JPH02140594A - 加熱炉の炉壁孔構造 - Google Patents

加熱炉の炉壁孔構造

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JPH02140594A
JPH02140594A JP29359988A JP29359988A JPH02140594A JP H02140594 A JPH02140594 A JP H02140594A JP 29359988 A JP29359988 A JP 29359988A JP 29359988 A JP29359988 A JP 29359988A JP H02140594 A JPH02140594 A JP H02140594A
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JP
Japan
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furnace wall
ceramic
furnace
wall hole
ceramic fiber
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Pending
Application number
JP29359988A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nakayoku
中浴 運雄
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、焼成炉等の加熱炉の側壁および天井壁等のセ
ラミックファイバー炉壁に設けられるバーナー用孔、ガ
ス送大孔、排気孔等の炉壁孔の構造に関するものである
(従来の技術) 従来、加熱炉の炉壁孔構造としては、第3図ないし第5
図に示すような構造が用いられている。
第38および3b図は、レンガにより構築された炉壁孔
の1例を示しており、図示のレンガ積炉壁孔はセラミッ
クファイバーで構築された炉壁1の外板を構成する外被
鉄板2によってレンガ3を支持固定して炉壁孔4を形成
している。
このようなレンガ積炉壁孔はレンガがファイバー材料の
約20倍の重量を有し、このレンガ重量を支持するため
の大きな支持強度が外被鉄板構造に要求され、この結果
、外被鉄板構造が高価なものとなる欠点があるばかりで
なく、レンガの熱伝導率が高いので炉内温度が高い加熱
炉には適さず、その炉内温度が最高1600’C程度の
加熱炉が適用限度とされている。
また、長期間の使用により隣接するレンガ間に空隙が生
じ、この空隙を経て吹き出る炉内火焔および高熱ガスに
よって外被鉄板の劣化変形が生じ、さらに酸化腐食のた
め寿命が短くなる欠点がある。
第48および4b図はキャスタブル耐火炉材で構築され
た炉壁孔の1例を示しており、図示のキャスタブル炉壁
孔はセラミックファイバーで構築された炉壁1の外被鉄
板2に溶接等により金属支持棒5を固着し、キャスタブ
ル耐火物6を金属製支持棒5を介して外被鉄板2に保持
させて炉壁孔4を構築している。
このようなキャスタブル炉壁孔は、上述したレンガ積炉
壁孔と同様に重量が大であるため外被鉄板構造が高価と
なり、高い炉内温度に適さない等の欠点があるとともに
、金属製支持棒が熱により劣化し、荷重により変形して
炉壁との境界部に豚腸および収縮の繰り返しにより亀裂
が生じ、その結果として炉内火焔および高熱ガスが亀裂
に侵入して外被鉄板の劣化変形が生じ、さらに酸化腐食
のため寿命が短くなる欠点がある。
第58および5b図はブロックファイバーで構築された
炉壁孔の1例を示しており、図示のブロックファイバー
製炉壁孔は複数個のブロックファイバー7を金属製連結
ボルト8によって相互に連結するとともにセラミックフ
ァイバー炉壁lに連結することによって一体に取付けて
炉壁孔4を構築している。
このようなブロックファイバー製炉壁孔は前述した炉壁
孔に比べて軽量で、熱伝導率が低いという利点があるが
、ブロックファイバーの取付精度によりブロックファイ
バー間から火焔洩れが生じ、前述した炉壁孔と同様に外
被鉄板の劣化変形や酸化腐食の問題があるとともに金属
製連結ボルトが熱により劣化損失し、ブロックファイバ
ーが互に分離されて脱落または抜は落ちるという問題が
ある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上述した従来の炉壁孔構造の欠点をなくし、軽
量で、熱伝導率が低く、火焔または高熱ガスが外被鉄板
にまで達することのない炉壁孔構造を提供しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段) 加熱炉の外板2で支持されたセラミック炉壁工の炉内壁
面1aから炉壁孔4内に向け90”屈曲した複数のセラ
ミックファイバーの積層体12で炉壁孔を構築し、この
セラミックファイバー積層体を耐熱セラミックアンカー
13で外板2に気密に固定する。
セラミックファイバー積層体は炉内壁面から炉壁孔内に
向は曲率半径Rで屈曲したコーナーを有するR型硬質セ
ラミックファイバーボードと、セラミックファイバーブ
ランケットおよびフェルト等のセラミ・ンクファイバー
シートとを単独または交互に配設して多層構造とするの
が良い。
(作 用) 本発明によれば、セラミックファイバー積層体で炉壁孔
を構成することにより、外側のセラミックファイバーボ
ードまたはシートにクランクが発生しても、このクラッ
クを経て侵入する火焔、高熱ガスは内側のセラミックフ
ァイバーによって侵入を阻止され、外被鉄板にまで到達
することがなく、また、耐熱セラミックアンカーでセラ
ミックファイバー積層体を外板である外被鉄板に固定す
ることにより、熱によるアンカーの劣化がなく、またア
ンカーを経て外被鉄板が熱伝導により加熱されることが
なく、セラミックファイバー積層体は耐熱セラミックア
ンカーによって気密に保持され、これにより炉内の高熱
による外被鉄板の劣化を防止して寿命を増大させること
ができ、この結果として炉全体の寿命を増大させること
ができる。
また、セラミックファイバー積層体はR型硬質セラミッ
クファイバーボードとセラミックファイバーブランケッ
トおよびフェルト等のセラミックファイバーシートとを
交互に配設した多層構造とすることによって、積層間の
密着性が向上して、気密性が良好となり、また、R型硬
質セラミックファイバーボードに生じる応力がセラミッ
クファイバーシートにより吸収され、クランクの発生が
防止されるという利点がある。
(実施例) 第1および2図は本発明の1実施例を示し、図示の例で
は、セラミックファイバーで構築された炉壁1に開口す
る炉壁孔4の開口部4aを市販のR型硬質セラミックフ
ァイバーボード10と、セラミックファイバーのブラン
ケット(織布)およびフェルト(不織布)等のセラミッ
クファイバーシー目1を湿式でバインダーを介して積層
したセラミツクファイバー積層体12で構築し、このセ
ラミックファイバー積層体12をセラミックアンカー1
3によって、炉壁lおよび外被鉄板2に固定する。
セラミックアンカー13としては、例えば、アルミナ、
窒化珪素等のセラミック製ボルトが用いられ、同様にセ
ラミックス製の座板14を介して炉内側からセラミック
ファイバー積層体、炉壁lおよび外被鉄板2に気密に貫
通され、スプリング15を介して外被鉄板2にナツト1
6により緊締して温度変化による伸縮を補償するように
している。
(発明の効果) 本発明によれば、炉壁孔の開口部が軽量に構築できるの
でこの部分を支持する外被鉄板構造が簡単で安価に構築
できるばかりでなく、従来のブロックファイバーに比べ
て熱リークが皆無となり、熱による外被鉄板の劣化の問
題をなくすことができる。さらにまた、セラミックファ
イバーボードおよびセラミックファイバーシートの積層
体で構築するので、種々の大きさの炉壁孔を容易に構築
でき、炉壁孔位置の制限がなくなり、例えば、天井壁等
にも容易に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による炉壁孔構造の1実施例を半部を破
断除去して示す正面図、 第2図は第1図の■−■線上で断面として矢の方向に見
た断面図、 第3a図は従来のレンガで構築された炉壁孔構造を示す
正面図、 第3b図は第3a図の■−■線上の線図的断面図、第4
a図は従来のキャスタブル耐火炉材で構築された炉壁孔
構造を示す正面図、 第4b図は第4a図のIV−IV綿線上線図的断面図、
第5a図は従来のブロックファイバーで構築された炉壁
孔を示す正面図、 第5b図は第5a図のV−■線上の線図的断面図である
。 l・・・炉壁        2・・・外板4・・・炉
壁孔       4a・・・開口部12・・・セラミ
ックファイバー積層体13・・・セラミックアンカー 
14・・・座板15・・・スプリング 16・・・ナラ ト 第3図 巾 町− <b) セ19 二 第4図 (b) さ1 第5図 ルー (bン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、加熱炉の外板で支持されたセラミック炉壁の炉内壁
    面から炉壁孔内に向け90°屈曲した複数のセラミック
    ファイバーの積層体で炉壁孔を構築し、このセラミック
    ファイバー積層体を耐熱セラミックアンカーで外板に気
    密に固定したことを特徴とする加熱炉の炉壁孔構造。
JP29359988A 1988-11-22 1988-11-22 加熱炉の炉壁孔構造 Pending JPH02140594A (ja)

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JP29359988A JPH02140594A (ja) 1988-11-22 1988-11-22 加熱炉の炉壁孔構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015059674A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 住友重機械工業株式会社 耐摩耗板
CN112798128A (zh) * 2021-01-25 2021-05-14 唐钢国际工程技术股份有限公司 一种基于热电阻的圆煤仓内测温装置及其安装方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6349498B2 (ja) * 1981-03-16 1988-10-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS6355098B2 (ja) * 1981-09-10 1988-11-01 Sharp Kk

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