JPH02136303A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH02136303A JPH02136303A JP63290936A JP29093688A JPH02136303A JP H02136303 A JPH02136303 A JP H02136303A JP 63290936 A JP63290936 A JP 63290936A JP 29093688 A JP29093688 A JP 29093688A JP H02136303 A JPH02136303 A JP H02136303A
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- belt ply
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- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 15
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 8
- 239000002356 single layer Substances 0.000 claims description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 6
- 101100506443 Danio rerio helt gene Proteins 0.000 description 2
- 101100506445 Mus musculus Helt gene Proteins 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、タイヤの本来の性能を損なうことなく耐ワン
ダリング性能を向上しうる空気入りタイヤに関する。
ダリング性能を向上しうる空気入りタイヤに関する。
近年、ラジアルタイヤを装着したトラック、バス等の大
型車両の使用比率が増加しており、これらの車の直進時
又は車線変更時においてフラッフいわゆるワンダリング
現象が見られる。「ワンダリング」とは、例えば高速自
動車道など大型のトラック、バス等の通過量が比較的多
い道路において、これ等の車両が通ることによって路面
を不均−に削られたいわゆる「わだち」と称する凹凸が
生じ、このような凹凸のある路面で車線変更するとき、
又はその凹凸とタイヤ間隔が異なる車が走行した場合に
、ハンドルがとられ、直進の保持又は車線変更に必要な
ハンドル操作が困難となる現象をいう。
型車両の使用比率が増加しており、これらの車の直進時
又は車線変更時においてフラッフいわゆるワンダリング
現象が見られる。「ワンダリング」とは、例えば高速自
動車道など大型のトラック、バス等の通過量が比較的多
い道路において、これ等の車両が通ることによって路面
を不均−に削られたいわゆる「わだち」と称する凹凸が
生じ、このような凹凸のある路面で車線変更するとき、
又はその凹凸とタイヤ間隔が異なる車が走行した場合に
、ハンドルがとられ、直進の保持又は車線変更に必要な
ハンドル操作が困難となる現象をいう。
タイヤがわだちの斜面に沿って走行するとき第6図に示
す如くタイヤTにはキャンバ角Tが付与された状態とな
る。タイヤTにはトレッドゴムの変形の大きい方、即ち
接地圧の高いショルダー側に横力が発生し、タイヤをわ
だちの傾斜方向上方に向かって押上げることとなる。こ
の横力Fをキャンバ−スラストと呼びFの大きいタイヤ
はど小さな保舵力で走行できハンドリング性、即ち耐ワ
ンダリング性に優れていることになる。
す如くタイヤTにはキャンバ角Tが付与された状態とな
る。タイヤTにはトレッドゴムの変形の大きい方、即ち
接地圧の高いショルダー側に横力が発生し、タイヤをわ
だちの傾斜方向上方に向かって押上げることとなる。こ
の横力Fをキャンバ−スラストと呼びFの大きいタイヤ
はど小さな保舵力で走行できハンドリング性、即ち耐ワ
ンダリング性に優れていることになる。
ここでバイアスタイヤとラジアルタイヤとのキャンバ−
スラストを比較するため、タイヤサイズ10.0R20
14PRのバイアスタイヤAと、該バイアスタイヤAと
同サイズかつ同一形状のラジアルタイヤBとを試作する
とともに、両者何れも荷重2700kgf、内圧6.7
5 kgf/c1flの条件のもとにキャンバ゛−角T
とそのキャンバ゛−角におけるキャンバ−スラストの大
きさとの関係を比較した。その結果を第7図のグラフに
示す。
スラストを比較するため、タイヤサイズ10.0R20
14PRのバイアスタイヤAと、該バイアスタイヤAと
同サイズかつ同一形状のラジアルタイヤBとを試作する
とともに、両者何れも荷重2700kgf、内圧6.7
5 kgf/c1flの条件のもとにキャンバ゛−角T
とそのキャンバ゛−角におけるキャンバ−スラストの大
きさとの関係を比較した。その結果を第7図のグラフに
示す。
前記グラフにおいて、例えばキャンバ−角Tが4°の場
合にはバイアスタイヤAでは横力F正の方向に67kg
fであるきの対しラジアルタイヤBでは負の方向に36
kgfの横力Fが発生している。
合にはバイアスタイヤAでは横力F正の方向に67kg
fであるきの対しラジアルタイヤBでは負の方向に36
kgfの横力Fが発生している。
このように特にラジアルタイヤにあってはワンダリング
性能の改善が必要であることが判明した。
性能の改善が必要であることが判明した。
発明者は、前記問題点を解決するため鋭意研究の結果、
トラック、パス用等力−カス及びベルト層にスチール製
のコードを用いた重荷重用のタイヤであってもベルト層
の中寸度とそのベルトコードの傾斜角度とを規制し、か
つトレッド部のゴム硬度とを高めることにより、タイヤ
の基本性能を損なうことなくワンダリング性能を向上し
うることを見出したのである。
トラック、パス用等力−カス及びベルト層にスチール製
のコードを用いた重荷重用のタイヤであってもベルト層
の中寸度とそのベルトコードの傾斜角度とを規制し、か
つトレッド部のゴム硬度とを高めることにより、タイヤ
の基本性能を損なうことなくワンダリング性能を向上し
うることを見出したのである。
本発明は、ベルト層の巾及びコードの傾きと、トレッド
部のゴム硬度とを規制することによって、ワンダリング
性を向上し、操縦の安定性を高めるとともに前記問題点
を解決しろる空気入りタイヤの提供を目的としている。
部のゴム硬度とを規制することによって、ワンダリング
性を向上し、操縦の安定性を高めるとともに前記問題点
を解決しろる空気入りタイヤの提供を目的としている。
本発明は、トレッド部からサイドウオール部を通りビー
ド部のビードコアの周りを折返しかつスチール製のカー
カスコードを具える単層のカーカスプライからなるカー
カスと、スチール製のベルトコードを有しかつ前記カー
カスの外側からトレッド面に向かってトレッド部の内方
に配される内のベルトプライ (BI)、中間のベルト
プライ(BM) 、外のベルトプライ(BO)からなる
ベルト層と有ししかも中間のベルトプライ(BM)のタ
イヤ軸方向のベルト巾(WM)はトレッド巾(WT)の
0.7倍以上かつ0.77倍以下、外のベルトプライ(
BO)のベルト巾(WO)は前記中間のベルトプライ(
BM)のベルト巾(WM)よりも小かつ内のベルトプラ
イ(BI)のベルト巾(w r )は前記外のベルトプ
ライ(WO)よりも小とする一方、中間のベルトプライ
(Bl)のベルトコードと外のベルトプライ(BO)の
ベルトコードとはタイヤ赤道に対して19°以上かつ2
3°以下で傾きかつ中間のベルトプライ(BM)のベル
トコードと外のベルトプライ (BO)のベルトコード
とは逆に傾くとともに、トレッド部のゴム硬度をJIS
A硬度で66°〜69°とした空気入りタイヤである。
ド部のビードコアの周りを折返しかつスチール製のカー
カスコードを具える単層のカーカスプライからなるカー
カスと、スチール製のベルトコードを有しかつ前記カー
カスの外側からトレッド面に向かってトレッド部の内方
に配される内のベルトプライ (BI)、中間のベルト
プライ(BM) 、外のベルトプライ(BO)からなる
ベルト層と有ししかも中間のベルトプライ(BM)のタ
イヤ軸方向のベルト巾(WM)はトレッド巾(WT)の
0.7倍以上かつ0.77倍以下、外のベルトプライ(
BO)のベルト巾(WO)は前記中間のベルトプライ(
BM)のベルト巾(WM)よりも小かつ内のベルトプラ
イ(BI)のベルト巾(w r )は前記外のベルトプ
ライ(WO)よりも小とする一方、中間のベルトプライ
(Bl)のベルトコードと外のベルトプライ(BO)の
ベルトコードとはタイヤ赤道に対して19°以上かつ2
3°以下で傾きかつ中間のベルトプライ(BM)のベル
トコードと外のベルトプライ (BO)のベルトコード
とは逆に傾くとともに、トレッド部のゴム硬度をJIS
A硬度で66°〜69°とした空気入りタイヤである。
各ベルトプライの巾寸度を前記した範囲に規制すること
によって、トレッド部のショルダ領域の剛性が小となり
、キャンバ−スラストが高まる。
によって、トレッド部のショルダ領域の剛性が小となり
、キャンバ−スラストが高まる。
又中間のベルトプライBM、外のベルトプライBOのベ
ルトコードの傾きを従来のものに比べて大きい前記の範
囲とすることによって、キャンバ−スラストが高まる。
ルトコードの傾きを従来のものに比べて大きい前記の範
囲とすることによって、キャンバ−スラストが高まる。
又トレッド部のゴム硬度を従来のものより高くかつその
範囲を前記の如く限定することによってキャンバ−スラ
ストが増大する。
範囲を前記の如く限定することによってキャンバ−スラ
ストが増大する。
従って本発明の空気入リタイヤにおいては従来の構造の
ものに比べて著しくキャンバ−スラストが大、即ちトレ
ッド部のショルダ領域に柔軟性が付与され、タイヤの本
質的な性能を保持して、わだちにおける操縦安定性を向
上し、ワンダリング性能を高めることができる。
ものに比べて著しくキャンバ−スラストが大、即ちトレ
ッド部のショルダ領域に柔軟性が付与され、タイヤの本
質的な性能を保持して、わだちにおける操縦安定性を向
上し、ワンダリング性能を高めることができる。
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図において空気入りタイヤ1はビードコア2が通る両側
のビード部3.3と該ビード部3からタイヤの半径方向
外向きにのびるサイドウオール部4と、その上端を継ぐ
トレッド部5とを有し、又前記l・レッド部5からサイ
ドウオール部4を通りビード部3の前記ビードコア2の
周りを折り返すカーカス6と該カーカス6の半径方向外
側に配されるベルト層7とを具える。
のビード部3.3と該ビード部3からタイヤの半径方向
外向きにのびるサイドウオール部4と、その上端を継ぐ
トレッド部5とを有し、又前記l・レッド部5からサイ
ドウオール部4を通りビード部3の前記ビードコア2の
周りを折り返すカーカス6と該カーカス6の半径方向外
側に配されるベルト層7とを具える。
前記カーカス6は単層のカーカスプライ9からなり、カ
ーカスプライ9はスチール製のカーカスコードを、本実
施例ではタイヤ赤道Cに対して60〜90°の角度で配
列したいわゆるラジアル方向配列体をなす。
ーカスプライ9はスチール製のカーカスコードを、本実
施例ではタイヤ赤道Cに対して60〜90°の角度で配
列したいわゆるラジアル方向配列体をなす。
前記ベルト層7は前記カーカス6の外側からトレッド面
12に向かって内のベルトプライBI。
12に向かって内のベルトプライBI。
中間のベルトプライBM、外のベルトプライBOの順に
配される。前記内のへルトプライBl、中間のベルトプ
ライBM、外のへルトプライBOは、何れも高い弾性率
を具えるスチール製のベルトコードの配列によって形成
される。
配される。前記内のへルトプライBl、中間のベルトプ
ライBM、外のへルトプライBOは、何れも高い弾性率
を具えるスチール製のベルトコードの配列によって形成
される。
内のベルトプライBIは本実施例ではそのベルトコード
をタイヤ赤道Cに対して65〜85°の範囲で傾斜させ
る。中間のベルトプライBM、及び、外のベルトプライ
BOは、各ベルトコードをタイヤ赤道Cに対して19°
以上かつ23°以下の範囲で傾けるとともに中間のベル
トプライBMのベルトコードと外のベルトプライBOの
ベルトコードとは逆に傾けている。
をタイヤ赤道Cに対して65〜85°の範囲で傾斜させ
る。中間のベルトプライBM、及び、外のベルトプライ
BOは、各ベルトコードをタイヤ赤道Cに対して19°
以上かつ23°以下の範囲で傾けるとともに中間のベル
トプライBMのベルトコードと外のベルトプライBOの
ベルトコードとは逆に傾けている。
ベルト層に関しては、本発明のように三枚のベルトプラ
イで構成されている場合には、中間のベルトプライ、外
のベルトプライの傾斜角度は通常16°前後であるが、
本願構成のように19〜23°とすることによって、後
述の具体例1に示すようにキャンバ−スラストを著しく
高めることができる。なお中間のベルトプライBM、外
のベルトプライBOのコード向きを逆にすることにより
両ベルトコードの間で三角状のトラス構成が形成さ、前
記トラス構造によってベルトプライ間の拘束力を高める
ことができる。
イで構成されている場合には、中間のベルトプライ、外
のベルトプライの傾斜角度は通常16°前後であるが、
本願構成のように19〜23°とすることによって、後
述の具体例1に示すようにキャンバ−スラストを著しく
高めることができる。なお中間のベルトプライBM、外
のベルトプライBOのコード向きを逆にすることにより
両ベルトコードの間で三角状のトラス構成が形成さ、前
記トラス構造によってベルトプライ間の拘束力を高める
ことができる。
又中間のベルトプライBMはそのタイヤ軸方向のベルト
巾WMをタイヤのトレッド巾WTに対して0.7倍以上
かつ0,77倍以下としている。
巾WMをタイヤのトレッド巾WTに対して0.7倍以上
かつ0,77倍以下としている。
中間のベルトプライBMのベルト巾WMが0.7倍以下
になれば、キャンバ−スラストは小となり、又0.77
倍を越えるとキャンバ−スラストは急激に低下する。文
殊のベルトプライBOのベルト巾WOを中間のベルトプ
ライBMのベルト巾WMに比べて小、かつ内のベルトプ
ライBIのベルト巾Wlを前記外のベルトプライBOの
それよりもさらに小とすることによって、トレッド部5
の剛性を最も有効に高めうる中間のベルトプライBMの
中寸度規制を有効ならしめ、かつショルダ領域に柔軟性
を付与でき、キャンバ−スラストをさらに向上しうる。
になれば、キャンバ−スラストは小となり、又0.77
倍を越えるとキャンバ−スラストは急激に低下する。文
殊のベルトプライBOのベルト巾WOを中間のベルトプ
ライBMのベルト巾WMに比べて小、かつ内のベルトプ
ライBIのベルト巾Wlを前記外のベルトプライBOの
それよりもさらに小とすることによって、トレッド部5
の剛性を最も有効に高めうる中間のベルトプライBMの
中寸度規制を有効ならしめ、かつショルダ領域に柔軟性
を付与でき、キャンバ−スラストをさらに向上しうる。
又ベルト層7の外側には、トレッド面12を形成するト
レッドゴム13層が配される。
レッドゴム13層が配される。
トレッドゴム層13、そのゴム硬度をJISA硬度で6
6〜69°の範囲に規制しており、その硬度範囲は通常
のタイヤが62°前後であるのに対して通常のものより
高い硬度に設定される。
6〜69°の範囲に規制しており、その硬度範囲は通常
のタイヤが62°前後であるのに対して通常のものより
高い硬度に設定される。
硬度が66°以下ならばキャンパースラストが従来のも
のと変化な(69°を越えるとキャンバ−トラストが逆
に低下する。従って硬度を66〜69°の範囲とするこ
とによってキャンパースラストを高めうるのである。
のと変化な(69°を越えるとキャンバ−トラストが逆
に低下する。従って硬度を66〜69°の範囲とするこ
とによってキャンパースラストを高めうるのである。
このようにベルト層7の中及びベルトコードの傾きを規
制することによって、トレッド部のショルダ近傍の剛性
が下がるため前記キャンパースラストが高まる。さらに
トレッド部5のゴム硬度を高めに規制することによって
、さらにキャンバ−スラストを大ならしめることができ
る。
制することによって、トレッド部のショルダ近傍の剛性
が下がるため前記キャンパースラストが高まる。さらに
トレッド部5のゴム硬度を高めに規制することによって
、さらにキャンバ−スラストを大ならしめることができ
る。
従って従来のタイヤに比べて著しい「わだち」が存在す
る路面であっても操縦安定性は確保でき、タイヤの耐ワ
ンダリング性能が著しく向上する。
る路面であっても操縦安定性は確保でき、タイヤの耐ワ
ンダリング性能が著しく向上する。
タイヤサイズ225/80R17,514PRのラジア
ルタイヤについて荷重1550kgf、内圧7.0 k
gf/c4の条件によりキャンバ−各Tを6゜とした場
合のキャンバ−スラストの変化を比較した。
ルタイヤについて荷重1550kgf、内圧7.0 k
gf/c4の条件によりキャンバ−各Tを6゜とした場
合のキャンバ−スラストの変化を比較した。
1)中間のベルトプライBMとキャンバ−スラストとの
関係 ベルト層のベルトコードの傾きを内のベルI・プライ6
76、中間のベルトプライ16°に設定し、中間のベル
トプライのベルト巾WBとトレッド巾WTとの比である
WB/WTが0.05単位で異なる複数のタイヤを試作
し、前記条件のもとでキャンバ−スラストを測定した。
関係 ベルト層のベルトコードの傾きを内のベルI・プライ6
76、中間のベルトプライ16°に設定し、中間のベル
トプライのベルト巾WBとトレッド巾WTとの比である
WB/WTが0.05単位で異なる複数のタイヤを試作
し、前記条件のもとでキャンバ−スラストを測定した。
測定結果は第3図のグラフに示す。なおキャンバ−スラ
ストは前記比WB/WTが0.65のものを100とし
て指数により表示している。比WB/WTが0.7〜0
.77の範囲においてキャンバ−スラストが著しく高い
ことが判明した。
ストは前記比WB/WTが0.65のものを100とし
て指数により表示している。比WB/WTが0.7〜0
.77の範囲においてキャンバ−スラストが著しく高い
ことが判明した。
2)中間のベルトプライ、外のベルトプライの各ベルト
コードの傾きと、キャンバ−スラストとの関係、 トレッド部のゴム硬度を67°とし、かつ中間のベルト
プライのベルト巾がトレッド巾に対して0.7倍に固定
するととともに、中間のベルトプライ、外のベルトプラ
イのコードの傾きが1°単位で異なる複数種類のタイヤ
を試作し、キャンバ−スラストを測定した。その結果は
第4図に示すグラフによって理解できるように中間のベ
ルトプライ、外のベルトプライのこと傾斜角度が何れも
19°以上かつ23°以下の範囲のものがキャンバ−ス
ラスト大となっしいる。なおグラフでは、傾斜角度が1
6°のものを100として指数で示し、数値が大なる該
キャンバ−スラストが大きいことを示している。
コードの傾きと、キャンバ−スラストとの関係、 トレッド部のゴム硬度を67°とし、かつ中間のベルト
プライのベルト巾がトレッド巾に対して0.7倍に固定
するととともに、中間のベルトプライ、外のベルトプラ
イのコードの傾きが1°単位で異なる複数種類のタイヤ
を試作し、キャンバ−スラストを測定した。その結果は
第4図に示すグラフによって理解できるように中間のベ
ルトプライ、外のベルトプライのこと傾斜角度が何れも
19°以上かつ23°以下の範囲のものがキャンバ−ス
ラスト大となっしいる。なおグラフでは、傾斜角度が1
6°のものを100として指数で示し、数値が大なる該
キャンバ−スラストが大きいことを示している。
3)トレッド部のゴム硬度とキャンパートスラストとの
関係、 中間のベルトプライの巾をトレッド巾に対して0.71
倍かつ中間のベルトプライ、外のベルトプライのベルト
コードの傾斜を夫々16°に設定するとともに、トレッ
ド部の硬さが1°単位で異なる複数種類のタイヤを試作
し、硬度とキャンバ−スラストとの関係を求めた。測定
結果は第5図のグラフで示し、硬度が66〜69°の範
囲においてキャンバ−スラストが大であることが判明し
た。
関係、 中間のベルトプライの巾をトレッド巾に対して0.71
倍かつ中間のベルトプライ、外のベルトプライのベルト
コードの傾斜を夫々16°に設定するとともに、トレッ
ド部の硬さが1°単位で異なる複数種類のタイヤを試作
し、硬度とキャンバ−スラストとの関係を求めた。測定
結果は第5図のグラフで示し、硬度が66〜69°の範
囲においてキャンバ−スラストが大であることが判明し
た。
なお図中キャンバ−スラスト比はトレッド部の硬度が6
2°のものを100として相対値で示している。
2°のものを100として相対値で示している。
このように中間のベルトプライの巾、ベルトコードの傾
き、トレッド部の硬度を規制することにらべってキャン
パースラストが大きくなり、従って耐ワンダリング性能
が向上することが判明した。
き、トレッド部の硬度を規制することにらべってキャン
パースラストが大きくなり、従って耐ワンダリング性能
が向上することが判明した。
叙上の如く本発明の空気入りタイヤは、ベルト層の中及
びそのベルトコードの傾きとトレッド部のゴム硬度を規
制することによって、わだちが存在する路面であっても
耐ワンダリング性能が向上し、直線及び車線変更時にお
ける操縦安定性を確保することができる。
びそのベルトコードの傾きとトレッド部のゴム硬度を規
制することによって、わだちが存在する路面であっても
耐ワンダリング性能が向上し、直線及び車線変更時にお
ける操縦安定性を確保することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はベル
ト層のベルトコードの構造を展開して示す平面図、第3
図は中間のベルトプライのベルト巾とキャンバ−スラス
トとの関係を示すグラフ、第4図はベルトコードの傾き
とキャンバ−スラストとの関係を示すグラフ、第5図は
トレッド部の硬度とキャンバ−スラストの関係を示すグ
ラフ、第6図はキャンバ−スラストを示す線図、第7図
はキャンバ−各とキャンバ−スラストとの関係を示すグ
ラフである。 2−・−ビードコア、 3−ビード部、4−サイドウ
オール、 5−)−レッド部、6〜 カーカス、 7
−ベルト層、 9−カーカスプライ、 BI−内のベルトプライ、B
M’−−一中間のベルトプライ、 BO−・・外のベルトプライ、 W I−1*lのベルトプライのベルト巾、WM−中間
のベルトプライのベルト巾、WO−・・外のベルトプラ
イのベルト巾、W T−)レッド巾、 C−・−タイ
ヤ赤道。 第6 第7 図 〜ヤンlマ由r(痕)
ト層のベルトコードの構造を展開して示す平面図、第3
図は中間のベルトプライのベルト巾とキャンバ−スラス
トとの関係を示すグラフ、第4図はベルトコードの傾き
とキャンバ−スラストとの関係を示すグラフ、第5図は
トレッド部の硬度とキャンバ−スラストの関係を示すグ
ラフ、第6図はキャンバ−スラストを示す線図、第7図
はキャンバ−各とキャンバ−スラストとの関係を示すグ
ラフである。 2−・−ビードコア、 3−ビード部、4−サイドウ
オール、 5−)−レッド部、6〜 カーカス、 7
−ベルト層、 9−カーカスプライ、 BI−内のベルトプライ、B
M’−−一中間のベルトプライ、 BO−・・外のベルトプライ、 W I−1*lのベルトプライのベルト巾、WM−中間
のベルトプライのベルト巾、WO−・・外のベルトプラ
イのベルト巾、W T−)レッド巾、 C−・−タイ
ヤ赤道。 第6 第7 図 〜ヤンlマ由r(痕)
Claims (1)
- 1 トレッド部からサイドウォール部を通りビード部の
ビードコアの周りを折返しかつスチール製のカーカスコ
ードを具える単層のカーカスプライからなるカーカスと
、スチール製のベルトコードを有しかつ前記カーカスの
外側からトレッド面に向かってトレッド部の内方に配さ
れる内のベルトプライ(BI)、中間のベルトプライ(
BM)、外のベルトプライ(BO)からなるベルト層と
を有ししかも中間のベルトプライ(BM)のタイヤ軸方
向のベルト巾(WM)はトレッド巾(WT)の0.7倍
以上かつ0.77倍以下、外のベルトプライ(BO)の
ベルト巾(WO)は前記中間のベルトプライ(BM)の
ベルト巾(WM)よりも小かつ内のベルトプライ(BI
)のベルト巾(WI)は前記外のベルトプライ(WO)
よりも小とする一方、中間のベルトプライ(BI)のベ
ルトコードと外のベルトプライ(BO)のベルトコード
とはタイヤ赤道に対して19°以上かつ23°以下で傾
きかつ中間のベルトプライ(BM)のベルトコードと外
のベルトプライ(BO)のベルトコードとは逆に傾くと
ともに、トレッド部のゴム硬度をJISA硬度で66°
〜69°とした空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63290936A JPH02136303A (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63290936A JPH02136303A (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02136303A true JPH02136303A (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=17762418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63290936A Pending JPH02136303A (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02136303A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006044576A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 重荷重用タイヤ |
JP4915471B1 (ja) * | 2010-11-17 | 2012-04-11 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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