JPH0214147Y2 - - Google Patents

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JPH0214147Y2
JPH0214147Y2 JP1983169035U JP16903583U JPH0214147Y2 JP H0214147 Y2 JPH0214147 Y2 JP H0214147Y2 JP 1983169035 U JP1983169035 U JP 1983169035U JP 16903583 U JP16903583 U JP 16903583U JP H0214147 Y2 JPH0214147 Y2 JP H0214147Y2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は共聴機器用の高周波同軸コネクタに係
り、とりわけコネクタを構成するレセプタクルと
プラグの芯合せを確実、容易に行うことのできる
高周波同軸コネクタに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
共聴機器に用いられる高周波同軸コネクタとし
ては、屋内、屋外用、多種の同軸ケーブルの他、
終端用ダミー抵抗器、アツテネータの嵌合部に使
用されるものなど、種々のものがある。これらの
高周波同軸コネクタとしては、日本電子機械工業
会規格RC−6012A高周波同軸C12型コネクタが最
も多く用いられている。
第1図は上記の規格によるコネクタを用いて同
軸ケーブルを接続した状態を示す断面図である。
高周波同軸コネクタ10は、レセプタクル20と
プラグ30との組合せからなつている。レセプタ
クル20は、第2図にも示すように、前端面21
aにテーパ面取り部21bの設けられている中空
の雄ねじ21と、この後方に連結された中空ケー
シング22と、雄ねじ21内の中心部に配設され
た中心導体の嵌挿される中心コンタクト23と、
雄ねじ21と中心コンタクト23との間に配設さ
れた絶縁体24とを備えている。また、プラグ3
0は、第3図にも示すように、レセプタクル20
の雄ねじ21に螺合する接続ナツト31と、内部
に同軸ケーブル40の中心導体41と絶縁体42
が挿入され、外部に同軸ケーブル40の外部導体
43と外部絶縁体44とが被着される中空円筒状
のプラグシエル32とを備えている。プラグシエ
ル32は、後端部32aがフランジ状に形成さ
れ、この後端部32aは接続ナツト31内に挿入
配設されるとともに、雄ねじ21の前端面21a
と当接する当接平面32bが形成されている。符
号32cは同軸ケーブル40の外部絶縁体44用
ストツパである。
このような構成からなる同軸コネクタ10を用
いて同軸ケーブル40を接続する場合には、まず
同軸ケーブル40の端部にニツパあるいはペンチ
を用いて切込みを入れ、外部導体43、外部絶縁
体44を除去して中心導体41および絶縁体42
をむき出した状態にし、プラグ30のプラグシエ
ル32の内部に中心導体41および絶縁体42を
挿入するとともに、外部に外部導体43および外
部絶縁体44を被着し、カシメリング33を用い
て外部絶縁体44の外周を締め付け、プラグシエ
ル32に同軸ケーブル40を固定する。次に、接
続ナツト31をレセプタクル20の雄ねじ21に
ねじ込む。接続ナツト31の回転によりレセプタ
クル20とプラグ30とは互いに接近し、中心導
体41はレセプタクル20の中心コンタクト23
内に嵌挿され、雄ねじ21の前端面21aとプラ
グシエル32の後端部32aの当接平面32bと
が当接した時、接続ナツト31による締付けを完
了する。これにより、同軸ケーブル40の中心導
体41が中心コンタクト23に嵌挿された状態で
他の共聴機器等に対して接続される。
ところで、同軸コネクタ10においては、その
接続作業を容易とするため、接続ナツト31(あ
るいは雄ねじ21)が単独で自由回転しうるよう
にされている。第1図および第3図で示す例にお
いては、接続ナツト31は、同軸ケーブル40に
固着されるプラグシエル32とは別部材とされ、
プラグシエル32との間に隙間を持たせて装着さ
れている。そのため、むき出しにされた中心導体
41が軸心に対し曲つていたり、偏心していたり
すると、中心導体41を中心コンタクト23に嵌
挿した際、第4図に示すようにプラグシエル32
が正規の位置からΔだけ偏位してレセプタクル2
0に対し連結されることになる。特に、高周波伝
送ロスを少なくするため、絶縁体が発泡ポリエチ
レンで作られている同軸ケーブルにおいては、絶
縁体が潰れやすく、上記のような問題を生じやす
い。
このように中心導体41が正規の位置から偏心
して接続されてしまうと、特性インピーダンスが
乱れ電圧定在波比を悪くしてしまうなど電気特性
が悪化する原因となる。特にUHF帯より上の高
周波用同軸ケーブルにおいてはその影響は大き
い。そのため各種共聴機器に同軸ケーブルを接続
する作業に時間がかかるとともに所望の電圧定在
波比が保てないという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点を考慮してなされたもの
であり、中心導体を正確かつ容易に正規の位置に
接続することができるとともに所望の電圧定在波
比を容易に得ることのできる高周波同軸コネクタ
を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、前端面にテーパ面取り部が設けられ
ている中空雄ねじ内の中心部に、中心導体の嵌挿
される中心コンタクトが配設されているレセプタ
クルと、このレセプタクルの雄ねじに螺合する接
続ナツトおよび接続ナツト内に配設された後端部
に、雄ねじの前端面と当接する当接平面が形成さ
れている中空円筒状のプラグシエルとを備えたプ
ラグとからなる高周波同軸コネクタであつて、プ
ラグシエルの当接平面の周縁部に雄ねじのテーパ
面取り部に係合する突部が設けられていることを
特徴としている。
本考案によれば、雄ねじのテーパ面取り部とプ
ラグシエル当接平面に設けられた突部とが係合
し、雄ねじとプラグシエルとの芯合せを自動的に
行うことができ、中心導体を正規の位置でレセプ
タクルの中心コンタクトに嵌挿接続することがで
きる。
〔考案の実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
第5図は本考案による同軸コネクタのプラグ5
0を示す断面図である。図に示すように、プラグ
50は、接続ナツト51とプラグシエル52とか
らなり、プラグシエル52のフランジ状後端部5
2aは接続ナツト51の内部に隙間を有して挿入
配置されている。プラグシエル52の後端部52
aには、レセプタクルの雄ねじの前端面と当接す
る当接平面52bが形成され、この当接平面52
bの外周縁部には、突部53が設けられている。
この突部53は、レセプタクルの雄ねじの前端面
に設けられているテーパ状の面取部に係合する形
状に、当接平面52bの外周縁に沿つてリング状
に形成されている。この雄ねじのテーパ面取り部
は、レセプタクルに通常設けられているものであ
り、その形状寸法は規格により定められている。
プラグ50の他の構成部分については、従来のも
のと全く同一である。
第6図は第5図に示したプラグ50とレセプタ
クル20との組合せからなる本考案による同軸コ
ネクタを示す断面図である。同軸コネクタを構成
するレセプタクル20は、第1図および第2図に
示した従来のものと全く同一である。すなわち、
レセプタクル20は、前端面にテーパ面取り部2
1bの設けられている中空雄ねじ21と、この中
空雄ねじ21内の中心部に配設された中心コンタ
クト23と、雄ねじ21の後方に連結された中空
ケーシング22と、雄ねじ21と中心コンタクト
23との間に配設された絶縁体24とを備えてい
る。
次にこのような構成からなる本実施例の作用に
ついて説明する。同軸ケーブルを本実施例による
同軸コネクタを用いて接続する場合には、まずプ
ラグ50のプラグシエル52に前述した方法と同
様にして同軸ケーブルを接続し(第6図では説明
を容易にするため同軸ケーブルの図示は省略して
ある)、続いて接続ナツト51を雄ねじ21にね
じ込むことにより、プラグ50とレセプタクル2
0とを接続する。接続ナツト51を回動すること
によりレセプタクル20とプラグ50とは接近
し、プラグシエル52の後端面52bが雄ねじ2
1の前端面21aに当接する。この際、雄ねじ2
1のテーパ面取り部21bがプラグシエル52の
突部53に係合し、雄ねじ21とプラグシエル5
2との芯合せが自動的に行われる。第7図はこの
雄ねじ21とプラグシエル52との芯合せ方法を
示す部分拡大図である。雄ねじ21とプラグシエ
ル52との芯合せがなされることにより、プラグ
シエル52に絶縁体を介して嵌挿されている中心
導体は、むき出し部分が多少偏心していても、中
心コンタクト23に嵌挿されることによりその偏
心が修正され、レセプタクル20の正規の位置に
正確に接続される。
第8図は本考案の他の実施例を示す部分拡大断
面図である。この実施例においては、同軸コネク
タを構成するプラグ60のプラグシエル62のフ
ランジ状後端部62aに、当接平面62bからわ
ずかに突出するようガスケツト(Oリング)64
が装着されている。なお符号61は接続ナツト、
63は突部である。
このように、ガスケツト64を装着することに
より、防水型の同軸コネクタとすることができ
る。
第9図は本考案の他の実施例を示す部分拡大断
面図である。この実施例においては、同軸コネク
タを構成するプラグ70の接続ナツト71とプラ
グシエル72とが一体形成されている。これは例
えば、レセプタクルの雄ねじを中空ケーシングと
は別部材とし、自由に回転し得るようにした場
合、あるいはダミー抵抗器のように同軸ケーブル
を接続する必要のないもののプラグに用いられ
る。このような接続ナツト71とプラグシエル7
2との一体構造においては、接続ナツト71のね
じ部71aとプラグシエル72の後端面72bと
を結ぶ部分に、レセプタクルの雄ねじテーパ面取
り部と係合するテーパ面73を形成すればよい。
本実施例によれば、雄ねじと接続ナツト71の
ねじ部71aとの間に隙間、誤差などがあつて
も、雄ねじのテーパ面取り部とテーパ面73との
係合により、雄ねじと接続ナツトとの芯合せを正
確に行うことができる。
第10図および第11図は、プラグシエルの当
接平面に設けられた突部の他の形状を示す部分拡
大断面図である。第10図の例においては、プラ
グシエル82の当接平面82bに対し所定の距離
突出させた位置に突部83が形成されている。こ
の実施例によれば、雄ねじの前端面とプラグシエ
ル82の当接平面82bとの間に、ガスケツトな
どを配設することができる。第11図の例におい
ては、突部93が円弧断面形状に形成されてい
る。このように、突部93の形状は、雄ねじのテ
ーパ面取り部に係合し、自動的に芯合せ作用を行
い得るものであれば、テーパ状以外のものも採用
することができる。
以上の説明においては、プラグシエルの後端部
に設けられる突部として、周縁に沿つてリング状
に形成されたものの例を示したが、周縁全周に沿
つて形成されなくても、第12図に示すように、
突部103を少なくとも3個以上配設しておけ
ば、前記した実施例と同様の自動芯合せ機能を発
揮することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、レセプタ
クルとプラグとを自動的に芯合せさせて接合する
ことができ、プラグ側の中心導体を常に正規の位
置に接続することができる。これにより、共聴機
器等の電気特性が良好に保たれるとともに、その
接続作業も容易迅速に行うことができる。
本考案による同軸コネクタは、現在規格品とし
て市販されているレセプタクルをそのまま用いる
ことができるとともに、プラグもプラグシエルに
突部を設けるだけで、他の構造は規格品と全く同
一であるので、製作コストも安価である。
なお、レセプタクル、プラグは本実施例に示し
た構造に限定されることはなく、本考案の技術的
思想の範囲内で種々の変更が可能であることは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の同軸コネクタを示す部分断面
図、第2図および第3図は従来のレセプタクルお
よびプラグを示す部分断面図、第4図は従来の同
軸コネクタを用いて同軸ケーブルを接続した例を
示す部分断面図、第5図は本考案による同軸コネ
クタのプラグを示す部分断面図、第6図は本考案
による同軸コネクタを示す部分断面図、第7図は
本考案によるレセプタクルの雄ねじとプラグのプ
ラグシエルとの係合関係を示す部分拡大断面図、
第8図および第9図は本考案の他の実施例を示す
部分拡大断面図、第10図および第11図は突部
の他の形状を示す部分拡大断面図、第12図は突
部の他の実施例を示す部分斜視図である。 20……レセプタクル、21……雄ねじ、21
a……前端面、21b……テーパ面取り部、23
……中心コンタクト、40……同軸ケーブル、4
1……中心導体、50……プラグ、51……接続
ナツト、52……プラグシエル、52a……後端
部、52b……当接平面、53……突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 前端面にテーパ面取り部が設けられている中
    空雄ねじ内の中心部に、中心導体の嵌挿される
    中心コンタクトが配設されているレセプタクル
    と;前記レセプタクルの雄ねじに螺合する接続
    ナツトと、前記接続ナツト内に配設された後端
    部に、前記雄ねじの前端面と当接する当接平面
    が形成されている中空円筒状のプラグシエルと
    を備えたプラグと;からなる高周波同軸コネク
    タにおいて、前記プラグシエルの当接平面の周
    縁部には、前記雄ねじのテーパ面取り部に係合
    する突部が設けられていることを特徴とする高
    周波同軸コネクタ。 2 プラグシエルは接続ナツトとは別部材により
    形成されていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の高周波同軸コネクタ。 3 プラグシエルは接続ナツトと一体形成されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の高周波同軸コネクタ。 4 突部はプラグシエルの当接平面の周縁に沿つ
    てリング状に形成されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の高周波同
    軸コネクタ。 5 突部は少なくとも3個以上設けられているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の高周波同軸コネクタ。
JP1983169035U 1983-10-31 1983-10-31 高周波同軸コネクタ Granted JPS6075987U (ja)

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JP1983169035U JPS6075987U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 高周波同軸コネクタ

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JP1983169035U JPS6075987U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 高周波同軸コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS6075987U JPS6075987U (ja) 1985-05-28
JPH0214147Y2 true JPH0214147Y2 (ja) 1990-04-18

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JP1983169035U Granted JPS6075987U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 高周波同軸コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2561038Y2 (ja) * 1989-12-28 1998-01-28 愛知電子 株式会社 高周波信号接続ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5593984U (ja) * 1978-12-22 1980-06-28

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