JP2522052B2 - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JP2522052B2
JP2522052B2 JP1129128A JP12912889A JP2522052B2 JP 2522052 B2 JP2522052 B2 JP 2522052B2 JP 1129128 A JP1129128 A JP 1129128A JP 12912889 A JP12912889 A JP 12912889A JP 2522052 B2 JP2522052 B2 JP 2522052B2
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英樹 上根
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は陰極線管に関し、特に張力をかけてあるシャ
ドウマスクを有するカラー陰極線管に関する。
〔従来の技術〕
ほぼ平らなフェースプレートと張力をかけてシャドウ
マスクを用いると、従来の球面状のフェースプレートと
シャドウマスクを用いたものに比べて、カソードから出
た電子によるシャドウマスクの熱膨張が少ないため色ズ
レが少なくなる。
従来、シャドウマスクに張力をかけフレームをフェー
スプレートとファンネルに取付ける方法として、次の2
種類がある。
第1の方法は、第4図に示すように、フェースプレー
ト1の内面にフリットガラス等により接合された金属製
フレーム9に張力をかけたシャドウマスク3を溶接する
方法である。
第2の方法は、第5図に示すように、シャドウマスク
3をフレーム10で挟み、そのフレーム10とシャドウマス
ク3をフリットガラス4で接合し、そのフレーム10をフ
ェースプレート1とファンネル2が接合しなうように、
フェースプレート1とファンネル2が接合するシール面
の間に入れフェースプレート1とフレーム10,フレーム1
0とファンネル2をフリットガラス4で接合する方法で
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
電子ビームがシャドウマスク孔を通過してフェースプ
レートの所定の場所を打つ所にドット又はストライプ状
の形を作るいわゆるブラックマトリックス工程、その所
定の場所に蛍光体を付けるいわゆるスラリー工程、スラ
リー工程後に行う金属薄膜蒸着工程において、シャドウ
マスクの着脱を行う必要がある。
上述した従来のシャドウマスクとフレームの溶接,フ
ェースプレートとフレームとファンネルの接合工程、た
とえば、前記第4図に示した方法の場合、ブラックマト
リックス工程時とスラリー工程時にシャドウマスク3に
張力をかける必要がある。その際、張力に違いがある場
合、又は、シャドウマスク3の位置がずれると、所定の
場所に蛍光体6を付けることができなくなる。又、シャ
ドウマスク3に張力をかける設備がブラックマトリック
ス工程時とスラリー工程時に必要となる。又、シャドウ
マスク3溶接後、蛍光膜等の不良が発見された場合、シ
ャドウマスクを再度使用することができなくなる。
前記第5図に示した方法の場合は、フレーム10のフェ
ースプレート1側とファンネル2側の両側を接合する必
要があり工数が増すという欠点がある。
本発明の目的は、工数を増加させることなく、シャド
ウマスクの位置ずれがなく、シャドウマスクを再度使用
することができる陰極線管を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の陰極線管は、フェートプレートと、このフェ
ースプレートとシール面でフリットガラスにより接合し
たファンネルと、前記シール面で固定された断面L字型
部分を有する2枚のフレームと、前記フレームに挟んで
固定支持されたシャドウマスクとを具備し、前記シャド
ウマスクは予め張力をかけた状態で前記フレームに固定
され、前記フレームは前記シール面より小さく且つ該シ
ール面の間に挿入固定された構造となっている。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のシャドウマスクの固定方
法を説明する断面図、第2図は第1図のフレームの部分
拡大断面図、第3図は本発明の他の実施例のフレームの
部分拡大断面図である。
第1図に示すように、シャドウマスク3を2枚のフレ
ーム5で狭み、シャドウマスク3を張るようにして溶接
したフレーム5をフェースプレート1とファンネル2が
接合するシール面7の間に狭んで、フリットガラス4で
接合するように構成されている。
第2図に示すように、シャドウマスク3は、断面がL
字形の形状の2枚のフレーム5で狭み張るように固定さ
れている。フレーム5は、第2図に示すものではなく、
他の例として、たとえば、第3図に示すように、断面が
T字形の2枚のフレーム8の間にシャドウマスク3を入
れるものでもよい。
第2図及び第3図共に、シャドウマスク3を狭んでい
る第2図のフレーム5又は第3図のフレーム8(以下、
フレーム5,8と記す)のL字形の水平部分が、フェース
プレート1とファンネル2のシール面7の間に入るよう
にする。ただし、シャドウマスク3を狭むフレーム5,8
の部分は、フェースプレート1とファンネル2が接合す
るシール面7より小さいものであり、かつ、シャドウマ
スク3を狭んでいるフレーム5,8の部分をフェースプレ
ート1とファンネル2が接合するシール面7におくこと
により、フレーム5,8の部分の挿入のガイドとなる。
以上の構成において、シャドウマスク3は張力をかけ
てフレーム5,8に溶接されているため、シャドウマスク
3を狭んでいるフレーム5,8をフェースプレート1とフ
ァンネル2が接合するシール面7をガイドとして挿入す
ることができるため、フレーム5,8の着脱が可能とな
る。従って、前記ブラックマトリックス工程,スラリー
工程において、いちいちシャドウマスク3に張力をかけ
る必要がなくなる。又、張力の差により、シャドウマス
ク3がずれてしまい所定の場所に蛍光体6が付かない場
合があるが、本実施例においては、フレーム5,8の着脱
が可能なためシャドウマスク3がずれることがなく、所
定の場所に蛍光体6を付けることができる。
又、フレーム5,8がファンネル2の内側へ出ているた
め前記各工程のフレーム5,8の着脱に際して、機械又は
人手による作業も可能である。特に、L字型の水平部分
を有するフレーム5,8に張力をかけて挟み込まれたシャ
ドウマスク3は、フェースプレート1への蛍光体6の被
着における各種工程でフレーム5,8の垂直部分で位置決
めされフェースプレート1の所定位置への着脱が自在で
且つ正確な位置決めを容易に実現できると共にくり返し
て使用できる利点がある。この場合、シャドウマスク3
はフレーム5,8と一体として扱われるのは勿論である。
その後、所定の工程を経てフェースプレート1とファン
ネル2はフリットガラス4にて接合され、フレーム5,8
はフェースプレート1とファンネル2間に固定される。
又、陰極線管完成後不良になってもフレーム5,8とシ
ャドウマスク3を再利用することができる。
又、フェースプレート1,ファンネル2,フレーム5,8の
接合は、1工程で可能となるため、工数が増すことはな
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、張力をかけたシャドウ
マスク3を2枚のフレーム5,8で狭み溶接し、フェース
プレート1とファンネル2が接合するシール面7に狭む
ことにより、フレーム5,8の着脱が可能なため、ブラッ
クマトリックス工程,スラリー工程でのシャドウマスク
3のずれがなくなるという効果がある。
又、張力をかける設備も1度使用するだけで済むとい
う効果もある。
更に、フェースプレート1とファンネル2のシール面
7の間にフレーム5,8を狭み接合することにより、陰極
線管完成後不良となってもシャドウマスク3とフレーム
5,8は再度利用することができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシャドウマスクの固定方法
を説明する断面図、第2図は第1図のフレームの部分拡
大断面図、第3図は本発明の他の実施例のフレームの部
分拡大断面図、第4図は従来の陰極線管のシャドウマス
クの固定方法の一例を説明する断面図、第5図は従来の
陰極線管のシャドウマスクの固定方法の他の例を説明す
る側面図である。 1……フエースプレート、2……ファンネル、3……シ
ャドウマスク、4……フリットガラス、5……フレー
ム、6……蛍光体、7……シール面、8……フレーム、
9……フレーム、10……フレーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェースプレートと、このフェースプレー
    トとシール面でフリットガラスにより接合したファンネ
    ルと、前記シール面で固定された断面L字型部分を有す
    る2枚のフレームと、前記フレームに挟んで固定支持さ
    れたシャドウマスクとを具備し、前記シャドウマスクは
    予め張力をかけた状態で前記フレームに固定され、前記
    フレームは前記シール面より小さく且つ該シール面の間
    に挿入固定されたことを特徴とする陰極線管。
JP1129128A 1989-05-22 1989-05-22 陰極線管 Expired - Lifetime JP2522052B2 (ja)

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JPH02306523A JPH02306523A (ja) 1990-12-19
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