JPH0214441Y2 - - Google Patents

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JPH0214441Y2
JPH0214441Y2 JP3061683U JP3061683U JPH0214441Y2 JP H0214441 Y2 JPH0214441 Y2 JP H0214441Y2 JP 3061683 U JP3061683 U JP 3061683U JP 3061683 U JP3061683 U JP 3061683U JP H0214441 Y2 JPH0214441 Y2 JP H0214441Y2
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JP
Japan
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wall
ceiling
tongue
cassette
ink ribbon
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JP3061683U
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JPS59137065U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は周壁と天井壁とにより形成された箱状
空間内に折り畳み状にインクリボンが収納されて
いるサブカセツトに関し、さらにフイードローラ
やインクロールなどが設けられたメインのカセツ
トケースのインクリボン収蔵室に折り畳み状のイ
ンクリボンを補給するためのサブカセツトに関す
る。
この種サブカセツトでは、折り畳み状のインク
リボンがその折り畳み状態がくずれることなく、
メインのカセツトケースに移転されなければなら
ない。
そのため従来、たとえば実公昭55−14529号公
報に示されるように、サブカセツトの天井壁内面
に別体の押え板を配し、天井壁に形成した指孔よ
り指を入れて押え板を押し出すようにしてサブカ
セツトケースをメインのカセツトケースより除去
する構造のものが採用されている。
しかしながらこのものは押え板が別部品として
必要となるため、サブカセツトへのインクリボン
の収納や組立に手間を要したり、サブカセツトの
生産性を悪化するなどの欠点がある。
また従来、実開昭58−128052号公報に記載され
たものがある。ところが、このものでは、紙を幾
重にも折り畳んで製造する必要があるので製造が
困難である。また、カセツトケースは、側壁の解
放とともにインクリボンを押し下げるので、ケー
スを同時に引き上げる必要があり、側壁に万一リ
ボンが接着していたりして乱れたとしても、ケー
スに再度いれ込むことはできず、乱れた状態を修
復するが困難であるという欠点がある。
本考案はこのような欠点を解消するためになさ
れたものであり、押え板などの別部品を必要とせ
ず、容易に生産でき、インクリボンの移転もスム
ーズに行ないうるサブカセツトを提供することを
目的とする。
また本考案は、装填時にインクリボンが乱れる
ことがないサブカセツトを提供することを目的と
する。
そして本考案はこの目的を達成するために、天
井壁と4方の周壁とにより形成された箱状空間内
にエンドレスインクリボンの一部が折り畳んで収
納されてなるサブカセツトにおいて、前記4方の
周壁は何れもその上端部が天井壁に一体化されて
いて、相対向する2方の側部を閉止する周壁に連
続する天井壁部分は、その周壁を一体化する端部
を遊端部とする舌状片となるように舌状片の基端
を除く箇所が他の天井壁部分並びに他の周壁部分
と分離されており、当該舌状片天井部は、上方へ
の引き上げにより湾曲可能な薄さに形成されてな
る構成を採用したもものである。
この構成により、本考案のサブカセツトでは該
サブカセツトよりメインのカセツトにインクリボ
ンを移転させるに当つては、たとえば天井壁の弾
性変形により側壁を解放することで、インクリボ
ンをサブカセツトから送り出すことができるよう
になつたので、サブカセツトのケースは全体を一
体成型したものでよく、きわめて良好な生産性を
有するに至つた。
また、そのリボンの装填においても、側壁を解
放するだけであるから、解放と同時にケースを引
き上げる等の必要はなく、インクリボンが充分カ
ートリツジ内に装填されたのを確認してケースを
引き上げることができるので、インクリボンが装
填時に不測に乱れる等の虞はない。
さらに本考案において、前記閉塞壁の前記開口
部の閉塞姿勢において係合状態となるデテント
(detent)部を閉塞壁または舌片状天井部とその
他の部分とに設けるときは、前記舌片状天井部が
弾性的に維持されるので好ましい。
つぎに図面を参照しながら、本考案のサブカセ
ツトの実施例をあげて説明する。
なお第1図は本考案のサブカセツトの後記実施
例1を示す一部切欠斜視図、第2図は第1図のサ
ブカセツトのX−X線拡大断面図、第3図は第1
図のサブカセツトのY−Y線断面図、第4図は第
1図のサブカセツトの使用状態を示す縦断面図、
第5図は本考案のサブカセツトの後記実施例2に
おけるデテント部を示す拡大断面図、第6図は本
考案のサブカセツトの後記実施例3を示す斜視
図、第7図は第6図のサブカセツトのZ−Z線断
面図、第8図は本考案におけるデテント部の別の
例を示す概略断面図、第9図は本考案のサブカセ
ツトの後記実施例4における天井壁部分を示す一
部切欠概略斜視図である。
実施例 1(第1〜4図参照) 第1〜3図において、1は天井壁であつて、対
角線状に切込み2がそれぞれ形成されており、該
切込み2によつて舌片状天井部3が両側に形成さ
れている。4は周壁であつて、前記天井壁1の非
舌片状部分に一体連設されている。5は閉塞壁で
あつて、前記舌片状天井部3の遊端部下面に一体
的に固着されている。第1図において該閉塞壁5
で塞がれている箇所がインクリボン6を外部に開
放する開口部7である。8はデテント部であり、
係合凸部8aと係合凹部8bとから構成される。
該デテント部8の係合凸部8aは各閉塞壁5の横
両端面に形成され、係合凹部8bは各周壁4の開
口部7相当箇所で、前記係合凸部8aと対向する
箇所に形成されている。かかるデテント部8は前
記閉塞壁5の開口部7閉塞姿勢において第2図の
ごとく係合状態となる。9は指掛け部であつて、
前記舌片状伝井部3の遊端を外方に延出すること
によつて形成される。10はエントレスとなつて
いるインクリボン6をカセツト外に引き出してお
くためのインクリボン出入口である。
前記天井壁1は第3図に示されるように舌片状
天井部3の肉厚が他の部分よりも薄肉となるよう
に形成されており、周壁4を保形維持しながら舌
片状天井部3が第4図に示されるように指Mでつ
まむことで弾性的に湾曲されるようにしてある。
実施例 2(第5図参照) 前記実施例のデテント部8を以下のとおりに変
更し、その他は前記実施例1と同様とする。
係合凹部8bを前記閉塞壁5の天井部3近くの
横端面に形成し、該凹部8bに対向する周壁4の
箇所に貫通孔を形成し、該貫通孔に小軸11を嵌
合固定して係合凸部8aを形成する。
実施例 3(第6〜7図参照) 本実施例では第6図に示されるように、閉塞壁
5を第6図において上から見たばあい断面コ字状
に形成し、開放時の開口部7の広さを大きくし
て、インクリボン6が外方に放出されやすくして
ある。かかる構造とするばあいには、デテント部
8は第6〜7図に示されるようにするのが好まし
い。すなわち、デテント部8の構造は、周壁4の
外面に係合凹部8bを形成し、該凹部8aに対し
対向する係合凸部8aを有するデテント片12を
前記閉塞壁5の側部外面に固定したものである。
なお本考案におけるデテンント部は、かならず
しも閉塞壁に設ける必要はなく、たとえば第8図
に示されるように舌片状天井部3の側部に他の天
井壁1の下面と係合するような突起8cを設ける
ことによつてデテント部8を構成してもよい。
実施例 4(第9図参照) 本実施例では、前記舌片状天井部3がその他の
天井壁部分の肉厚と同じ肉厚に形成されている。
第9図に示されるように舌片状天井部3と他の
天井壁部分との連続箇所に溝13を形成し、該溝
13部分の肉厚を薄くして連続箇所が弾性的に屈
曲可能にしてある。その他は実施例1〜3と同様
な構成とすればよい。
実施例1〜4において、材質は汎用のプラスチ
ツクなど一般にケースなどの成形に用いられる合
成樹脂によつて成形される。
なお収納されるインクリボンの折り畳み密度が
さほど大きくないばあいは、デテント部8を設け
る必要はない。そのようにデテント部8を設けな
いときは閉塞壁5を含む全体をプラスチツクの一
体成形加工により成形することができるので、サ
ブカセツトの生産性がより一層向上されうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のサブカセツトの実施例1を示
す一部切欠斜視図、第2図は第1図のサブカセツ
トのX−X線拡大断面図、第3図は第1図のサブ
カセツトのY−Y線断面図、第4図は第1図のサ
ブカセツトの使用状態を示す縦断面図、第5図は
本考案のサブカセツトの実施例2におけるデテン
ト部を示す拡大断面図、第6図は本考案のサブカ
セツトの実施例3を示す斜視図、第7図は第6図
のサブカセツトのZ−Z線断面図、第8図は本考
案におけるデテント部の別の例を示す概略断面
図、第9図は本考案のサブカセツトの実施例4に
おける天井壁部分を示す一部切欠概略斜視図であ
る。 (図面の主要符号) 1:天井壁、3:舌片状天井部、4:周壁、
5:閉塞壁、6:インクリボン、7:開口部、
8:デテント部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井壁と4方の周壁とにより形成された箱状空
    間内にエンドレスインクリボンの一部が折り畳ん
    で収納されてなるサブカセツトにおいて、前記4
    方の周壁は何れもその上端部が天井壁に一体化さ
    れていて、相対向する2方の側部を閉止する周壁
    に連続する天井壁部分は、その周壁を一体化する
    端部を遊端部とする舌状片となるように舌状片の
    基端を除く箇所が他の天井壁部分並びに他の周壁
    部分と分離されており、当該舌状片天井部は、上
    方への引き上げにより湾曲可能な薄さに形成され
    てなるサブカセツト。
JP3061683U 1983-03-02 1983-03-02 サブカセツト Granted JPS59137065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3061683U JPS59137065U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 サブカセツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3061683U JPS59137065U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 サブカセツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59137065U JPS59137065U (ja) 1984-09-12
JPH0214441Y2 true JPH0214441Y2 (ja) 1990-04-19

Family

ID=30161494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3061683U Granted JPS59137065U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 サブカセツト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611825Y2 (ja) * 1985-03-25 1994-03-30 富士通株式会社 補充用インクリボン収納体
JPH0413189Y2 (ja) * 1985-09-12 1992-03-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59137065U (ja) 1984-09-12

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