JPH0214243Y2 - - Google Patents

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JPH0214243Y2
JPH0214243Y2 JP1985099296U JP9929685U JPH0214243Y2 JP H0214243 Y2 JPH0214243 Y2 JP H0214243Y2 JP 1985099296 U JP1985099296 U JP 1985099296U JP 9929685 U JP9929685 U JP 9929685U JP H0214243 Y2 JPH0214243 Y2 JP H0214243Y2
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pipe
running
laying pipe
electromagnet
elastic material
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電線、光フアイバーケーブル等のケ
ーブル敷設装置に関する。
従来の技術 従来、特公昭47−9505号公報のように通線管に
ケーブルを通線するのに、通線管内の異常を検出
する管路内異常検出装置等が提案されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の装置では比較的小さな曲
率半径の曲部を有する曲管では走行に支障をきた
したり、また停電やその他の異常が発生したとき
にケーブル敷設装置を通線管内から容易に取り出
して対処することが難しいものであつた。
問題を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、上記
の課題を解決するために、電線、光フアイバーケ
ーブル等のケ−ブル敷設用の敷設管内に光フアイ
バーケーブル等を通線する通線装置に敷設管内を
調査する監視装置や排水用の排水ポンプ、邪魔物
除去用の除去装置等を装着自在に配設し、上記通
線装置の走行駆動部と駆動源部をユニバーサルジ
ヨイントのようなフレキシブルな接続装置を介し
て接続し、走行駆動部に走行用ベルトを弾性材を
取着の揺動機構を介して敷設管の内周面に弾性的
に当接自在に形成するとともに上記弾性材に抗し
て走行用ベルトを敷設管の内方へ引つ張り可能に
揺動機構に電磁石を配設し、電磁石が励磁のとき
に揺動機構を弾性材に抗して外方へ押動して走行
用ベルトを敷設管の内周面に当接し、電磁石が非
励磁のときに揺動機構を弾性材に抗して内方へ押
動して走行用ベルトを内方に引つ張つて敷設管の
内周面から離れた状態となるように形成したこと
を特徴とするケーブル敷設装置を堤供するにあ
る。
実施例 以下、本考案を実施例にもとずいて説明する。
第1図以下は、本考案の一実施例である。通線
装置1は、第1図、第2図のように駆動源部2、
走行駆動部3、監視装置取着部4等から構成して
いて、図のように地中に埋設した直径100〜200
mm、長さ数十mから数百mの敷設管5内を走行自
在に形成している。駆動源部2は、第2図のよう
に交流モ−タのような電動機6に所定の減速機7
を連結して図のように敷設管5に挿入できる位の
円筒状に形成し、その端部(図上左方)に懸引部
8を設けてウインチのような地上の巻回装置9に
巻回したロープ10を敷設管5内へ引き込めるよ
うにしている。このロ−プ10は、第3図のよう
に内部に電動機駆動用の電力線11や多芯の制御
線12、光フアイバ−のような監視用線13等を
配設して上記電動機6等を駆動制御自在に接続
し、その外周部に細いワイヤーの撚線14を環状
に編んで通線装置1を引つ張れるようにしてい
る。15はガイドロ−ラである。走行駆動部3
は、上記駆動源部2にフレキシブルな蛇腹16に
内装したユニバーサルジヨイントのような接続装
置17を介して接続しており、第2図、第4図の
ように円周上の3分割地点部に複数の走行用ロー
ラ18をそれぞれ駆動源部2との接続方向に直列
状に配設してその外周側にエンドレスベルトのよ
うな走行用ベルト19を懸架している。そして、
外側の図上4個の走行用ローラ18をそれぞれ径
方向に向かつて拡縮自在に揺動リンク機構のよう
な揺動機構20を配設し、接続装置側の走行用ロ
−ラ18のローラ軸21にピニオンかさ歯車22
とそれぞれ軸着して接続装置軸23に軸装したか
さ歯車24にそれぞれ係合し、走行用ベルト19
を回転伝達駆動できるようにしている。走行駆動
部3の反接続装置側には、図のように一対の吸引
自在とした電磁石25、26を対向して配設し、
内側の電磁石25側の中心部に垂直軸27を固着
して、この垂直軸27の反電磁石側の端部に設け
た固定片28に一端側を係止した引つ張り用のコ
イルスプリングの弾性材29の他端側を上記電磁
石25に固着して、垂直軸27を固着した一の電
磁石25を常に内方に押圧付勢するようにしてい
る。この移動自在とした垂直軸27は上記走行用
ベルト19の揺動機構20の一端部の揺動用レバ
ー30を揺動駆動可能にリンク接続して、電磁石
25、26が励磁された状態で揺動用レバー30
を電磁石側へ引つ張つて走行用ローラ18を外部
へ動かし、走行用ベルト19を敷設管5の内周面
にそれぞれ押圧するようにし、電磁石25、26
が励磁されなくなると、弾性材29によつて垂直
軸27を反対方向に押動して走行用ベルト19を
敷設管5の内周面からそれぞれ離れるようにして
いる。この走行駆動部3の前端部には、第1図、
第2図のように監視装置等装着部4を設けてい
て、固着具(図示せず)により小型TV用やビデ
オ用のような監視装置31や排水用の排水ポンプ
(図示せず)、石ころ、砂利等の邪魔物排除用の除
去装置32を単独ないし併置して脱着可能に装着
するようにしている。そして、通線時には、適宣
に監視装置31等を取りはずし、第5図のように
駆動源部2の端部に設けた懸引部10のような係
止具33を監視装置等装着部4に取着して、係止
具10に光フアイバーケーブル34のケーブル端
部を係止し、敷設管5内に敷設するよううにして
いる。
作 用 しかして、光フアイバーケーブル34を道路等
に埋設した敷設管5に敷設するにあつては、第1
図のように敷設管5の一端部の通線敷設用口35
から敷設管5に監視装置31等を装着した通線装
置1を挿入する。そして、通線装置1の駆動スイ
ツチ(図示せず)を入れると、電磁石25、26
が励磁されて対向した電磁石25、26が互いに
吸引し、垂直軸27を押動(図上右方へ)する。
すると、揺動機構20の揺動用レバー30が引つ
張られて外方の4個の走行用ローラ18を外方へ
押動し、走行用ベルト19を敷設管5の内周面に
それぞれ当接する。また、駆動スイツチが入れら
れると、駆動源部2の電動機6が駆動されて減速
機7を駆動し、接続装置軸23、かさ歯車24、
ピニオンかさ歯車22を介して走行駆動装置3の
ローラ軸21に回転伝達し、走行用ローラ18を
回転して走行用ベルト19を進行方向へ回転する
ものである。このようにして、通線装置1は、敷
設管5内を敷設管5にそつて進行していくもので
ある。そして、前端部の監視装置31を介して外
部表示するテレビジヨン等のデイスプレイ装置
(図示せず)によつて観察し、敷設管5の内部状
況を調査できるものである。そして、たとえば、
石ころや砂利があれば、併設した除去装置32で
前方へ押しやり、水がたまつていれば、排水ポン
プを駆動して排水ホース(図示せず)を介して排
水するものである。このようにして、通線装置1
を敷設管5の他端まで貫通して、内部を調査し清
掃していくものである。他端部につくと、監視装
置31等を取り外し、係止具33を取着して、所
定の光フアイバーケーブル34の端部を係止具に
取着し、通線装置1を反対方向へ走行して、光フ
アイバーケーブル34を敷設していくものであ
る。
したがつて、光フアイバーケーブルを常に確実
に敷設管に敷設でき、高価な光フアイバーケーブ
ルの損傷の防止がはかれ、工期の延長等を回避で
きるものである。
また特に、電磁石が非励磁状態では走行用ベル
トが内方に縮小して敷設管の内周面に弾接しない
ため、異常時などロープで通線装置を引つ張つて
引き戻すことも容易にできるものであり、また通
線装置に懸引力検出用の動力検出器等を配設し
て、懸引力が大きくなつたとき通線装置の走行速
度を遅くするなど、適宣の速度制御を行うように
することも適宣にできるものである。
また、上記実施例では、監視装置、排水ポン
プ、除去装置を併置して効率よくしたが、ロープ
によつて位置を確認し、それぞれ別個に作業を行
えるようにもできるものである。
また、敷設管は直管のものを図示しているが、
通線装置をフレキシブルな接続構造としているた
め、たとえば曲率半径がほぼ2〜5m位の曲部を
有する曲管であつても、適宣に通線できるもので
ある。
以上の実施例では、高価な光フアイバーケーブ
ルについて説明したが、動力線、制御線の通線に
ついても利用できるものである。
考案の効果 以上のように本考案にあつては、予めケーブル
敷設管に通線装置を走行させて内部状況を調査で
き、水や邪魔物を適宣に排出することができて、
高価な光フアイバーケーブルを損傷することな
く、安全に確実に敷設できるものである。
また敷設管が、たとえ曲率半径が2〜5mの曲
部を有する曲管であつても、通線装置の走行駆動
部と駆動源部とを可撓的に曲折できて円滑に走行
でき、さらに敷設管内で停電やその他の異常が起
つても、敷設管内に弾性的に当接していた走行用
ベルトが内側に引つ込むので、敷設管内に挿入し
た通線装置を容易に引き戻すことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の敷設管調査状態を
示す説明用断面図、第2図は同上の通線装置の一
部省略した側断面図、第3図は同上のロープの断
面図、第4図は同上の監視装置をはずした端面
図、第5図は同上の通線状態の説明用断面図であ
る。 1……通線装置、2……駆動源部、3……走行
駆動部、5……敷設管、31……監視装置、32
……除去装置、34光フアイバーケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線、光フアイバーケーブル等のケーブル敷設
    用の敷設管内に光フアイバーケーブル等を通線す
    る通線装置に敷設管内を調査する監視装置や排水
    用の排水ポンプ、邪魔物除去用の除去装置等を装
    着自在に配設し、上記通線装置の走行駆動部と駆
    動源部をユニバーサルジヨイントのようなフレキ
    シブルな接続装置を介して接続し、走行駆動部に
    走行用ベルトを弾性材を取着の揺動機構を介して
    敷設管の内周面に弾性的に当接自在に形成すると
    ともに上記弾性材に抗して走行用ベルトを敷設管
    の内方へ引つ張り可能に揺動機構に電磁石を配設
    し、電磁石が励磁のときに揺動機構を弾性材に抗
    して外方へ押動して走行用ベルトを敷設管の内周
    面に当接し、電磁石が非励磁のときに揺動機構を
    弾性材に抗して内方へ押動して走行用ベルトを内
    方に引つ張つて敷設管の内周面から離れた状態と
    なるように形成したことを特徴とするケーブル敷
    設管装置。
JP1985099296U 1985-06-29 1985-06-29 Expired JPH0214243Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985099296U JPH0214243Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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JP1985099296U JPH0214243Y2 (ja) 1985-06-29 1985-06-29

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JPS627715U JPS627715U (ja) 1987-01-17
JPH0214243Y2 true JPH0214243Y2 (ja) 1990-04-18

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JPH0757057B2 (ja) * 1993-02-26 1995-06-14 株式会社関電工 管路内テレビカメラ観測用排水工法及び吸水ポンプ
JP2018098965A (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 東京電力ホールディングス株式会社 管路内検査方法および電力ケーブル引き入れ方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172909A (ja) * 1982-04-01 1983-10-11 松林 俊秋 配線用パイプ内の閉塞物除去装置

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JPS615848Y2 (ja) * 1980-01-21 1986-02-22

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JPS627715U (ja) 1987-01-17

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