JPH02144273A - スクータ型自動二輪車 - Google Patents

スクータ型自動二輪車

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JPH02144273A
JPH02144273A JP29739188A JP29739188A JPH02144273A JP H02144273 A JPH02144273 A JP H02144273A JP 29739188 A JP29739188 A JP 29739188A JP 29739188 A JP29739188 A JP 29739188A JP H02144273 A JPH02144273 A JP H02144273A
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JP
Japan
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engine
continuously variable
variable transmission
cylinder
crankshaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP29739188A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Saito
充 齋藤
Shinkichi Miyazawa
宮沢 伸吉
Yoshihiro Yoshida
圭宏 吉田
Yoshihiro Nakajima
芳浩 中島
Tsutomu Hayashi
勉 林
Kiyoshi Katahira
片平 潔
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE8888121798T priority patent/DE3871359D1/de
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Priority to US07/483,277 priority patent/US5085053A/en
Publication of JPH02144273A publication Critical patent/JPH02144273A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンとこのエンジンの動力を駆動輪に伝
達する動力伝達機構とがパワーユニットとして一体に構
成されるとともに、車体に対して揺動自在に支持され、
動力伝達機構には、静油圧式無段変速機が介装されてな
るスクータ型自動二輪車に関するものである。
[従来の技術] スクータ型自動二輪車には、エンジン、動力伝達機構お
よび後輪がパワーユニットとして一体に構成され、この
パワーユニット全体が、路面から受けるシコソクを吸収
するようフレームに対して揺動可能に支持されている形
式のものが一般的であり、前記動力伝達機構としては、
ベルトドライブ式の無段変速機を介したのものが主に採
用されている。
このベルトドライブ式の無段変速機は、一般に、エンジ
ンのクランクシャフト(回転軸)と一体に回転する遠心
式可変径構造の駆動プーリの回転が、駆動輪である後輪
の近傍に配された可変径構造の従動プーリに、■ベルト
構造のドライブベルトにより伝達され、その回転が、従
動ブーりと同軸上に配された自動遠心式クラッチ機構、
および複数の減速ギヤ群(減速機構)を介して後輪に伝
達される。そして、クランクシャフトの回転速度の変化
によって駆動プーリおよび従動ブーりに対するドライブ
ベルトが巻回する有効半径が変化し、これによって自動
的に変速がなされるようになっている。この場合エンジ
ンは、クランクシャフトが、車体の幅方向の中心線に直
交するよう配設されており、このクランクシャフトの回
転を後輪に伝達するドライブベルトは前記中心線に沿っ
て平行に配設されている。
なお、このような動力伝達機構は、エンジンのクランク
ケースと一体なるケース内に収められている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記動力伝達機構にあっては、駆動ブーりは
、クランクシャフトの一端に固定され、これにともなっ
て、ドライブベルト、従動プーリは車体の一側に配され
ることになり、しかも、自動遠心クラッチおよび減速ギ
ヤ群の存在によりケースを含めた全体が幅広のものとな
る。このため、車体全体としての幅が大きいものとなっ
てしまい、車体をコンパクト化をする上での問題点とな
っている。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するためになされたものであっ
て、エンジンと、このエンジンの動力を駆動輪に伝達す
る動力伝達機構とが一体に構成されてなるパワーユニッ
トが、車体に対して揺動自在に支持され、前記動力伝達
機構には静油圧式無段変速機が介装されてなるスクータ
型車両において、前記エンジンのクランクシャフトおよ
び前記静油圧式無段変速機の出力軸が、車体の中心線に
沿って配設されていることを特徴としている。
[作用コ 本発明のスクータ型自動二輪車によれば、動力伝達機構
に介装される静油圧式無段変速機は、クランクシャフト
周囲であればどの位置にも配してクランクシャフトに連
結することができることから、配置の自由度が増し、エ
ンジンの形状に対応させてその位置を選べば、パワーユ
ニットの幅を狭めることが可能となり、もって、車体の
0幅方向のコンパクト化が図れる。
[実施例] 以下、第1図ないし第3図を参照して本発明の第1実施
例を説明する。
第1図はその実施例の全体側面図であって、図中符号l
は車体の前方から後方(図において左から右)に延びる
車体フレーム、2は車体フレームlの前端に取り付けら
れたフロントフォーク、3はフロントフォーク2の先端
に回転自在に支持された前輪、4は前輪3を操舵するハ
ンドル、5はフロントフォーク2を覆うフロントカバー
 6は運転者用のシート、7はシート6の下方に車体を
覆うよう設けられたボディカバーである。
前記シート6の下方には、ホゾイカバー7に覆われたエ
ンジン8と、このエンジン8の動力を駆動輪である後輪
9に伝達する動力伝達機構10が一体に組み込まれてな
るスイングユニット式のパワーユニット11が配設され
ている。このパワーユニットllおよびこれに連設され
た後輪9は、前記車体フレームlに対しリンク機構12
によって上下方向に揺動可能に連結されているとともに
、車体フレーム1にクツションユニット13を介して支
持されている。
前記エンジン8は、第3図(この図において左方が車体
の前方)に示すように、シリンダ14と、このシリンダ
14の中に嵌装されたピストン15と、クランクケース
16内に配されてピストン15の往復動により連接棒1
7を介して回転させられるクランクシャフト18と、こ
のクランクシャフト18と連動回転し、図示せぬバルブ
を作動させるカム19を有するカムシャフト20等から
構成されている。
このエンジン8は、前記クランクシャフト18の軸線が
、車体の中心線と略一致して車体の前後方向く第2図で
は左右方向)に延びるようエンジンケース21内に収容
されている。
なお、第3図中22.23は、それぞれクランクシャフ
ト18の前端に固定されたACジェネレータ22および
冷却ファン23であり、エンジンケース21における冷
却ファン23の対向面には、導風孔24が形成されてい
る。
前記動力伝達機構10は、シャフトドライブ式が採用さ
れており、エンジン8側から順に設けられた、静油圧式
無段変速機(以下11に無段変速機と略称する)T、ジ
ヨイント25、ドライブギヤフト26、ギヤケース27
内に収納された一対のベヘルギャ(図示略)から成って
いる。
前記無段変速機Tを第3図にもとついて説明すると、こ
の無段変速機Tは、定容量型の斜板式油圧ポンプく以下
、油圧ポンプと略称する)Pおよび可変容量型の斜板式
油圧モータ(以下、油圧モータと略称する)Mからなり
、ケー/ングC1内に収容されている。
n1j記浦圧ポンプPは、周部に出カスブロケット28
を有する人力筒軸29と、この入力筒軸29の内周壁に
ボールヘアリング30を介して相対回転自在に嵌合され
るポンプシリンダ31と、このポンプシリンダ31にそ
の回転中心を囲むように形成された環状配列の複数かつ
奇数のシリンダ孔32・・・と、これら/リンダ孔32
・・・内にそれぞれ摺動可能に装着されたボンプブラン
ンヤ33・・・と、これらポンププランジャ33・・・
の外端面33 aに当接するポンプ斜板34とから構成
される。
前記ポンプ斜板34は、ポンプシリンダ3■の軸線と直
交する仮想トラニオン軸線01回りに所定角度の範囲内
で傾動し得るように保持され、かつ、その背面において
、前記人力筒軸29の内瑞壁にアンギュラコンタクトベ
アリング35を介して相対回転自在に支承されている。
入力筒軸29は、出カスブロケット28とクランクシャ
フト18のドライブギヤ18aに巻回されたチェーン3
6を介してクランク/ヤフト18とともに回転し、その
際、ポンプ斜板34を往iq傾動させ、このポンプ斜板
34に当接させられている各ボンブブランンヤ33・・
を往復動させて、各シリンダ孔8において作動油の吸入
および吐出を繰返させる。
一方、油圧モータMは、ポンプシリンダ31と同軸上に
配置されるモータシリンダ37と、このモータ/リンダ
37にその回転中心を囲むように形成された環状配列の
?u Hかっ奇数のシリンダ孔38・・・と、これら各
シリンタ孔38・・にそれぞれ摺動自在に装着されたモ
ータプラノジャ39・・・と、これらモータプランジャ
39・・・の外端に当接するモータ斜板40と、このモ
ータ斜板4oの背面をアンキュラコンタク]・ベアリン
グ41を介して支承する斜板ホルタ42と、さらにこの
斜板ホルダ42を支承する斜板アンカ43とから構成さ
れている。
前記モータ斜板40は、モータシリンダ37の軸線に対
し直角となる直立位置と、成る角度で傾倒する最大傾斜
位置との間を傾動し得るようになっテオリ、傾斜状態で
は、モータ/リンダ37の回転に伴いモータブランツヤ
39・・・に往復動を与えて膨張および収縮工程を繰り
返させる。
一方、前記ポンプシリンダ3Iおよびモータシリンダ3
7は、これらの対向する端部間が相互に連結されて一体
の7リンタブロソクBを構成しており、このシリンダブ
ロックBの軸線に沿って出力軸44か貫挿されている。
この出力軸44は、その前端部がエンジン8のクランク
/ヤフト18と重なった状態で、かつ、このクランクシ
ャフト18と平行に配置され、シリンダブロックBにス
プライン嵌合されている。
出力軸44の後端部は、モータ斜板40、斜板ホルタ4
2、f1仮アンカ43の中心部およびケーンングC1を
貫通している。そして、その突出端には、動力伝達機構
10のジヨイント25が連結される。
なお、上記41J圧ポンプPおよび油圧モータMにおけ
るポンププランジャ33・・・とモータプランジャ39
・・・のそれぞれの外端面33a、39aは、凹面に形
成され、これに対応して、ポンプ斜板34およびモータ
斜板40の前記外端面33a、39aへのそれぞれの当
接面34a、40aは、凸面に形成されている。
これにより、ポンププランジャ33・・・およびモータ
フランシャ39・のシリンダブロックBがらの突出量を
少なくすることかできるとともに、各斜板34.40の
厚みが確保されるから、強度を一定とした場合において
、これら各斜板34.40を小さ(することが可能であ
る。さらに、これらのことから、各斜板34.40をシ
リンタブロックB側に接近させて、無段変速機Tの軸方
向の寸法を小さ(してコンパクト化が図れる。
前述した油圧ポンプPおよび油圧モータM間には、次の
ようにして油圧閉回路が形成される。
前記シリンダブロックBには、ポンプシリンダ31のシ
リンダ孔32・・・とモータシリンダ37のシリンダ孔
38・・・との間において、出力軸44を中心にして同
心的に並ぶ環状の内側油路45および外側油路46と、
両部路45.46間の環状隔壁および外側油路46の外
周壁を放射状に貫通し、前記各シリンダ孔32・・・・
38・・・とそれぞれ同数の第1弁孔47・・・および
第2弁孔48・・・と、相隣るシリンダ孔32・・・と
第1弁孔47・・・とを相互に連通ずる多数のポンプポ
ートa・・・と、相隣るシリンダ孔38・・・と第2弁
孔48・・・とを相互に連通ずる多数のモータボートb
・・・とがそれぞれ設けられる。
前記各第1弁孔47には、スプール型の第1分配弁49
・・・が、また前記第2弁孔48・・・にも同じくスプ
ール型の第2分配弁50・・がそれぞれ摺動可能に嵌合
されている。そして、第1分配弁49・・の外端にはそ
れらを囲む第1偏心輪51が、また、第2分配弁50の
外端には、それらを囲む第2偏心輪52が係合される。
また、前記モータ斜板40は、その傾動角度が変速制御
機構53により制御される。この変速制御機構53は、
正逆転可能な図示せぬ電動モータと、減速ギヤ群54と
、減速ギヤ群54に連結されたねじ軸55に循環ボール
56を介してナツト57がねじ込まれてなるボールナ、
ト機構58とからなる。ナツト57は、斜板ホルダ42
に突設された舌片42aに係合されている。そして、電
動モータを正転させてねじ軸55を正転させれば、ねじ
軸55に沿ってナツト57が後方に移動し、舌片42a
を介して斜板ホルダ42をトラニオン軸線02回りに回
動してモータ斜板40を起立させ、これと逆に電動モー
タを逆転させれば、ねじ軸55に沿ってナツト57が前
方に移動しモータ斜板40を傾倒させることができる。
上記構成の無段変速機Tによれば、入力筒軸29とシリ
ンダブロック8間に相対回転が生じると、各第1分配弁
49は、第1偏心輪51により第1弁孔47において偏
心重の2倍の距離をストロークとしてシリンダブロック
Bの半径方向内方位置および外方位置側を移動し、対応
するポンプポートaを外側油路46に連通ずるとともに
、内側油路45と不通にし、吐出工程中のポンププラン
ジャ33によりシリンダ孔32から外側油路46へ作動
油が圧送され、また、吸入領域では、第1分配弁49は
前記外方位置に移動して、対応するポンプポートaを内
側油路45に連通ずるとともに外側油路46と不通にし
、吸入工程中のポンププランジャ33により内側油路4
5からシリンダ孔32に作動油が吸入される。
一方、シリンダブロックBが回転すると、各第2分配弁
50は、第2偏心輪52により第2弁孔48において2
倍の距離をストロークとしてシリンダブロックBの半径
方向内方位置および外方位置間を往復動される。そして
、油圧モータMの膨張領域では、第2分配弁50は前記
内方位置側を移動して、対応するモータボートbを外側
油路46に連通ずるとともに内側油路45を不通にし、
外側油路46から膨張工程中のモータプランジャ39の
シリンダ孔38に高圧の作動油が供給され、また、収縮
領域では、第2分配弁50は、前記外方位置側を移動し
て、対応するモータボートbを内側油路45に連通する
とともに、外側油路46と不通にし、収縮工程中のモー
タプランジャ39のシリンダ孔38から内側油路45へ
作動油が排出される。
そして、ポンププランジャ33は、吐出領域を通過する
間、シリンダ孔38から外側油路46に作動油を圧送し
、また吸入領域を通過する間、内側油路45からシリン
ダ孔38に作動油を吸入する。また、外側油路46に送
られた高圧の作動油は、油圧モータMの膨張領域に存す
るモータプランジャ39のシリンダ孔38に供給される
一方、収縮領域に存するモータプランジャ39によりそ
のシリンダ孔38から内側油路45へ作動油が排出され
る。
この間に、シリンダブロックBが吐出工程のポンププラ
ンジャ33を介してポンプ斜板34から受ける反動トル
クとの和によって、シリンダブロックBは回転され、そ
の回転トルクは出力軸44からジヨイント25へ伝達さ
れる。
この場合、入力筒軸29に対する出力軸44の変速比は
、次式によって与えられる。
したがって、油圧モータMの容量を零からある値に変え
れば、変速比を1からある値まで変えることができる。
しかも、その油圧モータMの容量はモータプランジャ3
9のストロークによって決定されるので、斜板ホルダ4
2の操作により、モータ斜板40を直立位置からある傾
斜位置まで傾動させることにより、変速比が1からある
値まで無段階に制御される。
なお、この静油圧式無段変速機Tによれば、油圧ポンプ
Pと油圧モータM間の作動油の伝動中に、第2偏心輪5
2をタラノチオフ位置へ揺動させれば、第2分配弁50
により高圧の外側油路46がシリンダブロックB外に開
放されるので、油圧モータMには高圧の作動油が供給さ
れなくなり、油圧ポンプPから油圧モータMに対する動
力伝達が遮断される。すなわち、第2分配弁50、第2
偏心輪52等によりクラッチ機構が構成されている。
上記無段変速機Tが収容されたケーシングC3は、円柱
状をなす無段変速機Tに対応した円筒状をなし、第2図
(パワーユニット11を前方から見た図)に示すように
、エンジン8におけるシリンダ14とクランクケース1
6の左側にあくスペースに、クランクケース16と一体
に形成されている。
無段変速機Tにおける出力軸44の後端部には、前述し
たようにジヨイント25が連結され、さらにこのジヨイ
ント25にはドライブシャフト26が連結されるととも
に、このドライブシャフト26の後端部が、後輪9に設
けられたギヤケース27内のギヤに連結されており、こ
の順序でエンジン8の動力が後輪9に伝達される。
なお、ジヨイント25およびドライブシャフト26は、
第1図に示すように、ケーシングCIとギヤケース27
に組み付けられたケーシングC7に覆われている。
しかして、上記構成のスクータ型自動二輪車によれば、
エンジン8、無段変速機′r、動力伝達機構10からな
るパワーユニッh 11は、一体化すれたエンジンケー
ス21、ケーシングc、  c。
およびギヤケース27に覆われてユニット化され、これ
らが、後輪9が路面からショックを受ける際に、後輪9
とともに上下に揺動する。
ここにおいて、無段変速機Tの出力軸44は、エンジン
8のクランクシャフトI8に対して平行に、かつ、7リ
ンダ14とクランクケースlGの左側にあくスペースに
配されるとともに、この無段変速機Tは、円柱状をなし
、しかも、複数の歯車群、チェーン、あるいは■ベルト
等からなる動力伝達機構に比べ小径であるから、車体の
幅方向のコンパクト化が図られる。このように、車体幅
が小さくなることからバンク角を太き(とれるとともに
、車体の左右方向の中心に重量が集中して車体バランス
が良くなる。
また、本実施例の場合は、無段変速機Tはエンジン8の
左側に配されているが、この無段変速機Tは、クランク
シャフト18の周囲であればどの位置でもこのクランク
シャフト18に連結することが可能であるので、配置の
自由度が増し、エンジン形状に対応させてその位置を選
べば、やはり車体のコンパクト化が図られる。
また、パワーユニット11は、エンジン8の左側に配さ
れているが、このパワーユニット11を覆っているクラ
ンクケース16、ケーシングCCt、ギヤケース27の
それぞれを、左側面が開放するような分割体で構成する
ことにより、パワーユニット11のメンテナンスがやり
易くなる。
また、少な(とも左側を開放させるケーシングを一体化
することで、メンテナンスのさらなる容易化やコストタ
ウンが可能である。
第2実施例 第4図は本発明の第2実施例を示す。この実施例が前記
した第1実施例と異なる点は、無段変速機Tの外部に、
クラッチ機構が設けられているところにある。
符号60がそのクラッチ機構を示しており、このクラッ
チ機構60は、前記出力軸44と同軸上であってその前
方(第4図においては左方)に軸回りに回転可能に配さ
れたクラッチシャフト61と、このクラッチシャフトの
周囲に二一ドルベアノング62を介してクラノチンヤフ
ト61と相対回転可能に外装され、かつ、クランクシャ
フト18のドライブギヤ18aに噛合してクランクシャ
ツ1−18と一体に回転可能なる出カスブロケ、トロ2
と、この出カスブロケット62の前端部に固定されたク
ラブチアウタ63と、前記クラッチシャフト61と一体
に回転するクラッチセンタ64と、クラブチアウタ63
側およびクラッチセンタ64側の各摩擦板65.66と
、これら各摩擦板65.66を相互に圧接させたり離間
させたりする図示せぬ操作機構とを備える。
前記クラノチシャフ1−61の後端部は、突出形成され
た無段変速機Tの油圧ポンプPにおける入力筒軸29の
筒部29aに対しスプライン嵌合され、したかって、ク
ラッチシャフト61とともに、人力筒袖29が回転する
。また、出力スフロケノト62は、前記筒部29aに対
しボールヘアリング67を介して相対回転可能となって
いる。
上記クラッチ機構60によれば、操作機構によりフラン
チ接続の状態、すなわち各摩擦板65.66を相互に圧
接させた状態とすれば、クランクシャフト18の回転が
、出カスブロケy h 62、クラブチアウタ63、各
摩擦板65.66、クラッチセンタ64、タラノチンヤ
フト61の順に伝達し、クラノチンヤフト61により入
力筒軸29が回転する。これによって無段変速機Tが作
動する。
また、クラッチ断の状態、すなわち各摩擦板65.66
を相互に離間させた状態とすると、クラブチアウタ63
からのクラッチセンタ64に対する回転伝達が遮断され
、人力筒袖2つの回転が停止して無段変速機Tの作動が
停止する。
第3実施例 第5図および第6図は、本発明の第3実施例を示す。こ
の実施例が前記の第1実施例と異なる点は、無段変速機
Tの出力軸44が、エンジン8のクランクシャフト18
に対して平行にかつ同一軸線上に配置され、しかもクラ
ンクシャフト18に直接接続されているところにある。
具体的には、第5図に示すように、クランクシャフト1
8の後端部が、入力筒軸29に突出形成された筒部29
aにスプライン嵌合され、これにより、クランクシャフ
ト18の回転が何も介さずに直接人力筒軸29に伝達す
るようになっている。
また、第6図に示すように、ドライブ/ナフト70が、
無段変速機Tの出力軸44と平行にかつ左側にオフセッ
トして配され、このドライブシャフト70は、ギヤ71
.72を介して出力軸44に連結され、その後端部が、
ベベルギヤ73.74を介して後輪9に連結されている
。上記エンジン8、無段変速機T、ドライブシャフト7
0およヒ各ベベルキャ73.74はケーシングC3によ
り一体に覆われている。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のスクータ型自動二輪車に
よれば、エンジンと、このエンジンの動力を駆動輪に伝
達する動力伝達機構とが一体に構成されてなるパワーユ
ニットが、車体に対して揺動自在に支持され、前記動力
伝達機構には静油圧式無段変速機が介装されてなるスク
ータ型車両において、前記エンジンのクランクシャフト
および前記静油圧式無段変速機の出力軸が、車体の中心
線に沿って配設されていることを特徴としており、静油
圧式無段変速機は、クランクシャフト周囲であればどの
位置にも配してクランクシャフトに連結することができ
ることから配置の自由度が増し、エンジンの形状に対応
させてその位置を選べば、パワーユニットの幅を狭める
ことが可能となり、もって、車体の幅方向のコンパクト
化が図れる。
このように、車体幅が小さくなることからバンク角を大
きくとれるとともに、車体の左右方向の中心に重量が集
中して11体バランスが良くなる。
また、静油圧式無段変速機をエンジンの側方に配置スれ
ば、バワーユニント全体のメンテナンスかやり易くなる
といった利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示す図であ
って、第1図は全体側面図、第2図はパワーユニットの
正面図、第3図は第2図のn’x−m 線断面図、第4
図は本発明の第2実施例のエンジンおよび動力伝達系の
断面図、第5図および第6図はそれぞれ本発明の第3実
施例を示すエンジンおよび動力伝達系の側断面図および
平断面図である。 8・ ・エンジン、      9−・・・・後輪(駆
動輪)、10・ ・動力伝達機構、11 ・パワーユニ
ット、18・ ・クランクンヤフト、   114・・
・・・出力軸、1゛ ・・静油圧式無段変速機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンと、このエンジンの動力を駆動輪に伝達する動
    力伝達機構とが一体に構成されてなるパワーユニットが
    、車体に対して揺動自在に支持され、前記動力伝達機構
    には静油圧式無段変速機が介装されてなるスクータ型車
    両であって、 前記エンジンのクランクシャフトおよび前記静油圧式無
    段変速機の出力軸が、車体の中心線に沿って配設されて
    いることを特徴とするスクータ型自動二輪車。
JP29739188A 1987-12-28 1988-11-25 スクータ型自動二輪車 Pending JPH02144273A (ja)

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DE8888121798T DE3871359D1 (de) 1987-12-28 1988-12-28 Kraftuebertragung fuer fahrzeuge.
EP88121798A EP0323633B1 (en) 1987-12-28 1988-12-28 A power train for vehicles
US07/483,277 US5085053A (en) 1987-12-28 1990-02-20 Swashplate assembly for a swashplate type hydraulic pressure device

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6109383A (en) * 1997-09-14 2000-08-29 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Power unit for motorcycle
ES2179738A1 (es) * 1999-06-24 2003-01-16 Honda Motor Co Ltd Estructura de montaje de radiador en unidad de potencia para motocicleta.

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