JPH0214077B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0214077B2
JPH0214077B2 JP60233943A JP23394385A JPH0214077B2 JP H0214077 B2 JPH0214077 B2 JP H0214077B2 JP 60233943 A JP60233943 A JP 60233943A JP 23394385 A JP23394385 A JP 23394385A JP H0214077 B2 JPH0214077 B2 JP H0214077B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
data
key
block
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60233943A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62391A (ja
Inventor
Hiroaki Shinomya
Minetoshi Noguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP23394385A priority Critical patent/JPS62391A/ja
Publication of JPS62391A publication Critical patent/JPS62391A/ja
Publication of JPH0214077B2 publication Critical patent/JPH0214077B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、タブレツト上面に載置した刺繍す
べき図柄の輪郭を座標データとして読み取る刺繍
ミシンのデータ入力装置に関し、特に座標データ
ーの座標軸線を指示する方法に関する。
従来、この種の刺繍ミシンにおいては、刺繍デ
ータを作成するときには、マイクロコンピユータ
等を用いて文字等の図形の座標点をキーボードに
より入力していたが、これによれば作業が著しく
煩雑となり作業能率を低下していた。またキーボ
ードによる入力時に操作ミスによる誤入力が発生
し易く、一旦入力したデータは実際に刺繍を施し
て確認し、エラーの場合は再び最初から全座標点
をキーボード入力しなければならないが、作業を
煩雑とした。
この発明は、タブレツト、カーソルからなる読
み取り手段により図柄を読み取つて入力するよう
にして上記従来の欠点を解消すると共に、座標軸
線を任意に設定可能としてタブレツト上の図柄の
傾を補正できるようにすることを目的とする。
この発明の実施例を図面により説明する。1は
平坦な上面1aをもつ基台であり、上面1a上に
はベツト面2aを上面1aと同一平面とするよう
にミシン2を載置し、ミシン2は主軸(図示しな
い)と同一軸線上に設置した駆動モータ3に連動
して針4を上下動する。5は支持枠であり、布を
張設して保持する刺繍枠6を着脱可能に枠内に支
持し、支持枠5は基台1内方に配置したステツピ
ングモータ等の駆動手段(図示しない)に連動
し、上面1a上をミシン主軸の軸線方向に沿うX
方向及び軸線方向との交叉方向に沿うY方向との
合成方向へ移動可能とする。7はフロツピー読み
取り手段であり、フロツピーデイスク(図示しな
い)を着脱可能とする差し込み部7aを有して差
し込まれたフロツピーデイスクのデータを読み取
る。8はキーボードであり、読み取り手段におい
て読み取つたフロツピーデータの読み出し及びミ
シン2の縫い動作や支持枠5の移動制御等に関す
るデータのフロツピーデータへの書き込み等のた
めのキー操作群9と、挿作キー群9のキー操作に
関連して入力または出力したデータを文字表示す
る表示部10とをもつ。
11は周知のタブレツト(座標読み取り装置)
であり、コードを介してカーソル(読み取り器)
12を接続する。カーソル12は一端に上下に貫
通した窓孔に対し中心部に十字形の印13aを記
した透明なガラス13をはめこみ、他端の上面に
十六箇の操作キー14を配列し、各操作キー14
の操作時に信号発生を確認するために点灯するラ
ンプ15を設ける。タブレツト11上面にカーソ
ル12を載置すると、その載置位置における十字
形の印13aの交点に対応するタブレツト11上
面上の位置座標が検出され(第2図参照)、操作
キー14の操作に関連してその位置座標を読み取
り、各座標に各別に対応した座標信号を発生す
る。
16は制御装置であり、CRT表示を行なう表
示手段17、及び基本データを書き込むシステム
フロツピーデイスク(システムデイスク)を着脱
可能とする差し込み部18aとフロツピー読み取
り手段7に読み取らすデータ書込むデータフロツ
ピーデイスク(データデイスク)を着脱可能とす
る差し込み部18bとをもち、各フロツピーデイ
スクに書き込みまたは読み出しを行なうフロツピ
ー制御手段18、及び複数のキーをもつ操作手段
19、及びROM,RAM,CPU等をもつ制御回
路(図示しない)とからなり、制御回路には後述
するように第4図に示すフローに基づくプログラ
ムが記憶されている。第4図のフローにおいて、
システムデイスクより図形入力修正プログラム
「PTIN1」を読み込み、その「PTIN1」を処
理したデータを入力時にはシステムデイスクに書
き込み、修正時にはシステムデイスクから一度書
き込んだ処理データを読み出して修正を行ない、
再度システムデイスクに処理データとして書き直
す。「PTIN1」を処理してから表示指令の有無を
判断し、表示指令が出たときにシステムデイスク
より入力パターン表示プログラム「PTDIP」を
読み込み、その「PTDIP」に基づいてシステム
デイスクからの前記処理データを表示手段17に
CRT表示する。「PTDIP」の処理後または表示
指令がないときは修正の有無を判断し、修正時に
は前記したプログラム「PTIN1」に基づく修正
処理データの再書き込みを行なう。修正のないと
きはシステムデイスクより針落ち座標計算出力プ
ログラム「PTOUT」を読み込み、システムデイ
スクの処理データを処理してその処理結果、即ち
針落ち座標等のデータをデータデイスクに書き込
みフローを終える。
図面入力修正プログラム(PTIN1)について
さらに第5図フローにおいて説明する。読み込む
データが新規入力か、即ち修正か否かを判断し、
新規の場合には、タブレツト11上において読み
取られる原図が何倍に拡大されたものかをカーソ
ル12からのキー入力により読み込む。この倍率
の入力はカーソル12の「1」〜「9」の数字キ
ーによつて行なわれ、例えば「4」を入力したと
きは「1」を入力したときに較べスケールは1/4
倍になる。そして次に、「基線」の決定を行う。
基線とは、針落ち点をプロツトするために予め指
定する基準のXn座標であり、第3図Aに示すよ
うにタブレツト11のもつ絶対X座標との傾斜角
θで特徴づけられる。この傾斜角θの決定は、第
10図のフローに基づき、カーソル12により次
のように行なわれる。即ち、カーソル12の印1
3aを絶対座標の(Xa,Ya)点にあわせてキー
14aを押すことにより先ず(Xa,Ya)点の座
標を読み込み、次に(Xa,Ya)点から離隔する
(Xb,Yb)点でキー14aを押すことにより
(Xb,Yb)点の座標を読み込む。これらから、
X軸方向の距離LX=Xb−Xa及びy軸方向の距
離LY=Yb−Yaが演算され、続いてLXY=√
(Xb−Xa)2+(Yb−Ya)2が演算されて、cosθ=
LX/LXY,sinθ=LY/LXYが決定され、今後
は絶対座標Xに対してθ傾斜した基線がX軸とな
る。この基線Xnと絶対座標(X,Y)とはXn=
Xcosθ−Ysinθの関係にある。こうして座標変換
係数cosθ,sinθが決定されると、次には第11図
のフローに基づき、データの読み取り動作に入
る。
本実施例では、後の作用で詳述するように、原
図の読み込みに際して、例えば第3図Bに示すよ
うに原図を複数のブロツクに分割している。第1
1図のフローの「縫いの種類の選択」における
「縫いの種類」とは、本実施例においては、模様
縫い、刺繍縫い、ジヤンプの三種類であり、それ
ぞれカーソル12のキー14k、キー14l、キ
ー14mによつて指示する。模様縫いとは、第1
2A図に示すようにパターンの輪郭のみを縫うこ
とであり、刺繍縫いとは第12B図のようにパタ
ーンの内部を縫糸で埋め尽すことであり、ジヤン
プとは、第12C図に示すようにP1点から針落
ちすることなくP2点まで縫目が進むことである。
点数カウンタとは、例えば第3図に示すうに、1
ブロツク内の点を1〜5と順次加算してゆくため
のカウンタであり、先ずその計数値Pを「0」に
セツトし、カーソル12により点の読み取りを行
う毎に計数値Pを「1」だけカウントアツプす
る。次に、「全点終了」、即ちブロツクの読み取り
が終了か否かの判断を行う。カーソル12の
「D」キーが押された時点でブロツクの読み取り
の終了が判断される。「全点終了」に至つていな
いなら、「ブロツク再読取」か否かを判断する。
「ブロツク再読取」とは、作業者の操作ミスによ
り不本意な点が読み込まれた場合に、ブロツク全
体のデータを修正するために作業者がカーソル1
2のキー14jを押した場合である。キー14j
が押されると、ブロツク内のすべての点のデータ
がクリアされて、データを始めから読み直す必要
がある。キー14jが押されていないから、「前
点入力ミス」を判断する。「前点入力ミス」とは
今入力したデータが誤りであり、そのデータを修
正するために作業者がカーソル12のキー14i
を押した場合である。キー14iが押されると点
数カウンタの計数値Pが「2」だけカウントダウ
ンした後「1」だけカウントアツプするから一つ
前のデータがクリアされてそこに正しいデータを
読み込むことが可能となる。キー14jもキー1
4iも押されないときに、直ちに以下に示す「直
線」、「円」、または「円弧」の読み取り動作に入
る。
本実施例においては、一つのブロツクの縁を構
成する個々の辺(直線)、円弧、及び円をそれぞ
れユニツトと称する。直線がその両端の二点によ
り決定され、円及び円弧が同一線上にない三点に
より決定されることは周知であり、本実施例にお
けるユニツトの決定には、この幾何学的性質が利
用されている。即ち、例えば円弧を決定すべき点
が一点しかなかつたり、逆に四点以上ある場合は
エラーと見做すべきことになり、そのようなチエ
ツクは第16図のフローにより行なわれる。
カーソル12において、直線の指定はキー14
bに、円弧の指定はキー14cに、円の指定はキ
ー14dにそれぞれ対応している。カーソル12
によるこれらの各別の指定操作は第13図のフロ
ーの中で説明する。
第13図において、先ず以下で用いる「直線個
数」「円弧点数」「円点数」「円弧個数」「円個数」
の各カウンタの計数値を予め「0」にセツトす
る。そして以下、カーソル12のキー14b、キ
ー14cまたはキー14dの操作に関連してそれ
ぞれ「直線個数」、「円弧点数」または「円点数」
カウンタを「1」だけカウントアツプする。「直
線個数」カウンタが「1」だけカウントアツプす
ると、「円弧点数」カウンタの計数値が判断され
る。例えば第14図のような点P1〜P4を入力す
る場合、P1〜P3が円弧でありP3〜P4が直線であ
るとする。カーソル12の印13aを点P1に一
致させてキー14cを押し、次に、印13aを点
P2に一致させてキー14cを押すと、「円弧点
数」カウンタの計数値は「2」となる。このと
き、印13aを点P3にあててキー14bを押す
と、点P1,P2,P3により円弧が1つ決定される
から「円弧個数」カウンタの計数値が「1」だ
け、カウントアツプするとともに、一つの円弧の
決定が終了したことにより、「円弧点数」カウン
タは「0」にクリアされる。この場合は正常であ
るから、第13図のフローのチエツク機能は作動
しない。ところが、「円弧点数」カウンタが「1」
の時点で、即ち第15図に示すように、P1を入
力した時点でカーソル12の印13aを点P2
一致させて直線を指示するキー14bを押してし
まうと、P1とP2とでは円弧を決定することがで
きないから、ブザーが鳴りデータ入力のミスが報
告される。この場合には第11図のフローによ
り、カーソル12のキー14jまたはキー14y
を押してデータを修正する必要がある。また、第
16図において、点P1,P2でともにキー14C
を押して、点P3でもキー14Cを押した場合に
は、点P1,P2,P3により円弧が決定されて「円
弧個数」カウンタの計数値が「1」カウントアツ
プされることは上記と同様であるが、点P3は円
弧の最終であるとともに次の円弧の始点と見做さ
れ、「円弧個数」カウンタの計数値は「0」でな
く「1」となり、エラーとはならない。また、第
17図において、点P1,P2,P3でともにキー1
4dを押すと、円点数カウンタの計数値は「3」
となつて、点P1,P2,P3により円が決定される
ので「円個数」カウンタの計数値が「1」だけカ
ウントアツプされる。そこでもし、円中の点P4
にカーソル12の印13aを一致させてキー14
dを押すと、「円点数」カウンタの計数値がさら
に「1」だけカウントアツプされ「4」となる
が、本実施例においては第18図に示すように点
P4を通り点P1,P2,P3と同心な円が形成される
のでこれはエラーとは見做されない。しかし、
「円点数」カウンタの計数値がさらに「1」だけ
カウントアツプされて「5」となると、点が多す
ぎることになるのでブザーが鳴つてエラーが報知
される。
こうして、全点のチエツクが終了すると、その
終点における「円弧点数」カウンタの計数値を判
断し、その計数値が「0」であれば既に円弧が完
結しているので次の第17図のフローに進む。ま
た第19図に示すように最終点Plよりも一つ前の
点Pl1における「を弧点数」カウンタの計数値
が「2」であれば、最終点Plにおいて、カーソル
12のキー14nにより入力されるデータと点
Pl2,Pl1の三つのデータにより円弧を完成さ
せて円弧を一つ完結させ、「円弧個数」カウンタ
の計数値を「1」だけカウントアツプする。とこ
ろがもし、点Pl1で「円個点数」カウンタが
「1」であれば最終点Plにより円弧を完結するこ
とが不可能になるからブザーを鳴らしてエラーを
報知する。
第20図は、第11,12図により入力した点
のデータを直線、円弧、または円の複数のユニツ
トに分割し、各ユニツトに対し、後述する針落ち
点の計算に利用する構成データを与えるためのフ
ローである。ここでユニツト個数とは第16図の
フローにおける「直線個数」カウンタ、「円弧個
数」カウンタ及び「円個数」カウンタの計数値の
総和である。
構成データとは、各ユニツトに個別に対するD
(X,1)〜D(X,5)の5個の数字である。X
は、各ユニツトを識別するための続き番号であ
る。先ずD(X,1)はユニツトの種類を示すた
めのコードであり、直線では「0」、円弧では
「1」、円では「2」と与える。D(X,2)には、
そのユニツトの始点となる点の番号(第3図B参
照)を与え、D(X,3)にはそのユニツトの中
点となる点の番号を与える。但し、直線ユニツト
は中点をもたないので、便宜的に「−1」を与え
る。D(X,4)にはそのユニツトの終点となる
点の番号を与える。とくに、ブロツクの最終のユ
ニツトが直線であると、そのユニツトの終点はブ
ロツクの始点に一致するため、J=0とおいて、
D(X,4)=0+1=1、且つJ=0+1=1に
戻す。ブロツクの最後のユニツトが円弧である場
合にも、そのユニツトの終点がブロツクの始点に
一致するため、先ずJ=−1とおいて、D(X,
4)=−1+2=1かつJ=−1+2=1に戻す。
こうしてデータチエツク及び各ユニツトへの構成
データの付与が1ブロツクに亘つて終了すると、
第5図のフローに戻つて「振り」及び「ピツチ」
の指定入力を行う。「ピツチ」はカーソル12の
数字キー14a〜14jを用いて0.1mm単位で行
う。例えばキー14b、キー14cと続けて押す
と針落ち点間のピツチとして0.1×12=1.2mmが設
定される。
続いて、カーソル12を用いて1ブロツク内に
おける「振り」が指定される。本実施例において
は、「振り」には第30図に示すような「方向指
定」、第36に示すような「中振り」の二種類が
ある。「方向指定」においては、図示しないが第
10図と同様のフローに基づき、カーソル12の
キー14aを先ず一度押し、次にカーソル12の
印13aを移動してキー14aを再び押すことに
より基線Xn(第3図)に対する振り方向が決定さ
れる。また、「中振り」はカーソル12のキー1
4hを押すことによつて指定される。
こうして1ブロツクのデータ読み取りが完了す
るとその原図(パターン)の全ブロツクのデータ
読み取りが完了したか否かを完了指令の有無、即
ちカーソル12のキー14nが二回続けて押され
たか否かにより判断し、その完了時にはそれらの
データをデータデイスクへ登録する際の登録番号
(パターンNo.)に関する指令入力を読み込み、こ
れは「PTIN1」で処理したデータをパターンデ
ータとしてシステムデイスクに格納する。
次に入力パターン表示プログラム「PTDIP」
について第6図のフローに沿つて説明する。
パターン入力修正プログラム「PTIN1」によ
り格納したパターンデータをシステムデイスクよ
り読み込み、そのデータのX,Y軸の最大値
XMAX,YMAX、及び最小値XMIN,YMIN
を選出する。即ち、第21,22図のフローにお
いて、先ず1パターン中のデータをロードし、そ
の第1ブロツクの最初の点(X(1),Y(1))を以つ
て一たんXMAX=X(1),YMIN=X(1),YMAX
=Y(1),YMIN=Y(1)と代入する。次に第1ブ
ロツク内の次の点(X(2),Y(2))とXMAX,
XMIN,YMAX,YMINとの大小を比較し、
XMIN>X(2)ならXMIN=X(2),XMAX<X(2)
ならXMAX=X(2)、YMIN<Y(2)ならYMIN=
Y(2)、YMAX<Y(2)ならYMAX=Y(2)とおく。
この比較を第1ブロツク内の次々の点について繰
り返し、第1ブロツク内の全点についてその比較
が終了すると次のブロツクのデータを読み出して
さらに比較を行う。すると全ブロツクについてこ
れらの比較が終了した時点でXMAX,XMINは
それぞれ1パターンにおける全ブロツク中のデー
タのX座標の最大値、最小値を示し、YMAX,
YMINはそれぞれY座標の最大値、最小値を示
す。そこで、LX=XMAX−XMIN,LY=
YMAX−YMINによりデータのX,Y方向の広
がりLX,LYを演算し、MX=XMIN+LX/2,
MY=XMIN+LY/2によりデータの中心座標
を演算する。また、LX,LYのうち大きい方を
LXYとおき、このLXYの値に反比例してスケー
リングすることにより、原パターンの大きさに拘
らず一定のスケールでパターンをCRTに表示す
るようにする。
スケーリングが終了すると第23,24図のブ
ロツク毎の表示ルーチンに入る。第23図のフロ
ーにおいて、1ブロツクのデータを読み出して前
記SCLの値に基づきデータのスケールを拡大また
は縮小した後、1ブロツク内において最初のユニ
ツトが直線、円弧、または円のうちどれであるか
を判断する。ユニツトが直線であれば、始点と終
点とをマークしてその間を直線で結ぶ。また、円
または円弧である場合には、その始点P1=(X1
Y1)、中点P2=(X2,Y2)、終点P3=(X3,Y3
をプロツトし、第25図のフローに基づき中心座
標(X0,Y0)及び半径Rを算出する。即ち、第
23図のフローにおいて、P1,P2を通る直線
L1:(X−X1)(Y2−Y1)=(X−Y1)(X2−X1
及びP2,P3を通る直線L2:(X−X2)(Y3−Y2
=(Y−Y2)(X3−X2)を定める。このとき、L1
とL2とが平行、即ち(Y2−Y1)/(X2−X1)=
(Y3−Y2)/(X3−X2)であれば三点が同一直
線上にあるため円または円弧は形成できないから
フローはリターンする。この場合は円または円弧
を決定するためのデータを入力し直す必要があ
る。さて、L1とL2とが平行でないならP1,P2
中点を通り、L1に垂直な直線L1′:−〔X−(X1
Y2)/2〕(X2−X1)=〔Y−(Y1+Y2)/2〕
(Y2−Y1)及びP2,P3の中点を通り、L2に垂直
な直線L2′:−〔X−(X2+X3)/2〕(X3−X2
=〔Y−(Y2+Y3)/2〕(Y3−Y2)を定めて、
L1′とL2′の交点(X0,Y0)を次のようにしても
とめる。
この交点(X0,Y0)が円または円弧の中心座
標となるので、R=√(102+(002
により半径Rを計算する。
ユニツトが円であれば、中心座標(X0,Y0
と半径Rに基づき直ちに円を描くが、円弧の場合
は方向角が限定されているので、さらにその方向
角AG1,AG2を演算する。即ち、 AG1=tan-1〔(Y1−Y0)/(X1−X0)〕1 AG2=tan-1〔(Y3−Y0)/(X3−X0)〕 こうして、方向角AG1とAG2の範囲内に円弧を
描く。
上記のようにして1ブロツク内のユニツトを一
つづつCRTに表示していくとともに、第24図
のフローにより1ブロツクの表示の完了に関連し
てブロツクカウンタの計数値Nを「1」だけカウ
ントアツプし、併せてブロツクカウンタの計数値
Nを、今表示を完了したブロツクの近傍に表示す
る。次に、この計数値Nを「6」で割り、その余
りSが0であれば、例えば、「紫」のカラーコー
ドを発生し、S=1であれば「赤」のカラーコー
ドを発生し、S=2であれば「黄」のカラーコー
ドを発生し、S=3であれば「青」のカラーコー
ドを発生し、S=4であれば「緑」のカラーコー
ドを発生し、S=5であれば「白」のカラーコー
ドを発生する。即ち、各ブロツクの輪郭線は順次
に異なる色でCRTに表示される。全ブロツクの
表示の終了時には先に登録したパターンNo.を表示
し、ハードコピー(PRINT)が必要なときはコ
ピーして終える。
次に、針落ち座標計算出力プログラム
「PTOUT」について、第7図のフローに沿つて
説明する。先ず、システムデイスクよりパターン
を読み出し、後述する針落ち座標データを格納す
べきデータデイスクのデータ内容をチエツクして
書き込み容量の有無を確認する。次に、全ブロツ
クのデータ格納の終了を判断し、終了していない
ときには、一ブロツク毎のデータをシステムデイ
スクより読み出し、次に説明する針落ち座標算出
ルーチン(フロー第26〜29図、第35図,第
37図)の処理を行う。
第26図のフローに示すように、針落ち座標算
出には)振り方向指定刺繍)中振り刺繍模
様縫い)飛ばし(ジヤンプ)の四種類があり、
このうちどの方式で針落ち座標を算出するかは、
第11図のフローに示したように、1ブロツクの
データの読み取り前の、カーソル12のキー14
(刺繍)、キー14k(模様)、またはキー14m
(ジヤンプ)の操作によつて指定され、さらに第
5図のフローに示したように、とくに刺繍を指定
して1ブロツクのデータの読み取り後に、カーソ
ル12のキー14a(振り方向指定)またはキー
14h(中振り)の操作によつて指定される。
) 振り方向指定刺繍 第27〜29図のフローに基づき第30図を
用いて説明する。第5図のフロー中で基線Xn
に対する振り方向が既に指定されているので、
ブロツクB1の始点P1=(X(1),Y(1))を通り振
り方向に平行な直線L1を定める。今L1を定数
a,b,cをもつてaX+bY+c=0と記すこ
とにする。また、定数c1をもつて点P1を通りL1
に垂直な直線DL:−bX+aY+c1=0を定め
る。次に刺繍の進行方向をチエツクし、例えば
第30図ではブロツクB1のデータはL1よりも
上方にあるから、刺繍を上方に進める。次に、
針落ち点座標のための二次元のエリア(U
(J),V(J)を用意する。Jは針落ち座標カ
ウンタの計数値であり、針落ち点が一つ演算さ
れる毎に「1」だけカウントアツプする。初期
状態において先ずJ=1とセツトして、V(1)=
X(1)、U(1)=Y(1)と針落ちの第1点目にはブロ
ツクB1のスタート点P1の座標を格納する。次
に、直線L1を第5図のフローで入力した針落
ちのピツチP分だけ上方へ平行移動して直線
L2:aX+bY+c−λ=0(λ=P√22
b)とする。すると例えば第28図においては
直線L2はユニツトM1及びユニツトM2とそれぞ
れ一点で交わる。
交点カウンタの計数値Kは、例えば上記一本
の直線L1またはL2等が一つのユニツトに交わ
る毎に「1」だけカウントアツプするものであ
り、ユニツトとの交点が存在するか否かは一つ
の直線(L1を上方に(n−1)λだけ平行移
動させたものをLn:aX+bY+C−(n−y)
λ=0とする)上で例えば第30図における右
から左へと順次判断してゆき、この判断が終了
してLnをLn+1と上方へピツチPだけ進めた
時点で計数値Kを「0」にクリアする。
ユニツトと直線Lnとの交点の座標は第29
図のフローに従つて算出される。先ず、ユニツ
トが直線である場合、そのユニツトの両端の座
標を(X1,Y1),(X2,Y2)とする。直線
Ln:aX+bY+c−(n−1)λ=0がこのユ
ニツトと交わるためには点(X1,Y1)及び
(X2,Y2)が直線Lnを挾んで対向することが
必要十分である。即ち、Z1=aX1+bY1+c−
(n−1)λ、Z2=aX2+bY2+c−(n−1)
λとおいたときZ1Z2>0であれば、そのユニツ
トと直線Lnとは交点なしと見做し、Z1Z2
であれば交点ありとして次の交点計算に進む。
即ち、点(X1,Y1)及び(X2,Y2)を通る直
線は(X−X1)(Y2−Y1)=(Y−Y1)(X2
X1)、これとLnとの交点(xk+1、yk+1)
は、 こうして交点が一つ算出されたので交点カウ
ンタの計数値Kを「1」だけカウントアツプす
る。
次に、ユニツトが円または円弧である場合、
円弧の三点を(X1,Y1)(X2,Y2)(X3,Y3
とする。この三点から第25図のフローに基づ
き円(円弧)の中心座標(X0,Y0)及び円
(円弧)の半径Rを算出する。次にLnに垂直で
点(X0,Y0)を通る直線Lt:−b(X−X0)+
a(Y−Y0)=0を定める。そして、LtとLnと
の交点(XX,YY)を により算出し、点(X0,Y0)と点(XX,
YY)との距離H1をH1=√(0−)2+(0
−YY)2により計算する。このH1と半径Rとを
比較し、H1>Rであれば直線Lnは円(円弧)
に対してその中心(X0,Y0)から半径Rより
も遠い箇所を横切ることになるので円とは交わ
らず、従つて交点なしとする。ところがH1
RであればLnと円とは交わるので次の交点計
算に進む。即ち、Ln:aX+bY+C−(n−1)
λ=0 円:(X−X02+(Y−Y02=R2 をXとYについて連立して解いて二つの交点
P1=(Xk+1,Yk+1)P2=(Xk+2,Yk+
2)を得る。(煩雑になるので具体的な計算式
は省略する) さて、ユニツトが円であれば算出した交点
P1,P2は必ずユニツトに属しているので交点
カウンタの計数値Kを「2だけ」カウントアツ
プする。ところがユニツトが円弧であれば、交
点P1,P2がユニツト内に属さない場合がある
ので、P1,P2について次のようにしてユニツ
トに属するか否かを判断する。即ち、円弧の三
点(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)につい
て中心(X0,Y0)からの方向角AG1,AG2
AG3を AG1=tan-1〔(Y1-Y0)/(X1-X0)〕 AG2=tan-1〔(Y2-Y0)/(X2-X0)〕 AG3=tan-1〔(Y3-Y0)/(X3-X0)〕 により算出し、次に、交点P1,P2の方向角
AG4,AG5を AG4=tan-1〔(Yk+1−Y0)/(Xk +1−X0)〕 AG5=tan-1〔(Yk+2−Y0)/(Xk +2−X0)〕 により算出し、AG1<AG4<AG2またはAG2
AG4<AG3が成立するときのみP1を円弧の交点
と見做して交点カウンタの計数値Kを「1」だ
けカウントアツプし、次にAG1<AG5<AG2
たはAG2<AG5<AG3が成立するときのみP2
円弧の交点と見做して交点カウンタの計数値を
さらに「1」だけカウントアツプする。
1つの直線Lnについて、各ユニツトの交点
がすべて算出されると、交点カウンタの計数値
Kの値に関連して第28図のフローに基づき次
のようなチエツクを行う。
(1) K=0 この場合には、ユニツトと直線Lnとの交
点がないので最終点を算出したかどうかをチ
エツクし、最終点が算出されていればそのブ
ロツクに関する針落ち点の演算は終了する。
(2) K=1 この場合には、得られた交点の値(x1
y1)をそのまま針落ち座標(U(J+1),V
(J+1)に格納して、針落ち座標カウンタ
の計数値Jを「1」だけカウントアツプす
る。
(3) K=2 ユニツトと直線Lnとの交点の数が2とな
るのは第31A,31B,31C図のような
三つの場合がある。
第31A図の場合、直線Lnが二つのユニ
ツトM1,M2の連結点と交叉しているので、
直線Lnは二つのユニツトM1,M2の双方と交
わることになり、従つて、交点K=2と見做
される。ところが、実は二つの交点(x1
y1),(x2,y2)は同一であるからx1=x2,y1
=y2とおいてK=1の場合に帰着される。
第31B図の場合、一つの直線Lnが異な
る二つのユニツトM1,M2に、互いに相違な
る点(x1,y1),(x2,y2)で交わつている。
このときは直線LnよりもPだけ下降した、
直線Ln−1との各ユニツトとの交点のうち
最終の針落ち座標に指定された針落ち点(U
(J),V(J))と点(x1,y1)及び(x2,y2)と
の距離D1,D2を D1=√(1−(J))2+(1−(J))2 D2=√(2−(J))2+(2−(J))2 により各別に算出し、D1>D2であれば点
(x1,y1)を選出し、D1<D2であれば点
(x2,y2)を選出し、選出した方の点の座標
値を(U(J+1),V(J+1)に格納し、
針落ち座標カウンタの計数値Jを「1」だけ
カウントアツプする。
第31C図の場合、上記とは異なつて二つ
の相違なる交点(x1,y1),(x2,y2)は一つ
の円弧ユニツトM4に属するが、この二点の
処理は第29B図の場合と同様に行なわれ
て、一つ前の針落ち点(U(J),V(J))よりも
遠い方の点を次の針落ち点(U(J+1),V
(J+1))に選出し、針落ち座標カウンタの
計数値Jを「1」だけカウントアツプする。
(4) K=3 第32図のように、一方の交点がユニツト
M1,M2の両者に亘り、(x1,y1),(x2,y2
とが重複している場合のことである。このと
きはx1=x2,y1=y2とおくことにより第31
B図の場合に帰着される。もし、第31B図
の場合に帰着し得ないならエラーと見做す。
(5) K=4 第33図のように、一方の交点がユニツト
M1,M2の両者に亘り(x1,y1),(x2,y2
とが重複するとともに、他方の交点が、ユニ
ツトM3,M4の両者に亘り(x3,y3),(x4
y4)も重複している場合であり、x1=x2,y1
=y2かつx3=x4,y3=y4とおくことにより第
31B図の場合に帰着される。もし、第31
B図の場合に帰着し得ないならエラーと見做
す。
(6) K>4 本実施例では一つの直線Lnのユニツトと
の交点Kは最大「4」であるため、もしKが
「4」よりも大きくなると、直ちにエラーと
見做す。
こうしてフローが第28図から第26図に
リターンすると直線LnはさらにピツチP分
上方に移動してLn+1となり、今度はこの
直線Ln+1について第29図のフローに基
づきユニツトとの交点が算出され、その交点
の数Kについて第28図のフローに基づきチ
エツクが行なわれる。
とくに、第34図のようなK=2の典型的
な場合について説明する。この場合、直線
Ln,Ln+1,Ln+2はそれぞれユニツト
M1,M2と一回づつ交叉し、Ln,Ln+1,
Ln+2とユニツトM1,M2との交叉は全部で
6個となる。ところが、これらの交点がすべ
て針落ち点に指定される訳ではなく、第28
図のフローに示されるように針落ち点は、一
つの直線Lnのうち一点が選択されるのみで
ある。今、直線Lnについては、ユニツトM2
と交叉する右側(第34図)の方が針落ち点
(U(J),V(J))に選択されているとする。す
ると、Ln+1のユニツトM1,M2との二つの
交点のうち明らかにユニツトM1側の交点の
方がユニツトM2側の交点よりも(U(J),V
(J))から遠いので、ユニツトM1側の交点が
次の針落ち点(U(J+1),V(J+1))に
選択される。同様にしてLn+2とユニツト
M1,M2との交点においては今度はユニツト
M2側の交点が針落ち点(U(J+2),V(J
+2))に選択される。このようにして、針
落ち点はユニツトM1,M2間を往復しながら
進行し、針振り方向が直線Lnにほぼ平行す
る刺繍縫目となる。
(b) 中振り刺繍 「中振り」とは刺繍縫目において、針振り方
向がある中心点から放射状に変化してゆくもの
を言い、針落ち点は第35図のフローに基づい
て算出される。即ち、先ず第37図のブロツク
の外側の円弧ユニツトM1について、その三点
P1=(X1,Y1),P2=(X2,Y2),P3=(X3
Y3)から第25図のフローに基づき円弧の中
心(XX0YY0)及び円弧の半径R0を算出する。
次に始点P1の方向角AG1=tan-1〔(Y1
YY0)/(X1−XX0)〕及び終点の方向角AG2
=tan-1〔(Y3−YY0)/(X3−XX0)〕を計算
し、1ピツチに対応する角度AGPを、R0×
AGP=PからAGP=P/R0と算出し、角度の
初期値AGXをAG1とおく。続いて、P1=(X1
Y1)第一針目の座標(U(1),V(1))に格納し、
円弧ユニツトM1の全体角度PIO=|AG1
AG2|を計算し、全点数I=PIO/AGPをも
とめる。次に針数カウンタの計数値Jを「1」
にセツトし、既にU(1)=X1、V(1)=Y1とおい
ているのでJを「1」だけカウントアツプし、
AGXにAGPを加える。
以上のように設定すると、J=1の針落ち点
が外側の円弧ユニツトM1に属することになる
から、Jが奇数のときはユニツトM1側の点を
選択し、Jが偶数のときはユニツトM2側の点
を選択することにすれば、針落ち点はユニツト
M1とユニツトM2間を往復して刺繍縫いとな
る。そこで、Jを「1」だけカウントアツプ
し、AGXにAGPを加えた後に、Jが偶数か奇
数かを判断し、Jが奇数であれば中心点
(XX0,YY0)から針落ち点までの距離RRを
R0とおく。またJが偶数であればブロツクが
中抜きであるか否かを判断する。中抜きでない
とは、例えば第38図の円の場合のように中心
点(X0,Y0)がブロツク内に含まれてしまう
場合のことである。もし中抜きでないならR=
1mmとおく。後述するように、このことは例え
ば第39図において半径1mmの円形の中抜きE
を設けることに等しい。また、中抜きであれば
円弧ユニツトM1の内側に他のユニツトM2が存
在するから点(XX0,YY0)を通り方向角
tanAGXの直線LA:Y−Y0=tanAGX(X−
X0)とユニツトM2との交点をもとめる。これ
には、第29図のフローにおいて直線L1の方
程式のかわりに直線LAの方程式を代入し、交
点の座標(xk+1,yk+1)を算出する。そ
して、R=√(+1−02+(+1−02
を計算する。
さて、中振りにおいては第37図から明らか
なように縫目間隔は中心座標(X0,Y0)に近
づくほど狭まり、目づまりが生じやすくなる。
そこで、第38図に示すように、ピツチPが小
さい場合及び内側のユニツトM2が中心座標
(X0,Y0)に近接している場合には次のように
して目づまりを防止する。即ち、先づ設定した
ピツチPが例えば0.4mmよりも大きいか否かを
判断し、ピツチPが0.4mmよりも大きい場合は
目づまりは生じないものとして以下に示す処理
は行なわず直ちにRR=Rとおく。ピツチが0.4
mmより小さければRがR0/3より小さいか否
かを判断し、RがR0/3より大きければ内側
のユニツトM2(第38図)における縫目の密集
度は外側のユニツトM1に較べてあまり高くな
いとしてやはりRR=Rとおく。ピツチが0.4mm
より小さくRがR0/3より小さければJが4
の倍数は否かを判断し、4の倍数でなければ
RR=Rとおき、Jが4の倍数であればRR=
1/3R0とおく。そして、Jの偶奇性及び4の倍 数か否かで各別に算出したRRを以て、U(J)=
XX0+RR・cosAGX V(J)=YY0+RR・sinAGXによりJを「1」
つづつカウントアツプしながら針落ち点の座標
(U(J),V(J))をJ<Iとなるまで順次算出し、
J>Iに関連して(U(J),V(J))=P3=(X3
Y3)の座標点の値を格納してフローはリター
ンする。
即ち、ピツチP0.4mmまたはR1/3R0とな る場合は目づまりを生じないものとしてJが偶
数のときはRR=Rと設定するので、針振り方
向は点(X0,Y0)を中心とする放射方向とな
り、針落ち点は第37図においてJが奇数のと
きは円弧ユニツトM1上にあり、Jが偶数のと
きはユニツトM2上にあるように時計方向に進
行する。
ところがピツチP<0.4mmかつR<R0/3の
ときはJが偶数の場合において、Jが4の倍数
であればRR=1/3R0とおきJが4の倍数でな ければRR=Rとおくので、第38図に示すよ
うに、ユニツトM2上にあるべき針落ち点のう
ち半数がRよりも(X0,Y0)に対して外側の
RR=R0/3上に設定されることになり、従つ
てユニツトM2上の縫目の密集度が半分に軽減
されて目づまりが防止される。第39図の円の
場合も、中心点(X0,Y0)の周囲に設定した
中抜きEを第38図におけるユニツトM2に見
たてて、同様の処理を行う。
) 模様縫い 「模様縫い」とは、前記したようにユニツト
の輪郭上に所定ピツチPで縫目を形成するもの
であり、第40図のフローに基づき、針落ち座
標の算出を行う。フローにおいて、先ず針数カ
ウンタの計数値Jを0にリセツトし、縫目を形
成すべきユニツトが直線か円(円弧)かを判断
する。以下、直線の場合と円弧の場合に分けて
説明する。
(1) 直 線 ユニツトの両端の点(X1,Y1),(X2
Y2)からユニツトの方向角AGX=tan-1
〔(Y2―Y1)/(X2―X1)〕及びユニツトの
長さH=√(212+(212を算出
し、ピツチPによりユニツト内の点数I=
H/Pを計算する。
次に、ユニツト個別の針数カウンタの計数
値JOを「0」にリセツトし、 U(J+1)=X1+JO・P.cosAGX V(J+1)=Y1+JO・P・sinAGX とおいて針落ち点(U(J+1),V(J+
1))を算出し、この算出が終了するとJO及
びJを「1」だけカウントアツプして再び
(U(J+1),V(J+1))の算出を繰り返
えす。こうしてJOが点数Iよりも大きくな
るとI(J+1)=X2,V(J+1)=Y2(ユニ
ツトの最終点)とおいてJを「1」だけカウ
ントアツプし、次のユニツトの針落ち点の計
算に進すむ。
(2) 円 弧 ユニツトの三点(X1,Y1),(X2,Y2),
(X3,Y3)から第25図のフローに基づき中
心座標(X0,Y0)及び半径Rを算出し、さ
らには角度の初期値AG1=tan-1〔(Y1
Y0)/(X1−X0)〕、角度の最終値AG2
tan-1〔(Y3−Y0)/X3−X0)〕全体角AGT
=|AG2−AG1|、及び1ピツチに対する角
度AGP=P/Rを算出する。I=AGT/
AGPにより点数Iを計算してユニツト個別
のカウンタの計数値JOを「0」にリセツト
し、 U(J+1)=X0 +R・cos(AG1+J0・AGP) V(J+1)=Y0 +R・sin(AG1+J0・AGP) とおいて針落ち点(U(J+1),V(J+
1))を算出し、この算出が終了するとJO及
びJを「1」だけカウントアツプして再び
(U(J+Y),V(J+1))の算出を繰りか
えす。こうしてJOが点数Iよりも大きくな
るとU(J+1)=X3,V(J+1)=Y3(最終
点)とおいてJを「1」だけカウントアツプ
する。針数カウンタの計数値Jは一ブロツク
内において各ユニツトに亘る針落ち番号の連
番を与える。
以上の算出が一ブロツク内の全ユニツトに
亘つて終了すると、フローはリターンする。
) ジヤンプ ジヤンプとは、第12C図に示すようにP1
点数からP2点まで針落ち点が針落ちすること
なく移動することであり縫目形成には関与しな
い。尚、本実施例では、ジヤンプを一ブロツク
と見做す。
こうして針落ち座標の算出が終了すると、第
40,41,42図の針落ち座標格納フローに
入る。針落ち座標格納フローは針落ち座標デー
タに振りを指定する特定の16進コマンドコード
を与えるとともに、針落ち座標データを相対座
標に変換するためのものである。相対座標に変
換するのは、刺繍ミシンの駆動源にとつて必要
なデータが針落ち座標自体でなく、現在の針落
ち座標から次の針落ち座標までどの方向にどれ
だけの距離進むかであるためである。
フローにおいて、先ず現在のデータが第一ブ
ロツクのものであるのか否かを判断し、第一ブ
ロツクであれば直ちにスタートコード7Dを出
力するとともにU0=U(1),V0=V(1)とおく。
また、第一ブロツクでなければ、第42図のフ
ローに基づき前ブロツクとのつなぎ目のチエツ
クを行う。即ち、前ブロツクの最終点を(U0,
V0)、現在の第1点を(U(1),V(1))とすると
き、二点間隔の距離L=√(0−(1))2+(0
−V(1))2を算出してLの値を判断し、L=0な
ら直ちにリターンし、L≠0なら「80」(模様
を指令するコマンドコード)を出力して、
(U0,V0)と(U(1),V(1))とを直線縫目で
結ぶ。
次に、カーソル12のキーにより入力した振
りの種類に基づき、「振り方向指定刺繍」のう
ち振り方向が基線Xn(第3図)に対して45゜よ
りも大きければ縦振り刺繍と見做してコマンド
コード「FF」を出力し、振り方向が基線に対
して45゜よりも小さければ横振り刺繍と見做し
てコマンドコード「EE」を出力し、「中振り」
であればコマンドコード「7F」を出力し、模
様であればコマンドコード「80」を出力し、ジ
ヤンプであればコマンドコード「7E」を出力
する。コマンドコードが指定されると、1ブロ
ツク内の全針数Jを読み出して、所定のカウン
タの計数値JJを1にリセツトしてから、JJを
「1」だけカウントアツプする。このJJを用い
て、1ブロツク内の全データを次のようにして
相対座標(UU,VV)に変換する。即ち、UU
=U(JJ)−U0,VV=V(JJ)−V0、初期状態
ではU0=U(1),V0=V(1)のとおき、かつJJを
「1」から一つカウントアツプするから UU=U(2)−U(1),VV=V(2)−V(1) UU,VVのうちどちらか一方がピツチPを
越えていないかどうかを確認し、UU,VVと
もにピツチより小さければUU,VVの値をバ
イナリーコードに変換してデータデイスクに出
力する。もし、UUまたはVVのうち一方がピ
ツチPよりも大きければ、例えば第30図から
分かるように、それは何らかのデータの演算ミ
スに該当するのでエラーと見做す。その後一般
にJJ番目の針落ち点の座標(U(JJ),V(JJ)
についても、U0=U(JJ),V(0)=V(JJ)と
おき、JJを「1」だけカウントアツプして UU=U(JJ+1)−U(JJ), VV=V(JJ+1)−V(JJ) を演算することによりJJ番目の相対座標
(UU,VV)をデータデイスクに出力する。こ
うしてJJを「1」づつカウントアツプしてゆき
JJ>Jとなるとブロツクのすべての針落ち点座
標を相対座標に変換し、データデイスクへの格
納を終了したので、第43図のデイレクトリ部
書き込みフローを処理し、データデイスクのデ
イレクトリ部にパターンNo.、各トラツクNo.等を
書き込んで終える。
この発明は以上のような構成であり、次にパタ
ーンを入力する場合を具体例に基づいて説明す
る。タブレツト11上に原図の用紙を載置し、例
えばアルフアベツトの「B」及びエクスクラメー
シヨンマーク「!」を読み取るものとする。先ず
「B」については第47図に示すように六箇のブ
ロツクに分割する。尚、第44〜53図において
は既に読み取つたブロツクのみを図示し、順次読
み取りの終了したブロツクをそれに付け加えてい
く。
さて、操作手段19の操作により新規入力を指
定し、カーソル12の例えばキー14bを押して
スケールを1倍に設定した後に、第42図におい
てタブレツト11上のS1点にカーソル12の印1
3aを一致させてキー14aを押し、続いてS2
に印13aを一致させてキー14aを押すことに
よりS1,S2点を結ぶ基線Xnが指定され、次に座
標変換係数算出ルーチン(第10図)によりタブ
レツト11のX軸に対する基線Xnの傾きθが算
出される。
次に、第44図において、カーソル12のキー
14lを押して「刺繍縫い」を指定した後にアル
フアベツト「B」の第1ブロツクの左下隅の点
P1にカーソル12の印13aを一致させ、次の
点P2までの経路が直線であるから「直線」の入
力に対応するキー14bを押し、次に点P2に印
13aを一致させてキー14bを押し、これによ
りP1,P2間の読み取りが終了する。さらに、引
き続きP2―R3―P4―P5―P6―P7と印13aを一
致させて各別にキー14bを押し、第1ブロツク
の最終点P8でブロツクの終了を指示するキー1
4nを押すことにより、第一ブロツクのデータ読
み取りを終える。次に、タブレツト11上のQ1
点にカーソル12の印13aを一致させてキー1
4aを押し、続いてQ2点に印13aを一致させ
てキー14aを押すことによりQ1―Q2方向(横
方向)に振り方向が指定される。この後、カーソ
ル12の数字キー、例えばキー14cを押すこと
により振りのピツチ「P=0.2mm」が設定される。
第45図の第2ブロツクについても、先ずカー
ソル12のキー14lを押して「刺繍縫い」を指
定する。第2ブロツクは、第1ブロツクと同様に
直線ユニツトのみから成るので、第1ブロツクの
場合と同様にして点P1―P2―P3―P4―P5と順次
読み取つてゆけばよい。読み取りが終了すると、
カーソル12の印13aを点Q1に一致させてキ
ー14aを押し、続いて印13aを点Q2に一致
させてキー14aを押すことによりQ1―Q2方向
(縦方向)に振り方向が指定される。この後、カ
ーソル12の、例えばキー14bを押すことによ
り振りのピツチ「P=0.1mm)が設定される。
第44図の第3ブロツクについても、先ずカー
ソル12のキー14lを押して「刺繍縫い」を指
定する。第3ブロツクはP1―P2―P3及びP4―P5
―P6が円弧ユニツトなので先ずカーソル12の
印13aを点P1に一致させて「円弧」を指定す
るキー14cを押す。すると、第13図のデータ
チエツクルーチンにおいて、「円弧点数」カウン
タの計数値が「1」となる。そこでもし、点P2
で誤つて「直線」を指定するキー14bを押す
と、円弧点数が「1」の状態で「直線個数」カウ
ンタの計数値がカウントアツプされるので、第1
3図のフローによりエラーが判断され、このエラ
ーはブザーにより報知される。ここで、カーソル
12のキー14jを押すと第11図のフローによ
り点P2に関連して入力したデータが消去される
からブザーは停止する。そこで再び点P2にカー
ソル12の印13aを一致させて今度は「円弧」
を指定するキー14cを押す。次に、点P3にカ
ーソル12の印13aを一致させ、次の点P4
点P3との間が直線であることから「直線」を指
定するキー14bを押す。こうして、点P1,P2
P3の三点により円弧が決定される。次に、点P4
P5において、カーソル12の印13aを一致さ
せて「円弧」を指定するキー14cを各別に押
す。最終点P6においては「終了」を指定するキ
ー14nを押すと点P4,P5,P6の三点により円
弧が決定されるとともに、第三ブロツクのデータ
読み取りが終了する。そこでキー14hを押して
「中振り」を指示すると、円弧P1,P2,P3の中心
点に対して放射状となる「中振り」が指定され、
続いて数字キーのうち例えばキー14eを押すと
ピツチ「P=0.4mm」が設定される。
以下、第47,49図の第4,6ブロツクにつ
いては第1,2ブロツクと同様にしてデータ読み
取りを行い、第48図の第5ブロツクについては
第3ブロツクと同様にしてデータ読み取りを行
う。尚、第4,6ブロツクは縦方向に振りを指定
し、第5ブロツクについては「中振り」を指定す
る。
さて、最終ブロツクである第6ブロツク(第4
8図)のデータの読み取り終了後、次の刺繍パタ
ーンのために予め針落ち点を移動させるべく、第
6ブロツクの最終点P5にカーソル12の印13
aを一致させて「ジヤンプ」を指定するキー14
mを押し、次に印13aを点P5から右方に離隔
する点Q3に一致させて1パターンの読み取り終
了を指示するキー14nの二度押しを行うと点
P5から点Q3までの「ジヤンプ」が読み込まれる
とともに、1パターン「B」の読み取りが終了す
る。読み込まれたパターン「B」のデータに対
し、操作手段19のキー操作によりパターンNo.が
決定され、システムデイスクにパターンデータが
格納される。
次にパターンデータが読み出され、パターン
「B」のX方向最大値、Y方向最大値、X方向最
小値、Y方向最小値がそれぞれ選択され、座標変
換係数算出ルーチンにより表示手段17のCRT
表示部への表示図形のスケールが決定されて、第
24図のフローに基づき第1ブロツクは「赤」、
第2ブロツクは「黄」、第3ブロツクは「青」、第
4ブロツクは「緑」、第5ブロツクは「白」、第6
ブロツクは「紫」、第7ブロツクとして「ジヤン
プ」の箇所は再び「赤」でそれぞれ色分けして
CRT上に表示される。
この表示されたパターン「B」に関するデータ
は、「PTOUT」(第25〜28図、第35,36
図,40〜42図のフロー)により針落ち座標算
出、針落ち座標格納、及びデイレクトリ部書き込
み処理を行い、データデイスクに格納する。
次にエクスクラメーシヨンマーク「!」の読み
取りについて説明する。エクスクラメーシヨンマ
ーク「!」はそのパターンどおり二箇のブロツク
に分割する。
さて、操作手段19の操作により再び新規入力
を指定する。ここでもパターン「B」の場合と同
様にカーソル12の例えばキー14bを押してス
ケールを1倍に設定した後に、タブレツト11上
のS1点にカーソル12の印13aを一致させてキ
ー14aを押し、続いてS2に印13aを一致させ
てキー14aを押すことにより、S1,S2点を結ぶ
基線Xnが指定し、すると座標変換係数算出ルー
チン(第10図)によりタブレツト11のX軸に
対する基線Xnの傾きが算出される。
次に、第50図において「模様縫い」を指示す
るカーソル12のキー14kを押した後に、点
P1にカーソル12の印13aを一致させて「直
線」を指示するキー14bを押し、次に点P2
印13aを一致させて「終了」を指示するキー1
4nを押す。こうして、点P1,P2を直線の模様
縫いで結ぶ。このようにしたのは、その模様縫い
ブロツクの上端点P1を「!」の上方のブロツク
B1(第51図)の第一点P1に指定することによ
り、上方のブロツクB1において上方から下へ刺
繍が進行するようにするためである。
次に第51図において、カーソル12のキー1
4lを押して「刺繍縫い」を指定する。そして、
第50図の模様縫いブロツクの終点P2をブロツ
クB1の始点に設定し点P1、P2にカーソル12の
印13aを一致させて「円弧」を指定するキー1
4cを各別に押し、点P3で「直線」を指定する
キー14bを押すことにより点P1,P2,P3で円
弧が決定される。次に点P4―P5―P6―P7と印1
3aを順次一致させながらキー14bを各別に押
していき、点P8,P9と印13aを順次一致させ
ながらそれぞれキー14cを押し、点P1とほぼ
一致する点P10で「終了」を指示するキー14n
を押すと、点P8,P9,P10で円弧が決定されブロ
ツクB1の読み取りが終了する。そこで、第51
図において、点Q1にカーソル12の印13aを
一致させてキー14aを押し、続いて点Q2に印
13aを一致させてキー14aを押すことにより
振り方向がQ1―Q2方向(横方向)に指示される。
この後、カーソル12の、例えばキー14dを押
すことにより振りのピツチ「P=0.3mm」が設定
される。
次に、第52図において、ブロツクB1の点P10
にカーソル2の印13aを一致させて「ジヤン
プ」を指示するキー14mを押し、次にブロツク
B1の始点P1に印13aを一致させて「終了」を
指示するキー14nを押す。こうして、針落ち点
がP10からP1まで移動する。キー14lを押して
刺繍縫いを設定した後に、点P1,P2と順次カー
ソル12の印13aを一致させながら「円」を指
定するキー14dをそれぞれ押し、点P3でキー
14nを押すことにより、点P1,P2,P3により
円が決定されてブロツクB2の読み取りが終了す
る。そこでキー14hを押して「中振り」を指示
し、続いてキー14cを押すことによりピツチ
「P=0.2mm」を設定する。データの読み取りの終
了後、次の刺繍パターンのために予め針落ち点を
移動させるべく、B2ブロツクの最終点P3にカー
ソル12の印13aを一致させて「ジヤンプ」を
指定するキー14mを押し、次に印13aを点
P5から離隔する点Q1に一致させて1パパターン
の読み取りの終了を指示する、キー14nの二度
押しを行うと、点P3から点Q1の「ジヤンプ」が
読み込まれるとともに、1パターン「B」の読み
取りが終了する。
こうして読み込んだデータはパターン「B」の
場合と同様、入力パターン表示ルーチン及び針落
ち座標算出ルーチンを経て細分化されデータデイ
スクに格納される。
こうして入力したアルフアベツト「B」及びエ
クスクラメーシヨンマーク「!」の刺繍縫目は第
53図のようになる。
以上のようにこの発明は、予め定められたX―
Y座標を持つタブレツト上に置かれた図柄をカー
ソルの操作によりタブレツトの座標値に変換して
直接読み取るようにしたので、データ入力操作が
非常に簡単となり、縫製データの作成時間を短縮
できる。また、読み取つた図柄の座標軸線を任意
に設定可能とし、タブレツト上に置かれた状態に
よつて斜に入力された図柄を補正できるから、タ
ブレツト上に図柄をどのように置いてもその図柄
に対応する座標データを正確に入力することがで
きると言う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、刺繍ミシン、タブレツト、及び表示
装置の斜視図、第2図はデータ入力のためのカー
ソルの正面図、第3図Aはタブレツトの座標と基
線との関係を示す図、第3図Bはパターンをブロ
ツク分けする図、第4図は本発明の制御手段のデ
ータ処理のゼネラルフローチヤート、第5図はデ
ータの入力及びチエツクのフローチヤート、第6
図はデータの表示フローチヤート、第7図はデー
タから針落ち点を算出しデータデイスクに格納す
るためのフローチヤート、第8,9図はミシンの
制御フローチヤート、第10図は図面拡大率(ス
ケール)の入力及び基線決定のためのフローチヤ
ート、第11図は1ブロツク内のデータ読取フロ
ーチヤート、第12A図は模様縫いの図、第12
B図は刺繍縫いの図、第12C図はジヤンプの
図、第13図は1ブロツク内のデータチエツクフ
ローチヤート、第14〜19図はデータチエツク
の具体例を示す図、第20図はユニツトに構成デ
ータを付与するフローチヤート、第21,22図
は1パターンの最大座標及び最小座標を演算する
フローチヤート、第23図はCRTにおける表示
座標を算出するフローチヤート、第24図は各ブ
ロツク毎に異なるカラー表示コードを与えるフロ
ーチヤート、第25図は円または円弧の中心座標
及び半径を算出するフローチヤート、第26図は
振りの種類を指定するフローチヤート、第27,
28図は振り方向指定における針落ち点を算出す
るフローチヤート、第29図はユニツトと直線
Lnとの交点の座標を算出するフローチヤート、
第30図は振り方向指定における針落ち点の指定
の説明図、第31A〜31C図は直線Lnと各ユ
ニツトとの交点が「2」となる場合の位置関係を
示す図、第32図は直線Lnと各ユニツトとの交
点が「3」となる場合の説明図、第33図は直線
Lnと各ユニツトとの交点が「4」となる場合の
説明図、第34図は各ユニツトの交点の中から針
落ち座標を選択する状態の説明図、第35,36
図は中振りにおける針落ち点を算出するフローチ
ヤート、第37図は中振りにおける針落ち点の指
定の説明図、第38図は中振りにおいて目づまり
防止用の縫目を示す図、第39図は円における中
振りの図、第40図は模様縫目算出のフローチヤ
ート、第41,42図は針落ち座標のデータデイ
スクへの格納のフローチヤート、第43図はデー
タにデイレクトリ部分を付加するためのフローチ
ヤート、第44〜49図はパターン「B」の読み
取り状態の図、第50〜52図はパターン「!」
の読み取り状態の図、第53図はパターン「B」
及び「!」の刺繍縫目の図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平坦な上面に予め定められた座標を持つタブ
    レツト11及びタブレツト上面を移動可能とした
    カーソル12及び手動操作により読み取り信号を
    発生する操作部14とを持ち、読み取り信号に基
    づきタブレツト上面に対しカーソルの位置する座
    標をデータ信号に変換して発生する読み取り手段
    を有し、タブレツト上面に載置した刺繍すべき図
    柄の輪郭線を読み取り、輪郭線内に刺繍縫い目を
    形成するように輪郭線上に針落ち点を設定する刺
    繍ミシンのデータ入力装置において、 特定の二個の読み取り信号に対応する二つの座
    標点を結ぶ直線を設定し、読み取つた図柄の一方
    の座標軸線をその直線に沿わせるように演算設定
    すると共に、これに基づいて他方の座標軸線を同
    時に演算設定する刺繍ミシンのデータ入力装置に
    おける座標軸線指示方法。
JP23394385A 1985-10-18 1985-10-18 刺繍ミシンのデ−タ入力装置における座標軸線指示方法 Granted JPS62391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23394385A JPS62391A (ja) 1985-10-18 1985-10-18 刺繍ミシンのデ−タ入力装置における座標軸線指示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23394385A JPS62391A (ja) 1985-10-18 1985-10-18 刺繍ミシンのデ−タ入力装置における座標軸線指示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62391A JPS62391A (ja) 1987-01-06
JPH0214077B2 true JPH0214077B2 (ja) 1990-04-06

Family

ID=16963046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23394385A Granted JPS62391A (ja) 1985-10-18 1985-10-18 刺繍ミシンのデ−タ入力装置における座標軸線指示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62391A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5620382A (en) * 1979-07-30 1981-02-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Information input system using facsimile transmitter
JPS56134252A (en) * 1980-03-07 1981-10-20 Brother Ind Ltd Embroidering machine
JPS5729103A (en) * 1980-07-30 1982-02-17 Mitsubishi Electric Corp Forming system for sewing data of automatic sewing machine

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5620382A (en) * 1979-07-30 1981-02-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Information input system using facsimile transmitter
JPS56134252A (en) * 1980-03-07 1981-10-20 Brother Ind Ltd Embroidering machine
JPS5729103A (en) * 1980-07-30 1982-02-17 Mitsubishi Electric Corp Forming system for sewing data of automatic sewing machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62391A (ja) 1987-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6116185B2 (ja)
US4429364A (en) Sewing machine-pattern data processor
US4446520A (en) Process of preparing and processing sewing data for an automatic sewing machine
EP0147087B1 (en) Embroidery machine
US6167822B1 (en) Pattern sewing machine
AU622598B2 (en) Automatic embroidering machine with pattern input means
US20020038162A1 (en) Embroidery data generating apparatus
JP3434075B2 (ja) 刺繍データ処理装置
US4932342A (en) Embroidering system
JPS622556B2 (ja)
JPS6317474B2 (ja)
US5189623A (en) Embroidery data processing apparatus
JPH0214077B2 (ja)
JPS6142592B2 (ja)
JPS6142593B2 (ja)
JPS6357802B2 (ja)
JPS6116189B2 (ja)
JPS6116188B2 (ja)
JPS6116186B2 (ja)
JPS6116187B2 (ja)
JPS6116190B2 (ja)
JPH0341993A (ja) 電子ミシンの模様選択装置
JPS63145693A (ja) 刺繍模様ミシンのデータ入力装置
JPS58198379A (ja) 刺繍ミシンの制御方法
JP2861437B2 (ja) 刺繍ミシン用針落ちデータ作成装置