JPH02143937A

JPH02143937A - カセットローディング装置

Info

Publication number: JPH02143937A
Application number: JP63296216A
Authority: JP
Inventors: Masanao Wakikawa; 政直脇川
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-11-25
Filing date: 1988-11-25
Publication date: 1990-06-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ディジタル・オーディオ・テープ（ＤＡＴ）
カセットや、ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）用カセッ
トを記録再生装置に装着するためのカセットローディン
グ装置に関し、さらに詳しくは、カセットを記録再生装
置の前面から装入する、いわゆるフロントローディング
装置に関するものである。

（従来の技術）従来のこの種のカセットローディング装置について、第
４図により説明する。

第４図（ａ）および（ｂ）は、従来のカセットローディ
ング装置を側面から見た要部構成図である。

まず、カセット１について説明すると、カセット１は、
前方側面に形成された支持軸２に回動自在に装着された
開閉蓋３によってその前方の開口部が覆われている。（
ａ）図は、このようなカセット１を記録再生装置の前面
、すなわち図上では右側から装入した状態を示す。カセ
ットローディング装置は、基台４の前方両側に上記の開
閉蓋３を開放する案内５が配置され、その上端が傾斜し
た案内面５ａとなっている。また、基台４の上面には、
カセット１の装着高さを決める複数個の台６が設けられ
ている、なお１図に描いていないが、上記のカセット１
を収容し、上記の台６の上に誘導するカセット運搬装置
が備えられている。

このように構成されたカセットローディング装置の動作
について説明する。

まず、カセット１を装入すると、第４図（ａ）に示す位
置に引き込まれて停止する。次に、カセット運搬装置に
より水平に保持されたまま、（ａ）図に寸法線りで示し
た高さを降下すると、（ｂ）図に示すように、カセット
１は台６の上に固定される。

一方、カセット１の開閉蓋３は、案内面５ａに誘導され
て、支持軸２を支点として９０°回動し、開口部が開放
される。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記の構成では、開閉蓋３を開放する上
下方向の移動距離が大きいため、カセットローディング
装置の薄形化が難しいという問題があった。本発明は上
記の問題を解決するもので、移動量りの小さいカセット
ローディング装置を提供するものである。

（課題を解決するための手段）上記の問題を解決するため１本発明は、固定の案内に代
わって、カセットの降下動作によって回動する開閉レバ
ーを設けるものである。

（作　用）上記の構成により、カセットの開閉蓋に係合する開閉レ
バーがカセットの降下に従って開閉蓋を押し上げるので
、移動量りが半減する。

（実施例）本発明の一実施例を、第１図ないし第３図により説明す
る。第１図は、本発明によるカセットローディング装置
の要部斜視図である。

カセット１を収容するホルダ７は、その左右の側板にそ
れぞれ複数本の案内ピン７ｂが、基台４の両側に配置さ
れた支持板８および９に設けられたＬ字状案内溝８ａお
よび９ａ（図には陰になって描かれていない）に嵌合し
、水平に保持されている。カセット１を収容したホルダ
７は、ホルダ駆動装置（図示せず）によってＬ字状案内
溝８ａおよび９ａに沿って水平に移動した後降下する。

右側の支持板９の後方内側に植設された支持軸１０に、
ベルクランク形の開閉レバー１１が回動自在に装着され
ている。上記の開閉レバー１１は、前方に伸びた腕の先
端部の上下両側にそれぞれ開閉用突起１１ａおよびスト
ッパ用突起１１ｂが、後方に伸びた腕の後端部に駆動用
突起１１ｃがそれぞれ折曲げ成形されている。なお、上
記の右側支持板９には、上記のストッパ用突起１１ｂが
挿通し、その回動範囲を規制する方形の案内開口９ｂが
、また、前記のホルダ７の先端には、ホルダ７が前進し
た時に上記の駆動用突起１１ｃに係合する係合用突起７
ａがそれぞれ形成されている。

第１図において、まず、記録再生装置（図示せず）の前
面からカセット１を装入すると、カセット１はカセット
ローディング装置のホルダ７の中に収容される６次に、
カセット運搬装置（図示せず）によってホルダ７は、そ
の案内ピン７ｂが嵌合するＬ字状案内溝８ａおよび９ａ
の水平部に案内されて水平に前進して、第２図に示す状
態となる。。

第２図および第３図（、）は、前進運動を終了した時点
を示す要部拡大平面図および要部側面断面図である。こ
の状態で、ホルダ７に収容されたカセット１の開閉Ｍ３
およびホルダ７の係合用突起７ａが、それぞれ開閉レバ
ー１１の開閉用突起１１ａおよび駆動用突起１１ｃの上
に位置するようになる。

第３図（ｂ）に移り、ホルダ７がＬ字状案内溝８ａおよ
び８ｂの垂直部に沿って降下を開始すると、まず、開閉
レバー１１の開閉用突起１１ａがカセット１の開閉蓋３
の下端に当たり、さらに降下を続けると、第３図（ｂ）
に示す位置まで開口され、この時点でホルダ７の係合用
突起７ａが開閉レバー１１の駆動用突起１１ｃと係合し
、さらにホルダ７が降下すると、開閉レバー１１を、支
持軸１０を支点として時計方向に回動し、開閉用突起１
１ａで開閉蓋３の下端を押し上げ、第３図（ｃ）に示す
ように、カセット１が基台４の台６の上に定置した時に
必要開口量まで開放される。

このように、ホルダ７の降下運動を開閉レバー１１で開
口運動に変換するので、開放に必要なカセット１の上下
方向移動量が小さくなる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、カセットの開閉
蓋を開くのに必要なカセットの上下方向移動量が小さい
カセットローディング装置が得られるので、薄形化が可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカセットローディング装置の要部
斜視図、第２図はその要部拡大平面図、第３図（ａ）な
いしくｃ）はその動作を説明するためのカセットローデ
ィング装置の要部側面断面図、第４図（ａ）および（ｂ
）は従来のカセットローディング装置の要部側面断面図
である。１・・・カセット、　　２，１０・・・支持軸、３・・
・開閉蓋、　４・・・基台、　５・・・案内、５ａ・・
・案内面、　６・・・台、　７・・・ホルダ、７ａ・・
・係合用突起、　７ｂ・・・案内ビン。８・・・左側支持板、　９・・・右側支持板、８ａ、　
９ａ・・・Ｌ字状案内溝、　９ｂ・・・案内開口、　１
１・・・開閉レバー　　１１ａ・・・開閉用突起、　ｌ
ｌｂ・・・ストッパ用突起、　ｌｌｃ・・・駆動用突起
、１２・・・引張りコイルばね。特許出願人　松下電器産業株式会社、＼（さよ」　」第２図第図（ａ）第４図（ａ）（ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

記録再生用のテープを内蔵し、前面に保護用の開閉自在
の開閉蓋を備えたカセットを収容するホルダと、ホルダ
を記録再生装置内に引き入れた後降下し収容したカセッ
トを記録再生位置に装着するカセット運搬装置と、上記
の降下運動を利用して上記の開閉蓋を開放する開口装置
とからなるカセットローディング装置において、上記の
開口装置にホルダの支持板に軸支した回動自在の開閉レ
バーを用い、上記のホルダの降下運動を上記の開閉レバ
ーの回動運動に変換し、カセットの開閉蓋を開放するこ
とを特徴とするカセットローディング装置。