JPH021451A - 抗関節炎性β―シクロアルキル―β―オキソプロピオニトリル類 - Google Patents

抗関節炎性β―シクロアルキル―β―オキソプロピオニトリル類

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JPH021451A
JPH021451A JP1014212A JP1421289A JPH021451A JP H021451 A JPH021451 A JP H021451A JP 1014212 A JP1014212 A JP 1014212A JP 1421289 A JP1421289 A JP 1421289A JP H021451 A JPH021451 A JP H021451A
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    • C07C255/01Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C255/31Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to acyclic carbon atoms having cyano groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton containing rings other than six-membered aromatic rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、抗炎症及び抗関節炎剤として活性なβ−オキ
ンーブロピオニトリル類に、炎症又は関節炎症状の処置
の際のそれらの用途に、又これら新規化合物を含有する
医薬組成物に関する。
(従来の技術) ベンゾイルアセトニトリル(K)及びそのモノフロロ類
縁体は、ラットにおけるアジュバント誘発関節炎の有効
な阻害剤であることが見出されている( J、 Med
、 Chem、。
1979.22:1385〜9)。同じ論文、並びに米
国特許418Q436は又、抗関節炎剤としてβ−オキ
ンーβ−チオフェエンロピオニトリル類(n)を開示し
ている。
(1)         (n) (a)ないしくe)において、a−カルボニル又はチオ
カルボニル置換分を有するβ−オキンプロピオニトリル
類が抗炎症及び(又は)抗関節炎剤として報告されてい
る。
(a)  米国特許4061.767及びドイツ公開書
(Offenlegungsschrift ) 2.
555789は、夫々式(I[Ia )及び(Ilb)
 (式中Arは、なかんずく七ノー、ジ、或いはトリー
置換フェニルであり、該置換分は、例えば、ハロゲン、
アルキル、アルコキシ、或いは)−ロー置換アルキルで
あってよい)の2−ヒドロキシエチリデンシアノ酢酸ア
ニリド誘導体を開示している。
([1) a : R’ =メチル b:R凰=H,ベンジル、C2−17 アルキル 建)米国特許425べ047.4254048X425
4.049.417q656、並びに4173,650
は、−膜構造(ト))(ただしXは、酸素、硫黄、メチ
レン、或いは直接結合である;Arは、随意にはハロゲ
ン、アルキル、アルコキシ、トリフロロメチル、並びに
トリクロロメチルから選択された、1つ又はそれ以上の
同−又は異なった基で置換されたフェニルである)によ
って表わすことができる1群の化合物を開示している。
(IV) (c)  米国特許夷197.310は、式(■)(式
中Rは、水素、低級アルキル、或いはハロゲンである)
のチオフェンプロピオニトリル類を開示している。
(V) (a)  米国特許4,256,759、夷64401
0及び443へ407は、−数式(■)〔式中R1は、
H又はアルキルである;R2及びR3は、独立してH又
はアルキルである:R4は、フェニル又は異項環残基(
その双方共、随意にはアルキル、アルコキシ、ヒドロキ
シ、〕飄ロゲン、或イはトリフロロメチルで置換されて
いてよい)である〕によって包含されるβ−オキソ−a
−力シバモイルピロールプロピオニトリル類を開示して
いる。
(■) (e)  ドイツ公開83.21″1446は、式[相
])(式中R1は、H1ハロゲン、アルキル、或(・は
アルコキシである;R2は、C3〜6シクロアルキル、
ベンジル、フルフリル、或いは随意にはハロゲン、アル
キル、アルコキシ、アルキルチオ、或いはトリフロロメ
チルで置換されたフェニルである)のチオカルバモイル
−テノイルアセトニトリル類を開示している。
(■) (f)  英国特許1,112,210は、式■(式中
R1は、なかんず(アルキル又はアールアルキルである
;R2は、H1アルキル、或いはアリールである;そし
てR3は、アルキル又はアールアルキルである)の2−
シアノスロン酸チオアミド誘導体を開示している。
(■11) これらの化合物は、殺菌剤、殺カビ剤、並びに利尿剤と
して有用であるといわれている。抗炎症又は抗関節炎活
性は開示されていない。
(g)  ジシアン及びアセチルアセトンから3−シア
ノペンタン−24−ジオンの製造がBerichte、
  1898゜31:2944に報告された;しかじ、
生物学的性質は開示されなかった。
本発明の化合物は、β−シクロアルキル基、並びにQ−
脂肪族置換力ルバモイル基又はa−アルカノイル基が共
に存在することによって、上の(a)〜(g)項に開示
されている化合物と区別することができる。
a−カルボニル−β−オキソプロピオニトリルフラグメ
ントを有する化合物を開示する追加の文献のリストを下
に示す;しかし、それらの中に記載されている化合物は
、ケトニトリル類ではなく、抗炎症又は抗関節炎剤とし
て報告されていない。
(h)  米国性ff3.40a183は、式(■)(
式中R1はHであり R2は、アルキル又はフェニルで
ある:R1及び1びは、合して−(CH2)4〜5−を
表わす;そしてArは、随意には置換されたフェニルで
ある)の3−N−アリールアミノ−3−メルカプト−2
−7アノーアクリルアミド類を開示している。
(■) これらの化合物は、駆虫剤及び抗菌剤として有用である
と論じられている。
(1)パブスト(Arch、 Pharm、、 192
9. 267 :325〜52)は、一連の2−ンアノ
マロラミン酸エステル類及びアミド類、例えば、(X)
及び(XI)の製造を報告しく発明の開示) た。
本発明は、式(Xln) (X)            (XI)(j)  米
国特許301fi295号は、式03+) (式中R1
ハ、アルキル又はアルキル−(0CR2CH2−) 1
〜2であり、R2は、H又はアルキルである)を有する
2−シアノマロナミン酸エステル誘導体を開示している
(Xl) これらの化合物は、植物の生長特性を変える際有用であ
るといわれている。
(X[II) 〔式中 n = 2.3.4、或いは5; Aは、C1〜5アルキル、NHR’、並びKNR2R3
(ただしR1は、自〜5アルキル、C2〜5アルケニル
、C2〜5アルキニル、並びKCs〜6シクロアルキル
よりなる群から選択されるが、nが2である時には R
1は、エチル又はイソプロピルでない;そしてR2及び
R3は、同−又は、異なった自〜5アルキルである)よ
りなる群から選択される〕を有する化合物;或いはその
医薬として使用可能な塩を提供する。
好適なl実施態様は、nが2又は3である式(XI[I
)の化合−(n=2が最も好適である)を提供する。
別の好適なl実施態様は、Aが01〜5アルキル、ジ(
Cr〜5アルキル)アミノ、或いはNHRI (ただし
R1は、メチル、C4−5アルキル、C3〜5アルケニ
ル、C3〜5アルキニル、或いは03〜4シクロアルキ
ルよりなる群から選択され、メチルが最も好適なR1で
ある)である式(Xlll)の化合物を提供する。
本発明の別の1面は、抗炎症又は抗関節炎有効量の式(
Xln)の化合物及び医薬として使用可能な担体よりな
る医薬組成物を提供する。
本発明の更に別の1面は、炎症又は関節炎症状にかかつ
【いる呻乳動物宿主に抗炎症又は抗関節炎有効量の式(
Xln)の化合物を投与することを特徴とする該宿主の
処置法を提供する。
明細書中使用される場合、用語「アルキル」は、直線又
は枝分れした炭素鎖を包含する。
本発明の化合物は、エノール型(Xl[la)との平f
jIjrK態で存在していてよい;しかじ、均−性及び
便宜のために、これらの化合物は、明細書を通してケト
型として示される。この互変異性水素は、アルカリ金属
又はアルカリ土類金属水酸化物;アンモニア;モノ−、
ジー、或いはトリアルキルアミン;異項環アミンのよう
な医薬として使用可能な無機又は有機塩基と塩を形成す
るのに十分酸性であることが認められる;これらの塩も
本発明の範囲内である。
(Xm a ) 本発明のa−カルバモイル又はa−アルカノイル−β−
オキソプロピオニトリル類は、文献中既知の方法により
;l+!fK(1)適当に置換されたイソオキサゾール
の塩基触媒型開環;或いは(2)β−オキソプロピオニ
トリルをイン/アネートと反応させてa−カルバモイル
化合物を得るか、或いは酸ハロゲン化物と反応させて対
応するa−アルカノイル誘導体を得ることによって製造
することができる。
図式1は、イソオキサゾール−4−カルボキシアミド類
の製造及び対応するa−カルバモイル−β−オキソプロ
ピオニトリル生成物を得る次の開用のための反応工程を
示す。
図式ま ただしR及びR1は、独立して低級アルキル基である;
R2はHであり R3は、C1〜5アルキル、C2〜5
アルケニル、C2〜5アルキニル、並びに03〜6シク
ロアルキルよりなる群から選択される;或いはR2及び
R3は、同−又は異なったC1〜5アルキルである。
出発物質β−シクロアルキル−°β−オキソプロピオネ
ー) (J、Am、Chem、Soc、、1948,7
0 : 497に記載されている操作によって製造)ヲ
、オルトギ酸トリエチルのようなオルトギ酸トリエルキ
ルの過剰量と無水酢酸のような酸無水物中、好適には還
流温度に、数時間加熱する。
得られたエノールエーテルを、少なくとも等モル量のヒ
ドロキシルアミンとエタノールのような有機溶媒中高温
、好適には反応混合物の還流温度において処理してイン
キサゾールカルボキシレートを得る。酸性条¥+Fエス
テル基の加水分解、得られたカルボン酸を塩化グーオニ
ルと反応させること、それと最後に酸塩化物を適当なア
ミンで処理することを含む常法によって得られたカルボ
ン酸をアミドに変換する。アミンは、少なくとも2モル
当量が使用される場合には、塩化水素受容体として(6
)らく;別法として、ジイソプロピルアミンのような三
級アミンをこの目的に使用してよい。イソキサゾールカ
ルボキシアミドを、塩基性試薬、例えば水酸化ナトリウ
ム、メトキシ化ナトリウム、炭酸ナトリウム、或いは水
酸化カリウムで処理して対応するa−力シバモイル−β
−シクロアルキル−β−オキソプロピオニトリルをイ辞
る。図式lに例示される一般的概念は、出発[%β−ケ
トエステルをR3−ジオン@導体と置換することによっ
てa−アルカノイル6カ専体の製造に応用可能である〔
例えば、Ann、 Chim、 (Rome)、  1
965. 55 :1233〜41 (Chem、Ab
str、65 :3853e。
1966)参照〕。
図式2は、本発明の化合物の製造のための別操作を示す
少なくともモル当量、好適にはわずかなモル過剰の有機
又図式ま ただしR1は、式(XI[l)について定義されたのと
同じである。
ケトニトリルのインシアネート又は酸塩化物との縮合は
、は無機塩基の存在下に実施することができる。適当な
塩基は、例えばトリエチルアミンのような有機アミン、
アルカlJf属水酸化物、或いはアルカリ金属アルコキ
シ化物であってよい。反応は、有機然媒中外温において
実施される。
出発物質ケトニトリル類は、5ynthesis、19
84゜1〜26に記載されている操作によってアセトニ
トリルのアシル化により製造することができる。このケ
トニトリルは又、次の操作(図式3)によって有利KM
造することができる;テトラヒドロフランのような無水
有機溶媒中カルボニルシイミグゾールの溶液に攪拌下シ
クロアルカンカルボン酸を添加する。有機溶媒中シアノ
酢酸の溶液を、強塩基、例えば塩化イソプロピルマグネ
シウムのようなグリニア試薬で処理する。混合物を数時
間攪拌し、それに予め製造したカルボニルイミダゾライ
ドの溶液を滴加する。数時間の攪拌後、酸の添加によっ
て反応物を急冷する。この溶液な、酢酸エチル又はエー
テルのような適当な有機溶媒で抽出、洗浄、クロマトグ
ラフィーによって更に精製して純ケトニトリル生成物を
得る。
図式3 本発明の化合物は、価値ある薬理学的性質、%に、抗炎
症及び抗関節炎活性を示す。次の生体モデルにおいて代
表的化合物が試論された: この試験は、ピアソンによって初め記載された操作(P
roc、 Soc、 Biol、Med、、 1956
.91−5頁)を基にしている。各実験群は、体亜約2
502の雄ルイスラ生物学的活性 皮肉注射(0,1−の鉱油中0.611Iy)によって
関節炎が生じた。接種の日(1日目)に始めて8日目ま
で、1日1回、試験化合物を経口投与した。副作用が観
察された時には、この期間のうちに初期用量を下げた。
この実験の期間中(40〜42日)少なくとも毎週2回
水銀圧排法によって肢の容積(2つの後肢の平均)¥測
定した。化合物の効果は、次の式を使用して処置対未処
置ラットの後肢容積の減圧排によって左後肢の容積を測
定した。化合物の効果は、少パーセントとして表わされ
た: 次の式を使用して非注射肢と比較したカラゲニン注射後
肢容積の抑制パーセントとして表わされた:pc=正の
対照(未処置、関節炎) NC=狛の対照(未処置、非関節炎) RX=薬物群(処置、関節炎) この試験は、ホロサラプル及びイムによって初め記載さ
れた操作(Inflammation、  1984.
 8 : 223 )を基にしている。体重約3002
の雄スプラーグ・ドーレーラット6匹を各実験群中使用
した。ラットは、左後肢の底面中K1%カラゲニン0.
1 mlを注射する前24時間絶食させた。試験化合物
は、カラゲニン投与の前30分に経口投与した。カラゲ
ニン注射後2,4.並びに6時間に水銀し C=賦形剤対照群(左舷容積−右肢容積)RX=薬物処
置群(左舷容積−右肢容績)薬物の効果のピークは、通
常カラゲニン注射後2〜4時間に生じた。
堆ルイスラットを1日月に免疫した。鉱油中マイコバク
m1尾の基部中に注射した。等量の鉱油を与えられた負
の対照群な包含させた。薬物治療は、1日月から8日月
まで経口で行なわれた。精製タンパク誘導体(ツベルク
リンP PD。
スタテンス・セーラムインスチチュート、ツベルクリン
・デパートメント、DK−2300コーペンハーゲンS
、デンマーク)を2.5〜/mlの濃度でリン酸緩衝液
に溶解した。
このPPIX@1if120μt(50μ2)をラット
の右耳皮肉に注射し、逆側の耳にはリン酸緩衝化食塩賦
形剤20μtを与えた。注射後48時間に両耳の厚さを
、最近似o、oiUまで手に持ったカリバーを使用して
測定した。右及び左耳の厚さの差を、各ラットについて
デルタ値と定義した。
群平均及び標準誤差を、ダンネットの両側試験(2−t
ai l  test )を使用して比較した。
衣」は、肉食法発生アジュバント関節炎及びカラゲニン
誘発肢浮腫モデルの結果を含む。
表1は、ラットにおけるマイコバクテリウム・プチリク
ム惹起へのDTH反応に対する例1の化合物の効果を示
す。
例1      60      56本発明の化合物
は、使用された動物モデルにおいて抗炎症及び(又は)
抗関節炎活性を示す。その外、例1の化合物は、関節炎
ラットにおいて遅延型過敏症を低減させるその能力によ
って証明されるように、免疫調節活性を示す。
本発明の化合物は、経口、静詠内、筋肉内、皮下、局所
及び関節内のような常用の径路によって投与するのに適
した医薬投薬形態に処方することかできる。処方された
投薬形態は、活性剤の外に、他の医薬として使用可能な
賦形剤を含有して所望の医薬の性質、例えば、増大した
安定性、改善された嗜好性、並びに改善された外観を付
与することができる。
経口投与のため意図される組成物は、錠剤、ピル、硬質
又は軟質ゼラチンカプセル、粉末、エレキシル、シロッ
プ、並びに懸濁液の形態であってよい。錠剤、ピル、粉
末等は、外に次のものを含有していてよい:デンプン、
ゼラチン、メチルセルロース、或いはトラガカントのよ
うな結合剤;ジャガイモデンプン、アルギン酸、或いは
寒天のような崩壊剤;ステアリン酸マグネシウム、或い
はポリエチレジグリコールのような滑剤;乳糖、デキス
トロース、÷ンニトール、或いはセルロースのような増
量剤:並びに(或いは)吸収剤、着色剤、付番剤、或い
は甘味剤のような他の不活性成分。注射用組成物は、好
適には水、医薬として使用可能な非水性溶媒、或いはそ
れらの混合物のような賦形剤中溶液又は懸濁液である。
それらは、活性化合物の外に、保存剤(硝酸フェニル水
銀、塩化ベンザルコニウム、チメロプール、並びにベン
ジルアルコール等)、抗酸化剤(M亜4mmナトリウム
及びアセト1乗亜硫酸ナトリウム等)、乳化剤、或いは
緩衝剤(クエン酸、酢酸及びリン酸等)を含有していて
よい。静詠内投与のためには、単位投薬形態を、注射用
滅菌水、NaC1ffJ液、或いはリンガ−液のような
常用の■液で希釈してよい。
本発明の化合物の実際の好適な投薬は、使用される特定
の化合物、特定の処方、投与様態、並びに処置される疾
病の1篤度によって変ることが認められる。性、年令、
体重、肝機能、腎機能、並びに他の併用系の治療のよう
な宿主の特性も、主治医によって考慮されてよい。ある
粂件のセットに対して最適の投薬は、提供された実験動
物のデータに鑑みて常用の投薬決定試験を使用して当該
技術熟練者によって確かめられることができる。
次の実施例は、本発明を例示し、その範囲を制限すると
解されるべきではない。
例1 乾燥THF3UO+4!中カルボニルジイミダゾール(
24,36?、0.15モル)の飼液中攪拌下15℃に
おいてシクロプロパンカルボン酸(13,63y、0.
15モル)を添加し、混合物を外温において2時間攪拌
した。
塩化メチレン240m1プラス乾燥THF’500−中
シアノ酢酸(26,79r、  0.315モル)の溶
液を、反応温度をく15℃に保ちながら、塩化イソプロ
ピルマグネシウム(THF中2.0M溶液)315ml
で90分に亘って1滴づつ処理した。白色の混合物を2
3℃において2時間攪拌し、それに上に調製したカルボ
ニルイミダゾール浴液を滴加した。攪拌を室温において
17時間継続した。
反応混合物を水浴中冷却し、3 N HCl 500 
mlの注意深い添加によって急冷した。減圧下に有機層
を除去し、残留物をエーテルで数回抽出した。抽出液を
水で1回洗浄し、乾燥し、蒸発させてシアン酢酸を含有
する暗色粘稠液を得た。この油を蒸留して尚若干のシア
ノ酢酸で汚染されている無色に近い液体としてケトニト
リルを得た:bpH7〜139℃(17m)。溶離剤と
して塩化メチレンースケリソルブB(85:15)を使
用するシリカゲル上この粗生成物の7ラツシユクロマト
グラフイーによって、再び1回蒸留されて無色の油とな
る純粋な標題の化合物を得た。
収t:12.20r(75%);bp124〜128℃
(211Ej)。
分析C6H7NOとして計算値:C,66,04;H,
6,46;N、12.83゜実験値: C,65,60
;H,6,65:N。
12.77゜ トルエン40m1中β−シクロプロピル−β−オキソプ
ロピオニトリル〔工程A中製造〕(3,5oy、32.
1ミリモル)及びトリエチルアミン(TIEA)(3,
57F、35.3ミリモル)の溶液を20℃においてメ
チルイソシアネート(1,92y、33.7ミlJモル
)で処理し、得られた溶液を室温において17時間攪拌
した。溶媒を減圧において蒸発させ、シロップ残留物を
、メタノール10m1に溶解し、101)−の水プラス
5dの6NHC/−の冷混合物に攪拌下に注いだ。沈殿
を濾過によって集め、90%水性エタノールから再結晶
して標題の化合物4.18 r、mp130−133℃
を得た。
分析CaH16N202として計算値:C,57,82
;H。
6.06:N、16.86゜実験値: C,57,66
;H。
6.08 :N、  16.90゜ 例2 トプロピオン酸エチル β−シクロプロピル−β−ケトフロピオン酸エチル(2
47,(1,1,58モル) CJ、 Am、 Che
m、 Soc、。
70.497(1948)に記載されている操作に従っ
て製造〕、オルトギ酸トリエチル(468,3F、3.
16モル)及び無水酢酸(484,(1,4,74モル
)を合し、溶液を4時間還流、17時間外温において攪
拌した。過剰の試薬を水アスピレーター圧力において蒸
留しく計容された最下ヘッド温度は72℃であった)、
油状ボット残留物を10℃においてエーテル及び水の混
合物と共に攪拌し、Na2SO4上乾燥した。溶媒を除
去して、次の工程中直接使用される橙赤色の液体321
.5t(96%)を得た。
エチル ヒドロキシルアミン塩酸塩(105,Of、1.51モ
ル)、β−7クロプロピルー〇−エトキシメチレン−β
−ケトフロピオフg工f−k(320,Of、1.51
−11−ル)(工程Aにおいて製造〕及びエタノール1
200mjの混合物を2時間還流した。溶媒を真空除去
し、残留物を水とエーテルとの間に分配した。有機相を
分離し、再び水で洗浄し、乾燥し、蒸発させると暗色の
グリース状の固体が残った。スヶリソルプB下にこの粗
生成物をこすると標題の化合物158fを得た。
最初スケリソルプB−エーテル(95:5)約IL、次
いでスケリソルプB−エーテル(9:1)3Lを使用し
てシリカゲル30(l上暗色のp液をクロマトグラフ処
理することによってエステルの第2の部分(5Q、OF
)が得られた。全収t76%。10:1スケリンルブB
/エーテルの温混合物から部分試料を再結晶することK
よって分析試料、mp52〜55℃を調製した。
分析C*HuNOsとして計算値: C,59,66:
H。
6.12 ;N、  7.73゜実験値: C,59,
72;H,6,24:N、?、62゜ 0、 3−シクロプロピルインキサシ−ルー4・−カル
ボン酸氷酢酸405m1プラス6NHC2505−の溶
液に5−シクロプロピルインキサシ−ルー4−カルボン
酸エチル(203,Or、  t12モル)〔工程Bに
おいて製造〕を添加し、混合物を油浴中105〜ll0
Cにおいて3時間加熱した。外温において18時間抜濃
厚な混合物を水で希釈し、水浴中冷却し、濾過して標題
の酸140.8Fを得た。
アセトニトリルから部分試料を再結晶して分析試料、m
p163〜165Cを得た。
分析C7H7,NO3として計算値: C,54,90
:H。
4.60;N、9.14゜実験値: C,54,73;
H,4,51:N、9.16゜ D、塩化5−7クロブロピルインキサゾールー4−カル
ボニル クロロホルム650d中5−7りロプロピルインキサゾ
ールー4−カルボン酸(14(1,0,914モル)〔
工程Cにおいて製造〕及びNazCO3(106,0?
、  1.0モル)の混合物に攪拌下塩化チオニル(1
95,8F、1.65モル)を滴加した。混合物をゆる
やかな還流において4時間加熱し、次に固体を濾過し、
Mを蒸発させて油を得た。蒸留して容易に結晶化して低
融点の固体となる無色の液体、bp123〜125℃(
13藷)として酸塩化物134.82?得た。
分析C7H6CtNO2として計算値:C,49,00
;H。
3.52 ;N、  8.16゜実験値:C,49,6
7;H,3,80:N、8.06゜ ブチル)カルボキシアミド 塩化メチレノミ00屑/!中塩化5−7クロプロピルイ
ンキサゾールー4−カルボニル(8,5(1,49,5
ミリモル)〔工程りにおいて製造〕の浴液に10℃にお
いて塩化メチレン25m1中三級ブチルアミン(7,2
5F、99ミリモル)の溶液を滴加し、反応混合物を外
温において1時間攪拌した。次に混合物を水(所要の場
合には6 N HClを添加して洗浄液を酸性にした)
で2回洗浄し、乾燥し、蒸発させた。
残留固体をスケリソルプー酢酸エチル(4:1)から再
結晶して白色の固体、mpH6〜1185℃として標題
の化合物6.711を得た。
分析CIl HI6N202として計算値:C,634
4;H。
7.75 :N、  l 3.45゜実、暎値: C,
63,28;H。
7.81  : N、  13.45゜β−オキソプロ
ピオニトリル 水35 mlフラスメタノール5rnt中5−シクロプ
ロピルインキサシ−ルー4−(N−三級ブチル)カルボ
キシアミド(6,83r、  32.8ミリモル)〔工
程Eにおいて製造〕の懸濁液に10℃において水酸化ナ
トリウム(1,ONM液33d)を添加し、m解が完了
するまで室温において混合物を攪拌した。次に冷却した
溶液を6NHC1で酸性にし、沈殿を濾過した。20%
水性エタノールから再結晶して白色の固体として標題の
化合*l(5,2351)を1→た。
分析CIIHI6N202として計算値:C,63,4
4;H。
7.75 :N、  13.45゜実験値: C,63
,58:H。
8.01 ;N、  1348゜ 例3 β−シクロプロピル−a−ジメチルカルメモ。イルーβ
−オキソプロピオニトリル A、  5−シクロプロピルインキサシ−ルー4−(N
、N−ジメチル)カルボキシアミド 例2、工程Eの一般操作に従って塩化メチレン80m1
中塩化5−シクロプロピルイソキサゾール−4−カルボ
ニル(+3.Or、  46.6ミリモル)の溶液を塩
化メチレン44.6d中ジメチルアミン(4,96f、
  0.11モル)の溶液と反応させた。粗生成物の部
分試料の蒸留によって無色の油、bpH4−116℃(
0,03m)として標題の化合物を得た。
分析C9H12N202として計算値: C,59,9
8:H。
6.71 :N、  l 5.55゜実験値: C,6
0,09;H。
?、02 :N、  l 5.46゜ 8、β−シクロプロピル−〇−ジメチルカルバモイルー
β水40rnlプラスメタノール5mlの混合物中上の
工程Aからの生成物(4,Or、  22.2ミリモル
)を10℃において1、ON水酸化す) IJウム23
ゴで処理し、この混合物を室温において90分間攪拌し
た。得られた溶液を冷却し、6NHC1で酸性にし、沈
殿を濾過した。45%水性エタノールから再結晶して標
題の化合物3.08 ?、 mp 44.5〜46℃を
得た。
分析C5HtzN202として計算値:C,59,98
:H。
6.71 ;N、  l 5.55゜実験値:C,59
,88;H。
6.93 :N、  l 5.60゜ 例4 用いられた三級ブチルア、ミンを2等量の2−プロピル
アミンに代えたことを除いて例2、工程Eの一般操作を
くり返した。粗生成物をシリカゲル65?上に置き、最
初塩化メチレン、次いで塩化メチレン−メタノール(9
8:2)を使用してクロマトグラフ処理した。これによ
り酢酸エチル/スケリソルアBから再結晶される標題の
化合物、mp83〜85.5℃76%r得た。
分析−(IHION+!(hとして計算値: C,63
,14;H。
5.30 ;N、  14.73゜実験値:C,63,
42:H。
5.39 :N、  l 4.86゜ 5.37 :N、  14.80゜ 例5 水15mプラスメタノール5−中5−シクロフcr ヒ
、11/ −4−N−(2−プロピニル)カルボキシア
ミド(2,12F。
11.1ミリモル)〔工程Aにおいて製造〕の懸濁液を
10℃において1.ONNaOHl 2.5−で処理し
、この混合物を、溶液が観察されるまで外温において攪
拌した。次にこの溶液を冷却し、6NHC1で酸性にし
、濾過によって生成物を集めた。40%水性アセトニ)
 IJルから再結晶して標題の化合物(1,72f)を
白色の固体、mp 127.5〜129℃として得た。
分析C1oHtoNzOzとして計算値: C,63,
14;H。
5.30:N、14.73゜実験値:C,62,79:
l(。
ニトリル 乾燥THF80m+/中ジイソプロピルアミン(5,3
1F。
52.5ミリモル)の溶液に一15℃においてn−ブチ
ルリチウム(ヘキサン中2.7M溶液19.44m、 
52.5ミリモル)を添加した。10分後冷却浴を一7
0℃に下げ、このリチウムジイソプロピルアミン(LD
A)溶液に5−メチルインキサゾール(4,15F、5
0ミリモル)を添加し、次いで30分でTHF’15−
中シクロプロパンカルボン酸塩化物(5,33t、50
ミリモル)を滴加した。次に反応混合物を一70℃にお
いて30分、外温において2時間攪拌した。溶媒を蒸発
させ、残留物をエーテル、水30m1及び4 N Na
OH13mlの間に分配した。水層を分離し、6NHC
1で酸性にし、エーテルで2回抽出した。抽出液を乾燥
し、蒸発させて塩化メチレンースケリソルプB(95:
5)を使用してシリカゲル1002上クロマトグラフ処
理される泥状の固体を得た。適当な両分を合し、濃縮し
て帯黄色の固体、mp62〜63.5℃として標題の化
合物2.269を得た。
分析C3H9No2として計算値: C,63,57;
)(。
6.00 ;N、  9.27゜実験値: C,63,
48;H,6,01:N、9.13゜ 例6 用いられた三級ブチルアミンを各1当量のシクロブチル
アミン及びジイソプロピルエテルアミンに代えたことを
除いて例2、工程Eの一般操作を(り返した。粗製の油
を7す力ゲル702上に置き、塩化メチレン、次いで2
%のメタノールを含有する塩化メチレンを使用してクロ
マトグラフ処理した。適当な両分を合し、蒸発させてワ
ックス状固体を得た。酢酸エチル/スケリソルプBから
再結晶して標題の化合物39%、mp103〜105℃
を得た。
分析CIl H14N202として計算値:C,64,
06;H。
6.84 ;N、  13.59゜実験値:C,64,
17;H。
7.01 ;N、  l 3.57゜ 6.84 ;N、  13.59゜実験値: C,63
,68:H。
7.04 ;N、  13.43゜ 例7 水15meプラスメタノール5ml中5−7クロプロピ
ルインキサゾールー4−(N−シクロブチル)カルボキ
シアミド(310)、15ミlJモル)〔工SAにおい
て製造〕の懸濁欣を0℃において]、 ON NaOH
16mlで処理し、溶液が観、祭されるまでこの混合物
を外温において撹拌した。次に溶液を冷却し、6NHC
tで酸性にし、濾過によって生成物を集めた。30%水
性エタノールから再結晶して白色の固体、mpllo−
111℃として標題の化合物L86rを得た。
分析CI 、f(14N202として#q値:C,64
,06:H。
用いられたシクロプロパンカルボン酸を当量のシクロブ
タンカルボン酸に代えたことを除いて例1、工程Aの一
般操作をくり返した。後処理、シリカゲル上クロマトグ
ラフィーによる精製及び魚箱の後、帯黄色液体、bpH
)3〜121℃(11aa+)として標題の化合物が得
られた。
分析C,H9Noとして計算値:C,68,27:H。
7.37 ;N、  11.37゜実験値:C,68,
02;H。
7.63 :N、  11.12゜ 例11工程Bの一般操作に従ってβ−7クロプチルーβ
−オキソプロビオニトリル(2,25F、18.3ミリ
モル)をメチルインシアネート(1,10F、  19
.2ミリモル)と反応させて、50%水性エタノールか
ら再結晶の後白色固体、mpgl〜83℃として標題の
化合物2.57Fを得た。
分析09H12N202として計算値: C,59,9
8;H。
6.71 ;N、15.55゜実験値: C,60,1
7:H。
6.71 :N、  15.52゜ 例8 例1、工程Bの一般操作に従ってβ−シクロプロピル−
β−オキソプロピオニトリル(2,Ou t、  18
.3ミリモル)〔例1、工sAにSいて製造〕をアリル
インシアネート(1,60r、  19.2ミリモル)
と反応させた時、30%水性エタノールから再結晶の後
白色固体、m972〜73℃として標題の化合物(2,
89)が得られた。
例9 α−シクロプロピルカルバモイル−β−シクロプロピル
−β−オキソプロピオニトリル AL  5−シクロプロピルインキサシ−ルー4−(N
−シクロプロピル)カルボキシアミド 用いられた2当量の三級ブチルアミンを1当量のシクロ
プロピルアミン及び1当量のジインプロピルエチルアミ
ンに代えたことを除いて例2、工程Eの一般操作をくり
返した。粗生成物を、塩化メチレン、次いで塩化メチレ
ン−メタノール(98: 2)を使用するフラッシュク
ロマトグラフィーによって精製し、酢酸エチルースケリ
ンルプBから再結晶して標題の化合物、mp102〜1
05℃76%を得た。
分析自◎H12N2Chとして計算値:C,62,48
;H。
6.29:N、14.58゜実験値: C,62,19
:)I。
6.36 :N、  14.55゜ 8、  Q−シクロプロピルカルバモイル−β−シクロ
プロピ使用されたN−7クロブチル類縁体の代りに5−
シクロプロピルインキサソール−4−(N−シクロプロ
ピル)カルボキシアミドが使用されたことを除いて例6
、工程B中記載されている一般操作に従って白色固体、
mp136〜138.5℃として標題の化合物を得た。
例1O 使用された三級ブチルアミンをメチルアミンに代えだこ
とを除いて例2、工程Eの一般操作をくり返して5−シ
クロプロピルインキサシニル−4=(N−メチル)カル
ボキシアミド、mp77−80℃を得た。かくして得ら
れたインキサゾールは、例2、工程Fの操作を使用して
NaOHで処理することにかけて例1の生成物を得た。
手 続 補 正 書 平成1年6月12日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中n=2、3、或いは5、 Aは、C_1_〜_5アルキル、NHR^1、或いはN
    R^2R^3(ただしR^1は、C_1_〜_5アルキ
    ル、C_2_〜_5アルケニル、C_2_〜_5アルキ
    ニル、並びにC_3_〜_6シクロアルキルよりなる群
    から選択されるが、ただしnが2である時には、R^1
    は、エチル又はイソプロピルでない;そしてR^2及び
    R^3は、同一又は異なつたC_1_〜_5アルキルで
    ある)である〕を有する化合物;或いはその医薬として
    使用可能な塩。 2、AがC_1_〜_5アルキルである請求項1記載の
    化合物。 3、nが2であり、Aがメチルである請求項2記載の化
    合物。 4、AがNHR^1である請求項1記載の化合物。 5、nが2である請求項4記載の化合物。 6、R^1がメチル、C_4_〜_5アルキル、C_3
    _〜_5アルケニル、C_3_〜_アルキニル、並びに
    C_3_〜_4シクロアルキルよりなる群から選択され
    る請求項5記載の化合物。 7、R^1がメチルである請求項6記載の化合物。 8、R^1が三級ブチルである請求項6記載の化合物。 9、R^1がプロパーギルである請求項6記載の化合物
    。 10、R^1がアリルである請求項6記載の化合物。 11、R^1がシクロブチルである請求項6記載の化合
    物。 12、R^1がシクロプロピルである請求項6記載の化
    合物。 13、nが3、4、或いは5である請求項4記載の化合
    物。 14、nが3であり、R^1がメチルである請求項13
    記載の化合物。 15、AがNR^2R^3である請求項1記載の化合物
    。 16、R^2及びR^3が各々メチルであり、nが2で
    ある請求項15記載の化合物。 17、請求項1記載の化合物を有効成分とする抗炎症剤
    。 18、請求項記載の化合物を有効成分とする抗関節炎剤
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