を枠片で留める固定方法等を以って、指輪やブローチ
その他の所望完成宝飾品が得られていた。
たは半貴石を多数個用いて宝飾品として加工する場合、
例えば立爪、角型、ききょう爪、または割り爪等の「石
止め爪」と呼ばれる方法を用いて、その石の表面四隅等
を掛止めして石を表面から確保する固定方法、或いは埋
め込み、枠留め等の所謂多数個の石を埋め込んだり、周
囲を枠片で留める固定方法等を以って、指輪やブローチ
その他の所望完成宝飾品が得られていた。
この構成にあっては、宝飾品の表面の一部分が常に爪片
である地金に隠蔽されて光輝が減殺され、100%の宝
飾品の光沢、表面積が得られず、豪華さに欠峡すると同
時に宝飾品としての価値が低減する憾みを有し、更には
爪片によって相隣接する百聞に空隙部が介在するため、
密度の濃い宝飾品が得られぬ欠陥があった。また、当該
爪片の尖端が衣服や器物等に引っ掛かって起立等の爪片
の変形を来たし、ひいては石が落下する等の欠点を有す
るものであった。
である地金に隠蔽されて光輝が減殺され、100%の宝
飾品の光沢、表面積が得られず、豪華さに欠峡すると同
時に宝飾品としての価値が低減する憾みを有し、更には
爪片によって相隣接する百聞に空隙部が介在するため、
密度の濃い宝飾品が得られぬ欠陥があった。また、当該
爪片の尖端が衣服や器物等に引っ掛かって起立等の爪片
の変形を来たし、ひいては石が落下する等の欠点を有す
るものであった。
而して、前記爪片を表面から現出させない宝飾品の加工
方法としては、熱を加えてロー付けする方法や同時鋳造
(−発キャスト)する方法、若しくは固定枠の石の止着
部分をタガネ等で叩打して寄せ止めする方法等が周知さ
れているが、これらの方法はいづれも宝飾品である石に
直接、熱や衝撃が加わる故、色の変化やクラックが生起
し、場合により石が剥離したり、割裂する危険が生じ易
いものであった。
方法としては、熱を加えてロー付けする方法や同時鋳造
(−発キャスト)する方法、若しくは固定枠の石の止着
部分をタガネ等で叩打して寄せ止めする方法等が周知さ
れているが、これらの方法はいづれも宝飾品である石に
直接、熱や衝撃が加わる故、色の変化やクラックが生起
し、場合により石が剥離したり、割裂する危険が生じ易
いものであった。
従って、前述の方法では、可及的に熱や衝撃に対して耐
久力を有する極めて限定された石のみしか使用出来ぬ現
況であった。
久力を有する極めて限定された石のみしか使用出来ぬ現
況であった。
(発明が解決しようとする問題点)
然るに本発明に於いては、前記した従来の諸欠陥に鑑み
て鋭意研究の結果に開発された表面不可視型貴石および
半貴石宝飾品の加工方法と宝飾品に係るものであって、
諸種の貴石或いは半貴石を多数個組合せた宝飾品に於い
て、固定用の爪片等を表面に現出させて、石を部分的に
隠蔽することなく、常にその全表面面積の光輝が得られ
ろ表面不可視型貴石および半貴石宝飾品の加工方法と宝
飾品を提供することを目的とする。
て鋭意研究の結果に開発された表面不可視型貴石および
半貴石宝飾品の加工方法と宝飾品に係るものであって、
諸種の貴石或いは半貴石を多数個組合せた宝飾品に於い
て、固定用の爪片等を表面に現出させて、石を部分的に
隠蔽することなく、常にその全表面面積の光輝が得られ
ろ表面不可視型貴石および半貴石宝飾品の加工方法と宝
飾品を提供することを目的とする。
更に本発明は、保持すべき貴石または半貴石に対して、
熱や衝撃を加えて貴石または半貴石に色の変化を誘発さ
せたり、剥離やクラック更には割裂等を生じさせず、耐
熱性の無い或いは耐衝撃性に弱い例えばエメラルド、ト
ルマリン系、水晶系、ガーネット系等の石をも確実に保
持固定する、表面不可視型貴石および半貴石宝飾品の加
工方法を提供することを目的とする。
熱や衝撃を加えて貴石または半貴石に色の変化を誘発さ
せたり、剥離やクラック更には割裂等を生じさせず、耐
熱性の無い或いは耐衝撃性に弱い例えばエメラルド、ト
ルマリン系、水晶系、ガーネット系等の石をも確実に保
持固定する、表面不可視型貴石および半貴石宝飾品の加
工方法を提供することを目的とする。
また、1個以上の貴石または半貴石を集合させて宝飾品
とする場合に、組合わせおよびその保持が極めて簡単で
作業性に富み、サイズ直しの際には分解可能で石に損傷
を付与しない表面不可視型貴石および半貴石宝飾品の加
工方法を提供することを目的とする。
とする場合に、組合わせおよびその保持が極めて簡単で
作業性に富み、サイズ直しの際には分解可能で石に損傷
を付与しない表面不可視型貴石および半貴石宝飾品の加
工方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上述の目的を達成するがために本発明になる表面不可視
型貴石および半貴石宝飾品の加工方法および宝飾品に於
いては、ガードル部分とパビリオン部分を有する貴石お
よび半貴石の半加工品を、ガードル部分に近接するパビ
リオン部分に、ガードル部分と平行であり且つ互いに対
向する平行な2条の溝を形成し、一方ガードル部分の径
より狭幅の、直立壁と該溝内に嵌合する屈折縁を有する
1個以上の石に対応する固定枠を形成し、該屈折縁間に
石の形成溝を案内嵌合し、得られた石保持用の固定枠外
部に平行屈折縁の端部を閉鎖す゛る壁面を有する外枠を
嵌合固定して成る表面不可視型貴石および半貴石宝飾品
の加工方法を特徴としており、またガードル部分に近接
するパビリオン部分に、ガードル部分と平行であり且つ
互いに対向する平行な2条の溝を形成した貴石および半
貴石と、1個以上の石を案内嵌合する平行屈折縁を有す
る固定枠と、平行屈折縁の端部を閉鎖する壁面を有する
外枠とにより組立てて成る表面不可視型貴石および半貴
石宝飾品を特徴としており、またガードル部分に近接す
るパビリオン部分に形成する溝を、ガードル部分に平行
な円周溝としている表面不可視型貴石および半貴石宝飾
品の加工方法を特徴としている。
型貴石および半貴石宝飾品の加工方法および宝飾品に於
いては、ガードル部分とパビリオン部分を有する貴石お
よび半貴石の半加工品を、ガードル部分に近接するパビ
リオン部分に、ガードル部分と平行であり且つ互いに対
向する平行な2条の溝を形成し、一方ガードル部分の径
より狭幅の、直立壁と該溝内に嵌合する屈折縁を有する
1個以上の石に対応する固定枠を形成し、該屈折縁間に
石の形成溝を案内嵌合し、得られた石保持用の固定枠外
部に平行屈折縁の端部を閉鎖す゛る壁面を有する外枠を
嵌合固定して成る表面不可視型貴石および半貴石宝飾品
の加工方法を特徴としており、またガードル部分に近接
するパビリオン部分に、ガードル部分と平行であり且つ
互いに対向する平行な2条の溝を形成した貴石および半
貴石と、1個以上の石を案内嵌合する平行屈折縁を有す
る固定枠と、平行屈折縁の端部を閉鎖する壁面を有する
外枠とにより組立てて成る表面不可視型貴石および半貴
石宝飾品を特徴としており、またガードル部分に近接す
るパビリオン部分に形成する溝を、ガードル部分に平行
な円周溝としている表面不可視型貴石および半貴石宝飾
品の加工方法を特徴としている。
次ぎに本発明の具体的実施例について詳述する。
本発明の加工方法は、貴石、半貴石の各種の石に適用出
来るが、ダイヤモンドのみは適していない。
来るが、ダイヤモンドのみは適していない。
また、石9の形状としては丸型、角型、小判型等の多様
の型にほぼ共通に適用出来る。
の型にほぼ共通に適用出来る。
貴石は一例として、クラウン部分1とパビリオン部分3
とがガードル部分2で連続していて、クラウン部分lの
上面にテーブル4を備え、パビリオン部分3の先端がキ
ューレット5である。
とがガードル部分2で連続していて、クラウン部分lの
上面にテーブル4を備え、パビリオン部分3の先端がキ
ューレット5である。
本発明はガードル部分2に近接するパビリオン部分3の
相対向する位置に2条の平行溝6を形成する。
相対向する位置に2条の平行溝6を形成する。
該溝6の形成方法は、銅製の円板刃7の刃先にグリセリ
ン等の油で混練したダイヤモンドパウダーを添着したも
のを用いる方法、或いは該パウダーと地金とを混練して
焼き固めたダイヤモンドブレードを用いる方法にて、そ
の回転する円板刃7の刃先を溝形成位置に接触させ、機
械的に把持された石9を移動させながら目的とする横長
な溝6を研削する。そうしてこの研削工程を該溝6と相
対向する位置にも実施する。
ン等の油で混練したダイヤモンドパウダーを添着したも
のを用いる方法、或いは該パウダーと地金とを混練して
焼き固めたダイヤモンドブレードを用いる方法にて、そ
の回転する円板刃7の刃先を溝形成位置に接触させ、機
械的に把持された石9を移動させながら目的とする横長
な溝6を研削する。そうしてこの研削工程を該溝6と相
対向する位置にも実施する。
尚、本発明方法に於いては、ガードル部分2に近接する
パビリオン部分3が円錐型に研磨された石9である場合
は、前述したように、平行溝6を形成する代りにガード
ル部分2と平行な円周溝6aを形成してもよい。
パビリオン部分3が円錐型に研磨された石9である場合
は、前述したように、平行溝6を形成する代りにガード
ル部分2と平行な円周溝6aを形成してもよい。
而して、溝6が形成された貴石または半貴石は、先端を
型またはT型に屈折させた屈折縁8を有する直立壁1
0を平行に複数列備えると共に、少なくとも一方が開放
された固定枠Aを用い、この固定枠Aにある多数個の屈
折縁8間に該石9に形成された溝6を案内嵌合して連接
し、第2図に示すように貴石または半貴石の集合体を得
る。
型またはT型に屈折させた屈折縁8を有する直立壁1
0を平行に複数列備えると共に、少なくとも一方が開放
された固定枠Aを用い、この固定枠Aにある多数個の屈
折縁8間に該石9に形成された溝6を案内嵌合して連接
し、第2図に示すように貴石または半貴石の集合体を得
る。
パビリオン部分3に溝6を形成すると、完成宝飾品はテ
ーブル4側から見た時に、石の性質、屈折率、光の反射
角度等により溝6は認識し難いものとなる。
ーブル4側から見た時に、石の性質、屈折率、光の反射
角度等により溝6は認識し難いものとなる。
また、パビリオン部分3に形成した溝6内に固定枠Aの
屈折縁8を嵌合することにより、固定枠Aは表面に現出
しないものとなる。
屈折縁8を嵌合することにより、固定枠Aは表面に現出
しないものとなる。
当該平行な溝6を形成した多数個の貴石または半貴石を
、固定枠Aに樹立された複数列の直立壁10先端の平行
な屈折縁8に摺動、嵌合させて連接する場合、単なる摺
動、嵌合では貴石または半貴石は固定されない。従って
第3図に示すように、貴石または半貴石を案内嵌合した
固定枠Aの外周に、壁面11を樹立した外枠Bを嵌合す
ると共に、ポル)Cを両枠A、Bの底壁に穿孔した螺子
孔01已に螺合して固定枠Aと外枠Bとを固定し、貴石
または半貴石の揺動および脱落を防止するか、或いは第
5図に示すように、貴石または半貴石を案内嵌合した固
定枠Aの外周に、上端は石9または直立壁10と係合し
、下端は固定枠Aの底縁と夫々係合する壁面11を樹立
した外枠Bを嵌合し、所謂フセ込み方式を採って固定枠
Aと外枠Bとを固定し、貴石または半貴石の揺動および
脱落を防止する方式、或いは第6図に示すウラ爪方式の
ように、重設された固定枠Aと外枠Bの底縁を、いずれ
か一方に屈曲させて固定枠Aと外枠Bとを固定し、貴石
または半貴石の揺動および脱落を防止する方式が実施さ
れる。
、固定枠Aに樹立された複数列の直立壁10先端の平行
な屈折縁8に摺動、嵌合させて連接する場合、単なる摺
動、嵌合では貴石または半貴石は固定されない。従って
第3図に示すように、貴石または半貴石を案内嵌合した
固定枠Aの外周に、壁面11を樹立した外枠Bを嵌合す
ると共に、ポル)Cを両枠A、Bの底壁に穿孔した螺子
孔01已に螺合して固定枠Aと外枠Bとを固定し、貴石
または半貴石の揺動および脱落を防止するか、或いは第
5図に示すように、貴石または半貴石を案内嵌合した固
定枠Aの外周に、上端は石9または直立壁10と係合し
、下端は固定枠Aの底縁と夫々係合する壁面11を樹立
した外枠Bを嵌合し、所謂フセ込み方式を採って固定枠
Aと外枠Bとを固定し、貴石または半貴石の揺動および
脱落を防止する方式、或いは第6図に示すウラ爪方式の
ように、重設された固定枠Aと外枠Bの底縁を、いずれ
か一方に屈曲させて固定枠Aと外枠Bとを固定し、貴石
または半貴石の揺動および脱落を防止する方式が実施さ
れる。
もって、溝6がガードル部分2の下側にあるパビリオン
部分3の傾斜壁部分に形成されていることで、貴石また
は半貴石を集合させた宝飾品の表面からは、固定枠Aお
よび外枠Bは現出させないように出来る。
部分3の傾斜壁部分に形成されていることで、貴石また
は半貴石を集合させた宝飾品の表面からは、固定枠Aお
よび外枠Bは現出させないように出来る。
(発明の効果)
本発明の宝飾品加工方法によると、ダイヤモンドを除く
貴石および半貴石は、銅製の円板刃7の刃先にグリセリ
ン等の油で混練したダイヤモンドパウダーを添着したも
のを用いる方法、或いは該パウダーと地金とを混練して
焼き固めたダイヤモンドブレードを用いる方法にて、当
該溝を形成することが出来るのであるが、当該形成する
溝の位置は、ガードル部分に近接するパビリオン部分と
し、ガードル部分と平行であり且つ互いに対向する平行
で横長な2条の溝、或いは円周溝として形成しているの
で、溝はガードル部分外径より内側に入り込んだパビリ
オンの傾斜壁に形成されることとなる。
貴石および半貴石は、銅製の円板刃7の刃先にグリセリ
ン等の油で混練したダイヤモンドパウダーを添着したも
のを用いる方法、或いは該パウダーと地金とを混練して
焼き固めたダイヤモンドブレードを用いる方法にて、当
該溝を形成することが出来るのであるが、当該形成する
溝の位置は、ガードル部分に近接するパビリオン部分と
し、ガードル部分と平行であり且つ互いに対向する平行
で横長な2条の溝、或いは円周溝として形成しているの
で、溝はガードル部分外径より内側に入り込んだパビリ
オンの傾斜壁に形成されることとなる。
従って、固定枠の屈折縁を溝内へ案内嵌合して石を保持
する時、固定枠自体をテーブル面上方から見た時に隠蔽
することが出来、在来の如く固定用の爪片等を表面に現
出させて、石を部分的に隠蔽することなく、常にその全
表面面積の光輝が得られ、且つ爪片による間隙を生ぜず
、石同志を密接して保持出来るものとなる。
する時、固定枠自体をテーブル面上方から見た時に隠蔽
することが出来、在来の如く固定用の爪片等を表面に現
出させて、石を部分的に隠蔽することなく、常にその全
表面面積の光輝が得られ、且つ爪片による間隙を生ぜず
、石同志を密接して保持出来るものとなる。
更に、屈折縁端部を閉鎖する壁面を有する任意形状の外
枠、例えばテニスラケット型をした外枠を固定枠の外部
より包被することにより、石自体を揺動させずに確実に
保持し得、屈折縁を 型のみではなくT型も用いて固定
枠を変形することにより、多数個の相隣接する石を接触
して固定した宝飾品を得ることが出来る。
枠、例えばテニスラケット型をした外枠を固定枠の外部
より包被することにより、石自体を揺動させずに確実に
保持し得、屈折縁を 型のみではなくT型も用いて固定
枠を変形することにより、多数個の相隣接する石を接触
して固定した宝飾品を得ることが出来る。
本発明の加工方法は、爪止めによる叩打衝撃を加えない
ので、耐熱性の無い或いは耐衝撃性に弱い石であっても
破損する機会がなく、在来のように枠をロー付けして互
いの石を連結する、等の加熱を加えないので、石を変質
させることがない。
ので、耐熱性の無い或いは耐衝撃性に弱い石であっても
破損する機会がなく、在来のように枠をロー付けして互
いの石を連結する、等の加熱を加えないので、石を変質
させることがない。
本発明により加工した宝飾品は、溝がガードル部分の外
径より内側に形成されているので、溝は石の表面から認
識出来ず、また固定枠、外枠はガードル部分の外径の内
に配置出来るので、得られた宝飾品は表面から石基外を
現出させない利点がある。尚、宝飾品を取り巻く外枠は
、そのデザインによって認識出来る場合と認識出来ない
場合とがある。
径より内側に形成されているので、溝は石の表面から認
識出来ず、また固定枠、外枠はガードル部分の外径の内
に配置出来るので、得られた宝飾品は表面から石基外を
現出させない利点がある。尚、宝飾品を取り巻く外枠は
、そのデザインによって認識出来る場合と認識出来ない
場合とがある。
更に、宝飾品は、屈折縁を溝内への嵌合、および固定枠
の外部からの外枠の包被、固定枠と外枠との締着により
、石の揺動しない宝飾品となり、サイズ直し場合は石と
枠が分離し得るので、耐熱、衝撃の考慮を要しない。
の外部からの外枠の包被、固定枠と外枠との締着により
、石の揺動しない宝飾品となり、サイズ直し場合は石と
枠が分離し得るので、耐熱、衝撃の考慮を要しない。
第1図は本発明の溝研削要領図、第2図は外枠を除いた
本発明装飾品の具体例を示す側面図、第3図は本発明加
工方法の組立て要領図、第4図は同側面見取図、第5図
、第6図は他の実施例による一部省略側面見取図である
。 1−クラウン部分 3−パビリオン部分 5−キューレット 7−円板刃 8−・−屈 折 縁 l〇−直立壁 11−壁 面 A−−一固 定 枠 B−・−外 c−ボルト D、E−螺子孔 2−・−ガードル部分 4−・テーブル 6−・−溝 枠
本発明装飾品の具体例を示す側面図、第3図は本発明加
工方法の組立て要領図、第4図は同側面見取図、第5図
、第6図は他の実施例による一部省略側面見取図である
。 1−クラウン部分 3−パビリオン部分 5−キューレット 7−円板刃 8−・−屈 折 縁 l〇−直立壁 11−壁 面 A−−一固 定 枠 B−・−外 c−ボルト D、E−螺子孔 2−・−ガードル部分 4−・テーブル 6−・−溝 枠
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ガードル部分とパビリオン部分を有する貴石および
半貴石の半加工品を、ガードル部分に近接するパビリオ
ン部分に、ガードル部分と平行であり且つ互いに対向す
る平行な2条の溝を形成し、一方、ガードル部分の径よ
り狭幅の、直立壁と該溝内に嵌合する屈折縁を有する1
個以上の石に対応する固定枠を形成し、該屈折縁間に石
の形成溝を案内嵌合し、得られた石保持用の固定枠外部
に平行屈折縁の端部を閉鎖する壁面を有する外枠を嵌合
固定して成る表面不可視爪貴石および半貴石宝飾品の加
工方法。 2、ガードル部分に近接するパビリオン部分に、ガード
ル部分と平行であり且つ互いに対向する平行な2条の溝
を形成した貴石および半貴石と、1個以上の石を案内嵌
合する平行屈折縁を有する固定枠と、平行屈折縁の端部
を閉鎖する壁面を有する外枠とにより組立てて成る表面
不可視爪貴石および半貴石宝飾品。 3、ガードル部分に近接するパビリオン部分に形成する
溝を、ガードル部分に平行な円周溝としている請求項1
記載の表面不可視爪貴石および半貴石宝飾品の加工方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19517388A JPH02147003A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 表面から爪と枠を不可視とした貴石および半貴石宝飾品の加工方法および宝飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19517388A JPH02147003A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 表面から爪と枠を不可視とした貴石および半貴石宝飾品の加工方法および宝飾品 |
Publications (2)
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JPH02147003A true JPH02147003A (ja) | 1990-06-06 |
JPH0433202B2 JPH0433202B2 (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=16336656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19517388A Granted JPH02147003A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 表面から爪と枠を不可視とした貴石および半貴石宝飾品の加工方法および宝飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02147003A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998032350A1 (fr) * | 1997-01-27 | 1998-07-30 | Ota Trading Ltd. | Structure de monture de bijoux |
CN104955355A (zh) * | 2013-01-30 | 2015-09-30 | 梵克雅宝股份有限公司 | 包括组装于闭合框架内的多个宝石、具有两个装饰面的装饰元件 |
CH718254A1 (fr) * | 2021-01-15 | 2022-07-15 | Geesco | Assemblage par sertissage d'une pierre précieuse ou semi-précieuse sur un support de sertissage. |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9801434B2 (en) | 2012-05-02 | 2017-10-31 | Grand Rainbow International Limited | Invisible setting and methods and tools for effecting same |
WO2015056146A1 (en) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | Grand Rainbow International Limited | Invisible setting and methods for effecting same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6155822U (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-15 |
Family Cites Families (1)
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DE2809378A1 (de) * | 1978-03-04 | 1979-09-13 | Blaupunkt Werke Gmbh | Horizontalablenkschaltung |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP19517388A patent/JPH02147003A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6155822U (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-15 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0433202B2 (ja) | 1992-06-02 |
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