JPH02138287A - 新規な抗生物質oa‐6129のリン酸エステル - Google Patents

新規な抗生物質oa‐6129のリン酸エステル

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JPH02138287A
JPH02138287A JP1229262A JP22926289A JPH02138287A JP H02138287 A JPH02138287 A JP H02138287A JP 1229262 A JP1229262 A JP 1229262A JP 22926289 A JP22926289 A JP 22926289A JP H02138287 A JPH02138287 A JP H02138287A
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泰男 深川
Tomoyuki Ishikura
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な抗生物質に関し、さらに詳しくは、下記
式 で示される7−オキソ−1−アザビシクロ〔3・2・O
〕ヘプト−2−エン−2−カルボン酸骨格を有する抗生
物質は、一般に高い抗菌力とβ−ラクタマーゼ阻害活性
を有しており、従来から、発酵法、半合成法、全合成法
により各種の7−オキシ−1−アザビシクロ〔3・2・
0〕へブト2−エン−2−カルボン酸誘導体が製造され
ている〔例えば、チェナマイシン(ジャーナル・オン・
アンティビオティクス、32巻(1979年)、1〜1
2頁)、エビチェナマイシン類(第17回インターサイ
エンス・コンファランス・オン・アンテイミクロビアル
・エイゼンツ・アンド・ケモテラビー、要旨第80およ
び第81号(1977年))、N−アセチルチェナマイ
シン(西ドイツ特許第2652681号(1977年)
)、オリバニン酸類(ジャーナル・オブ・アンティビオ
ティクス、32巻(1979年)、287〜304頁>
、PS−5(ジャーナル・オブ・アンティビオティクス
、32巻(1979年)、262〜286頁>、PS−
6(特開昭54−59295号)、PS−7(特開昭5
4−92983号)など〕。
さらに、本発明者め一部は、ストレプトミセス0A−6
129菌株(微工研条寄第11号(FER)l BP−
11> )が下記式式中、Rは水素原子、水酸基又はヒ
ドロキシスルホニルオキシ基を表わす、 で示されるように7−オキソ−1−アザビシクロ〔3・
2・0〕ヘプト−2−エン−2−カルボン酸骨格の3位
にバンチチイニル基を有し且つ6位にエチル基、1−ヒ
ドロキシルエチル基又は1−ヒドロキシスルホニルオキ
シエチル基を有している点に構造的特徴を有する従来の
文献に未載の新規な抗生物質を産出することを見い出し
、これらを抗生物質0A−6129A、B及びCと命名
して先に特許出願した。(特開昭57−62280号、
開開57−70890号及び開開57−95987号参
照)。
本発明により提供される前記式(I>の化合物は、上記
抗生物質0A−6129A、B及びC(以下、総称して
[抗生物質0A−6129Jという)の−級水酸基がリ
ン酸エステルになっている点に構造的特徴を有する新規
な抗生物質である。以下これらの抗生物質のうち、6位
にエチル基を有する化合物を[抗生物質0A−6129
A−リン酸エステル]、■−ヒドロキシエチル基を有す
る化合物を「抗生物質0A−6129B−リン酸エステ
ル」、並びに1−ヒドロキシスルホニルオキシエチル基 5O20H (CH,−CH−)を有する化合物を[抗生物質0A−
6129C−リン酸エステル」と略称する。
また、これらのリン酸エステルを「抗生物質OA −6
129のリン酸エステル」と総称する。
式(’I)の新規抗生物質0A−6129のリン酸エス
テルは、従来提案されている同じ基本骨格をもつ抗生物
質に比較して安定である点でユニークであり、しかも上
記の公知文献に記載されていると同様に、強い抗菌力及
びβ−ラクタマーゼ阻害活性を有すると共に、β−ラク
タマーゼ生産菌に対するペニシリン系、セファロスポリ
ン系等の抗菌性物質の抗菌力を相乗的に増強する能力を
も併せ有しており、抗菌剤として有用である。
式(I)の化合物は、2−位のカルボキシル基及び/又
はリン酸基の塩の形態をとることもでき、かかる塩の例
としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩、リチウム
塩の如きアルカリ金属塩:カルシウム塩、マグネシウム
塩の如きアルカリ土類金属塩;アルミニウム塩の如きそ
の他の金属塩;アンモニウム塩;モノエチルアミン、ジ
メチルアミン、トリメチルアミン、モノエタノールアミ
ン、ジェタノールアミンの如く第一級、第二級又は第三
級アミンによる塩:ベンザチン塩、プロ力イン塩などの
有機塩基による塩、等が含まれ、中でも製薬学的に許容
しうる塩が好ましく、特に、ナトリウム塩、カリウノ、
塩などのアルカリ金属塩が好適である。
本発明に従えば、前記式(1)の抗生物質0A−612
9のリン酸エステルは、式(n)で示される抗生物質0
A−6129A、BまたはCを基質とした通常の酵素反
応条件下に、ATP (アデノシン−5′−トリリン酸
)の共存下でパントテン酸をリン酸化し得る微生物の培
養菌体又は該菌体の処理物で反応させることにより製造
することができる。
本発明で使用する培養菌体又は該菌体の処理物は、前述
した式(n)の化合物の一級水酸基をリン酸化し、6位
の置換基が対応する式(1)の化合物を生産する能力を
有するものである限り、どのような属に属する微生物の
菌体又は菌体処理物でも使用できるが、本発明の目的に
適する菌体又は菌体処理物は、一般にパントテン酸をリ
ン酸化し得るもの(例えば、Agricultual 
and Biological Chemistryv
o!、36.84〜92頁(1972)に記載の菌株)
を挙げることができるが、その中で、ブレビバクテリウ
ム・アンモニアゲネスATCC6871の培養菌体の洗
浄したものが有利に用いられる。
該菌体を用いた酵素反応は、p116〜8.5の緩衝液
にリン酸供与体としてATPを添加し、上記菌体を懸濁
した溶液を調製した後、式(n)で示される各化合物を
添加反応させる方法によって実施できる。
12%液は、式(I[>の化合物の安定性等を考慮して
リン酸を含有するものでp116−8,5の範囲、特に
0117〜8の範囲に調節するのが有利である。
かかる緩衝液での反応は、一般に20〜45℃、好まし
くは30〜40℃の範囲内の温度が好適であり、その反
応時間は、反応温度や使用菌体又は菌体処理物によって
異なるが通常30分〜10時間の範囲である。
また、反応を好適に行なうため、必要に応じて反応液中
高級脂肪属硫酸ナトリウム等の界面活性剤やマグネシウ
ム等の酵素活性の安定化に寄与し得る金属イオンを共存
させることができる。
なお、使用する反応条件は、使用する菌体又は菌体処理
物の特性に応じて、当業者であれば簡単な実験により、
最適条件を容易に決定することができる。
かくして生成した式(I>の化合物を反応混合物から単
離するには、反応後、濾過、遠心分離、抽出などのそれ
自体公知の分離法によって菌体又は菌体処理物を除去し
、その炉液、上澄液、抽出液などより回収される。
回収はそれ自体公知の種々の方法で行なうことができ、
特にカルボン酸型抗生物質の回収のためにしばしば利用
される方法が有利に適用される。例えば、低pHにおけ
る酢酸エチル、n−ブタノール等での溶媒抽出及びその
溶媒層から高pH水槽への転溶;活性炭、アンバーライ
トXAD (ローム・アンド・ハース社製)、ダイヤイ
オンHP−20(三菱化成社製)等による吸着と、メタ
ノール水、アセトン水等による溶出;ダウエックス1×
2(ダウケミカル社製)、QAE−セファデックスA−
25(ファルマシア社製)、DEAE−セルローズワッ
トマンDE−32(ワットマン社製)、DEAE−セフ
ァデックスA−25(ファルマシア社製)等のイオン交
換樹脂による吸着及び溶出;セファデックスG−10(
ファルマシア社製)、バイオ・ゲルP−2(バイオ・ラ
ット社製)、等にゲル濾過;セルローズ、アビセルSF
(アメリカン・ビスコース社製)等のカラムクロマトグ
ラフィー;アセトン等の溶剤添加による強制沈殿法;凍
結乾燥法、等をそれぞれ単独で或いは適宜組合せて、さ
らに場合によっては反復して使用される。
回収精製工程中の式(I)の化合物の挙動は後述するビ
オアッセイ法およびビオオートグラフィーにより定量測
定することができる。
かくして、前記した特性を有する抗生物質0A−612
9A−リン酸エステル、同0A−6129B−リン酸エ
ステル又は同0A−6129C−リン酸エステルが得ら
れる。
本抗生物質0A−6129のリン酸エステルは、一般に
遊離型のものよりも塩の形の方がより安定であるから、
後述する医薬用途に使用したり、さらに誘導体に転換す
る場合の中間体として使用したり、或いは前記した精製
工程に付する場合等においては、塩の形で処理すること
が好適である。
抗生物質0A−6129のリン酸エステルのその塩形へ
の転化はそれ自体公知の方法に従い、該抗生物質0A−
6129のリン酸エステルを無機又は有機の塩基で処理
することにより行うことができる。この造塩反応に使用
し得る無機又は有機の塩基としては、例えば、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム如きアルカ
リ金属の水酸化物;水酸化カルシウム、水酸化マグネシ
ウムの如きアルカリ土類金属の水酸化物;モノエチルア
ミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエタノ
ールアミン、ジェタノールアミン、ベンザチン、プロ力
インの如き第一級、第二級又は第三級の有機アミン等が
挙げられる。
本発明により提供される抗生物質0A−6129のリン
酸エステル又はその塩は、広範囲の抗菌活性を有し、各
種微生物、例えばスタフィロコッカス属、サルシナ属、
バチルス属等に属する陽性菌に対し非常に強い抗菌力を
示し、更に例えばアルカリ土類金属、コマモナス属等に
属するダラム陰性菌に対しても非常に強い抗菌力を示す
また、本発明の抗生物質0A−6129のリン酸エステ
ルは、例えばエシェリヒア属、クレブシェラ属、プロテ
ウス属等に属するダラム陰性菌に対してもがなり強い抗
菌力を示す。
特に、本発明の抗生物質0A−6129のリン酸エステ
ルは、β−ラクタム環を有する抗生物質に対して耐性を
有する、例えばシトロバクタ−属、10テウス属、エン
テロバクタ−属、クレブシェラ属、セラチア属等に属す
るダラム陰性細菌に対してかなり強い抗菌力を示す点、
及び哺乳動物の腎臓ホモジネートに対して安定である点
で特徴的である。
本発明の抗生物質0A−6129のリン酸エステルの抗
菌スペクトルは以下に述べる各種病原性被験菌に対する
最小発育阻止濃度の測定により立証される(第1表)。
また、本発明の抗生物質0A−6129のリン酸エステ
ルは、前述したように、従来公知の同種の抗生物質と比
較して安定であり、特に哺乳動物の腎臓ホモジネートに
対する安定性は、以下に述べる各種の被験腎臓ホモジネ
ート処理に対する残存活性の測定により明らかである(
第2表)。
(以下、余白) 第2表 抗生物質0A−6129のリン酸エステルおよび関連化
合物の各種+rf臓ホモジネートに対する安定性4(以
下、余白) 次に実施例により本発明をさらに説明する。なお、以下
の実施例において用いる抗菌活性物質の定性及び定量分
析は下記の方法で行った。
(1)ビオアッセイ法 一夜、ニュートリエンド・アガー上で培養したコマモナ
ス・テリゲナ(Comamonas terrigen
a) B−996の菌体を、ニュートリエンド・ブロス
中に懸濁させ、その苗木に由来する610nm吸光度が
、0.04を示す種母液をつくる。極東粉末ブイヨン(
極東製薬工業(11製)0.8%及びバクト・アガー(
デイフコ社製)1%よりなるとけた寒天培地に種母液1
%を接種し、これを7mlずつ9■径のベトリ皿に分注
し固化されて、コマモナス検定板とする。
(2)ビオオートグラフィー 上記ビオアッセイ法において、9■径ペトリ皿を用いる
代りにタテ32cmXヨコ24■の皿を用い、被験菌を
接種した寒天培地100m1を分注し固化させて大型検
定板をつくる。
被検液の展開後のペーパークロマト濾紙を上記で作った
大型検定板の寒天表面に張り、15分後収り除き、大型
検定板を35℃、20時間培養し、阻止帯の位置よりペ
ーパークロマト濾紙ムのRf値を算出しく定性)、且つ
阻止帯の大きさから半定量することができる。薄層クロ
マト板を用いる場合は、薄紙を介して、成分面がふれる
ように寒天表面に張り、15分後収り除き、上記と同様
操作により定性及び半定量分析を行う。
実施例 1 ブレビバクテリウム・アンモニアゲネス(ATCC68
71)の培養方法 グルコース1%、ヘフトン1.5%、K 2 HP O
40,3%、NaC1012%、MgSO4−7H20
0,02%、酵母上qス0.1%(殺菌前pH7,0>
カら成る培地5gを500m1エルレンマイヤーフラス
コに100m1ずつ分注し、120’C15分間殺菌し
た。冷却後ブレビバクテリウム・アンモニアゲネス(A
TCC6871)を無菌的に接種し、28℃で2日間振
盪培養した。培養後、遠心分離により菌体を得、−0,
01Mリン酸緩衝液(9117,1)で2回洗浄後、同
緩衝液100m1に懸濁し、凍結保存した。
実施例 2 抗生物質0A−6129A−リン酸エステルの調製AT
P (2Na塩)  300mg、Mg504−7H2
0148■を蒸留水5mlに溶解し、N a HCO3
でpHを7附近に調整後1Mリン酸緩衝液(pH7、4
) 5 ml、実施例1で得られた菌体懸濁液100m
1、ラウリル硫酸ナトリウム100■を加え良く攪拌し
た。これに抗生物質OA −6129A (Na)、!
>40■を加え35℃で4時間、ゆるやかに振盪した。
反応後遠心分離により菌体を除去し、上清を高圧濾紙電
気泳動くワットマンNo、 IF紙、1500V/30
cm、50分、pH8,6ベロナール緩衝液)で検定す
ると陽極側4onの所にわずかな原料スポット、111
の所に新らたな抗生物質0A−6129A−リン酸エス
テルのスポットが認められた。
この反応液(遠沈上清)を予め0.01 Mリン酸緩衝
液(O117,4)で平衡化したQAE−セファデック
スA−25(ファルマシア社製)カラム(3,OX40
cm>に吸着させ同緩衝液で洗浄後、同緩衝液に溶解し
たNaC1の濃度勾配により溶出した。抗生物質0A−
6129A−リン酸エステルは0.251VI附近の濃
度で溶出されるので、その活性区分を集め、予め0゜0
1Mリン酸M街液(pH7、4>で平衡化したダイヤイ
オンI−r P−20AG (三菱化製社製)カラム(
3,OX40cm)に吸着させた。これを蒸留水で溶出
し、活性区分を凍結乾燥して部分精製標品16■を得た
。本標品を蒸留水1mlに溶解し、セルロファインGC
−15−m(チッソ社製)カラム(1,9X 65cm
 >を用いてゲル濾過を行い、活性区分を凍結乾燥して
0A6129A−リン酸エステル12.9■を得た。
この抗生物質0A−6129A−リン酸エステルは次ぎ
のような諸特性を示した。
(1)紫外部吸収スペクトラム 0、01 Mリン酸緩衝液(pH7,4)中で測定λ+
aax nm:302、IF、’、:87.9(2)核
磁気共鳴スペクトラム(溶媒:D20、内部基準DSS
) δ(ppm) : 0.98(31+、t、J=7.OH2,CH2−CH
3)1.50〜2.00(2H,m、CH2−cHi 
)2.47(211t、J=6.511z、NH−CH
2−CH2−Co)2.70〜3.83(IIH,m、
 C−4H2、C−6H,5−CH。
CH2−NH,NH−CH2−CH2−Co、(3)呈
色反応 エールリッヒ試薬:陽性 塩化白金酸反応:陽性 モリブデン酸反応:陽性 ニンヒドリン反応:陰性 (4)ペーパークロマトグラフィー 東洋濾紙No、 50 展開溶媒  アセトニトリル:0.IM  Tr i 
5−HC1緩衝液(1)H7,5) :0.IM  E
DTA=120:30:1検出方法 Comamona
s terrigena B99Gによるバイオオート
グラフィー Rf値 0.03(この時抗生物質0A−6129A、
及び抗生物質PS−5のRf値はそれぞれ0.26.0
.31であった。)(5)高圧濾紙電気泳動 ワットマンNo、 1P紙 ベロナール緩衝液(pH8,6) 1500V 730cm、50分逆通 電出方法 Comamonas terrigena 
[3996によるバイオオートグラフィー 移動度 陽極側に11〜12cm (この時、抗生物質
0A−6129Aは4〜5cm、PS−5は6〜7(1
)陽極側に移動しな。
(6)フォスファターゼに対する挙動 アルカリフォスファターゼ(シグマ社P3877>処理
により分解され、抗生物質0A−6129Aを生ずる。
実施例3 抗生物質0A−6129B−リン酸エステルの調製及び
単離精製 実施例2と同様にして抗生物質0A−61291340
■をリン酸化した。反応液を菌体除去後、予め0、OI
Mリン#緩街液(pH7、4)で平衡化したQAE−セ
ファデックスA−25(ファルマシア社製)カラム(3
,OX 40cm )に吸着させた。カラムを同緩衝液
で洗浄後、同緩衝液に溶解したNaC1の濃度勾配で溶
出した。抗生物質0A−6129B−リン酸エステルは
0.35M附近で溶出されるのでその活性区分を集め、
予め0.01 Mリン酸緩衝液で平衡化したダイヤイオ
ンHP−20AG(三菱化成社製)カラム(3,OX4
0cm>に吸着させた。
同緩衝液で十分洗浄後、10%アセトンで溶出した。活
性区分を集めドライアイストラップを使用して減圧下約
1mlなるまで濃縮し、これをセルロファインGC−1
5−m(チッソ社製)カラム(1,9X65cm)でゲ
ル濾過を行った。活性区分を凍結乾燥して抗生物質0A
−6129B−リン酸エステル11.3■を得た。
得られた抗生物質0A−6129B−リン酸エステルは
以下の諸特性を示した。
(1)紫外部吸収スペクトラム 0.01Mリン酸緩衝液(pH7、4)中で測定λ11
、nm :302、E、’、:82.4(2)核磁気共
鳴スペクトラム(溶媒=D20、内部基準DSS) δ(ppm): 2.47(2N、t、J=6.5Hz、NH−CH2−
CH2−CO)2.80〜4.50(14tl、m、 
C−4H2、C−5H,C−6H1NH−CH2−CH
,−CO2 (3)呈色反応 エールリッヒ試薬:陽性 塩化白金酸反応:陽性 モリブデン酸反応:陽性 ニンヒドリン反応:陰性 (4)ペーパークロマトグラフィー 東洋濾紙No、 50 展開溶媒 アセトニトリル:0.IM  Tr i 5
−HCli街液(pH7,5) :0.1M  EDT
A=120:30:1検出方法 comamonas 
terrigena B99Bによるバイオオー1へグ
ラフィー Rf値 0.01(この時抗生物質0A−6129A、
及び抗生物質PS−5のRf値はそれぞれ(0,26,
0,31であった。)(5)高圧濾紙電気泳動 ワットマンNo、 1濾紙 ベロナール緩衝液(pH8,6> 1500V / 30cm、50分逆通電出方法 Co
mamonas terrigena B996による
バイオオー1〜グラフイー 移動度 陽極側に11〜12cm (この時、抗生物質
0A−6129Aは4〜5舗、PS−5は6〜71陽極
側に移動した。)(6)フォスファターゼに対する挙動 アルカリフォスファターゼ(シグマ社P 3877 )
処理により分解され、抗生物質0A−6129Bを生じ
る。
実施例4 抗生物質0A−6129C−リン酸エステルの調製抗生
物質0A−6129C1■(力価相当)をM15リン酸
緩衝液(p117.4)0.2mlに溶解し100mM
  ATP溶液(NaHCO3でpH6〜7に調整) 
0.05m1.100 m M  M g S O4溶
液0.05m1、実施例1と同様にして得られた菌体懸
濁液0.2mlを加え、攪拌後ラウリル硫酸ナトリウム
0.5■を添加し35℃で4時間振盪した。反応後、遠
心分離により菌体を除去し、上清について高圧r紙電気
泳動を下記の条件で行ったところ、陽極側6.5備の所
にわずかな原料スポットと9.41の所に新たな0A−
6129C−リン酸エステルのスポットが認められた。
高圧P紙電気泳動 ワットマンNo、 1$紙 ベロナール緩衝液(pH8,6) 1500V/ 30am、30分逆通 電出方法 Comamonas terrigena 
B996によるバイオオートグラフィー 移動度(全て陽極側) 抗生物質  0A−6129C6〜7備n0A−612
9C−リン酸エステル 9〜10cnlII     
OA  6129A          2〜3auノ
ア         PS   5         
             4〜5cn又、抗生物質0
A−6129C−リン酸エステル区分を切り出し、0.
01Mリン酸緩衝液(pH8,/l )て′tub出後
、アルカリフォスファターゼ(シグマ社P3877)処
理したものを再び高圧濾紙電気泳動を行ったところ、抗
生物質0A−6129Cのスポットが認められた。
本発明の原料に用いられる抗生物質0A−6129物質
の調製法を以下の参考例に示す。
参考例 (A )  500m1容エルレンマイヤーフラスコに
100tnlの下記組成の種母培地(S−1)を入れ、
常法により、120℃で15分間殺菌した。
一方、ストレピトミセス・エスピー0A−6129(S
treptomyces sp、  0A−6129)
菌株の胞子を充分着生させ、この−白金耳を上記種母培
地に接種し、28℃で48時間ロータリーシェーカー(
200rpm、振幅7 CR)振盪培養した。この種母
培養液200m1を、下記組成の種母培地(SE−4>
151を入れた30.0容ジヤー・ファーメンタ−に接
種し、28℃、400rl)mで攪拌及び7.1/ m
 i n通気の条件下に90時間通気攪拌培養を行った
。消泡剤としてシリコンKM−75(登録商標・信越化
学■製〕を0.07%使用した。
(B)上記(A)で得られた24時間培養後の種母培養
液2gを下記組成の生産培地(GM−1>  100.
f!を入れた200g容醗酵タンクに接種し、28℃、
200rpmで攪拌及び501/lll1n通気の条件
下に90時間通気攪拌培養を行った。消泡剤としてシリ
コンKM−75(前出〕を0.07%使用した。
経時的に培養液をサンプリングし、遠心分離した上澄液
についての抗菌力の測定を行った。
各時間における測定結果は、下表に示す通りであった(
抗菌力価はPS−5ナトリウム塩相当力価である)。
培養時間(時間)    抗菌力価(μa/m1)48
2・6 種母培地(S−1>の組成: 大豆粉 酵母エキストラクト ポテトスターチ Ca CO3 pH(殺菌前) 種母培地(SE−4>の組成: 牛肉エキストラクト トリプトン グルコース 溶性でんぷん 酵母エキストラクト aCO3 大豆粉 pH(殺菌前) 11.5 24.0 1.5%(W/V) 0.5     ノ1 2、On O,2n 7.0 0.3%(W/V) 0.5   77 0.5    II 2.4    n O,577 Q、4   11 Q、5    n 7.5 生産培地(GM−1)の組成: グリセリン       8.0%(W/V)魚粉  
   1.0ツノ 大豆粉          3.On CaC0,0,311 に2 HPO40,2ll Mg5o4       ′ 0.2   tt殺菌前
に、N a OH″C′pl−1を7.2に調整。
別にpus、5の0.OIHリン酸緩衝液中に溶解し、
且つオートクレーブで1k(1/cJG 、5分間殺菌
したビタミンB、2を0゜0005%(W/V)添加。
(C)上記CB)で得られた90時間培養後の醗酵液i
 oo、。
に5%(W/V)量のドブコバーライトNo、34  
(登録商標・東回パーライト■製〕を添加し、バスケッ
ト型遠心分離器で菌体を分離し、90ρの培養を液を得
な。これをダイヤイオントIP−20[登録商標・三菱
化成(珠製〕充填カラム(15X100cm>に吸着さ
せ、蒸留水5gで洗浄後、30%(V/V)アセトン水
溶出しな。1画分を1.0.I!とし、その溶出液を分
画した。バイオアッセイ活性画分8から画分15までの
合計8.09の溶出液を集め、これをダイヤイオンPA
306 S (登録商標・三菱化成側製〕充填カラム(
8X60cm>に吸着させ、蒸留水1.0Mで洗浄後、
3.0%食塩水で溶出した。500m1ずつ溶出液を分
画し、バイオアッセイ活性画分7から両分16までの合
計5.09の抗生物質0A−6129A、Bが含まれた
溶出液を集めた。
続いて、上記のPA306S充填カラムを30%食塩水
で溶出し、500m1ずつ溶出液を分画し、バイオアッ
セイ活性画分3から両分16までの合計7.Offの抗
生物質0A−6129Cが含まれた溶出液を集めた。
抗生物質0A−6129A、Bを含む溶出液5.01に
300 gの食塩を加え、ダイヤイオンHP−20充填
カラム(6X 150G+1 >に吸着させ、蒸留水5
00m1で洗浄後、濃度が0%から40%まで直線的に
増加するアセトン水合計4.O,llで溶出した。
1区分を17m1として、その溶出液を分画した。バイ
オアッセイ活性画分20から画分130までの約1.8
.0の溶出液には、主に抗生物質0A−6129Bと若
干の抗生物質0A−6129Aが含まれていた。バイオ
アッセイ活性画分131から画分170  までの約7
00m1の溶出液には0A−6129Aが含まれていた
。上記の2区分をそれぞれ凍結乾燥し、茶褐色の粉末を
得た。
抗生物質0A−6129Aの精製 CD)抗生物質0A−6129Aを主に含む溶出液を、
凍結乾燥することによって得られた茶褐色粉末を、少量
の蒸留水に溶解し、バイオゲルP−2(登録商標・バイ
オラット社製)充填カラム(8X100■)に導き、蒸
留水で展開し、バイオアッセイにより活性画分i、on
 t−集めた。この活性画分を予め、0.01)1リン
酸桜街液(pH8,4)で平衡化したQAE−セファデ
ックスA−25(登録商標・ファルマシア社製)充填カ
ラム(4X40G11>に吸着させ、上記緩衝液200
m+で洗浄後、濃度が0%から4%まで直線的に増加す
る食塩水(合計3.0.l))で溶出を行った。溶出液
を15m1ずつ分画し、バイオアッセイを行い、画分5
1から画分70まで、合計300m1の活性画分を得た
この両分を凍結乾燥し、黄褐色の粉末を得た。
この粉末を少量の蒸留水に溶解し、5gの食塩を加え、
ダイヤイオンHP−20AG(登録商標・三菱化成(…
製〕充填カラム(2X50■)に吸着させ、5%食塩水
50m1で洗浄後、蒸留水100m1で洗浄した。濃度
が0%から30%まで直線的に増加するアセトン水(合
計1.01) )で溶出し、1両分を10m1とし、そ
の溶出液を分画した。バイオアッセイにより、活性画分
35から画分45までの合計110m1を集め、これを
凍結乾燥すると黄褐色の抗生物質0A−6129Aの粗
粉末52m1が得られた。
該粉末を、少量の蒸留水に溶解し、セファデックスG−
10(登録商標・ファルマシア社製)充填カラム(2X
80cm)に導き、蒸留水で展開し、バイオアッセイに
より活性両分30rnlを集めた。この活性画分を予め
、0.0IHリン酸緩衝液(pHB、7m)で平衡化し
た QAE−セファデックスA−25(前出)充填カラ
ム(2X30cm)に吸着させ、上記緩衝液50m1で
洗浄後、濃度が0%から5%まで直線的に増加する食塩
水(合計800m1 )で溶出を行い、溶出液を5ml
ずつ分画した。バイオアッセイにより、活性画分36か
ら画分40までの合計25m1を集めた。
この両分に4gの食塩を加え、ダイヤイオンHP−20
AG〔前出〕充填カラム(2X40cm)に吸着させ、
蒸留水50m1で洗浄後、濃度O%から30%まで直線
的に増加するアセ1−ン水(合計800m1 >で溶出
し、1両分を5mlとし、その溶出液を分画した。
バイオアッセイにより、活性画分105から画分117
の合計65m1を集めた。
これを凍結乾燥することにより抗生物質0A−6129
Aの淡黄色粉末21■を得た。
得られた抗生物質0A−6129Aの凍結乾燥標品は次
の特性を示した。
(1)形状:淡黄色粉末 (2)比旋光度:〔α) P : 11.6°(Cm1
.0、o、 oiHリン酸緩衝液、pH8,4) 但し、紫外部吸収においてλ、、、X300nmのεを
5600とした時の値である。
(3)分子式 1jlj論分子式C2oH,,N、、07SNa()?
、W、−479)(4)紫外部吸収スペクトラム 0、0IHリン酸緩衝液(pH8,4)λ11、nm 
(ε)  300(5600)(5)赤外部吸収スペク
]〜ラム(K[3r)の主要ピークl 。
pH11,、Cm  。
17(30(β〜ラクタム) 1660 (アミド) 1600 (カルボキシレート〉 (6)核磁気共鳴スペクトラノ\(溶媒:D20)(内
部基準: DSS) δ(E)l)m) : 1.00(311,t、J=7.511z、  CI−
(2’−CI−h )1.60〜2.00(211,m
、    CH2−CH3)2.48(211,t、J
=7.511Z、N−CH2−CH2−CO)2.80
〜3.65(11N、m、 C−4H2、C−6HlS
−CH2−CH2−NH,NH−CH2−CH2(E)
抗生物質0A−6129Bの精製抗生物質0A−612
98を主に含む溶出液を、凍結乾燥することによって得
られた茶褐色の粉末を、少量の蒸留水に溶解し、バイオ
ゲルP−2(前出)充填カラム(8X100■)に導き
、蒸留水で展開し、バイオアッセイにより活性画分1、
ONを集めた。この活性区分を予め、O,O1Hリン酸
ffj(lq液(pH8,4)で平衡化したQAE−セ
ファデックスA−25(前出)充填カラム(4x40c
m >に吸着させ、上記緩衝液200m1で洗浄後、濃
度が0%から4%まで直線的に増加する食塩水(合計3
.0.l) )で溶出を行った。溶出液を15m1ずつ
分画し、バイオアッセイを行い、画分51から画分70
まで、合計300m1の活性画分を得た。
この粉末を少量の蒸留水に溶解し、5gの食塩水を加え
、ダイヤイオンHP−20AG (前出)充填カラム(
2X50cm>に吸着させ、5%食塩水50m1で洗浄
後、蒸留水100m1で洗浄した。濃度が0%から30
%まで直線的に増加するアセI・ン水(合計1.O,l
! >で溶出し、1両分を10m1とし、その溶出液を
分画した。バイオアッセイにより活性画分15から画分
35まで合計210m1の区分を得た。この区分を凍結
乾燥することにより抗生物質0A−6129Bの黄褐色
粉末が得られた。得られた抗生物質0A−6129Bの
凍結乾燥標品は次の特性を有した。
(1)・形状:淡黄色粉末 (2)比旋光度:〔α〕計4.7°(c=1.0,0.
01Mリン酸緩衝液、pH8,4) 但し、紫外部吸収においてλ11.3001mのεを5
400とした時の値である。
(3)分子式 理論分子式C2,H3,N、0BSNa()1.W、−
495)(4)紫外部吸収スペクトラム 0、018リン酸桜街液(pH8,/l)λ11、nm
 (e )  300(5400)(5)光外部吸収ス
ペクトラム(K B r )の主要ピークl 。
シ□、011゜ 1760(β−ラクタム) 1660 (アミド) 1600 (カルボキシレート) (6)核磁気共鳴スペクIへラム(溶媒:DzO)(内
部基準: DSS) δ(1)l)m) : し1″i3−シ 2.45(2H,t、J=7.0Ilz、 N H−C
H2−CH2−CO)3.94(IH,s、HO−CH
−CO)(F)抗生物質0A−6129Cの精製前期の
抗生物質0A−6129Cを含む溶出液7.O,llを
ダイヤイオンHP−20(前出)充填カラム(5X80
cm )に吸着させ、o、 oiHリン酸緩衝液(1)
118.4)1.鯵で洗浄後、濃度が0%から20%ま
で直線的に増加するアセトン水(合計6.0g)で溶出
液を250m1ずつ分画し、画分9から画分13までの
合計1.25Nの溶出液を得た。
この溶出液を、3%アルキルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド〔東京化成(1朱製〕を含むメチレンク
ロライド1.Ogで抽出を行い、続いて、抽出後のメチ
レンクロライド層を8%ヨウ化ナトリウム水溶液300
m1で再抽出を行った。
得られた抽出液300m1を予め0.01)1リン酸桜
街液(pl+8.4)で平衡化したバイオゲルP−2(
前出)充填カラム(8×100■)に導き、上記緩衝液
で展開し、バイオアッセイを行い、活性画分1.2gを
集めた。
この溶出液をダイヤイオンHP−20充填カラム(4X
60cm>に吸着させ、蒸留水600m1で洗浄後、濃
度が0%から10%まで直接的に変化するアセトン水(
合計3.O,Q)で溶出した。溶出液を15m1ずつ分
画し、バイオアッセイを行い、画分41から画分115
までの合計1.1.1!の活性画分を得た。この溶出液
を予め0.0IHリン酸緩衝液(pH8,4)で平衡化
したQAE−セファデックスA−25(前出)充填カラ
ム(4X40trn)に吸着させ、上記緩衝液500m
1で洗浄後、濃度が0%から5%まで直線的に増加する
食塩水(合計3.O,ll )で溶出を行った。溶出液
を15m1ずつ分画し、バイオアッセイを行い、画分1
12から画分139までの合計420m1の活性画分を
得た。次に、この活性画分に最終濃度が5%になるよう
に食塩を加え、ダイヤイオント(P−20AG (前出
〕充填カラム(3X60cm >に吸着させ、脱イオン
水で溶出をおこなった。溶出液を15m1ずつ分画し、
バイオアッセイを行い画分31から画分48まで、合計
270m1の活性画分を得な。この活性画分を凍結乾燥
し、135■の黄褐色の粉末を得た。
この粉末135■を少量の蒸留水に溶解し、セファデッ
クスG−10(前出)充填カラム(2X70(1))に
導き、蒸留水で展開し、バイオアッセイを行い、活性画
分合計68m1を得な。
これを予め0.0IHリン酸緩衝液(pH8,d)で平
衡化したQAE−セファデックスA−25充填カラム(
llX30cm >に吸着させ、上記緩衝液800m1
で洗浄後、濃度が0から5%まで直接的に増加する食塩
水(合計2./1.1!>で溶出しな。溶出液を13m
1ずつ分画し、バイオアッセイを行い、画分118から
画分139まで合計286m1を得た。
これに、最終濃度が5%になるように食塩を加え、ダイ
ヤイオンHP−20AG充填カラム(3X60cm )
に吸着させ脱イオン水で溶出を行った。溶出液を10m
1ずつ分画し、300nmに、紫外部極大吸収を有する
両分を合計90m1集めた。
これを、凍結乾燥し、18■の淡黄色の抗生物質0A−
6129C粉末を得た。
得られた抗生物質0A−6129Cの凍結乾燥標品は次
の十l性を示した。
(1)形状:淡黄色粉末 (2)比旋光度:〔α〕P  17.4″(C−0,5
5、O,OINリン酸緩衝液、pH8,2) (3)元素分析値(C20H29N3011S2 Na
2 ’ 2H20として) 計算値 C37,91%、8 5.25%、N  6.
63%、310.12% 分析値 C37,61%、H5,00%、N  6.3
8%、3 9.52% (4)分子i  597.5731 (分子式C2oH
2,N301,52Na(5)紫外部吸収スペクトラム 0、01)fリン酸緩衝液(pH8,4)λ、、、 n
m (ε) : 300.5(7600)(6)光外部
吸収スペクトラム(K B r )の主要ピークl 。
νl、(ffll   + 1750(β−ラクタム) 1660〜1595 (アミド、カルボキシレート〉1
250〜1220 (硫酸エステル)(7)核磁気共鳴
スペクトラム(溶媒: D 20 )(内部基準: D
SS) δ(ppm) : NH−CH2−CH2−Co、 s−c旦2−c旦2−NH) 3.83(111,dd、J=5.5tlz、J=9.
5Hz、 C3,94(ltl、s、、HO−CH−C
O)4.40〜4.43(IH,m、 C−5H)6H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rは水素原子、水酸基又はヒドロキシスルホニル
    オキシ基を表す、 で示される化合物及びそれらの塩。
JP1229262A 1989-09-06 1989-09-06 新規な抗生物質oa‐6129のリン酸エステル Granted JPH02138287A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4747843B2 (ja) * 2003-10-21 2011-08-17 セイコーエプソン株式会社 逆止弁、逆止弁を備えるポンプ

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