JPH0214237Y2 - - Google Patents

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JPH0214237Y2
JPH0214237Y2 JP1981116995U JP11699581U JPH0214237Y2 JP H0214237 Y2 JPH0214237 Y2 JP H0214237Y2 JP 1981116995 U JP1981116995 U JP 1981116995U JP 11699581 U JP11699581 U JP 11699581U JP H0214237 Y2 JPH0214237 Y2 JP H0214237Y2
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guide
suction
suction cup
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circuit board
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプリント基板の製造工程において空気
の吸引力によりプリント基板を吸着するためのプ
リント基板吸着装置に関する。
従来この種の装置は第1図のような吸盤1を備
えている。底面斜視略図である第1図において、
吸盤1は偏平かつ下開きの吸収チヤンバ2を備
え、チヤンバ2は吸盤1上壁の開口3及びパイプ
5を介して吸引ブロアー(図示せず)に接続して
おり、吸盤1はチヤンバ2内の吸引力によりプリ
ント基板Pを吸着するようになつている。ところ
が第1図の従来品では吸引力の一部が基板Pの孔
hから逃げてしまうので、吸引効率が低く、吸盤
1の口径(開口面積)がブロアーの吸引風量を大
きく設定しなければならず、そのためにブロアー
の動力消費量が多く、かつ騒音が大きいという不
具合がある。
本考案は上記従来の不具合を解決するために、
プリント基板の孔のない部分へ吸盤を移動できる
ようにし、それにより吸引効率を高め、消費動力
の節約を図るようにしたもので、次のように構成
されている。
すなわち本考案は、プリント基板の平坦な表面
と平行かつ互いに異なる第1及び第2の方向に延
びる第1及び第2のねじ軸と、上記第2の方向に
互いに間隔を隔てて上記第1の方向に延びる1対
の第1ガイドと、上記第2のねじ軸に対して上記
第1の方向に間隔を隔てて上記第2の方向に延び
る1個の第2ガイドと、各ねじ軸に連結してねじ
軸を回転させるための駆動機構と、各ねじ軸に螺
合する雌ねじを有するサポートと、プリント基板
を吸着するための複数の吸盤と設け、上記1対の
第1ガイドの一方を上記第2ねじ軸上のサポート
に固定し、上記1対の第1ガイドの他方を移動不
能に配置し、上記第2ガイドを上記第1ねじ軸上
のサポートに固定し、上記各第1ガイドに、複数
の吸盤を第1の方向に移動可能に取り付け、一方
の第1ガイド上の1個の吸盤を、第1ガイドと第
2ガイドとの交差部分において、第2ガイドに対
して第2の方向に移動自在に取り付け、他方の第
1ガイド上の1個の吸盤を、第1ガイドと第2ガ
イドとの交差部分において、第2ガイドに取り付
け、上記交差部分に取り付けられる吸盤以外の上
記第1ガイド上の吸盤を、固定状態を解除できる
状態で、第1ガイドに固定する固定機構を設けた
ことを特徴としている。
次に図面により実施例を説明する。
下方から見た斜視略図である第2図において、
水平なフレーム板10は図示されていない搬送装
置に支持されており、以下に説明するプリント基
板保持装置全体が搬送装置により垂直及び水平に
移動させられるようになつている。フレーム板1
0の下側には互に直角に延びる1対の水平なねじ
軸11,12が配置され、両軸11,12の隣接
する端部はフレーム板10に固定した歯車減速機
13,14を介して可逆モータ15,16に連結
し、図示の状態において軸11,12の他端部に
は雌ねじを有するサポート17,18が螺合して
いる。サポート17,18はそれぞれ軸11及び
軸12の長手方向(X方向、Y方向)に移動でき
る状態でフレーム板10に支持されており、ねじ
軸11,12の回転によりそれぞれX方向及びY
方向に移動するようになつている。
サポート17には軸12と平行な帯板状ガイド
20の一端が連結され、ガイド20の他端はフレ
ーム板10によりX方向に移動自在に支持されて
いる。ガイド20はY方向に延びる溝又はスリツ
ト21をサポート17側端部の近傍から他端にか
けて備え、スリツト21にはX方向に延びる帯板
状ガイド22が例えば後述する吸盤aの上部を介
して下方から移動自在に支持されている。ガイド
22は一端がサポート18に連結されており、又
全長にわたつてスリツト25を備えている。スリ
ツト25には2個の吸盤a,bの上部が嵌合して
いる。サポート18から遠い側の吸盤aはガイド
20のスリツト21にも嵌合しており、ガイド2
0,22のX方向及びY方向の移動により吸盤a
はそれぞれスリツト25,21に沿つて同方向に
移動するようになつている。吸盤bは例えばボル
ト(固定機構:図示せず)によりガイド22に固
定されており、ボルトを緩めることにより吸盤b
をスリツト25に沿つて手動で所望の位置まで移
動させ、ボルトを締めることにより吸盤bを再び
固定できるようになつている。
減速機14のケースにも軸11と平行な帯板状
ガイド29の一端が取り付けてある。ガイド29
は軸11と平行なスリツト30を全長にわたつて
備え、スリツト30に嵌合する吸盤cの上部を介
してガイド29はガイド20に支持されている。
吸盤cはガイド20に固定されており、ガイド2
0がX方向に移動すると吸盤cもスリツト30に
沿つて移動するようになつている。減速機14近
傍の部分においてガイド29には吸盤dが取り付
けてある。吸盤dは上部がスリツト30に嵌合す
ると共に例えばボルト(固定機構:図示せず)に
よりガイド29に固定されており、ボルトを操作
することによりスリツト30に沿つて吸盤dの位
置を調節できるようになつている。
上記吸盤a,b,c,dはいずれも口径(開口
面積)の小さい下開きの吸引チヤンバ35を備
え、各チヤンバ35はフレキシブルパイプ36、
バルブ37等を介して図示されていない吸引ブロ
アーに接続している。
第2図の−矢視略図である第3図の如く、
吸盤a,bと吸盤c,dの中間部の上方には垂直
板状のプツシヤ39が設けてある。プツシヤ39
の上部はエヤーシリンダ等のプツシヤ駆動機構4
0に連結しており、吸盤a〜dが基板P1を吸着
して僅かに持ち上げた時、駆動機構40によりプ
ツシヤ39は下縁が吸盤a〜dの下縁よりも若干
下方へ突出する位置まで一時的に押し下げられる
ようになつている。駆動機構40は図示されてい
ない搬送装置のフレームに支持され、又フレーム
上において第2図のX方向及びY方向に位置を調
節できるようになつている。
動作を説明する。第2図においてモータ15に
よりねじ軸11を回転させると、軸11に螺合す
るサポート17がX方向に移動し、ガイド20は
軸12と平行な姿勢のままX方向に移動し、吸盤
a,cもX方向に移動する。モータ16によりね
じ軸12を回転させると、軸12に螺合するサポ
ート18がY方向に移動し、ガイド22は軸11
と平行な姿勢のままY方向に移動し、吸盤a,b
もY方向に移動する。吸盤a,b,cが所定位置
まで移動するとモータ15,16が停止され、吸
盤a,b,cの位置決め作業が完了する。
実際の吸着作業では第3図の如く積み重ねられ
た多数のプリント基板Pの真上へ吸着装置全体が
降ろされ、吸盤a〜dが最も上側のプリント基板
P1を吸着すると、装置全体が再び上昇し、引累
続き図示されていない搬送装置により水平方向に
搬送される。その場合に、平面略図である第4図
の如く、吸盤a〜dは基板Pの孔hを避けた位置
へ前述の如く位置決めされており、従つて吸盤a
〜dからの吸着力は孔hから逃げることなく全体
が基板Pに効率良く及ぼされる。又基板Pの品種
が変わり、第5図のように孔hが配置された基板
Pを吸着しようとする場合、吸盤a〜cの位置が
調節し直され、吸盤a〜dは孔hのない部分にお
いて基板Pを効率良く吸着する。第6図の如く例
えば吸盤cだけは孔hを避けることができない場
合には、吸盤cに接続する第2図のバルブ37が
閉鎖され、吸盤cから吸着力が無駄に逃げること
が防止され、又この場合でも他の吸盤a,b,d
が基板Pに効率良く吸着力を及ぼしているので、
基板Pは確実に吸着保持される。
第3図において基板Pは洗浄水等で濡れた状態
で積み重ねられているので、吸盤a〜dが最上位
置の基板P1を持ち上げると、2枚目の基板P2
基板P1に付着して持ち上げられる。ところが持
上げ開始時にはプツシヤ39が下方へ突出して基
板P1の中央部を押し下げ、基板P1は吸盤a〜d
により端部を保持されたまま湾曲するので、基板
P1に対する基板P2の付着力が減少し、基板P2
積層状態の基板Pの上へ脱落する。
以上説明したように本考案によると、ガイド2
0,22等の支持機構により吸盤a〜cをプリン
ト基板Pの表面に沿つてそれと平行な第1及び第
2の方向(X方向及びY方向)に移動自在に配置
し、ねじ軸11,12やサポート17,18等の
位置決め機構により吸盤a〜cの位置を調節でき
るようにしたので、第4図〜第6図の如く孔hの
ない(又は少ない)部分において基板Pを効率良
く吸着することができる。従つて第2図の吸引チ
ヤンバ35の口径を小さくすると共に、吸引ブロ
アーの吸引特性を小風量、高圧に設定することが
でき、ブロアーの消費動力を低減し、かつ騒音を
抑えることができる。
図示の実施例の如くプツシヤ39により持上げ
直後のプリント基板P1を曲げるようにすると、
他の基板P2の付着を防止して基板P1を正確に1
枚ずつ吸着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吸盤の斜視略図、第2図は本考
案実施例の斜視略図、第3図は第2図の−矢
視略図、第4図、第5図、第6図はそれぞれ仕様
の異なるプリント基板の平面略図である。11,
12……ねじ軸、15,16……モーター(駆動
機構)、17,18……サポート、20,22,
29……ガイド、a〜d……吸盤、P……プリン
ト基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント基板の平坦な表面と平行かつ互いに異
    なる第1及び第2の方向に延びる第1及び第2の
    ねじ軸と、上記第2の方向に互いに間隔を隔てて
    上記第1の方向に延びる1対の第1ガイドと、上
    記第2のねじ軸に対して上記第1の方向に間隔を
    隔てて上記第2の方向に延びる1個の第2ガイド
    と、各ねじ軸に連結してねじ軸を回転させるため
    の駆動機構と、各ねじ軸に螺合する雌ねじを有す
    るサポートと、プリント基板を吸着するための複
    数の吸盤と設け、上記1対の第1ガイドの一方を
    上記第2ねじ軸上のサポートに固定し、上記1対
    の第1ガイドの他方を移動不能に配置し、上記第
    2ガイドを上記第1ねじ軸上のサポートに固定
    し、上記各第1ガイドに、複数の吸盤を第1の方
    向に移動可能に取り付け、一方の第1ガイド上の
    1個の吸盤を、第1ガイドと第2ガイドとの交差
    部分において、第2ガイドに対して第2の方向に
    移動自在に取り付け、他方の第1ガイド上の1個
    の吸盤を、第1ガイドと第2ガイドとの交差部分
    において、第2ガイドに取り付け、上記交差部分
    に取り付けられる吸盤以外の上記第1ガイド上の
    吸盤を、固定状態を解除できる状態で、第1ガイ
    ドに固定する固定機構を設けたことを特徴とする
    プリント基板吸着装置。
JP11699581U 1981-08-05 1981-08-05 プリント基板吸着装置 Granted JPS5822766U (ja)

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JP11699581U JPS5822766U (ja) 1981-08-05 1981-08-05 プリント基板吸着装置

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JPS5822766U JPS5822766U (ja) 1983-02-12
JPH0214237Y2 true JPH0214237Y2 (ja) 1990-04-18

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