JPH0457075B2 - - Google Patents
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- JPH0457075B2 JPH0457075B2 JP63104465A JP10446588A JPH0457075B2 JP H0457075 B2 JPH0457075 B2 JP H0457075B2 JP 63104465 A JP63104465 A JP 63104465A JP 10446588 A JP10446588 A JP 10446588A JP H0457075 B2 JPH0457075 B2 JP H0457075B2
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- Japan
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- plug
- hole
- connector
- socket
- contact members
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/521—Sealing between contact members and housing, e.g. sealing insert
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電気プラグ・ソケツトコネクタにし
て、装置ハウジングまたは類似のものに固定し得
る細長い金属製のコネクタ枠を有し、該コネクタ
枠が枠前方部分および枠後方部分よりなり、さら
にこのコネクタが前記二つの枠部分の間に抱持さ
れた絶縁材料製の2部分絶縁体を有し、該絶縁体
がプラグピン、プラグソケツトまたは類似のもの
の形をなした複数の接点部材を収容する複数の孔
を有しており、これら接点部材が前記絶縁体によ
つて囲繞されて絶縁されるようになつており、さ
らにコネクタの背面において導電体に接続するこ
とができ、かつ該コネクタの正面側において相手
の接点部材と係合することができ、これら接点部
材が対応する多導体ソケツトと組立てられ、かつ
接続ケーブルに接続され、同時に前記絶縁体が前
記接点部材の前端(すなわち前方区域)を収容す
る孔を有する熱可塑性材料製の前方部材と、該接
点部材の後端(すなわち後方区域)を収容する孔
を有する後方部材とよりなつているプラグ・ソケ
ツトコネクタに関する。
て、装置ハウジングまたは類似のものに固定し得
る細長い金属製のコネクタ枠を有し、該コネクタ
枠が枠前方部分および枠後方部分よりなり、さら
にこのコネクタが前記二つの枠部分の間に抱持さ
れた絶縁材料製の2部分絶縁体を有し、該絶縁体
がプラグピン、プラグソケツトまたは類似のもの
の形をなした複数の接点部材を収容する複数の孔
を有しており、これら接点部材が前記絶縁体によ
つて囲繞されて絶縁されるようになつており、さ
らにコネクタの背面において導電体に接続するこ
とができ、かつ該コネクタの正面側において相手
の接点部材と係合することができ、これら接点部
材が対応する多導体ソケツトと組立てられ、かつ
接続ケーブルに接続され、同時に前記絶縁体が前
記接点部材の前端(すなわち前方区域)を収容す
る孔を有する熱可塑性材料製の前方部材と、該接
点部材の後端(すなわち後方区域)を収容する孔
を有する後方部材とよりなつているプラグ・ソケ
ツトコネクタに関する。
(従来の技術)
前記の型のプラグ・ソケツトコネクタは広く実
用に供されている。これらコネクタは“D−サ
ブ”コネクタと称されるものである。これらコネ
クタの寸法および極形態に対する標準はたとえば
DIN 41652,MS 18274およびMS 18276に記載
されている。前記の型のプラグの保護種類は少な
くともDIN 40050に記載されている等級IP 54に
対応している。2部分絶縁体を有する周知のD−
サブコネクタにおいては、該絶縁体の前方部材ば
かりでなく、後方部材も熱可塑性材料によつて形
成され、かつ接点部材が後方部材の中に機械的に
装架され、後方部材に対して導体を締着し得るよ
うな形態を有している。
用に供されている。これらコネクタは“D−サ
ブ”コネクタと称されるものである。これらコネ
クタの寸法および極形態に対する標準はたとえば
DIN 41652,MS 18274およびMS 18276に記載
されている。前記の型のプラグの保護種類は少な
くともDIN 40050に記載されている等級IP 54に
対応している。2部分絶縁体を有する周知のD−
サブコネクタにおいては、該絶縁体の前方部材ば
かりでなく、後方部材も熱可塑性材料によつて形
成され、かつ接点部材が後方部材の中に機械的に
装架され、後方部材に対して導体を締着し得るよ
うな形態を有している。
(発明が解決しようとする課題)
この型のすべてのプラグ・ソケツトコネクタに
対しては他の手段、たとえば接点部材を接着剤に
よつて結合し、または弾性密封化合物によつて絶
縁体の部材を金属コネクタ枠の中に適当に封入す
る等の方法によらなければ防塵および防水効果の
得られないことがわかつた。このような方法は不
便であり、時間を要しかつ高価である。さらに流
れ作業方式の生産に使用する時には再生可能密封
状態(すなわち密封品質)を確保し得ず、したが
つて高価な試験および他の品質確認作業を必要と
する。この型の他の欠点は接着剤結合による時
は、絶縁体内における接点部材の位置が固定さ
れ、(コネクタ部材に対する)ケーブルの接続は
現場において半田付けを行わねばならぬようにな
る。さらにケーブル接続を行う場合には(すなわ
ちコネクタケーブルを製造する場合には)、小さ
な寸法の変化を調節するために別の手段を必要と
し、これも制作費を高くする原因となる。
対しては他の手段、たとえば接点部材を接着剤に
よつて結合し、または弾性密封化合物によつて絶
縁体の部材を金属コネクタ枠の中に適当に封入す
る等の方法によらなければ防塵および防水効果の
得られないことがわかつた。このような方法は不
便であり、時間を要しかつ高価である。さらに流
れ作業方式の生産に使用する時には再生可能密封
状態(すなわち密封品質)を確保し得ず、したが
つて高価な試験および他の品質確認作業を必要と
する。この型の他の欠点は接着剤結合による時
は、絶縁体内における接点部材の位置が固定さ
れ、(コネクタ部材に対する)ケーブルの接続は
現場において半田付けを行わねばならぬようにな
る。さらにケーブル接続を行う場合には(すなわ
ちコネクタケーブルを製造する場合には)、小さ
な寸法の変化を調節するために別の手段を必要と
し、これも制作費を高くする原因となる。
本発明の目的は前述の型の電気プラグ・ソケツ
トコネクタを改良し、比較的簡単な製造技術によ
つて防水および防塵効果が得られるようにし、か
つ接点部材の前端をわずか動かして小さな寸法の
差を調節し得るようにし、さらに(前記接点部材
に)ケーブルを装着した後においても該接点部材
を絶縁体の孔の中に押入れ、しかも密封状態を劣
化せしめることなくこの孔の中に固定し得るよう
にすることである。
トコネクタを改良し、比較的簡単な製造技術によ
つて防水および防塵効果が得られるようにし、か
つ接点部材の前端をわずか動かして小さな寸法の
差を調節し得るようにし、さらに(前記接点部材
に)ケーブルを装着した後においても該接点部材
を絶縁体の孔の中に押入れ、しかも密封状態を劣
化せしめることなくこの孔の中に固定し得るよう
にすることである。
(課題を解決するための手段)
本発明によるプラグ・ソケツトコネクタは、
接点部材が、前記プラグ・ソケツトコネクタの
背面側で、電気導体に接続可能であり、前記プラ
グ・ソケツトコネクタの正面側で、多導体ソケツ
ト及び接続ケーブルに接続される相方の接点部材
と接続可能であり、 絶縁体は、前記接点部材の前側端部を受け入れ
る孔が形成された熱可塑性材料の前方部材と、さ
らに、前記接点部材の後側端部を受け入れる対応
した孔が形成された後方部材とを有しており、 該後方部材は、一方で、前記前方部材の面上に
載置されており、他方で、前記前方部材とは反対
側の端部領域において、コネクタ枠の支持縁によ
つて支持されている電気プラグ・ソケツトコネク
タにおいて、 前記後方部材はゴムのような弾性を有する合成
材料からなる密封部材であり、前記コネクタ枠中
で、前記支持縁に対して圧縮された状態で保持さ
れるように、前記前方部材に関して寸法付けられ
ており、 前記後方部材を貫通する前記孔には、前記接点
部材を押し込み状態位置に固定するところの前記
接点部材の半径方向に突出した環状のカラーを受
け入れる支持肩を有する環状溝が形成されてお
り、 前記後方部材の前記孔には、前記前方部材の対
応する孔の方に向いた開口区域に縮径部分が設け
られており、 前記後方部材には、前記各孔から所定の距離を
置いて、各孔と同心的に延在するリング形の溝が
設けられており、該溝内には前記前方部材に形成
された相方の軸方向突起が延在、係合しているこ
とを特徴とする。
背面側で、電気導体に接続可能であり、前記プラ
グ・ソケツトコネクタの正面側で、多導体ソケツ
ト及び接続ケーブルに接続される相方の接点部材
と接続可能であり、 絶縁体は、前記接点部材の前側端部を受け入れ
る孔が形成された熱可塑性材料の前方部材と、さ
らに、前記接点部材の後側端部を受け入れる対応
した孔が形成された後方部材とを有しており、 該後方部材は、一方で、前記前方部材の面上に
載置されており、他方で、前記前方部材とは反対
側の端部領域において、コネクタ枠の支持縁によ
つて支持されている電気プラグ・ソケツトコネク
タにおいて、 前記後方部材はゴムのような弾性を有する合成
材料からなる密封部材であり、前記コネクタ枠中
で、前記支持縁に対して圧縮された状態で保持さ
れるように、前記前方部材に関して寸法付けられ
ており、 前記後方部材を貫通する前記孔には、前記接点
部材を押し込み状態位置に固定するところの前記
接点部材の半径方向に突出した環状のカラーを受
け入れる支持肩を有する環状溝が形成されてお
り、 前記後方部材の前記孔には、前記前方部材の対
応する孔の方に向いた開口区域に縮径部分が設け
られており、 前記後方部材には、前記各孔から所定の距離を
置いて、各孔と同心的に延在するリング形の溝が
設けられており、該溝内には前記前方部材に形成
された相方の軸方向突起が延在、係合しているこ
とを特徴とする。
(実施例)
図によつて明らかな如く、本発明によるプラ
グ・ソケツトコネクタは細長いコネクタ枠1を有
し、該枠は前方枠部分2および後方枠部分3より
なつている。第2図は周知の“D−サブ”型コネ
クタを示す。枠部分2および3の間には2部分絶
縁体が配設され、該絶縁体はたとえば熱可塑性材
料よりなる支持および案内用の前方部材4と、ゴ
ム状弾性プラスチツク、たとえば異性体(ポリイ
ソプレン)またはネオプレンよりなる密封用後方
部材5とによつて構成されている。
グ・ソケツトコネクタは細長いコネクタ枠1を有
し、該枠は前方枠部分2および後方枠部分3より
なつている。第2図は周知の“D−サブ”型コネ
クタを示す。枠部分2および3の間には2部分絶
縁体が配設され、該絶縁体はたとえば熱可塑性材
料よりなる支持および案内用の前方部材4と、ゴ
ム状弾性プラスチツク、たとえば異性体(ポリイ
ソプレン)またはネオプレンよりなる密封用後方
部材5とによつて構成されている。
絶縁体よりなる前記両方の部材4,5は複数の
孔を有し、プラグピン(図示せず)、プラグソケ
ツト6または同軸接点7(同様に形成された高電
流接点、図示せず)の形をなした同数の接点部材
を収容するようになつている。これら接点部材
(プラグソケツト6を含む)はそれぞれ接触抵抗
の小さな複数の接点ばねを有している。
孔を有し、プラグピン(図示せず)、プラグソケ
ツト6または同軸接点7(同様に形成された高電
流接点、図示せず)の形をなした同数の接点部材
を収容するようになつている。これら接点部材
(プラグソケツト6を含む)はそれぞれ接触抵抗
の小さな複数の接点ばねを有している。
前記接点部材は周知の態様でコネクタ後部の接
続ケーブルに接続することができる。この結合は
半田付け、すなわち半田付けカツプ8の区域にお
ける半田付けにより、または区域9における絞り
技術により、または(同軸接点部材の後部におけ
る)普通の同軸結合部材(たとえば第1図に示さ
れた普通の取付具10)により行うことができ
る。
続ケーブルに接続することができる。この結合は
半田付け、すなわち半田付けカツプ8の区域にお
ける半田付けにより、または区域9における絞り
技術により、または(同軸接点部材の後部におけ
る)普通の同軸結合部材(たとえば第1図に示さ
れた普通の取付具10)により行うことができ
る。
第3図は支持案内用の前方部材4が二つの枠部
分2,3の共通分離面の近くにおいて前方枠部分
2の外方拡開フランジ12に対して触座する態様
を示す。密封用の後方部材5の寸法は、二つの枠
部分2,3をその共通分離面11の区域において
相互に装着した時に、前方部材4とは反対側の縁
区域13が、後方枠部分3の内方に延びる支持縁
14に対して触座するようになつている。したが
つて密封用の後方部材5は予圧縮力を受け、それ
によつて用役期間が長期にわたつても確実に気密
状態が保持される。
分2,3の共通分離面の近くにおいて前方枠部分
2の外方拡開フランジ12に対して触座する態様
を示す。密封用の後方部材5の寸法は、二つの枠
部分2,3をその共通分離面11の区域において
相互に装着した時に、前方部材4とは反対側の縁
区域13が、後方枠部分3の内方に延びる支持縁
14に対して触座するようになつている。したが
つて密封用の後方部材5は予圧縮力を受け、それ
によつて用役期間が長期にわたつても確実に気密
状態が保持される。
なお第3図には接点部材6から半径方向外方に
延びる二つのリング形カラー15,16が示され
ているが、このカラーは後方部材5内の対応する
孔の中における接点部材6の位置を固定するため
のものである。接点部材を孔の中に押込めば、前
記カラーは孔のリング形溝によつて形成された支
持肩17,18に対して触座するようになる。
延びる二つのリング形カラー15,16が示され
ているが、このカラーは後方部材5内の対応する
孔の中における接点部材6の位置を固定するため
のものである。接点部材を孔の中に押込めば、前
記カラーは孔のリング形溝によつて形成された支
持肩17,18に対して触座するようになる。
第3図に示される如く密封用の後方部材5の孔
には、支持案内用の前方部材4内の対応する孔の
方に向いたその開口区域に、直径を小さくするこ
とによつて形成された細い部分19,20が設け
られている。接点部材6,7を押込めば、後方部
材5の前記縮径区域は強く半径方向外方に膨張
し、これら接点部材が堅く把持され、かつ囲繞さ
れるようになる。図示の如く前方枠部分2と、支
持案内用前方部材4の外面との間には小さな遊〓
21が設けられ、相手接点部材(図示のソケツト
部材と補合する)を備えた多孔プラグと係合する
(該プラグの差し込み)過程において寸法の誤差
を調節し得るようになつている。この遊〓によつ
てある程度の運動が生じるが、密封は確実に行わ
れる。孔を小さくした縮径区域19,20により
得られる前記把持囲繞作用によつても密封は確実
に行われる。接点部材6,7の比較的大きな区域
にわたる強い接触を確実にするために、後方部材
5の中には各孔からある距離を置いて、該孔に対
して同心的に延在するリング形の溝22が設けら
れている。前方部材4上の軸線方向突起23は前
記リング形溝22の中に延びかつこれと係合して
いる。前方部材4の実際的に非可撓性の熱可塑性
材料は、前記開口の周囲のリング形溝内において
ゴム状弾性材料を支持する。
には、支持案内用の前方部材4内の対応する孔の
方に向いたその開口区域に、直径を小さくするこ
とによつて形成された細い部分19,20が設け
られている。接点部材6,7を押込めば、後方部
材5の前記縮径区域は強く半径方向外方に膨張
し、これら接点部材が堅く把持され、かつ囲繞さ
れるようになる。図示の如く前方枠部分2と、支
持案内用前方部材4の外面との間には小さな遊〓
21が設けられ、相手接点部材(図示のソケツト
部材と補合する)を備えた多孔プラグと係合する
(該プラグの差し込み)過程において寸法の誤差
を調節し得るようになつている。この遊〓によつ
てある程度の運動が生じるが、密封は確実に行わ
れる。孔を小さくした縮径区域19,20により
得られる前記把持囲繞作用によつても密封は確実
に行われる。接点部材6,7の比較的大きな区域
にわたる強い接触を確実にするために、後方部材
5の中には各孔からある距離を置いて、該孔に対
して同心的に延在するリング形の溝22が設けら
れている。前方部材4上の軸線方向突起23は前
記リング形溝22の中に延びかつこれと係合して
いる。前方部材4の実際的に非可撓性の熱可塑性
材料は、前記開口の周囲のリング形溝内において
ゴム状弾性材料を支持する。
接点部材としてプラグソケツトの代りにプラグ
ピンを有する実施例(図示せず)においては、も
ちろん支持案内用の前方部材の上に軸線方向突起
23を設ける必要がない。その理由は、この位置
においてはピンが前方枠部分の上縁によつて画定
される面の方向に自由に延在するからである。こ
の場合は支持案内用前方部材の上限面はほぼ二つ
の枠部分2,3の共通分離面の区域において終
る。
ピンを有する実施例(図示せず)においては、も
ちろん支持案内用の前方部材の上に軸線方向突起
23を設ける必要がない。その理由は、この位置
においてはピンが前方枠部分の上縁によつて画定
される面の方向に自由に延在するからである。こ
の場合は支持案内用前方部材の上限面はほぼ二つ
の枠部分2,3の共通分離面の区域において終
る。
(発明の効果)
本発明のプラグ・ソケツトコネクタによれば、
接点部材を装架する時、またはこれを装架した後
に、接着剤または他の密封化合物を使用すること
なく確実な密封を行い得ることがわかつた。
接点部材を装架する時、またはこれを装架した後
に、接着剤または他の密封化合物を使用すること
なく確実な密封を行い得ることがわかつた。
密封を確実にし、しかも接点部材を絶縁体内に
装架した後においても接点部材をある程度動かし
得るようにするためには、後方部材内の孔が、前
方部材の対応する孔の方に向いた開口の区域に直
径を小さくすることによつて形成された縮径孔を
有するようになす方が有利であることがわかつ
た。接点部材を対応する孔の中に押込めば後方部
材のゴム状弾性材料が半径方向外方に押圧され、
その結果接点部材は囲繞的に把持され、長い用役
期間にわたつて密封状態を維持するようになる。
さらに接点部材はこれを設置した後においても、
必要に応じてその縦軸線のまわりをある程度回転
させることができる。本発明の別の改良実施例に
より前記後方部材の各孔からある距離をおいた所
にリング形溝を設け、該溝が前記孔と同心的に延
在し、かつ前記前方部材上の補合するリング形軸
線方向突起が前記リング形溝の中に延びてこれと
係合するようになす方が有利であることがわかつ
た。
装架した後においても接点部材をある程度動かし
得るようにするためには、後方部材内の孔が、前
方部材の対応する孔の方に向いた開口の区域に直
径を小さくすることによつて形成された縮径孔を
有するようになす方が有利であることがわかつ
た。接点部材を対応する孔の中に押込めば後方部
材のゴム状弾性材料が半径方向外方に押圧され、
その結果接点部材は囲繞的に把持され、長い用役
期間にわたつて密封状態を維持するようになる。
さらに接点部材はこれを設置した後においても、
必要に応じてその縦軸線のまわりをある程度回転
させることができる。本発明の別の改良実施例に
より前記後方部材の各孔からある距離をおいた所
にリング形溝を設け、該溝が前記孔と同心的に延
在し、かつ前記前方部材上の補合するリング形軸
線方向突起が前記リング形溝の中に延びてこれと
係合するようになす方が有利であることがわかつ
た。
第1図は本発明によるプラグ・ソケツトコネク
タの側面図、第2図は第1図に示されたコネクタ
の平面図、第3図は第1図の線−に沿つて取
られた、コネクタの断面図。 1……コネクタ枠、4……前方部材、5……後
方部材、6,7……接点部材、12……フラン
ジ、13,14……縁区域、15,16……カラ
ー、17,18……支持肩、22……溝、23…
…突起。
タの側面図、第2図は第1図に示されたコネクタ
の平面図、第3図は第1図の線−に沿つて取
られた、コネクタの断面図。 1……コネクタ枠、4……前方部材、5……後
方部材、6,7……接点部材、12……フラン
ジ、13,14……縁区域、15,16……カラ
ー、17,18……支持肩、22……溝、23…
…突起。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 装置ハウジング等に固定し得る細長いコネク
タ枠1と、該コネクタ枠1内に抱持された2部分
から成る絶縁体4,5であつて、プラグピン、プ
ラグソケツト等の形状の複数の接点部材6,7を
収容する複数の孔を有した絶縁体とを有した電気
プラグ・ソケツトコネクタにして、 前記接点部材6,7が、前記プラグ・ソケツト
コネクタの背面側で、電気導体に接続可能であ
り、前記プラグ・ソケツトコネクタの正面側で、
多導体ソケツト及び接続ケーブルに接続される相
方の接点部材と接続可能であり、 前記絶縁体は、前記接点部材6,7の前端端部
を受け入れる孔が形成された熱可塑性材料の前方
部材4と、さらに、前記接点部材6,7の後側端
部を受け入れる対応した孔が形成された後方部材
5とを有しており、 該後方部材5は、一方で、前記前方部材4の面
上に載置されており、他方で、前記前方部材4と
は反対側の端部領域13において、前記コネクタ
枠1の支持縁14によつて支持されている電気プ
ラグ・ソケツトコネクタにおいて、 前記後方部材5はゴムのような弾性を有する合
成材料からなる密封部材であり、前記コネクタ枠
1中で、前記支持縁14に対して圧縮された状態
で保持されるように、前記前方部材4に関して寸
法付けられており、 前記後方部材5を貫通する前記孔には、前記接
点部材6,7を押し込み状態位置に固定するとこ
ろの前記接点部材6,7の半径方向に突出した環
状のカラー15,16を受け入れる支持肩17,
18を有する環状溝が形成されており、 前記後方部材5の前記孔には、前記前方部材4
の対応する孔の方に向いた開口区域に縮径部分1
9,20が設けられており、 前記後方部材5には、前記各孔から所定の距離
を置いて、各孔と同心的に延在するリング形の溝
22が設けられており、該溝22内には前記前方
部材4に形成された相方の軸方向突起23が延
在、係合していることを特徴とする電気プラグ・
ソケツトコネクタ。
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