JPH02137963A - 転写型記録装置のシート搬送装置 - Google Patents

転写型記録装置のシート搬送装置

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JPH02137963A
JPH02137963A JP29256588A JP29256588A JPH02137963A JP H02137963 A JPH02137963 A JP H02137963A JP 29256588 A JP29256588 A JP 29256588A JP 29256588 A JP29256588 A JP 29256588A JP H02137963 A JPH02137963 A JP H02137963A
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JP
Japan
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recording sheet
sheet
peeling
transfer
radius
Prior art date
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Pending
Application number
JP29256588A
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English (en)
Inventor
Eiichi Tanabe
田邉 栄一
Yoshiaki Hatano
喜章 波多野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱転写、加圧転写等の転写型記録装置のシー
ト搬送装置に関し、とくに転写装置の前後において転写
シートと記録シートを密着した状態で搬送する方式のシ
ート搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
転写型記録装置、たとえば熱転写方式の複写機における
シート搬送装置の構造は、第4図に示すようなものとな
っている。
同図において、供給ロール11と巻取りロール12との
間に転写シートとしてのインクドナーフィルム10が巻
き掛けられており、供給ロール11から弓き出されたイ
ンクドナーフィルム10が順次巻取りロール12に巻き
取られて回収されるようになっている。供給ロール11
から引き出されたインクドナーフィルムlOは、ロール
18.19を介し、別系統から供給される記録シート2
0と密着した状態となってサーマルヘッド21位置に至
っている。そして、プラテンローラ13によってインク
ドナーフィルムlOと記録シート20とがサーマルヘッ
ド21の発熱体23に押圧され、画像情報に基づく印字
パターンに従った発熱体23の発熱によってインクドナ
ーフィルム10のインクが流動化あるいは昇華して記録
シート20側に転写される構造となっている。
サーマルヘッド2重位置を通過したインクドナーフィル
ム10及び記録シート20は、剥離バー14の位置にお
いてその密着状態が解かれ、記録シート20は他の搬送
系に送られ、一方、インクドナーフィルム10はドライ
ブロール16.  ロール24を介して巻取りロール1
2に回収されるようになっている。前記ドライブロール
16は、ステッピングモータ250回転により駆動する
駆動プーリ26にベルト27によって連結された従動ブ
ーI月5と同軸になっており、ステッピングモータ25
の回転に伴って回転するようになっている。そして、こ
のドライブロール16と押圧ローラ17とによってイン
クドナーフィルム10が挟まれており、ドライブロール
16の回転によってインクドナーフィルム10が巻取り
ロール12側に搬送される。
上記のように、図示しない給紙装置から給紙されてイン
クドナーフィルム10とともに搬送される記録シート2
0は、ロール19から剥離バー14までの間、他系から
の搬送力が作用して詣らず、インクドナーフィルム10
との摩擦力によってインクドナーフィルム10に対する
搬送力が記録シート20に伝達されている。
なお、サーマルヘッド21には冷却用のヒートシンク2
2が接触配置されている。また、インクドナーフィルム
10は、たとえば、厚さ2.5  μm程度のPET(
ポリエチレンテレフタレート)の耐熱フィルムの片面に
融点70℃程度の流動性インクを2.5g/m″程度塗
布した構造、あるいは、昇華性インクを塗布した構造と
なっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、サーマルヘッド21位置を通過した後の
インクドナーフィルム10と記録シート20は、剥離バ
ー14の位置で分離されるが、このとき、記録シート2
0には、第5図に矢印Fで示すようなインクドナーフィ
ルム10方向の力が加わる。
この理由について第6図を参照して以下に説明する。
インクドナーフィルム10は、たとえば、耐熱フィルム
10a上に流動性インク10bを塗布した構造となって
おり、第4図におけるサーマルヘッド21の発熱体23
により加熱された個所の流動性インクAは、耐熱フィル
ム10a から剥離し記録シート20側に付着して転写
が行われる。この転写の過程においては、加熱された個
所の流動性インクAは、図に示すように、加熱されなか
った個所の流動性インクBから引き剥がされる。このた
め、記録シート20には、第5図に矢印Fで示すような
インクドナーフィルム10方向の力が加わる。
剥離バー14の接点から下流側のガイド28までの間は
、記録シート20自体の剛性だけで直進性を保持するよ
うになっているが、上述のように、シート進行方向とほ
ぼ直角方向にインクドナーフィルム10方向に引っ張ら
れる力が作用するために、記録シー)20はインクドナ
ーフィルム10側に曲げられる。
前記矢印Fで示す剥離力の大きさは、記録シート20の
進行方向のベクトルと、インクドナーフィルム10の進
行方向のベクトルとがなす角度によって決まる。すなわ
ち、両ベクトルのなす角度が0度であれば、剥離力は0
であり、90度であれば最大となる。
ところが、従来のシート搬送装置においては、剥離バー
14として、直径3mm程度の比較的径大の丸棒が用い
られ、周面の曲率半径が4mm程度と大きいため、両ベ
クトルのなす角度が小さい。したがって、矢印Fで示す
剥離力が弱くなり、加熱された個所の流動性インクAが
剥離されにくくなり、記録シート20がインクドナーフ
ィルム10に引っ張られる状態が長く続き、それだけ記
録シート20が曲げられ易くなる。
このため、第7図に示すように、記録シート20に撓み
Cができ、その分だけ、本来の用紙搬送経路りに比べて
、記録シート20の搬送経路が長くなる。したがって、
後続する装置に送られる記録シート20の搬送タイミン
グがずれてしまい、しかもこのずれは一定ではない。
このため、たとえばカラー複写機にように、用紙搬送経
路に複数の転写装置を順次配置し、各転写装置において
、たとえば、イエロー、マゼンタ。
シアン、ブラックの色を多重転写する場合に、レジスト
レーションが一致せず色ずれが生じてしまう。すなわち
、カラー複写機おいては、隣り合う転写装置間を記録シ
ートが通過する時間は常に一定であるとして、上流側の
転写装置で転写された時からある一定時間遅延させて次
の下流側の転写装置で転写することにより、カラーレジ
ストレーションを計っている。したがって、記録シート
20の搬送タイミングがずれてしまうと、転写位置がず
れて色すれとなる。また、搬送タイミングのずれは一定
ではないため、サーマルヘッド21に供給される画像信
号の遅延時間を調整して位置ずれを補正することもでき
ない。
そこで本発明は、剥離バーの形状を、記録シートと転写
シートの剥離が短時間で行われるような形状とし、剥離
時の記録シートの姿勢を安定化することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の転写型記録装置のシート搬送装置は、その目的
を達成するために、互いに密着状態にある転写後の転写
シートと記録シートとを剥離バーに沿って搬送し、該剥
離バーの位置において前記転写シートを前記記録シート
の搬送方向とは異なる方向に搬送することにより前記転
写シートと前記記録シートとを剥離する転写型記録装置
のシート搬送装置において、前記剥離バーの前記転写ソ
ートと前記記録シートとを剥離する部分の曲率半径を0
.2〜0.5mmとしたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明のシート搬送装置においては、剥離バーの転写シ
ートと記録シートを分離しようとする部分の曲率半径を
0.2〜0.5mm程度の短い曲率半径としている。こ
のため、転写シートは記録シートの搬送方向に対して大
きな角度で引かれる。したがって、転写シートは記録シ
ートから短時間で剥離され記録シートが大きく曲げられ
ることがなくなる。これにより、記録シートの直進性が
保たれ、搬送タイミングが狂うことがない。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本発明の特徴
を具体的に説明する。
第1図は本発明を適用した熱転写方式のカラー複写機の
全体構造を示す斜視図である。
複写機本体1の上面に原稿を載置するコピー・ガラス2
及び原稿カバー3が設けられている。複写機本体l内に
は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色毎
の転写装置が設置されている。同図では、前面の扉4を
開けたときに見える各転写装置用としてのインクドナー
フィルムのキャリア5a、 5b、紅及び5dを示して
おり、うちキャリア5aは複写機本体1から引き出し、
さらにガイドレール6aから取り外した状態で示してい
る。そして、これら各キャリア5a、 5b、 5c及
び5dに対して第4図に示したのと同様な配置でサーマ
ルヘッド及びバックローラが設置されている。なお、図
中10がインクドナーフィルムである。
第2図は本発明実施例におけるシート搬送装置の全体構
成を一つの転写装置について示した概略正面図である。
なお、同図において、第4図〜第7図に示した部材等に
対応するものについては、同一の符番で指示し、詳細な
説明を省略する。
本実施例においては、転写後の記録シート20をインク
ドナーフィルムlOから分離する位置に配置される剥離
バー7を、断面形状が六角形のバーとし、このバーのイ
ンクドナーフィルム10と接触する部分の角部に曲率半
径が0.2〜0.5mmの丸みを付したものとした。
第3図(a)及び(b)は剥離バー7の形状を示す正面
図及び側面図であり、第3図(C)は剥離バー7の角部
の形状及び同剥離バー7へのインクドナーフィルムlO
の接触状態を示す部分拡大図である。
本実施例の剥離バー7は、快削鋼(JIS規格SUM)
を切削加工して製作したものであり、断面形状が対辺距
離9mmの六角形で、駒部の長さが350 mmの六角
バーである。この剥離バー7は両端に段差部8を有し、
この段差部8が図示しない複写機本体lのフレームに固
定される。そして、この六角バーの各角部9を研磨して
、曲率半径Rが0.2〜0.5mmの丸みを付けている
。実際の使用時に剥離1こ寄与する角部9は6個所のう
ちの1個所だけであるが、使用中の角部9が摩耗あるい
は損耗したときに、剥離バー7を回転させて他の角部9
と切り換えて使用できるように、全部の角部9に丸みを
付けている。なお、角部9はパフ研磨した後、ニッケル
めっき等を施すことが望ましい。
上記の剥離バー7において、インクドナーフィルム10
と接触する角部に付ける丸みを、曲率半径Rが0.2〜
0.5mmの丸みとするのは、次の理由による。すなわ
ち、曲率半径Rが0,2m1Tlより小さいシャープな
エツジであると、機体の輸送時や組立て時あるいは点検
修理時等に他の部材や器具等との接触によって疵が付き
易く、また、エツジがシャープであり過ぎると、インク
ドナーフィルム10の基材であるPET(ポリエチレン
テレフタレート)がエツジで擦られて削り取られた粉が
エツジに付着し易くなる。
このような疵や付着物があると、これらの個所における
インクドナーフィルム10から記録シート20への転写
条件が他の個所と異なってしまい、記録シート20に縦
すじ、a度むら、しわ等が生じて画質が安定しなくなる
。また、手が触れたときにけがをし易いという問題があ
り、さらに加工自体も難しくなる。一方、曲率半径Rが
0.5mmよりも大きいと、前述した従来の断面円形の
バーと同様な問題を生じる。
上記のように、本発明に係る剥離バーでは、剥離バー位
置において記録シートに剥離力が作用する時間が短くな
り、記録シートが転写シートにつられて曲げられること
がなくなり、記録シートの直進性が保たれる。
な右、上記実施例おいては、剥離バーの断面形状を六角
形としたが、剥離バーの断面形状は、インクドナーフィ
ルムの方向転換に支障のない範囲で他の任意の形状とす
ることができ、また、バー自体の強度を確保できるなら
ば、中空材あるいは板材の成形体であってもよい。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明のシー)II>送装置に
ふいては、転写後の記録シートを転写シートから分離す
る位置に配置される剥離バーを、たとえば断面形状が六
角形のバーとし、このバーの転写シートと接触する部分
の角部に曲率半径が0,2〜0.5+nmの丸みを付し
たものとした。このため、剥離バー位置において記録シ
ートに剥離力が作用する時間が短くなって、記録シート
が転写シートの進行方向側に曲げられることがなくなり
、記録シートの直進性が保たれる。記録シートが曲げら
れることなく直進することによって、記録シートが下流
側の転写装置に到達する時間が一定となり、各転写装置
におけるカラーレジストレーションが良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した熱転写方式のカラー複写機の
全体構造を示す斜視図、第2図は本発明実施例における
シート搬送装置の全体構成を一つの転写装置について示
した概略正面図、第3図(a)及びら)は剥離バーの形
状を示す正面図及び側面図、第3図(C)は剥離バーの
角部の形状及び同剥離バーへのインクドナーフィルムの
接触状態を示す部分拡大図である。他方、第4図は従来
のシート搬送装置を示す図、第5図は剥離バーにおける
剥離状態を示す図、第6図はインクドナーフィルムの流
動性インクの剥離状態を詳細に示す模式図、第7図は剥
離バー位置における記録シートの撓みを説明するための
図である。 1:複写機本体      2:コピー・ガラス3:原
稿カバー      4:扉 5a〜5d:インクドナーフィルムキャリア6aニガイ
ドレール    7;剥離バー8:段差部      
  9;角部 lO:インクドナーフィルムll:供給ロール13ニブ
ラテンローラ   14:剥離バー15:従動プーリ 
     16:ドライブロール17:押圧ローラ  
    lit、 19.24:ロール20:記録シー
ト      21:サーマルヘッド22:ヒートシン
ク    23:発熱体25ニスチツピングモータ 2
6:駆動プーリ27:ベルト       28:用紙
ガイド特許出願人  富士ゼロックス 株式会社代 理
 人  小 月   益(ほか2名)第 図 第 図 (b) (C) 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、互いに密着状態にある転写後の転写シートと記録シ
    ートとを剥離バーに沿って搬送し、該剥離バーの位置に
    おいて前記転写シートを前記記録シートの搬送方向とは
    異なる方向に搬送することにより前記転写シートと前記
    記録シートとを剥離する転写型記録装置のシート搬送装
    置において、前記剥離バーの前記転写シートと前記記録
    シートとを剥離する部分の曲率半径を0.2〜0.5m
    mとしたことを特徴とする転写型記録装置のシート搬送
    装置。
JP29256588A 1988-11-18 1988-11-18 転写型記録装置のシート搬送装置 Pending JPH02137963A (ja)

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JP29256588A JPH02137963A (ja) 1988-11-18 1988-11-18 転写型記録装置のシート搬送装置

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JP29256588A JPH02137963A (ja) 1988-11-18 1988-11-18 転写型記録装置のシート搬送装置

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JPH02137963A true JPH02137963A (ja) 1990-05-28

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ID=17783415

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1270213A2 (en) * 2001-06-25 2003-01-02 Hewlett-Packard Company Sheet lamination with angular separation of carrier

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1270213A2 (en) * 2001-06-25 2003-01-02 Hewlett-Packard Company Sheet lamination with angular separation of carrier
EP1270213A3 (en) * 2001-06-25 2004-01-02 Hewlett-Packard Company Sheet lamination with angular separation of carrier

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