JPH02138523A - クラッチ装置 - Google Patents

クラッチ装置

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JPH02138523A
JPH02138523A JP63293382A JP29338288A JPH02138523A JP H02138523 A JPH02138523 A JP H02138523A JP 63293382 A JP63293382 A JP 63293382A JP 29338288 A JP29338288 A JP 29338288A JP H02138523 A JPH02138523 A JP H02138523A
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JP63293382A
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Kenichiro Ito
健一郎 伊藤
Hiromi Nojiri
博海 野尻
Tateo Adachi
健郎 安達
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NTN Corp
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、クラッチ装置に関し、特に電動パワーステ
アリング装置に適したクラッチ装置に関するものである
〔従来の技術〕
一般に、自動車の電動パワーステアリング装置において
は、ハンドル軸に接続した入力軸と車輪を操舵する出力
軸とをトーションバーで接続し、そのトーションバーの
捩れをセンサで検出し、上記トーションバーが設定角変
換れたことをセンサが検出したとき、制御装置を通じて
モータを駆動し、そのモータの回転を前記出力軸に伝え
るようにしである。
また、そのモータの回転を出力軸に伝えるトルク伝達機
構を含む駆動系に異常が発生して、手動によるハンドル
操作力が過大になり、実質的に操舵不能に陥る問題の解
決のため、モータの回転を出力軸に伝えるトルク伝達系
にクラッチを組込み、上記駆動系に異常が発生したとき
クラッチを切って駆動系を切り離すようにしている。
上記クラッチとして、電磁クラッチを使用することがで
きるが、所要の伝達トルクを得るには大形になる欠点が
ある。また、かみ合いクラッチを使用すると、かみ合い
の位置合わせ負荷時のかみ合い解除に大きな力を必要と
するなどの問題がある。
上記の問題点を解決するため、本件出願人は、2つの入
力を外部から操作することなく機械的に切換えて車輪を
操舵する出力軸に伝えることができるようにした小型の
クラッチ装置を既に提案している(特願昭62−255
21号明細書)。
第7図および第8図は、上記クラッチ装置を示す。この
クラッチ装置においては、外輪1の内周面に円筒形のカ
ム面2を設け、その外輪1の内側両端部に組込んだ2個
の軸受3.4のうち、一方の軸受3で入力軸5を支持し
、他方の軸受4で出力軸6を支持し、入力軸5には出力
軸6の端部外側に嵌まる保持器7を設け、出力軸6には
保持器7の内側に入り込む端部外周に傾斜カム面8を形
成しである。
また、保持器7には、傾斜カム面8と対向する位置にポ
ケット9を形成し、そのポケットS内にローラから成る
一対のカム部材10.10′と、そのカム部材10.1
0′をポケット9の周方向で対向する端面に押し付けて
内外のカム面2.8に対して係合しない位置に保持する
スプリング11とを組込んである。
さらに、出力軸6の端部外周にピン12を突設し、保持
器7には上記ピン12の嵌まる嵌合孔13を形成して出
力軸6と保持器7とを回転方向すきまAをもって係合し
、その回転方向すきまへの中立位置に保持するトーショ
ンバー14を人力軸5と出力軸6との間に設けである。
上記の構成から成るクラッチ装置を電動パワーステアリ
ング装置に組込む場合は、入力軸5をハンドル軸に連結
し、出力軸6を車輪を操舵する軸に連結する。そして、
トーションバー14の捩れを検出するセンサを設け、ト
ーションバー14が所定量捩れたことをセンサが検出し
たとき、制御装置を通じてモータを回転させ、そのモー
タの回転を外輪1に伝えるようにする。
上記のような組込みにおいて、ハンドル操作力がトーシ
ョンバー14の設定トルクを超えると、保持器7が出力
軸6に対して回転し、一対のカム部材10.10′のう
ち、保持器7の回転方向前側のカム部材が内外のカム面
2.8に係合してクラッチが作動する。
一方、トーションバー14の捩れを検出するセンサが作
動してモータが駆動され、このとき、すでにクラッチが
作動しているため、モータの回転は、外輪1およびカム
部材を介して出力軸6に伝達される。
このように、ハンドル操作力が設定トルクを超えると、
パワーステアリングに切り換えられるため、非常に小さ
なハンドル操作力によって車輪を操舵することができる
万一、このとき、モータを含む外輪1の駆動系に異常が
発生して作動しない場合には、ハンドルを操作すると、
保持器7が出力軸6に対して回転して一対のカム部材1
0.10′のうち、保持器7の回転方向前側のカム部材
が周方向に押されて内外のカム面2.8に係合しようと
するが、保持器7からの回転によってはクラッチは作動
せず、カム部材は外輪1のカム面2上を滑走する。
したがって、保持器7からピン12を介して出力軸6に
回転が伝達され、駆動系と遮断されていることにより、
手動によるハンドル操作力が過大となることはない。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、クラッチ装置を電動パワーステアリング装置
として使用する場合には、トーションバー14に5〜1
0″程度の捩りを与え、その設定された角度内において
クラッチを成立させる必要があり、トーションバー14
の捩り角度が小さいと、その小さな角度内で外輪駆動用
のモータの出力制御を最小から最大まで行なう必要があ
り、きわめて分解能の高いセンサが要求される。
上記クラッチ装置においては、入力軸5と保持器7とが
一体構造であるため、出力軸6に対して保持器7が回転
され、カム部材10.10′が内外のカム面2.8に係
合し、その保合状態からトーションバ−14に設定され
た捩りを与えるための保持器7の回転をスプリング11
の収縮によって吸収する必要がある。
しかし、上記クラッチ装置では、一対のカム部材10.
10′間にスプリング11を組込む構成上の問題、およ
び出力軸6の傾斜カム面8に対応してポケット9の周方
向長さを決定する寸法上の問題からスプリング11によ
って保持器7の回転を吸収することが困難になる場合が
生じる。
そこで、この発明は、上記のようなりラッチ装置をさら
に改良し、トーションバーにきわめて大きな捩り角を与
えることができるようにすることを技術的課題としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明においては、入
力軸に対して保持器を回転自在に設け、その入力軸と保
持器との間に組込んだスプリングによって入力軸の回転
を保持器に伝えるようにしたのである。
〔作用〕
上記のように構成すれば、保持器のポケット内に組込ま
れたカム部材とカム面の保合およびカム部材をカム面に
対して係合しない方向にカム部材を周方向に押すスプリ
ングの収縮によって保持器が回り止めされ、それより入
力軸がさらに回転されると、保持器との間に組込んだス
プリングが収縮され、入力軸のみをさらに回転させるこ
とができる。このため、入力軸と出力軸とを連結するト
ーションバーに大きな捩りを与えることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を第1図乃至第6図に基づいて
説明する。
第1図乃至第3図は、この発明に係るクラッチ装置の第
1の実施例を示す。この実施例において、先に述べた第
7図および第8図と同一の部品には同一の符号を付して
説明を省略する。
第1の実施例においては、第8図に示すビン12と嵌合
孔13に代えて、入力軸5の端面に角孔15を設け、そ
の角孔15に嵌まる角軸16を出力軸6の端面に形成し
て、入力軸5と出力軸6とを回転方向すきまAをもって
係合している。この回転方向すきまAは、入力軸5と出
力軸6を連結するトーションバ−14が設定量捩られる
と無くなり、角孔15と角軸16とが係合する。
保持器7′は、入力軸5に対して回転自在に支持され、
その保持器7′と入力軸5の嵌合部間にコイルスプリン
グ17が組込まれている。そのコイルスプリング17の
一端は、入力軸5に連結され、他端は保持器7′に連結
されている。保持器7′は、外輪1のカム面2に案内さ
れる。
上記のように、コイルスプリング17を用いて入力軸5
と保持器7′を連結することにより、入力軸5の回転を
コイルスプリング17を介して保持器7′に伝えること
ができると共に、保持器7′に対する入力軸5の回転を
コイルスプリング17の変形によって吸収することがで
きる。
このため、出力軸6に対して入力軸5を回転すると、そ
の入力軸5と共に保持器7′が回転し、ポケットS内に
組込まれた一対のカム部材10.10′のうち、保持器
回転方向の前側のカム部材を外輪1及び出力軸6のカム
面2.8にカム係合させることができる。また、保合状
態から入力軸5をさらに回転すると、カム部材10.1
0′間に組込んだスプリング11が収縮し、そのスプリ
ング11の収縮によって保持器7′が回り止めされても
入力軸5をさらに回転させることができる。
このため、トーションバ−14に大きな捩りを与えるこ
とができる。また、ポケットS内に組込まれたカム部材
10.10’の動き代は少なくてよ(、しかも、カム部
材10.10′間に組込むスプリング11も収縮量の小
さなスプリングを用いることができる。
第4図乃至第6図は、この発明に係るクラッチ装置の第
2の実施例を示す、この実施例においては、出力軸6の
外周に設けたカム面8を円筒状ののカム面としている。
そして、ローラから成るカム部材10,10’に代えて
スプラグから成るカム部材10“を用いている。カム部
材’10”の外径側および内径側に形成された円弧面1
8.19の半径は、外輪1と出力軸6のカム面2.8間
の寸法の%より大きくなり、両目弧面18.19の中心
を結ぶ方向の長さは、カム面2.8間の寸法より少し小
さくなっている。
このため、カム部材10″がカム面2.8の周方向に倒
れると、カム部材10″の円弧面18.19が対向する
カム面2.8に係合する。
外輪1と出力軸6との間には、径の異なる2つの保持器
20.21が組込まれ、大径側の保持器20には、上記
カム部材10“の外径側端部が嵌まるポケット22が設
けられている。
一方、小径側の保持器21には、カム部材10″の内径
側端部が嵌合するポケット23が形成されている。また
、各ポケット22には、カム部材10″をカム面2.8
に対してカム係合しない状態に保持するスプリング24
が組込まれている。
2つの保持器20.21のうち、小径側の保持器21は
、出力軸6に固定され、大径側の保持器20は、入力軸
5の端部に回転自在に嵌合されている。この大径側保持
器20の内径面には複数の突出部25が等間隔に形成さ
れ、一方、入力軸5の外周面には上記突出部25間に嵌
まる突出部26設けられ、周方向で対向する突出部25
.26間にスプリング27が組込まれている。
他の構成は、第1の実施例と同一であるため、同一部品
には、同一の符号を付して説明を省略する。
上記のように、大径側の保持器20と人力軸5との間に
スプリング27を組込んだことにより、第1の実施例と
同様に、カム部材10″がカム面2.8に係合して保持
器20が回り止めされた場合でも、その保持器20に対
して入力軸5を回転させることができるため、トーショ
ンバー14に大きな捩りを与えることができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明においては、入力軸の回転をス
プリングを介して保持器に伝えるようにしたので、トー
ションバーに大きな捩りを与えることが可能となり、ト
ーションバーの捩れ検出用のセンサとして分解能の低い
コストの安いセンサを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るクラッチ装置の第1の実施例
を示す縦断正面図、第2図は第1図の■−■線に沿った
断面図、第3図は同上のカム部材の収納部を示す断面図
、第4図は同上クラッチ装置の第2の実施例を示す縦断
正面図、第5図は第4図のV−V線に沿った断面図、第
6図は第4図の■−■線に沿った断面図、第7図は従来
のクラッチ装置を示す縦断正面図、第8図は第7図の■
−■線に沿った断面図である。 1・・・・・・外輪、     2・・・・・・カム面
、5・・・・・・入力軸、    6・・・・・・出力
軸、7、?’ 、20.21・・・・・・保持器、8・
・・・・・カム面、     S、22・・・・・・ポ
ケット、10.10′、10″・・・・・・カム部材、
IL24・・・・・・スプリング、 14・・・・・・トーションバー 15・・・・・・角孔、     16・・・・・・角
軸、17.27・・・・・・スプリング。 箒70 第8図 第1図 ′、$4図 第5図 百56図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外輪の内径面にカム面を設け、外輪と同軸上に設
    けた入力軸の端部には外輪の内側に嵌まる保持器を設け
    、入力軸と同軸上に設けた出力軸には、上記保持器の内
    側に嵌まる端部外周にカム面を設け、上記保持器にはポ
    ケットを形成し、このポケット内にカム部材と、そのカ
    ム部材を内外の上記カム面に対して係合しない位置に保
    持するスプリングとを組込み、前記入力軸と出力軸を回
    転方向すきまをもって係合し、その回転方向すきまの中
    立位置に保持するトーションバーを入力軸と出力軸との
    間に設けたクラッチ装置において、前記保持器を入力軸
    に対して回転自在に設け、その保持器と入力軸との間に
    、入力軸の回転を保持器に伝えるスプリングを組込んだ
    ことを特徴とするクラッチ装置。
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CN113618553A (zh) * 2021-08-31 2021-11-09 河北力准机械制造有限公司 一种双十字结平浮机构及加工机床

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