JPH02140045A - 通話中の動的通信路の切換方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信システムに係り、特に通信コストの低減に
好適な動的通信路の切換に関する。

〔従来の技術〕

第一種電気通信事業の解放により複数の業者が同業界に
参入した結果、同一目的地に同一時間の通話をしても通
信コストの異なる場合が生じてきた。この事を利用した
物としてＬＣＲ（最適コストルーティング）機能があげ
られる。

しかしＬ　ＣＲには、ロ径コグロウヒル社刊Ｆ日径コミ
ニュケーション」第３２号（１９８７年７月２０日発行
）の第７２頁〜第７７頁に記述があるように、最初の通
信路設定に当り最適コストの通信路を選択する事は可能
であるが、通話開始後その内容により通話時間が延長（
又は短縮）してしまった場合、現在使用している通信で
はコスト高となる事に対し配慮がされていない。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術には、通話中の予想通話時間の変化に対し
て配ノ、（社）がされておらず、この様な場合当初最適
と判断した通信コストより別の通信路の方がコストが安
いという問題点があった。

本発明の目的は、通話中に通話予想時間が変化した時、
別ルートの通信路を設定する事にある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、最初の通信路の設定を従来のＬＣＲ機能を
使用して設定した後、通話者から予想通話時間の変更を
端局に入力してもらい端局にて最初の通信路設定から現
在までの通信コスト（ａ）と同通信路を利用しその後入
力時間通信した場合の通信コスト（ｂ）の合計と、通話
者が入力した時点を起点とし入力時間に応じた最適通信
コスト（ｃ）と（ａ）の値の合計を比較し、（ａ）＋（
Ｃ）の方が有利と判断した場合、端局にて（ｃ）による
通信を設定後、その通信に現在の通話を切換える事によ
り達成される。

〔作用〕

従来技術のＬＣＲを使用して通信路設定する。

その後端未利用者からの残通話予想時間を端局か受は次
の判断を端局にて行う。

（１）通信路設定から現時点士残予想通話時間に対する
現在使用中の通信路でのコストを算出する。

（２）通信路設定から現時点までの現在使用中の通信路
でのコストと残通信時間でもっとも最適な通信路をＬＣ
Ｒより選び同通信路の残通信時間に対する通信コストを
加える。

（３）　　（１）と（２）を比較し、（１）が有利な場
合はそのままの通信路で通話を行い、（２）が有利な場
合、最適通信路への切換えを行う。

以上のように動作する事により通信コストの低減が図れ
る。

〔実施例〕

以下図面をもとに本発明の一実施例を説明する。

第１図において通信コス１−の異なる通信網（１１，１
２，１３）に接続する端局（２１，２２）を通し端末（
３）間で通話を行う。

以下第４図のシーケンス図及び第２図のＬ　ＣＲデータ
ベース、第３図のフローチャー１へを基に説明する。

端局は端末からの通信開始要求によりＬＣＲテータベー
スを検索し、それぞれの通信コス１−（ＣＬ、　Ｃ１，
’　ＣＬ”　）を比較し、最適コストの通信路を設定し
、端末間での通話サービスを提供する。

端末利用者は、最初のＬＣＲ機能により設定した通信路
を利用した通話においてその予定通話時間を尤、を超え
て通話をしようした時、端末より端局に対し残通信予定
時間尤、を入力する（１０１）。

これに対し端局では、ＬＣＲのデータベースを検索し、
次の値を算出する（１０２）。

（ａ）　　現在通信路断続利用コスト 通信路設定から現時点（尤２）、さらに残予想通話時間
（尤、）を現在の通信路を利用して通話した場合のコス
ト（Ｃａ、Ｃｓ’　、Ｃ３のいずれか） （ｂ）　　残通話時間最適コスト切換利用コスト通信路
設定から現時点までのコスト（Ｃ２゜Ｃｍ’、Ｃ２’の
いずれが）と現時点から残通話時間を最適コスト（ＣＬ
、ｃｔ’　ＣＩ’の最小値）の通信路に切換だ場合の合
計の通信コスト次に（ａ）（ｂ）を比較しく１０３）、
（ａ）−（ｂ）＞Ｏであるならば現在の通信路で通（ｉ
を断続する。（α）−（ｂ）＜○であるならば通信路の
切換を実施した方が通信コストが安くなる為通信路の切
換えを行う。

まず相手端局に対し新たな通信路の設定（１０４）を行
う。次に新しい通信路で相手端局に通信路の切換を指示
しく１０５）、以降の通話は新しい通信路で行う（１０
６）。又、同通信路の切断については相手端局からの切
断により開放する。

相手端局では、通信路設定要求に対しく２０１）通信路
の切換を行った後（２０２）、同通信路の切断を行う（
２０３）。

以上の様にして端局間での通信路の切換により最適通信
コストでの通話が行える。

〔発明の効果〕

本発明によれば、通話中に当初通話予想時間を越えて（
又は短かく）通話を行う場合においても動的に最適通信
コストの通信路を設定出来るので、通信コストの低減に
効果がある。

又、第４図に本発明における定量的な評価をグラフで示
す。

又、第５図に示す様に当初上１時間と想定しり、回線を
使用したが、さらに尤２時間通話を延長するとした場合
、本発明退嬰によりＣ（ｔ、十尤２）−Ｃ（尤２）〉０
分の通信コストの低減が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の通信システムの全体構成図
、第２図は各端局にあるＬＣＲデータベースの説明図、
第３図はそのシステムでの動的通信路切換え時の処理フ
ロー図、第４図は第３図のＬＬ、Ｌ２　　・・時間当り
のコスト曲線、Ｃ（尤。）　・・・時間先。のコスト、
尤。　・・時間。 １１゜ ２１゜ １２．１３　　・・・通信網、 ２２　・・・端局、 ・・端末、 ・・ＬＣＲデータベース、 ・・回復交換機、 寿２０ 発／口 （α） （ｂ） （Ｃ） ２１−２２　　満量 ｊ　ｈ木 ｊ−目Ｉ１文状機 晃 す 圀 夷４目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、接続時間により通信コストの異なる複数の通信網を
   利用する通信システムにおいて、同通信システムを利用
   する端局間で複数の通信路の設定を行う事が可能な通信
   方式であって、端局間での通信路の設定に先立ち、同通
   信路を利用する予想時間をあらかじめ指定する事で最適
   な通信路を設定し通信を行い、通話中にその予想時間を
   超加又は短縮する事が明らかになった時、その時間を再
   度端局に投入し、端局にてその時間に応じ最適な通信路
   が別に存在する場合、別経路にて通信路を設定し、通信
   路設定後、その通信路に切換える事により最適通信コス
   トを得ることを特徴とする通話中の動的通信路の切換方
   式。