JPH02135739A - 半導体集積回路の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路の製造方法

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JPH02135739A
JPH02135739A JP29040988A JP29040988A JPH02135739A JP H02135739 A JPH02135739 A JP H02135739A JP 29040988 A JP29040988 A JP 29040988A JP 29040988 A JP29040988 A JP 29040988A JP H02135739 A JPH02135739 A JP H02135739A
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layer
impurity
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JP29040988A
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Tadayoshi Takada
高田 忠良
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は縦型PNP トランジスタと通常の縦型NPN
 トランジスタとを組み込んだ半導体集積回路の製造方
法に関するものである。
(ロ)従来の技術 一般に縦型PNPトランジスタと縦型NPNトランジス
タとを組み込んだ技術としては、例えば特願昭61−6
0015号がある。
これは先ず第2図Aに示す如く、P型の半導体基板(5
1〉を用意し、この半導体基板(51)上にスピン・オ
ン・グラス膜を用いて選択的にアンチモンをデポジット
し、複数のN型の埋込み層(52)を形成し、この埋込
み層(52)を囲む前記半導体基板(51)上および所
定の前記埋込み、1(52)上にボロンをデポジットし
て、上下分離領域の下拡散層(53)および縦型PNP
 )−ランジスタのコレクタ埋込み層(54)を形成す
る。
次に、第2図Bに示す如く、前記半導体基板(51)全
面に、周知の気相成長法により、N型のエピタキシャル
層(55)を約7μmの厚さに形成する。
次に、第2図Cに示す如く、前記エピタキシャル層(5
5)表面のコレクタ埋込み層(54)に対応する領域に
、リンをイオン注入して縦型PNPトランジスタのベー
ス領域(56)を付着する。注入条件は、ドーズ量I 
Q l j 〜l Q I @c:rr+ −2、加速
電圧80〜100KeVである。
更に、第2図りに示す如く、基板全体に約1000℃、
2時間の熱処理を施すことで、上下分離領域(57)の
下拡散層(53)と縦型PNPトランジスタのコレクタ
埋込みM<54>とをエピタキシャル層(55)の厚さ
の半分以上はい上げ拡散し、同時に縦型PNPトランジ
スタのベース領域(58)をドライブインする。
この後、エピタキシャル層(55)表面より上下分離領
域(57〉の上拡散層(59)と、縦型PNP トラン
ジスタのコレクタ導出領域(60)を同時に選択拡散す
る。その結果、上下分離領域(57)を連結し、第1、
第2の島領域(61) 、 (62)を形成する。
最後に、第2図Eに示す如く、エピタキシャル層(55
)表面よりボロンを選択拡散し、第1の島領域(61)
には通常のNPN)ランジスタ(63)のベース領域(
64)を形成し、第2の島領域(62)には縦型PNP
 トランジスタ(65)のエミッタ領域(66)を形成
する。続いてリンを選択拡散して第1の島領域〈61)
にはNPN)−ランジスタ(63)のエミッタ領域(6
7)とコレクタコンタクト領域(68)を、第2の島領
域(62)には縦型PNP I−ランジスタ(65)の
ベースコンタクト領域(69)を形成する。
以上の工程により縦型PNPトランジスタ(65)と通
常のNPN)−ランジスタ(63)が形成される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述した第2図Aにおいて、アンチモンをデポジットす
る工程は、一般にスピンオングラス膜を使う。このスピ
ンオングラス膜を使った場合、半導体基板(51)の汚
れや半導体基板(51)等と反応し、ロゼツトと称する
層欠陥を生じるため、この半導体基板〈51)上にエピ
タキシャル層(55)を積層しても良好な特性を得られ
ず、例えば接合容量のノーク等の問題を発生する。
また縦型のPNPトランジスタ(65)と通常のNPN
トランジスタ(63)のN型の埋込み層(52)が同じ
不純物濃度であるため、通常のNPNトランジスタ(6
3)のコレクタ抵抗を小さくするために高不純物濃度と
すると、縦型PNP l−ランジスタ(65)に対応す
るN型の埋込み層(52)も高不純物濃度となる。その
ため、この埋込み層(52)のはい上がりが大きいため
に、埋込み層(52)上のP型のコレクタ埋込み層(5
4)のはい上がり量は小さくなり、コレクタ抵抗が大き
くなる問題を有していた。
従って従来において、NPNトランジスタのコレクタ抵
抗を小キくシようとして高濃度に不純物をデポジットす
ると、ロゼツトが生じ、しかもPNPトランジスタのコ
レクタ抵抗が大きくなる問題点を有している。
一方、第2図Aの工程で説明したスピン・才ン・グラス
膜でN型の埋込みH(52)を形成する場合、時として
この埋込み層(52)の周囲に極低濃度のP′″型の拡
散層(70)が存在することがある。
この理由として考えられる事は、例えば第1に純粋なス
ピン・オン用の5bC1*溶液が得られず、塗布液作成
当初から極く微量のボロン(B)が混在しているためで
あり、第2に拡散処理治具材料である石英ガラス等にト
ラップされて多量に存在するボロンが本工程の途中で混
在してしまうためである。従ってボロン(B)の方がア
ンチモン(Sb)より拡散係数が大きいため、P−型の
拡散層(70)が形成されてしまうことになる。
このP−型の拡散Ji(70)は、NPNトランジスタ
(63)のコレクタ抵抗を大きくし、またPNPトラン
ジスタ(65)ではP型の半導体基板(51)とPゝ型
のコレクタ埋込み層(54)を短絡してしまう問題を発
生させていた。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は前述の課題に鑑みてなされ、第2の埋込み層(
5)の不純物濃度で、第1の埋込み層(4)と第2の埋
込み層(5)を形成する不純物をデポジットした後、再
度第1の埋込み層(4)に不純物を拡散することで解決
し、またこの工程によって作られた第1の埋込み層(4
)と第2の埋込み層(5〉上に、エピタキシャル層を夫
々コレクタ、ベースとした縦型トランジスタを形成する
ことで解決するものである。
また本発明は、第1の埋込み層(4〉と第2の埋込み層
(5)を形成するために使用するスピン・オン・グラス
膜(23)を形成した後に、積極的に、このスピン・オ
ン・グラス膜(23)中に混在しているボロン(B)を
アウトデフュージョンさせることで解決するものであり
、詳しくは還元性雰囲気内で前記ボロン(B)の拡散係
数を大きくし、埋込み層(4) 、 (5)を形成する
前にこのボロンを除去するものである。
(*)作用 実験に依ればデポジットする濃度が高い程ロゼツトの発
生率が高いことが判明した。そのため第2の坤込み層(
5)を決定できる不純物濃度で設定したグラス膜は、不
純物濃度が低いのでロゼツトの発生を防止できる。
また第1の埋込み層(4)と第2の埋込み層へ夫々異な
る回数に渡り不純物を拡散することで、第1の埋込み層
(4)の不純物濃度は高く、第2の埋込み層(5)の不
純物濃度は低く設定できる。
従って第2の埋込み層(5)上に形成される第3の埋込
み層(9)のはい上がり量を大きくとれ、夫々のトラン
ジスタ(17) 、 (18)のコレクタ抵抗を小さく
できる。
また前述の還元性雰囲気内では、酸化ケイ素中のボロン
の拡散係数は大きくなるので、不要な不純物であるボロ
ンはアウトデフュージョンし、グラス膜(23)中のボ
ロン濃度は低下する。
従って前記P−型の拡散層(70)の形成を抑制できる
ことになる。
(へ)実施例 まず本発明で構成される半導体集積回路(1)の構成を
説明する。この構成は第1図にの如く、P型の半導体基
板(2)と、この半導体基板(2)上に積層されたN型
のエピタキシャル層(3)と、前記半導体基板(2)と
前記エピタキシャル層(3)との間に形成されるN3型
の第1の埋込み層(4)および第2の埋込み層(5)と
、前記第1の埋込み層(4)および第2の埋込み層(5
)の周囲に対応し、前記エピタキシャル層(3)表面よ
り前記半導体基板(2)に到達するP+型の上下分離領
域(6)によって形成される第1の島領域(7)および
第2の島領域(8)と、この第2の島領域(8)に形成
されたP”型のコレクタ埋込み層となる第3の埋込み層
(9)と、前記第1の島領域(7)の前記エピタキシャ
ル層(3)表面より前記第1の埋込み層(4)に到達す
るN1型のコレクタ導出領域(10)と、前記第1の島
領域(7)内に形成されるP型のベース領域(11)お
よびN型のエミッタ領域(12)と、前記第2の島領域
(8)の前記エピタキシャル層(3)表面より前記第3
の埋込み層(9)に到達するP+型のコレクタ導出領域
(13)と、前記コレクタ導出領域(13)で囲まれる
N型のベース領域(14)と、このベース領域(14)
内に形成されるN+型のベースコンタクト領域(15)
およびP型のエミッタ領域(16)とにより構成される
以上の構成により第1図にの左側には通常のNPNトラ
ンジスタ(17)が、右側には縦型のPNPトランジス
タ(18)が形成される。
次に本発明の半導体集積回路の製造方法を第1図A乃至
第1図Kを参照しながら詳述する。
先ず第1図Aに示す如く、P型の半導体基板(2)を用
意し、これを約1100℃のスチーム雰囲気でシリコン
酸化膜(20)を形成する。そして第1図Bの如く前記
第1の埋込み層(4)と第2の埋込み層(5)に対応す
るシリコン酸化膜(20)を、通常の蝕刻法で蝕刻し、
第1の開口部(21)と第2の開口部(22)を形成す
る。その後第1図Cの如くアンチモン(Sb)入りのグ
ラス膜(23)をスピンコーターにより被覆し、第1図
りの如くアンチモンを半導体基板(2)にデポジットす
る。
本工程においてアンチモンのデポジットされた濃度は、
前記第2の埋込み層(5)の濃度が決定詐れる濃度とす
る。後で説明を加えるが、第2の埋込み層(5)は、縦
型PNP トランジスタ(18)のコレクタ抵抗を小さ
くするために低濃度とするので、前記第1の埋込み層(
4)と第2の埋込み層(5)の表面はロゼツトの発生が
少なくなっている。
ここでグラス膜(23)は、シラノール(Si<OH)
 a )、5bC1,を主成分とし、メタノールおよび
酢酸エチル等の溶剤が含有している。このグラス膜(2
3)は、発明を解決するための課題の欄でも述べたよう
に、ボロンが浸入していると考える。
本発明の特徴となる工程は、次工程の第1図Cでありこ
のグラス膜(23)の形成後に、前記グラス膜(23)
中のボロンをアウトデフュージョンすることにある。こ
の方法はグラス膜(23)を還元性雰囲気にさらし、こ
のグラス膜(23)中のボロンの拡散係数を大きくし、
その結果ボロンをどんどん外部へアウトデフュージョン
している。
前記拡散係数が大きくなるデータとしてはJOURNA
L OF APPLIED PHYSIC5VOL、3
5.No9SEPTEMBER1964P、2695〜
2701に詳しく述べられている。このデータによると
、酸化ケイ素中のボロンの拡散係数は、Hlの存在する
雰囲気中では、N、雰囲気に比べ約3桁大きくなると述
べられている。
本願はこの事よりシリコンの半導体基板(2)上に、酸
化ケイ素が主組成のグラス膜が形成されていることに着
目し、積極的にグラス膜中のボロンを外部へアウトデフ
ュージョンするものである。
ただしこの時の雰囲気は、N、ガスと水素ガス(数%)
で構成され、還元性雰囲気状態で約1000℃の温度で
処理をする。
次に、第1図Eに示す如く、前記グラス膜(23)とシ
リコン酸化膜(20)とを除去した後再度シリコン酸化
膜(24)を形成し、再度前記第1の埋込み層(4)に
対応するシリコン酸化膜(24)を蝕刻し、半導体基板
(2)を露出させて、第1の開口部(21)を形成する
0次に、第1の埋込み層(4)の不純物濃度が決定でき
るように、所定の濃度のアンチモン(Sb)を有するグ
ラス膜(23)を再度スピンコードし、前述の如く、こ
のグラス膜(23)を還元性雰囲気中で処理し、グラス
膜(23)中のボロンをアウトデフュージョンし、第1
図Fの如く、前記第1の開口部(21)の半導体基板(
2〉表面にアンチモンをデポジットする。その後前記グ
ラス膜を除去し、約1250°Cで熱処理をしアンチモ
ンを再度拡散する。
ここでグラス膜の不純物濃度は、前述同様に低濃度であ
るのでロゼツトの発生を抑制できる。
以上の工程は本発明の特徴となる点であり、第1の埋込
み層(4)は高濃度に、第2の埋込み層(5)は低濃度
に設定される。そのため後で形成されるコレクタ埋込み
層となる第2の埋込み層(5)上の第3の埋込み層(9
)のはい上がり量を大きくとれるので、縦型PNPトラ
ンジスタ(18)のコレクタ抵抗を小さくできる。しか
もロゼツトの発生が抑制できるので、コレクターエミッ
タ間のリーク電流を減少し、良好な特性のトランジスタ
を形成できる。
尚、第1図C2第1図Eで決定された第1の埋込み層(
4)の不純物濃度が未だ低い時は、第1図C2第1図E
の工程を繰り返して実現しても良い。また第2の開口部
(22)を2回以上に分け、前述したデポジット濃度よ
り低濃度でデポジットすれば更にロゼツトを減少できる
この後、第1図Gの如く、前記第1の埋込み層(4)と
第2の埋込み層(5)の周囲に形成される上下分離領域
(6)に対応するシリコン酸化膜(24)と、前記第2
の埋込みJl(5)の一部に対応するシリコン酸化膜(
24)を除去する。モしてボロン(B)の含有されたグ
ラス膜をコートシ、夫々の除去領域にボロンをデポジッ
トする。
次に、第1回目に示す如く、前工程で形成されたグラス
膜およびシリコン酸化膜(24)を、半導体基板(2)
より除去し、この半導体基板(2)上にN型のエピタキ
シャル層(3)を形成する。モし一〇第1乃至第3の埋
込み層(4) 、 (5) 、 (9)や上拡散層(2
5)を熱処理によって更に拡散する。
従ってP型の半導体基板(2)とN型のエピタキシャル
層(3)との間には、第1の埋込み層(4)、第2の埋
込み層(5)、上下分離領域(6)の上拡散層(25)
および第2の埋込み層(5)上の第3の埋込み層(9〉
が形成される。また第1の埋込み層(4)の不純物濃度
は、第2の埋込み層(5)の不純物濃度より高く設定さ
れているので、第1の埋込み層(4)の方がはい上がり
量が大きくなる。従ってコレクタ抵抗を小さくできる。
一方、第2の埋込みN(5)は第1の埋込み層(4)よ
りはい上がり量を小さくできるので、その分、第2の埋
込み層(5)上の第3の埋込み層(9)のはい上がり量
を大きくとれ、この領域(9)もコレクタ抵抗を小さく
できる。
次に、第1回目の如く、前工程によって形成されたシリ
コン酸化膜(26)を選択的に除去し、第1の埋込み層
(4)上に形成されるN4型のコレクタ導出領域(10
)に対応する領域と第3の埋込み層(9)上に形成され
るN型のベース領域け4)に対応する領域のエピタキシ
ャル層(3)を露出させる。モしてコレクタ導出領域(
10)とベース領域(14)を拡散して形成する。ここ
で拡散法としては、前述したグラス膜で拡散しても良い
し、イオン注入法等で拡散しても良い。
更に、第1図Jに示す如く、上下分離領域(6)の上拡
散層(27)および第3の埋込み層(9)に対応するコ
レクタ導出領域(13)を形成する。
本工程の拡散は、前記上下分離領域(6)の上拡散層(
27)と上拡散層(25)が到達し、且つ第3の埋込み
層(9)にはコレクタ導出領域(13)が到達するよう
に、処理される。そのため前記ベース領域(14)も破
線の如く形成される。また上下分離領域(6)によって
、第1の島領域(7)と第2の島領域(8)が形成され
る。
最後に、第1回目に示す如く、第1の島領域(7)には
P型のベース領域(11)が、第2の島領域(8)には
P型のエミッタ領域(16)が形成される。
またこの後で、前記ベース領域(11)にはN1型のエ
ミッタ領域(12)が、前記第2の島領域(8)にはN
ゝ型のベースコンタクト領域(15)が形成される。
以上の工程によって、第1の島領域(7)には縦型NP
Nトランジスタ〈17)が、第2の島領域(8)には縦
型PNP トランジスタ(18)が形成される。
(ト)発明の効果 以上の説明からも明らかな如く、先ず第1に、第2の埋
込み層(5)が決定できる低不純物濃度で、第1回目の
デポジットを行うので、第1の埋込み層(4)と第2の
埋込み層(5)のロゼツト発生が抑制でき、しかも次の
デポジットでは、第1の埋込み層(4)のみに行うので
、第1回目のデポジット濃度で足りない分を補うことに
なる。従って第2回目のデポジット濃度は低くて良く、
ここでもロゼツトの発生は抑制できる。そのためこの半
導体基板(2)上にエピタキシャル層(3)を積層して
も、層欠陥の発生が抑制できるので、第1の島領域(7
)と第2の島領域(8)に形成されるトランジスタ(1
7) 、 (18)のリークを防止できる。
第2に、第2の埋込み層(5)が決定できる濃度よりも
低い濃度で第1回目のデポジットを行い、次に第2の埋
込み層(5)を決定できる低い濃度で第2回目のデポジ
ットをし、更に第1の埋込み層(4)を決定する濃度で
、第1の埋込み層(4)のみをデポジットするというよ
うな工程、つまり第1の埋込み層(4)と第2の埋込み
層(5)のデポジット回数を複数とし、しかも第1の埋
込み層(4)と第2の埋込み暦(5)のデポジット回数
を異ならしめることで、更にロゼツト発生を防止できる
第3に、前述した如く、第1の埋込み層(4)の不純物
濃度を高く設定できるので、第1の島領域(7)に形成
されるコレクタ抵抗はノドさくできる。
また第2の埋込み層(5)の不純物濃度は低く設定でき
るので、第2の埋込み層(5)のはい上がり量を小さく
できる。従ってこの第2の埋込み層(5)上の第3の埋
込み層(9)は、第2の埋込み層(5)のはい上がり量
が小さくできる分だけ、はい上がり量を大きくできるの
で、第2の島領域(8)に形成されるトランジスタ(1
8)のコレクタ抵抗も小さくできる。
第4に、グラス膜(23)中の不要な不純物であるボロ
ンを外部へアウト・デフュージョンできるので、埋込み
層(4) 、 <5>の周りに発生するP−型の拡散層
(70)を抑制でき、NPNトランジスタ(17)のコ
レクタ抵抗は更に小きくなり、またPNPトランジスタ
(18〉ではP型の基板(2)とPゝ型の第3の埋込み
層(9)の短絡を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図A乃至第1図には本発明の半導体集積回路の製造
方法を説明する断面図、第2図A乃至第2図Eは従来の
半導体集積回路の製造方法を説明する断面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一導電型のシリコン半導体基板上にシリコン酸化
    膜を形成する第1の工程と、 前記シリコン酸化膜を蝕刻し、少なくとも第1の開口部
    と第2の開口部を形成する第2の工程と、 少なくとも前記第1の開口部と第2の開口部に逆導電型
    の第1の不純物を有し極微量の一導電型の第2の不純物
    を有したグラス膜を形成し、この不純物を前記半導体基
    板上にデポジットする第3の工程と、 前記第2の不純物をアウトデフュージョンする第4の工
    程と、 前記半導体基板上に形成されたグラス膜およびシリコン
    酸化膜を除去し、再度この半導体基板上にシリコン酸化
    膜を形成する第5の工程と、前記第1の開口部に対応す
    るシリコン酸化膜を除去する第6の工程と、 少なくとも前記第1の開口部に前記グラス膜を形成し、
    前記不純物をデポジットする第7の工程と、 前記グラス膜中の第2の不純物をアウトデ フュージョンする第8の工程とを少なくとも有すること
    を特徴とした半導体集積回路の製造方法。
  2. (2)前記第2の不純物はボロンであり、前記アウトデ
    フュージョンは、還元性雰囲気内で行なわれる請求項第
    1項記載の半導体集積回路の製造方法。
  3. (3)前記第1の開口部と第2の開口部に夫々異なる回
    数のデポジットをする請求項第2項記載の半導体集積回
    路の製造方法。
  4. (4)前記第1の埋込み層と第2の埋込み層の周囲に形
    成される上下分離領域の下拡散層と、前記第2の埋込み
    層上に一導電型の第3の埋込み層とを形成する不純物を
    形成した後に、前記半導体基板上にエピタキシャル層を
    積層し、前記第1の埋込み層上には前記エピタキシャル
    層をコレクタとした縦型トランジスタを、前記第3の埋
    込み層上にはエピタキシャル層をベースとした縦型トラ
    ンジスタを形成する請求項第2項または第3項記載の半
    導体集積回路の製造方法。
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