JPH02138709A - 耐摩耗性高透磁率磁気記録再生ヘッド - Google Patents

耐摩耗性高透磁率磁気記録再生ヘッド

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JPH02138709A
JPH02138709A JP1262701A JP26270189A JPH02138709A JP H02138709 A JPH02138709 A JP H02138709A JP 1262701 A JP1262701 A JP 1262701A JP 26270189 A JP26270189 A JP 26270189A JP H02138709 A JPH02138709 A JP H02138709A
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Ryo Masumoto
量 増本
Yuetsu Murakami
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はNi 、Nb、P、SおよびFeよりなる耐摩
耗性高透磁率の磁気記録再生ヘッドおよびNi、Nb、
P、SおよびFeを主成分とし、副成分としてCr、M
0.Ge、Au、C0.V。
W、Cu、Ta、Mn、Al1.Si、Ti、Zr。
Hf、Sn、Sb、Ga、In、T/!、Zn。
Cd、希土類元素、白金族元素、 Be 、 Ag 。
Sr、Ba、Bの1種または2種以上を含有する耐摩耗
性高透磁率の磁気記録再生ヘッドに関するもので、その
目的とするところは、鍛造加工が容易で、実効透磁率が
大きく、飽和磁束密度が4000G以上で、(110)
 <112>+ (311) <112>の再結晶集合
組織を有する耐摩耗性高透磁率の磁気記録再生ヘッドに
関するものである。
(従来の技術) テープレコーダーなどの磁気記録再生ヘッドは交流磁界
において動作するものであるから、これに用いられる磁
性合金は高周波磁界における実効透磁率が大きいことが
必要とされ、また磁気テープが接触して摺動するため耐
摩耗性が良好であることが望まれている。現在、耐摩耗
性にすぐれた磁気ヘッド用磁性合金としてはセンダスト
(Fe−3i−Aj!系合金)およびフェライト(Mn
OZnOFezes )があるが、これらは非常に硬く
脆いため、鍛造、圧延加工が不可能で、ヘッドコアの製
造には研削、研磨の方法が用いられており、従ってその
製品は高価である。またセンダストは飽和磁束密度は大
きいが薄板にできないので高周波磁界における実効透磁
率が比較的小さい。
またフェライトは実効透磁率は大きいが、飽和磁束密度
が約4000 Gで小さいのが欠点である。他方パーマ
ロイ(Ni−Fe系合金)は飽和磁束密度は大きいが、
実効透磁率は小さく、また鍛造、圧延加工および打抜き
は容易で量産性にすぐれているが、摩耗しやすいのが大
きな欠点であり、これを改善することが強く望まれてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、先にNi−Fe−Nb系合金は鍛造加工
が容易で硬度が高く、すぐれた高透磁率合金であること
から、磁気記録再生ヘッド用磁性合金として好適である
ことを見い出し、これを特許出願した(特公昭47−2
9690号)。その後本発明者らは、Ni−Fe−Nb
系合金の摩耗について系統的な研究を行った結果、Ni
−Fe−Nb系合金の摩耗は硬度によって一義的に決定
されるものでなく、合金の再結晶集合組織と緊密な関係
があることが明らかとなった。
(問題点を解決するための手段) 本発明の特徴とする所は次の通りである。
第1発明 重量比にてNi60〜90%、Nb 0.5〜14%、
PおよびSの合計0.001〜1%(但し、S0.1%
以以下台よびSは0%を含まず)および残部Feと少量
の不純物とから、1KHzにおける実効透磁率3000
以上、飽和磁束密度40000以上で、且つ(110)
 <112>+ (311) <112>の再結晶集合
組織を有する耐摩耗性高透磁率合金よりなる磁気記録再
生ヘッド。
第2発明 重量比にてNi60〜90%、Nb 0.5〜14%、
PおよびSの合計0.001〜1%(但し、30.1%
以以下台よびSは0%を含まず)および残部Feを主成
分とし、副成分としてCr、M0.Ge、Auをそれぞ
れ7%以下、C0.Vをそれぞれ10%以下、Wを15
%以下、Cu 、Ta 、Mnをそれぞれ25%以下、
Affi、St、Ti、Zr、Hf、Sn。
Sb、Ga、   In、Tl、Zn、Cd、希土類元
素、白金族元素をそれぞれ5%以下、Be。
Ag 、Sr 、Baをそれぞれ3%以下、Bを1%以
下の1種または2種以上の合計0.01〜30%、少量
の不純物とからなり、1KHzにおける実効透磁率30
00以上、飽和磁束密度40000以上で、且つ(11
0) <112>+ (311}<112>の再結晶集
合組織を有する耐摩耗性高透磁率合金よりなる磁気記録
再生ヘッド。
(作 用) 一般に摩耗現象は合金結晶の方位によって大きな差異が
あり、結晶異方性が存在することが知られているが、N
i−Fe−Nb系合金においては(100}<001>
再結晶集合組織はIγ耗し易く、(110}<112>
とこの<112>方位を軸として多少回転した(311
1 <112>の再結晶集合組織が耐摩耗性にすぐれて
いることが明らかとなった。すなわち、Ni−Fe−N
b系合金は(110}<112>+{311}<112
>の再結晶集合組織を形成させることによって耐摩耗性
が著しく向上することを見い出したのである。
本発明者らはこの知見に基づいて、Ni−FeNb系合
金の+110) <112>++3111 <112>
の再結晶集合組織を形成させるための研究を幾多遂行し
た結果、これにPおよびSの合計0.001〜1%(但
し、S0.1%以下、PおよびSは0%を含まず)添加
すると[100) <001>再結晶集合組織の発達は
抑制され、(110) <112>+ (311) <
112>の再結晶集合Ni織の形成が著しく促進するこ
とを見い出したのである。すなわちNi−Fe2元系合
金は冷間圧延加工すると(110) <112>+{1
12] <Hl>の加工集合組織が生じるが、これを高
温加熱すると(100}<001>再結晶集合組織が発
達することが知られている。しかし、これにNbを添加
すると積層欠陥エネルギーが低下するが、さらにこれに
PおよびSの合計0.001〜1%(但し、S0.1%
以下PおよびSは0%を含まず)添加すると、リン化物
および硫化物が粒界に析出して粒界エネルギーが低下し
て、二次再結晶において(100) <001>再結晶
集合組織の発達を強く抑制し、+1101 <112>
+{311}<112>の再結晶集合組織の成長が優先
的に促進され、+110) <112>+ f]1) 
<112>の再結晶集合組織が形成されて、耐摩耗性が
著しく向上する。またNi−Fe−Nb系合金にPおよ
びSを添加すると硬いリン化物および硫化物がマトリッ
クス中にも析出し、耐摩耗性の向上に寄与するとともに
、これらの射弾磁性および非強磁性の微細なリン化物お
よび硫化物の分散析出によって磁区が分割されて、交流
磁界における渦電流損失が減少し、このために実効透磁
率が増大することも見い出した。
要するにNbとPおよびSの相乗的効果により、(11
0}<112>+ (31L) <112>の再結晶集
合組織が発達するとともに実効透磁率が増大し、耐摩耗
性のすぐれた高透磁率磁性合金が得られるのである。
本発明の合金を造るには、Ni60〜90%、Nb01
5〜14%、PおよびSの合計0.001〜1%(但し
、30.1%以下PおよびSは0%を含まず)および残
部Feの適当量を空気中、好ましくは非酸化性雰囲気(
水素、アルゴン、窒素など)中あるいは真空中において
適当な溶解炉を用いて熔解する。或いは又、上記合金に
副成分としてCr 、 Mo。
Ge、Auの7%以下、C0.Vの10%以下、Wの1
5%以下、Cu 、Ta 、Mnの25%以下、Al。
St、Ti、Zr、Hf、Sn、Sb、Ga、  In
Tn、Zn 、Cd 、希土類元素、白金族元素の5%
以下、Be、Ag、Sr、Baの3%以下、81%以下
の1種あるいは2種以上の合計0.01〜30%の所定
量を更に添加する。また、鍛造性および加工性を改善す
る為、必要に応じて脱酸剤としてC,Ca 、Mg等を
少量(各0.5%以下)添加する。かくして得た混合物
を充分に撹拌して組成的に均一な溶融合金を造る。
次にこれを適当な形および大きさの鋳型に注入して健全
な鋳塊を得、さらにこれに高温において鍛造あるいは熱
間加工を施して適当な形状のもの、例えば棒あるいは仮
となし、また、必要ならば600°C以上の温度で焼鈍
する。次いでこれに冷間圧延などの方法によって加工率
50%以上の冷間加工を施し、目的の形状のもの、例え
ば厚さ0.1 mmの薄板を造る。次にその薄板から例
えば外径45mm、内径33mmの環状板を打抜き、こ
れを水素中その他の適当な非酸化性雰囲気(水素、アル
ゴン、窒素など)中あるいは真空中で900 ’C以上
融点以下の温度で適当時間加熱し、ついで規則−不規則
格子変態点(約600°C)以上の温度から100°C
/秒〜1°C/時の組成に対応した適当な速度で冷却す
るかあるいはこれをさらに規則−不規則格子変態点(約
600°C)以下の温度で適当時間再加熱し、冷却する
。このようにして実効透磁率3000以上、飽和磁束密
度40000以上を有し、且つ(110) <112>
+ (311,) <112>の再結晶集合組織を有し
た耐摩耗性高透磁率合金の磁気記録再生ヘッドが得られ
る。
次に本発明を図面につき説明する。
第1図は80%Ni−Fe−5%Nb−P−3系合金(
但し、P : S =10 : 1 ) ニツイテ加工
率90%の冷間圧延し、1100°Cで加熱した後10
00’C/時の速度で冷却した場合の再結晶集合組織お
よび緒特性とPおよびS量との関係を示したものである
Ni−Fe−Nb系合金は冷間圧延加工すると+110
) <112>+ (112) <111>の加工集合
組織が生じるが、これを高温加熱すると(100) <
001>と(110) <112>+ (311) <
112>の再結晶集合組織が生成する。しかし、これに
PおよびSを添加すると(100}<001>再結晶集
合組織の生成が抑制され、(110) <112>±(
311) <112>の再結晶集合組織が発達し、それ
とともに摩耗量は減少する。また実効透磁率はPおよび
Sの添加によって増大するが、PおよびSの1%以上で
は鍛造加工が困難となり好ましくない。第2図は80%
NiFe−5%Nb−0,05%P−0,01%S合金
について、1100℃で加熱した場合の再結晶集合組織
および緒特性と冷間加工率との関係を示したもので、冷
間加工率の増加は[110}<112>+ (311)
 <112>の再結晶集合組織の発達をもたらし、耐摩
耗性を向上させ、実効透磁率を高める。第3図は80%
NiFe−5%Nb−0,05%p−0.oi%S合金
を冷間加工率85%で圧延した後の加熱温度と再結晶集
合組織および緒特性との関係を示したもので、加熱温度
の上昇とともに(112) <111>成分が減少し、
(110) <t12>+ (311}<112>が発
達して耐摩耗性が向上し、また実効透磁率は増大する。
第4図は合金番号? (81,5%Ni−Fe−2%N
b−0,155%P−0,022%S合金)、合金番号
45 (79,3%Ni−Fe−7%Nb−0,04%
P−0.008%S−2%Mo合金)、合金番号37 
(82%Ni−Fe−3,5%Nb−0,062%P−
0.01%S−5%■合金)について実効透磁率と冷却
速度との関係およびこれをさらに再加熱処理を施した場
合の実効透磁率(×印)を示したものである。合金の組
成に対応した最適冷却速度、最適再加熱温度および再加
熱時間が存在することが判る。
第5図は80%Ni−Fe−5%Nb−0,05%P−
0,01%S合金にCr、M0.Ge、AuあるいはC
oを添加した場合の磁気ヘッドの摩耗量の特性図で、C
r、M0.Ge、AuあるいはGoを添加すると、何れ
も実効透磁率は高くなり、摩耗量は減少するが、Cr 
、Mo 、GeあるいはAuの7%以上では飽和磁束密
度が4000 G以下となり好ましくない。またGo 
10%以上では残留磁気が大きくなり、帯磁ノイズが増
大するので好ましくない。
第6図は同じ<80%Ni−Fe−5%Nb−0,05
%P−0,01%S合金にV、 W、  Cu 、 T
aあるいはMnを添加した場合の磁気ヘッドの摩耗量お
よび実効透磁率の特性図で、V、W、Cu 、Taある
いはMnを添加すると、何れも実効透磁率は高くなり、
摩耗量は減少するが、■を10%以上、Wを15%以上
、Cu、TaあるいはMnを25%以上添加すると飽和
磁束密度が4000 G以下となり好ましくない。
第7図は同じり80%Ni−Fe−5%Nb−0,05
%P−0,01%S合金にAl、Si 、Ti 、Zr
Hf、Sn、Sb、Ga、InあるいはTI!、を添加
した場合の特性図で、A/2.Si、Ti、Zr。
Hf、Sn、Sb、Ga、InあるいはTiを添加する
と、何れも実効透磁率は高くなり、摩耗量は減少するが
、Si 、Ti 、Zr、Hf 、Ga。
Inあるいは715%以上では飽和磁束密度は4000
 G以下となり、Affi、Snあるいはsbが5%以
上では鍛造加工が困難となり好ましくない。
第8図は同じ<aO%Ni−Fe−5%Nb−0,05
%P’−0,01%S合金にZn、Cd、La、PL。
Be、Ag、Sr、BaあるいはBを添加した場合の特
性図で、Zn、Cd、La、Pt、BeAg、Sr、B
aあるいはBを添加すると、何れも実効透磁率は高くな
り、摩耗量は減少するが、Zn、Cd、La、Ptを5
%以上、Be、Sr。
Baを3%以上添加すると飽和磁束密度が4000 G
以下となり、Agを3%以上あるいはBを1%以上添加
すると鍛造加工が困難となり好ましくない。
第9図は80%Ni−Fe−5%Nb−0,05%P−
0,01%S合金を実施例1に準じて製造した場合の熱
間圧延加工の温度と再結晶集合組織および摩耗量との関
係を示す図である。80%Ni−Fe3%Nb−0,0
5%P−0,01%S合金を約1000°Cで鍛造して
厚さ7mmの板とした。さらに種々な加熱温度で厚さ1
.0 mmまで熱間圧延加工し、ついで常温で冷間圧延
加工を施して0.1mmの薄板(冷間加工率90%)と
した。この薄板を1100’cの水素中で2時間加熱後
800°C/hrの速度で常温まで冷却した場合の熱間
圧延加工の温度と再結晶集合組織および摩耗量との関係
を第9図に示した。熱間圧延加工の温度が900°C以
下では摩耗の激しい(112) <111>が残留し摩
耗量が大きいが、900°C〜1000°C間の)温度
では(110}<112>と(311}<112>の再
結晶集合Mi職が発達し摩耗量が特に小くなる。
本発明において、冷間加工は(110) <112>+
{112}<111>の集合組織を形成し、これを基と
して(110}<112>+ (311}<112>の
再結晶集合組織を発達させるために必要で、第1図およ
び第2図に見られるようにPおよびSの合計0.001
%以上において、特に加工率50%以上の冷間加工を施
した場合に(110}<112>+ (311) <1
12>の再結晶集合組織の発達が顕著で、耐摩耗性は著
しく向上し、その実効透磁率も高い、また上記の冷間加
工に次いで行われる加熱は、組織の均一化、加工歪の除
去とともに、 (110}<112>+ (311) <112>の再
結晶集合組織を発達させ、高い実効透磁率とすぐれた耐
摩耗性を得るために必要であるが、第3図に見られるよ
うに特に900°C以上の加熱によって実効透磁率およ
び耐摩耗性は顕著に向上する。
尚、上記の900”C以上1000°C以下の熱間圧延
加工と、冷間加工と、次いで行われる900 ”C以上
融点以下の加熱を繰り返し行うことは、 (110) <112>+ (311) <112>の
再結晶集合組織の集積度を高め、耐摩耗性を向上させる
ために有効である。50%以下でも(110) <11
2>+{311}<112>の再結晶集合組織が得られ
るが、本発明の技術的思想に包含されるものである。し
たがって、本発明の冷間加工率は、全製造工程における
冷間加工を総計した加工率を意味し、最終冷間加工率の
みを意味するものではない。
上記の900°C以上融点以下の温度から規則−不規則
格子変態点(約600°C)以上の温度までの冷却は、
急冷しても徐冷しても得られる磁性には大した変りはな
いが、第4図に見られるようにこの変態点以下の冷却速
度は磁性に大きな影響を及ぼす。すなわちこの変態点以
上の温度より100°C/秒〜1°C/時の組成に対応
した適当な速度で常温迄冷却することにより、地の規則
度が適度に調整され、すぐれた磁性が得られる。そして
上記の冷却速度の内100’C/秒に近い速度で冷却す
ると、規則度が小さくなり、これ以上速く冷却すると規
則化が進まず、規則度はさらに小さくなり磁性は劣化す
る。しかし、その規則度の小さい合金をその変態点以下
の200°C〜600°Cの組成に対応して、1分間以
上100時間以下再加熱し冷却すると、規則化が進んで
適度な規則度となり磁性は向上する。
他方、上記の変態点以上の温度から、例えば1”C/時
時下下速度で徐冷すると、規則化は進みすぎ、磁性は低
下する。
尚、上記の熱処理を水素が存在する雰囲気中で施すこと
は、実効透磁率を高めるのに特に効果があるので好まし
い。
(実施例) 次に本発明を実施例につき説明する。
裏絡促土 合金番号10(組成N1=80%、Nb=5%P=0.
05% S=0.01%、Fe=残部)の合金の製造 原料として99.8%純度の電解ニッケル、99.9%
純度の電解鉄、99.8%純度のニオブ、99.5%純
度の硫黄およびリン20%のニッケルーリン母合金を用
いた。試料を造るには、原料は全重量800gでアルミ
ナ坩堝に入れ、真空中で高周波誘導電気炉によって溶か
した後、よく撹拌して均質な溶融合金とした。次にこれ
を直径25mm、高さ170 mmの孔をもつ鋳型に注
入し、得られた鋳塊を約1000°Cで鍛造して厚さ約
7mmの板とした。さらに約900 ’C〜1000″
Cの間で適当な厚さまで熱間圧延し、ついで常温で種々
な加工率で冷間圧延を施して0.1mmの薄板とし、そ
れから外径45mm、内径33闘の環状板を打ち抜いた
次にこれに種々な熱処理を施して、磁気特性および磁気
ヘッドのコアとして使用した場合湿度80%、温度40
°CにおいてCrO□磁気テープによる200時間時間
後の摩耗量をタリサーフ表面粗さ計で測定を行い、第1
表のような特性を得た。
実施例2 合金番号45(組成N1=79.3%、Nb=7%。
P=0.04%、 S=0.008%、Mo=2%、 
Fe=残部)の合金の製造 原料は実施例1と同じ高純のニッケル、鉄および99.
8%純度にニオブ、硫黄、モリブデンとリン10%の銖
−リン母合金を用いた。試料の製造法は実施例1と同じ
である。試料に種々の熱処理を施して磁気特性および磁
気ヘッドのコアとして使用した場合)温度80%、温度
40°CにおいてCrO2による200時間時間後の摩
耗量の測定を行い、第2表に示すような特性が得られた
なお代表的な合金の特性は第3表に示す通りである。
上記のように本発明合金は加工が容易で、耐摩耗性にす
ぐれ、40000以上の飽和磁束密度3000以上の高
い実効透磁率、低保磁力を有しているので、磁気記録再
生ヘッドのコアおよびケース用磁性合金として好適であ
るばかりでなく、耐摩耗性および高透磁率を必要とする
一般の電磁器機の磁性材料としても好適である。
次に本発明において合金の組成をNi60〜90%、N
b0.5〜14%、PおよびSの合計0.001〜1%
(但し、S0.1%以下、PおよびSは0%を含まず)
および残部Feと限定し、これに副成分として添加する
元素をCr、M0.   Ge、Auを7%以下、C0
.Vを10%以下、Wを15%以下、Cu。
Ta、Mnを25%以下、Af、 Si 、 Ti 、
  ZrHf、Sn、Sb、Ga、In、Tl、Zn。
Cd、希土類元素、白金族元素を5%以下、Be。
Ag、Sr、Baを3%以下、Bを1%以下の1種また
は2種以上の合計で0.01〜30%と限定した理由は
各実施例、第3表および図面で明らかなように、この組
成範囲の実効透磁率は3000以上、飽和磁束密度40
000以上で、且つ(110) <112>+{311
) <112>の再結晶集合組織を有し、耐摩耗性がす
ぐれているが、この組成範囲をはずれると磁気特性ある
いは耐摩耗性が劣化するからである。
すなわち、Nb 0.5%以下およびPおよびSの合計
0.001%以下では(110}<112>+{311
}<112>の再結晶集合組織が充分発達しないので耐
摩耗性が悪く、Nb 14%以上およびPおよびSの合
計1%以上および30.1%以上では鍛造加工が困難と
なり、また実効透磁率3000以下、飽和磁束密度40
00 C以上になるからである。
そしてNi60〜90%、Nb 0.5〜14%、Pお
よびSの合計0.001〜1%(但し、30.1%以下
PおよびSは0%を含まず)および残部Feの組成範囲
の合金は、実効透磁率3000以上、飽和磁束密度40
00 C以上で、耐摩耗性がすぐれ、且つ加工性が良好
であるが、一般にこれにさらにCr 、 Mo 。
Ge、Au、W、V、   Cu、Ta、Mn、Afi
Zr、Si、Ti、   Hf、Ga、In、Tl。
Zn、Cd、希土類元素、白金族元素、Be、Ag。
Sr、Ba、B等を添加すると特に実効透磁率を高める
効果があり、COを添加すると特に飽和磁束密度を高め
る効果があり、Au 、 Mn 、 Ti 。
C0.希土類元素、Be、Sr、Ba、Bを添加すると
鍛造、加工を良好にする効果があり、ANSn、Sb、
Au、Ag、Ti 、Zn、Cd、Be。
Ta、Vの添加および副成分の各元素のリン化物および
硫化物は(110}<112>+ (311) <11
2>の再結晶集合組織を発達させ、耐摩耗性を向上する
効果がある。
(発明の効果) 要するに本発明合金は鍛造加工が容易で、(110) 
<112>+ (311) <112>の再結晶集合組
織を形成させることによって耐摩耗性がすぐれ、飽和磁
束密度が40000以上で、実効透磁率が高いので、磁
気記録再生ヘッド用磁性合金として好適であるばかりで
なく、耐摩耗性および高透磁率を必要とする一般の電磁
器機の磁性材料としても好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は80%Ni−Fe−5%Nb−P−3系合金の
緒特性とPおよびS量(但し、P:5=10:1)との
関係を示す特性図、 第2図は80%Ni−Fe−5%Nb−0,05%P−
〇、01%S合金の緒特性と冷間加工率との関係を示す
特性図、 第3図は80%Ni−Fe3%Nb−0,05%PO1
O1%S合金の緒特性と加熱温度との関係を示す特性図
、 第4図は80%Ni−Fe−5%Nb−0,05%PO
001%S合金(合金番号10) 、79.3%Ni−
Fe−7%Nb−0,04%P−0.008%S−2%
MO合金(45) 、および82%Ni−Fe−3,5
%Nb−0,062%p−0.ot%S−5%■合金(
37)の実効透磁率と冷却速度、再加熱温度および再加
熱時間との関係を示す特性図、 第5図は80%Ni−Fe−5%Nb−0,05%PO
001%S合金にCr 、Mo 、Ge 、Auあるい
はCoを添加した場合の緒特性と各元素の添加量との関
係を示す特性図、 第6図は80%Ni−Fe−5%Nb−0,05%P−
〇、01%S合金にV、W、Cu 、TaあるいはMn
を添加した場合の緒特性と各元素の添加量との関係を示
す特性図、 第7図は80%Ni−Fe−5%Nb−0,05%PO
901%S合金にA/2.Si 、Ti 、Zr、Hf
Sn、Sb、Ga、InあるいはTiを添加した場合の
緒特性と各元素の添加量との関係を示す特性図、 第8図は80%Ni−Fe−5%Nb−0,05%PO
901%S合金にZn、Cd、La、PL、BeAg 
、Sr 、BaあるいはBを添加した場合の緒特性と各
元素の添加量との関係を示す特性図、第9図は80χN
i−Fe−5%Nb−0,05%P−0,01%S合金
の熱間圧延加工温度と再結晶集合組織と摩耗量との関係
を示す特性図である。 第1図 第2図 ;今間力ロ エ壇ト (%) 第4図 】々即避浅(°C/吟) 第3図 77a部瓜度(’C) 第5図 Cr、 N0. Cre、 Co or Au (%)
第6図 第8図 第7図 第9図 を表蘭圧乏カロエ;P刀E(’(”) 平成元年12 月 2、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.重量比にてNi60〜90%、Nb0.5〜14%
    、PおよびSの合計0.001〜1%(但し、S0.1
    %以下,PおよびSは0%を含まず)および残部Feと
    少量の不純物とから、1KHzにおける実効透磁率30
    00以上、飽和磁束密度4000G以上で、且つ{11
    0}<112>+{311}<112>の再結晶集合組
    織を有する耐摩耗性高透磁率合金よりなる磁気記録再生
    ヘッド。
  2. 2.重量比にてNi60〜90%、Nb0.5〜14%
    、PおよびSの合計0.001〜1%(但し、S0.1
    %以下,PおよびSは0%を含まず)および残部Feを
    主成分とし、副成分としてCr,Mo,Ge,Auをそ
    れぞれ7%以下、Co,Vをそれぞれ10%以下、Wを
    15%以下、Cu,Ta,Mnをそれぞれ25%以下、
    Al,Si,Ti,Zr.Hf,Sn,Sb,Ga.I
    n,Tl,Zn,Cd,希土類元素、白金族元素をそれ
    ぞれ5%以下、Be,Ag,Sr,Baをそれぞれ3%
    以下、Bを1%以下の1種または2種以上の合計0.0
    1〜30%、少量の不純物とからなり、1KHzにおけ
    る実効透磁率3000以上、飽和磁束密度4000G以
    上で、且つ{110}<112>+{311}〈112
    〉の再結晶集合組織を有する耐摩耗性高透磁率合金より
    なる磁気記録再生ヘッド。
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