JPH02141098A - 圧電スピーカ - Google Patents

圧電スピーカ

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JPH02141098A
JPH02141098A JP29421388A JP29421388A JPH02141098A JP H02141098 A JPH02141098 A JP H02141098A JP 29421388 A JP29421388 A JP 29421388A JP 29421388 A JP29421388 A JP 29421388A JP H02141098 A JPH02141098 A JP H02141098A
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JP
Japan
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piezoelectric vibrating
bit
vibrating parts
piezoelectric
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP29421388A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Wakino
喜久男 脇野
Yoshifumi Ogino
荻野 吉史
Kotaro Hatake
宏太郎 畠
Toshihiko Kikko
橘高 敏彦
Hiroshi Tamura
博 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧電スピーカに関し、特に、PCM信号のよ
うなデジタル化された音声信号により直接駆動すること
が可能なデジタル・スピーカに関する。
〔従来の技術〕
第2図に示すように、デジタル・オーディオ・システム
では、アナログ信号の形態の音声信号を、PCM変調器
1で変調してデジタル信号とし、伝送・記録・再生系を
経て、再度PCM復調器2によりアナログ信号とし、ス
ピーカ3に入力していた。スピーカ3としては、電磁型
、静電型あるいは圧電型等の種々の電気−音響変換形式
のものが用いられている。
デジタル・オーディオ・システムでは、アナログの音声
信号をデジタル信号に変換して伝送・記録・再生するも
のであるため、非常に高いS/N比及び大きなダイナミ
ックレンジを実現することが可能である。
〔発明が解決しようとする技術的課題]従来のデジタル
・オーディオ・システムにおいては、スピーカ3にはア
ナログの音声信号を人力しなければ、原音を再生するこ
とができなかった。
従って、PCM復調器2のようなり/A変換能を有する
復調器を、伝送・記録・再生系とスピーカ3との間に接
続する必要があった。その結果、非常に高価なPCM復
調器を要するため、システム全体のコストがかなり高い
ものとなり、またシステムの小型化、軽量化及び低消費
電力化を妨げる要因となっていた。
本発明の目的は、デジタル化された音声信号を直接人力
して原音を再生し得るデジタル・スピーカを提供するこ
とにある。
〔技術的課題を解決するための手段〕
本発明は、圧電効果による屈曲振動を利用したスピーカ
であり、デジタル化された音声信号により直接駆動する
ことを可能とするものである。本発明のスピーカでは、
弾性振動板に、圧電振動素子が貼付けられており、この
圧電振動素子は、デジタル入力信号の各ビット桁毎に駆
動される複数の圧電振動部を有する。また、各圧電振動
部が、デジタル入力信号の各ビット桁の重みに対応した
音圧を発生するように、複数の圧電振動部が重み付けさ
れている。
さらに、隣接する圧電振動部間において、隣合う圧電振
動部を分離するための溝または切欠が、弾性振動板に至
る深さに形成されている。
(作用) デジタル化された音声信号は、バイナリコードの形態と
されており、各圧電振動部に、このバイナリコードの各
ビット信号が人力されて、各圧電振動部がビット桁毎に
駆動される。各圧電振動部は、ビット桁の重みに対応し
た音圧を発生するように重み付けられている。よって、
デジタル人力信号により複数の圧電振動部が直接駆動さ
れ、PAM波ひいては原音の波形が再生される。
また、弾性振動板に至る深さの溝または切欠が隣合う圧
電振動部間に形成されているので、隣接する圧電振動部
間の干渉やクロストークが抑制される。
(実施例の説明] 第1図及び第3図は、本発明の一実施例の圧電スピーカ
の平面図及び第1図の■−■線に沿う断面図である。本
実施例は、5ビツトのPCM信号により直接駆動するた
めのデジタル・スピーカに適用したものである。
真鍮等の金属材料よりなる円板状の弾性振動板11上に
、導電性接着剤(図示せず)を用いて、圧電振動素子1
2が貼付けられている。圧電振動素子12は、略円板状
の圧電セラミック板13を用いて構成されている。
圧電セラミック板13及び弾性振動Fiilを打ち抜く
ように、複数個の切欠20a〜20dが中心から外周縁
に向かって開いた形状に形成されている。この切欠20
a〜20dは、後述する各圧電振動部間の相互干渉やク
ロストークを低減するために設けられている。
圧電セラミック板12の下面には、共通電極14が形成
されている。上面には、複数個の第1〜第4の分割電極
15〜18が形成されている。各分割電極15〜1日は
、それぞれ、共通電極14と、間に介在する圧電セラミ
ック層とにより第1〜第4の圧電振動部を構成している
。すなわち、複数の圧電振動部が、デジタル入力信号の
各ピント信号毎に駆動されるように構成されている。
さらに、第1〜第4の圧電振動部が、入力される各ビッ
ト桁の重みに対応した音圧を発生するように、本実施例
では、分割電極15〜I8の面積比が、2° :2’ 
 :2”  l’ となるような大きさに形成されてい
る。すなわち、第1〜第4の圧電振動部は、この面積比
に従って、単独で駆動した場合に2° 、21 .2!
  、2!の比となる音圧を発生するように構成されて
いる。
次に、上記実施例の駆動方法につき説明する。
第1図に示すように、弾性振動板1工に、リード線21
を、第1〜第4の分割電極15〜1日に、リード線22
〜25を接続する。そして、第4図に示すように、5ビ
ツトのPCM化された入力信号のうち、最上位桁のMS
B(符号ビット)をインバータ26により反転させて、
リードwA21から弾性振動板11を介して共通電極1
4に入力する。他方、第1〜第4の分割電極15〜18
には、リード線22〜25より、各ビット桁のビット信
号(下位のビット桁から順に、LSB、ビット2、ビッ
ト3、ビット4の各ビット信号)を入力する。
第1〜第4の圧電振動部は、単独で駆動した場合の音圧
比が2° :2’  、21 :23となるように、重
み付けされているので、上記のような各ビット信号を入
力することにより、圧電振動部はそのビット桁の重みに
対応した音圧を発生する。よって、第1〜第4の圧電振
動部で発生される音圧が合成されることにより、デジタ
ル化された音声信号が音波に変換される。
しかも、本実施例では、第1〜第4の圧電振動部間にお
いて、切欠20a〜20dが圧電セラミック板13及び
弾性振動板11を打抜いて形成されているので、第1〜
第4の圧電振動部間の相互干渉やクロストークが効果的
に低減されている。
よって、デジタル化された音声信号をより正確に再生す
ることが可能である。
もっとも、そのままで再生された音の波形はPAM波と
なる。従って、原音に近づけるために、サンプリング周
波数の1/2以下の帯域を通過させるローパスフィルタ
を組合わせたり、あるいは音響ローパスフィルタをスピ
ーカ前面に配置することが好ましい。このようなローパ
スフィルタまたは音響ローパスフィルタを組合わせるこ
とにより、PAM波を連続音圧波形とすることができる
第1図実施例では、第1〜第4の圧電振動部の重み付け
に際し、重み付けに対応した面積の分割電極15〜18
を形成していた。しかしながら、第5図に示すように、
多数の分割電極31〜40を圧電振動板の上面に形成し
、各分割電極31〜40を図示のように適宜結線するこ
とにより、各ビット信号により駆動される第1〜第4の
圧電振動部を構成してもよい。すなわち、1つのビット
信号が入力される圧電振動部を複数の分割電極を用いて
構成してもよい。なお、30a〜30jは切欠を示す。
第6図は、本発明のさらに他の実施例を説明するための
平面図である。ここでも、第1〜第4の分割電極41〜
44の面積比を2° 、21.22=23とすることに
より、第1〜第4の圧電振動部の重み付けが行われてい
る。もっとも、本実施例では、各分割電極41〜44の
平面形状は、台形あるいは三角形等の種々の形状とされ
ている。
本実施例から明らかなように、本発明における分割電極
の形状は、第1図実施例のように扇形のものである必要
は必ずしもなく、またすべての分割電極の形状を等しく
する必要もない。
第7図は、本発明の第4の実施例を示す平面図である。
本実施例では、矩形の分割電極51〜58が圧電セラミ
ック板59の中心から外側に向かって放射状に形成され
ている。そして、各分割電極51〜58で構成された圧
電振動部間においては、弾性振動板60に至る切欠61
a〜61hが形成されている。従って、分割電極51〜
58を適宜結線して、2° 、21 .2K  、23
となる面積比の第1〜第4の圧電振動部を構成すること
により、第1図実施例と同様に機能させることができる
なお、上述してきた各実施例では、第1〜第4の圧電振
動部を重み付けするに際し、圧電振動板の上面に形成さ
れた複数の分割電極の面積比を20 .2′ 、2m 
 、2:lとしたが、他の方法によって重み付けを行っ
てもよい。すなわち、第1〜第4の圧電振動部の厚みを
変更したり、圧電定数dを変化させたり、あるいは各圧
電振動部を積層型圧電振動子として構成し、内部電極数
を異ならせることにより、ビット桁の重みに応じて第1
〜第4の圧電振動部を重み付けしてもよい。このような
他の重み付けが施された圧電スピーカにおいても、上記
のような切欠または溝を各圧@B動部間に形成すること
により、圧電振動部間の干渉やクロストークを低減し得
ることは言うまでもない。
また、図示例では、圧電セラミック板及び弾性振動板の
外周縁において開いた形状の切欠を形成していたが、外
周縁に至らない溝を各圧電振動部間に形成しても、同様
の効果を得ることができる。
さらに、5ビツト以外の8ピント、16ビツト等の他の
ビット数のデジタル信号を再生する場合にも、本発明を
適用することができる。その場合には、ビット数に応じ
て、圧電振動部の数及び重み付けを変更するだけで、上
記と同様にデジタル化された音声信号を直接音声に変換
することができる。
なお、PCM変調以外の他の変調方式のデジタル信号を
音声に変換する場合にも、本発明を適用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、デジタル入力信号の各
ビット桁の重みに対応した音圧を発生するように重み付
けられた複数の圧電振動部に、デジタル化された音声信
号の各ビット信号を直接入力することにより、音声を再
生することができる。
しかも、各圧電振動部間において、溝または切欠が弾性
振動板に至るように形成されているので、圧電振動部間
の相互干渉やクロストークの発生をも効果的に低減する
ことができる。
よって、デジタル信号を出力する増幅器と直接結線する
だけで、高品位の再生音を得ることができ、高価なPC
M復調器を省略することができる。
従って、デジタル・オーディオ・システムの価格を効果
的に低減することができ、かつシステムの小型化、軽量
化及び低消費電力化を果たすことができる。
さらに、弾性振動板上に複数の圧電振動部を配し、その
圧電振動部を上記のように重み付けし、さらに切欠また
は溝を形成した簡単な構造からなるため、量産性にも優
れており、よって低価格であり、かつ信顛性に優れたデ
ジタル・スピーカを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図は従来のデ
ジタル・オーディオ・システムを説明するための概略ブ
ロック図、第3図は第1図の■−■線に沿う断面図、第
4図は第1図実施例を駆動する方法を説明するためのブ
ロック図、第5図は本発明の他の実施例を説明するため
の平面図、第6図は本発明のさらに他の実施例を説明す
るための平面図、第7図は本発明の第4の実施例を説明
するための平面図である。 図において、11は弾性振動板、12は圧電振動素子、
14は共通電極、15〜18は第1〜第4の分割電極、
20a〜20dは切欠を示す。 第2図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圧電効果による屈曲振動を利用したスピーカであって、 弾性振動板と、 デジタル入力信号の各ビット信号毎に駆動される複数の
    圧電振動部を有し、かつ前記弾性振動板上に貼付けられ
    た圧電振動素子とを備え、 前記各圧電振動部がデジタル入力信号の各ビット桁の重
    みに対応した音圧を発生するように重み付けられており
    、かつ 隣接する前記圧電振動部間において、隣合う圧電振動部
    を分離するための溝または切欠が前記弾性振動板に至る
    深さに形成されていることを特徴とする、圧電スピーカ
JP29421388A 1988-11-21 1988-11-21 圧電スピーカ Pending JPH02141098A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7227966B2 (en) * 2001-09-10 2007-06-05 Fujihiko Kobayashi Piezo-electric speaker
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