JPH02145692A - アルミニウム及びアルミニウム合金用熱間圧延油組成物 - Google Patents

アルミニウム及びアルミニウム合金用熱間圧延油組成物

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JPH02145692A
JPH02145692A JP30034888A JP30034888A JPH02145692A JP H02145692 A JPH02145692 A JP H02145692A JP 30034888 A JP30034888 A JP 30034888A JP 30034888 A JP30034888 A JP 30034888A JP H02145692 A JPH02145692 A JP H02145692A
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武彦 市本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水分散型のアルミニウム及びアルミニウム合金
用熱間圧延油組成物に関する。
〔従来の技術〕
アルミニウム及びアルミニウム会合の熱間圧延では、圧
延板表面から圧延ロール表面へ7 ルミニウムが移着し
て、ロールコーティングが形成される。従って、圧延板
はロールコーティングと接触して圧延されることになる
ので、圧延板の表面品質はロールコーティングの性状に
よって左右される。熱間圧延時に発生した板の表面欠陥
は冷間圧延後の板表面品質にも影響するので、熱間圧延
におけるロールコーテイング性状は非常に重要といえる
ロールコーテイング性状は圧延諸条件(板材質、板温度
、板表面粗さ、ロール温度、ロール表面粗さ、圧下率、
圧延速度、ブラシロール操業条件4ど)と圧延油によシ
変化する。
従って、圧延油の選択は、ロールコーティングを制御す
る上で不可欠なものでるる。
熱間圧延では光分なロール冷却性が必要となるので、圧
延油はエマルションの形で使用されている。アルミニウ
ム及びアルミニウム合金の熱間圧延油に要求される性能
として、潤滑性、ロールコーテイング性、表面品質性。
乳化安定性、作業性、廃水処理性等が挙げられる。従来
、一般にアルミニウム及びアルミニウム合金の熱間圧延
油としては、鉱物油を基油として脂肪酸、油脂、脂肪酸
エステル等の油性向上剤、極圧剤、防錆剤、酸化防止剤
等を配合し、これを主に歯イオン性界面活性剤で乳化し
た、通常3〜10%濃度のエマルションが使用されてい
る。しかし、近年の大量生産化とアルミニウム圧延品の
高品質指向から、潤滑性、表面品質性、乳化安定性等の
熱間圧延油に対する要求が益々高くなってきているのく
対し、従来の乳化剤を用いたアルミニウム及びアルミニ
ウム合金用熱間圧延油は、それらの要求すべてを充分満
足するものではなかった。
即ち、これらの圧延油にあっては、乳化剤の種類と添加
量とを選ぶことによって潤滑性を制御するものでめった
が、このような乳化剤を用いた熱間圧延油においては、
潤滑性と乳化安定性とは相反する傾向金示し、両性能を
共に満足させることはできなかった。即ち潤滑性を増す
と乳化安定性は低下し、その結果潤滑性の経時安定性も
低下するため、板表面の品質安定性が問題となった。一
方、乳化安定性を増すと光分な@滑性は得られず、その
結果板表面に糧々の欠陥を発生した。
このように相反する特性でめる潤滑性と乳化安定性を両
立させる工夫として、例えば、特公昭62−14559
号公報にみられる圧延油組成物がるる。この方法では、
潤滑性と乳化安定性は確かに両立し、それなシに従来技
術にない%徴を備えたものであったが、得られる圧延板
の表面品質は必ずしも十分ではなかった。一方同様の試
みとして特開昭63−120795号公報がめる。これ
は本質的には特公昭62−14559号公報と同じ技術
でるるが、その選択範囲の中から、潤滑性を犠牲にした
上で表面品質性を向上させたものでろる。
このように、従来のアルミニウム及びアルミニウム合金
用熱間圧延油においては、@滑性。
分散安定性及び板表面品質性を同時に満足するものはな
く、近年のアルミニウム圧延における大量生産化と高品
質指向に対応することが困難であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、アルミニウム熱間圧延油に味せられた上述の
ような課題を解決しようとするものでろって、特に、潤
滑性及び分散安定性に慢れ、かつ優れた表面品質性を有
する圧延板を得ることのできるアルミニウム熱間圧延油
を提供しようとするものである。
〔課題を解決するだめの手段〕
そこで、本発明者らは、従来のアルミニウム及びアルミ
ニウム付会用熱間圧延油の有する上記課題を解決すべく
鋭意研究を行った結果、特定の潤滑油成分を、特定の水
溶性陽イオン性高分子化合物又は水溶性両性イオン高分
子化合物を使用して水中に乳化分散させることにより、
上記目的が達成されることを見いだした。
更に詳しくは、この組み合わせによシ、良好な潤滑性が
得られること、該高分子化合物の保護コロイド的機能に
よって、潤滑油成分が適度な粒径に保たれ、水中に安定
に乳化分散されるので、循環における乳化安定性がよく
、更に長期循環使用においても粒径が安定に保持され、
潤滑性の経時的変化が著しく少ないこと、及び潤滑油成
分のロールコーティング制御機能によって、安定で良好
な板表面品質性が得られることを見いだし、本発明を完
成した。
すなわち本発明は、次の成分(a)〜(d)(a)粘度
80 cSt (40℃) 以下(1!l&物油(b)
炭素数10〜22の脂肪酸、油脂及び炭素数10〜22
の脂肪酸と炭素数1〜22のアルコールとの脂肪族モノ
エステルから成る群から選ばれる1種または2種以上の
化合物3〜30重量% (C)アルキル基の炭素数が4〜18でるるアルキルリ
ン酸エステルまたはアル中ル亜リン酸エステル0.5〜
10重1チ (d)次の■〜■ ■塩基性窒素原子または陽イオン性窒素原。
子を少なくとも1個含有するビニル系単麓体またはその
塩もしくは第4級アンモニウム塩の単独重合物またはこ
れらの共重合物 ■塩基性窒素原子または1場イオン性窒素原子を少なく
とも1個含有するビニル系単量体またはその塩もしくは
第4級アンモニウム塩と、塩基性窒素原子及び陽イオン
性鼠素原子を含有しないビニル系単量体またはその塩と
の共重合物 ■エチレンイミンの開環重合体の塩または第4級アンモ
ニウム塩 ■脂肪族ジカルボン酸と?リエチレン?リアミンまたは
ゾ破すオキシエチレンアルキルアミンとの重縮合力の項
または第4級アンモニウム塩 のいずれかでメジ、その平均分子量が1,000〜10
,000,000の範囲にある水溶性陽イオン性高分子
化合物または水M性両性イオン高分子化合物よシ成る群
から選ばれる1種または2種以上の分散剤成分0.1−
10重量チ を含有して成る水分散塑アルξニウム及びアルミニウム
合金用熱間圧延油組成物を提供するものである。
本発明の熱間圧延油組成物の(a)成分である鉱物油と
しては、例えばスピンドル油、マシン油、タービン油、
シリンダー油、ニュートラル油等が挙げられ、その粘度
は8Q cst(40℃)以下である。これ以上粘度が
高くなると板表面品質性が低下する。
また、(b)成分でるる油脂としては、例えば鯨油、牛
脂、豚脂、ナタネ油、ヒマシ油、/Q−ム油、ヤシ油等
の動植物油脂が挙げられる。
炭素数10〜22の脂肪酸としては、例えばカシリン酸
、ラウリン酸、インステアリン酸、オレイン酸、エルカ
酸等が挙けられる。脂肪族モノエステルとしては、該脂
肪酸と炭素数1〜22の脂肪族1価アルコール、エチレ
ングリコール、トリメチロールグロノ9ン、ペンタエリ
スリトール等とのモノエステルが挙げられ、その具体例
としてカシリン酸メチル、ステアリン酸ブチル、オレイ
ン酸ラウレート、エルカ酸2エテルヘキシル等が挙げら
れる。
これらの油性向上剤成分は、それぞれl櫨でもよいが、
2櫨以上を混合して使用することもできる。また、その
添加量は組成物の3〜30tj!t%でめプ、3重t%
未満では潤滑性が低下し、30重量%を超えると板表面
品質性が低下する。また、油脂を混合する場合、その添
加量は20]i量チまでとするのがよシ好ましい。
また、(C)成分であるリン酸エステルまたはアルキル
亜リン酸エステルは、アルキル基の炭素数が4〜18の
ものでろ勺、特にアルキルアシッドホスフェートまたは
アルキルアシッドホスファイトがよシ好ましく、その添
加量は0.5〜10重量%である。0.5重量−未満で
は板表面品質性が向上しない。10重重量上超える添加
は可能でろるが、それ以上添加しても増量による板表面
品質性の向上は期待できない。
また、(d)成分の水浴性陽イオン性高分子化合物及び
水溶性両性イオン高分子化合物は塩基性窒素原子又は陽
イオン性宣素原子を含み、平均分子tが1,000〜I
O,OOQ、000ON囲にあることが必須であるが、
更に分子中にカルボン酸塩、スルホン酸塩、リン酸塩、
アミド、エステル等の基を含んでいてもよく1例えば次
のような化合物が挙げられる。
(イ)次の一般式(1)〜Mで表される塩基性窒素原子
又は陽イオン性窒素原子を少なくとも1個含有するビニ
ル系単量体(以下、「含mXビニル系単量体」と略称す
る)またはその塩もしくは第4級アンモニウム塩の単a
重合物またはこれらの2檀以上の共重合物。
(式中、Aは一〇−または−NH−を、R1は水素原子
またはメチル基を、R2及びR3は水素原子、メチル基
またはエチル基を、nは1〜3の整数を示す) (式中、 R1,R”、 R”及びnは上記と岡じ)(
式中 R1は上記と同じでるり、置換位は2位または4
位)2 (式中、 R1及びR2は上記と同じでめシ、置換位は
2位または4位) 唱 (式中、R1,R”及びR3は上記と同じ)これら含窒
素ビニル系単量体の具体例としては、(I)式のジメチ
ルアミノエテルアクリレート、ジエチルアミノエチルア
クリレート。
ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノ
エチルメタクリレート、ジメチルアミノゾロビルアクリ
ルアミド、ゾエチルアミノグロビルアクリルアミド、ジ
メチルアミノゾロビルメタクリルアミド、ゾエチルアミ
ノデロビルメタクリルアミド等; ([1)式のジメチ
ルアミノメチルエチレン、ジエチルアミノメチルエチレ
ン、ジメチルアミノメチルゾロペン、ゾエテルアミノメ
チルデロペン等;(ホ)式のビニルビリシン等−99式
のビニルピペリシン、ビニル−N−メチルビベリシン等
;(ロ)式ノビニルベンシルアミン、ビニル−N、N−
ジメチルベンジルアミン等が挙げられる。
(ロ)前記一般式CI)〜(ロ)で表される含窒素ビニ
ル系単量体又はその塩もしくは第4級アンモニウム塩の
1g又は2種以上と、α、β−不飽和カルゴン酸もしく
はその誘導体又はその塩、スルホン酸基含有ビニル化合
物又はその塩、アクリロニトリル、ビニルピロリドン及
び炭素数2〜20の脂肪族オレフィンよシ成る群から選
ばれる塩基性鼠素原子及び陽イオン性S1素原子を含有
しないビニル系単量体(以下「ビニル系単菫体」と略称
する)の1種又は2種以上との共重合物。
このビニル系単量体としては、例えば、ビニルピロリド
ン、アクリロニトリル;アクリル酸、メタクリル酸、マ
レイン酸又はこれらの酸のアルカリ金属塩、アンモニウ
ム塩、アマイド化合物もしくはエステル化物;ビニルス
ルホン酸、メタクリルスルホン酸、2−アクIJ/I’
7ミl’−2−/’チルゾロノ9ンスルホン酸、p−ス
チレンスルホン酸又はこれらの酸のアルカリ金属塩もし
くはアンモニウム塩等が挙げられる。
上記(d)成分の重合物は、その平均分子量が10.0
00〜i、ooo、oooのものがよシ好ましい。
また、水溶性陽イオン性高分子化合物又は水溶性両性イ
オン高分子化合物を与える含窒素ビニル系単量体の広も
しくは第4級アンモニウム塩を形成する対イオンとして
のアニオンとしては、硫酸イオン、硝酸イオン、塩素イ
オン、グリコール酸イオン、酢酸イオン、リン酸イオン
等が挙げられ、それらの中で駿性リン酸基を有する有機
又は無機リン酸イオン、又はほう酸イオンが潤滑性又は
防錆性の観点から好ましいが、これら以外の対イオンの
適用も妨げるものではない。
これらの水溶性陽イオン性高分子化合物又は水溶性両性
イオン高分子化合物は1種又は2種以上を混合して使用
することができ、熱間圧延油組成物全量に対して0.1
〜10重量%になるように配合される。これ以上の配合
は耐圧荷重性能が小さくなってしまい満足な潤滑効果は
得られない。
本発明のアルミニウム及びアルミニウム合金用熱間圧延
油組成物には、上記成分の他に必要に応じて公知の添加
剤、例えば防錆剤。
酸化防止剤及び初期乳化性を向上させるための乳化剤等
を添加することができる。
防錆剤は、必要に応じ圧延油組成物全量に対し2重量%
まで添加することが可能でロシ、例えば、アルケニルコ
ハク酸及びその誘導体、オレイン酸等の脂肪酸、ンルピ
タンモノオレート等のエステル、その他アミン類等ヲ用
いることができる。酸化防止剤は、必要に応じ圧延油m
g物全童に対し5重量%葦で添加することが可能でるり
、例えば、2.4−ゾt−ブチルp−クレゾール等のフ
ェノール系化合物、フェニルα−ナフチルアミン等の芳
香族アミン等を用いることができる。乳化剤は、必要に
応じ圧延油組成物全量に対し5重量%まで添加すること
が可能でめシ、例えば、オレイン酸トリエタノールアミ
ン塩等の陰イオン性界面活性剤、?リオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル等の非イオン性界面活性剤等を用
いることができる。
本発明のアルミニウム及びアルミニウム合金用熱間圧延
油組成物を使用するに際しては、該組成物を水で希釈し
て使用する。この際の希釈割合は特に限定されないが、
通常該組成vlJ濃度が1〜30重tチとなるようにす
るのが好ましい。
〔発明の効果〕
この様にして得られる本発明の圧延油組成物は、2M度
な粒径で粒径分布の安定した分散状態を持ち、高潤滑性
能を有し、循環使用時の乳化安定性に優れたアルミニウ
ム及ヒアルミニウム合金用の熱間圧延油といて使用する
ことができ、その使用時においてはロールコーテイング
性状が安定でめplこれを使用することによって板表面
品質性の優れたアルミニウム及びアルミニウム合金圧延
材を安定に得ることができる寺の極めて優れた特性を有
する。また、分散剤成分の機能により、タンク、ミル周
辺等ハウシングの汚れが改善され、廃水処理性にも優れ
るものである。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1〜8及び比較例1〜4 以下に示す組成の圧延油組成物を常法に従い調製した。
(a)成分: 申)成分: (e)成分= (d)成分: その他: 鉱物油<30cSt/40℃)   72.9オレイン
#120.0 トリオクチルホスフェート    5.0水溶性高分子
分散剤(A)       1.0〔ジメチルアミノゾ
ロビルメタクリル アミドのメチルクロライドによる第4 級アンモニウム塩の重合物(MIF = 80万)〕防
##J               1.0トリエタ
ノールアミン       0.1100.0 (jL)成分 (b)成分 :鉱物油(20cSt/4Q℃)   84.0:牛脂 l 010 (e)成分 (d)成分 : トリオクチルホスファイト    5.0=水水溶
嵩高子分散剤(B)       1.0〔ツメチルア
ミノエチルメタクリレートのグリコール酸中和物/アク
リル酸ナトリウム=6/lの共重合物(Mw=so万)
〕 100.0 (JL)成分: (b)成分: (e)成分= (d)成分: 鉱物油(40cSt/4Q℃)   71.5ステアリ
ン酸ブチル      20.0シラウリルホスフアイ
ト      5.0水溶性高分子分散剤03.O 〔ビニルピリジンのジメチル4A酸による第4級7ンモ
ニウム塩/ビニルピロリドン/アクリル酸ナトリウム=
6/3/lの共重合物(MW=45万)〕 その他: ノニオン系界面活性剤(I)      0.5(、i
 IJオキシエチレンノニルフェニルニーfル(HLB
=12.4)) 100.0 (a)成分:鉱物油(30cSt/40℃)   79
.5Φ)成分ニオレイン酸゛i o、。
ノq−ム油              5.0(C)
成分:ゾプテルホス7エート2.5(d)成分:水溶性
高分子分散剤01.0〔?リエチレンイミンのリン酸中
和物 (Mw= 7万)〕 その他:酸化防止剤           1.0防錆
剤              1.0100.0 発明品ム5 重tチ (a)成分:鉱物油(20cst /40 ′c)  
  80.503)成分ニオレイン酸        
   5.0オレイン酸ラウリル       I O
,0(C) g分:モノオクチルホス7エート2.5(
d)成分:水溶性高分子分散剤に)      1.0
〔ツメチルアミノエチルメタクリレートのリン酸中和*
/メタクリル酸ドデシル/アクリル酸ナトリクム=6/
l/1の共重合物(My = 30万)〕 その他:酸化防止剤           1.010
0.0 (a)成分:鉱物油(50cst/40℃)    8
1.5Φ)成分:インステアリン酸       10
60ステアリン酸ブチル       5.0(C)成
分ニトリオレイルホスフェート1.0(d)成分:水浴
性高分子分散剤(B)       1 、0水溶性高
分子分散剤00.5 その他:l112化防止剤           1.
0100.0 (JL)成分:鉱物油(30cSt/40℃)    
78.5(b)成分: ヒマシ油          
   5.0ステアリンば2エチルヘキシル 10.0
(e)成分: トリオレイルホスファイト    2.
5(d)成分:水溶性高分子分散剤03.0〔ダイマー
酸とジエチレントリアミンの重縮合物のリン酸中和物(
Mw=80万)〕その他二酸化防止剤        
   1.0100.0 発明品48 重量チ (a)成分:鉱物油(20eSt/40℃)    8
0.5(b)成分:ラウリン酸           
5.0ノq−ム油              S、O
オレイン酸オレイル        5.0((り 成
分:ジオレイルホスフェート2.5(d)成分:水溶性
高分子分散剤’8−;)       0.5〔ジメチ
ルアミノエチルメチルメタクリルアミドのリン酸塩/ア
クリル酸ナトリウム/ビニルスルホン酸ナトリウム=3
/l/1の共重合物(Mw=20万〕〕その他:酸化防
止剤           1.。
防錆剤              0.5100.0 比較品&l 市販アルミニウム用熱間圧延油 系界面活性剤) 鉱物油(30eSt/40℃) オレイン酸 牛脂 トリクレゾルホスフェート 酸化防止剤 防錆剤 ノニオン系界面活性剤(I) 比較品A3 鉱物油(100cSt/40℃) オレイン酸 (アニオン 82.5 5.0 5.0 2.5 1.0 1.0 3.0 100.0 重量% 55.0 5.0 ヒマシ油                 1O10
ステアリン酸ブチル          20.0トリ
クレゾルホスフエート         5.0水溶性
高分子分散剤(B)           3.0酸化
防止剤               1.0防錆剤 
                 1.0100.0 比較品A4 重tS 鉱物油(20eSt/40℃)        80.
0オレイン酸               12.0
トリクレゾルホスフエート         3.0水
溶性高分子分散剤(ロ)          1.0〔
ツメチルアミノエチル?リメタクリレートのグリコール
酸中和物(Mw=10万)〕 ノニオン系界面活性剤(J)          4.
0(、l−17オキシエチレンノニルフエニルエーテル
()iLB=9.2) 〕 100.0 試験例1 圧延試験 ・試験方法 二段圧延Mk(200■pX200目幅、SUJ −2
%Ha=65)1!I:用いて各圧延油の圧延潤滑性(
試験l)及び板表面品質性(試験2)を測定した。
・圧延条件 圧延材:純アルミニウム材(A1050゜80諷幅X7
00■長X4.5■ 厚) ロール粗度:研磨紙によシ圧延方向に研磨し、Ra =
 0.3〜0.4 μm(Rz=2.8〜3.2μm)
に調整する。
板温度=480℃ 圧延速度:50m/分 圧下率:40%と60%(試験l)、 60チ(試F!2) 圧延枚数:各圧下率について5枚ずつ (試験1)、100枚(試験2) ・圧延油条件 油分−度: 5 vol % 液温度:60℃ 攪拌条件;ホモミキサー10,000 rpmスプレー
量:2t/分 ・結 果 発明品と比較品の圧延潤滑性及び板表面品質性試験結果
を第1表に示す。圧延潤滑性は圧下率と圧延荷重の関係
で、板表面品質性は圧延枚数と板表面粗度(圧延幅方向
)の関係で示している。
以下余白 第1表から明らかなように、比較品に比べて発明品は優
れた圧延潤滑性を示し、かつ得られた圧延板も表面の荒
れが少々く、優れた板表面品質性を示した。
試験例2 乳化安定性試験 圧延油組成物と・水を所足濃度(5volチ、60℃)
に混合し、ホモミキサーにて コールタ−カウンターにて測定し、粒子径の変化から乳
化安定性を評価した。この結果を第2表に示す。
第2表 10.00Orpmで攪拌してエマルションを調製し、
第1図に示す循環装置でエマルションを循環した。At
粉末(−325メツシユ)を500ppm、オレイン酸
A L k 500 ppm 株77gし、10時間循
環(ホモミキサー10.00Orpm。
油浴温度200℃、循環量1,017分)を行なった。
添加前後のエマルションの粒子径を第2表から明らかな
ように1発明品は優れた乳化安定性を示した。
試験例1及び2の結果から、本発明の圧延油組成物は圧
延潤滑性、板表面品質性及び乳化安定性について、全て
を満足するものでめった。
【図面の簡単な説明】
第1図は乳化安定性試験を行なうための循環!11であ
る。 l・・・容 器   2・・・ヒーター3・ ・・ホモ
ミキサー 4・ ・・−ンゾ5・・・スプレー  6・
・・ノズル 7・・・油浴 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の成分(a)〜(d) (a)粘度80cSt(40℃)以下の鉱物油(b)炭
    素数10〜22の脂肪酸、油脂及び炭素数10〜22の
    脂肪酸と炭素数1〜22の アルコールとの脂肪族モノエステルから成 る群から選ばれる1種または2種以上の化 合物3〜30重量% (c)アルキル基の炭素数が4〜18であるアルキルリ
    ン酸エステルまたはアルキル亜リン 酸エステル0.5〜10重量% (d)次の[1]〜[4] [1]塩基性量素原子または陽イオン性窒素原子を少な
    くとも1個含有するビニル系単 量体またはその塩もしくは第4級アンモ ニウム塩の単独重合物またはこれらの共 重合物 [2]塩基性窒素原子または陽イオン性窒素原子を少な
    くとも1個含有するビニル系単 量体またはその塩もしくは第4級アンモ ニウム塩と、塩基性窒素原子及び陽イオ ン性窒素原子を含有しないビニル系単量 体またはその塩との共重合物 [3]エチレンイミンの開環重合体の塩または第4級ア
    ンモニウム塩 [4]脂肪族ジカルボン酸とポリエチレンポリアミンま
    たはジポリオキシエチレンアル キルアミンとの重縮合物の塩または第4 級アンモニウム塩 のいずれかであり、その平均分子量が 1,000〜10,000,000の範囲にある水溶性
    陽イオン性高分子化合物または水溶性両性 イオン高分子化合物より成る群から選ばれ る1種または2種以上の分散剤成分0.1〜10重量% を含有して成る水分散型アルミニウム及びアルミニウム
    合金用熱間圧延油組成物。 2、塩基性窒素原子または陽イオン性窒素原子を少なく
    とも1個含有するビニル系単量体が、次の一般式( I
    )〜(V) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aは−O−または−NH−を、R^1は水素原
    子またはメチル基を、R^2及びR^3は水素原子、メ
    チル基またはエチル基を、nは1〜3の整数を示す) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1、R^2、R^3及びnは上記と同じ)
    ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1は上記と同じであり、置換位は2位また
    は4位) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R^1及びR^2は上記と同じであり、置換位
    は2位または4位) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^1、R^2及びR^3は上記と同じ)のい
    ずれかで表わされるものである請求項1記載の水分散型
    アルミニウム及びアルミニウム合金用熱間圧延油組成物
    。 3、塩基性窒素原子及び陽イオン性窒素原子を含有しな
    いビニル系単量体が、α,β−不飽和カルボン酸もしく
    はその誘導体またはその塩、スルホン酸基含有ビニル化
    合物またはその塩、アクリロニトリル、ビニルピロリド
    ン及び炭素数2〜20の脂肪族オレフィンより成る群か
    ら選ばれるものである請求項1記載の水分散型アルミニ
    ウム及びアルミニウム合金用熱間圧延油組成物。
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