JPH02144825A - カラーブラウン管の製造方法 - Google Patents

カラーブラウン管の製造方法

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JPH02144825A
JPH02144825A JP29757688A JP29757688A JPH02144825A JP H02144825 A JPH02144825 A JP H02144825A JP 29757688 A JP29757688 A JP 29757688A JP 29757688 A JP29757688 A JP 29757688A JP H02144825 A JPH02144825 A JP H02144825A
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JP
Japan
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shadow mask
skirt portion
cathode ray
ray tube
shape
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Yuichi Ikezu
勇一 池津
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラーブラウン管の製造方法に関し、特に色選
別機構であるシャドウマスクの製造工程を含むカラーブ
ラウン管の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
カラーブラウン管の色選別機構であるシャドウマスクは
、第4図に示すように、電子ビーム通過孔部1aとその
外側の無孔部1bからなり所定の曲面形状をもったシャ
ドウマスク主面1と、シャドウマスク主面1に対しほぼ
直角に折り曲げられたスカート部2で構成されている。
従来、シャドウマスク3の製造方法は、多くの場合、電
子ビーム通過孔を形成したリムド鋼やアルミキルト鋼を
材料とするシャドウマスク板をプレス成形し、これを、
第5図に示すような黒化かご4に入れて洗浄し、その後
、黒化処理工程を通す。この黒化処理工程は、シャドウ
マスク3を500℃以上の高温空気または水蒸気中にさ
らし、表面にFe3O4の黒色酸化膜を形成する工程で
、カラーブラウン管動作中にシャドウマスク3に衝突す
る電子ビームの反射、散乱の低減および錆防止を目的と
して行なわれる。
ところで、カラーブラウン管の画面のフラット化、高精
細度化、高輝度化にともない、シャドウマスクも曲面の
フラット化、電子ビーム通過孔の微細化、高密度化が図
られるようになった。そのためシャドウマスクに衝突す
る電子ビームの絶対量が増え、これに起因す、るシャド
ウマスクの熱膨張によって、電子ビーム通過孔と蛍光体
との相対的位置関係が変化して、カラーブラウン管の色
純度が低下するという問題も顕著になってきた。
そこで、これに対処するため、シャドウマスク材料に熱
膨張率の極めて小さいアンバ合金を使用することが検討
されている。一般に、アンバ合金は、高耐力であり塑性
変形しにくいため、プレス成形で所定のシャドウマスク
形状が得られず、第6図に示すようなスプリングバック
が生じる。この場合、シャドウマスク主面1を所定の形
状に矯正するなめ、シャドウマスク3のスカート部2に
矢印で示すような内側に押し縮める力を加えることが必
要で、これを実現するために、第7図に示すように、シ
ャドウマスク3のスカート部2をこれを支持するフレー
ムの内側に入れ溶接、固定するようにしていた。
上記したシャドウマスク3のスカート部2をフレーム7
の内側に入れ溶接する工程は従来、前記したシャドウマ
スク3のプレス加工、洗浄、黒化処理工程の後で行なわ
れていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のアンバ合金からなるシャドウマスクの製
造方法は、シャ、ドウマスク板をプレス加工、洗浄後、
スプリングバックによって所定の形状が得られていない
まま黒化処理しているため、以下に列挙する問題点が生
じる。
(1)黒化処理により形成される黒色酸化膜によって、
シャドウマスク表面の硬度が増し、また、高温によって
材料の弾性も低下するので、スプリングバックによって
所定の形状が得られていないシャドウマスク主面を、前
述のように、スカート部に力を加えフレームの内側に溶
接、固定しても、シャドウマスクの主面を所定の形状に
矯正することが困難となる。
(2)スカート部に加えた力は、シャドウマスクの表面
で張力や圧縮力として残るため、シャドウマスクの形状
は不安定なものとなる。
(3)上記張力や圧縮力により、シャドウマスク表面に
形成された黒色酸化膜が破壊され、はがれ落ちる場合も
ある。
本発明の目的は、シャドウマスクの主面を所定の形状に
矯正でき、所定のシャドウマスクの形状が安定して得ら
れ、黒色酸化膜のはがれのない、高品質なカラーブラウ
ン管の製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、電子ビーム通過孔を有するアンバ合金からな
るシャドウマスク板をプレス加工し成形する工程と、成
形されたシャドウマスクを洗浄し黒化処理する工程と、
前記シャドウマスクをフレームに溶接し固定する工程と
を含むカラーブラウン管の製造方法において、前記シャ
ドウマスクの前記黒化処理を所定の形状に維持する矯正
治具を用いて行う。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例のシャドウマスクの製造方法
を示す工程図、第2図は黒化処理の前工程でシャドウマ
スクのスカート部の拡がりを規制する本発明の一実施例
を示す断面図、第3図は黒化処理前工程でシャドウマス
クのスカート部の拡がりを規制する本発明の他の実施例
を示す断面図である。
第1図に示すように、洗浄工程までは従来の工程と同一
であるが、黒化処理工程の前で第2図に示すような仮フ
レー、ム9でスペーサ8を介してシャドウマスクのスカ
ート部を規制し、スプリングバックによるシャドウマス
ク主面の形状を矯正したまま黒化処理を行う。−度に多
くのシャドウマスクを黒化処理するためには上記仮フレ
ーム9のかわりに第3図に示すように、従来のマスク黒
化かご4にスカート部の拡がりを規制するため、適当な
支柱10を追加したものを用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、アンバ合金からなるシャ
ドウマスク板をプレス加工、洗浄した後、スプリングバ
ックに起因するシャドウマスク主面の変形をスカート部
の拡がりを規制したまま黒化処理することにより、所定
のシャドウマスク形状を安定して得ることができ、高品
質なカラー画像を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシャドウマスクの製造方法
を示す工程図、第2図は黒化処理の前工程でシャドウマ
スクのスカート部の拡がりを規制する本発明の一実施例
を示す断面図、第3図は黒化処理前工程でシャドウマス
クのスカート部の拡がりを規制する本発明の他の実施例
を示す断面図、第4図はシャドウマスクの構成を示す斜
視図、第5図は従来のシャドウマスクを配置した黒化か
ごの一例の断面図、第6図はシャドウマスクのスプリン
グバックを説明する断面図、第7図はシャドウマスクの
スカート部の拡がりを規制する方法を説明する断面図で
ある。 1・・・シャドウマスク主面、1a・・・電−子ビーム
通過孔部、5・・・所定の形状のシャドウマスク、6・
・・スプリングバックしたシャドウマスク、7・・・フ
レーム、8・・・スペーサ、9・・・仮フレーム、10
・・・支柱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子ビーム通過孔を有するアンバ合金からなるシャドウ
    マスク板をプレス加工し成形する工程と、成形されたシ
    ャドウマスクを洗浄し黒化処理する工程と、前記シャド
    ウマスクをフレームに溶接し固定する工程とを含むカラ
    ーブラウン管の製造方法において、前記シャドウマスク
    の前記黒化処理を所定の形状に維持する矯正治具を用い
    て行うことを特徴とするカラーブラウン管の製造方法。
JP63297576A 1988-11-24 1988-11-24 カラーブラウン管の製造方法 Expired - Lifetime JP2770355B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01194233A (ja) * 1988-01-27 1989-08-04 Toshiba Corp シャドウマスクの黒化膜形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01194233A (ja) * 1988-01-27 1989-08-04 Toshiba Corp シャドウマスクの黒化膜形成方法

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