JPH02142795A - 新規な免疫抑制剤化合物 - Google Patents

新規な免疫抑制剤化合物

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JPH02142795A
JPH02142795A JP1231787A JP23178789A JPH02142795A JP H02142795 A JPH02142795 A JP H02142795A JP 1231787 A JP1231787 A JP 1231787A JP 23178789 A JP23178789 A JP 23178789A JP H02142795 A JPH02142795 A JP H02142795A
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JP
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tsukubamycin
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trimethylsilyl
culture
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Application number
JP1231787A
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English (en)
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Robert P Borris
ロバート ピー.ボリス
Linda S Wicker
リンダ エス.ウイツカー
Deborah L Zink
デボラ エル.ツインク
Thoai Hung Lien
ソアイ ハング リエン
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Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/01Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing oxygen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/02Immunomodulators
    • A61P37/06Immunosuppressants, e.g. drugs for graft rejection

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な免疫抑制剤“ツクバマイシンA” FK
−506のC−9ジヒドロ類似体及び微生物ストレプト
ミセスツクハエンシス(5treptovsycest
sukubaensis)No、9993(FERM 
BP−927)を利用してFK−506を生産する発酵
方法の副生成物として得られるFK−506のC−21
プロピル類似体である免疫抑制剤“ツクバマイシンB”
の新規な製造方法に関する。この方法は、Fに−506
を製造する条件下で微生物を培養することを包含する。
また自己免疫疾患、感染症を治療し及び/又は器官移植
片拒否反応を防止するためのヒト宿主に於ける使用方法
か開示される。
1983年に米国FDAは非常に有効な抗拒否反応薬剤
、シクロスポリンを認可し、これは器官移植片手術の分
野に革命をもたらした。この薬剤は、移植片の異種タン
パク質を拒絶する莫大な量の天然保護物質を移動させる
ことによって体内の免疫系を阻害することによって作用
する。
この薬剤は、移植拒否反応を抑えるのに有効であるほど
、腎不全、肝障害及び潰瘍を引き起こすという欠点かあ
り、多くの場合、かなり重篤であり得る。
本明細書に引用されるフジサワによる欧州特許庁公開番
号第0184162号は、シクロスポリンより 100
倍有効であるとみなされる新規なマクロライド免疫抑制
剤FK−505を記載している。このマクロライドはス
トレプトミセスックハエンシスNo、9993(FER
M BP−927)と特定菌株の発酵によっ′C生産さ
れる。また極めて関連のあるマクロライド免疫抑制剤で
ある同し微生物によって生産されたFK−525及びS
、ヒフロスコピカス(S、hygroscopicus
)亜種ヤクシマエンシス(yakust+imaens
is)によって生産されたFK−520及びFK−52
3も記載されている。
■、アライによる米国特許第3,244,592号はス
トレプトミセスヒゲロスコピカス変異種アスコミセチカ
ス(ascomyceticus)を培養して抗真菌剤
゛アスコマイシン°′を製造することを記載している。
しかしながら文献中には、シクロスポリンの副作用か実
質的にない免疫抑制剤を製造することについて記載され
ていない。
この分野では副作用の少ない新しい安全な薬剤か絶えず
探索されている。
新規な免疫抑制剤、FK−506のC−9ジヒドロ類似
体である“ツクハマイシンA”及びFK−506のC−
21プロピル類似体である“ツクハマイシンB ”か窒
素栄養源を含む炭化水素水性培地中FK−5”6を生産
する侵情II(気性条件ドて微生物ストレブトミセスツ
クバエンシスNo、999:l(FERMOP−927
)の発酵の副生物として得ることかCき、該条件がpH
約7て行われることを見い出した。
結果として生した“°ツクハマイシンA及びB IIは
免疫抑制作用即ち本明細書て°°T−細胞増殖検定”と
呼ばれるカルシウムイオノフオア(イオノマイシン)+
ホルボールミリステートアセテート(PMA)誘発T−
細胞刺激検定によって示された場合T−細胞活性化の阻
害か陽性を示す。
この検定の原理はイノマイシンとPMAの組合わせ゛C
刺激したマウスTリンパ球の増殖を測定することである
。この検定の陽性試料は原理トリチウム標識チミジンの
取り込みによって示される通り、T−細胞増殖を阻害す
る。
本発明によれば、T−細胞増殖検定によりT−細胞活性
化の阻害か陽性を示し、テトラ(トリメチルシリル)t
A導体として高分解能質琶スペクトル分子イオン(m/
z) 1093.6556とm/z673及び481に
於て特徴的フラクメントイオンを示す新規な免疫抑制剤
゛ツクハマイシンA”か提供される。
また医薬的に使用し得る実質的に無毒性の担体又は賦形
剤と共に“ツクハマイシンA”の治療上有効な量を含有
する医薬組成物か提供される。
更に“ツクハマイシンA゛の治療上有効な菫をヒト宿主
に投与することを特徴とする移植拒否反応を防止するた
めに該宿主を治療するか又は自己免疫疾患又は感染症を
治療する使用方法か提供される。
更にその−1−2窒素栄養源を含有する炭化水素水性培
地中侵漬好気性条件下で微生物ストレブトミセスツクバ
エンシスNo、9993(FERM BP−927)を
発酵させる1程を包含し、かかる条件かpl+約7て行
なわれ、°°ツクハマイシンB”を回収するT−細胞増
殖検定によりT−細胞活性化の阻害か陽性を示しトリ−
(トリメチルシリル)誘導体として高分解能質量スペク
トル分子イオン(m/zN021.616!lとtm/
z675及び483に於て特徴的フラグメントイオンを
示す免疫抑制剤“ツクハマイシンB”の新規な製造方法
か提供される。
本発明は“ツクハマイシンA及びB” f生産するスト
レプトミセスツクハエンシスNo、9993(FEBM
 BP−927)の発酵を包含する。物理的特徴及び分
類を含む即ち形態、培養、生物及び生理的特徴を含む微
生物はフシサワによる欧州特許庁公開番号第01841
62号に記載されている。
一般に“ツクバマイシンA及びB”は同化可能な炭素及
び窒素源を含有する水性栄養培地中好ましくは浸漬好気
性条件下(例えば振盪培養、浸浸培養等)てストレブト
ミセスックバエンシスNo、9993(FERM BP
−927)を培養(発酵)することによって産生される
。水性培地は発酵工程の開始及び終結(集菌)に於てp
H約7に維持されることか好ましい。pHかこれより高
いと生産物の実質的及び/又は全体の損失となる。
望ましいpt+は、緩衝液例えばモルフォリノエタンス
フレホン#(MES) 、モルフオソノプロバンスルホ
ン酸(MOPS)等の使用によって又は本質的に緩衝特
性を有する栄養材料例えば以下に記載される産生培地の
選択によって維持することかてきる。
栄養培地中好ましい炭素源は炭水化物例えばクルコース
、キシロース、ガラクトース、グリセリン、デンプン、
デキストリン等である。包含される他の炭素源はマルト
ース、ラムノース、ラフィノース、アラヒノース、マン
ノース、サリシン、コハク酸ナトリウム等である。
好ましい窒素源は酵母エキス、肉エキス、ペプトン、タ
ルテンミール、綿実ミール、大豆ミール及び他の植物性
ミール(一部又は全部脱脂された)、カゼイン加水分解
物、大豆加水分解物及び酵母加水分解物、コーン浸漬液
、乾燥酵母、麦芽、フェザ−ミール、落花生末、醸造可
溶成分等並びに無機及び有機窒素化合物例えばアンモニ
ウム塩(例えば硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、
リン酸アンモニウム等)、尿素、アミノ酸等である。
炭素及び窒素源は、併用して使用されるのか有利である
が、生育因子の痕跡量と無機栄養素のかなりの量を含む
純度の低い材料も使用に適当であるためそれらの純粋な
形で使用される必要はない。所望される場合培地に鉱酸
塩例えば炭酸ナトリウム又はカルシウム、リン酸ナトリ
ウム又はカリウム、塩化ナトリウム又はカリウム、ヨウ
化ナトリウム又はカリウム、マグネシウム塩、銅塩、コ
バルト塩等を添加することかできる。必要な場合特に培
地かひどく発泡するときに、泡止め剤例えば流動パラフ
ィン、脂肪油、植物油、鉱油又はシリコーンを添加する
ことかできる。
多量に“ツクバマイシンA及びB”を生産する条件に関
して浸漬好気性培養条件か好ましい。少量の生産に対し
てはフラスコ又はビンで振盪又は表面培養か使用される
。更にその上大きなタンクで増殖を実施する場合“ツク
バマイシンA及びB”の生産過程て生育の遅滞を避ける
ために生産タンクの接種に増殖形の微生物を使用するこ
とか好ましい。従ってまず比較的少量の培地に゛斜面(
slant)゛て産生された微生物の胞子又は菌糸を接
種し、“種子培地′°とも呼ばれる#接種培地を培養す
ることによって増殖形接種物の微生物を産生じ、次に培
養される増殖形接種物を無菌的に大きなタンクに移すこ
とか望ましい。接種物か産生される発酵培地は“°ツク
ハマイシンA及びB′”の生産に利用される培地と実質
的に同しか又は異なり、一般に接種前に培地を滅菌する
ためにオートクレーブにかけられる。培地のpHは一般
にオートクレーブ工程の前に酸又は塩基、好ましくは緩
衝液の形て適当に添加することによって約7.0に調整
される。
培養混合物の攪拌及び通気は様々な方法て行なうことか
てきる。攪拌は、プロペラ又は類似の機械的撹拌装置に
よって、発酵槽を回転又は振盪することによって種々の
ポンプ装置によって又は、培地に無菌空気を通過させる
ことによって行なうことかできる。通気は、発酵混合物
に無菌空気を通過させることによって行なうことかでき
る。
発酵を実施するために好ましい培養/増殖培地は次の培
地を包含する。
−FK−8l セレロース グリセロール コーンスターチ ファーマメジア コーン浸漬液 炭酸カルシウム ポリグリコールP−200 Fに−P1 可溶性デンプン コーン浸漬液 一次乾燥酵母 炭酸カルシウム ポリグリコールP−200 5、59/交 10.59/す 10.09/交 10.09/見 5.09/見 2.09/交 1.0”/1 45゜ l O6 l Oo l 。
2゜ 09/見 09/又 09/見 09/1 0”/文 産生された“ツクハマイシンA及びB”は−般に他の公
知の生物学的に活性な物質の回収に用いられる常法によ
って培地から回収することかできる。産生された“ツク
バマイシンA及びB”物質は培養された菌糸及び炉液中
に見られ、従って培養ツイヨンを濾過又は遠心すること
によって得られる菌糸及びP液から、常法例えば減圧下
で濃縮、凍結乾燥、メタノール等の通常の溶媒で抽出、
pH調整、通常の樹脂(例えばアニオン又はカチオン交
換樹脂、非イオン吸着樹脂等)、通常の吸着剤(例えば
活性炭、ケイ酸、シリカゲル、セルロース、アルミナ等
)、結晶化、再結晶等によって分離及び精製することか
できる。好ましい方法は特にメタノールを用いる溶媒抽
出である。
発酵による生産物“ツクハマイシンA及びB”は、“T
−細胞増殖検定”て免疫抑制作用か陽性を示しこれに基
づき有用性を有する。
生産物“ツクハマイシンA”は次の物理的特性を示す。
1、白色無定形粉末 2、メタノール溶解性 3、質量分析で定量した分子量805、テトラ(トリメ
チルシリル)誘導体に対する (m/z)1093.6556に於ける分子イオンと(
@/Z)673及び481に於ける特徴的フラグメント
イオンと一致する。
生産物“ツクバマイシンB”は次の物理的特性を示す。
1、白色無定形粉末 2、メタノール溶解性 3、質量分析で定量した分子量805、トリ−(トリメ
チルシリル)誘導体に対する (−/z)1021.6169に於ける分子イオンと(
鳳/z)675及び483に於ける特徴的フラグメント
イオンと一致する。
L記で説明した発酵工程で得られた“°ツクバマイシン
A及びB”は常法例えば抽出、沈殿、分別結晶、再結晶
、クロマトグラフィー等で分離精製することかてきる。
この物質の適当な塩は医薬的に使用し得る塩例えば塩基
性塩即ちアルカリ金属塩(例えばナトリウム塩、カリウ
ム塩等)アルカリ土類金属塩(例えばカルシウム塩、マ
クネシウム塩等)アンモニウム塩、アミン塩(例えばト
リエチルアミン塩、N−ペンシル−N−メチルアミン塩
等)及び他の通常の有機塩を包含することかできる。
本発明の“ツクハマイシンA及びB”は薬理作用例えば
免疫抑制作用、抗菌作用を有し、従って心臓、腎臓、肝
臓、骨髄、皮膚等のような器官又は組織の移植拒否反応
、骨髄移植による対宿主移植片疾患、リウマチ様関節炎
、全身性エリテマトーデス、橋本甲状腺炎、多発性硬化
症、重症筋無力症、タイプI糖尿病、葡萄膜炎のような
自己免疫疾患等の治療及び予防に有用である。
本発明の医薬組成物は有効成分として本発明の“ツクバ
マイシンA及びB”を外用、腸内又は非経口用に適した
有機又は無機担体又は賦形剤と混和して含有する医薬製
剤の形態で例えば固体、半固体又は液体形態で使用する
ことができる。有効成分は、例えば通常無毒性の医薬的
に使用し得る担体と錠剤、ベレット、カプセル剤、生薬
、液剤、乳剤、懸濁液剤及び使用に適した他のいかなる
形態にも配合することかできる。使用することかできる
相体は水、クルコース、ラクトース、アラビアゴム、ゼ
ラチン、マンニトール、デンプン糊、三ケイ酸マクネシ
ウム、タルク、コーンスターチ、ケラチン、コロイタル
シリカ、ジャガイモデンプン、尿素及び固体、半固体又
は液体形態の製剤を製造するための使用に適した他の担
体であり、更に助剤、安定剤、粘度付与剤、着色剤及び
香料を使用することができる。有効な目的化合物は、疾
患の過程又は症状により望ましい効果かf分生しる量で
医薬組成物中に包含される。
この組成物をヒトに適用するには、非経口又は経腸投与
で適用することが好ましい。“ツクバマイシンA及びB
”の治療上有効な量の投与量は治療される個々の患者の
年令及び症状によって変化するが、1日当り(体重70
kgの男性を基準として)有効成分的0.01〜100
0■g好ましくは0.1〜500■g更に好ましくは0
.5〜100mgか一般に疾患治療に投与され1回の平
均服用量的0.5mg、 IB、 5■g、 10mg
、 50曹g、 100mg。
250mg及び500mgか一般に投与される。
次の実施例は本発明を具体的に説明するために示され本
発明の範囲及び精神を限定するものとして解釈されるべ
きてはない。
支隻薯J ■ 3−バッフル付エルレンマイヤーフラスコ中のFに一3
l培地401に斜面培養液M−6492(S 、ツクバ
エンシスNo、9993)を接種して種子培養液を生産
した。接種した培地を振盪機220rpmで29.0℃
に於て72時間温叙した。
FK−8l培地2501を含有するいくつかの3−バッ
フル付21エルレンマイヤーフラスコに得られた培養液
2.5mLを接種した。接種した培地を220rpm振
盪機で29.0℃に於て24時間温叙した。
次いで得られた培養液7501を30Onのステンレス
鋼の攪拌発酵槽中に含まれるFK−3l培jI!”80
!Lに接種した。接種した培地を撹拌、120rpi+
エアフロー16019a及び背圧0.7kg/cm2を
用い29.5℃で24時間温叙した。
4つのヒドロホイルインペラーで攪拌されるFK−PI
培地13,000文を含む19,000文のステンレス
鋼発酵槽に得られた培養液130見を接種した。発酵は
撹拌を100rp■エアフロー10.5にL/分及び背
圧0.7kg/c■”で29.5℃に於て104時間行
なった。溶存酸素濃度は空気飽和50%以上に維持した
メタノール(6000文)を全ブイヨン(12,000
文)に激しく撹拌しながら添加した。得られた浮遊液を
ディスク遠心機によって固形分を除去した。次いで遠心
分離した水性メタノール抽出液を平行して行なったDI
AION IP−20(三菱ケミカルス)の2本のカラ
ム(45X 180c■、各々約2851に通過させた
。各カラムをメタノール(16004”て溶離し目的化
合物を含む両分をプールして混合リッチカット(140
01を生成した。リッチカットを真空中で最終容量80
5Lに濃縮した。
水(320fL)を濃縮物に加え次に酢酸エチルで2回
(各20041 )抽出した。次いでプールした酢酸エ
チル抽出液を真空中で濃縮して重油状物質(8文)を生
成した。
濃縮した酢酸エチル抽出物をヘキサン(4文)で希釈し
ヘキサン中シリカゲル(60〜200メツシユ、W、R
,クレース社)のカラム(30X90C騰、約35fL
)でクロマトグラフィー処理した。
カラムをまずヘキサン(200M )で洗浄し次にヘキ
サン:アセトン(3:1.4001 )で溶離した。
目的化合物を含む両分をプールし真空中で濃縮して粘稠
な油状物質を生成した。
更に分取用逆相高性能液体クロマトグラフィー(HPL
C)により精製を行なった。リッチカットをダイナマッ
クス−60A C18カラム(21,4x 250■腸
、ライニンインスツルメンツ)により55°Cて操作し
てクロマトクラフィー処理した。カラムをアセトニトリ
ル:水(3:2)を用いて9.9騰l/分で溶離した。
溶離は205ナノメーターに於けるuv吸光度をモニタ
ーした。!−述した抽出物の注入を繰り返している間に
化合物を集めた。目的化合物を含有する両分をプールし
真空中で濃縮し次に同一条件下でクロマトクラフィー処
理を繰り返した。
目的化合物を含有する両分をバーチシ ル−50DS:lカラム(4,6x 25Lls+*ホ
ワツトマン)を用い56℃て操作して逆相HPLCによ
り分析し205ナノメーターに於ける紫外吸光度をモニ
ターした。カラムはアセトニトリル:水(13ニア)を
用い1.5ml/分てイソクラチカルに溶離した。これ
らの条件下で“ツクバマイシンA”と呼ばれる目的化合
物(1,27g)は欧州特許庁公開番号第018416
2号に記載されるフジサワのPR−900506,FR
−900520及びPR−900523と異なる保持時
間7.36分を有した。
“ツクハマイシンA”はそのテトラ−(トリメチルシリ
ル)誘導体の高分解能質量分析によって確認した。mH
z ”193.6556に於て分子イオン(テトラ−(
トリメチルシリル)誘導体C44)171NO12の計
算値1093.6557)とm/z673及びm/z4
81に於て特徴的フラグメントイオンか兄られた。
全フイヨン(12,00[L )をディスク遠心機で遠
心分離して、培養固形分の濃縮浮遊液(2000交)を
生成した。この浮遊液にメタノール(2001)を激し
く攪拌しながら添加した。この抽出液をディスク遠心機
により固形分を除去し、得られた固形分をメタノール、
水(1:1.200041 )で再抽出した。ディスク
遠心機を用いて固形分を除去した後、2つの水性メタノ
ール抽出液をプールし、真空中て溶媒を除去して水性濃
縮液2000!lを生成した。水性濃縮液を酢酸エチル
て2回(各”+00JI)抽出した。プールした酢酸エ
チル抽出液を真空中で溶媒を除去して重油状物質(81
)を生成した。
濃縮酢酸エチル抽出物をヘキサン(4又)て希釈しヘキ
サン中シリカゲル(bO〜200メツシュ、W、R,ブ
レース社)のカラム(30x90cm、約3!l )に
よりクロマトクラフィー処理した。カラムをまずヘキサ
ン(20(HL )で洗浄し、次にヘキサン:アセトン
(3:1.4001 )て溶離した。目的化合物を含む
両分をプールし濃縮して粘稠な油状物質を生成した。
更に分取用逆相高性能液体クロマトクラフィー(HPL
C)により精製を行なった。リッチカットをタイナマッ
クス−60A C18カラム(21,4X250ms、
ライニンインスツルメンツ)により55℃て操作してク
ロマトクラフィー処理した。カラムをアセトニトリル:
水(3:2)を用い9.9ml/分で溶離した。溶離は
205ナノメーターに於けるUv吸光度をモニターした
。−L述した抽出物を繰り返し注入している間に化合物
を集めた。[1重化合物を含有する両分をプールし真空
中て濃縮して同一条件下でクロマトタラフィー処理を繰
り返した。
目的化合物を含有する両分をバーチシ ル−50DS:lカラム(4,6x 25ha、ホワッ
トマン)を用い56°Cて操作して逆相■PLCにより
分析し、205ナノメーターに於ける紫外吸光度をモニ
ターした。カラムをアセトニトリル:水(13ニア)を
用い1.5ml/分てイソクラチカルに溶離した。これ
らの条件下て“ツクバマイシンA”と呼ばれる目的化合
物(1,27g)は欧州特許庁公開番号第018416
2号に記載されるフシサワのPR−900506、FR
−900520及びFR−900523と異なる保持時
間7.36分を有した。
“°ツクハマイシンA”はそのテトラ−(トリメチルシ
リル)誘導体のプロトン及び13G核磁気共鳴分光分析
及び高分解能質量分析によって確認した。m/z109
3.6556に於て分子イオン(テトラ(トリメチルシ
リル)誘導体ILnH7+NO+2の計算値1093.
5557 )及びm/z673及びII/Z481に於
て特徴的フラグメントイオンか見られた。
実」1随4 1.試)しL1製 上記HPLCによって調製された“°ツクハマイシンA
”を無水エタノールに溶解した。
2・梃元 C57B1/6マウスの肺臓を無菌条件下て採取し、l
O%熱不活化ウシ胎児血清(GIBCO)で補足した水
冷却”PMI 1640培地(GIBCO,グランドア
イランド、ニューヨーク)て緩やかに解離させた。細胞
を150叶p■で8分間遠心分離によって沈降させた。
この沈降物を塩化アンモニウム溶解緩衝液(GIBGO
)と4°Cて2分間処理して混入赤血球を除去した。冷
却培地を加え細胞を1500rpmて8分間再び遠心分
離した。次いで細胞浮遊液をナイロンウールカラムで次
の通り分離してTリンパ球を単離した。洗浄乾燥ナイロ
ンウール約49を201のプラスチック注射器に充填し
てナイロンウールカラムを調製した。カラムを250@
Fで30分間オートクレーブにかけて滅菌した。ナイロ
ンウールカラムを加温(37’C)培地で湿らせ、同し
培地ですすいた。加温培地に再浮遊させた洗浄肺細胞を
ナイロンクールに徐々に注いた。次いてカラムを37°
Cで1時間立てたまま温置した。非付着Tリンパ球を加
温培地を含むカラムから溶離し、細胞浮遊液を上記の通
り繰り返した。
精製したTリンパ球を10%熱不活化ウシ胎仔血清、1
0”mMグルタミン、1鳳Mピルビン酸ナトリウム、 
2X 10−5M−メルカプトエタノール及び50μ9
/1ゲンタマイシンを含むRPMII640培地からな
る完全培地に2.5 x105細胞/■lで再浮遊させ
た、イオノマイシンを250ng/ml及びPMAを1
0ng/ml加えた。細胞浮遊液を直ちに96ウエル平
底ミクロ培養プレート(コスタ−)に200μ文/ウェ
ルて分配した。次いで試験薬剤を含まない培地である対
照及び試験される試料(上述の精製“ツクバマイシンA
”)の以下に示される種々の希釈液を3つ組のウェルに
20μ皇/ウエルて加えた。標準として1.−679,
934を使用した。次に培養プレートを5%CO3−9
5%空気の湿った雰囲気中で44時間37℃で温置した
。■リンパ球の増殖をトリチウム標識チミジンの取り込
みを測定して算定した。44時間培養した後、細胞をト
リチウム標識チミジン(NEN、ケンブリッジ、マサチ
ューセッツ)2μCi/ウエルでパルス標識した。更に
4時間温置した後、多回式試料ハーベスタ−を用いガラ
ス繊維フィルターにより集菌した。個々のウェルに対応
するフィルターディスクの放射能を標準液体シンチレー
ション計数法(βカウンター)によって測定した。2つ
組ウェルの平均計数7分を計算し、結果は次の通りトリ
チウム標識チミジン取り込みの阻害%として表わした。
種々の濃度に於ける°“ツクハマイシンA ”の阻害%
の結果はその免疫抑制特性を示した。
また“ツクバマイシンA”によるT−細胞増殖の阻害は
培養の始めにIL−2(組換え体ヒトIL−2) 50
単位/1を加えることによって逆になった。
1廠1j 魚蓋 3−バッフル付エルレンマイヤーフラスコ中のFK−3
t培地401に斜面培養液MA−6492(S。
ツクハエンシスNo、9993)を接種して種子培養液
を生産した。接種した培地を振盪機220rp■で29
.0°Cに於て72時間温叙した。
FK−3l培jlj1250mlを含有するいくつかの
3=バツフル付1エルレンマイヤーフラスコに得られた
培養液2.51を接種した。接種した培地を振盪機22
0rp■て29.0°Cに於て24時間温温置た。
次いで得られた培養液7501を300文のステンレス
鋼の攪拌発酵槽中に含まれるFに一81培地1801に
接種した。接種した培地を攪拌120rpmエアフロー
160upm及び背圧0.7kg/cm2を用い29.
5°Cて24時間温温置た。
4つのヒドロホイルインペラーで攪拌されるFに−PI
培地13.0001を含む19,00”文のステンレス
鋼発酵槽に得られた培養液131を接種した。発酵は撹
拌100rp−エアフロー1O05にL/分及び背圧0
.7kg/cm2を用い29.5℃で104時間行なっ
た。溶存酵素濃度は空気飽和の50%以上に維持した。
メタノール(6000文)を全ブイヨン(12,000
1)に激しく攪拌しながら添加した。得られた浮遊液を
ディスク遠心機によって固形分を除去した。次いで遠心
分離した水性メタノール抽出液を平行して行なったDI
AION HP−20(三菱ケミカルス)の2本のカラ
ム(45x180c■、各々約285J1)に通過させ
た。各カラムをメタノール(1600fi )で溶離し
、目的化合物を含む画分をプールして混合リッチカット
(1400u )を生成した。リッチカットを真空中で
最終容量80文に濃縮した。
水(32(DJ )を濃縮物に加え次に酢酸エチルで2
回(各20i)抽出した。次いでプールした酢酸エチル
抽出液を真空中で濃縮して重油状物質(8文)を生成し
た。
濃縮した酢酸エチル抽出物をヘキサン (4文)て希釈し、ヘキサン中シリカゲル(60〜20
0メツシユ、W、R,ブレース社)のカラムでクロマト
クラフィー処理した。カラムをまずヘキサン(2001
)で洗浄し、次にヘキサン:アセトン(3:1.400
5L)で溶離した。目的化合物を含む画分をプールし、
真空中で濃縮して粘稠な油状物質を生成した。
更に分取用逆相高性能液体クロマトグラフィー(HPL
C)により精製を行なった。リッチカットをダイナマッ
クス−60A C18カラム(21,4X 250mm
、ライニンインスツルメンツ)により55℃で操作して
クロマトクラフィー処理した。カラムをアセトニトリル
:水(3:2)を用い9.9ml/分で溶離した。溶離
は205ナノメータに於けるUv吸光度をモニターした
。上述した抽出物の注人を繰り返している間に化合物を
集めた。目的化合物を含有する両分をプールし、真空中
で濃縮し、次に同一条件下でクロマトグラフィー処理を
繰り返した。
目的化合物を含有する両分をバーチシル−50DS3カ
ラム(4,6x 250mm、ホワットマン)を用い、
56℃で操作して逆相HP1.Cにより分析し。
205ナノメーターに於ける紫外吸光度をモニターした
。カラムはアセトニトリル:水(13ニア)を用い1.
5ml/分でイソクラチカルに溶離した。これらの条件
下で“ツクハマイシンA”と呼ばれる目的化合物は欧州
特許庁公開番号第0184162号に記載されるフジサ
ワのPR−900506、FR−900520及びPR
−900523と異なる保持時間10.24分を有した
“ツクバマイシンB′′はプロトン及び13G核磁気共
鳴分光分析及びそのトリ−(トリメチルシリル)誘導体
の高分解能質量分析によって確認した。■/z1021
.6169に於て分子イオン(トリ−(トリメチルシリ
ル)誘導体C44H?INO□の計算値1021.61
62)とm/z675及びm/z483に於て特徴的フ
ラグメントイオンか見られた。
全ブイヨン(12,001)をディスク遠心機で遠心分
離して培養固形分の濃縮浮遊液(20001)を生成し
た。この浮遊液にメタノール(200[1)を激しく攪
拌しながら添加した。この抽出液をディスク遠心機によ
り固形分を除去し得られた固形分をメタノール:水(l
:1.20001)で再抽出した。ディスク遠心機を用
いて固形分を除去した後、 2つの水性メタノール抽出
液をプールし、真空中で溶媒を除去して、水性濃縮液2
000jlを生成した。水性濃縮液を酢酸エチルで2回
(各toool )抽出した。プールした酢酸エチル抽
出液を真空中で溶媒を除去して重油状物質(8文)を生
成した。
濃縮酢酸エチル抽出物をヘキサン(4交)で希釈し、ヘ
キサン中シリカゲル(60〜200メツシユ、W、R,
ブレース社)のカラム(30X90CI、約351)に
よりクロマトクラフィー処理した。カラムをまずヘキサ
ン(200J2 )で洗浄し、次にヘキサン:アセトン
(3:1.401)で溶離した。目的化合物を含む両分
をプールし濃縮して粘稠な油状物質を生成した。
更に分取用逆相高性能液体クロマトグラフィー(HPL
C)により精製を行なった。リッチカットをタイナマッ
クスーfiOA C18カラム(21,4X 250腸
■、ライニンインスッJレメンツ)により55°Cで操
作してクロマトグラフィー処理した。カラムをアセトニ
トリル:水(3:2)を用い9.9ml/分で溶離した
。溶離は205ナノメーターに於けるUv吸光度をモニ
ターした。上述した抽出物を繰り返し注入している間に
化合物を集めた。目的化合物を含有する両分をプールし
真空中で濃縮して同一条件下でクロマトグラフィー処理
を繰り返した。
目的化合物を含有する両分をバーチシ ル−500S3カラム(4,6X 250m層、ホワッ
トマン)を用い56°Cで操作して逆相II P L 
Cにより分析し、 205ナノメーターに於ける紫外吸
光度をモニターした。カラムをアセトニトリル:水(1
3ニア)を用い1.5ml/分でイソクラチカルに溶離
した。これらの条件で“ツクバマイシンB”と呼ばれる
目的化合物は、欧州特許庁公開番号0184”i2号に
記載されるフジサワのPR−900506、FR−90
0520及びPR−900523と異なる保持時間10
.24分を有した。
°°ツクバマイシンB”はそのトリ−(トリメチルシリ
ル)誘導体の高分解能質量分析によって確認した。m/
z1021.6169に於て分子イオン(トリ−(トリ
メチルシリル)誘導体(4,Ib+NO+tの計算値1
021.6162)及びm/z675及びm/z483
に於て特徴的クラクメントイオンが見られた。
l−賦l]匹1製 上記HP 1.Cによって調製された“ツタバマイシン
B”を無水エタノールに溶解した。
2、蝮笈 C57B1/6マウスの肺臓を無菌条件下で採取し、1
0%熱不活化ウシ胎児血清(GIBGO)で補足した水
冷却RPM”640培地(GIBGO、グランドアイラ
ンド、ニューヨーク)で緩やかに解離させた。細胞を1
500rpmで8分間遠心分離によって沈降させた。こ
の沈降物を塩化アンモニウム溶解緩衝液(GIBCO)
と4℃で2分間処理して混入赤血球を除去した。冷却培
地を加え、細胞を15”[1rp*で8分間遠心分離し
た。次いて細胞浮遊液をナイロンウールカラムで次の通
り分離してTリンパ球を単離した。洗浄乾燥ナイロンウ
ール約49を201のプラスチック柱射器に充填してナ
イロンウールカラムを調製した。カラムを2501で3
0分間オートクレーブにかけて滅菌した。ナイロンウー
ルカラムを加温(37℃)培地で湿らせ同じ培地ですす
いた。加温培地に再浮遊させた洗沙牌細胞をナイロンウ
ールに徐々に注いた。次いでカラムを37℃で1時間立
てたまま温置した。非付着Tリンパ球を加温培地を含む
カラムから溶離し、細胞浮遊液を上記の通り繰り返した
精製したTリンパ球を10%熱不活化ウシ胎仔血清、 
100mMグルタミン、 1mMピルビン酸ナトリウム
、 2X 10−’M2−メルカプトエタノール及び5
0μ9/膳lゲンタマイシンを含むRPMI 1640
培地からなる完全培地に2.5x 10’細胞/mlで
再浮遊させた。イオノマイシンを250ng/ml及び
PMAを10ng/ml加えた。細胞浮遊液を直ちに9
6ウエル平底ミクロ培養プレート(コスタ−)に200
μ交/ウエルで分配した。次いで試験薬剤を含まない培
地である対照及び試験される試料(上述の“ツクバマイ
シンB″)の以下に示される種々の希釈液を3つ組のウ
ェルに20μ皇/ウエルで加えた。標準としてFK−5
06を使用した。次に培養プレートを5%Go2−95
%空気の湿った雰囲気中で44時間37℃で温置した。
Tリンパ球の増殖をトリチウム標識チミジンの取り込み
を測定して算定した。44時間培養した後、細胞をトリ
チウム標識チミジン(NEN、ケンブリッジ、マサチュ
ーセッツ) 2μCi/ウエルでパルス標識した。更に
4時間装置した後、多回式試料へ−へスターを用い、ガ
ラス繊維フィルターにより集菌した。個々のウェルに対
応するフィルターディスクの放射能を標準液体シンチレ
ーション計数法(βカウンター)によって測定した。2
つ組ウェルの平均計数7分を計算し、結果は次の通りト
リチウム標識チミジン取り込みの阻害%として表わした
種々の濃度に於ける“ツタバマイシンB”の阻害%の結
果は、その免疫抑制特性を示した。
また“ツクバマイシンB”にょるT−細胞増殖の阻害は
培養の始めにIL−2(組換え体ヒトIL−2) 50
単位/1を加えることによって逆になった。
手続補正書 1.事件の表示 平成1年特許願第231787号 2、発明の名称 新規な免疫抑制剤化合物 3、補正をする者 本件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、T−細胞増殖検定によりT−細胞活性化の阻害が陽
    性を示し、テトラ−(トリメチルシリル)誘導体として
    高分解能質量スペクトル分子イオン(m/z)1093
    .6556とm/z673及び481に於て特徴的フラ
    グメントイオンを示す免疫抑制剤“ツクバマイシンA”
    。 2、医薬的に使用し得る実質的に無毒性の担体又は賦形
    剤と共に“ツクバマイシンA”の治療上有効な量を含有
    する医薬組成物。 3、“ツクバマイシンA”の治療上有効な量をヒト宿主
    に投与することを特徴とする移植拒否反応を防止するた
    めに該宿主を治療するか又は自己免疫疾患又は感染症を
    治療する使用方法。 4、窒素栄養源を含む炭水化物水性培地中で浸漬好気性
    条件下で微生物ストレプトミセスツクバエンシスNo.
    9993(FERM BP−927)を発酵させる工程
    を包含し、該条件がpH約7で行なわれ、“ツクバマイ
    シンB”を回収するT−細胞増殖検定によりT−細胞活
    性化の阻害が陽性を示しトリ−(トリメチルシリル)誘
    導体と して高分解能質量スペクトル分子イオン (m/z)1021.6169とm/z675及び48
    3に於て特徴的フラグメントイオンを示すFK−506
    のC−21プロピル類似体である免疫抑制剤“ツクバマ
    イシンB”の製造方法。
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