JPH021394B2 - - Google Patents

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JPH021394B2
JPH021394B2 JP17427582A JP17427582A JPH021394B2 JP H021394 B2 JPH021394 B2 JP H021394B2 JP 17427582 A JP17427582 A JP 17427582A JP 17427582 A JP17427582 A JP 17427582A JP H021394 B2 JPH021394 B2 JP H021394B2
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JP
Japan
Prior art keywords
push button
hole
piece
electronic device
shaft
Prior art date
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JP17427582A
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English (en)
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JPS5963797A (ja
Inventor
Takashi Ijitsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
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Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
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Publication of JPS5963797A publication Critical patent/JPS5963797A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はインターホンやラジオなどの電子機
器のケースに関し、更に詳しくは、相互に着脱自
在の本体と蓋体とから成り、しかも本体には可動
部材を備える一方、蓋体には押込可能な押釦を備
え、外部から上記押釦を押込むことによつて上記
可動部材を操作し得るようにしている電子機器ケ
ースに関する。
そしてその目的とするところは、本体に対し蓋
体を合着させる場合に上記押釦の存在が邪魔にな
らず、しかも蓋体に対する押釦の装着も簡易に行
ない得る構造の電子機器ケースを提供することで
ある。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。1は電子機器ケースで、夫々ABS樹脂等の
合成樹脂材料で形成された本体2と蓋体3とを相
互に着脱自在に合着一体化させて構成してある。
またケース1の内部には後述の電子機器5を収納
し得る空間1aが設けられている。上記本体2に
おいて、2aは上方に開口した開口部である。4
は本体2の内面に本体2と一体に形成された受座
で、複数個が各所に設けられている。次に電子機
器5において、6は回路基板で、上記受座4に取
り付けられている。この回路基板6には種々の電
子回路要素7やスイツチ8などが取り付けられて
電子回路(本実施例においてはインターホン回
路)が構成されている。上記スイツチは、呼出
用、送話と受話の切替用など周知の如き用途のも
のが複数個備えられている。上記スイツチ8にお
いて、9は可動部材として例示する被動片で、上
下動させられることによりスイツチ8が周知の如
く入り切り作動するように構成してある。次に蓋
体3において、10は複数のスリツト状の透孔
で、ケース内に内蔵のスピーカーからの音をケー
ス外に出したり、あるいは使用者の発する声をス
ピーカーに伝えるためのものである。11は蓋体
3に取り付けられた周知の化粧パネルを示す。1
2は周知の音量調節用の摘みである。次に14は
透孔、15は透孔14に装着された押釦で、蓋体
3に対し着脱自在に装着してある。上記押釦15
は弾力性を有する合成樹脂材料で形成されてい
る。この押釦15としては周知の如く呼出し或い
は通話操作等を行う為のものがある。
次に上記透孔14と押釦15との関連部分の構
造について説明する。18,18は透孔14の両
縁部に設けられた係止部で、蓋体3と一体に形成
してある。この係止部18,18において、18
a,18aは支持柱、19,19は軸片、19
a,19aは軸片19,19の先端に設けられた
案内用の傾斜面を夫々示す。20は一方の係止部
18に近接して設けられた受止片で、蓋体3と一
体形成してある。20aは受止片20の先端部に
設けられた受止部である。21は蓋体3と一体形
成の案内溝で、透孔14をはさんで係止部18,
18と反対側に設けられている。次に押釦15に
おいて、23は上下動自在の押え部で、蓋体3か
ら突出し、指などで操作されるためのものであ
る。24,24は押え部23から延び出したアー
ムである。25,25はアーム24,24の先端
部において外面側に設けられた係合部を示す。こ
の係合部25,25において、26,26は軸穴
で、軸片19,19を嵌入させてあり、押釦15
は、この部分を中心にした回動が自在となつてい
る。なお軸穴26,26と軸片19,19との関
係は相対的なものであり、係止部18,18に軸
穴26,26があり、係合部25,25に軸片1
9,19が設けてあつてもよい。27,27は軸
穴26,26から係合部25,25の先端に向け
てアームの長手方向とほぼ平行するように形成さ
れた案内溝である。上記案内溝27,27は、傾
斜面19a,19aと対応して軸穴26,26を
軸片19,19と嵌合する位置へ案内するための
ものである。またこの案内溝27の溝底27aは
第9図に明示される如き案内用の傾斜面となつて
いる。次に28はアームの先端に形成された係合
段部である。この係合段部28と前記受止片20
との関係は、押釦15が第4図に明示される如き
最押込位置(末だ下方へ垂れ下がらない位置)に
至つたときに、段部28と受止片20の先部20
aとが係合して、押釦15がその最押込位置を越
えて下方へ垂れ下がることを防止するようにして
ある。29は傾斜案内面で、後述の組立時に上記
受止片20の先部20aを段部28に導く為のも
のであり、段部28に近ずく程上記軸穴26の中
心からの距離が遠くなるような円弧面に形成して
ある。次に、30は案内溝で案内棒21と係合
し、押釦15の左右方向への揺動を少なくするた
めのものである。31は押え部23の裏側に設け
られた操作凸部で、被動片9に当接して押釦15
の上下動をその被動片9に伝えるように設けてあ
る。
上記構成のものにおいて、スイツチ8を操作す
る場合には、押釦15の押え部23を指などで押
せば、第3図に示されるように押釦15は軸穴を
中心に傾動して押え部23が下方向に動き、操作
凸部31が被動片9を下動させる。これによりス
イツチ8は所定の作動をする。
次に、押釦15を蓋体3に装着する作業につい
て説明する。先ず第7図に示されるように押釦1
5のアーム24,24を2本の指ではさみ係合部
25,25間の間隔を狭め、押え部23よりもア
ーム24が先行する状態で、即ち案内溝27の方
向に沿つた方向に向けて、回りに何も存在しない
空間S(蓋体3の内面から垂直方向に離れた側の
空間)から蓋体3の係止部18に近づける。この
近接させる移動方向は第10図に示される如く受
止片20とほぼ平行な方向に行なわれる。この状
態で第8図に示されるように軸穴26,26を軸
片19,19と対向する位置にもつていき、アー
ム24相互の間隔を狭める力をゆるめ、軸穴2
6,26を軸片19,19に嵌合させる(第11
図イ,ロ参照)。
上記の場合、第9図に示されるように軸片1
9,19には傾斜面19a,19aが形成してあ
り、係合部25,25の案内溝27,27の底面
27a,27aは傾斜面となつている。従つて、
それらの傾斜面19a,27aが対向した後は、
アーム24,24相互を近づける力をゆるめた状
態で押込んでも、案内溝27,27の底面27
a,27aは傾斜面19a,19aを摺動し、軸
穴26,26は軸片19,19の位置まで案内さ
れ、第11図ロに示されるように軸穴26,26
は軸片19,19に容易に嵌合させられる。
次に、押釦15,15を、第10図の矢印B方
向即ち第2図に示されている如き定常位置に向か
う方向に回動する。このとき第11図ハに示され
るように受止片20は傾斜案内面29に押しやら
れながら、押釦15は矢印B方向に回動してい
く。こうして第11図ニに示されるような位置ま
で回動すれば、受止片20はその弾力性によりも
との状態に復帰する。従つて、先部20aが係合
段部28に当たる。この状態になつた後は押釦1
5は所定範囲内においてのみしか揺動できなくな
る。
この状態で第4図に示されるように、本体2に
蓋体3を合着させるときは、係合段部28と先部
20aとが係合して、押釦15の垂れ下がりが防
止される。従つて、蓋体3を本体2に容易に合着
することが出来る。
以上のようにこの発明にあつては、蓋体3に装
着してある押釦15が最押込位置を越えて回動し
ようとするときは段部28が受止片20の先端の
先部20aに係合する構成にしてあることによ
り、上記蓋体3を手にもつて本体2に被着する場
合、上記押釦15は最押込位置までわずかな下動
の範囲にその下動をとどめることができ、本体2
に対する蓋体3の合着作業を阻害することなく、
蓋体3を安易に本体2に対して装着することがで
きる作業上の利点をもたらす。
しかも、上記の如くわずかな範囲にその揺動を
留めるようにした構成であつても、蓋体3の所定
位置に対して押釦15を差し込むときは、第10
図からも推察がつくように押釦15を存在させる
べき所定の位置をさけた空間Sに差込み作業用の
手を置いた状態で係止部18,18に対して押釦
15の係合部25,25を合着することができ、
しかもこの場合は上記受止片20の先端の先部2
0aと押釦15の側の係合段部28とは全く衝突
しない構造であるから、蓋体3の係止部18に対
して押釦15の係合部25,25を合着させる作
業を容易になし得るという構造上の効果もある。
さらに押釦15を蓋体3に対して装着するにあ
たつては、押釦15の所定位置以外の場所から係
止部18,18に対する係合部25,25の装着
を行うようにしたものであつても、係止部18,
18に対して係合部25,25を合着させた後
は、単に押釦15の自由端を所定方向に向けて移
動させるだけの簡単な手段によつて、押釦15に
おける傾斜案内面29が係止片20を弾力的に排
除して、押釦15は、それ自体の所定位置へ向け
て移動させることができ、蓋体3に対する押釦1
5の装着も極めて簡単になし得て、しかもその装
着が終つた状態では、前記した効果すなわち所定
範囲内でのみ揺動し、本体2に対する蓋体3の装
着を妨害するような所定範囲を越えての下動を防
止できる効果をもたらす構造上の特長もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はイ
ンターホンの斜視図、第2図は縦断面図、第3図
は押釦の押込状態を示す縦断面図、第4図は本体
に蓋体を含着させる状態を示す縦断面図、第5図
は押釦と蓋体における押釦の装着場所との関係を
示す分解斜視図、第6図は押釦の装着状態を示す
底面図、第7図、第8図は押釦の装着過程を示す
図、第9図は同拡大断面図、第10図はX−X線
断面図、第11図は押釦の装着過程における軸片
と軸穴と受止片との関係を示す図。 2……本体、3……蓋体、9……可動部材、1
5……押釦、19……軸片、26……軸穴、27
……案内溝、20……受止片、28……係合段
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部に電子機器を収納し得るに充分な空間を
    有する電子機器ケースは、上方を開口した本体
    と、上記本体の開口部を塞ぎ得る大きさであつ
    て、その開口部に対して合着一体化させるように
    した蓋体とから構成されており、上記蓋体には押
    釦装着用の透孔を設けるとともに、その透孔には
    一端部を上記透孔縁部に枢着し、他端部が上下動
    自在に構成された押釦を、上記押釦を外部から作
    動操作することによつて、その押釦を介して電子
    機器ケース内に配設されている可動部材を作動さ
    せ得るように存置させてある電子機器ケースにお
    いて、上記押釦の枢着状態は上記の押釦の一端部
    に設けた二つの持出状のアームの先端部の外面側
    に夫々係合部を備えさせ、一方、透孔縁部側には
    上記両係合部に夫々対向させる二つの係止部を備
    えさせ、上記係合部と係止部とは、一方に軸片を
    形成し、他方に対応させる軸穴を形成して該軸片
    が軸穴に挿入された状態でもつて上記押釦の枢着
    支持を可能に構成し、さらに、上記アームの先端
    には係合段部を形成させる一方、蓋体側には、上
    記押釦が最押込位置を越えるときには上記係合段
    部に自体の先部が当接してアームの過回動を防止
    できるように蓋体側から樹立させた受止片を備え
    させ、さらに、上記の軸穴の縁には上記の軸片を
    軸穴に向けて導入し得るように案内溝を形成さ
    せ、しかも案内溝の方向は、上記押釦をアームが
    先行する状態でもつて蓋体内面に近ずける場合に
    その進行軌跡に平行する方向に形成してあり、そ
    の上、上記進行状態でもつて枢着した押釦を定常
    位置に回動する際に上記受止片と対向するアーム
    の先部には受止片の先を係合段部に案内し得るよ
    うにした傾斜案内面を形成してあることを特徴と
    する電子機器ケース。
JP17427582A 1982-10-04 1982-10-04 電子機器ケ−ス Granted JPS5963797A (ja)

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JP17427582A JPS5963797A (ja) 1982-10-04 1982-10-04 電子機器ケ−ス

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JPS5963797A JPS5963797A (ja) 1984-04-11
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JPH0450693Y2 (ja) * 1987-09-11 1992-11-30
JP4968245B2 (ja) * 2008-11-28 2012-07-04 アイコム株式会社 カバーの取り付け構造
KR100908905B1 (ko) * 2008-12-23 2009-07-23 (주)일산금속 우수통
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