JPH02136414A - 遮水シートにおける欠損部の検知方法 - Google Patents

遮水シートにおける欠損部の検知方法

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JPH02136414A
JPH02136414A JP63286719A JP28671988A JPH02136414A JP H02136414 A JPH02136414 A JP H02136414A JP 63286719 A JP63286719 A JP 63286719A JP 28671988 A JP28671988 A JP 28671988A JP H02136414 A JPH02136414 A JP H02136414A
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JP
Japan
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water
impermeable sheet
gas
sheet
blowing
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JP63286719A
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Masatoshi Kushima
串間 正敏
Kazuo Toge
和男 峠
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、貯水池、廃棄物処分場等の地盤面に敷設さ
れる遮水シートの欠損箇所を検出する方法に関する。
(従来の技術) 遮水シートは、貯水池、廃棄物処分場などの底面地盤上
に敷設され、地盤面に対する水分の浸透を防止するため
のシートである。
この遮水シートは、合成ゴム系、合成樹脂系その他高分
子材料からなる遮水材料のほか、アスファルト、ゴムア
スファルト、粘土ライニング等による層状遮水材料、そ
の他ルーフィングに用いられるシート状遮水材料がある
したがって、これら遮水材料からなる遮水シートは、単
なる一枚もののシートでなく継手部を介して縦横に接ぎ
合わされた形で使用される。
したがって、継手部の処理が不適切であると、ここから
漏水する慣れがあるほか、シートそのものも敷設中に外
力によって破れ、漏水する慣れがある。
それゆえ、シートの敷設および継手部の施工後は施工不
良箇所を点検し、完全に補修した形で使用に供する必要
がある。
この点検方法としては、従来では主に目視確認によって
破損箇所の有無を点検する方法や、継手部に大気圧以上
の圧力を掛けて洩れの有無を点検する方法、あるいはそ
の逆に吸引することで洩れの有無を点検する方法、およ
び供試体を抜き取り、室内試験によって供試体の漏水の
有無を点検する方法があった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記目視確認による点検方法では確実性
がなく、気圧変動を見て洩れの有無を点検する方法では
設備上の関係で部分的な点検しか行えず、さらに供試体
の検査では、抜取り検査と同じであって、極めて大きな
全体部分を完全に網羅した検査を行うことは出来なかっ
た。
この発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、遮
水シート自体およびその継手部を含む大きな遮水面積を
同時にかつ簡便に点検できる方法を提tJζすることを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この発明は、地盤上に敷設さ
れた遮水シートの欠損部を検知する方法において、施工
時に前記遮水シートの下部と地盤面との間に予め通気性
部材からなる通気層を介在しておくとともに、遮水シー
トの敷設および継手部の施工完了後に前記通気層中に気
体を吹き込み、遮水シートの表面における気体の吹出し
部位を検出することで、該吹出し部位を欠損部として特
定するようにした。
(作 用) 以上の方法によれば、通気層中に吹き込まれた気体は、
遮水シート中の破損部分、継手不良部分等の欠損部位か
らシート表面に噴出する。
したがって、噴出する気体の色を目視確認するか、気体
の濃度を機械的検出手段によって検出することで、欠損
部位を特定できる。
(実 施 例) 以下、この考案の実施例を図面を用いて詳細に説明する
第1図、第2図はこの発明方法を谷沢地に設けられた廃
棄物最終処分場における遮水シートの欠損部を検知する
方法に適用した場合の第一実施例を示している。
図において、この廃棄物最終処分場は、出口端が人工的
に構築された堰堤1でせき止められ、これの法面Aと、
三方を天然または人工的に構築された谷沢地の法面Bで
囲われた抽鉢状の底面地盤E上に築造される。
この築造方法としては、堰堤1の施工以前の段階で通気
性の部材からなる通気層2を底面地盤E上、および法面
Bまで連続的に敷設する。
この通気層2は、例えば硬質塩化ビニールパイプ、ポリ
エチレンパイプなどの樹脂製の有孔管からなる暗渠排水
材、コンクリート製の有孔パイプ、コンクリート製の暗
渠配水管、塩化ビニール、ポリエチレン等の樹脂からな
る暗渠排水材、いわゆる吸い出し防止材と称される不織
布類、通水性の良好な砂利など、あるいはこれらの組み
合わせを選ぶことができる。
例えば、第1図中鎖線で示すように、有孔管2aを堰堤
1の下部側から対向する法面Bに向けて谷沢地の地形に
応じて亀甲形となるべく複数本敷設するとともに、その
間を砂利で埋める等の作業によって通気層2が形成され
る。
次いで、盛土などによって前記堰堤1を構築し、谷沢地
の出口端を閉塞する。
最後に、前記通気層2の上面に遮水シート3を連続して
敷設し、堰堤1の法面Aまでを覆う。
勿論、この遮水シート3は、−枚物ではなく、前述する
各種シート状遮水材料の定尺物を縦横に接ぎ合わせて一
体化したものであって、その継手部は図示しないが、接
着剤、熱融着あるいは機械的なファスナ等によって気密
に接合される。
以上の築造作業完了後に遮水シート3の検査を行う。
この検査方法は、前記堰堤1の下部の外側にでている通
気層2の端部に露出する有孔管2aの端部を煙吹込み口
としてここから気体の1種である煙を吹き込むことによ
って行われる。
煙は通気層2の内部を図中矢印方向に沿って流れ、対向
する法面Bの天端に至ると抜け、この状態は煙が遮水シ
ート3の端縁で立ちのぼることによって確認される。
そして、図に示すように遮水シート3の任意の箇所に破
れが生じていたり継手不良箇所があった場合には、この
欠損部位3aから煙が立ちのぼり、目視確認によってこ
の欠損部位3aを特定することができるのである。
そして、この欠損部位3aは遮水シート3のどの箇所で
あっても通気層2内部に充満した煙の逃げの箇所となる
ため、遮水シート3が大面積であっても同時にただちに
目視確認できる。
したがって、この欠損部位3aを補修した後に廃棄物最
終処分場として使用することができる。
第3図、第4図はこの発明を堀込み型の貯水池に適用し
た場合を示すものであって、他山10を逆台形状に掘り
込んで形成された矩形状の貯水池の底面地盤Eおよび法
面Cには前記と同様の通気性部材からなる通気層2が予
め敷設され、その上面に遮水シート3が敷設されること
によって貯水池の築造を完了する。
築造完了後は前記と同様の手順によって煙を流し、欠損
部位を特定するのであるが、この場合は遮水シート3の
底面中央部に煙吹込み口3bを開け、ここから煙を通気
層2の内部に埋設された有孔管2a内に吹き込む。
吹き込まれた煙は図中矢印に示すごとく通気層内部を伝
って四方に流れ、遮水シート3の端縁全周から排出され
る。
そして、欠損部位3aがあった場合には、この部位から
煙が立ち上ぼり、ただちにこの欠損部位を特定すること
ができるのである。
検査完了後はこの欠損部位3aおよび煙吹込み口3bを
補修することで貯水池として使用できる。
なお、前記各実施例ではこの発明の検知方法として煙を
吹き込むようにしたが、その他の着色気体、希ガス等を
用いることができる。また、希ガスを用いた場合には専
用のガス検知器を用いることで欠損部位を特定すること
ができる。
(発明の効果) 以上各実施例によって詳細に説明したように、この発明
による遮水シートにおける欠損部の検知方法にあっては
、以下の効果がある。
施工完了後に通気層中に吹き込まれた気体は、遮水シー
ト中の破損部分、継手不良部分等の欠損部位からシート
表面に噴出する。
したがって、この発明方法にあっては、噴出する気体の
色を目視確認するか、気体の濃度等を機械的検出手段に
よって検出することで、ただちに欠損部位を特定でき、
遮水シート自体およびその継手部を含む大きな遮水面積
を同時にかつ簡便に検知できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を廃棄物最終処分場に適用した場合に
おける平面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3
図はこの発明を堀込み型の貯水池に適用した場合を示す
平面図、第4図は第3図のTV−IV線断面図である。 第1図 1・・・・・・堰 堤 2a・・・有孔管 3a・・・欠損部位 10・・・地 山 A、B・・・法 面 2・・・・・・通気層 3・・・・・・遮水シート 3b・・・煙吹込み口 E・・・・・・地 盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地盤上に敷設された遮水シートの欠損部を検知す
    る方法において、施工時に前記遮水シートの下部と地盤
    面との間に予め通気性部材からなる通気層を介在してお
    くとともに、遮水シートの敷設および継手部の施工完了
    後に前記通気層中に気体を吹き込み、遮水シートの表面
    における気体の吹出し部位を検出することで、該吹出し
    部位を欠損部として特定するようにしたことを特徴とす
    る遮水シートにおける欠損部の検知方法。
JP63286719A 1988-11-15 1988-11-15 遮水シートにおける欠損部の検知方法 Expired - Lifetime JPH0647812B2 (ja)

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