JPH0213986Y2 - - Google Patents

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JPH0213986Y2
JPH0213986Y2 JP1982016134U JP1613482U JPH0213986Y2 JP H0213986 Y2 JPH0213986 Y2 JP H0213986Y2 JP 1982016134 U JP1982016134 U JP 1982016134U JP 1613482 U JP1613482 U JP 1613482U JP H0213986 Y2 JPH0213986 Y2 JP H0213986Y2
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【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は倣い式プローブ接触装置、特に帯状連
結部材に連結された複数個の回路部品からそれぞ
れ導出されたリード端子に接触させるプローブは
該連結部材の走行停止位置に倣つて降下する装置
構成に関する。
(b) 技術の背景 第1図は多数個の電解コンデンサを連結形成さ
せたものの一部を示す正面図であり、図中におい
て1はコンデンサ本体、2及び3はコンデンサ本
体1から導出されるリード端子(陽極リード端子
と陰極リード端子)、4はリード端子3の一端を
連結させた連結部材である。各リード端子2及び
3はコンデンサ本体1内においてコンデンサ素子
に接続され、コンデンサ連結体5は、コンデンサ
本体1のエージング処理を行つたのち、リード端
子3と連結部材4との連結部で切断される。
このように、多数個の回路部品を連結させて作
成する量産手法は、製造プロセスの省力化及び自
動化を可能ならしめるため製造コストが低減し、
ユーザに対して安価で製造品質が安定した回路部
品を提供できる利点を有する。しかし、連結体5
を一体に走行させるため連結部材4に穿設した送
り孔6は300mmにつき0.3mm程度のピツチ誤差を認
めざるを得ず、プリント板等に嵌挿されるリード
端子2及び3の幅は一般に0.5mm程度となつてい
る。そして、コンデンサ本体1のエージングを能
率良く行うため連結された状態で複数個ずつ処理
しようとするときには、同時にエージングされる
各リード端子2にプローブを接触させるため、当
該区間における送り孔6の累積ピツチ誤差をリー
ド端子2の幅程度以下に抑制する必要がある。
(c) 従来技術と問題点 第2図は第1図に示したコンデンサ連結体5の
エージング用プローブ接触装置の主要構成を示す
正面図であり、装置11は複数本(図は8本、実
際は8mmピツチで40本)のプローブ12を装設し
適宜量だけ上下動可能な複数個(図は2個、実際
は5個)のプローブホルダ13と、複数個(図は
3個、実際は5個)のスプロケツト14及び各ス
プロケツト14の上方に対向する連結体5抑えロ
ーラ15等からなる連結体5送り・位置決め機構
等にて構成されている。そして、各ホルダ13に
それぞれ対向する連結体5の各区間を位置決め
し、送り孔6のピツチ誤差が複数の前記区間に渡
つて累積されないようにするため、1対のブレー
キローラ16を各ホルダ13の隣接間に設け、抑
えローラ15とブレーキローラ16との間で連結
体5の一部がループ状に湾曲されるようにしてい
た。従つて、各スプロケツト14を停止させたと
き送り孔6に係合させるためスプロケツト14に
植設された複数本のピン17は、特定のものが最
上位に位置するようにすれば、各ホルダ13に装
設された各プローブ12はリード端子2の上方に
位置することになる。
しかし、かかる従来装置11は連結体5の前記
湾曲に相当する長さだけ大型化される、及び該湾
曲部にはプローブ12を接触できない欠点があつ
た。
(d) 考案の目的 本考案の目的は上記欠点を除去したプローブ接
触装置を提供することである。
(e) 考案の構成 上記目的は、所定ピツチで多数の送り孔が穿設
された帯状連結部材に多数個の回路部品が一定ピ
ツチで連結され、前記連結部材を所定長さだけ走
行させたのち所定複数個の前記回路部品からそれ
ぞれ導出されたリード端子にプローブを接触させ
る動作を繰返すように構成された装置において、
前記連結部材の送り孔が係合する複数本の送りピ
ンが放射状に植設されたスプロケツトと、前記ス
プロケツトと共に回転しその回転中心軸と平行方
向に突出する突起と、前記複数個の回路部品のリ
ード端子と同一ピツチで前記連結部材の走行方向
に整列する複数本のプローブと、前記プローブが
装設され前記連結部材の走行方向へ適宜量だけ摺
動可能かつ上下動可能なプローブホルダと、前記
プローブホルダに固着され前記プローブホルダの
降下動により前記突起に嵌合可能な漏斗状開口凹
部を形成してなる金具と、回転を停止した前記ス
プロケツトを固定する手段とを具え、前記スプロ
ケツトが前記連結部材を所定長さだけ走行させて
停止したとき、前記突起が前記凹部にほぼ対向し
て停止するように構成したことを特徴とする倣い
式プローブ接触装置により達成される。
(f) 考案の実施例 以下、第1図に示したコンデンサ連結体5のエ
ージング用プローブ接触装置に本考案を適用した
一実施例に係わる第3図と第4図を用いて本考案
を説明する。
第3図は装置の主要構成を概略的に示した正面
図、第4図は第3図に示した装置要部の詳細構成
を示す斜視図である。
第3図において装置21は複数本(図は10本、
実際は8mmピツチで40本)のプローブ22を装設
し適宜量だけ上下動可能で連結体5の走行方向に
適宜量だけ摺動可能に支持された複数個(図は2
個、実際は5個)のプローブホルダ23と、複数
個(図は3個、実際は6個)のスプロケツト24
及び各スプロケツト24の上方に対向する連結体
抑えローラ(図示せず、第2図のローラ15と同
等品)等からなる連結体5送り・位置決め機構に
て構成されている。スプロケツト24とフランジ
25とを一体化構成とし、スプロケツト24と共
に回転するフランジ25の所定部に装着した突起
(ローラ)26がほぼ最上位に位置したとき、ホ
ルダ23に設けられ下向きの漏斗状開口を有する
凹部27が突起26のほぼ上方に対向する。そこ
で、ホルダ23を降下動させ凹部27が突起26
に嵌合されるようにすると、その嵌合によりホル
ダ23は突起26に倣うように位置決め(位置補
正)されるようになるため、スプロケツト24に
よつて位置決めされた連結体5のリード端子6と
プローブ22と正確に一致するようになる。
第1図及び第3図と共通部分には同一符号を用
いた第4図において、図示しないエアシリンダ及
びリンク機構により所定角度だけ回動可能な軸2
8には軸受ブロツク29を固着し、ブロツク29
に装着したリニアモーシヨンベアリング30を貫
通する軸31及び1対の圧縮コイルばね32を貫
通した軸(図示せず)の両端に固着した1対の支
持金具33には、絶縁材にてなるプローブホルダ
23が固着されている。一方、スプロケツト24
とフランジ25とはスリーブ34を介して一体化
され、スリーブ34は一端がL形金具35に固着
された軸36に嵌合して回動が可能であり、該回
動は金具35に装着されたエアシリンダ37を動
作させたときエアシリンダ37の駆動軸38がス
プロケツト24の側面を押圧することにより固定
される。また、ホルダ23の後方部には下向きの
漏斗状開口を有する凹部27が形成された金具3
9が装着され、ホルダ23の下方には絶縁材にて
なる受け板40が装着され、受け板40の上を連
結体5が走行するようになつている。
なお、第4図においてローラ41は連結部材4
がスプロケツト24から浮上らないように抑える
ためのもの、金具39に穿設された1対の貫通孔
42は金具39をホルダ23に固着するためのね
じ貫通用孔であり、各プローブ22に接続された
導線の図示は省略してある。
かかる装置21において、エアシリンダ37を
非動作状態にし連結体5を一定量だけ走行させて
停止したとき、該走行長さ(例えば320mm)はス
プロケツト24を整数回だけ回転させることでほ
ぼ一定になり、突起26の停止位置は常にほぼ最
上位となつて凹部27の漏斗状開口に対向する。
従つて、連結体5の走行を停止したとき、リード
端子2と持上げられたプローブ22とが連結体5
の前記走行方向にずれていても、軸28を回転さ
せてホルダ23を降下させたとき、漏斗状開口を
有する凹部27は突起26に沿つて嵌合する如く
ホルダ23が連結体走行方向に移動するため、プ
ローブ22はリード端子2の真上に位置されて接
触するようになる。
そのため、第3図に示す如く複数個のホルダ2
3を直線配列した装置21にあつて、連結体5に
穿設した送り孔6のピツチ誤差が許容限界値(例
えば300mmにつき0.3mm)で連続したとき、最前方
のホルダ23と連結体5との最大ずれはホルダ2
3の長さが300mmであれば+0.3mmとなり、2番目
のホルダ23と連結体5との最大ずれは+0.6mm
となり、5番目のホルダ23と連結体5との最大
ずれが+1.5mmとなる。しかし第4図に示す如く、
ホルダ23に固着した金具39の凹部27の漏斗
状開口部が凹部27の幅より4mm程度広く形成し
てあれば、前記+1.5mmのずれは+0.3mmに収まる
ように当該ホルダ23が摺動させられることにな
る。
(g) 考案の効果 以上説明した如く本考案によれば、連結体の累
積ピツチ誤差を吸収する中間スペースを設ける及
び該スペース区間にプローブを設けられない不都
合を除去し、装置の小型化及びエージング処理等
の効率化を図り得た実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は多数個の電解コンデンサを連結した連
結体の一部を示す正面図、第2図は従来構成にな
るプローブ接触装置の概略を示す正面図、第3図
は本考案の一実施例になる倣い式プローブ接触装
置の概略を示す正面図、第4図は第3図に示した
装置要部の詳細構成を示す斜視図である。 なお、図中において1は電解コンデンサ本体、
2,3はリード端子、4は連結部材、5は電解コ
ンデンサ連結体、6は送り孔、11,21はプロ
ーブ接触装置、12,22はプローブ、13,2
3はプローブホルダ、14,24はスプロケツ
ト、17は送りピン、25はフランジ、26は突
起(ローラ)、27は漏斗状開口凹部、28はプ
ローブ上下動用軸、29はブロツク、30はリニ
アモーシヨンベアリング、31は軸、32は圧縮
コイルばね、33は支持金具、34はスリーブ、
37はエアシリンダ、39は凹部27を形成した
金具を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定ピツチで多数の送り孔が穿設された帯状連
    結部材に多数個の回路部品が一定ピツチで連結さ
    れ、前記連結部材を所定長さだけ走行させたのち
    所定複数個の前記回路部品からそれぞれ導出され
    たリード端子にプローブを接触させる動作を繰返
    すように構成された装置において、 前記連結部材の送り孔が係合する複数本の送り
    ピンが放射状に植設されたスプロケツトと、 前記スプロケツトと共に回転しその回転中心軸
    と平行方向に突出する突起と、 前記複数個の回路部品のリード端子と同一ピツ
    チで前記連結部材の走行方向に整列する複数本の
    プローブと、 前記プローブが装設され前記連結部材の走行方
    向へ適宜量だけ摺動可能かつ上下動可能なプロー
    ブホルダと、 前記プローブホルダに固着され前記プローブホ
    ルダの降下動により前記突起に嵌合可能な漏斗状
    開口凹部を形成してなる金具と、 回転を停止した前記スプロケツトを固定する手
    段とを具え、 前記スプロケツトが前記連結部材を所定長さだ
    け走行させて停止したとき、前記突起が前記凹部
    にほぼ対向して停止するように構成したことを特
    徴とする倣い式プローブ接触装置。
JP1982016134U 1982-02-08 1982-02-08 倣い式プロ−ブ接触装置 Granted JPS58119774U (ja)

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JPS58119774U JPS58119774U (ja) 1983-08-15
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